ゼンハイザーのヘッドホンのおすすめ人気ランキング【2025年】

癖のないフラットなサウンドを求めるなら、「プロフェッショナルオーバーイヤーシリーズ」がおすすめです。耳を覆うオーバーイヤー型なので、耳に負担をかけず楽に作業を行えます。

なかでもスタジオクオリティのヘッドホンを手軽に試したい人には、「HD200 PRO」がぴったり。比較的安価でありながらバランスのよい音を鳴らせます。軽量かつコンパクトなうえ、イヤーパッドもやわらかで長時間装着しても快適です。

また、きめ細やかなサウンドを追求したい場合は、「HD300 PRO」や「HD 300 PROtect」がうってつけ。各楽器の分離感がきちんとわかるサウンドで、楽曲の緻密なバランス調整に役立ちます。「HD 300 PROtect」には大きすぎる音を抑える機能もあるため、耳を保護したい人はチェックしてみましょう。

高域・低域が強調されている「HD25」シリーズは、シンプルかつ軽量で装着しやすいうえ高い音圧にも対応できるため、周りが騒がしいシーンでも音をしっかり聴き取れます。

HD25シリーズはスタンダードな「HD25」に加え、「HD25 Light」や「HD25 Plus」もラインナップ。「HD25 Light」は片耳モニターなどの機能をカットすることにより手ごろな価格を実現しており、「HD25 Plus」はキャリングバッグなどの付属品を充実させています。

また、装着時の耳への負担をやわらげたい場合には、「HD280 PRO」に注目。HD25シリーズは耳の上に乗せるオンイヤー型ですが、「HD280 PRO」はオーバーイヤー型なので耳が疲れにくいのが特徴です。周囲の雑音を遮断できるので、DJブースでも使いやすいでしょう。

外出先で音楽を楽しみたいなら、Bluetooth対応のワイヤレスヘッドホンが便利。ケーブルを気にすることなく、ゼンハイザーらしいすぐれたサウンドを楽しめます。

どのモデルも高音質で遅延の少ないapt-X LLコーデックに対応していたり、専用アプリで音質の調整ができたりする点も魅力的です。

なるべくコンパクトなデザインのものを選びたいなら、「HD350BT」や「HD450BT」がよいでしょう。コンパクトながらどのジャンルにも合う設計で、贅沢なサウンドを楽しめます。人の多い場所でも使いたいなら、ノイズキャンセリング機能がある「HD450BT」がおすすめです。

原音を忠実に再現するクオリティの高さを求める場合は、MOMENTUMシリーズがうってつけ。どんな音域もしっかり再生できる性能と、本革を用いたイヤーパッドの心地よい装着感、そしてスタイリッシュなデザインにより、長く愛され続けているヘッドホンです。

心地よいサウンドを追求したいこだわり派には、メーカーにより「Audiophileヘッドホン」に位置づけられている製品がぴったり。「Audiophile（オーディオファイル）」とは、オーディオマニアのこと。長時間快適に使える装着感と音のクオリティの高さにより、まるで音に包まれているような時間を楽しめます。

自然な広がりのあるサウンドが好きなら、開放型の「HD599」「HD600」「HD660S」などをチョイス。音漏れや外からのノイズを極力減らしたい場合には、密閉型の「HD820」や「HD569」などがよいでしょう。

なお、「HDR600」や「HD820」などのハイエンドなヘッドホンはインピーダンスが高いので、快適なリスニングにはヘッドホンアンプが必要です。以下の記事でポータブルヘッドホンアンプについて紹介しているので、あわせてチェックしてくださいね。

細部の音にまでこだわりたい場合は、リケーブルが可能かどうかも確認しましょう。リケーブルとは、ヘッドホンのケーブルをつけ替えること。リケーブルを行うことによって音質を向上させたり、自分好みの音に近づけたりできます。

リケーブル対応モデルは、断線したときに本体を買い換えることなく、ケーブルだけ交換できるのもメリット。気に入った機種を長く使い続けたい場合にも重視したいポイントです。

ヘッドホンとアンプなどをつなげて使う場合は、バランス接続に対応しているものがおすすめ。一般的なヘッドホンの場合、アンプ側からマイナス信号が左右まとめて伝送されるため、微少なノイズが入ってしまいがちです。

しかし、バランス接続であれば左右それぞれ分けて伝送できるため、ノイズを解消して明瞭な音を楽しむことが可能。音の安定性も向上させられます。ただし、アンプ側もバランス接続に対応している必要があることだけ注意してください。