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概要
うーさー(wooser)は、アニメ『機動戦士ガンダムw』(きどうせんしがんだむわろす)と、その続編『機動戦士ガンダムww』(きどうせんしがんだむだぶるわろす)に登場する架空の生物。ウーサーとも表記される。
うさぎいぬ目に属する黄色い肉食動物。宗教上の理由により野菜を口にしない。[要出展]
作曲したり本を作ったり風説の流布を得意とする多才な二足歩行動物。
サークル『supercell』に飼われているらしい。[要出展]
目次
誕生の経緯
うーさーは、経済特区・日本の研究機関である生物遺伝子研究所の「Project Ultimate Animal(プロジェクト・アルティメット・アニマル、以後P.U.A.と表記)」によって生み出された特殊生命体である。実験時の認識番号は N0001-0001-0529。後にAOA-001に変更(後述)。
P.U.A.は軍事、商業(主に薬品開発や治療技術)的転用を前 提に研究された各種遺伝子操作の過程で、「全ての生物の遺伝的情報を持ち、如何なる環境にも対応し得る究極的な生命体」を生み出す目的でスタートした。当初は遺伝子操作研究チームの一ラインであったが、「レザニモ理論」によって全く異なる遺伝情報同士を連結できる可能性が示唆されて以降、専任の研究チームが発足。数ヶ月の準備期間の後、部門として独立した。
P.U.A.では、陸海空に生息する生物をそれぞれG、S、Aのナンバーに区分けし特定の種をベースに連結していくタイプと、オリジナルの生物無しの完全操作で生み出すNナンバーの4ラインに分けて研究が進み、うーさーの認識番号 「N0001-0001-0529」はNナンバーの1期目、1属、529番目のサンプルの意。尚、Nナンバーは属情報を持たないため、全てのサンプルが 「NXXX-0001-XXXX」となる。
理論的には可能とされたP.U.A.であったが、実際の研究は難航を極め、G、S、Aナンバーでは奇形と早死の多発、Nナンバーは生命として成立すらしないという状況が続いていた。そんな中、Nナンバーで唯一、奇跡的に生存状態を維持したのが 「N0001-0001-0529」で、生命としての成立が認定されて以降、専用の施設に移され有人24時間体制での完全監視下に置かれる。
この頃から研究チームのメンバーは「N0001-0001-0529」を複雑な認識番号ではなく、Nナンバーの研究責任者であった宇佐教授の名前をもじり、「ウーサー」というニックネームで呼称していた。
ウーサーという呼称に関しては、宇佐教授の研究日誌に「次世代の成功の礎になるという意味を込め、アーサー王伝説でアーサーの父親として登場するウーサーにあやかった部分もある」と書き記されている。
ウーサーの誕生は明らかに偶然の産物であり、またウーサー自体も「究極の生命体」とは程遠い、さしたる特徴のない小動物であったが、失敗の続く研究にあって“生存しているという事実”は、過程における成果として大変貴重なものであった。
ウーサーには口がなく、食料は近くに置くと空気中で栄養素に分解、体表面から直接摂取される。しかし、脂肪分や繊維質が分解できない等、分解できる組成が限られているらしく、結果的にごく一部の食物しか摂取することができない。ウーサーは当初真っ白であったが、成長するにしたがい体毛が黄色く変色していった。
宇佐教授は初期のウーサーについて、「ゾウガメのようにノロく、コアラのように覇気が無く、カバのように投げやりで、鳩のように空気を読まない。究極の生命体というにはおこがましいが、確かに多種の生命の特徴を兼ね備えていると感じることは多い」と評している。
誕生から1年後、ウーサー以外に長期間生き残ったサンプルがいないという理由で、認識番号が「AOA-001(動物の中の動物、生物の王である「Animal of Animals」の意)」に変更された。
ウーサーはこの頃から人間の言葉を理解していると思われる反応を示すようになり、以後理解の度合いは驚異的とも言えるスピードで発達していく。ウーサーの目や 耳は正常に機能していると思われるが、情報の認識は周辺の電磁波なども関知しているようで、発光や音声といった視覚・聴覚による認識だけでなく、近くで使 用されるコンピューターの入力情報に反応するという、非常に特殊な能力を有していた。
