ビジネス向けのノートパソコンなら、業務用に適したモデルを選ぶのがおすすめです。CPU・メモリがある程度高性能なものを選べば、マルチタスクをこなすときも快適に作業ができますよ。また13〜14インチサイズなら、A4ビジネスバッグ・リュックにも入れやすく、軽量で持ち運びがしやすいでしょう。とはいえ、数多くのメーカーがさまざまなモデルを出しているので、自分にはどんなスペックや機能が必要かわからない人も多いのではないでしょうか。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
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ビジネス向け最強ノートパソコンを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
仕事でサクサク仕事をこなしたいなら、ノートパソコンの処理性能に注目しましょう。性能が低いノートパソコンを使っていると、動作が重かったり、フリーズしてしまったりして、スムーズに仕事ができない可能性があります。
ノートパソコンの性能は、主にCPUとメモリで判断が可能です。以下の項目では、CPU・メモリのスペックがどのくらいあれば快適に仕事ができるのかを、詳しく解説します。
ビジネス用途でノートパソコンを使うなら、CPUはIntel Core i5もしくはAMD Ryzen 5以上のシリーズを選びましょう。CPUは性能が高いほど、複雑な処理でも高速でこなせます。一方、性能が低いCPUは処理速度が遅いため、パソコンの動作が重くなったりフリーズしたりする可能性が高くなるといえるでしょう。
例えばワード、エクセルなどを快適に使いたい場合、上記のようにIntel Core i5・AMD Ryzen 5・Snapdragonなら X plus以上のCPUを搭載しているノートパソコンを選ぶとストレスなく仕事ができますよ。
なおマイベストの検証では、Cinebench R23のスコアが6000以上であれば処理が速いと体感できる結果となりました。各商品の実測値はランキングの「CPUマルチコアのスコア」で確認できるので、CPUの種類とあわせてチェックしてみてくださいね。
ノートパソコンのメモリ容量は、16GB以上がおすすめです。メモリ容量が大きいほど同時に処理できるデータ量が増えるため、マルチタスクで仕事をするときに役立ちます。一方8GBのノートパソコンでは、大きいファイルを扱ったり、複雑な処理をしたりすると動作が重くなりやすい傾向です。
例えば、Webサイトで調べものをしながらエクセルやワードを使っても、メモリが16GBあれば動作が遅くなることなく快適に使えるでしょう。また、エクセルシート・PDFなどの資料を見ながらオンライン会議をするときに、途中で映像が途切れたり、止まったりしにくくなりますよ。
仕事に使うノートパソコンのサイズは、13〜14インチがおすすめ。この程度のサイズのノートパソコンはモバイルPCとも呼ばれていて、持ち運びやすいサイズ感と重量の軽さがメリットです。
13~14インチのノートパソコンはA4用紙程度のサイズのため、ビジネスバッグやリュックに入れやすい大きさ。一方、15インチ以上のノートパソコンはA4クリアファイルよりもひと回り大きくなるため、カバンに入りづらい場合があります。
また重量は充電器と合わせても1kg前後のものが多く、軽量なのもうれしいポイント。15インチ以上になると充電器を含めて2kg近いモデルが多くなるので、通勤・退勤時や営業中など、頻繁に持ち歩く人にとっては負担になる可能性があります。
仕事の能率をアップしたいなら、画面の輝度も確認しましょう。輝度は画面の明るさの指標で、単位はnitです。輝度が高ければ、日光の入り込む場所や屋外でも、ノートパソコンの画面がハッキリ見えますよ。
輝度の目安は、400nit以上です。マイベストで検証したところ、最大輝度が400nit以上であればハッキリと明るさがわかり、どのようなシチュエーションでも画面が見やすいといった結果が出ています。最大輝度を公開しているメーカーはほとんどないので、ランキングにある詳細情報で確認してくださいね。
また、解像度も画面の見やすさを左右する重要なポイントです。解像度が高ければエクセルのセル内の文字など細かい情報もハッキリと映りますが、フルHD以上であればビジネス用途には十分。現在販売されているノートパソコンの解像度はフルHDがスタンダードなので、ほとんどのモデルが条件を満たしているといえるでしょう。よりハッキリと見やすい画面を求めるなら、WUXGA・3Kなどのより解像度が高いものを検討してみてください。
ZoomやMicrosoft Teamsなどのオンライン会議を行うなら、内蔵カメラやマイク、スピーカーの性能もチェックしましょう。内蔵カメラ・マイク・スピーカーの性能が高ければ、個別に購入する必要もなくなります。また持ち運ぶ際の荷物が減り、持って行くのを忘れてしまうのも防げますよ。
内蔵カメラの性能は、フルHD以上がおすすめ。ボケた印象にならず、きれいに映ります。マイクを通した声を相手に伝わりやすくしたいなら、ノイズキャンセリング機能が付いているノートパソコンがぴったり。周囲の音を低減できるため、職場や外出先など多少物音がある場所でも音声を伝えやすくなります。
