左右にブレード(水かき)がついたパドルで漕ぐ、カヤック。各地で体験教室が開かれ、趣味として始める人も多いアウトドアスポーツです。でもいざ自分用の一台を購入するとなると、インフレータブルやフィッシングなどたくさんの種類があり、素材や形状によって適したフィールドも異なるので、選ぶのが難しいアイテムといえるでしょう。
そこで今回はビギナーにもわかりやすいよう、カヤックのおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。記事の後半では服装についてのアドバイスも掲載しますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
アウトドア雑誌の副編集長職を経て、フリーエディター&ライターとして独立。以降、アウトドアをはじめ、グッズ、クルマ、旅行、ペットなど、レジャー関連を中心に、さまざまなジャンルで執筆活動している。 「.HYAKKEI」「CAMP HACK」「エンジョイ!マガジン」「価格.comマガジン」「LANTERN」などのwebメディアをはじめ、アウトドア系書籍や旅行雑誌などへの協力・執筆・寄稿多数。
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監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
自分に合ったカヤックを選ぶには、どのような点に気をつければいいのでしょうか?それぞれポイント別に解説していきます。
インフレータブルカヤックは空気を入れて膨らますタイプのカヤックで、「ダッキー」とも呼ばれます。空気を抜けば折り畳めるためコンパクトになり、持ち運びにも便利です。安定性に優れ、初心者や手軽に楽しみたい人におすすめ。他のカヤックに比べてコスパが良いところも魅力です。
適したフィールドは主に中流から下流域の川、流れの穏やかな湖や海。ただ水面から高さのあるタイプは風の影響を受けやすいので、強風下の利用は避けた方がいいでしょう。
なお、インフレータブルカヤックは、見た目が同じでも素材によってその用途は大きく変わります。CSM(クロロスルホン化ポリエチレン)や二重構造のPVC(ポリ塩化ビニル)素材で自動排水機能(セルフベイラー・水抜き穴)を備えたモデルは、川でも急流域での使用を考慮したもの。通常のPVC(ポリ塩化ビニル)製のモデルは、穏やかな水面での使用がおすすめです。
ボード上に座って漕ぐタイプのカヤックで、転覆しにくい構造になっています。主に湖や海での使用に適しており、フィッシング用としても利用されることが多いタイプです。船体は一体型のものが多いですが、運びやすいように2~3分割したパートを組み合わせるモデルもあります。
シットオントップカヤックの中でも釣り専用に開発されたフィッシングカヤックは、砂浜などから気軽に出艇でき、エンジン付きのボートでは入れないような浅場の岩礁帯などでの釣りも可能。近年、非常に人気となっています。アクティビティ用のカヤックに比べてスペースが広めに設計されており、釣り道具やクーラーボックスをのせても十分な大きさとなっています。
シーカヤックは海での使用に特化したリジッドタイプ(ハードタイプ)のカヤックで、長い全長と比較的狭い幅によって、波の中でもスピードが出やすい作りになっています。また、船尾に装着したラダー(舵)や、船底のスケグ(フィン)によって、より高い保針性(直進性)を持つモデルもあります。本格的に海でカヤックを楽しみたい人におすすめです。
激流でも乗りこなせるように、川用にデザインされた一体型のリバーカヤック。流れの中を自在に動き回れるように運動性が高く、また岩にぶつかっても壊れないように頑丈な作りとなっています。艇体は比較的短く、船底も丸く作られていて回転性を重視したモデルも少なくないため、乗りこなすのに慣れが必要かもしれません 。
またボトムの中央を船首から船尾まで通るキール(竜骨)と呼ばれる突起があるモデルは、直進性が良くなります。ボトムの形状やキールの有無からも使い方に応じて選べるといいですね。
カヤックに使われている素材には、主にゴム・ FRP・ポリエチレンなどがあります。ゴム製のものは浮力が大きくて転覆しにくく、川下りなどに適しています。岩などにぶつかった際の衝撃も緩和しやすく、多気室モデルは、万一、1気室が破れても沈みにくくなっているので激しいアクティビティに便利です。
一方でポリエチレンはFRPに比べて衝撃や擦れなどに強く、川で使用されることも多い素材。海でもビギナーモデルによく用いられています。FRPは、軽量でスピード性能を生かしたシーカヤックによく使われます。
カヤックの価格は、5~25万円が相場です。高いものほど素材や造りにこだわっているものの、高いものを選べばよいというわけでもありません。逆に安いものが一概に悪いというわけでもありませんから、自分の使い方に合っているか確認した上で、ある程度の予算を決めて選ぶといいでしょう。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||||||
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幅 | 全長 | 高さ | 重量 | 定員 | 最大積載量 | 素材 | ペダル付き | |||||
1 | EST コンパクトフィッシング カヤック | ![]() | コンパクトながら優れた安定性と直進性をもつ | 約200cm | 最大約90cm | 最大約33cm | 約17.5kg | 不明 | 約130kg | UV-LLDPE(耐紫外線-リニアポリエチレン) | 不明 | |
2 | INTEX エクスクルージョン プロカヤック | ![]() | 衝撃や摩擦の抵抗が少ない仕様で持ち運びがしやすい | 約94cm | 約384cm | 約46cm | 約17.73kg | 2名 | 不明 | PVC | 不明 | |
3 | EST NEORIDERSボート55 10ftフィッシングカヤック|10ft-kayak | ![]() | 大きなクーラーボックスも置ける広々ラゲッジスペース | 約84cm | 約310cm | 約36cm | 約25.5kg(付属品含まず) | 1名 | 約140kg | 耐紫外線リニアポリエチレン | 不明 | |
4 | AQUA MARINA Laxo|LA-285-A | ![]() | 高耐久カバーで空気漏れ防止。オールラウンドモデル | 90cm | 285cm | 不明 | 11.5kg | 1名 | 110kg | プラスチック | ||
