おしゃれで味わいのあるオールレザー登山靴。さまざまなメーカーから販売されており、ゴアテックスを採用しているものや、複数のレザーが使われているものなど、種類が豊富で選ぶのに迷ってしまいますね。
そこで今回は、オールレザー登山靴のおすすめ人気ランキングと、その選び方をご紹介します。また、レザーの手入れ方法についても説明していますので、ぜひ参考にしてくださいね。ぴったりなものを選んで、お気に入りのオールレザー登山靴で登山へ出かけましょう。
大手アパレルメーカー、繊維商社にてデザイナー・マーチャンダイザーとして、ブランド立ち上げやリブランディングに携わり、2013年横浜で地産地消を目的としたファッションプロジェクト立ち上げを契機にデザインラボ創業。2019年デザインラボ株式会社設立。同社の代表取締役/クリエイティブ/ディレクター/デザイナー。企業向けファッション・スポーツ・ユニフォーム・サイクル製品等のブランディング、マーケティング・デザイン支援を行う。
徹底した自社検証と専門家の声をもとにした、商品比較サービス。 月間3,000万以上のユーザーに向けて「コスメ」から「日用品」「家電」「金融サービス」まで、ベストな商品を選んでもらうために、毎日コンテンツを制作中。
ゴアテックス® はアメリカのW.L.Gore&Associates社が製造販売する防水透湿性素材の商標名です。ただし、より知名度の高い一般的な名称で表現するために、この記事ではゴアテックス®のことをすべて「ゴアテックス」と表記しています。
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。
オールレザー登山靴の魅力は、優れたフィット感と革を育てる楽しみがあることです。使っていくうちに革がのびて自分の足にフィットしていく感覚が、ナイロン製の靴にはない大きな特徴。メンテナンスに手間をかければ、長持ちさせることもでき愛着が生まれるでしょう。
また、レトロでおしゃれな見た目も魅力のひとつ。機能を優先させたナイロンなどの化学繊維で作られたカラフルな靴と比べると、レザーのナチュラルな色あいが山の自然の景色によく合うでしょう。
オールレザー登山靴は、ナイロンよりも生地が分厚く作られているものが多いので、重量が大きいことが弱点。しかし、登山靴に使用されている革は丈夫なので、岩場の多い山でも足を保護する効果が期待できます。また現在は、軽さにこだわったモデルも販売されているのでチェックしてみてくださいね。
オールレザー登山靴を選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
疲労感や歩き心地を重視するなら、できるだけ軽いものを選びましょう。オールレザー登山靴は、ナイロンなどの化学繊維製のものと比べると重い傾向があります。重さのある靴で長時間山道を歩くと疲労感が高くなるため、特に女性や初心者にはできるだけ軽いものがおすすめ。
オールレザー登山靴の多くは片足約1~1.2kgである一方、ナイロン製登山靴は約400~800gが一般的でした。しかし現在は、オールレザーでも軽いものが増え、例えばSIRIO社のP.F.530であれば約690gでナイロン製登山靴の重量とあまり変わりません。
ただし、登山で実際履いて感じる重さは、フィット感で大きく異なります。しっかりフィットしていると、重みで安定し振り子のように足が動くので歩きやすく、重さがあまり気にならないでしょう。フィットしていないと歩きにくく余計に重みを感じることもあるので、できる限り専門店などで試着してフィット感を確かめてみるのがおすすめです。
オールレザーの登山靴は、通常の靴のサイズより大きめを選ぶのがよいでしょう。革は履き慣れるとフィットしていきますが、はじめは硬く感じて靴ずれやケガの原因になることも。一般的に登山靴を選ぶ際の大きさの目安は、つま先が1~1.5cm余裕がある程度とされています。
足のつま先からかかとまでの長さだけでなく、高さや幅なども重要なポイント。自分で計測することもできますが、気になる人は専門店で測ってもらうとよいでしょう。足が幅広の人は幅広のラインナップが充実しているドイツのLOWAや日本のSIRIOから探すのがおすすめです。
また、適性サイズの靴を履いても靴ずれ・マメ・痛みがある場合には、インソールによってトラブルを軽減できることもあります。以下の記事で、登山用インソールの選び方とおすすめ商品をご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
防水性能を重視するなら、防水レザーの製品や靴の内側にゴアテックスを使用しているものがおすすめ。ゴアテックスとは、高い防水性と透湿性が特徴の素材です。濡れにくさと蒸れにくさから登山靴に適しており、多くのメーカーが採用しています。
