歩く動作をサポートし、足への負担を減らせるウォーキングシューズ。ウォーキングだけでなく、通勤やおでかけにも使えるおしゃれなデザインが人気です。ウォーキングシューズといっても、アシックス・ニューバランス・ミズノなどの人気ブランドから販売されており、形状もスニーカータイプや革靴に近いものまで多種多様。長時間歩いても疲れにくい最強の一足を選ぶには、どんなポイントに注意すべきなのか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のレディース用ウォーキングシューズ14商品を集め、5個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのレディース用ウォーキングシューズをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストなレディース用ウォーキングシューズは「どこまでも歩きたくなる、心地よさと安定感を備えた一足」。徹底検証してわかったレディース用ウォーキングシューズの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
一般社団法人足と靴と健康協議会(FHA)の事務局長。 シューフィッター養成講座の運営の傍ら一般消費者へ講演活動、メディアからの取材対応等も行っている。 <資格> FHA認定上級シューフィッター(バチェラーオブシューフィッティング) レザーソムリエプロフェッショナル(日本革類卸売事業協同組合認定) <所属学会・団体> 日本靴医学会 会員 日本整形靴技術協会 理事 足の番人 理事 足育研究会 会員
かわかみ整形外科クリニックの院長。膝関節のスポーツ疾患をはじめ、肩凝りや腰痛などの日常的な痛みまで幅広い治療を行っている。2004年に神戸大学医学部卒業後、米国ピッツバーグ大学に留学。膝関節外科・再生医療・スポーツ医学を学ぶ。神戸大学病院・新須磨病院勤務を経て、患者さんにやさしく分かりやすい医療を提供することを目的に、2020年にかわかみ整形外科クリニック(神戸市)を開業した。日本整形外科学会・日本リウマチ学会・日本リハビリテーション医学会などに所属し、幅広い医療の分野で活躍中。
フィットネス・マタニティ商材を担当。現役でパーソナルトレーナー活動をしつつ、2歳児のママとしても奮闘中。前職では大手フィットネスクラブで健康に関わるさまざまな業務に携わってきた。現在はマイベストにて、アスリートやパーソナルジムトレーナーとして培ってきた知見を活かし、プロテインやマッサージガンなどをはじめとしたフィットネス商材を300商品以上比較検証。また、搾乳器などのマタニティ商材も担当し、実際の育児経験を活かし、ママ目線でのコンテンツを届けている。全米ヨガアライアンスRYT200の資格を保持し、第20回ジャパンクラシックパワーリフティング選手権大会63kg級優勝・2016年世界クラシックパワーリフティング選手権大会女子63kg級16位の実績も持つ。
FHA認定上級シューフィッターである木村克敏さんが、以下の方法で各商品の検証を行いました。
FHA認定上級シューフィッターである木村克敏さんが、以下の方法で各商品の検証を行いました。
FHA認定上級シューフィッターである木村克敏さんが、以下の方法で各商品の検証を行いました。
FHA認定上級シューフィッターである木村克敏さんが、以下の方法で各商品の検証を行いました。
マイベストでは「長時間の歩行でも蒸れを感じにくく、常に快適な状態」のものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
ウォーキングシューズは、歩行を目的に設計されており、長時間の歩行を快適にサポートする靴です。着地時の衝撃を吸収し、足や膝への負担を軽減する構造で、歩行姿勢の安定にも役立ちます。
一方で、スニーカーは用途やデザインが多様で、ファッション性を重視したものも多く存在。特にアウトソールが平らなタイプが多いため、必ずしも長時間の歩行に適しているとは限りません。ちなみに、似たようなシューズとしてダイエットシューズがありますが、これは足元の動きをあえて不安定にすることで、筋肉を意識して使えるように設計されています。なお、片足立ちができないほどバランス感覚が極端に悪い人には向いていないので、使用を避けましょう。
ウォーキングは、誰でも簡単に始められる健康的な習慣のひとつです。自分に合ったウォーキングシューズを選ぶことで、より快適に歩けて、継続しやすくなります。適切なシューズを履いて、無理なくウォーキングを日常に取り入れ、健康維持に役立てましょう。