更に、コンピューターへの入力に対し、コンピューター内で直接反応を示すようになり、実験中に入力された観察記録「ウーサーがこちらを見ている」に対し「w」と返答。以後、コンピューターを介して会話が可能になる。
ウーサーは3行程度の日本語を把握でき、日本語のひらがなと半角英数字を扱えた。このため、研究員もウーサーではなく、うーさーと表記するようになる。目が覚 めると「いまおきたさんぎょう」、退屈していると「ksk」、高い関心を示すと「kwsk」、より高い関心を示すと「zipでくれ」など、非常にフレンドリー且つ高速な反応を示すが、それ以降、理解や反応する内容の向上はあまり見られなかった。
この頃、研究員がうーさーの返答を自動的に 人工音声に変換するプログラムを開発、うーさーを模した自立型コンピューターに搭載して運用する実験を行っている。この小型コンピューターは、挨拶の類を一切しないうーさーと違って比較的愛想良くチューンされており、「Hello、Hello」と気さくに話しかけてくることから、研究員の間で「ハローくん」というニックネームで呼ばれるようになった。後に市販化され爆発的な販売数となった電子玩具「ハロ」のオリジナルと言われている。
その後、生物遺伝子研究所は大規模な爆発事故を起こし、宇佐教授をはじめとするほとんどの研究員が死亡。研究所の施設の大半が破損したため、P.U.A. は解散。死体は見つからなかったものの、ウーサーも死亡したものとして扱われた。尚、爆発の原因は結局明らかにならず、テロ等の痕跡も見付からなかったこ とから、記録上は事故として処理されている。
劇中での活躍
『機動戦士ガンダムw』
生物遺伝子研究所の事故から2年余り。地球、月資源への主導権を巡り第7次宇宙大戦が激化する最中、うーさーは所属不明のMS・メカウーサー(WM- 02-X)に搭乗し参戦。突然現れては勢力を問わず攻撃を繰り返し、「意味不明過ぎる」「CKY(超空気読まない)」と各軍の兵士たちを震え上がらせる。WM-02-Xは本体から発する謎のエネルギーに包まれつつ左腕のドリルを高速で回転させながらの突撃を主たる攻撃方法としており、このため「黄色い荒らし」の異名で呼ばれた。
調子に乗って突撃を繰り返していたためか、WM-02-Xは戦闘中に大破、爆発。一時行方不明となるも、翌日には新型機・フリーダムメカウーサー(ZGWM-11)に乗って速攻で復帰。戦場が大きな失望に包まれた。
ZGWM-11はWM-02-Xの発展型MSで、物理攻撃を得意としたWM-02Sと比較しビーム兵器を大幅に増強、また、うーさーの高いKY力を活かすためにマルチロックオフシステムが搭載されており、大量の相手に同時に意味不明な攻撃が可能となっている。その高い駆逐能力は「あり得ないウザさだ」と周囲を震撼させた。
マルチロックオフシステムは、敵味方を問わず射程内にいる機体の中からランダムで選ばれた6機を自動攻撃するシステムで、完全ランダムと言われつつもなぜか圧倒的に味方に当たる確率が高い、迷惑極まりない仕様となっている。
第7次宇宙大戦の最終決戦となった第5次サンクト・クリスマス戦において、数万機のMSが乱れ飛ぶ戦場に出現。「技術側通信」「先行者命」とペイントされた所属不明のMSと共に3機で突入(3匹同盟)。ものすごい凄さで戦うも、ヤギとの戦闘中に突然ZGWM-11のOSがシャットダウン。地球の重力圏付近で 戦っていたため、そのまま地球に向けて落下した。
第5次サンクト・クリスマス戦は数時間後に停戦、第7次宇宙大戦も終結となったが、戦争終了時のうーさーの生死は不明であった。
『機動戦士ガンダムw』の後の世界を描いた小説版『機動戦士ガンダムw DESTINY』上巻において、地球落下後のうーさーが、特オタ特区にてググガガを名乗り、ZGWM-11の地上局地戦用改修バージョンであるフリーダムメカウーサーピコチュキ(ZGWM-11PC)を駆ってゲリラ戦に参加していたことが明らかになっている。この時のうーさーは、グリーンのカエル型スーツとマスクを身に纏い、正体を隠して活動していた。
小説版『機動戦士ガンダムw DESTINY』下巻では、フリーダムメカウーサー(ZGWM-11)の後継機である新型MS・スーパーフリーダムメカウーサー(ZGWM-21)に搭乗。再び宇宙に上がり、第8次宇宙大戦で多くの戦士が痺れ項垂れる余計な活躍を見せている。