相手の声が聞き取りやすいノートパソコンがほしい人は、スピーカーの音のバランスがよく、とくに低音もしっかりと聞こえるものを選ぶと、どの音程の音声でも聞き取りやすくなりますよ。またスピーカー性能が高ければ、休憩中や自宅でYouTubeやNetflixなどのエンタメも楽しめるでしょう。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||||||||||
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処理性能の高さ | インターフェースの充実さ | タイピングの気持ちよさ | キーボードの使いやすさ | 画面の見やすさ | 持ち運びやすさ | スピーカーの音質のよさ | マイク性能の高さ | WEBカメラの顔映りのよさ | バッテリー持ちのよさ | 保証・サポートの選択肢の多さ | 本体の熱くなりにくさ | 稼動音の静かさ | CPUの型番 | CPUの世代 | CPUの種類 | CPUマルチコアのスコア(実測値) | メモリ容量 | ストレージ容量 | ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 画面サイズ | システム上の最大輝度 | 解像度 | インターフェース | ノイズキャンセル機能 | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | ||||||
1 | ASUS ASUS Zenbook|14 OLED|UX3405MA-TU5165WBL | ![]() | コスパ重視の人に。相場並みの価格ながら性能は抜群 | インテル Core Ultra 5 125H | Core Ultra シリーズⅠ | Core Ultra 5 | 7334.00pts | 16GB | 512GB | 4629.72MB/s | 1823.38MB/s | 364.52MB/s | 382.59MB/s | 14インチ | 616nit | 2880×1800 | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、Thunderbolt 4、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、USB Type-C | 31.24cm | 22.01cm | 1.49cm | 1280g | ||||||||||||||||
2 | 富士通クライアントコンピューティング FMV LIFEBOOK|モバイルノートPC|UH90/J3 | ![]() | 高性能モデルがほしい人に。高パフォーマンスのCPUを搭載 | インテル Core Ultra 7 155H | Core Ultra シリーズⅠ | Core Ultra 7 | 10221.33pts | 16GB | 512GB | 6150.52MB/s | 4579.06MB/s | 445.90MB/s | 301.77MB/s | 14インチ | 270nit | WUXGA(1920×1200) | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、Thunderbolt 4、microSDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、有線LANポート | 30.88cm | 20.9cm | 1.73cm | 628g | ||||||||||||||||
2 | パナソニック レッツノート|FV5|CF-FV5FDNCR | ![]() | 頑丈さ・使いやすさを重視する人に。高性能で耐久性にも期待 | インテル Core Ultra 7 155H | Core Ultra シリーズⅠ | Core Ultra 7 | 10744.67pts | 16GB | 512GB | 6702.58MB/s | 4816.21MB/s | 413.73MB/s | 353.77MB/s | 14インチ | 270nit | QHD(2160×1440) | HDMI、VGA端子、USB Type-A(USB 3.0)、Thunderbolt 4、SDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、有線LANポート、USB Type-C | 30.86cm | 23.53cm | 18.2cm | 1095g | ||||||||||||||||
4 | NEC LAVIE |SOL|PC-GE13564D1 | ![]() | 持ち歩くことが多い大学生に。バッテリー持ちがよく軽量 | インテル Core i5-1335U | 第13世代 Core プロセッサー | Core i5 | 7343.67pts | 8GB | 256GB | 4640.41MB/s | 3396.94MB/s | 456.57MB/s | 323.95MB/s | 13.3インチ | 270nit | WUXGA(1920×1200) | USB Type-C(USB 3.2)、ステレオミニプラグ(イヤホン端子) | 30.16cm | 21.0cm | 1.43cm | 1200g | ||||||||||||||||
