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解雇単語

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解雇(かいこ)とは

  1. 仕事を辞めさせられること。
  2. ニコニコ動画において様々な形で用いられるもの。

類語として、免職、解任、契約解除など様々な用語があり誤用されやすい点も記載する。

概要

  • 使用者が、契約約することである。クビとも。(例:会社をクビになった)
    • 任期満了、定年退職、本人の意思で自退職した場合は解雇に含まれない。
    • 雇用関係にない場合はクビであっても解雇とは言わない。
  • 使用者側の都合により一方的に雇用関係を解消することをし、労働者の合意は必要としない。
  • 解雇が大規模に行われる様子を、「リストラ」と言われている

…要するに身も蓋もなく言えばお前はもういらん」と会社をやめさせられる事である。

理由は必要

日本においては社会常識に照らして納得できる理由が必要であり、好き勝手にクビにはできない。

この点は 解雇規制 の項にいろいろ記載されている。

…とはいっても、しょーもない適当な理由で社員、優秀な人間を解雇するような会社は「ウチは経営センスや見るのないクソ企業です」とご丁寧に言ってるようなものであるが。

によってはあっさりクビになる場合もある。

解雇される理由
  • 本人は特に悪いことをしていないが、会社の都合。
  • 本人に非がある場合
    • 業績が悪く、優先的に解雇されるもの。
    • 素行が悪く、再三に渡って警告しても改善が見られなかった結果。
    • 犯罪行為など、悪事を働いた場合。(懲解雇)
      • 企業・組織・店・雇いの信頼を著しく失墜させる行為。
    • 拘束・留置・収監によって職務の続行が不可能なもの。
  • その他
    • 病気によって働くことが困難になった場合。
    • 会社自体が倒産し、自動的に解雇になってしまうもの。
  • 企業側が悪質なもの
あっさりクビになる場合もある

海外においては割と解雇の敷居が低い場所もある。ただし一長一短。

その他

  • 常軌を逸するレベル仕事ができないなど、退職を促される場合もある。
  • 窓際に追いやられる、追い出し部屋意味な作業を淡々とやらされる場合もある。
  • 義理堅い雇いの場合、退職時の給与に多少の色をつけてくれたり、別の働き先を紹介してくれる場合もある。解雇したことを恨まれないため…という意味もあるため意味ではない。
  • アメリカなど、解雇決定後に解雇者に嫌がらせされないよう、解雇の時点で会社の外へ追い出される。
    • 引き出しやロッカーの中身の私物などは返却してもらえる。

解雇ではないが上層部・経営方針が無能すぎたり報酬をケチるとせっかく入った優秀な人間が見切りをつけて次々と辞めてしまい、結果的に「優秀でない人」が残りやすくジリ貧人手不足になりやすい。もちろん多額の退職金をつけて希望退職者を募っても優秀な人から辞めていく。

付けて退職を許可せず違約金・損賠償・代わりを連れてくる事を要する事例もあるが、強制労働にあたるため違法であり義務は1ミリもない。人手不足だろうが退職は労働者の権利であり労働者側の意思が優先される。

再就職関連

転職 就職活動 …などの項も参照。

資格を取るのも良いが、名ばかりで役に立たないものも多いため要注意。
身を守るための十分な情報を備えて挑んでください。

辞職した際、雇用保険における失業手当(失業保険などもお忘れなく!

※手続きが必要で、辞職したら勝手に振り込んでくれる訳ではない

現在インターネット検索によっても企業レビューなど様々な情報を手に入れられるため、「調べるのが面倒」とか言ってるとブラックな企業を掴まされることになるので注意。

あまり偏見はない

「辞めたを雇ってくれる企業などない」なんて脅しもあるが、仕事を辞めても人生は終わらないし転職して普通に働いている人、中途採用者も大勢いる。むしろそういった企業説明会もあちこちでやっている。特に問題を起こさなければ偏見はない。優秀なら懇意にあしてもらえるかも。特に問題がないのに中途採用というだけで酷い偏見に遭うなら、その職場や人格を疑ったほうがいい。

元々が人手不足な業種や田舎など、割と好条件な場合はある。(肌が合えば)やってみたら思いのほか、割となんとかなる部分もある。「取り越し苦労」「住めば都」かも。

給与・職種・勤務地など希望条件を緩和して探すのも有効。資格や特技が活かせないかもしれないが。

犯罪で懲解雇される(前科逮捕歴)、迷惑系Youtuberバイトテロとして悪名をかせる、年齢較し転職が多すぎると流石に厳重警されるので注意。

芸能人などに対する「解雇」の概念と誤用

その契約形態や、言葉の意味から、使用者会社員(給与所得者)やパートタイマーとの間において労働契約一方的に解消が使用される際に使用される言葉である。

しかしマスコミ報道などでは、芸能プロダクションに専属する芸能人などに対して、不祥事などで事務所とのマネジメント契約を解除するに至った際に、マスコミを含めて「解雇」という言葉が誤って使用されるケースがまかり通っている現状にある。

