領収書　発行について

結論を申しますと、領収証を発行しないのに、印紙は必要ありません。(問題ありません) これは、親会社とか下請けとか関係なく、通常の会社の取引でも、現在では決済のほとんどが銀行振込が多く、領収証の発行をしない場合がほとんどです。(極まれに領収証を求められる場合もありますが) 逆に領収証を発行しないのに印紙を使う事の方が問題です。 参考までに領収書よりも領収証の方が正確です。 それでは

相殺した場合の領収書とは、相殺による売掛債権と買掛債務との消滅を証明するものであって、金銭の受領を証明するものではないので収入印紙は必要ありません。但し、この場合次の２点に注意してください。 １）領収書の但し書きに「上記金額を売掛金・買掛金と相殺」など、相殺したことが分かるように記載する 　 ２）額面全額が相殺ではなく、金銭の受領も含まれる場合はその金銭の受領額に相当する収入印紙を貼る必要があります。