ゴアテックスが使用されている場合、ライニングと呼ばれる靴の内側に、ゴアテックスと表記してあることが多いので、確認してみてくださいね。また、アッパーと呼ばれる外側には、レザーの種類が書いてあることもあるので、あわせてチェックしてみてください。
ライニングにゴアテックスを使ったものでない場合は、防水スプレー・ワックスで防水効果を高めることをおすすめします。防水スプレー・ワックスは、好適な革の種類や手入れの手間が異なるので使い分けるのがおすすめです。
オールレザー登山靴の多くに使われているヌバックレザーは、通気性が気になる人に向いています。ヌバックレザーとは、牛などの革を起毛させて加工した丈夫な革のこと。起毛が長いスエードや、表面がなめらかなレザーの総称であるスムースレザーなどに比べて、通気性に優れているのが特徴です。購入時には革の種類もぜひチェックしてみてくださいね。
通気性が気になる人は、靴だけでなく靴下やインソールを変えてみることもおすすめ。ムレによる気持ち悪さも靴下などで改善されることがあります。以下の記事では、防水ソックスの選び方やおすすめ商品をご紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
日本・イタリア・ドイツ・アメリカの主要なメーカーをご紹介しています。それぞれの特徴やおすすめのモデルなどを参考にして選んでみてくださいね。
日本製のオールレザー登山靴は、職人仕事による頑丈な品が多いのが特徴です。例えば安藤製靴のオールレザー登山靴は、特に丈夫さにこだわって作られているので、安定した歩行につながります。
ゴローなら、お店で足を測り、自分専用の登山靴をオーダーメイドできます。オーダーメイドでオールレザー登山靴を作りたいならチェックしましょう。また、リーズナブルなものなら山幸がおすすめ。2万円未満で販売しているものもあるので、費用を安く抑えられますよ。
日本製でライニングにゴアテックスを使ったモデルを選ぶならキャラバンをチェックしましょう。初心者用から、グランドキングと呼ばれる中級者以上のモデルまで幅広く販売されています。安価なものが多いので、はじめの一足を買う人におすすめ。
独自のコンセプトにより、歩きやすさに特化したのがSIRIOです。日本人の歩きやすい靴の幅・高さ・硬さにこだわって作られています。ビギナー向けのハイキング・トレッキングシューズから、上級者向けの険しい山行に適したモデルまで幅広くカバーしているので、レベルに合わせて選んでみてくださいね。
イタリア製オールレザー登山靴はおしゃれさを求める人におすすめです。SCARPAはカラーバリエーションが豊富なうえに、しなやかなフィット感が特徴。工程数をかけ丈夫さを優先して作られているので、長く使えるでしょう。
デザイン性と防水・撥水性を両立したいならZamberlanから選びましょう。独自の縫い方を採用し、撥水性のあるレザーを使用しているので、防水・撥水性に優れているのが特徴。ゴムソールを取り入れているので、強いグリップ力があり歩きやすさにもこだわられています。オレンジや青などの鮮やかな色の商品も販売されていますよ。
LA SPORTIVAのレザー登山靴は軽いものを探している人によいでしょう。LA SPORTIVAは、登山タイムを競うトレイルランニング向けの靴のメーカーとして有名で、靴を軽量化する技術に優れています。イエローなどの鮮やかな差し色はおしゃれな特徴ですね。
歴史と新しいテクノロジーが融合したモデルがほしいならドイツ製がよいでしょう。優れたフィット感と快適さを求めるならLOWAがおすすめです。フィット感の調整をしやすい設計になっており、大きめサイズを選んでもホールド感を得られるのが特徴。なかでも、タホープロというモデルは、日本人の足にフィットするように作られていますよ。
MEINDLはすべてのモデルのライニングにゴアテックスを採用しており、防水性と透湿性に優れています。内側のパッドが足の熱によって、足の形に合うように変化する仕様なので、足にしっかりフィットするでしょう。
ドイツの国家資格である「整形外科靴マイスター」を持つ靴職人が設立したHanwagの特徴は、足の形が計算された精密な作り。価格は5万円以上と高めなので、より足のフィット感を求める中級者以上の人によいでしょう。
アメリカ製はおしゃれなカジュアルデザインが特徴。登山だけでなく、ハイキングなどそのほかのアウトドアでの使用も兼ねたいならDannerがよいでしょう。カジュアルな見た目がかっこいいだけでなく、撥水レザーやライニングにゴアテックスを採用し、防水性が高いのもうれしいポイントです。
アウトドアウェアやバックパックも扱うメーカーであるMERRELLは、普段使いもできるようなおしゃれな見た目のモデルが多い点が特徴です。カジュアル・シック・ポップなど好みのスタイルから選べるでしょう。
