Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                
BLOGTIMES
«Prev || 1 · 2 · 3 · 4 · 5 ·... | | Next»
2023/11/16

紙飛行機の二宮康明が逝去

obituary 
二宮康明の紙飛行機集 よく飛ぶ競技用機 (切りぬく本 新10機選 1)

紙飛行機の二宮康明博士が逝去しました。

小学生くらいの時に「二宮康明の紙飛行機集 よく飛ぶ競技用機」を切り抜いて良く飛ばしていたので本当にお世話になりました。この方が設計された紙飛行機は綺麗なだけでなく、本当にとても良く飛びます。飛ばしていて壊れたとよりも、飛びすぎて回収不能になってしまった機体の方が多いくらいです。

本を買わなくても各種サイトに型紙が公開されているので、これをケント紙に印刷してセメダインで貼り合わせる*1と手軽に紙飛行機を試すことができます。

恥ずかしながら、設計者の方がまだ存命の人物だったということを知りませんでした。
ご冥福をお祈りします。

2023/11/15  訃報 二宮康明氏ご逝去|詳細ページ

本日夕方、日本紙飛行機協会会長の二宮康明氏は老衰のためご逝去されました。97歳でした。今月5日(日)第28回二宮康明杯・全日本紙飛行機選手権大会、決勝大会にはご本人の強い希望で都立武蔵野中央公園にお越しになられ、多くの紙飛行機愛好者の皆さんとお会いになられたばかりでしたが、ここ数日急に冷え込んできたため少し体調を崩されていたようでした。ご葬儀などの詳細は未定ですが取り急ぎ謹んでご報告申し上げます。


at 23:13 |
2022/12/19

Think Python 第2版 の日本語版はフリーで手に入る

courseware  python  oreilly 
Think Python: How to Think Like a Computer Scientist (English Edition)

Python の入門書である Think Python: How to Think Like a Computer Scientist 第2版 の日本語版がフリーで手に入ることが分かったのでメモ。

原著はオライリーなので内容は折り紙付きなので、適当な Python の入門書を探している場合にはこれはアリだと思います。
ちなみにライセンスは 表示 3.0 非移植 (CC BY 3.0) です。
翻訳された方の情報は検索してもハッキリと出てこないのですが、東北学院大教養学部教授だった相川利樹先生でしょうかね。


    at 20:58 |
    2022/09/09

    有害図書の指定方法が問題に

    amazon  tottori 

    鳥取県が有害図書指定のプロセスを一部公開したようなのでメモ。

    この件は三才ブックスの本が鳥取県で有害図書指定され Amazon での取り扱いが取りやめられたことから、三才ブックス側が「ラジオライフ」2022年10月号の有害図書に関する記事というエントリで「鳥取県に有害図書指定の理由を聞いてみた」という PDF を公開して騒ぎになっていたものです。

    三才ブックスの本の内容については正直アレな感じがしなくもないですが、それと有害図書指定について一般人がよく分からない方法で決まっているというのは全く別個の問題だろうと思います。

    「有害図書」指定の理由を県が説明 問い合わせメール相次ぎ|NHK 鳥取県のニュース

    また指定にあたっては、ことし1月に司書などの5人で作る有害図書類指定審査部会を開き、委員に自由に判断してもらうため当日は具体的な指定の理由などの発言を求めず、投票で3分の2の委員が賛成したため「有害図書」に指定したということです。


      at 08:41 |
      2022/07/06

      学研の科学が復刊


      学研の科学 水素エネルギーロケット ([バラエティ])

      学研の科学が復刊することがニュースになっていたのでメモ。
      これは素直に嬉しいので、買います

      僕は小さい頃から科学は大好きでしたが、当時はコンピュータやインターネットもない時代だったので、好奇心を支えてくれたのはとにかく本でした。
      具体的には図鑑百科事典、そして毎月届く学研の科学
      これが現在の僕の学者としてのベースになっていることは疑いがありません。

      「学研の科学」復刊 アリの巣観察のワクワク、知らない世代にも | 毎日新聞

      カメラに顕微鏡、アリやカブトエビの飼育セット、人体骨格の標本――。子どもの頃、夢中になって付録を組み立てた人も多いのではないだろうか。学研が発行していた小学生向けの付録付き雑誌「科学」は、兄弟誌の「学習」とともに最盛期に670万部を記録したマンモス雑誌。少子化などで休刊していたが、12年ぶりの今夏、復刊するという。


        at 23:42 |
        2021/12/22

        プロフェッショナル IPv6 第2版 の無償配布がスタート

        ipv6  networking 
        プロフェッショナル IPv6 第2版 - プロフェッショナル IPv6 第2版 の無償配布がスタート
        CC BY-NC-SA 4.0, Akimichi Ogawa

        IPv6 の解説書「プロフェッショナル IPv6 第2版」の無償配布がスタートしていたのでメモ。

        この本は初版から PDF 版が無償公開されていたんですよね。ライセンスが CC BY-NC-SA 4.0 なので、大人数での大学等での講義や勉強会の資料等でも出典を明記すれば利用することが可能です。

        超凄いIPv6解説書(488ページ)を無料配布します!:Geekなぺーじ

        「プロフェッショナルIPv6 第2版」を無料配布します。2018年7月にプロフェッショナルIPv6初版を発売&無償配布開始しました(すごいIPv6本を無料配布)。初版発売開始から3年、さらにパワーアップした「プロフェッショナルIPv6 第2版」がついに完成しました! 本書を企画して、少しずつ文章を書き溜めはじめた2011年から10年近くかけて完成した488ページにおよぶ「プロフェッショナル IPv6 第2版」をお楽しみください。

