はてなキーワード: CGとは
レディットを見てたら、イスファハーンにあるモスクの天井がすげえって投稿があった
青いタイル張りの立体的な天井で、幾何学模様が複雑に組み合わさって、あまりに細かいので、もはや天井の写真には見えない ガラス細工とかそういうものに見えてくる
すごい 確かにすごそうなんだけど、そういうのって結局現地で自分の目で見ないことにはあんまり凄さが伝わらない
スマホの画面はどこまでも平面なので、同じ細かさだったら絵だろうとCGだろうと写真だろうと同じだ(VRとかだとまた違うのかもしれないけど、買う勇気を出せないままだ)
見に行くしかない イスファハーンに行く理由がひとつできたということになる
つうか、そういう細かい小手先の話は置いといてさ、俺は素直に、シンプルに思ったわけですよ
世界史で出てきた「イスファハーンは世界の半分」というフレーズは結構好きだった
世界の半分とまで称された都市が、今ではそれこそ世界史で数行出てくるだけ(つっても凄いんだけどさ)になっているという諸行無常感と、イスファハーンといういかにもアラビアンなエキゾチックな響きが心に残った
でもまあ、それだけだったわけ
イスファハーンのことなんか全然調べたことないし、もはやいつどこの都として栄えてたのかも覚えてなかった
でもさあ、Googleマップでイスファハーン見てみたらさ、なんか、すげーいい感じなんですよ
まずこう、"一大観光地"レベルの、マップ上で写真付きで強調されるような場所がバンバンある 全部レビューが千件以上ついている そして写真がすべて美しい
メシは確定でうまいじゃん中東って 最悪よくわかんなくてもケバブくっとけば間違いないし
空が高そうだ 乾燥していそうだ 嗅いだことのない匂いがしそうだ アラビア語…じゃないのか!(ぶっ殺されそうな発言だ)ペルシャ語しか書かれていない看板なんかをみて、目眩がしてきそうだ
金も時間もバイタリティもないから、実際イスファハーンに行けるかどうかはかなり怪しい
しかし、やっぱりこう、世界の半分ですぜ、旦那!という気持ちは出てきてしまいますよね
なんか国際空港も近くにあるみたいだし(直行便はなさそうだけど)、実際アリなんじゃないかとも思う
海外旅行行ってきました!へえー、どこ行ったの?
イスファハーンです、イスファハーンは世界の半分!!そう答えてみたいじゃないですか
エスファハーン・ネスフェ・ジャハーンって言うらしいぞ これ韻踏んでる感じだな
絶対エスファハーン・ネスフェ・ジャハーンって書いてあるTシャツ売ってるだろ
それを買いてえ それを買いてえよ
アニメの方
先日実に7年ぶりに風邪をひいて弱ってひとりで寝ていたとき、いつか弱ったときに見るかもしれないと漠然と考えて録画しておいた「映画おしりたんてい さらば愛しき相棒(おしり)よ」を見たらまんまと面白かったのだ
弱っていた心身に何らかが刺さってしまい、特に本編の直前のストーリーである短編「映画おしりたんてい なんでもかいけつ倶楽部対かいとうU」でなぜかぼろぼろに泣いてしまった
キャラクターの子どもたちのかわいさ素直さこういう喜びやただただ楽しいだけの時間が確かに自分にもあったみたいな、なにかきらきらした純度の高いなにか、ぴったりのものを探すと「銀のロマンティック…わはは」の最後のスケーティングプログラムで描かれてるあの感じが作品につまっていて、それにやられてしまった
セリフなし音楽だけで「とっくん」の日々が描かれていくシーンが特にそれだ
長編の方にしても絵も造形も動きもいいしキャラクターが変顔になる演出も好きだし必殺技もストレートなおかしみがあってなんか妙ででもキュートで、あとおしりたんてい、あれで30過ぎてるんだな…大学のミステリ研かいなみたいなリアリティを入れてくる意外さもあり素直に笑えて素直に楽しくて寝込んでいる間に4回見た
回復したあとでもう一回見てもやっぱり面白くて、NHKでやっているテレビシリーズの方も見てみたけどやはり面白かった
この20年ずっと弱ってはいるといえばまあそうだが、なにも特別弱っているときだけに楽しく思えたものってわけじゃなかったらしい
テレビアニメのOPは本来エンディングに入るはずのクレジットも入るためか、もしかしてフルサイズか?というやたらな長さの明るいとんちきなプログレって感じの歌にあわせてやたら気合の入った作画と演出のCGダンス映像で妙なみごたえと中毒性があり何度も繰り返し見てしまう
謎解きは子ども向けに単純で荒唐無稽なところもあるけれど、キャラクター同士の関係性や演出に洒脱なところやなかなかピリッとしたところもあり全体のバランスがよくて楽しすぎる
