快聴亭夢想録

戯休「はっ・・・・？！　何か呼ばれた気がする・・・！？」
侍「呼ばれてませんって・・・。　もうここ空気ですよ、空気。」
戯休「空気って・・・無きゃ困るから即ち重要？！」
姫「・・・・・久し振りに顔を見せたと思ったら、ウザポジティブでガッツリウザいですわね・・・。」
戯休「ウザを2回も言うとか、大事な事だと勘違いされたらどうしてくれる！」
侍「オワコンは共通認識・・」
戯休「シャラァァァァァァップ！！　ミミズだってオケラだってアメンボだって生きているんだから俺も生きる！」
姫「だから、なんでそんなにウザいんですの・・？」
戯休「干支がウザギ年だからね。」
侍「そろそろ当時の常連さんでさえガチでウザくなる頃合いなんで・・・。」
戯休「・・・そうね。　そろそろ落ち着くとするわ。」
姫「こちらとしても精神衛生上助かりますわ・・・。　で、呼ばれた云々は兎も角、ウザテンションだったのは理由でもありますの？」
戯休「ふっふっふ・・・・・これを見てくれ！」
侍「あ・・・・新しいスマホ・・・だと？！　そんな馬鹿な！！？　今の主殿にそんなの持てるはずがない！」
戯休「本当にねぇ・・・。　本来ならまだあと数年は分割購入なんて出来ないわけだし。」
姫「まさかとは思いますけど、へそくりでも貯めてましたの？」
戯休「へそくりというか貯金は毎月僅かずつでもしてはいたけど、ある程度貯まる度に入院や手術で飛んで行ってしまうこの頃でした・・・。」
侍「・・・切ねぇ・・・。」
戯休「まぁ前のバッテリー膨張騒動以来目立った故障もないし、後数年このまま後期高齢者的スマホで頑張ろうかと思っていたんだが・・・ここに来て色々不具合が出てさぁ。」
姫「最新のゲーム・・・はスマホではしませんわよね、主殿は。」
戯休「そんな処理が追いつかないとか可愛い話じゃなくて、ずっと使っているアプリが諸々使えなくなったり、機能制限されるようになっちゃって。　いわゆるAndroidのバージョン的に。」
侍「あちゃー・・。　その内にそういう問題も起きそうでしたけど、ついにですか。」
戯休「実際困って、屈辱の大陸メーカー激安スマホを買うかとか、中古で出物を探すかとか散々悩んださぁ。」
姫「とはいえ、それでさえ今では馬鹿にならぬ出費ですわよね。　下手なのを買って即座に壊れたら目も当てられませんわ。」
戯休「全部が全部そういう品質とは思わないけど、外れを引く確率は通常より高いと思うとちょっとねぇ・・。」
侍「それが主殿ともなれば。不幸率が確変起こして跳ね上がるし・・・。」
戯休「そこで何とか分割払いで手に入らないものかと探しまくったんだが・・今の俺でも可能な方法があったんだわさ。」
姫「・・・ついにアンタッチャブルでアンイリーガルなところに行き着いてしまったのですわね・・・？」
戯休「合法！　変なお店で買ったわけでもないぞ。」
侍「社会的信用が漆黒の闇というべきほどにブラックな主殿が？！」
戯休「うん。　会社を畳んだ際に破産野郎と化した俺ではあるが、それでもドコモオンラインショップの機種変で分割契約出来た。　有り難うドコモ！」
姫「？？　そんな一番真っ当な方法で？」
戯休「まさに灯台デモクラシー・・・いやさ、下暗し。　色々調べていたら、ブラック野郎でも認められるケースがあるという事例が目に入ったのさぁ。」
侍「うーん・・・車だったら自社ローンとかそんな話耳にしますけど・・。」
戯休「ドコモもある意味自社ローンだから可能だったとは思うけどね。　後ろに他のクレジット会社が居れば無理だったはず。」
姫「つまり、ドコモだけ承知すれば何とかなるという事ですわね。」
戯休「そう。　だから絶対条件として、破産時にドコモで支払いを踏み倒していないということが挙げられるわけですよ。」
侍「え？　だって主殿昔からドコモじゃ？」
戯休「・・・免除して貰ったのは、会社契約の回線。　俺個人ではそうなった後にahamoに加入したのが初になる。」
姫「・・・限りなく真っ黒に近いグレーゾーンですわね、それ・・。」
戯休「見方によっては十分クロなんだけど、個人消費とかでなく連帯保証人エンドだったから許して欲しい・・・。」
侍「他でブラックのデメリットは身に染みてますし、まぁ・・。」
戯休「そしてその上で、大体総額10万円未満なら通る事もあるそうで。　その通りに申し込んだところ、無事に分割購入出来ましたとさ。」
