Windowsの新しいAI機能を使いたい人や、今後AIに対応していくアプリを活用したい人には、AIパソコンがおすすめです。高速かつ効率的にAI処理ができるチップを搭載していて、オフラインでCopilot in Windowsを利用できます。また基本的な性能が高いモデルも多く、まさに次世代のパソコンだといえるでしょう。とはいえ、AIパソコンで何ができるのかがわからなくて購入を悩んでいる人や、どんなモデルを選べばよいのか知りたい人も多いのではないでしょうか。
筑波大学芸術専門学群卒業後、芸術制作で使用していたPCをはじめとする多くのデジタルデバイスやソフトウェアに関する知識を活かそうと大手家電量販店に入社。販売員としてPCだけでなくプリンター・ルーターなどPC周辺機器の販売や、インターネット・格安SIMなど通信サービスの提案など、PCに関する販売・契約を総合的に担当、自身の担当顧客に合ったPC環境を真摯に考え、販売ノルマや利益にとらわれず提案してきた。 その後2022年にマイベストへ入社し、PCや周辺機器の専門ガイドを担当。富士通やDellのような大手メーカー製PCだけでなく様々なデジタルデバイスに関する経験・知識を活かし、PCや周辺機器選びに困ったユーザーに寄り添う企画・記事制作を心がけている。
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AIパソコンとは、AI処理に特化したNPUを搭載したパソコンを指し、AI PCとも呼ばれています。AIパソコンの大きな特徴は、AI関連の処理を高速で実行できること。NPUと呼ばれるAI処理に特化したプロセッサーを搭載しており、従来のパソコンと比較して効率的な処理が可能です。
またCopilot in Windowsを搭載していて、オフラインで使用できるのも特徴。今までは、AI機能をWebサービスやアプリを介してオンライン上で利用する必要がありましたが、AIパソコンならローカルで処理できます。またCopilotキーを押すだけで、AIアシスタントツールであるCopilot in Windowsを起動可能です。
そのほかの特徴・メリットとしては、AI処理を行う際の消費電力が少ない傾向であることが挙げられます。外出先でAI機能を使いたい人にはぴったりだといえるでしょう。また一般的なパソコンと比べて、価格差がそこまでないのも利点です。海外メーカーであれば、20万円以下で購入できるモデルも多くあります。
さらに、オフラインでAI処理を行えることから、セキュリティやコンプライアンス面でも優れているといえるでしょう。ローカルでAI機能を利用すれば、大切な情報が外部に漏洩するリスクを抑えられますよ。
AIパソコンを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「2つのポイント」をご紹介します。
AIパソコンの処理性能を見分けるうえでは、NPU以外にもCPU・メモリにも注目しましょう。パソコンの処理速度は、CPU・メモリで大きく変わります。以下の項目で、個別に解説するので参考にしてください。
CPUは、IntelのCore Ultra5程度の性能がおすすめです。CPUはパソコンにおいて脳のような役割で、性能が高ければ複雑な処理でも高速にこなせます。
AIパソコンを快適に使用したいなら、IntelのCore Ultra5またはAMDのRyzen AI 5程度であればスペック的には十分です。NPUを搭載したパソコンは基本的に性能が高いため、これらのCPUを積んでいればたいていの作業や処理はこなせますよ。
なお、AIが搭載されたCPUであれば、基本的な処理性能も高いため、オフィスワーク時に重くなったりフリーズしたりすることは少ないでしょう。特別な理由がなければCore Ultra5・Ryzen AI 5程度のCPUを目安に選んでくださいね。
実際にCore Ultra 5のノートパソコンでAIを利用して動画編集ができるアプリ「PowerDirector」を使って検証したところ、簡単な動画編集であれば問題なく行えました。
AIパソコンのメモリ容量は、16GBが目安です。メモリはパソコンにおいて作業台のようなもので、容量が大きいほど並行してこなせる作業が多くなります。16GBあれば、複数のアプリケーションやブラウザを開きながらAI機能を利用するなどのマルチタスクを行っても動作が重くなったり、フリーズしにくくなりますよ。
なおメモリ容量が4・8GB程度のパソコンでは、マルチタスクを行う際に動作が遅くなったり、ラグが発生したりするケースが増えてしまいます。快適に作業を行いたいなら、16GB以上を目安にしてくださいね。
AIパソコンのなかでも性能を重視したい人は、Copilot+ PCがおすすめです。Copilot+ PCは、マイクロソフトが定義した各種要件を満たし、よりAIを活用できる性能をもつPCのこと。従来のAIパソコンに比べて処理性能が強化され、さまざまな機能が追加されています。
Copilot+ PCを名乗るには、一定以上の基準を満たしていることが必要。まず、40TOPS以上の処理性能を持つNPUを搭載しているのが条件です。1秒間に40兆回の処理が行えるため、従来のモデルに比べてよりAIの処理性能や速度がアップしています。
また、16GB以上のDDR5もしくはLPDDR5メモリを搭載しているのも条件です。16GB以上のメモリがあれば、マルチタスクもストレスなくこなせますよ。256GB以上のSSDもしくはUFS(ユニバーサルフラッシュストレージ)が採用されているのも、要件の1つ。HDDよりも高速な読み込みが可能です。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||||||||