5 | 富士通クライアントコンピューティング FMV LIFEBOOK|モバイルノートパソコン|WU5/J3 | ![]() | 電車通学・通勤が多い人に。軽量かつ筐体の耐久性が高い | インテル Core Ultra 5 125U | Core Ultra シリーズⅠ | Core Ultra 5 | 7965.67pts | 8GB | 256GB | 5835.82MB/s | 2808.84MB/s | 440.43MB/s | 288.07MB/s | 14インチ | 270nit | WUXGA(1920×1200) | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、microSDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、USB Type-C(USB 3.2)、有線LANポート | 30.88cm | 20.9cm | 1.73cm | 627g | ||||||||||||||||
6 | Dell Inspiron 14 |5445 | ![]() | マルチタスクをこなせる性能。価格は10万円以下と安い | AMD Ryzen 7 8840U | Ryzen 8040シリーズ | Ryzen 7 | 9765.33pts | 16GB | 1000GB | 4947.56MB/s | 4112.59MB/s | 415.29MB/s | 408.44MB/s | 14インチ | 250nit | FHD+(1920×1200) | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、USB Type-C(USB 3.2)、SDカードスロット | 31.40cm | 22.62cm | 1.99cm | 1611g |
CPUの種類 | Core Ultra 5 |
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CPUマルチコアのスコア(実測値) | 7334.00pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 512GB |
画面サイズ | 14インチ |
良い
気になる
ASUSの「ASUS Zenbook 14 OLED UX3405MA-TU5165WBL」は、コスパ最強のモバイルPCを探している人におすすめ。スピーカーと保証・サポートの評価は控えめですが、性能・機能はどこをとっても良好な結果を残しています。
処理性能はマルチタスクをこなすには十分で、仕事でも活躍できる1台。CPUの種類はCore Ultra 5を採用し、マルチコアのスコアは平均7,334.00ptsを記録しました。GPUのスコアも検証したなかでの平均を上回り、グラフィック処理性能も申し分なし。ストレージの速度は十分速く、スピーディにファイルの読み書きができるでしょう。メモリ容量は16GBあり、負荷がかかるアプリを複数同時に扱えます。
PC本体と付属充電器を合わせた重量は1,497gと軽量で、持ち運びもしやすい印象です。バッテリー持ちは約10時間13分と非常に長く、長時間充電なしで使用可能。出先で作業してもバッテリーが切れるリスクが低く、電源がない場所でも使いやすいといえます。
有機EL+3Kの解像度で、小さな文字の視認性も良好。画面の輝度は616nitでとても明るく、日の当たる屋外や、カフェのテラス席などでも画面が見やすいでしょう。画面に表示された画像は角度を変えてもきちんと見えたので、どこでもスムーズに作業できそうです。
Thunderbolt 4対応のUSB Type-C端子が2口あるほか、USB Type-A端子も1口搭載しており、インターフェースも充実しています。最大7,680×4,320の映像出力に対応できるHDMI 2.1端子も搭載。microSDカードスロット・光学ドライブはありませんが、さまざまな機器と接続できるでしょう。
キーの表面が滑りにくく緩やかな凹みもあり、モニターからは「指にフィットしてタイピングしやすい」との声が多数挙がりました。底打ち感が少ないうえに反発が弱めで、疲れにくい点も魅力。打鍵音はほとんど響かなかったため、静かなオフィスやカフェでも使いやすいでしょう。タッチパッドは上部20mmの範囲は押せないものの9,685平方ミリメートルと面積が広く、スムーズに操作しやすい印象です。
マイクのノイズキャンセリング性能はかなり高く、雑音を低減してクリアな声を届けられるでしょう。WEBカメラの解像度は1,080pと、検証したなかでは高めです。映像は明るく白飛びもなかったので、印象よく顔を映せます。スピーカーの音質は悪くありませんが、ほかの商品同様に低音は弱く、映画や音楽の迫力までは楽しめないでしょう。
とはいえ性能や機能がよいわりに、価格は相場並み。コスパ抜群のモバイルPCを手に入れたい人は、最有力候補になるでしょう。
CPUの型番 | インテル Core Ultra 5 125H |
---|---|
CPUの世代 | Core Ultra シリーズⅠ |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 4629.72MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 1823.38MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 364.52MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 382.59MB/s |
