日本製ノートパソコンは、サポートの充実度が高いものが多く、パソコン初心者におすすめです。しかし、実際は買収の関係で海外メーカーの傘下に入っているものも多く、そういった場合に純国産のメーカーとサポート体制や製品のクオリティなどに違いがあるのかどうかが気になりますよね。さらに、CPU・メモリといったスペックもさまざまで、どれを選べばよいか迷う人も多いでしょう。
そこで今回は、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のノートパソコンを比較して、最もおすすめの日本製ノートパソコンを決定します。果たしてどの商品がマイベストが選ぶ最強のベストバイ商品なのでしょうか?日本製ノートパソコンの選び方のポイントも説明するので、ぜひ購入の際の参考にしてみてください。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
すべての検証は
マイベストが行っています
主要なパソコンメーカーのうち、製造から販売まですべて日本国内で行っているのはPanasonicとVAIOのみです(2025年4月現在)。また、マウスコンピュータ(mouse)も一部製品は海外で製造していると公式サイトに記載がありますが、多くの商品を国内で企画設計・製造。NECと富士通はLenovo、dynabookはSHARPを買収した鴻海という海外メーカーの傘下に入っています。
とはいえ、海外メーカーの傘下に入ったメーカーでも、製造は海外で行っているものの、設計などは日本国内で行っているパターンが多め。例えば、NECや富士通などの一部のエントリーモデルは、設計やデザインは日本人向けに国内で行い、製造はLenovoが担っています。本コンテンツではNEC・富士通・dynabookなどの日本向けブランドのノートパソコンも取り扱いますが、全モデル純国産のメーカーにこだわるならPanasonicとVAIOの2択です。
日本向けブランドを含む国産メーカーと海外メーカーの主な違いは、キーボードの配列や保証・サポートの充実度合い。海外メーカーのパソコンのキーボードは、日本語配列で作られているのの、一部のキーの配列が違い使いにくいこともあります。
日本製ノートパソコンを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
パソコン初心者なら、まずは電話での問い合わせ対応ができるかチェックしましょう。初心者だと、もしわからないことがあったときにインターネットで調べた方法を試すのはハードルが高いことも。電話で問い合わせができるメーカーのノートパソコンなら、わからないことを気軽に相談できますよ。
なお、国産メーカー・日本向けブランドでは、電話サポートが「一切ない」はないと思ってOKです。しかし、電話サポートが受けられる期間の違いには注意が必要。dynabook・富士通・Panasonicは電話サポートの期間が定められたモデルが多く、反対にNEC・VAIOは期間を定めていないモデルが多い傾向があります。
ノートパソコンの国産メーカーと日本向けブランドとして、Panasonic・VAIO・mouse・NEC・富士通・dynabookの6つをご紹介します。それぞれの特徴を解説しますので、ぜひノートパソコン選びの参考にしてください。
国内の老舗電子機器メーカーであるPanasonicは、ノートパソコンの製造も国内工場で行っています。1996年の発売以来、「軽量」「長時間」「頑丈(タフ)」「高性能」というコンセプトで開発されている「レッツノート」シリーズが有名です。
ビジネスシーンなどで持ち運んで使いやすいコンパクトなモデルをメインに、個人向け・法人向けのノートパソコンを展開。大型のホイールパッドが特徴で、カフェや書類が多いデスクなどの狭いスペースでも、マウスなしでスムーズに操作できますよ。
VAIOは、ノートパソコンの設計から製造、サポートまでをすべて日本国内で完結させている国産メーカーです。元々はソニーのパソコンブランドでしたが、2014年に独立。2025年3月現在は、国内家電量販大手のノジマが買収し、子会社化しています。
VAIOのノートパソコンは、実用性にこだわったスマートなデザインが特徴です。ノートパソコンを開くとキーボードが持ち上がって角度がつくので、快適なタイピングが可能。機能性や使いやすさ、見た目の美しさを両立しています。
mouseのノートパソコンは、ほとんどのモデルを日本国内の工場で独自に設計・組み立てています。一部のモデルは海外での製造も行っていますが、主に日本向けノートパソコンを製造・販売しているメーカーです。
一般向けのスタンダードパソコンブランド「mouse」では、10万円以下で購入できる安価なモデルが多いことで人気。ほかにも、「G TUNE」「DAIV」といったゲーマー向け・クリエイター向けブランドのノートパソコンも展開しています。
NECは、日本向けの製品として人気の老舗ブランドです。現在は買収(移管)されて、中国のパソコンメーカーLenovoの傘下にありますが、設計やデザインは日本国内で行っています。
初心者も購入しやすいエントリーモデルから高性能なモデルまで、一般向けのノートパソコンを幅広く販売している点が特徴。豊富な選択肢から、自分に合うスペックの1台を見つけられるでしょう。
富士通は、日本向けのパソコンを販売する人気ブランドです。NECと同じく、現在は中国メーカーのLenovoの傘下にあるものの、ノートパソコンの設計などは日本国内で行っています。