芸能人に支払われる報酬は、駆け出しの頃などを除けば通常全歩合給(フルコミッション)を基本としている。また仕事をする時間も一定ではない。このような環境で、芸能プロダクションが所属芸能人を雇用する形態を取ると、労働基準法をはじめ様々な法律に抵触する恐れが極めて高くなってしまう。

仮にタレントを雇用した場合、全く仕事タレントに対しても最低賃金または基本給の6割以上の固定給を支払うなどの制約が生じるため、売れっ子タレントの報酬に回せる報酬がその分少なくなってしまったり、休暇や労働時間の管理なども必要となってくる。芸能人の立場から見ても、給料制だといくら売れても手元に入るギャラが頭打ちになってしまうというデメリットが生ずる。

このため、芸能プロダクションに所属する芸能人を一種の自営業者(自由業者)とみなし、「専属マネジメント契約」という一種の委任契約を結ぶケースが大半となっている(ただし一部のプロダクションにおいては例外が存在する)。

しかしながら芸能プロダクションは所属芸能人に対して強い拘束性や排他性を有する契約内容となっており、所属タレント事務所が用意してきた仕事を遂行する義務を負わされているなど、ある面においては「労働契約」としての側面も有する契約内容であることは確かである。

このような関係から、芸能人プロダクションの間に労使関係が存在すると誤認している者が多いことも、不祥事などが原因で芸能事務所との契約を解消された際に「解雇」という言葉がまかり通る理由の一つになっていると言えよう(双方で締結されている契約の内容に則って言うならば、「契約解除」と言うのが正しい)。

なおプロスポーツ選手も同様、事業性の有(選手ひとりひとり個人事業主と扱われること)、所属する団体に対する従属性の二重構造(プロ野球の場合、球団と日本野球機構それぞれに対して従属性があり、なおかつ選手自身にも個人事業主としての側面がある)があることなどから、チームが所属選手を解雇するといった表現も厳密には誤りであると言える(選手なら「退団」、監督コーチなら「解任」といった言葉の方が適当と言える)。

その他の誤りやすい用法

  • ×公務員不祥事を起こして解雇 → ◯「免職」である。
  • ×取締役が経営責任を問われて解雇 → ◯「解任」である
     (会社役員主からの委任を受けて会社を経営している立場にあり、雇われているので無いため)
  • ×コンビニ店員不始末責任をとって、同時に店長も解雇 → ◯フランチャイズ契約の解除」
     (コンビニ店長の大半は個人事業主であって、雇われ店長ではない。ただし直営店を除く)
  • その他、芸能人などと同様に一社専属で業務の委託を受けている者が取引先からの契約を打ち切られる場合も解雇ではなく「契約解除」というのが正しい。
    (例)生命保険外交員、電・ガ・NHKなどの集金人、販売人(ヤクルトレディなど)、各種士業・サービス業、特定の元請工事業者一社に専属して働いている工事現場などの労務者(いわゆる「一親方」)、各種技術職・プログラマーetc…
    これらの者は、皆従業員を持たず、自分の体ひとつで働いていることや、その会社を名乗って仕事をしていることが多いため、その会社等の従業員と思われがちだが、実際はそうではなく皆が「一人事業」なのである。
    即ちその企業とは業務請負(委任・委託)契約を結んでおり、雇用契約は結んでいないということである。
  • プロスポーツ選手も上記の例と同様であるが、相撲界だけは例外で、「力士日本相撲協会に勤務するサラリーマン」という立場にある。
    よって、力士不祥事などを起こして引退した場合に限り「解雇」と表現するのは、正しい用法となる
  • その他特殊な例として、住宅販売業者に勤務している者については、内勤に関する事務は「従業員(雇用関係有り)」、セールスに関する事務は「事業(雇用関係なし)」という特殊な契約を結んでいる業界もある。

編集者としては、一般市民に限らずマスコミがこれらの誤用を連発して、誤解を広めている点も問題視されるべきではないか、言葉の意味をちゃんと認識しておかなければいけないんじゃないか、と思うところである。

フィクションにおける解雇

極端な例が多い。解雇後から描写される場合もある。
部分的には現実にも起こりうる。

解雇された本人のえるべく、子供族が主人公となって活躍するパターンもある。

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解雇

96 ななしのよっしん
2024/09/01(日) 04:22:52 ID: PgzNilNgC4
>>88
そうはならんやろ
民に年金払う余裕なんかないし
あと何故か勘違いしてる人多いけど別に解雇規制緩和=失業率の上昇ではないよ
原則解雇自由アメリカの失業率は世界的に見てかなり低いし
ある会社をクビになっても他の会社に雇われるなら社会全体では雇用は失われない