システム上の最大輝度 | 616nit |
解像度 | 2880×1800 |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、Thunderbolt 4、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、USB Type-C |
ノイズキャンセル機能 | |
幅 | 31.24cm |
奥行 | 22.01cm |
高さ | 1.49cm |
重量 | 1280g |
CPUの種類 | Core Ultra 7 |
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CPUマルチコアのスコア(実測値) | 10221.33pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 512GB |
画面サイズ | 14インチ |
良い
気になる
富士通クライアントコンピューティングの「FMV LIFEBOOK モバイルノートPC UH90/J3」は、高い性能を求めるビジネスパーソンにおすすめ。「WU5/J3」と見た目は似ていますが、上位のハイパフォーマンスモデルのCPUを搭載し、ひと回り性能が向上しています。
処理性能の高さは申し分なく、マルチタスクを問題なくこなせる性能。CPUにはCore Ultra 7を搭載し、マルチコアのスコアは平均10,221.33ptsを記録しました。GPUのスコアも検証したなかでは高く、クリエイティブ作業にも使えます。ストレージの読み書き速度も速いため、ファイルのコピーペーストもスピーディにできそうです。メモリは16GBあり、複数のアプリを同時に使用できます。
本体と付属充電器を合わせても1,060gと軽いので、出先に持ち運ぶときも負担になりにくいでしょう。バッテリー持ちは約7時間18分で、「WU5/J3」より2時間ほど長持ち。出先で充電しなくとも長時間使用でき、電源を確保する必要がありません。
画面の解像度は1,920×1,200のWUXGA。輝度は270nitと十分な数値で、屋内なら視認できるでしょう。画面の画像は角度により見え方が変わらなかったため、画面を好みの角度にして作業できます。
インターフェースは豊富で、1台でほとんどのことをこなせるでしょう。Thunderbolt 4のUSB Type-C端子を2口搭載し、高速なデータ転送・電力供給と映像出力に対応。USB Type-A端子が2口のほかに、最大8Kまでの映像出力に対応できるHDMI 2.1端子・microSDカードスロットもありました。
キーの中央に凹みがあり、指にほどよくフィット。強めにキーを押し込んでも底打ち感が少ないうえに反発が軽く、モニターからは「スムーズにタイピングできる」と好評でした。打鍵音も小さめで、作業中も気になりにくいでしょう。タッチパッドは押しにくい部分があり面積も4587.84平方ミリメートルとやや狭いものの、慣れれば使いやすいといえます。
マイクのノイズキャンセリング性能も十分で、オンライン通話もしやすい印象。WEBカメラの解像度は1,080pと高く、実際に映像を見ても明るく白飛びがありませんでした。会議のときもはっきりと表情を伝えられます。スピーカーは音のバランスがとれていますが、低音も高音も弱く音楽や映画は楽しめないでしょう。
高性能かつ高機能で、出先での作業やオンライン会議をこなすのに十分。軽さと性能をどちらも譲れない人は検討しましょう。
CPUの型番 | インテル Core Ultra 7 155H |
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CPUの世代 | Core Ultra シリーズⅠ |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 6150.52MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 4579.06MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 445.90MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 301.77MB/s |
システム上の最大輝度 | 270nit |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、Thunderbolt 4、microSDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、有線LANポート |
ノイズキャンセル機能 | |
幅 | 30.88cm |
奥行 | 20.9cm |
高さ | 1.73cm |
重量 | 628g |
富士通 LIFEBOOK UH90/J3を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
CPUの種類 | Core Ultra 7 |