これはもうハマッたと言っていいような気がするのでとりあえずアニメを見るのと同時に原作にも手を出そうと思ったのだが、調べてみるとアニメではかなり改変要素があるみたいで迷っている
オリジナルキャラクターが結構いっぱいいるみたいだし、原作とアニメーションはかなり別物だと考えていいのだろうか、というかその方がいいのだろうか
アニメの方を先に見てアニメの方を好きになってしまったタイミングで原作改変についての諸々の話題をまたはてなで見かけたので、色々考えてしまった
・ずっと見たかったので見れてよかった
・「えっ?!八虎くんが絵に目覚めてから芸大合格までを映画の尺で‼︎?」
偉い人「できらあ!!!」
作成陣「えっ?!」
作りがどうとかじゃなくて映画という媒体でやる物語として無理があるし
そもそも原作が完璧だから映画化の必要はあったんか…?感はある
でも頑張ってる感じは伝わってきた
(けど予備校あたりから飽き始めてTwitterながら見になった)
没入感に少し影響はあった 三次元だから時間経過に己の体感を重ねやすくなってしまい
流石に八虎くんの上達スピードは異能すぎるやろとか鮎川きゅんの
「体が男性」感とか(ポリコレ気取りだったがいざ三次元で鮎川たそスタイル来たら
オッ ウッ って身構えてしまう己)
でも鮎川たそ、引きでみるとめちゃくちゃ原作のイメージ通りだった
でも代わりに、朝の渋谷を描いて「相手に伝わった」時の泣きそうなくらいの
嬉しい気持ちとか「手段を変えても本質は同じ」の件は漫画より飲み込みやすかったので
新鮮だった
・実写だと「自分より断然後から絵を描き始めた後輩が一年ちょいで上手くなって自分より
ランクの高い美大に受かる」がより強調されめちゃくちゃ曇るけど
無垢に応援・お祝いしてくれる先輩はマジで聖人だな…ってなった
一次で落ちたオニギリ丸刈りぽっちゃりの人の存在感がやたらあった
5部ネキが一番実写のイメージすぎた
・Filmarksでcgが〜ってあったので
「さぞかし渋谷の朝滑空シーンで魅せてくれるんやろうなぁ」ワクワク
してたけど普通やった
なんか予算の都合を感じた
芸大受験でさぞかしcg炸裂するんやろうなぁ→そんなことはなかったぜ
・エンドクレジットの最後、鉛筆が走る音だけになったのすごいよかった
ルックバックも讃美歌じゃなくてこんな感じで締めてくれたら
よかったな〜って思った
その語られてない空白を、視聴者が勝手に埋めるんだけど、それが物語の深みを増してるし、
逆に多くを語りたいけど尺の問題もあるし、説明口調になっちゃうしで敢えて語らないというのもあって、
語られてない部分もちゃんと設定があったり、物語があったり、でも、それを敢えて語らないのが富野なんだよね
安彦はアニメーターとしては天才的だけど、ガンダムの原画描きながらそういうことを考えてたのか知らんけど、
敢えて語らない部分をパンパンに埋めちゃうと、すっげー蛇足に思えたんだよね
すげー早口で丁寧に説明されてもウザイだけで、敢えてあまり語らないで、語った後に視聴者が、その謎とか疑問を質問したくなる方がいい、みたいな…
エヴァもそうだよね、エヴァはどうも裏の設定とかないまま発進しちゃったみたいだけどw
設定とかまったくないけど、意味ありげな台詞とかポエム吐くと、なんかスゲーこと起こってんじゃない?みたいな錯覚に陥るんだよね
同じようなこと押井守もやるけど、押井守がやると眠くなるんだよ
映像が眠いとか、意味なく犬が出てきたり、ひたすら眠い、タルコフスキーだから
でも、ガイナックスのエヴァは、動かないときは徹底的に省力化されてて、戦闘シーンとかで急にガンガン動いたりするんで、
そこでハッと目が覚めて、スゲー、作画スゲー、って思うんだけど、エヴァは全体的にはあんまり動いてはいないんだよね
オネアミスのオチのかなりを庵野氏が描いてたみたいだけど、あれも含めてオネアミスはよく動く、宮崎アニメのようによく動く、元気だったよね
話を戻すと、近年の安彦ガンダムもよく動くし、CGのメカも採用されたし、アニメとしてはレベル高いんだよね
でも、初代ガンダムの第一話を何回も観てしまうんだけど、作画が今からすると酷かろうが、例えば脚本は完璧だと思うんだ、教科書にしていいぐらい
近年の安彦ガンダムよりも、自分の中では初代ガンダムの第一話が勝ってるんだよね
もう、幼少期なのであんまり覚えてないけど、巨神ゴーグも子供の頃ワクワクして見始めたんだけど、なんかあんまり記憶にないんだよね
作画とか、アニメとしてのレベルは高いと思ったんだよ、クラッシャージョウとかもそうだし…