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処理性能の高さ | インターフェースの充実さ | タイピングの気持ちよさ | キーボードの使いやすさ | 画面の見やすさ | 持ち運びやすさ | スピーカーの音質のよさ | マイク性能の高さ | WEBカメラの顔映りのよさ | バッテリー持ちのよさ | 保証・サポートの選択肢の多さ | 本体の熱くなりにくさ | 稼動音の静かさ | CPUの種類 | CPUマルチコアのスコア(実測値) | メモリ容量 | ストレージ種類 | ストレージ容量 | ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 画面サイズ | システム上の最大輝度 | 解像度 | インターフェース | 幅 | 奥行 | 高さ | 重量 | |||||||
1 | ASUS ASUS Zenbook|14 OLED|UX3405MA-TU5165WBL | ![]() | コスパ重視の人に。相場並みの価格ながら性能は抜群 | Core Ultra 5 | 7334.00pts | 16GB | SSD | 512GB | 4629.72MB/s | 1823.38MB/s | 364.52MB/s | 382.59MB/s | 14インチ | 616nit | 2880×1800 | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、Thunderbolt 4、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、USB Type-C | 31.24cm | 22.01cm | 1.49cm | 1280g | ||||||||||||||||
2 | 富士通クライアントコンピューティング FMV LIFEBOOK|モバイルノートPC|UH90/J3 | ![]() | 2位 | 高性能モデルがほしい人に。高パフォーマンスのCPUを搭載 | Core Ultra 7 | 10221.33pts | 16GB | SSD | 512GB | 6150.52MB/s | 4579.06MB/s | 445.90MB/s | 301.77MB/s | 14インチ | 270nit | WUXGA(1920×1200) | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、Thunderbolt 4、microSDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、有線LANポート | 30.88cm | 20.9cm | 1.73cm | 628g | |||||||||||||||
2 | パナソニック レッツノート|FV5|CF-FV5FDNCR | ![]() | 頑丈さ・使いやすさを重視する人に。高性能で耐久性にも期待 | Core Ultra 7 | 10744.67pts | 16GB | SSD | 512GB | 6702.58MB/s | 4816.21MB/s | 413.73MB/s | 353.77MB/s | 14インチ | 270nit | QHD(2160×1440) | HDMI、VGA端子、USB Type-A(USB 3.0)、Thunderbolt 4、SDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、有線LANポート、USB Type-C | 30.86cm | 23.53cm | 18.2cm | 1095g | ||||||||||||||||
4 | マイクロソフト Surface Laptop|ノートパソコン|EP2-18290 | ![]() | 1位 | デザイン性重視の人に。MacBookに近い打鍵感も特徴 | Snapdragon X PLUS | 8255.67pts | 16GB | SSD | 256GB | 4765.26MB/s | 2703.44MB/s | 326.05MB/s | 448.87MB/s | 13.8インチ | 600nit | 2304×1536 | USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C(USB 4)、ステレオミニプラグ(イヤホン端子) | 30.1cm | 22.0cm | 1.75cm | 1338g | |||||||||||||||
5 | 富士通クライアントコンピューティング FMV LIFEBOOK|モバイルノートパソコン|WU5/J3 | ![]() | 電車通学・通勤が多い人に。軽量かつ筐体の耐久性が高い | Core Ultra 5 | 7965.67pts | 8GB | SSD | 256GB | 5835.82MB/s | 2808.84MB/s | 440.43MB/s | 288.07MB/s | 14インチ | 270nit | WUXGA(1920×1200) | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、microSDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、USB Type-C(USB 3.2)、有線LANポート | 30.88cm | 20.9cm | 1.73cm | 627g |
CPUの種類 | Core Ultra 5 |
---|---|
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 7334.00pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 512GB |
画面サイズ | 14インチ |
良い
気になる
ASUSの「ASUS Zenbook 14 OLED UX3405MA-TU5165WBL」は、コスパ最強のモバイルPCを探している人におすすめ。スピーカーと保証・サポートの評価は控えめですが、性能・機能はどこをとっても良好な結果を残しています。