スーパーフリーダムメカウーサーは、6門のビーム兵装を有したフリーダムメカウーサーの武装をより強力に改修している他、6機のスーパードラグーソを装備。これらを展開することで、同時に12カ所の攻撃が可能になっている。また、スーパードラグーソをパージした状態で、耳型スラスター内に搭載された惑星間航行用光パルスシステムヴォワチューノレ・リュミエーノレを発動することにより、全身が金色に輝き、ただでさえ通常のMSの3倍近かった速度が更に3倍増され、速すぎてなんだかよくわからないことになるが、そのままどこかへ行ってしまうことも多い。
初登場の際に、マルチロックオフシステムを使った全弾照射を3度敢行。2分余りで31機のMSを撃墜、4隻の巡洋艦を航行不能にし(全て味方機)、色んな意味で戦場がフリーズ。後に伝説となる。
尚、スーパーフリーダムメカウーサーは当初、各種アニメ誌の先行情報でストライクフリーダムメカウーサーと記載されていたが、諸般の事情によりスーパーフリーダムメカウーサーに変更された。通称スパフリ。
うーさーが生物遺伝子研究所について回想するシーンで、「うみだしたものにうばわれる……いのちとはひにくなものだ」とつぶやいており、研究所の爆破事故原因 にうーさーが関与していた可能性をほのめかしている。また、スーパーフリーダムメカウーサーへの搭乗後、戦闘時には意図的にコックピットばかりを狙う戦法を採っており、うーさーの“人類に敵対する意図”が、続編である『機動戦士ガンダムww』への伏線となっていると思われる。
同シーンでは研究所にいた時期でありながらも明らかに3行以上の文章を把握しており、うーさーが自らの思考程度をセーブして見せていたことを伺わせる。
『機動戦士ガンダムww(ファーストシーズン)』
第8次宇宙大戦から2年後。アメリカを中心とした「ユニオン」、ロシア・中国・インドの3国を中心とした「人類革新連盟」、ヨーロッパを中心とした 「AEU」の3大超大国が枯渇した化石燃料に代わるエネルギーリソース、3基の軌道エレベーターと太陽光発電システムを巡って熾烈な軍備開発競争を続ける緊迫した情勢の中、うーさーは突如「レザニマルビーイング(声なき動物の代弁者)」を名乗り、環境破壊や動物に対する非道な行為への武力による干渉を宣言。
レザニモマイスターとしてオーバーテクノロジーを満載したメカウーサーレザニモ(GMW-001)を駈り、クロマグロの漁場や和牛の飼育場などへの積極的な攻撃、接収を繰り返していく。世界の動物を救うべく戦いを挑むが、そのわりにうーさー自身は毎日肉ばかり食べているという矛盾も抱えていた。
この頃のうーさーは、3行以上どころかほぼネイティブ同然の日本語を操るなど知性がより進化しており、自らを「動物王」と呼称。衛星軌道上に浮かぶ宇宙要塞「ウーサーキャッスル」でハムスターの「アルジャーノソ」と地球を見下ろしては、「見るがいい、人がまるでゴミのようだ」などと人類を見下すような発言を繰り返し、「うっさうさにしてやんよ」「和牛はオレの嫁」などと口ずさみながら、今日は大田原牛の産地へ向かうなどする。
以降、圧倒的な機体性能を駆使し、高級食材の産地を次々に襲撃。エコロジー的な思想で支持を表明する人々もいる一方、節操のない攻撃に各陣営との対立は徐々に深まり、3大超大国対うーさーの戦いは熾烈を極めていく。
ついには3大超大国による共同戦線が組まれ、合同部隊が疑似カルロストシキ&GNドライブを使用した新型機30機を用いて衛星軌道上のウーサーキャッスルを襲撃。うーさーも封印されていたトランザモモードを解放、1対30の戦力差で互角に渡り合うも、別働隊にウーサーキャッスルを攻撃され苦境に立たされる。 しかし、死を賭したアルジャーノソが配線を噛み切りウーサーキャッスルの自爆モードを発動、キャッスルは合同部隊もろとも大爆発した。
この後、3大超大国は地球連邦政府を発足させ、世界は平和への道を進んでいくと思われたが……。
『機動戦士ガンダムww(セカンドシーズン)』
ウーサーキャッスルでの最終決戦から4年後。地球連邦政府主導の元、世界は統一されたかに見えたが、連邦軍の武力による弾圧に対し各地でゲリラ戦が頻発、むしろ世界の不安定さは増していた。そんな中、死んだと思われていたうーさーが新型機wwメカウーサーを駆り、再び世界に変革という刃を突きつける!
