標準語について
どうゆう呼び方をしているかは知りませんが、公的な文書等は北京語かと思います。
北京語というのは、首都北京で標準的に用いられているという意味で、北京語族が居たかどうか?
現在の中国語の主流は、黄河中流域(中華)の漢民族の言語が受け継がれていると思います。
中国には極少数民族を含め数十の民族が生活し、日本にも数十の方言が存在するように、民族毎の言語や地方語を数え上げれば、恐らく数百を数えることになるものと思われます。
古文=上代言語の教育・研究について
古文とは呼ばないでしょうが、古代文献の読解や思想研究は引き継がれている筈です。でないと、新体字が普及して、古体字が解読・解釈できなくなれば、歴史研究が停止してしまいます。
歴史研究の放棄は、母国忘却に等しいことですから・・・・・。
中国の政権は殷・夏から東周・秦・漢・西周(春秋戦国)時代、三国・魏・晋・五胡十六国・隋・唐・元・南宋-北宋・明・清・辛亥革命後の中華民国(時代順からは外れがあるかも)など、支配権の激しい変転と共に、北方民族の侵入など、日本とは比較にならない程の多様な言語変化がもたらされました。
日本の天平期と平安期の間にも言葉は変遷していますから、中国の言語史研究は極めて困難な事情にあると思います。
地方の少数民族が用いた古代言語の研究も、より深められて行くと思います。ただし、現政権にとって不都合な調査・研究などは、排除・禁制となる可能性は、世界史上の通例です。
お礼
詳しい中国語の変遷が、良くわかりました。ありがとうございます。中国語の古代言語研究はかなり大変そうですが、謎が多そうで魅力的でおもしろそうですね。下記のお礼にも書きましたが、方言は、「書き方は同じだけれども発音が違う」というように、統一されたのはいつくらいでしょうか?歴史カテゴリにて、題名を代えて再投稿してみます。