レディース用ウォーキングシューズを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
まずは、自分の足にぴったり合ったサイズを選びましょう。つま先に1cmの余裕があり、横幅は足にぴったりフィットする靴が理想的。つま先に余裕がないと足が圧迫されて痛みが生じやすくなるうえ、横幅に余裕がありすぎると歩行中に足が靴の中で動いてしまい、歩きづらくなります。
なお、靴の幅(ウィズ)を選ぶ際は、「B」「D」「2E」「3E」などの表記に注目しましょう。ウィズは足の横幅を示し、一般的に以下のように作られています。
特にレディースシューズは細めの設計が多いため、窮屈に感じる場合は広めのウィズを選ぶと快適に履けます。ただし、同じウィズの表記でもメーカーやデザインによってフィット感が異なり、足の甲の高さや足囲(親指と小指の付け根を一周した長さ)によっても履き心地が変わるため、ベストなフィット感を求めるなら試着がおすすめです。
ネットで購入する場合は、返品・交換がしやすいショップを選びましょう。Amazon FashionやRakuten Fashionなどでは、返品や交換が可能なので気軽に購入できますよ。
サイズが合わない靴を履き続けると疲れやすくなるだけでなく、靴擦れや外反母趾、むくみなどの足のトラブルが起こりやすくなります。また、膝や腰に負担をかけ、歩行姿勢が悪くなることも。足に合った靴を選ぶことで、健康的に歩き続けられるでしょう。
靴を試着するタイミングは、自分の足がむくみやすい時間帯に合わせるのがおすすめです。一般的に夕方はむくみやすいといわれているため、その時間帯に試着すると失敗しにくいですが、むくむタイミングは人それぞれ。自分の足の変化を意識して試着すると、よりフィットしたサイズを選びやすくなりますよ。
外反母趾に悩んでいる人は、親指の付け根が圧迫されないつくりかもチェックしてください。前足部に余裕がありつつも、足が靴の中で動きすぎないフィット感があるシューズが理想的ですよ。
快適に歩くには、クッション性・足運びのしやすさ・フィット感が重要です。それぞれをしっかり確認したうえで、疲れにくく快適で歩きやすいウォーキングシューズを見つけましょう。
膝や足への負担を軽減しながら歩くためにも、クッション性が高いかは気にすべきポイントです。しかし、クッション性は外見やスペックだけでは判断が難しいため、検証の結果を参考にしてクッション性の高いものを選びましょう。
歩いているとき、足は常に地面からの衝撃を受けています。特にアスファルトやコンクリートのような硬い地面では、その衝撃が膝や足首、腰に直撃。クッション性の高いシューズは、この衝撃を吸収して和らげるため、足首・膝・腰などへの負担を軽減し、痛くなりにくく、疲れにくいですよ。
歩きやすいウォーキングシューズを選ぶには、足運びのしやすさもチェックしましょう。人は歩くとき、かかとから着地し、つま先で地面を蹴る動作を繰り返します。しかし、ソールが硬すぎたり、曲がりにくかったりすると、足の動きに合わず、歩きにくさを感じやすい印象です。適度な屈曲性があれば、足の自然な動きに沿ってスムーズに歩けるでしょう。
また、中足部が曲がりにくい構造のシューズでも、つま先とかかとが反っているロッカー形状のシューズは例外。前足部に体重をかけると足裏が転がるように自然に動くため、足が疲れやすい人や、できるだけ楽に歩きたい人に適しています。
さらに、足裏全体でしっかり着地できることも重要です。アウトソールがねじれやすいと、歩行時に足が不安定になり、踏ん張りが利きにくくなるため、長時間歩くと疲れやすくなります。適度な剛性があり、不要なねじれが起こりにくい靴を選ぶことで、安定した足運びができ、歩行時の負担を軽減できるでしょう。
今回の検証では、靴が滑りにくいかもチェック。なかにはアスファルトではしっかりとグリップが利くものの、屋内では滑りやすかった商品もありました。ショッピングモールや職場など、屋内でも履く場合は注意が必要です。詳しくはランキングパートで紹介しているので確認してみてください。
フィット感を調整できるよう、靴ひもタイプのシューズを選びましょう。特に、足の甲だけでなく足首までしっかり固定できるダブルアイレットを採用したシューズがおすすめです。ダブルアイレットとは、足首部分に2つ並んだシューホール(ひもを通す穴)がある構造のことで、ここに靴ひもを通して結ぶことでホールド感を高め、安定したフィット感が得られます。 スリッポンタイプなどのひもなしシューズは調整ができず、歩行時に足とのズレが生じやすいため、長時間歩くには不向きです。