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CPUマルチコアのスコア(実測値) | 10744.67pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 512GB |
画面サイズ | 14インチ |
良い
気になる
パナソニックの「レッツノート FV5 CF-FV5FDNCR」は、堅牢でオールマイティなモバイルPCを求める人におすすめ。メーカー独自の品質試験を行い、落下や圧迫に強いと謳っています。くわえて処理性能が高く、複数のアプリを使ったマルチタスクもそつなくこなせるでしょう。
CPUにはCore Ultra 7を搭載し、マルチコアのスコアは平均10,744.67ptsとトップクラスの性能。GPUのスコアもほかの商品と比べて高く、クリエイティブ作業もスムーズにこなせるでしょう。ストレージの読み書き速度も十分なうえ、メモリ容量は16GBと申し分なく、アプリの同時起動が可能です。
PC本体と付属充電器を合わせた重さは1,381gと軽量で、持ち運ぶときに負担になりにくい印象。バッテリー持ちは約8時間0分と長く、充電なしでも長時間使用できます。
解像度はQHDと高く、屋内の使用であれば見づらさは感じないでしょう。輝度も270nitと十分で、屋内なら視認性が落ちないレベル。画面に表示された画像は角度を変えても見えていたので、好きな姿勢で作業しやすいといえます。
検証したモバイルPCのなかでは、インターフェースが豊富なのも強み。なかでも旧映像信号規格のVGA端子を搭載しているのは珍しいといえます。USB Type-A端子は3口・Thunderbolt 4のUSB Type-Cは2口・HDMI 2.1端子・SDカードスロットなどもあり、このパソコン1台で幅広い作業に使えるでしょう。
キーの表面がマットで滑りにくく、タイピングがしやすいのもメリット。モニターからは「指がぐらつくことなく安定して打てた」という声が挙がっており、底打ち感も気になりにくいでしょう。タイピング音も控えめでした。キーボードとタッチパッドの操作感にクセはあるものの、慣れれば使いやすい設計。タッチパッドにクリック用ボタンがあり面積も3,215平方ミリメートルと狭いとはいえ、問題なく作業できそうです。
スピーカーのバランスは悪くありませんが、低音が目立たず迫力は感じられません。一方マイクのノイズキャンセリング性能はよく、オンライン通話時にノイズを低減できます。WEBカメラの解像度は1,080pと高く、顔映りがよい点も見逃せません。白飛びもなくナチュラルな映りです。
30万円前後と高額ですが、価格相応にハイスペック。1台で何でもできるモバイルPCがほしい人は候補になるでしょう。
CPUの型番 | インテル Core Ultra 7 155H |
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CPUの世代 | Core Ultra シリーズⅠ |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 6702.58MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 4816.21MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 413.73MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 353.77MB/s |
システム上の最大輝度 | 270nit |
解像度 | QHD(2160×1440) |
インターフェース | HDMI、VGA端子、USB Type-A(USB 3.0)、Thunderbolt 4、SDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、有線LANポート、USB Type-C |
ノイズキャンセル機能 | |
幅 | 30.86cm |
奥行 | 23.53cm |
高さ | 18.2cm |
重量 | 1095g |
CPUの種類 | Core i5 |
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CPUマルチコアのスコア(実測値) | 7343.67pts |
メモリ容量 | 8GB |
ストレージ容量 | 256GB |
画面サイズ | 13.3インチ |
良い
気になる
CPUにはCore i5を採用。マルチコアのスコアは平均7,343.67ptsと高く、GPUスコアも平均値をわずかに上回りました。処理速度が速いうえに、軽めのゲームやクリエイティブ作業にも使用できます。ストレージの読み書き速度も悪くありません。メモリ容量は8GBで、アプリを同時に複数立ち上げると同g\さが重くなる可能性がありますが、勉強で使用するには十分なレベルです。
画面の明るさは270nitで、屋内なら問題なく視認できます。解像度はWUXGAで、角度による見え方の変化もありませんでした。
インターフェースが少ない点はネック。10Gbpsのデータ転送・PD・映像出力に対応したUSB Type-C端子を3口搭載しているだけなので、USB Type-Cハブを1つ用意しておくとよいでしょう。
