ローマ帝国がよく分かる本のおすすめ人気ランキング

小さな都市国家が地中海を支配するまでが1冊でわかる決定版です。ハンニバルとの戦い・グラックス兄弟の改革・カエサルの死・アウグストゥスの出現など。ローマ建国から皇帝誕生まで、最新の知見に基づき、ローマと属州を生きた人々の実像が描かれています。

「ローマは一日にして成らず」史上最も繁栄した大国ローマ帝国は、どのようにしてでき、そして滅んだかが描かれています。その広大な領域支配を可能にしたシステムとは。カエサルのルビコン渡河、暴君ネロの圧政など、エピソード豊富に古代ローマ帝国の栄光の歴史を描きます。

1776年に出版されたローマ帝国についての名作を新訳・再編集し、全15章でまとめあげた1冊。ほとんどの章において編集者の詳しい解説があり、時代の流れを把握しながら読み進められるのが魅力です。古代の歴史をとおして、人類が生きるうえでのテーマについても深く考えられます。

ナショナルジオグラフィックのムック本。精巧な地図やきれいな図解をふんだんに使い、ローマ帝国の全体像を解説しています。4章編成の読みやすい長さで各時代のポイントを押さえられるので、飽きることなく読みきれるのが魅力です。

ローマ帝国軍兵士になるためのマニュアルとして執筆された、架空のガイドブックです。入隊方法、正しい武器の選び方、陣営での戦闘訓練と日常生活、想定される敵の攻略法、実戦の心構え、退役後の生活設計などを情報収集できます。武具や戦闘の詳細図版など、血沸き肉躍るカラー・イラスト多数掲載されていますよ。

1000枚もの写真や図と分かりやすい説明文がバランスよく配置された、ローマ帝国の図鑑。時系列で歴史を追いながらそれぞれの時代の皇帝や政治、軍事的な背景を効率よく学べます。ローマ帝国に興味を持ちはじめた人や、文章だけでなくビジュアル面も重視したいときにもってこいです。

1996年9月にちくま学芸文庫より発売。ローマが倒れるとき、世界もまた倒れるといわれた強大な帝国は、なぜ滅亡したのか。1世紀から15世紀までの壮大なドラマが、全10巻にわたって綴られています。

キリスト教公認以前、新興宗教の信者として白眼視されながらもローマ帝国社会に溶け込んだ。そんな信仰生活を送っていた、初期キリスト教徒の実態を紐解きます。ついにはキリスト教国教化にいたる謎に迫った1冊です。

講談社の創業100周年記念として企画されたシリーズの3作目。ローマ帝国がどのようにはじまりいかに滅んでいったのかだけでなく、終焉を迎えたときの古代文明の変貌まで踏み込んで書かれた1冊です。古代ローマ1000年史を、ポイントを押さえながら全体的に学べるでしょう。

建国から西ローマ帝国滅亡まで、軍隊と政治・社会との関わりを多角的に追跡。兵士たちの生涯にも光をあてて新たなローマ史を描き、その盛衰をユーラシア史のなかに位置づけています。著者は「軍人皇帝時代の研究-ローマ帝国の変容」など数々のローマに関する書物を書いている井上文則です。

著者は、古代ローマ史を専門とする増永理考氏です。ローマ帝政期のギリシア諸都市は、政治的独立を喪失して衰退したのか。小アジアを中心に、文化・経済のダイナミズムの解明を目指した1冊です。

ローマ帝国は衰亡についてわかりやすく解説した1冊です。「ゲルマン民族が侵入してきたとき、経済や社会に何が起き、人びとの暮らしはどう変化したのか」を、文献史料や陶器・家畜の骨・建築物（の跡）などを使い、史学・考古学双方の研究を駆使して描き出します。

男性社会を生きた女性数学・哲学者の評伝です。激動の時代における政治・社会階層・宗教と暴力の関係を描く。優れた数学者・哲学者として弟子から政界と宗教界に要人を輩出しつつも、政治的対立に巻き込まれ非業の死を遂げた女性の、伝説と実像も描きます。

紀元三世紀以降、気候・人口・政治・経済・宗教などの危機によって、ローマ帝国は衰退した。しかし、その文明が消滅したわけではありません。文明は「歴史の苦難や破局を乗り越えて存続するもの」という見地から、いまもヨーロッパに刻印を残し続ける「ローマ」を描き出します。

ローマ史の専門家、本村凌二氏による著書。本のタイトルどおり単にローマの歴史を学ぶだけでなく、その中から今を生きるのに役立つ知恵が得られる1冊です。歴史はくり返すという言葉を実感できるとともに、この先我々はどのように行動すべきかを深く思考できるでしょう。

建国から滅亡まで1200年続いた、超巨大国家のすべてが一気にわかります。カエサル・五賢帝・コロッセオなど、古代ローマにまつわるあらゆる要素をイラストで図解。古代ローマ史の入門書としておすすめの1冊です。

なぜローマは短期間に巨大帝国を築き得たのか、この人類史のミステリーに、大英勲賞受賞の「イギリスで最も有名な古典学者」が挑む。ローマはなぜ圧倒的成功をおさめたのか。興味の尽きない謎が鮮やかに解かれます。

2000年前のローマ帝国の首都に住んでみよう。タイムスリップさながら、臨場感たっぷりに再現された古代ローマの驚きの1日を体験できる1冊です。食事・服装・住宅・買い物・学校・公共浴場・闘技場・夜の饗宴など、庶民の暮らしを鮮やかに再現した内容となっています。

卑弥呼がいた弥生時代、ヨーロッパには言語も宗教も人種も違う民族をまとめあげた超大国があった。水洗の公衆トイレまであった大国はどのように発展し、滅んだのかを解説する入門書。「テルマエロマエ」の漫画家であるヤマザキマリのインタビューも特集されています。