マス‐エムエル【MathML】
MathML
読み方:マスエムエル
MathMLとは、W3Cが勧告している、数式などの数学的記述を表現するためのXML仕様である。
MathMLはXMLに基づくマークアップ言語であるため、XHTMLに埋め込んでWeb上で数式を表現するなどの用途に比較的適している。2010年7月現在の最新版は、2003年10月に勧告されたバージョン2.0(第2版)である。
コンピュータ上で数式を記述するための手段としては、MathMLの他に、組版ソフトウェアの一種である「TeX」が知られている。
参照リンク
W3C Math Home - (W3C)
Mathematical Markup Language (MathML) Version 2.0 (Second Edition) - (W3C)
MathMLマニュアル - (Tsujino Lab.)
Mathematical Markup Language
(MathML から転送)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/02/17 05:00 UTC 版)
Mathematical Markup Language(マスマティカル マークアップ ランゲージ 略:MathML(マスエムエル))は、XMLアプリケーションの一つで、数式を記述するためのマークアップ言語である。単体では数式の記述しかできないため、文書として利用するにはXHTMLに埋め込んでXHTML文書として扱うなどする。
訳注
- ^ HTML Math
- ^ “Mathematical Markup Language (MathML™) 1.01 Specification (Abstract)” (1999年7月7日). 2008年5月10日閲覧。 “While MathML is human-readable it is anticipated that, in all but the simplest cases, authors will use equation editors, conversion programs, and other specialized software tools to generate MathML.”
- ^ WIRIS editor page describing the use of MathML.Wiris.com.Retrieved on 9 May 2012.
- ^ MathML Software - Editors at W3C. W3C.org (24 April 2012). Retrieved on 9 May 2012.
- ^ Hermitech Laboratory - Formulator Mathml Weaver
- ^ Authoring MathML for Mozilla
- ^ 「WebKitの数式(MathML)でSafariはボランティアの努力を採用し、数式を表示できる。Chromeは同じものを不採用として批判を浴びる。」『電子書籍、電子出版のCAS-UBブログ』 アンテナハウス株式会社、2014年3月8日
- ^ “「MathML」に対応した「Google Chrome 109」が正式版に ~Windows 7/8.1対応はこれが最後”. 窓の杜. 2023年1月11日閲覧。
- ^ Opera Desktop Team - Even more work
- ^ MathJax
- ^ MathML で記述した数式を PDF に変換
- ^ JAWS16.0日本語版
- ^ MathFlow, Dessci.com. Retrieved on 9 May 2012.
- ^ Presentation MathMLをPMathML、Content MathMLをCMathMLのように略記することも一案だが、ここでは文献ローラ・リメイ 武舎広幸訳 (1998-8). HTML入門 続. プレンティスホール出版. p. 489-496. ISBN 4-89471-066-8に倣った。
- 1 Mathematical Markup Languageとは
- 2 Mathematical Markup Languageの概要
- 3 歴史
- 4 表示と意味論
- 5 例
- 6 ソフトウェアでの対応状況
- 7 外部リンク
- MathMLのページへのリンク