キーの表面はマットで滑りにくく、モニターからは「指にフィットしてタイピングしやすかった」という声が多数。強く打っても底打ち感が少なく、反発は適度で打っていて疲れにくい仕様です。軽くタッチすれば打鍵音も小さいので、作業に集中しやすいといえます。タッチパッドは9,000平方ミリメートルと面積が広く力を入れればどこでもクリックできました。
WEBカメラは高解像度かつ明るく、白飛びもなし。顔映りが非常によく相手に明るい表情が伝わるうえにマイクのノイズキャンセリングも非常に高く、オンラインでの授業や就職活動にも活躍するでしょう。しかし、スピーカーは高音に対して低音が弱く、音声コンテンツを楽しむなら別でスピーカーを用意する必要があります。
タッチパネルでスマホと同じ感覚で使えるのも特筆すべき点。モバイルPCとしては珍しく専用のケースの種類がかなり多く、気に入ったデザインで授業のモチベーションを上げられるでしょう。性能だけでなく見た目も重視するなら有力な候補になります。
CPUの型番 | インテル Core i5-1335U |
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CPUの世代 | 第13世代 Core プロセッサー |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 4640.41MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 3396.94MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 456.57MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 323.95MB/s |
システム上の最大輝度 | 270nit |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
インターフェース | USB Type-C(USB 3.2)、ステレオミニプラグ(イヤホン端子) |
ノイズキャンセル機能 | |
幅 | 30.16cm |
奥行 | 21.0cm |
高さ | 1.43cm |
重量 | 1200g |
CPUの種類 | Core Ultra 5 |
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CPUマルチコアのスコア(実測値) | 7965.67pts |
メモリ容量 | 8GB |
ストレージ容量 | 256GB |
画面サイズ | 14インチ |
良い
気になる
富士通クライアントコンピューティングの「FMV LIFEBOOK モバイルノートパソコン WU5/J3」は、電車通学・通勤が多い学生やビジネスパーソンにおすすめ。本体重量は700g以下と軽く、充電器と合わせても869gと非常に軽量です。バッテリー持ちは約5時間13分と充電なしで使うには物足りませんが、持ち運び時の負担は軽減できます。
CPUはCore Ultra 5で、マルチコアのスコアは平均7,965.67ptsを記録。処理速度は十分に早く、オフィスワークを快適にこなせます。GPUのスコアも悪くなく、軽いゲーム・グラフィック作業なら十分。ストレージの書き込み速度は若干遅いものの、読み込み速度は良好な数値でした。メモリ容量は8GBで、仕事用なら十分なスペックといえます。
画面の輝度は270nitあり、屋内での使用は問題ありません。解像度がWUXGAと高いうえに角度による見え方の差異もないため、環境を問わず使いやすいでしょう。インターフェースも豊富で、1台で多くのデバイスに接続できます。USB Type-A・USB Type-C端子がそれぞれ2口ずつあるほか、最大8Kまでの映像出力に対応できるHDMI 2.1端子・microSDカードスロットも搭載していました。
キーの面積が大きく、マットで滑りにくい設計です。モニターからは「キーがちょうどいい大きさで、指を受け止めてしっかりと押し込めた」との声が挙がりました。反発が弱く底打ち感が気になる人もいたものの、タイピング音は不快感がなく使いやすいでしょう。ただしタッチパッドは狭くクリックボタンが下部にあるので、慣れるのに時間がかかりそうです。
スピーカーは低音が弱めですが、音のバランスが良好。マイクはノイズを低減でき、環境音がうるさすぎなければクリアな声を届けられるでしょう。WEBカメラは1080pと高解像度で、自然な明るさ。白飛びも気にならなかったため、顔映りをよく見せられそうです。
筐体はカーボンファイバー製で上から手で圧をかけても曲がらず、満員電車でも壊れる心配が少ないでしょう。とにかく軽くて持ち運びやすいものがほしい人は第1候補になるはずです。
CPUの型番 | インテル Core Ultra 5 125U |
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CPUの世代 | Core Ultra シリーズⅠ |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 5835.82MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 2808.84MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 440.43MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 288.07MB/s |