ノートパソコンは「FMV」や「LIFEBOOK」というシリーズ名で展開しており、個人向けのモデルが人気です。軽量で持ち運びやすいモバイルパソコンから、大画面のノートパソコンまで豊富なラインナップがそろっています。
元々は東芝のブランドだったdynabookは、日本向けのノートパソコンとして人気のあるブランドです。東芝からSHARPに買収されたあと、SHARPが台湾メーカーの鴻海に買収されたので、現在は鴻海傘下にあります。
ノートパソコンでは、家庭向けの大画面ホームノートと、個人向けのモバイルノートが主力製品。モバイルノートだけでもスペックや仕様が異なる6シリーズを展開しており、豊富なラインナップも特徴です(2025年3月現在)。
ノートパソコンをストレスなく使うには、パソコン自体の処理性能が最も重要。もし性能が低いものを選んでしまうと、動作が重かったりフリーズしてしまったりして満足に作業をこなせない可能性があります。
パソコンの性能でチェックするべき点は、主にCPUとメモリ。CPUはパソコンの脳のような立ち位置で、性能がよいほど複雑な処理でも高速にこなせます。メモリは作業台の広さのようなもので、容量が大きいほど同時に複数の作業を処理できますよ。
CPUとメモリをどのくらいのスペックにすればよいかは用途によって異なるので、このあとの選び方でご紹介します。
インターネットのブラウジングや動画視聴に使う人は、CPUはエントリークラス、メモリは8GBのノートパソコンがおすすめ。処理が重いタスクではないので、スペックを抑えて価格が安いノートパソコンを選んでOKです。
Intel Core i3やAMD Ryzen 3など、低めのスペックのCPUがエントリークラスに該当します。同時に複数の作業をこなすことがないので、メモリも8GBで十分でしょう。
マルチタスクが必要なデスクワークに使うなら、CPUはミドルクラス、メモリは16GB以上のノートパソコンを検討しましょう。インターネットで調べながらExcelやWordを使ったり、資料を見ながらオンライン会議をしたりする場合、それなりの性能がないとフリーズしたり動作が重かったりする可能性があります。
Intel Core i5・AMD Ryzen 5程度のCPUなら、マルチタスクでもサクサク動きました。メモリは8GBでも動かないことはありませんが、同時に開くアプリが増えると動作が重くなることも。スムーズに作業を進めたいなら16GB以上がおすすめです。
ノートパソコンで動画編集や3Dゲームをしたいなら、CPU・メモリともにハイスペックのノートパソコンを選びましょう。快適に動作させるには、CPUはIntel Core i7やAMD Ryzen 7程度の性能、メモリは16GB以上がマストです。
しかし、日本製や日本向けブランドのハイスペックなノートパソコンは高価。日本製にどうしてものこだわりがなければ、海外メーカーのノートパソコンを検討するのもありですよ。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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処理性能の高さ | インターフェースの充実さ | インターフェースの充実さ(在宅向け) | タイピングの気持ちよさ | キーボードの使いやすさ | 画面の見やすさ | 持ち運びやすさ | バッテリー持ちのよさ | スピーカーの音質のよさ | マイク性能の高さ | WEBカメラの顔映りのよさ | 保証・サポートの選択肢の多さ | 本体の熱くなりにくさ | 稼動音の静かさ | CPUの型番 | CPUの世代 | CPUの種類 | CPUコア数 | CPUスレッド数 | CPUマルチコアのスコア(実測値) | メモリ容量 | ストレージ容量 | ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | OS | 画面サイズ | システム上の最大輝度 | 解像度 | インターフェース | バッテリーの持ち時間(実測値) | 光学ドライブ | キーピッチ(実測値) | テンキーあり | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | 搭載Office | 有線LANポートあり | 付属品 | サポート体制 | ||||||
1 | 富士通クライアントコンピューティング FMV|16型ノートパソコン PH50/J3|FMVP50J3H | ![]() | 自宅利用がメインの人に。WEBカメラやスピーカーが高性能 | Core i5-1235U | 第12世代 Core プロセッサー | Core i5 | 10コア | 12スレッド | 6608.67pts | 16GB | 256GB | 4068.68MB/s | 1952.51MB/s | 609.91MB/s | 333.41MB/s | Windows 11 Home | 16インチ | 270nit | WUXGA(1920×1200) | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、Thunderbolt 4、USB Type-C(USB 4)、ステレオミニプラグ(イヤホン端子) | 約8時間55分 | なし | 18.5mm | 35.5cm | 24.3cm | 19.7cm | 1671g(実測値) | Microsoft Office | マニュアル類、ACアダプタ、保証書 | 電話、チャット | ||||||||||||||||||