また、かかと部分にはヒールカウンター(補強材)がついているものを選ぶことも重要です。これにより、かかとのブレが抑えられ、歩行時に靴がしっかり足についてくるため、より安定して歩けるようになります。
ホールド感が弱いシューズは、歩くたびに足と靴の間にズレが生じ、歩きづらさや疲れの原因に。長時間快適に歩くためにも、靴ひもで甲や足首をしっかり調整でき、かかとを安定して支えられるシューズを選びましょう。
ひもでホールド力を調整できると、足がむくんだり厚めの靴下を履いたりするときでも調整しながら履けます。
ウォーキングシューズというと運動靴のようなデザインをイメージしがちですが、フォーマルな場や普段履きにもなじむ、落ち着いたデザインのモデルもあります。 たとえば、ミズノの「ウォーキングシューズ LD40」は、歩きやすさに関する評価が高いだけでなく、シンプルで上品なデザインであるため、通勤や普段履きでも活躍。
また、デザイン性と歩きやすさを両立したシューズを選べば、ウォーキングの時間だけでなく、日常の移動でも快適に過ごせます。シーンを選ばず履けるウォーキングシューズを選ぶことで、歩く機会を増やしやすくなるのもメリットです。
普段履きとして長時間履くと足の蒸れが気になることがありますよね。デザインとのバランスもありますが、できるだけアッパー(足の甲を覆うシューズの上半分のパーツ)がメッシュ仕様のものを選ぶと通気性がよく、蒸れにくくなります。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
クッション性の高さ | 足運びのしやすさ | グリップ力の高さ | フィット感の高さ | 蒸れにくさ | ウィズ(横幅) | 重量(片足) | 靴ひもあり | ダブルアイレット採用 | ヒールカウンターあり | 通気性のよい仕様 | 防水性能 | 種類 | アッパー素材 | ソール素材 | ||||||
1 | New Balance WW880 | ![]() | 基本性能に優れた一足!ウォーキングシューズ選びに迷う人に | 2E | 263g(24cm) | スニーカータイプ | スエード、メッシュ、シンセティックレザー | ゴム | ||||||||||||
2 | ミズノ MIZUNO|ザ ミズノ エナジー ウルトラライト|B1GE210201 | ![]() | 素足感覚で履きたい人に。軽量でクッション性が高い | 2E | 136g(24cm) | スリッポンタイプ | 合成繊維 | 合成底 | ||||||||||||
3 | ミズノ ウォーキングシューズ|LD40 | ![]() | 普段履きもしたい人に。機能性とデザイン性を両立 | 2E、3E、4E | 268g(24cm) | ビジネスシューズタイプ | 天然皮革 | 合成底 | ||||||||||||
4 | ナイキジャパン NIKE|モティバ | ![]() | クッション性が優秀!ロッカータイプでジョギングにも向く | 不明 | 243g(24cm) | スニーカータイプ | 合成繊維 | 合成樹脂 | ||||||||||||
5 | New Balance WW363 | ![]() | 予算を1万円以下に抑えたい人へ。バランスの取れた一足 | 2E | 233g(24cm) | スニーカータイプ | 合成皮革(フェイクレザー) | ゴム | ||||||||||||
6 | ヨネックス YONEX|パワークッション|LC30W | ![]() | 足幅が広めの人におすすめ。普段の服装にも合わせやすい | 4.5E | 228g(24cm) | ビジネスシューズタイプ | 撥水ストレッチPUレザー | ラバー、耐摩耗EVA | ||||||||||||
7 | アシックス asics walking|ゲルファンウォーカー ウォーキングシューズ|1292A054(1214D) | ![]() | バランス型のシューズ。安定感と高反発性が魅力で疲れにくい | 3E | 208g(23.5cm) | スニーカータイプ | 合成皮革、人工皮革、合成繊維 | ゴム | ||||||||||||
8 | SKECHERS サミッツ - ダズリング ヘイズ|149937-NVPR | ![]() | 脱ぎ履きの機会が多い人に。長時間の歩行には不向き | 不明 | 192g(24cm) | スニーカータイプ | ヘザージャージーニット | ゴム | ||||||||||||