システム上の最大輝度 | 270nit |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、microSDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、USB Type-C(USB 3.2)、有線LANポート |
ノイズキャンセル機能 | |
幅 | 30.88cm |
奥行 | 20.9cm |
高さ | 1.73cm |
重量 | 627g |
CPUの種類 | Ryzen 7 |
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CPUマルチコアのスコア(実測値) | 9765.33pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 1000GB |
画面サイズ | 14インチ |
良い
気になる
Dellの「Inspiron 14 5445」は、可能な限り安く処理性能が高いものがほしい人向きです。CPUにはRyzen 7を採用し、マルチコアのスコアは平均9,765.33ptsと文句のない数値。オフィスワークならスムーズに作業可能です。GPUのスコアも検証したなかでは悪くありません。ストレージの読み書き速度も最高4947.56MB/sとよいうえにメモリ容量は16GBで、マルチタスクもサクサクこなせるでしょう。
充電器込みの重量は1,922gと、検証したモバイルPCのなかでは重め。持ち運ぶ際には負担になりやすいでしょう。バッテリーの持ちも約6時間20分と長くなく、電源がない場所では長時間使いにくいといえます。
画面の輝度は250nitあり、屋内であれば視認性は十分。フルHDで、小さな文字も簡単に読めるでしょう。インターフェースも豊富で、多用途な1台。USB Type-A端子が2口・USB Type-C端子を3口搭載しており、HDMI端子・SDカードスロットもありました。
キー表面のざらつきにより滑りにくいため、指にフィットしやすい印象。一部のモニターは底打ち感を覚えたものの適度な反発力があり、モニターからは「すらすら打てる」との声が挙がりました。しかし、エンター・アルファベットキーなどが押しにくいうえに、タッチパッドには押せないところが。慣れるまでは使いづらいでしょう。
マイクの性能は非常に高く、ノイズを低減してクリアな声を届けられます。WEBカメラは明るいものの、白飛びが気になりました。スピーカーは音のバランスが良好ですが、低音が強調されていません。カメラ映りが気になる人や、音質を求める人は外付けデバイスを用意しましょう。
モバイルPCにしては重く、キーボードが使いにくいのは惜しい点。外付けのキーボードやディスプレイと組み合わせて、ノートパソコンを閉じたまま画面出力させるクラムシェルモードで性能を活かす使い方もありですよ。価格は10万円を切りますが検証したなかでも処理性能がとても高く、価格・性能のどちらも求めるなら選択肢になるでしょう。
CPUの型番 | AMD Ryzen 7 8840U |
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CPUの世代 | Ryzen 8040シリーズ |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 4947.56MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 4112.59MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 415.29MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 408.44MB/s |
システム上の最大輝度 | 250nit |
解像度 | FHD+(1920×1200) |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、USB Type-C(USB 3.2)、SDカードスロット |
ノイズキャンセル機能 | |
幅 | 31.40cm |
奥行 | 22.62cm |
高さ | 1.99cm |
重量 | 1611g |
DELL Inspiron 14 5445の口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
1位: ASUS|ASUS|Zenbook|14 OLED|UX3405MA-TU5165WBL
2位: 富士通クライアントコンピューティング|FMV LIFEBOOK|モバイルノートPC|UH90/J3
2位: パナソニック|レッツノート|FV5|CF-FV5FDNCR
4位: NEC|LAVIE |SOL|PC-GE13564D1
5位: 富士通クライアントコンピューティング|FMV LIFEBOOK|モバイルノートパソコン|WU5/J3
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