2 | Dynabook dynabook|AZ/HW Webモデル|W6AZHW5BAG | ![]() | 光学ドライブなどインターフェースが豊富で、多用途に使える | Core i5-1340P | 第13世代 Core プロセッサー | Core i5 | 12コア | 16スレッド | 9298.00pts | 16GB | 512GB | 5049.44MB/s | 2815.80MB/s | 453.16MB/s | 497.28MB/s | Windows 11 Home | 15.6インチ | 270nit | フルHD(1920×1080) | HDMI、USB3.2 Gen1、USB3.2 Gen2 Type-C、SDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子) | 約6時間11分 | ブルーレイドライブ | 19mm | 36.10cm | 24.40cm | 2.38cm | 1951g(実測値) | Microsoft Office | ACアダプタ、スタートアップガイド、保証書 | 電話、遠隔支援 | ||||||||||||||||||
3 | NEC N15 Slim|PC-GN177JYAY | ![]() | WEBカメラの性能がよい。オフィスワークに十分な性能 | Core i7-1355U | 第13世代 Core プロセッサー | Core i7 | 不明 | 12スレッド | 6320.33pts | 16GB | 256GB | 3355.48MB/s | 1294.28MB/s | 545.00MB/s | 374.02MB/s | Windows 11 Home | 15.6インチ | 270nit | フルHD(1920×1080) | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、SDカードスロット | 約6時間53分 | なし | 19mm | 36.00cm | 23.6cm | 1.79cm | 1599g(実測値) | マニュアル、ACアダプタ、保証書 | 電話、チャット | |||||||||||||||||||
4 | VAIO F16|VJF1618 | ![]() | 簡単な作業に使いたい人向き。バッテリー持ちはいまひとつ | Core i3-1315U | 第13世代 Core プロセッサー | Core i3 | 6コア | 8スレッド | 4548.00pts | 8GB | 256GB | 4207.39MB/s | 1485.36MB/s | 693.45MB/s | 426.47MB/s | Windows 11 Home | 16インチ | 270nit | フルHD(1920×1080) | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、microSDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、有線LANポート | 約5時間15分 | なし | 18.5mm | 35.83cm | 25.56cm | 1.99cm | 1650g(実測値) | ACアダプター | 電話、チャット、サポートサイト |
CPUの世代 | 第12世代 Core プロセッサー |
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CPUの種類 | Core i5 |
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 6608.67pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 256GB |
バッテリーの持ち時間(実測値) | 約8時間55分 |
良い
気になる
Core i5搭載で、マルチコアスコアは平均6,608.67ptsを記録しました。オフィスワークなどを快適にこなせるスペックに加え、GPUスコアも検証したなかでは中央値以上。軽めのゲームやクリエイティブ作業にも十分応えます。ストレージ速度も十分で、ファイル移動やソフトの起動もスピーディです。16GBのメモリを搭載し、マルチタスクのほか負荷の高いシングルタスクもスムーズにできます。
Thunderbolt 4とUSB4に対応したUSB Type-C端子を2つ搭載するなど、インターフェースも充実。本体両側には5Gbps対応のUSB Type-A端子を1つずつ備え、HDMI 2.0端子も搭載しています。利便性の高い端子に不足はなく、1台で多くのデバイスに接続可能です。
画面の明るさは270nit、解像度はWUXGA(1,900×1,200)です。屋外でも視認性が高く、どの角度からも見え方が変わりませんでした。動画を連続で再生したときのバッテリー駆動時間は約8時間54分と長めで、電源のない場所でも長時間使えるでしょう。本体と充電ケーブルを合わせた重量は1,980gと重いので、持ち運びには向かないといえます。