9 | ワークマン WORKMAN Plus|アスレシューズハイバウンスオーバードライブ|SG290 | ![]() | 自然に前に進む感覚があるが、クッション性が低く負担が懸念 | 不明 | 192g(24cm) | スニーカータイプ | ポリエステル、ナイロン | ゴム、合成底 | ||||||||||||
10 | アシックス ニーズアップ|1242A020-020 | ![]() | 膝の悩みがあるならあり。高反発タイプでクッション性は低め | 4E | 287g(24cm) | スニーカータイプ | 合成繊維、人工皮革、ポリエステル | ゴム、合成底 |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
New Balanceの「WW880」は、ウォーキングシューズを検討中の全員におすすめできる一足。クッション性・安定性・フィット感といったウォーキングに求められる基本性能を高いレベルで網羅しているのが特徴です。クッション性は適度で、足裏全体にフィット。硬い地面から伝わる衝撃を和らげ、関節や膝、腰への負担軽減が期待できます。
反発性も兼ね備えているため、足運びもしやすいでしょう。 足裏全体で接地している感じがあり、安定感があります。かかとはしっかりとしたグリップ力があり滑りにくいうえ、つま先が引っかかることもなくスムーズに踏み切れました。靴ひもタイプでフィット感の調整がしやすく、足首はダブルアイレットで固定できるので、シューズがしっかり足についてくるでしょう。
唯一、評価が伸び切らなかったのが蒸れにくさ。アッパーにメッシュ素材を採用していますが、通気性のよい仕様なのはアッパーの5割程度です。通気性は確保されているものの、長時間歩くとやや蒸れる可能性があります。
とはいえ、ウォーキングに求められる基本性能を備えている万能な一足です。ウォーキングシューズ選びに悩んでいる人は、ぜひ最初に検討してみてください。
ウィズ(横幅) | 2E |
---|---|
防水性能 | |
種類 | スニーカータイプ |
アッパー素材 | スエード、メッシュ、シンセティックレザー |
ソール素材 | ゴム |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
ミズノの「MIZUNO ザ ミズノ エナジー ウルトラライト B1GE210201」は、軽さにこだわりつつ、性能も妥協したくないという人におすすめのウォーキングシューズ。軽量ですがクッション性が高い商品です。柔らかめのクッションが特徴で、長時間歩いても疲れにくいでしょう。
安定性が高く、足運びがしやすいのもメリットです。沈み込みはなく、着地から蹴り出しまでスムーズに動かせました。かかとはしっかりグリップが利き、つま先も蹴り出しやすい印象です。しかし、屋内を歩くと滑りやすく感じたため注意しましょう。また、伸縮素材でフィット感はありますが、靴ひもがないスリッポンタイプなので、ホールド感覚には欠けました。
蒸れにくいのは強みです。アッパーが通気性のよい仕様であるため、長時間のウォーキングでも蒸れが気になりにくく、快適に歩けるでしょう。
総じて、クッション性と安定性に優れた軽量ウォーキングシューズといえます。しっかりと固定される感覚は薄いものの、そのぶん素足感覚で歩きたい人におすすめできる一足です。
ウィズ(横幅) | 2E |
---|---|
防水性能 | |
種類 | スリッポンタイプ |
アッパー素材 | 合成繊維 |
ソール素材 | 合成底 |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
ミズノの「ウォーキングシューズ LD40」は、普段の服装に合わせやすいデザインにこだわる人におすすめです。落ち着いた見た目と色合いながら、足運びのしやすさやグリップ力の高さは高評価を獲得。クッション性と反発性も両立していて、疲れにくいのが魅力です。
沈み込みが少なく、安定感がある点もメリットです。 足裏全体で均等に接地する感覚があり、ブレが少ないといえます。かかとのグリップもしっかりしており、つま先もしっかりと蹴り出せました。足首に留め具はないものの、6穴レースアップで自分の足に合わせて調整できるのもポイント。しかし、かかとのホールド感が弱く、フィット感の高さの評価に響きました。