5 | AQUA MARINA Tomahawk | ![]() | 船体のドロップステッチ構造で剛性と安定性を提供 | 72cm | 375cm | 不明 | 16.6kg | 1名 | 128kg | プラスチック | ||
6 | AQUA MARINA Steam|ST-412-A | ![]() | 優れた推進力と安定性で初級者から上級者まで楽しめる | 90cm | 412cm | 45cm(サイドチューブ) | 15.5kg | 2名 | 180kg | プラスチック | ||
7 | Intex Recreation エクスプローラー K2|68307 | ![]() | 収納袋付きで持ち運びや保管に便利なインフレータブル式 | 91cm | 312cm | 51cm | 13.4kg | 2名 | 160kg | 不明 | ||
8 | INTEX INTEX|INTEX チャレンジャーK2 | ![]() | コンパクトで持ち運びラクラク。パドルとポンプが付属 | 約76cm | 約351cm | 約38cm | 約15.2kg | 不明 | 不明 | ポリ塩化ビニル | 不明 | |
9 | 錦商事 Fkstyle|ペダル式カヤック | ![]() | 釣りにぴったりのサイズ。持ち運びに便利な取っ手付き | 約80cm | 約300cm | 約30cm | 約38kg | 1名 | 約130kg | 不明 | ||
10 | INTEX Explorer K2 Inflatable Kayak|68307EP | ![]() | 独立した5つの空気部屋で海上でのリスクを軽減 | 91cm | 312cm | 51cm | 13.8kg | 2名 | 158kg未満 | ポリ塩化ビニル | 不明 |
座面の高いアルミフレームシートでも漕ぎやすい約230cmパドルを採用し、走行中の安定性を向上しています。リアラゲッジスペースを広く設計しており、大きなクーラーボックスの設置が可能。カヤックドーリー・フラッグ・リーシュコードが付属しているのもうれしいポイントです。
幅 | 約84cm |
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全長 | 約310cm |
高さ | 約36cm |
重量 | 約25.5kg(付属品含まず) |
定員 | 1名 |
最大積載量 | 約140kg |
素材 | 耐紫外線リニアポリエチレン |
ペダル付き | 不明 |
幅 | 90cm |
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全長 | 285cm |
高さ | 不明 |
重量 | 11.5kg |
定員 | 1名 |
最大積載量 | 110kg |
素材 | プラスチック |
ペダル付き |
使い終わったら空気を抜き、コンパクトにできるので持ち運びや保管にも便利なインフレータブル式。船首の裏側に設置されたインフレータブルキールにより、ひとかきでスイスイ進む優れた推進力を発揮します。どんなコンディションでも安定性が高く、初級者から上級者まで使用できるカヤックです。
幅 | 90cm |
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全長 | 412cm |
高さ | 45cm(サイドチューブ) |
重量 | 15.5kg |
定員 | 2名 |
最大積載量 | 180kg |
素材 | プラスチック |
ペダル付き |
180kgまで耐えられる2人乗りのインフレータブルカヤック。組み立て式のパドルと効率的に空気を送るダブルポンプがついており、ほかの道具を準備しなくても使いはじめられます。付属品もまとめて専用のバッグにしまえるため、コンパクトで持ち運びが簡単です。
幅 | 約76cm |
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全長 | 約351cm |
高さ | 約38cm |
重量 | 約15.2kg |
定員 | 不明 |
最大積載量 | 不明 |
素材 | ポリ塩化ビニル |
ペダル付き | 不明 |
幅広デザインで大人2人がゆったり座れ、幼児の座るスペースもついた安定性の高いカヤックです。船体が中空になったカヤックのボディが浮きの役割をして、野池・小さな湖・流れのない穏やかの川でのパドリングにおすすめ。パドリングライフのファミリースターターとしてもぴったりですよ。
幅 | 84cm |
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全長 | 340cm |
高さ | 29cm |
重量 | 25kg |
定員 | 2名 |
最大積載量 | 220kg |
素材 | 本体:ハイデンシティ・ポリエチレン(ブローモールド製法)、パドル・ブレード:ポリプロピレン、ガラス繊維、シャフト:アルミ合金 |
ペダル付き |
使いやすい前進・リバースペダルドライブを搭載しており、ハンズフリーでナビゲーションや釣りが可能。ペダルドライブは取り外しできるので、持ち運びもラクに行えます。ロッドホルダーの数が多いので、一度にたくさんのロッドを使用したい人にもおすすめです。
幅 | 91.4cm |
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全長 | 400cm |
高さ | 不明 |
重量 | 55.3392kg |
定員 | 1名 |
最大積載量 | 226.8kg |
素材 | 単層ポリエチレン |
ペダル付き |
カヤックに乗る際の服装は、水に濡れても動きやすいものをチョイスしましょう。吸水性の良い綿や麻、水を吸うと重たくなってしまうデニムは不向きなので避けてください。夏場は水着の上に吸汗速乾素材や撥水加工が施されたウエアやラッシュガードを着用して乗るのもおすすめです。春・秋は、その上に透湿防水素材の専用パドリングジャケットを着るといいでしょう。
1位: EST|コンパクトフィッシング カヤック
2位: INTEX|エクスクルージョン プロカヤック
3位: EST|NEORIDERSボート55 10ftフィッシングカヤック|10ft-kayak
4位: AQUA MARINA|Laxo|LA-285-A
5位: AQUA MARINA|Tomahawk
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