キーは指になじみやすく、モニターからも「フィット感がよく入力しやすい」と好評。強めに打っても底打ち感はなく、良好な反発で軽やかにタイピングできます。打鍵音も気になるレベルではないので、集中して作業できるでしょう。タッチパッドの面積は広く、上部がやや押しにくいものの操作はしやすい印象です。
スピーカーの音質も良好で、オンライン通話でも相手の声がはっきり聞こえます。外付けスピーカーなしでも臨場感が味わえる、豊かな低音域も魅力。マイクのノイズキャンセリング性能も優れ、騒がしい場所でも相手にクリアな声を届けられます。Webカメラは顔映りがよく、明るく白飛びもありません。
電話サポートのほか、LINEとWEBでのチャットサポートがあり、24時間無料で対応。メーカー保証は1年間ですが、延長すれば最長5年間の保証が受けられます。本モデルの注目ポイントは、なんといっても機能性の充実度です。リモートでビデオ通話する機会が多い人にもおすすめですよ。
CPUの型番 | Core i5-1235U |
---|---|
CPUコア数 | 10コア |
CPUスレッド数 | 12スレッド |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 4068.68MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 1952.51MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 609.91MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 333.41MB/s |
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 16インチ |
システム上の最大輝度 | 270nit |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、Thunderbolt 4、USB Type-C(USB 4)、ステレオミニプラグ(イヤホン端子) |
光学ドライブ | なし |
キーピッチ(実測値) | 18.5mm |
テンキーあり | |
幅 | 35.5cm |
奥行 | 24.3cm |
高さ | 19.7cm |
重量 | 1671g(実測値) |
搭載Office | Microsoft Office |
有線LANポートあり | |
付属品 | マニュアル類、ACアダプタ、保証書 |
サポート体制 | 電話、チャット |
富士通 LIFEBOOK PH50/J3 FMVP50J3Hの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
CPUの世代 | 第13世代 Core プロセッサー |
---|---|
CPUの種類 | Core i5 |
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 9298.00pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 512GB |
バッテリーの持ち時間(実測値) | 約6時間11分 |
良い
気になる
Dynabookの「dynabook AZ/HW Webモデル W6AZHW5BAG」は、自宅で使う人で、インターフェースが充実したモデルがほしい人におすすめです。USB Type-A端子2つ・USB Type-C端子1つを備え、HDMI 2.0端子・SDカードスロット・光学ドライブも搭載。「1台で全部済む」パソコンを探している人にぴったりです。
Core i5を搭載しており、メモリは16GB。マルチコアスコアは平均9,298.00ptsを記録し、オフィスワークでのマルチタスク作業などにも対応できます。GPUスコアも検証したなかでは高水準で、負荷の軽いゲームならカクつくことはなさそうです。高速なストレージ速度により、本体やアプリもスムーズに起動できるでしょう。
画面は270nitと一般的なノートPCの明るさで、屋外ではやや見づらいかもしれません。とはいえ、解像度はFHD(1,900×1,080)で細かい文字も視認しやすく、どの角度からも同じ見え方をキープ。バッテリーの持続時間は約6時間11分で、充電なしでもまとまった時間作業できます。サイズが大きく、充電ケーブル込みで重量もあるため、携帯には不向きです。
キートップの表面が大きく滑りにくい素材なので、モニターからは「しっかりタイピングできた」と好評でした。反発が適度に強く、底打ち感はほぼありません。打鍵音は大きすぎず、音を気にせず作業できます。タッチパッドの面積は広いものの、上部が押しにくかったのは惜しいポイントでした。
マイク性能にも優れており、通話の際にしっかりとノイズを低減できます。WEBカメラの顔映りもよく、自然な色味で白飛びもありませんでした。一方で、スピーカーは低音の重厚感に欠け、物足りない印象。コンテンツ視聴時の迫力を求める人は不満を感じる可能性があります。
電話でのサポートは5年間無料で利用でき、問題が起きたときに対処しやすい点は魅力です。全体的に性能は悪くなく、バランスの取れたモデル。重いうえにスピーカー性能は力不足ですが、大きな欠点は見あたりません。自宅で日常使いしやすいノートパソコンがほしい人は候補に入ります。