革靴のような見た目であるため、メッシュ素材は採用されておらず、通気性のよい素材や仕様はあまり採用されていません。歩行中に蒸れを感じやすく、夏場は少し使いづらい印象です。
とはいえ、機能性とデザイン性のバランスが取れた一足で、日常使いもしやすいウォーキングシューズを探している人におすすめ。カラーも豊富なので、プレゼント用にも向いていますよ。
ウィズ(横幅) | 2E、3E、4E |
---|---|
防水性能 | |
種類 | ビジネスシューズタイプ |
アッパー素材 | 天然皮革 |
ソール素材 | 合成底 |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
ナイキジャパンの「NIKE モティバ」は、ウォーキングだけでなく軽いジョギングもしたい人におすすめです。つま先とかかとが反っているロッカータイプのソールで、クッション性も優秀。足が自然に前に進む感覚があり、ジョギングにも適しています。
一方で、クッション性が高すぎるため、やや沈み込む感覚がありました。ソールの形状により足運びのときにバランスを取りづらい点には注意が必要。一方でグリップ力は高く、つま先で地面を蹴る際にしっかり踏ん張れるでしょう。靴ひもタイプでダブルアイレットもあるため、フィット感も優秀です。足首をしっかり固定でき、かかとのホールド力もありました。
アッパーの大部分には通気性のよい素材・仕様が使われていました。蒸れにくく、長時間のウォーキングやジョギングにも使いやすいでしょう。
総じて、クッション性とフィット感の高さが魅力的なレディース用ウォーキングシューズといえます。バランス感覚に自信がない人は注意が必要ですが、ウォーキングもジョギングも快適に楽しみたい人におすすめできる一足です。
ウィズ(横幅) | 不明 |
---|---|
防水性能 | |
種類 | スニーカータイプ |
アッパー素材 | 合成繊維 |
ソール素材 | 合成樹脂 |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
New Balanceの「WW363」は、予算1万円以下でウォーキングシューズを探している人におすすめです。クッション性・安定感・グリップ力のバランスがよく、快適に歩きやすいのが特徴。同メーカーの「WW880」には劣るものの、適度なクッション性があり、足や膝への負担を抑えられるでしょう。
着地時に足の沈み込みはなく、足裏が均等に接地するため、足運びもしやすいつくり。かかともつま先もグリップ力があり、つま先が引っかからずにスムーズに蹴り出せました。かかとのホールド力はやや弱く、足首の固定に役立つダブルアイレットもありませんが、靴ひもタイプで自分の足にフィットさせやすいでしょう。
一方で、アッパーが通気性のよい素材・仕様でできていない点は気になるポイント。蒸れを感じやすく、たくさん歩く場合は注意が必要です。
足首の固定感やかかとのホールド感、通気性にはやや欠けますが、それ以外は同メーカーの上位商品に引けを取りません。1万円超えに抵抗がある人はぜひ検討してみてください。
ウィズ(横幅) | 2E |
---|---|
防水性能 | |
種類 | スニーカータイプ |
アッパー素材 | 合成皮革(フェイクレザー) |
ソール素材 | ゴム |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
ヨネックスの「YONEX パワークッション LC30W」は、普段の服装にも合わせやすく、足幅が広めのシューズがほしい人におすすめです。革靴に近い見た目をしており、ウォーキング時だけでなく、普段から着用したい場合に向いています。足幅は4.5Eと広めで、ゆとりのあるつくりです。
実際に履くと最初は少し硬めに感じたものの、歩くうちに適度なクッション性と反発力を発揮。長時間歩いても疲れにくいといえます。
沈み込む感覚はなく、むしろ着地時の衝撃を吸収するように感じられ、足運びもしやすい印象です。踏み込む力を活かした歩行ができるため歩きやすく、快適に長時間使用できるでしょう。かかとのグリップ力も高く、滑るような感覚はありませんでした。足首を固定できる穴はないものの、靴ひもタイプでホールド感があります。かかともしっかりフィットするでしょう。
一方で、アッパーに通気性のよい素材・仕様は採用されていませんでした。蒸れやすい点や足首の固定ができない点には注意が必要ですが、全体的にバランスが取れている普段使いにも向いたレディース用ウォーキングシューズです。