でも、それでも初代ガンダムの第一話なんだよね、あれが本当のエポックメイキングだったんだろう
初代ガンダム劇場版の安彦作画も素晴らしくてハッとさせられるんだけど、安彦氏って天才だと思うんだよね
大河原氏のダサいデザインを直して今のガンダムってものを作ったのは明らかに安彦氏だし、ぶっちゃけガンダム発明したのは安彦氏であって、
小中のとき、ヤンキーに代行させて、俺を殴ったり蹴ったりさせた奴が弁護士になった後、某パチンコ企業の幹部になってるんだけど、
ネットで名前検索すると住所まで分かって、かなり羽振りの良い暮らししてんだなぁ、と思われるんだけど、
パチンコなんて斜陽な…、と一瞬思ったものの、そうは言っても、一向にパチンコ店なくならないよなぁ
考えてみれば、パチンコのプログラミングとかCG関係の仕事の話も大昔にあって、まあ、色々あって断ってしまったのだけど、
自分はパチンコとかギャンブルに興味というか愛がまったくないので、まったく愛がない仕事ってのもなぁ、と思ってしまうのだけど、
100とか1000あったら、10とか1とか愛がないと苦痛なだけになってしまうし、仕事ってやってみれば面白さが分かるというのもあるけど、
7,8年ぶりにまともにプリキュアみた
メタネタがちょっと新しくて面白かったのと、主人公がハトプリのマリンっぽさあるなって思った
マリンほどじゃないけど
OPで青が上からかかと落としするところでパンツみえるかと思って巻き戻してみたらもこもこだった
まあわかってたけど
センター黄色はいいとして両サイド青と紫って色のバランス的にどうなんって思ってしまった
5人とかになんのかな
手でハートつくるのだったり黄色プリキュアがメインだったりでドキプリ思い出したな
EDだけじゃなくて作中でもcg使いだしたのってたぶんハピネスチャージプリキュアが最初?だと思うけど今作はトドメ技がライブステージでもろCGだな
主人公の通常状態のスカートが短くてパンツみえそうではらはらした
パンツ先生が書きそうなシチュえーしょんがてんこもりでにやにやした
はあ
来週以降はどうしようかな・・・
彼本人が語ってたと思うんだけど、圧倒的な引き算なんだよね
過剰な足し算をオネアミスの翼でやった、じゃあ、どこまで引き算してもアニメが成り立つか、限界に挑みたい、みたいな…
例えるなら、丸チョンというかチンポじゃなかったポンチ絵とかでも、アニメは成立するじゃん
まあ、それは商業用アニメとしては無理だけど、絵を徹底的に引き算して、丸だけの顔にキャラの名前でも書いておけば見分けがつくだろみたいな…
TVの後半、予算とか納期の限界を迎えて、ほとんど絵が止まってるのに会話だけで終わったりとか、意図的なのかはちょっと分からんけど、あれも究極の引き算だよね
俺も絵がほとんど動かないので、画面見ないで家のパソコンにインストールしたLinuxとかいじりながら、会話だけ聴いてる感じで、
会話の内容は謎めいていて、最終回でなんか伏線がすべて解決するとかあるのかな、と思ったら、最終回で全部放り投げやがったんで、
やられたwとは思ったけど、まあ、ガイナックスだからね!庵野だからね!で自分は心が解決してしまったんだけど、
世の中のアニメ耐性ない人?たちとか?はそうじゃなかったみたいで、なんか激怒してしまって、庵野しね、とかBBSとかに書き込みされたりして、
制作でウツになってた庵野はさらに病んだらしくて、さらに病んだ結果が旧劇場版だったみたいだけど、俺はシンより好きなんだよね、イデオンの黒富野みたいなもんで…
∀とかキングゲイナーみたいな白もいいけど、イデオンは何度観てもやっぱりいい
そもそも、エヴァ作る前に庵野もイデオン観てたみたいだし、イデオンもラスト皆殺しだし、みんな死んじゃえばいいのに…な話だよね、似てるなぁ、と思ったよ
ただ、ラストが皆殺しとか、物語を作る意味では逃げてるわけで、打ち切りとかでありがちでもあるし、シンとかは逃げたくなかったのかなぁ、とは思った
思ったけど、旧劇の、まあ面白みのない話かもしれないけど、量産型とアスカが死闘する作画とか、やっぱCGにはない、ぐにゃっとした感じがよく出てて、
そういえば、子供の頃はファーストガンダムがちょっと嫌いなところがあって、子供ながらにザクのスカートがぐにゃぐにゃ曲がるとか、ガンダムの短パンも曲がるし伸びるし、腕もぐにょぐにょ曲がるし、
安彦氏のダイナミックに動かすために金属さえ曲がる、というのが苦手だったんだよね、だってガンプラから自分は入ったから、ガンプラ曲がんないじゃん、足上がらないじゃん
でも、大人になってから再度ファーストガンダム観てると、いいんだよね、あのぐにゃぐにゃ曲がる腕とか腰とかももがいいんだよ、あれがいいんだよ