CPUの型番 | Core i5-1340P |
---|---|
CPUコア数 | 12コア |
CPUスレッド数 | 16スレッド |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 5049.44MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 2815.80MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 453.16MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 497.28MB/s |
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 15.6インチ |
システム上の最大輝度 | 270nit |
解像度 | フルHD(1920×1080) |
インターフェース | HDMI、USB3.2 Gen1、USB3.2 Gen2 Type-C、SDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子) |
光学ドライブ | ブルーレイドライブ |
キーピッチ(実測値) | 19mm |
テンキーあり | |
幅 | 36.10cm |
奥行 | 24.40cm |
高さ | 2.38cm |
重量 | 1951g(実測値) |
搭載Office | Microsoft Office |
有線LANポートあり | |
付属品 | ACアダプタ、スタートアップガイド、保証書 |
サポート体制 | 電話、遠隔支援 |
CPUの世代 | 第13世代 Core プロセッサー |
---|---|
CPUの種類 | Core i7 |
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 6320.33pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 256GB |
バッテリーの持ち時間(実測値) | 約6時間53分 |
良い
気になる
NECの「N15 Slim PC-GN177JYAY」は、WEBカメラの性能を活かして、オンライン会議に活用したい人におすすめです。WEBカメラの性能がよく、白飛びせずに自然な色味で顔を映せました。スピーカーの音質も良好で、クリアな声で通話できるうえに迫力あるサウンドを楽しめます。ただし、マイクのノイズキャンセリング性能が低い点には注意しましょう。
搭載のCPUはCore i7。マルチコアスコアは平均6320.33ptsと、オフィスワークには十分です。GPUスコアは検証したなかでも高かったので、軽いゲームならスムーズにプレイできます。ストレージの読み書きも速く、ファイルのコピーペーストがスピーディです。メモリは16GBで、タブを複数開いたマルチタスクをこなせます。
USB Type-C端子が1口・USB Type-A端子が2口あるうえに、SDカードスロット・HDMI 2.0端子も搭載していました。インターフェースの種類が多く、1台で多くのデバイスに接続できます。
画面の輝度は270nitと一般的なノートPCと同程度で、屋外だと見にくいシーンがありそうです。解像度はフルHD(1,920×1,080)と高いものの、角度によっては画面が見えにくく、位置を調節する必要があるでしょう。バッテリー持ちは約6時間53分と、自宅使用なら問題のない長さ。充電ケーブル込みだと重さがあるので、持ち運びには向きません。
キーの表面がマットで滑りにくく、大半のモニターから「指にフィットし、打ち心地がよかった」との声があがりました。反発の反応もよいため底打ち感も少なく、指が疲れにくい点もポイント。タッチパッドは上部が押しにくかったものの面積は広めで、操作性も悪くありません。
LINEとWEB両方でチャットサポートがあり、無料の電話サポートにも対応しています。トラブルがあった際にも相談しやすいでしょう。大きな欠点はありませんが、性能面で突出した魅力も見当たらないモデルです。とはいえ、オフィスワーク時に必要な性能に不満はなく、デスクワーク用に探しているなら候補になります。
CPUの型番 | Core i7-1355U |
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CPUコア数 | 不明 |
CPUスレッド数 | 12スレッド |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 3355.48MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 1294.28MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 545.00MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 374.02MB/s |
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 15.6インチ |
システム上の最大輝度 | 270nit |
