「誰にも使われない機能を持つ製品」が生まれてしまう2つの理由
なんかオリエンテッドオリエンテッドって意識の高いこと言ってるけど、こんなんどう考えても「冷蔵庫内を遠隔で確認したい」→「無理です、手動なら何とか」っていう話の流れがあっただけだよなあ。
人生100年時代における「日立の新たなスマートライフ事業の創造」:日立評論
3.2 「冷やす」を変える
食事の支度のため,仕事帰りにスーパーマーケットへ立ち寄ることは少なくない。しかし,冷蔵庫に何を買い置きしていたのか思い出せず,同じものを重複して買ってしまったり,必要なものを買い忘れたりしてしまうこともある。そもそも仕事で帰りが遅い日が続くと,買い物に行く時間を作ることができない。
そのような困りごとに対し,冷蔵庫に組み込んだカメラやセンサーを通して食材の買い置き状況を外出先のスマートフォンから確認できるようにする。また,食材の賞味・消費期限を登録でき,期限の到来予定を通知してくれれば,食材を使い切ることにもつなげられる。さらに,日頃必要な食材の在庫が冷蔵庫にない場合には自動発注してくれるサービスができれば,例えばシニア世代の買い物の負担を軽減できると考える。これらを実現できれば,冷蔵庫は単純に食材を冷やすためのものではなく,必要な食材を補充したり,新鮮なうちに食べることを促したりする新たな価値を提供できる。
これを実現するための第一段階としての「手動で食材管理」なんだったら、まあダサいはダサいし、Googleとかだったら画像処理でチョチョイのチョイだったりすんじゃねーのとか思うけど、それでもコンセプトとしては実現を目指して頑張ってほしいというくらいには魅力的じゃないかと思うよ。