姫「世の中、そう捨てたものでもないものですわね。」
戯休「ねぇ。　見捨てられて当たり前なのはこちらなんだけど、マジで助かった。　色々な手続きも今ではスマホで行う方が多いしさ。　そしてだからこそ・・・現在移行作業が只の地獄ではあるんだが！！」
侍「生みの苦しみってやつですよ。」
戯休「おっと・・・そこだけ切り取られて差別野郎の称号まで冠するのはゴメンなのだぜ・・！？」
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戯休「さて、久し振りすぎて前置きが楽しくなっちゃってここまで来ちゃったが・・・簡潔にでもマランツのコンポ『MODEL M1』のお話をば。」
侍「いや、呼ばれたってそっち？！　ってか、今から？！！」
姫「最初ズルズル、後で急に巻いて打ち切りになるジャンプマンガみたいですわ・・。」
戯休「単行本さえ怪しいがな！　それはそれとしてこのモデル。　一見した時は『キター！』とさえ思ったもんだ・・・。」
侍「そんなに？　でも実のところ、主殿が重視するCDドライブ無いですよね？」
戯休「そこは確かに痛い。　今までのM-CR612に付いていただけに惜しいの一言。　そしてそんなM-CR612にHDMIが付いてくれればと願っていた俺としては、見出しにHDMI対応とあっただけでテンション上がって、CD無いけどいいかぁ！とか思っちゃったりしました。」
姫「軽さと浅さがラインダンス踊っていやがりますわね、頭の中。」
戯休「ま、ある意味ではそこがどうしても気になるのであればDENONのRCD-N12を選べば良しということで、棲み分けも出来たし。」
侍「あれも評判良いですしね。」
戯休「M-CR612はこう・・・フルサイズと比べてコンパクトではあるけれど、ミニコンからすると少々大きめというのが悩みどころでもあったし、いっそドライブを無くす事でコンパクトに仕上げられたなら喜ぶ人の方が多いだろうとは予想が付く。」
姫「大艦巨砲主義を自認する主殿としても歓迎ですのね。」
戯休「無意味にデカいのであれば小さい方がいいさ。　しかし・・戦艦がやり合ったオーディオはどんどん衰退し、DAP＆イヤフォンといった航空戦力も制空権をスマホというドローンに奪われ・・・そう考えると栄枯盛衰恐るべしとは思うわなぁ。」
侍「手段はどうあれ、弾はサブスクというのが寂しいというか・・・。　悪いわけではないんですけど・・・。」
姫「流石にスマホとサブスクはそうそう廃らないとは思いますけど、何とも言えませんわ。」
戯休「俺はアナログレコード人気が再燃するくらいだから、そろそろLDも復活すると踏んでるんだが。」
侍「目の節穴っぷりが際限ねぇ・・！！」
戯休「ほっとけや。　話を戻すが、『M-CR612』ー『CDドライブ』＋『HDMI』＋『コンパクト』ならば、分の良い四則演算。　繰り返すが見出しだけで米が美味い。」
姫「炭水化物だけ摂取すると、体がどんどん丸くなりましてよ？」
戯休「かといって過度に抜くのもダメダメなのさぁ。　食事はバランス良く、だ！」
侍「全身レッドゾーンな人が言っても説得力がなぁ・・・。」
戯休「社会的信用はブラック、身体はレッド・・・戦隊でも目指す？」
姫「悪と戦う前に自分に負けてる戦隊とか、普通に嫌でしてよ。」
戯休「・・・前は戦隊ネタ振ったらノリノリだったのに、つれないなぁ。」
侍「脱線しても問題ないように更新頻度上げて下さいよ。　今のままじゃ季刊ですよ、ここ。」
戯休「善処します・・。　んで、そのHDMIもeARC対応な上、DD等のサラウンドフォーマットにも対応。　マルチであればステレオにダウンミックスしてくれるそうだから、一時増えてたHDMI入力付プリメインよりもAV用途に強い。　そこもポイント高し。」
姫「PCMのみでも大丈夫な場合はありますけど、やはり安心ですわ。」
戯休「正直欲しいところだが・・・・そういうわけで今はじっと我慢の子の身！　今は湖の底で伏して時を待つ・・・そう、雌伏の時！」
侍「スマホの機種変でギャーギャー騒ぎになる身なんですから、そりゃそうでしょうよ・・。」
戯休「お陰で物欲も抑えられているから更新も滞るんだけどな！　まぁ何てーの？　悟り？　開いちゃったみたいな？」
姫「こんなに不快な悟り、あったもんじゃないですわ・・・。」