解像度 | フルHD(1920×1080) |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、SDカードスロット |
光学ドライブ | なし |
キーピッチ(実測値) | 19mm |
テンキーあり | |
幅 | 36.00cm |
奥行 | 23.6cm |
高さ | 1.79cm |
重量 | 1599g(実測値) |
搭載Office | |
有線LANポートあり | |
付属品 | マニュアル、ACアダプタ、保証書 |
サポート体制 | 電話、チャット |
CPUの世代 | 第13世代 Core プロセッサー |
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CPUの種類 | Core i3 |
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 4548.00pts |
メモリ容量 | 8GB |
ストレージ容量 | 256GB |
バッテリーの持ち時間(実測値) | 約5時間15分 |
良い
気になる
VAIOの「F16 VJF1618」は、簡単な作業しかしない人で、オンライン通話や動画視聴など細かいことを快適に行いたい人向けのモデルです。スピーカー性能は良好で、はっきりとした声で通話ができるうえ、迫力ある低音でサウンドを楽しめます。マイクはノイズが気になりにくく、終始クリア。WEBカメラはナチュラルな色味で白飛びもないので、好印象を与えられそうです。
CPUにはCore i3を搭載し、処理もスムーズにできます。マルチコアのスコアは平均4,548.00ptsで、一般的なオフィスワークなら問題なくこなせるでしょう。GPUスコアは検証した中央値をやや上回り、負荷のかかりにくいゲームであればプレイ可能。ストレージの速度も十分です。ただし、メモリは8GBなので、マルチタスク作業には物足りません。
USB Type-A端子が3つあり、ハブなしでマウスやUSBメモリなどを同時に接続できるのはうれしいポイント。10Gbpsのデータ転送・給電・映像出力に対応した、Type-C端子も1つ搭載しています。HDMI 2.0端子・microSDカードスロットもあり、1台で多用途に活躍するでしょう。
画面の輝度は270nitと屋外で使うにはやや力不足ですが、解像度がWUXGA(1,920×1,200)と高く画面はきれいに見えます。角度によって画面の見え方に差異がなく、好みの角度で使用可能。一方、バッテリー持ちは約5時間14分と短いため、充電なしでは長時間使えません。重さもあり、自宅での使用がおすすめです。
キーは指にフィットしやすく、モニターからは「軽やかにタイピングできた」と好評でした。クッション性があるため、底打ち感を覚えにくい印象です。キーの反発は弱めで、長文が続いても軽いキータッチで続けて打てます。タッチパッドも広く、操作性は良好です。
無料の電話サポートがあり、疑問があったときにも解決しやすいでしょう。上位商品と比べると性能は控えめですが、各機能に配慮が行き届いていて、使い勝手のよいモデルといえます。
CPUの型番 | Core i3-1315U |
---|---|
CPUコア数 | 6コア |
CPUスレッド数 | 8スレッド |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 4207.39MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 1485.36MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 693.45MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 426.47MB/s |
OS | Windows 11 Home |
画面サイズ | 16インチ |
システム上の最大輝度 | 270nit |
解像度 | フルHD(1920×1080) |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、microSDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、有線LANポート |
光学ドライブ | なし |
キーピッチ(実測値) | 18.5mm |
テンキーあり | |
幅 | 35.83cm |
奥行 | 25.56cm |
高さ | 1.99cm |
重量 | 1650g(実測値) |
搭載Office | |
有線LANポートあり | |
付属品 | ACアダプター |
サポート体制 | 電話、チャット、サポートサイト |
VAIO F16 VJF1618を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
1位: 富士通クライアントコンピューティング|FMV|16型ノートパソコン PH50/J3|FMVP50J3H
2位: Dynabook|dynabook|AZ/HW Webモデル|W6AZHW5BAG
3位: NEC|N15 Slim|PC-GN177JYAY
4位: VAIO|F16|VJF1618
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