CGはどんなにいじっても計算されたカメラなわけだけど、フリーハンドで描いた絵はカメラとしてはおかしくても、観てて気持ちがいい、爽快感がある、アニメーターは大変だけどあれがいいんだよね
R18かそうでないか、CG集(同じ画像で差分か台詞だけ変えてページ数稼ぐタイプ)か漫画か、で全然違うんだけど、
まず、R18でないならDLsiteで二次創作ではないオリジナル同人誌は二桁売れたら十分、三桁は爆売れ、だと思う。
嘘だっ!オリジナルでも1万越えの作品がトップページに並んでいるじゃないかっ!って思うなら、「人気順」じゃなくて「新着順」にして、適当にページ遡ってみるといい。1ヶ月過ぎても販売本数0や1が大量に並んでいる。
次に漫画だとしたら、100pは長すぎる。それだけ長いとどうしても販売価格は四桁にしたくなるけど、固定ファンが付いている作家の総集編でも無い限り四桁は怯むし、よっぽどサンプルが気に入ってても50%セールになるまで待つ。この場合は、セールで50%OFFや80%OFFにして売れるのを祈るしかない。
次からは32pとかで刻んで4巻ぐらいに分割して、合計で三桁を目指そう。
R18のCG集で二桁なら、サムネやサンプルがターゲット層に刺さらなかったか、タイミングが悪かったか。
『チャーリーとチョコレート工場』はテレビでちょくちょく放送されてるけど、本国では評判よくないって知ったときは軽くショックだったなあ。
どうやら旧作に『夢のチョコレート工場』ってのがあって親しまれているらしいんだが、それと比べて『チャーリーとチョコレート工場』は魅力に欠けるらしい。
日本では『夢のチョコレート工場』は有名じゃない、つまり比較対象がないから評価されやすかったんだろうな。
こういう、自分の中で何らかの評価基準だったり比較対象があるかどうかで印象がガラリと変わるってのはあるんだろうね。
そういえば『ライオンキング』がCGアニメーションになってリメイクされたとき、俺は正直そこまで評価してなかったな。
高クオリティなCGによる映像美は確かにすごいけど、基本的な面白さは旧版からあるものだし、むしろケレン味が減って物足りなくなった。
でも旧版に慣れ親しんでない人からの評価は高いらしくて、最近スピンオフ作品も上映されてるあたり結果は出てるんだろう。
“慣れ親しんで”と書いたけど、“慣れ”が評価の分かれ目ってのもあるんだろうね。
『ドラゴンボール』の悟空の声優といえば野沢雅子だし、それ以外に考えられないと思っている人は多いけど、他の国ではそうではない。
アメリカだとショーン・シュメルっていう男性声優がマッシブな声で演じていて、あっちでは悟空の声といえばこの人って感じらしい。
そんな人たちが、ドラゴンボール新作の吹替版を待ちきれずに字幕版を観た結果、界隈はちょっとザワついたらしいね。
もちろん長年やっているオリジナル版の声優ということでリスペクトを示す人も多くいたが、一部では「Grandma Goku(悟空お婆ちゃん)」なんて言葉が蔑称寄りに使われているほどだ。
俺たちは慣れているけど、筋骨隆々の男の声を老齢の女性が演じているわけだから、身も蓋もない通称だ。
でも、「悟空の声=野沢雅子」というパブリックイメージや慣れだとかを抜きにしてフラットな気持ちで改めて聴いてみると、まあ野沢雅子の声はお婆ちゃんだ。
劇場版ポケットモンスターの『みんなの物語』で、野沢雅子がヒスイっていう老婆の声をやってるのを思い出す。
当時「悟空がお婆ちゃんの声やってるw」って感じの反応してる人も多かったけど、よくよく考えてみたら「お婆ちゃんが、お婆ちゃんの声やってる」だけともいえるんだよね。
何が良いか悪いかだとか、是非の話とかをしているわけじゃなくて、とかく作品の評価ってのは別作品や“慣れ親しみ”ってのが評価基準の重要なファクターになってるんだなと改めて思った、っていうのを書き連ねただけ。
アニメ映画の巨匠と呼ばれる人にほらほら褒めてとかがっつきながら見せるも
「これは生に対する冒涜だ!!」と一喝されてシュン・・・となる映像をいつかどこかで見た気がする。
その時は「え?この爺さんなんでこんな激おこなの笑」とかいう感想しかなかった。
最近、とあるCMを見ると妙な違和感を感じて、それはますます大きくなる一方なものがある。
最近は本物の動物を使わず、CGなのか生成モノなのか、とにかくツクリモノが使われることが実に多い。
一見はテクノロジーの進化により本物のように見えるけれど、犬猫にしてはあり得ない表情とか足の動きとかしてて、
もう、
実に、
気味が悪い!