人物・逸話
登場シーンが多いわりに、ストーリーにはほとんど影響していないという指摘もあり、このことがうーさー不要論として議論の対象になっている。しかし、主人公 視点のストーリーにも現実感がない、理想論過ぎるという批判も多く、戦場にはうーさーのような見境のないキャラクターがいて当然と擁護する意見もある。
出自が明らかでない多数のMSや、それらに搭載されたマルチロックオフシステム、スーパードラグーソ、ヴォワチューノレ・リュミエーノレ、カルロストシキ&GNドライブといった極めて先進的な技術の搭載について、支援する組織や人物が一切登場しないことから、“自分で作っている”説が有力となっている。
様々な技術の出所については、うーさーが電磁波やネットワークを介してコンピューターのデータ自体にアクセスする能力を持っていることもあり、技術として習得せずともコピーしてしまえば済むと考えられている。
この件について、『機動戦士ガンダムww』の水島監督は雑誌インタビューの中で、「今後ストーリーに関わってくる部分ということもあるんで、立場上イエスとは言えないが、ノーとも言わないでおく」とコメントし、自作説の根拠となっている。
尋常ならざる膨大なMS撃墜数を誇りながらも、撃墜対象に多くの味方機が含まれていることもあり、「異常に高速で異常に超武装のMSが敵味方を問わず撃ちま くれば数字が上がるのは当然」等、うーさー自身のMSの操縦技能については見解が分かれている。超機動のMSを扱える、強大なGに耐えられる、スーパードラグーソのような遠隔操作による武装の制御が可能等、高い技量の保持が想像される一方、小説版『機動戦士ガンダムw DESTINY』において、スーパーフリーダムメカウーサーの起動ボタンの横に「全自動」「お急ぎ」「念入り」といったボタンが配されている描写があり、 そもそも操縦していないのではないか、という疑問もある。尚、うーさーはこれらのボタンを起動時には押しておらず、それぞれのボタンが何の機能を担っているか定かではない。
カトキハジメがリファインした「PG WM-02S メカウーサー」に、鼻の下(本来口があるであろう部分)に貼るシャークトゥース型のステッカーが付属されており、これを貼るとあたかもうーさーが笑っているかのごとき風貌となる。感情のなさそうな目に大きく開いた口をして「黄色い悪魔」と呼ばれ、一部のファンに人気を博した。「PG メカウーサー」は本体の金属感を再現するため特殊な合金を使用しており、価格が1個12万9800円と、100分の1スケールとしては史上最も高いモデルとなっている。
PS3版「第9次スーパーロボット大戦」に初参戦した際、扱い的には味方ユニットでありながらもプレーヤーは操作でき ず、劇中同様勝手に現れては敵味方を問わず甚大な被害を与え、結果としてうーさーが出現する一部ステージの難易度が非常に高くなってしまった。このため 「ゲームバランスブレイカー」「ロボット大戦をプレイしてたつもりだったのに、なぜかキングボンビーが現れた。何を言ってるかわからねーとは思うが、おれもわからないぜ」等、否定的な意見が続出。特に、完全ランダムと説明されていながらも味方機にばかり攻撃が当たる劇中同様の謎仕様はユーザーからの評判が 非常に悪く、続編である「第9次スーパーロボット大戦α」から、システムの難易度設定欄に「うーさーの攻撃」のオンオフ機能が搭載された。しかし、デフォ ルトでオンになっていることや、この機能をオンにしていなければ出現しない隠し機体があったため、結局はオンのままプレーするユーザーが多かったとされる。ただし、敵味方への攻撃は完全ランダムに変更、マルチロックオフによる射撃射程が3→2ヘックスに変更、ダメージ値の軽減等、ゲームバランスを考慮し たと思われる独自の調整も入っている。