>>90
正社員規制が厳しすぎるから非正規がこれだけ増えてるわけで、非正規を問題と思うならなおさら解雇を緩和しないと筋が通らないと思うけど

>>92
いや別にそんな事ないけど
は全般的にアメリカに近付けるべきだと思ってるよ、個人的にヨーロッパ微妙だけど今に日本よりはずっとマシだと思うし
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97 ななしのよっしん
2024/09/01(日) 04:32:00 ID: PgzNilNgC4
>>95
いや、簡単にクビに出来る社会では労働市場が流動化し労働者も簡単に辞められるので賃金が上がる見込みは高い
より高い賃金めて転職する、あるいは給料上げなきゃ転職するぞという交渉もしやすくなる
今の日本は一度上げたらクビにする事も出来ない下げる事も出来ない、だから経営者は不気になった時の事を恐れて業績が良くても給料を上げない、労働市場も硬直化してるから給料上げなくても雇えるし辞めない
つまり日本はクビに出来ないからこそ給料が上がらない
現実世界で最もクビにしやすいアメリカは給料がガンガン上がって、世界で最もクビにしづらい日本は給料が全く上がらないのが答えでは

そもそも緩和というのが必ずしも正確ではなく、今の不、理不尽な基準を準化するだけ
緩和されるのは大企業正社員で、企業正社員や非正規は逆に規制を強化してもいい
解雇に限らず日本特有の不合理な雇用システムの改善に反対してるのはそれで利益を得ている既得権層だけだろう
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98 ななしのよっしん
2024/09/14(土) 06:25:42 ID: PgzNilNgC4
子2代で雇用を非正規化しようとしている。日本人の一生に安定感を与えないということ」
https://news.yahoo.co.jp/articles/58097d395d25194391c1d9436aaa0f54598864dcexit

そもそも非正規の問題は正規雇用との理不尽かつ不な格差にあるわけで、全員が非正規化するなら正規と非正規に分かれている現状よりはよほどマシである
実際オランダなどはその方式に近く正規と非正規の区別がないが別に問題は起きていない
賃金の低迷、ブラック企業の蔓延、過労死博士の冷遇、非合理な非正規差別履歴書ブランクへの冷遇、就職氷河期の発生、開業率の低さetc
これら全て終身雇用を中心とする日本特有の雇用システムが原因なわけで、解雇規制をはじめとした日本雇用を支持する人々は一体日本の労働の何をそんなに素晴らしいと思っているのか理解に苦しむ
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99 ななしのよっしん
2024/10/16(水) 09:28:27 ID: f2PP1x1/g4
解雇規制が強い現在においても、追い出し部屋子会社出向・事業売却による事実上のリストラが横行してるんだから、建前がなくなるだけで実態は変わらんと思うけどね
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100 ななしのよっしん
2024/12/27(金) 10:42:29 ID: 6uRFORa8wg
>本人は特に悪いことをしていないが、会社の都合。

これは、リストラ(整理解雇とも言う?)でいいのだろうか?
他には、不当解雇

「不当解雇です、ご人様」。メイドカフェを提訴し、和解
ttps://hardware.srad.jp/submission/31545/
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101 ななしのよっしん
2024/12/27(金) 11:10:29 ID: Bh/3N0bpmJ
アメリカ式の「お前ネクタイの結び方が気に入らんから今日でクビな」は黙ってても世界中から人材が集まるアメリカだからこそ有効なのであって、人手不足が極まってる日本ではなんの意味もない
日本より解雇規制が緩いスリランカ日本より働きやすく豊かなか?それが答え。
アメリカの働き方はアメリカでのみ有効だし、日本には日本の雇用形態がある
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102 ななしのよっしん
2024/12/27(金) 11:24:45 ID: Kxc4Qqy8+G
アメリカくんも労組っている業界は割と解雇しづらいよ
あとスリランカくんは輸入代替工業化路線と産業有化と言う第三世界の典的な失敗パターン踏んで貧しかったので解雇はそりゃ関係ないわな
悪い意味で参考にできない
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103 ななしのよっしん
2024/12/27(金) 11:41:02 ID: Bh/3N0bpmJ
な?参考にできないだろ?
の一部分だけを見て参考になんざできるわけがないってことだ
アメリカ真似日本解雇規制なんざ始めれば「新卒以外はゴミ」のまま「解雇されたくなければ奴隷労働に耐えろ」の第二の氷河期の到来は間違いない
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104 ななしのよっしん
2024/12/27(金) 11:46:05 ID: zMfv+wkJjI
解雇規制いじるより転職市場をもっと活性化させるような世の中になるべき
そうすれば、まともな人はまともな会社に移って
クソみたいなはそのまま会社に残って、いつしか会社自体がクソになって勝手に共倒れしてくれる
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105 ななしのよっしん
2024/12/27(金) 12:04:44 ID: Kxc4Qqy8+G
>第二の氷河期の到来は間違いない
いや解雇規制が強いから就職氷河期があったんやろ
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