これに尽きる。
近づくと危ないってさ。
これからニワカを始める香具師のためにニワカガンダムヲタクの俺がどの作品を見ると良いかを解説してやろう
解説と言っても時系列に並べるだけなんで、気になった作品を見てみようず
※文句のあるやつ:ツッコミもらっても訂正できない(しきれない)と思うからもう自分で書いてくれ。
電磁波を遮断できる。レーダーが使えないとか、核融合できるとか、携行可能なビーム兵器やサーベル状に刃を形成できる技術の理由となっている。その他、ニュータイプと呼ばれる適応した人間の脳波というか感応波を伝播するっぽい
直接エネルギーを取り出しているらしくて、お湯を沸かして発電しなくても良い
いわゆるファーストガンダム。ガンダムとザク、アムロとシャアが出てくる。連邦VSジオンかと思いきゃシャアの私怨などいろいろ混ざってる。おかげで「坊やだからさ」が聞ける。劇場版は、最低でもどこかの段階で見ておいて欲しい。
イントロダクションでコロニー落としのシーンもあるし、波平さんの声も聞ける。ククルス・ドアンの島はこの中の一話の劇場版。
ミノフスキー粒子はNTの脳波というか感応波を伝播するとかなんとか、そんな感じなのでコンピューター受信・変換して機械や武器を操作しようみたいな技術。ジオン側で実用化しつつある。
サイコミュを使って、ミノフスキー粒子影響下でも遠隔操作できるようにしたビーム砲を搭載した小型の兵器。小型と言ってもジェネレーターを内蔵しているのでモビルスーツの全長くらいある。後の作品だと充電式になって小さくなった。
パラレルワールドの話なので、ジークアクスとの関係は薄いと思う。筆者の勝手なイメージだけどサンダーボルトの人は細い腕にでかいもの持たせるのが多分好き。
一年戦争中のとある小隊の戦いを描くOVA。劇場版というか総集編もあるけど、お勧めとしてはOVAを全話見た後に劇場版を見て完結して欲しい。勇者王ことシロー・アマダが出てくる。
ガンダムの戦闘データを元にジムが開発されたはずなんだけど主人公をMSに乗せたいので、先行量産型ジムとか、陸戦型ジム、ガンダムの余剰パーツで作った陸戦型ガンダムなどが登場する。現地改修型とかカスタム機も登場。
なおシローの「倍返しだ!」は有名だが、倍返しではない。(ちゃんと意味があっての叫びなので気になるなら見るべし)
終戦直前のとあるコロニーでの戦闘を描くOVA。少年と青年の友情、恋模様などが語られる。米津玄師氏が好きなMSであるケンプファーが登場。また「嘘だと言ってよ、バーニィ」のセリフが聞けるのはこの作品だけ。
富野監督を排除してガンダムを作ろうとした意欲作。お陰で各方面から辛く当たられていると思うのは筆者だけか。人気はあるんだけど、デザインの整合性を無理に取ろうとすることになった原因であり、また結末の内容によって賛否両論。見ておいて損はないけど……
※ザクのデザインアレンジ+ホバー移動を映像作品でやってしまったため、統合整備計画という裏設定が生まれる要因となった。
一年戦争後の0083年が舞台。一年戦争で驚異の活躍を見せたガンダム。神話のようになってしまったガンダムをまた連邦で作ろうということで軍事企業のアナハイム・エレクトロニクスにて3機を試作するが核弾頭を積んだ2号機がジオン残党に奪われちゃってさあ大変。何とか取り戻そうと頑張るうちに私怨まで絡んじゃってもうなにがなんだか。
それでも主人公の「コウ・ウラキ、吶喊します!」を聞くためには見るしか無い。OVAだが総集編もあり
機動戦士ガンダムの直接の続編。主人公たちのその後も見れる。逃げたシャアも帰ってくる。あと登場人物がやたらビンタされる。
主要なメカとしては、まず矢口真里が『特に好きな「モービルスーツ」は、飛行機にもなる「ゼットガンダム」です。』と言ったことでも知られるゼータガンダムが出てくる。広い心で見れば飛行機に変形するというのは間違いではないような気もするが、大気圏突入能力があるウェブライダーと大気圏内での飛行能力のみのウェイブシューターとで存在が別れているので、やっぱり飛行機って言ったらダメかもしれない。
またマチュと関係があると噂されるハマーンも出てくる。ちなみにハマーンの乗機であるキュベレイの設定画というか準備稿にはエルメス2という表記があるらしい。キラキラとララァの関係が噂されてるのでこちらも要チェックか。
見て欲しいけれどなんだかんだ長いので、やっぱり劇場版を見ておけば良いんじゃないかな?でも後期OPは森口博子のデビュー曲なのでそれくらいは見ておいて損はないか。
「敵はモノアイ、味方はガンダムとバイザー」という法則を破ろうとしたけど、スポンサーの意向とかで軌道修正をかけられる。お陰で敵も味方もMS色々ごっちゃになってる。
人工的にニュータイプを作ろうとしたけど精神不安定になったり色々大変。かわいそうな人が多い。
簡易サイコミュらしい。パイロットがニュータイプの場合、感応波を読み取って機体制御の補助をするとか。なおミノフスキー粒子は感応波の影響を受けるので、パイロットが盛り上がってくると機体の周囲のミノフスキー粒子が影響を受け出す。だから変に光ったり、ビームサーベルが謎に長くなるのはミノフスキー粒子の影響。ラスボスの機体にもバイオセンサーが搭載されていて、カミーユの感応波を受信しちゃって最後動かなくなったという設定だったはずなんだけど、近年のコミックでは後述のアクシズショックと同じ原理で動けなくなったという設定にすり替わりつつある。
ムーバル・フレームはただの誤表記なので注意。0083までのモビルスーツはカブトムシとかと同じくモノコック構造だったが、ガンダムMark IIよりフレームに装甲を懸架する方式に変わる。可動域が段違いになり、それ以前のモビルスーツと比べて隔絶した性能差を持っている。
椅子の前にモニターではなく、椅子の周囲全てをモニターで覆ってしまったもの。作画上の理由らしいけどどうなんでしょ?