ウィズ(横幅) | 4.5E |
---|---|
防水性能 | |
種類 | ビジネスシューズタイプ |
アッパー素材 | 撥水ストレッチPUレザー |
ソール素材 | ラバー、耐摩耗EVA |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
アシックスの「asics walking ゲルファンウォーカー ウォーキングシューズ 1292A054(1214D)」は、機能面のバランスが取れた安定感のあるシューズを求める人におすすめ。やや硬めのクッションが特徴的で、足にかかる負担の軽減が期待できます。
安定感と高反発性が優れており、疲れにくく、しっかりと地面を捉えて歩けました。グリップ力も高いので踏ん張りやすく、しっかり踏み切れるでしょう。甲は6穴レースアップでホールド感があり、かかとのフィット感も高いといえます。ただし、足首部分には特に締め具がなく、足首の固定感は少し物足りません。
アッパーがメッシュ仕様なのは全体の5割程度。ある程度の通気性は期待できますが、長時間歩くと蒸れを感じる可能性があります。
足首の固定感がやや不足している点や少し蒸れやすい点は気になりますが、突出した悪い点がないバランスの取れたレディース用ウォーキングシューズです。安定した歩行ができ、日常的なウォーキングに向いているでしょう。
ウィズ(横幅) | 3E |
---|---|
防水性能 | |
種類 | スニーカータイプ |
アッパー素材 | 合成皮革、人工皮革、合成繊維 |
ソール素材 | ゴム |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
SKECHERSの「サミッツ - ダズリング ヘイズ 149937-NVPR」は、立ったまま履けるスリップインズの履き心地を体感してみたい人向き。歩きやすさは上位商品に劣るものの、仕事などで脱ぎ履きの機会が多い人にはおすすめです。
クッション性は適度にあり、とくに前足部がソフトに感じられました。しかし上位商品に比べるとクッション性が低く、ウォーキングの快適さを最重視する人には不向きでしょう。
着地時の足の沈み込みは場所によって差があり、均等に接地できる感覚は少ない印象。とはいえ、アウトソールのねじれはなく、蹴り出しはスムーズに行えました。グリップ力は高く、つま先でしっかり蹴れるうえ、十分に踏ん張れます。かかとのフィット感もかなりありますが、甲はゴム状でホールド感に欠けるつくりです。
アッパーの大部分が通気性のよい仕様であるため、蒸れにくさは高評価。サッと履けるスリップインズが気になる人にはよいものの、長時間歩く人や安定感・ホールド感を求める人はほかも検討しましょう。
ウィズ(横幅) | 不明 |
---|---|
防水性能 | |
種類 | スニーカータイプ |
アッパー素材 | ヘザージャージーニット |
ソール素材 | ゴム |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
ワークマンの「WORKMAN Plus アスレシューズハイバウンスオーバードライブ SG290」は、そり上がったつま先が特徴。自然に足が前に進む感覚があり、ランニングシューズとしても使えそうですが、クッション性は高くありません。履いてみると地面の硬さが足に伝わりやすく、足に負担がかかる可能性があります。
アウトソールの形状により、均一な接地感もありませんでした。過度なねじれはなく、着地から蹴り出しまでは安定しています。しかし、アウトソールの形状はグリップ力にも影響。通常の蹴り出しができず、つま先でグリップしづらいでしょう。靴ひもタイプですが、ひもをしっかり締めるのは難しい印象です。とはいえ、足首はダブルアイレットで固定でき、 かかとにもフィット感がありました。
アッパーの半分程度は通気性のよい仕様です。通気性はある程度期待できますが、長時間歩いた場合は多少蒸れるかもしれません。
しかし、ウォーキングシューズの基本性能が物足りず、使いにくさが懸念されます。ウォーキングを本格的に楽しみたい人は上位商品も検討しましょう。
ウィズ(横幅) | 不明 |
---|---|
防水性能 | |
種類 | スニーカータイプ |
アッパー素材 | ポリエステル、ナイロン |
ソール素材 | ゴム、合成底 |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