ゴアテックス® はアメリカのW.L.Gore&Associates社が製造販売する防水透湿性素材の商標名です。ただし、より知名度の高い一般的な名称で表現するために、この記事ではゴアテックス®のことをすべて「ゴアテックス」と表記しています。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | |||
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ソール素材 | シューズ丈 | 靴幅 | |||||
1 | JKXK トレッキングシューズ | ![]() | 足首を保護するハイカット。滑らかな本革使用 | ゴム | ハイカット | 不明 | |
2 | DONG 登山靴 | ![]() | ソフトな履き心地で登山靴入門者におすすめな設計 | ゴム | ローカット | 不明 | |
3 | キャラバン トファーネ NW GT|1120104 | ![]() | クラシックレザーブーツの代表モデル | ヴィブラムNorTrack(ミッドソール:PU) | ハイカット | 不明 | |
4 | メレル WILDERNESS | ![]() | 悪路での安定感・グリップ力に優れたブーツ | ゴム | ハイカット | 2E | |
5 | ZUTOS トレッキングシューズ | ![]() | カジュアルな見た目と高いグリップ性を両立 | 不明 | ローカット | 不明 | |
6 | ZUTOS トレッキングシューズ | ![]() | ノーマル・裏起毛タイプから選択しよう | 不明 | ローカット | 不明 | |
7 | ZUTOS 裏起毛ハイカット ハイキングシューズ | ![]() | 保温性に優れており冬の山にぴったり! | 不明 | ハイカット | 不明 | |
8 | アリガインターナショナル シエラデザインズ|マウンテンブーツ | ![]() | SIERRA DESIGNS渾身のマウンテンブーツ | ビブラム社製ソール | ハイカット | 不明 | |
9 | KSMC トレッキングシューズ | ![]() | 寒い冬でも暖かい裏起毛素材を採用 | 合成ソール | ハイカット | 不明 | |
10 | ランボ 登山靴 | ![]() | 普段履きから登山まで幅広く使える1足 | ゴム素材 | ローカット | 不明 |
革登山靴の手入れは、ワックスでのメンテナンスが一般的です。ワックスの種類はクリームやローションなどさまざま。革の種類に対応しているものを選んでくださいね。ただし、通気性などの機能を妨げてしまうことがあるため、合皮にはワックスはせず防水スプレーを使いましょう。
天然の革は、人間の肌のように乾燥して油分が不足するとカサカサになります。汚れをブラシなどでクリーニングしたあとワックスで保湿し、さらに防水をすることによって長持ちするでしょう。適切なメンテナンスをしておけば、汚れがつきにくくなりますよ。
また、手入れ後はしっかり乾燥させることが重要です。表面が乾いていても内部に水分が残っていると、カビが発生することがあります。中敷きを抜いて、日の当たらない風通しのよい場所で完全に乾かしましょう。
靴に傷ができたときの対処法は、ワックスが効果的です。汚れなどをきれいに落としたあとにワックスを塗布することによって、傷にワックスが入り込み保護されます。被膜によって保護されるため、次の傷をつきにくくするためにもワックスが有効です。
傷がどうしても気になる場合や大きな傷ができたときは、修理に出すのがよいでしょう。傷が深い場合は水が浸みこんでくることもあるので、早めに修理に出してくださいね。
修理に出す際は、可能であれば買ったメーカーに問い合わせることをおすすめします。通常の靴修理店に持ち込む場合は、登山靴の修理も取り扱っているか確認しましょう。登山靴の修理にこだわっている店ならば、クリーニングも一緒にしてくれるところもありますよ。
革登山靴のメンテナンス用に、靴ブラシの購入がおすすめ。表面についた汚れを落としたり、ソールに挟まった土をきれいにしたりできます。以下の記事で、靴ブラシの選び方とおすすめ商品をご紹介していますので、あわせて検討してみてください。
雪山に挑戦するのであれば、雪山用に特化した登山靴をチェックしてみましょう。以下の記事で、雪山用登山靴の選び方と人気のおすすめ商品をご紹介しています。ぜひ確認してみてくださいね。
1位: JKXK|トレッキングシューズ
2位: DONG|登山靴
3位: キャラバン|トファーネ NW GT|1120104
4位: メレル|WILDERNESS
5位: ZUTOS|トレッキングシューズ
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