Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                
BLOGTIMES
«Prev || 1 · 2 · 3 · 4 · 5 ·... | | Next»
2024/02/27

FIGlet で AA (アスキーアート) を出力

cli 
blog.cles.jp - FIGlet で AA (アスキーアート) を出力

先日、Celestica Seastone DX010 に SONiC をインストールしていて、コンソールに大きな AA (アスキーアート) で SONiC と表示されていたのがちょっと印象的でした。この手の AA はよく見かけるので、みんなどうやって生成しているのか気になって調べてみたら FIGlet というコマンドラインユーティリティがあるんですね。

apt を使って一撃でインストールできます。

sudo apt-get install figlet

    at 20:56 |
    2024/02/22

    Google が AI によるファイル判別ツールをリリース

    google  cli  python 

    Google が AI によってファイルを判別するプログラム Magika*1*2を公開していました*3

    通常、Linux で拡張子がない不明なファイルの詳細を知りたい場合には、ほとんどの人はfile*4 コマンドを使うことが多いと思います。ただし、ファイルがどのアプリケーションによって作成されたものなのかを判定するための一般的な方法はないため、file コマンドを使ったとしても内容が正しく判別されるとは限りません。file コマンドの場合には、ファイルの判定はファイルシステムテスト(ファイルが空か?特殊ファイルか?)、マジックナンバーテスト(ファイルの先頭にマジックナンバーが記載されているか?)、言語テスト(ファイルがテキストである場合には、どのような文字コードで書かれているか)の 3 つの判定が順に行われるとされています。つまり基本的にはヒューリスティックなルールを一定の順序で試してみて、該当するものがあるかどうかを判定していることになります。

    これに対して、Magika は人間が作ったルールではなく、これをディープラーニングによるモデルで代替しようという試みです。

    Googleが高精度かつ高速にファイル形式を判別するツール「Magika」公開 - PC Watch

    Magikaはディープラーニングの力を活用し、平均精度99%以上を実現しつつ、1つのCPUで実行しても1秒間に120種類以上/数百万ファイルのファイル形式を判別できるツール。判別時間はわずか数ミリ秒で、モデル自体も比較的小さく、コアモデルは1MB未満だ。

    インストールは pip で

    イントールは Python 環境があれば pip で一撃なので簡単に試してみることができます。

    pip install magika

    at 21:55 |
    2024/01/21

    シンプルなホワイトボードアプリ

    teleconferencing 
    InkLecture - シンプルなホワイトボードアプリ

    東大の五十嵐 健夫先生が公開されている InkLecture というシンプルなホワイトボードアプリが便利だったのでメモ。

    スクロールするとロール紙のようにに無限に内容を書いていくことができ、アプリを終了すると記入した内容がデスクトップに .svg 形式で自動的に保存されるようになっています。操作方法がこれだけしかないので、使い方自身に迷うということもないと思います。

    InkLecture

    無限に縦スクロール可能なシンプルなホワイトボード(ボタンもメニューも一切なし)。オンラインあるいは教室(プロジェクタ使用)における手書きでの講義に最適。Windows 10 を搭載しているタブレットPCやディスプレイタブレット用。使用する際には、タブレットのプロパティで"Windows Ink"をオンにしてください。


      at 18:13 |
      2023/11/14

      Cloudflare が HAR File Sanitizer を OSS で公開

      privacy  cloudflare  opensource  okta 
      HAR File Sanitizer - Cloudflare が HAR File Sanitizer を OSS で公開

      先日の Okta のインシデントは脅威者が、IdP のサポートシステムに侵入しシステム内にあった HAR ファイルからセッション情報を抜き取って攻撃をするというものでしたが、これに対して Cloudflare が HAR ファイルの安全な共有を可能にする HAR File Sanitizer を OSS で公開しました。

      使い方はファイルを選択するだけですが、これだけで簡単に HAR ファイルからセッション情報などの機密データを削除できます。Webアプリケーションになっていますが、処理はクライアントサイドで行われるためサーバが側に HAR ファイルの中身が漏れることはないようです。

      Introducing HAR Sanitizer: secure HAR sharing

      As a follow-up to the Okta breach, we are making a HAR file sanitizer available to everyone, not just Cloudflare customers, at no cost. We are publishing this tool under an open source license and are making it available to any support, engineering or security team. At Cloudflare, we are committed to making the Internet a better place and using HAR files without the threat of stolen sessions should be part of the future of the Internet.


        at 21:39 |
        2023/03/03

        TeraTerm の背景色をお手軽に変更できる TTXCommandLineOptKai を TeraTerm5 対応に

        teraterm  c 
        TTXCommandLineOptKai v2.0 - TeraTerm の背景色をお手軽に変更できる TTXCommandLineOptKai を TeraTerm5 対応に

        以前、作成した TeraTerm の背景色をお手軽に変更できる TTXCommandLineOptKai プラグインTeraTerm 5.x 系の API 変更で動かなくなってしまっていたのでバージョンアップしてみました。

        前回と同様、ビルド済みの .dll は GitHub にアップロードしてあります。

        例えば、このプラグインを入れた状態で user@host.example.com /BG=M のようなホスト名に対して接続すると、背景は画像のような感じになります。


          at 18:31 |
          2022/12/29

          卒研データ用統計解析ツール「College Analysis」

          stats 
          College Analysis Ver.8.6 - 卒研データ用統計解析ツール「College Analysis」

          College Analysis という初心者向けのフリーな統計解析ツールを見つけたのでメモ。

          卒研のデータ解析などをするために作られたツールのようですが、いろいろな機能があるようなので SPSS や R を使わないでお手軽に済ませたいという場合には良さそうです。シングルバイナリなので、配布がしやすいというところもポイントが高いです。