アシックスの「ニーズアップ 1242A020-020」は、膝に悩みを抱えている人なら選択肢になり得ます。膝関節の荷重バランスを調整する特殊な設計で、膝への負担を軽減しやすいのが特徴。しかし、特殊ゆえにはじめて履くと違和感が大きく、疲れやすいリスクがあります。
高反発タイプなので、クッション性は低め。硬めでしっかり衝撃を吸収するとはいい難く、長時間歩く人には向かないでしょう。
そのぶん沈み込みは少ないものの、前足部が浮くような感覚があり、かかと側で荷重を支える印象です。特殊な設計の影響で左右のブレも感じられます。足が自然と前に出やすく、つま先のグリップ力も十分ですが、かかとの安定感はやや弱め。靴ひもタイプで調整しやすいものの、足首やかかとのフィット感もいまひとつです。
アッパーは半分程度が通気性のよい仕様。通気性は確保されているものの、長時間履くと蒸れるかもしれません。総じて、膝に不安があり、履き心地よりも機能を重視する人向けの一足です。
ウィズ(横幅) | 4E |
---|---|
防水性能 | |
種類 | スニーカータイプ |
アッパー素材 | 合成繊維、人工皮革、ポリエステル |
ソール素材 | ゴム、合成底 |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
メイダイの「La Foot 楽歩人ウォーカー」は、フィット感が弱く足運びも不安定になりやすいレディース用ウォーキングシューズです。靴ひもは飾りで機能しないのでフィット感に欠け、特殊な形状のインソールが人によって合わない可能性もあります。クッション性も高いとはいえませんでした。
着地時にかかとが沈み込む感覚があったのも難点。接地する感覚に欠け、荷重されたときに支えきれない不安定さがありました。グリップ力は悪くありませんが、つま先で踏み切る際に引っかかる感覚が気になる印象です。靴ひもが機能しないうえに、かかとのホールド感も弱い履き心地。さらに、素材のニットが足に当たる違和感もありました。
アッパーは大部分が通気性のよい仕様です。蒸れにくさは期待できるものの、肝心のフィット感と安定性に問題があり、ウォーキングがしやすいとはいえません。
ウィズ(横幅) | 4E |
---|---|
防水性能 | |
種類 | スニーカータイプ |
アッパー素材 | ポリエステル、ポリウレタン |
ソール素材 | 合成底 |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
アサヒシューズの「ウィンブルドン ウォーキングシューズ L031」は落ち着いたデザインですが、クッション性の低さが気になる商品。全体的に薄く感じられ、地面の凹凸を感じるほどクッション性に欠けています。
アッパーのホールド感が弱い影響で、着地時は左右にブレる感覚がありました。つま先部分のグリップ力はありますが、引っかかって踏み切りが悪く、かかともやや滑る感じがします。スリッポンタイプであるため、フィット感を調節できないのもネック。内側の前足部にミシン目があり、外反母趾の人など、場合によっては痛む可能性もあります。
アッパーの半分ほどは通気性のよい仕様です。通気性は確保されているものの、長時間歩くとやや蒸れる可能性があるでしょう。クッション性とフィット感に欠け、歩きやすいとはいえません。長時間の歩行や足に痛みを感じやすい人には不向きなレディース用ウォーキングシューズといえるでしょう。
ウィズ(横幅) | 3E |
---|---|
防水性能 | |
種類 | スリッポンタイプ |
アッパー素材 | ポリエステル/ポリエステルスエード |
ソール素材 | EVAコンプレッション+ラバー |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
PAFHLの「ウォーキングシューズ」は、クッション性が高いレディース用ウォーキングシューズです。純粋なクッション性だけ見れば優秀で、足や膝への負担は少ないでしょう。
しかし、クッション性の高さが安定性を損ねています。柔らかすぎることで足が沈み込み、不安定さを感じる可能性が高いでしょう。また、アウトソールがねじれやすく、不安定さに拍車をかけています。グリップ力が低く、滑りやすい点もネック。スリッポンタイプでヒールカウンターもなく、ホールド感にも欠ける印象でした。総じて、安定感のある歩行は期待できません。
アッパーは大部分が通気性の高い仕様なので、長時間ウォーキングしても蒸れにくいのはメリット。しかし、安定感やホールド感を求める人は、ほかの商品を検討するのがよいでしょう。