新しい装甲材。すごいらしくて、ほぼ全員使っている
ムーバブル・フレーム、全天周囲モニター、ガンダリウムγの3つの要素を併せ持った次世代のモビルスーツをこう呼ぶ。というか、最低限この3つの要素が無いとこの時代以降のモビルスーツとは戦いにならない。……はずなんだけど、VR作品「銀灰の幻影」では、第1世代モビルスーツであるザクⅡやジムが近代改修のおかげで遜色なく戦えるとか書いてしまって一部で炎上した。前述のようにこれらはモノコック構造なので、第2世代に改修するためにはもうイチから作り直すしか無くなってしまう。まあCGを使い回すための適当なこじつけだったっぽいので仕方がない…なくない。
Zガンダムの直接の続編。Zガンダムが最終的に暗い話になってしまったので、こちらはコミカル路線になっている。そのために人気も……なんとも言えない。前期OPである「アニメじゃない」にかこつけて色々言われるが、悪い作品ではない。劇場版はない。
こっちもビームサーベルがハイパー化したりするけど、はいはいミノフスキー粒子ミノフスキー粒子。
必修科目。アムロとシャアの最後の戦いを描く劇場作品。「νガンダムは伊達じゃない」が聞ける。ガンダムUCで猛威をふるったサイコ・フレームとアクシズショックが描かれた作品。劇中でサイコ・フレームの説明に使用されている画像は岡田斗司夫氏が富野監督に説明したときのメモをそのまま使用しているらしい。
アクシズを押し返している時に弾き飛ばされたギラ・ドーガの手を掴んだジェガンのパイロットはゲーム作品である「外伝 THE BLUE DESTINY」の主人公ユウ・カジマではないかという噂が流れたが、これは否定されているらしい。しかし最後のほうでベッドからカーテンを開けてアクシズを眺めている金髪の人物はヤザン・ゲーブルではないかという噂の方はなぜか否定されていない。
サイコミュの機能をもつコンピューターチップを金属原子並の大きさにして構成素材に鋳込んだもの。その素材をフレームの一部に使用したのでサイコ・フレームと。感応波を増幅する機能があるようなのだが、増幅しすぎて大変なことになる。
とりまアクシズが最後にどうなったかをみていただくとして、この時のサイコ・フレームの共振による異常現象を後年アクシズショックと呼ぶようになった。そのため逆シャア内でこの名称は出てきていない
当時は宇宙世紀が知りたいならこれを見ればよいと言われていた。ちょろっとしか出てこなかった謎MSや、MSVとかゲームにしか出てこなかった珍MSなどがファンサービスのように登場するのも嬉しいところ。人気は強いけど、面倒くさい一部のヲタクはあんまり好きじゃないらしい。かくいう筆者も好きじゃない。
ガンダムという作品にはニュータイプとか、サイコ・フレームの光とか不思議要素が出てくるわけだが、それがメインに置かれてしまっている。面倒くさいヲタクが言うには、そういうのはエッセンス的に使うものだとかなんとか。スター・ウォーズ続三部作のフォースの使い方に文句のある人は言っている意味がわかると思う。まあそういうのは本当に最後の方なので普通に見るなら面白い。
ナラティブと読む。ユニコーンの続きの劇場版。なんで、あんまり話せることはない。とりあえずユニコーン見てから見よう。上記UCと合わせてニュータイプとかサイコ・フレームに関する解釈が一部の古参ファンとは合わないっぽい。
UCと同時期の傭兵の話。VR環境がないので筆者は見ていない。上記の通りムーバブル・フレームの設定をぶっ壊したので良い印象は無いが、VR環境が整ったらやっぱり見ちゃうと思う。悲しいけどコレガンヲタなのよね。
逆襲のシャアの最後の方で拗らせてしまったブライトさんの息子のハサウェイがいかにしてテロリストとなり、処刑台に散っていったのかが描かれる。劇場版。続編の情報がやっと出てきた。
新システムで大気圏内を自由に飛べるようになるけど君たちでかくない?