        IPv6 は設定をしてみれば分かりますが、IPv4 とかなり動作が(というか、考え方が)違いますので、IPv6 について基礎的な部分から詳細に解説されている書籍は貴重です。国内では NTT の NGN 網における IPv6 の動きが独特なので、さらに混乱すること必至ですが、これについてもしっかりと解説されています。

        僕はこのあたりを良く理解せずに NGN 網内折り返し VPN を設定しようとして大変な目に遭ったことがあるので、こういう基礎的な内容はおろそかにしない方が良いです。


          at 23:27 |
          2020/11/17

          アナログ・デバイセズが「OPアンプ大全」を無償提供してた

          reference 
          OPアンプ大全: オーディオ/ビデオから計測/通信まで (アナログ・テクノロジ・シリーズ)

          アナログ・デバイセズが「OPアンプ大全」の PDF 版を無償公開していたのでメモ。
          こういう本は地味に高かったりするので助かりますが、なかなか太っ腹ですね。

          OPアンプ回路の基本から応用まで、OPアンプ大全を無償提供中 | 調べる / 学ぶ | アナログ・デバイセズ

          本書は、米国アナログ・デバイセズ社が発行した2002 年版 “Op Amp Applications” の、のべ1000 ページにもおよぶ原著を、電子回路技術を専門とする訳者たちが、内容を理解しつつ労苦のうえで完成させたものです。その内容は、学習および実務のテキストとして見ても、その内容の普遍性と価値は極めて高いものです。 電子回路の専門用語および内容が正確かつ的確に翻訳されており、非常に完成度の高い資料です。


            at 22:29 |
            2020/11/16

            「地球の歩き方」が学研プラスに事業譲渡へ

            overseastrip 
            A24 地球の歩き方 ギリシアとエーゲ海の島々&キプロス 2019~2020

            僕も数々の海外出張でお世話になった*1地球の歩き方ですが、ダイヤモンドから学研に事業譲渡されるようです。

            全く土地勘がない場所の場合に、情報がコンパクトにまとまっていて、情報収集の起点として優秀でした。ネット全盛時代ですが、海外ではネットの事情が良くないこともありますので、オフラインでも情報が取れるというのが魅力なんですよね。このあたり学研になってもきちんと続いてくれるとよいのですが。

            ダイヤモンド・ビッグ社、「地球の歩き方」などを学研プラスに事業譲渡 - トラベル Watch

            ダイヤモンド社は11月16日、子会社のダイヤモンド・ビッグ社の「地球の歩き方」などの出版事業やインバウンド事業を学研プラスに譲渡すると発表した。
            ダイヤモンド・ビッグ社は、海外旅行ガイドブック「地球の歩き方」をはじめ、旅行関連の出版事業を展開。近年はインバウンド向けの冊子なども手掛けてきた。


            at 23:55 |
            2018/06/05

            Pro Git の日本語版はフリーで読める

            git  ebook 
            Pro Git

            Git のチュートリアルを探していて、Git の解説書として名高い Pro Git の日本語版が Git の公式サイトの「Git - Book」で公開されていたのでメモ。英語版がフリーで公開されているのは知っていたのですが、日本語版の PDF もちゃんとできていたんですね。

            Pro Git 日本語版電子書籍公開サイト

            本書 Pro Git は、2009年に Apress から初版が、2014年に第2版が出版された、Git の解説書です。著者の Scott Chacon さんは、GitHub 社の CIO、Git のエバンジェリストであり、Git 公式サイトの管理者でもあります。


              at 12:03 |
              2018/05/08

              「Crafting the InfoSec Playbook」の日本語版、5/19 発売に

              csirt  oreilly 
              実践 CSIRTプレイブック ―セキュリティ監視とインシデント対応の基本計画Crafting the Infosec Playbook

              オライリーから Crafting the InfoSec Playbook の邦訳版「実践 CSIRTプレイブック」が5月19日に発売されるようなのでメモ。

              CSIRT の作り方としては JPCRT/CC の CSIRT マテリアルが、無料で入手でき、手軽に使え、良くできていると思いますが、紙に印刷された本として持っておきたい場合にはこういう本の方が助かるかもしれません。邦訳されているので、他人に勧めやすいというのもいいですね。


                at 22:12 |
                2017/09/08

                「Deep Learning」の日本語訳のベータ版が公開に

                deeplearning 
                Deep Learning (Adaptive Computation and Machine Learning series)

                Deep Learning」の日本語訳のベータ版的なものが公開されていたのでメモ。

                この本は深層学習(ディープラーニング)の教科書として名高いもので、現在、東大の松尾研のメンバーが主体となって翻訳作業が進められており、その途中経過として公開されているもので、改良点などがあれば翻訳者にフィードバックすることができるという、いわゆるソフトウェアのベータ版や、Windows の Insider Preview のような感じの仕組みになっているようです。

                Deep Learning

                本ページは,Goodfellow 他著「Deep Learning」の日本語翻訳版をオンライン公開しているページです.
                本書は,深層学習の研究で著名な Goodfellow 氏や Bengio 氏らによって書かれた,深層学習の勉強のための決定版ともいえる教科書です.原著(英語)は2016年末にMIT Pressから発売され,高い評価を受けています.

                翻訳本の発売後は公開を終了する予定となっているので、今のうちに読んで置くとお得かもしれません。


                  at 19:31 |
                  «Prev || 1 · 2 · 3 · 4 · 5 ·... | | Next»