ウィズ(横幅) | 不明 |
---|---|
防水性能 | |
種類 | スリッポンタイプ |
アッパー素材 | ポリエステルメッシュ素材 |
ソール素材 | ゴム |
靴ひもあり | |
---|---|
ダブルアイレット採用 | |
ヒールカウンターあり | |
通気性のよい仕様 |
良い
気になる
オリエンタルシューズの「ウォーキングシューズ」は、中側部での着地を促す特殊な構造のシューズ。人は基本的にかかとから着地しますが、アウトソールの中央部が盛り上がっているので、かかとがつかず、慣れるまでは違和感が大きいでしょう。かかともつま先もつきにくく、グリップも利きづらい印象。靴ひもタイプなので、甲や足首をホールドする感覚が得られ、フィット感は高いでしょう。
アウトソールとインソールは柔らかいものの、クッション性は低め。長時間歩くと疲れる可能性があります。アッパーは5割程度が通気性のよい仕様で、極端に通気性が悪いわけではありません。
特殊構造により、中側部での着地に慣れるまでは違和感を覚えやすく、安定感や足運びにも影響します。中側部で着地させられるシューズに興味がある人以外はほかの商品を検討するのが無難です。
ウィズ(横幅) | 不明 |
---|---|
防水性能 | |
種類 | スニーカータイプ |
アッパー素材 | 合成皮革、合成繊維 |
ソール素材 | 合成底 |
検証①:クッション性の高さ
検証②:足運びのしやすさ
検証③:グリップ力の高さ
検証④:フィット感の高さ
検証⑤:蒸れにくさ
今回検証した商品
FHA認定上級シューフィッターである木村克敏さんが、以下の方法で各商品の検証を行いました。
木村さんが実際に各商品に足を通し、アスファルト上を30m歩行。クッション性の高さを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
FHA認定上級シューフィッターである木村克敏さんが、以下の方法で各商品の検証を行いました。
木村さんが実際に各商品に足を通し、アスファルト上を30m歩行。足運びのしやすさを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
FHA認定上級シューフィッターである木村克敏さんが、以下の方法で各商品の検証を行いました。
木村さんが実際に各商品に足を通し、アスファルト上を30m歩行。グリップ力の高さを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
FHA認定上級シューフィッターである木村克敏さんが、以下の方法で各商品の検証を行いました。
木村さんが実際に各商品に足を通し、アスファルト上を30m歩行。フィット感の高さを以下の項目ごとに「とても満足:5」「満足:4」「普通:3」「不満:2」「とても不満:1」の5段階で評価し、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
マイベストでは「長時間の歩行でも蒸れを感じにくく、常に快適な状態」のものをユーザーが満足できる商品とし、以下の方法で検証を行いました。
各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
ウォーキングシューズの寿命は使用頻度によって異なりますが、アウトソールが削れていたり、穴や破れが生じたりしたら買い替えのサインです。
ソールの摩耗が進むとクッション性やグリップ力が低下し、歩行バランスが崩れやすくなるため、そのまま履き続けると足や膝に負担がかかることもあります。快適に歩くためにも、劣化のサインを見逃さず、適切なタイミングで新しいシューズに買い替えましょう。
目的に合わせたインソールを靴の中に入れることで、より足にフィットさせられます。下記のリンクもぜひチェックしてください。
以下のコンテンツでは、ウォーキングに役立つグッズを紹介しています。この機会にウォーキングシューズと一緒に買いそろえることで、ウォーキングのモチベーションアップにつなげましょう。
1位: New Balance|WW880
2位: ミズノ|MIZUNO|ザ ミズノ エナジー ウルトラライト|B1GE210201
3位: ミズノ|ウォーキングシューズ|LD40
4位: ナイキジャパン|NIKE|モティバ
5位: New Balance|WW363
ランキングはこちらコンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他