久保帯人とは、オサレポエマー日本の漫画家である。代表作はアニメ化・ノベライズなどもされた『BLEACH』。ファンからは師匠とか呼ばれてたり。
概要
経歴
1977年6月26日生まれ、広島県安芸郡府中町出身。アシスタント経験は無く、かなりの速筆。
1995年、高校3年生の時に初投稿した作品はネームなしの一発描きだった。それが最終候補になり、担当の目に留まる。翌1996年、『週刊少年ジャンプ』増刊に掲載された『ULTRA UNHOLY HEARTED MACHINE』でデビューを果たした。この頃のペンネームは久保宣章(くぼ のりあき)。
その後、『週刊少年ジャンプ』に数本の読み切りを描いた後、同誌にて1999年34号より2000年11号まで、初の連載となる『ZOMBIEPOWDER.』を掲載(全4巻)。連載の際に、現在のペンネームに改名している。コミックスにはこれまでの読み切りが収録された。
2000年に『赤マルジャンプ』に掲載されたプロトタイプの読み切りを経て、『週刊少年ジャンプ』2001年36・37合併号より代表作『BLEACH』を連載開始。アニメ化やノベライズもされるなどして人気を博し、2016年38号に最終回を迎えるまで、足掛け15年にわたる長期連載となった。
『BLEACH』終了後は小説の挿絵や『BURN THE WITCH』の読み切り執筆、『新サクラ大戦』のキャラクターデザインを担当するなどしている。
『BURN THE WITCH』が2020年夏に『週刊少年ジャンプ』でシリーズ連載&同年秋にアニメ化予定。
人物・作風
高度な中二病患者でもあり、氏の作品にはしばしばハイセンスなネーミングや詩が登場する。
そのためネット上では久保帯人氏特有の風味のことを「オサレ」と表現したり、その風味が効いているものを「オサレポイントが高い」等と言ってネタ扱いになることもしばしば。
氏の代表作である『BLEACH』は当然のごとくオサレポイントの高いシーンがしばしば登場するので、気になるならば『BLEACH』を読んで確認してみよう。
また意外にも『To LOVEる -とらぶる-』の愛読者であり、主人公のリトがよく顔をつっこんでしまう女性の陰部を「鼻置き」と称した。
別人について
よく上半身網タイツの奇抜なファッションの人物が漫画家久保帯人氏としてあちこちで紹介されており、本気で久保帯人氏だと信じる人もいるようだが、これは風貌が似ているだけの別人(通称KBTIT)でネタである。久保帯人氏自体がオサレでネタにしやすい為か、他にもあること無いことをコピペ化される傾向があるが、実在の人物なので迷惑を掛け過ぎないよう、ネタは節度を持って楽しむよう心がけよう。
2015年9月4日、少年ジャンプの公式サイトから、『ご注意ください/漫画家・久保帯人先生の肖像について』という見出しで警告が出された。
ご注意ください
まったく別人の肖像を、あたかも漫画家・久保帯人先生の肖像であるかのように思わせて紹介する行為が、ツイッターをはじめ、インターネット上に見受けられます。
こうした行為は久保帯人先生の人格権を侵害する行為であり、悪質な場合には、法的措置も含めて厳しく対処せざるをえませんので、ご注意ください。週刊少年ジャンプ編集部
漫画家にとって作者名というのはブランドであり、それに対する風評被害は実質的な損失を生むものである。「みんなもやっているから」という軽い気持ちでネタにして、大企業から訴えられ莫大なお金を失うことも十分ありえることは覚えておきたい。