          社会システム分析用ソフトウェアについて

          College Analysis の名前の由来は、「文系の短大生にも使える分析」ということです。この目的が果たされているかどうか分かりませんが、初心者に優しく、誰でも気楽にを心掛けて製作しております。利用者の方がこれを踏み台に、さらに高度な分析ソフトに進んで行かれることを願っております。
          このソフトはExcelで作ったデータをコピー・ペーストして使い、分析結果をまたExcelに戻すという使い方をすると便利に使えます。


            at 15:48 |
            2022/11/10

            Windows 用の SIP クライアント Linphone

            asterisk 
            Linphone - Windows 用の SIP クライアント Linphone

            Windows で使える&ビデオ通話に対応した SIP クライアントがないかと思って調べてみたら Linphone というソフトウェアを見つけました。

            Products | Linphone

            Linphone is one of the most famous open source softphones in the world. It is fully SIP-based, for all calling, presence and IM features.
            Use Linphone for free, and enjoy its intuitive interface and advanced features with our free SIP service or with an existing SIP account.

            Linphone のサービス専用のクライアントのように見えますが、OSS で開発されており、普通に SIP クライアントとして利用できます。ひかり電話の発着信も問題なくできました。


              at 18:48 |
              2022/07/23

              MacDrive 6 を復活させてみた

              mac  hfs 
              MacDrive 6 - MacDrive 6 を復活させてみた

              先日 VM にインストールした Windows XP で HFS+ のディスクが読みたかったので、いにしえの MacDrive 6 を復活させてみました。HFS Explorer は優秀ですが、1つだけファイルを取り出すような場合には Explorer から直接ファイルをドラッグアンドドロップできる方が格段に便利です。

              もう使うことはないだろうと思っていましたが、なんとなくインストーラー一式とシリアルキーのバックアップを残していて正解でした。

              MacDrive 6 日本語版 for Windows - Macで作成したディスクをWindowで読み書きできる。 | イーフロンティア

              Macディスクとは MacOS用のフォーマット形式 HFS および HFS+ にてフォーマットされているディスクのことを示します。
              Windowsはこのフォーマットに対応していないため、Macディスクを読み書きすることはできませんが、MacDrive™を使用すればMacディスクの読み書きがWindowsフォーマットのディスクと同じように行うことができます。


                at 22:48 |
                2022/07/18

                HFS Explorer を使って Windows から HFS+ のディスクを読み取る

                mac  java  hfs 
                HFS Explorer - HFS Explorer を使って Windows から HFS+ のディスクを読み取る

                先日、発掘した HFS+ のディスクの内容を読み取るために HFSExplorer というソフトウェアを試してみました。

                この手のソフトウェアにしては珍しく Java で書かれた OSS で GitHub でソースコードも公開(unsound/hfsexplorer)されています。ライセンスは GPLv3 。ディスクをローレベルに扱う処理が Java でどのように実装されているのか気になるので、あとでコードをちょっと覗いてみようと思います。

                インストーラーを使えばセットアップは簡単ですが、Java 8 以降の JRE については別途インストールすることが必要です。

                Catacombae - HFSExplorer

                HFSExplorer is an application that can read Mac-formatted hard disks and disk images.It can read the file systems HFS (Mac OS Standard), HFS+ (Mac OS Extended) and HFSX (Mac OS Extended with case sensitive file names).
                HFSExplorer allows you to browse your Mac volumes with a graphical file system browser, extract files (copy to hard disk), view detailed information about the volume and create disk images from the volume.

                基本的な使い方はFile メニューから Load file system from deviceを選択し、表示されたダイアログにある Autodetect ボタンを押すと HDD 上の HFS+ のパーティションを選択することができます。選択すると右側のツリービューに HFS+ のパーティションの中身が表示されます。

                そのままファイルを個別に操作することもできますが、Tools メニューの Create disk image... を使うとディスクを丸ごと .dmg ファイルに変換できるので、古いディスクからのデータをサルベージする場合にはイメージ化を行ってからファイル操作を行う方が、速度的にもディスクの負担的にも良いと思います。


                  at 20:49 |
                  2022/05/29

                  Ruffle で昔の .swf を再生する

                  flash  migration  rust 
                  Ruffle .swfを再生 - Ruffle で昔の .swf を再生する

                  古いディスクからどうしても内容を確認したい .swf ファイルが出てきたので、なんとかこれを再生する環境を作ることができないかと思って調べてみたら Ruffle という Rust で実装された Flash のエミュレータを見つけたのでメモ。

                  どれくらい動作するのかと思って、古いマシンのブラウザキャッシュに残っていた .swf を放り込んでみたら、当時の広告をこんな感じで再生することができました。Yahoo!Japn などのポータルサイトのトップにある広告がほとんど Flash だった時代があったということが分かって感慨深い結果になっています。

                  ちなみに .swf の内容を確認する一番簡単な方法は Adobe 純正の Flash Player projector を使うことです(Adobe のサイトは自体は消えていますが、Internet Archive から .exe のダウンロードは可能でした)。


                    at 11:43 |
                    «Prev || 1 · 2 · 3 · 4 · 5 ·... | | Next»