劇場作品。見てもいいけど、そろそろジークアクスとは本格的に関係なくなってきたと思う。このあと続編のクロスボーン・ガンダム(TVシリーズ)に繋がるはずだったが立ち消えになってしまった。逆襲のシャアは通常セルにシネマサイズで描いていたのに対してこちらはちゃんとシネマサイズのセル画を使用したお金のかかった作品。質量を持った残像が見れるのだが、残念ながらキンケドゥ・ナウを見ることはできない。
サイコミュが受信した感応波を機体制御になんかいい具合に合わせてくれるシステム。劇中ではサイコミュ、サイコ・フレーム、バイオコンピュータ周りのシステムをひとくくりにしてバイオコンピュータと呼んでいたっぽいが、UCによってサイコ・フレームの開発が凍結されてしまったので、もしかすると今は搭載されてないことになってるかもしれない。
ビクトリーガンダムを駆るウッソ・エヴィン少年の成長と「おかしいよカテジナさん」のセリフが見れる。富野監督は一番キライな作品らしい。そのためか敵も味方もわんさか死ぬ。セクシーなお姉さんもいっぱい出てくるけどいっぱい死ぬ。F90でモノもデータも消失してしまったミノフスキー・ドライブが再登場。主人公の乗り換えにて猛威を振るう。こちらも劇場版は無いけど、バイク戦艦とか色々面白いのでつまみ食いしてもいいと思う。
ウッソの母親の旧姓がシャアの恋人の名字と同じため、シャアの子孫ではないかとの憶測が流れたが富野監督により否定されている。また母親と同名の女性がF90の開発スタッフにいるが、性格が違いすぎるため同一人物かどうかは意見が別れている。
推進剤を使用しない推進システム。推力も測定不能で、理論上は亜光速まで加速できるらしい。
小説。ジークアクスとは関係ないと思うから見なくて大丈夫。映像化されてないし。シャアのクローンが出てきて美化されるんだけどやっぱりシャアはシャアだった。
富野監督的には∀ガンダムの後の世界の話だったらしいんだけど、公式により前の世界の話にされてしまったガンダム。もはや富野監督ですらガンダムを自由に作ることはできないだなと悲しくなる情報であるが、だからこそ今回のジークアクスがここまでやってくれたことを嬉しく思うものである。
既に宇宙世紀ではないのだけど、富野監督作品なので一応ここに。時系列的には繋がっているらしいけどどれぐらい未来なのかは諸説あり。
ターンエーガンダムと読む。文明が崩壊した後の世界。メカデザインがいきなり変わるがファンは多い。劇場版もあるので見たら良いけどジークアクスは完全に関係ないと思う……いや、関係あるといえばあるんだけど直接は無いというか、なんというか、全てのガンダムの集大成の先にある物語という立ち位置。黒歴史という言葉の語源は実はこの作品である。とりあえず履修しなくても大丈夫だと思うけどお勧めではある。
A:初代ガンダム打ち切り→人気出るけど番組終わっちゃったから新しい Permalink | 記事への反応(4) | 23:01
ザ・コンサルタントも好き
イコライザーは丁寧な生活と手が届く範囲の人のために暴力を振るういい人…普通に考えてただの私刑なんだけどいい人に写るってところが面白いのかなと思う
荒事を均し目的はあるけど手段が分からない人を引っ張る、世界が良くなる時間を見てる心地よさ
…面白くなかった
うん、そうね、いろいろあるけど
デンゼルワシントンか
調べたら4年
4年かぁ~
ふけたよねぇ~(無印時点で相当年だけど感じさせなかったのよ)
もうね、かなりのおじさん
前作はさ、特殊な訓練を受けた屈強な男がさも「肉体労働で鍛えた筋肉でござい」って感じで街中に溶け込んでるのよね
ハリツヤあるエネルギッシュな体が健全な精神による正しい生活によって作られてるように見せてその体は殺人に特化してんの
ほれるよね
それがさ、今作はさ、おじさん
顔が、おじさん
そりゃ仕方ないんだけど…前作との差がどうしてもあるよね
(比較的)老けた顔のおじさんが悪役相手にバッタバッタと無双する
違うんだよなぁ~
こんなおじさんが無双なんて無理と思うやろ?でもこれフィクションだからセーフっすできるっす
…ジャンルが違う!
前作とはジャンルが違うよ~
前作の実直で知り合いを助けるという男が今作ではタクシードライバー
いきずりの人々と二三言葉を交わし、うるさい子供客には皺が増えた顔をさらに歪ませる
こんなマッコールはみたくなかった
ちゃんと今住んでいる家の知り合いとのアレコレはあるのだけれど、前作にあった、なんだろ、出来上がっていた日常の雰囲気が、ない
前作は物語開始前から店の常連で、女性と互いの認識自体はあって、同僚の試験を助けていて、と日常の切り抜きだった
知人枠もなんかやっと説教始めたって感じだったしー
職業をタクシーにしたのもさぁ、作中狙われて客の振りした刺客に運転中に襲われるのよ
あちゃー、凡百なカーアクションしちゃったなーと思いながら見てた
イコライザーの魅力は街中でもふらっと訪れてサクッと倒してとかの手際のよさがあるのに、運転中に襲われて無関係な人(車)を大勢巻き込む大事件起こすのは解釈違い
で、後始末どうするの?運ちゃん廃業?とドキドキしてたら、車を燃やすっつー大技繰り出してくる
んー…ジャンルが違う
前作は人助けのなかで巻き込まれたマフィアとの戦争だったけど、今回は親友を殺されたことによるpaybackな物語だったことだよね
イコライザーはマイナスからプラスまで持っていく改善の物語だったのに、復讐はマイナスを微マイナスにするだけ
ここにさらに言葉を費やす気力もないしジャンル違いの一言でいいですよね
あと前作から続く不満点も
10年代ってこんなもんだっけ?ってくらい微妙で、CG無しで硬派にやってくれるほうがよかった
今作なんかは列車が通過するシーンや離着陸する飛行機のギアの根元の映像とか、それぐらい実写でとってくれよって思って萎えちゃった
しかも終盤は嵐の街中での戦闘だから、もうこれまでのCGからまったく期待できなくて心にも暗雲
まあだから終盤つまらなくて軽く寝落ちしたし(前作から連続で見てたし)
そう戦闘の微妙さもね、前作もそうなんだけど最後の戦いがすっっごっくつまらないの
後半に行くほどそれまでの無双(が始まるまでもまあまあねっとりなんだけど)から一転してテンポが落ちて敵がねっとり警戒するシーンが増えていく
そこは継承せんでええんよ
前作も終盤つまんなかったんだけど、でも前作は敵役にすっごく魅力があったから
彼のおかげで中盤まですごい良作だったし、終盤の展開もなんとか飲み込んでトータル良作に収まってて今回再度視聴してやっぱり前作は面白い作品だなと思ったの
でも今回は敵に魅力なかったよねー
家庭でのよきパパっぷりを描写したのはいいけど、悪役としては別に全然だったねぇ
前作が良すぎたよ前作のあいつが
あとこれは自分の加齢のせいだけど、ラスト戦闘までのテンポは悪いのにアクションが始まるとカット割りまくってカメラ振りまくってで何してるのか全然わかんないの…まー、終盤に興味もないからそこまでマイナスでもないですが、見られるレベルのアクションが長尺で出来ないのかな?とここでもデンワシの老いを想起しました
前作は割りとおばさんに見えてたけど、今作はマッコールとは逆にかなり若返った気がする
序盤の本屋やマワされた女性を助けるところなんかはくぅ~これこれ~っとまさにイコライザーで好きだった
青年との交流もよかったしぃ(襲撃後すぐ出て捕まるのはドデカため息だけど)
最初の列車の悪役も最初ちょっと親切するところとか悪役の魅力としては一番だったんじゃない?