また、PS3版「第9次スーパーロボット大戦α」では、ゲームオリジナルの機体として「高機動型 スーパーフリーダムメカウーサー」が登場。出撃前のブリーフィングで装備を換装すると使用できる。高機動型スーパーフリーダムメカウーサーは攻撃力が若干 低下しているものの、宇宙空間における移動力が30ヘックス、ほぼ100%近い回避値とユニットとして突出した性能を持っており、また必ず30ヘックスずつ移動するため、マップの構造によってはマップ外に出てしまったまま戻ってこないバグが多々発生する。運が良ければノーダメージで敵兵力を一掃した後消え るという展開が期待でき、不評だった「第9次スーパーロボット大戦」から一転、逆に難易度の高いステージで一発逆転を狙って多くのプレーヤーが使用する人 気機体となった。
PS3のネットワークオリジナルコンテンツである「トロステーション」の772回放送にゲストとして登場。トロ&クロに「ここにはギャルはいないのか?」と問い、「ギャルってなんなのにゃ?」「ギャルはとても美味しい食べ物だ」「どこで売っているのにゃ?」「売っている のを買うと逮捕される禁断のスイーツ(笑)だ」というやりとりの後、「トロもギャルを食べてみたいのにゃ!」という卑猥な発言を引き出し、熱烈なトロファンの反感を買った。
『機動戦士ガンダムw』の放映終了後に発売されたPSP2版「ガンダムwアルティメットバトルクロニクルファイナルレボリューションリバース」のクリア後に追加されるエクストラモードとして、ドラクエを模した2Dマップ型 RPG「うーさークエスト」が登場。敵キャラだけでなく、味方キャラや街の人間なども無差別に攻撃できるといった自由度が受け、意外な人気を博した。尚、攻撃は可能ながら主要キャラの殺害は不可能で、倒すと捕虜扱いとなり、男性キャラは「牢獄」、女性キャラは「ハーレム」という名のライブラリに画像が追加 される。更に、クリア後の2度目のプレイ時にはハーレムに追加された女性キャラクターにオルドという特殊操作が可能になり、キャラクターが脱衣するという隠しモードがあったため、「ガンダムという原作のイメージを逸脱しているのではないか」と物議を醸した。
ネット上を中心に、スペックが結果に全く反映されないどころかむしろ邪魔になっているという意味で、公務員や政治家などを「うーさー(笑)」と嘲笑するのが流行。「うーさー(笑)」は「現代用語の基礎知識」にも収録された。
トロステーションへの出演や、うーさークエストに代表される番組外へのスピンアウトに関して、あくまでもお遊び的な要素として楽しみを提供したいとするスタッフに対し、ネットでの評判に媚びている、遊びが過ぎる等の批判も多く、反響を意識してか現在放映中の『機動戦士ガンダムww』では今のところそういった企画的展開は見られていない。その辺りの事情について、水島監督はストーリー的な必要性と商品としてのニーズが別の物になり得るという認識を示した上 で、wwでは今まで明かされてこなかったうーさーの影の部分にスポットを当てていくことになる。善意や正義の在り方、善悪では語れない戦争という現実のひとつの答えとして、視聴者の心に響くものになるはず。とコメントしている。