まあ中盤までは今までのイコライザーらしさがあって続編としては及第点ぜんぜんあると思います
終盤の悪い意味でのイコライザーらしさもまあ普通のアクション映画の文脈に合流していく感じで平気な人も沢山いるってか居ないともっと続編でてないし
とにかくイコライザーではあったってことかな
続きは見ないと思う
と30分ぐらいは楽しく進めていたのだが、
いわゆる「取り返しのつかない要素」を、序盤も序盤に逃していたことが分かった。
だが、エロゲにおいてエロシーンは本体に近い存在であり、回想100パーセントこそが実質的なクリアと言えるだろう。
これが一部であっても欠けているとなれば、それは折れた前歯のようなもので、逆に耐えがたい苦痛をもたらすことになる。
これだけでもうやる気をすっかりなくしてしまい、そのエロゲは封印することにした。
そのゲームの場合は公式の詳細な攻略情報を載せたテキストがあらかじめ同梱してあるので、回収難度が多少高めのイベントを入れても、十分にフォローできていると考えているのかもしれない。
だが、取り逃しを恐れて攻略情報に頼るなら、それは模範解答に従ってなぞるだけのプレイになり下がるだろう。自分で世界を歩き回って試行錯誤しながら、少しずつイベントを探し出していく、RPGの楽しみはほぼほぼ失われてしまう。
(そもそも回収不能になるイベントがあるかどうかは、実際にプレイしてみないと分からない)
念のために言っておくが、この同人エロゲはシステム的に周回が採用されているわけでもない(二周三周して回想を埋めていくことが前提のゲームではない)
だから、あくまで自力によるコンプを目指すとしたら、少しシナリオを進めるたびに、行けるところを全て回ってやれることを全て確認するのを繰り返すという、地道というか苦行なプレイが求められることになるだろう。それでも取りこぼしが発生する可能性をゼロにはできないが。
「取り返しのつかない要素」は、それがゲーム内に存在するというだけで、これほどまでにゲームの面白さを破壊し尽くしてしまうものなのだ。
ゲームの作者たちは、プレイヤーのゲーム体験を大幅に損なってまで、なぜわざわざ「取り返しのつかない要素」なんかを入れたがるのだろうか。
うんうんそうだね、それは自然な考えだね。
じゃあそれは強制イベントにすれば済む話じゃない?
なんでそうしないの?
俺が思うにこれは、現代の一般的なエロゲが、テキストADV・ビジュアルノベル形式を採用していることと関係しているのではないだろうか。
文字を読み進めることで進行し、選択肢によってシナリオが分岐するタイプの一般的エロゲでは、セーブ・ロードを駆使して分岐構造を把握し、CG・イベントを全回収すること自体がゲームの実質的な目的となっている。
仮に選択肢前セーブに頼らなくても、文字表示スキップさえ十分に高速であれば、一からのNEWGAMEを何度も繰り返すのもさほど苦ではない。
これは、ゲームとしては非常に単純な造りのジャンルだからこそ可能なプレイスタイルであるだろう。
こういった一般的エロゲのプレイ感覚を、安易かつ無批判にRPGに持ち込んだ結果が、同人エロRPGにおける「取り返しのつかない要素」の氾濫なのではないか。
「選択肢までスキップ」のないRPGで、たった二、三のイベント回収のために最初からやり直しを強いるのは、あまりに無体な行いと言うべきだろう。
同人エロRPG作者のみなさんには、自分が作っているのが、テキストADVではなく、あくまでRPGであることをいま一度思い出してもらいたい。
いまだに日本人の典型的RPG観の中心になっているであろうドラクエ3に、「取り返しのつかない要素」などという無粋で無作法で不細工な代物が存在したか?(リメイクのことは知らない)
一周すれば、セーブデータ一つあれば、それでゲーム内のほぼ全ての要素を網羅することが可能。このRPGの原点に、どうか立ち返っていただけないだろうか。