処理性能はマルチタスクをこなすには十分で、仕事でも活躍できる1台。CPUの種類はCore Ultra 5を採用し、マルチコアのスコアは平均7,334.00ptsを記録しました。GPUのスコアも検証したなかでの平均を上回り、グラフィック処理性能も申し分なし。ストレージの速度は十分速く、スピーディにファイルの読み書きができるでしょう。メモリ容量は16GBあり、負荷がかかるアプリを複数同時に扱えます。
PC本体と付属充電器を合わせた重量は1,497gと軽量で、持ち運びもしやすい印象です。バッテリー持ちは約10時間13分と非常に長く、長時間充電なしで使用可能。出先で作業してもバッテリーが切れるリスクが低く、電源がない場所でも使いやすいといえます。
有機EL+3Kの解像度で、小さな文字の視認性も良好。画面の輝度は616nitでとても明るく、日の当たる屋外や、カフェのテラス席などでも画面が見やすいでしょう。画面に表示された画像は角度を変えてもきちんと見えたので、どこでもスムーズに作業できそうです。
Thunderbolt 4対応のUSB Type-C端子が2口あるほか、USB Type-A端子も1口搭載しており、インターフェースも充実しています。最大7,680×4,320の映像出力に対応できるHDMI 2.1端子も搭載。microSDカードスロット・光学ドライブはありませんが、さまざまな機器と接続できるでしょう。
キーの表面が滑りにくく緩やかな凹みもあり、モニターからは「指にフィットしてタイピングしやすい」との声が多数挙がりました。底打ち感が少ないうえに反発が弱めで、疲れにくい点も魅力。打鍵音はほとんど響かなかったため、静かなオフィスやカフェでも使いやすいでしょう。タッチパッドは上部20mmの範囲は押せないものの9,685平方ミリメートルと面積が広く、スムーズに操作しやすい印象です。
マイクのノイズキャンセリング性能はかなり高く、雑音を低減してクリアな声を届けられるでしょう。WEBカメラの解像度は1,080pと、検証したなかでは高めです。映像は明るく白飛びもなかったので、印象よく顔を映せます。スピーカーの音質は悪くありませんが、ほかの商品同様に低音は弱く、映画や音楽の迫力までは楽しめないでしょう。
とはいえ性能や機能がよいわりに、価格は相場並み。コスパ抜群のモバイルPCを手に入れたい人は、最有力候補になるでしょう。
ストレージ種類 | SSD |
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ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 4629.72MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 1823.38MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 364.52MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 382.59MB/s |
システム上の最大輝度 | 616nit |
解像度 | 2880×1800 |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、Thunderbolt 4、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、USB Type-C |
幅 | 31.24cm |
奥行 | 22.01cm |
高さ | 1.49cm |
重量 | 1280g |
CPUの種類 | Core Ultra 7 |
---|---|
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 10221.33pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 512GB |
画面サイズ | 14インチ |
良い
気になる
富士通クライアントコンピューティングの「FMV LIFEBOOK モバイルノートPC UH90/J3」は、高い性能を求めるビジネスパーソンにおすすめ。「WU5/J3」と見た目は似ていますが、上位のハイパフォーマンスモデルのCPUを搭載し、ひと回り性能が向上しています。
処理性能の高さは申し分なく、マルチタスクを問題なくこなせる性能。CPUにはCore Ultra 7を搭載し、マルチコアのスコアは平均10,221.33ptsを記録しました。GPUのスコアも検証したなかでは高く、クリエイティブ作業にも使えます。ストレージの読み書き速度も速いため、ファイルのコピーペーストもスピーディにできそうです。メモリは16GBあり、複数のアプリを同時に使用できます。
本体と付属充電器を合わせても1,060gと軽いので、出先に持ち運ぶときも負担になりにくいでしょう。バッテリー持ちは約7時間18分で、「WU5/J3」より2時間ほど長持ち。出先で充電しなくとも長時間使用でき、電源を確保する必要がありません。
画面の解像度は1,920×1,200のWUXGA。輝度は270nitと十分な数値で、屋内なら視認できるでしょう。画面の画像は角度により見え方が変わらなかったため、画面を好みの角度にして作業できます。
インターフェースは豊富で、1台でほとんどのことをこなせるでしょう。Thunderbolt 4のUSB Type-C端子を2口搭載し、高速なデータ転送・電力供給と映像出力に対応。USB Type-A端子が2口のほかに、最大8Kまでの映像出力に対応できるHDMI 2.1端子・microSDカードスロットもありました。
キーの中央に凹みがあり、指にほどよくフィット。強めにキーを押し込んでも底打ち感が少ないうえに反発が軽く、モニターからは「スムーズにタイピングできる」と好評でした。打鍵音も小さめで、作業中も気になりにくいでしょう。タッチパッドは押しにくい部分があり面積も4587.84平方ミリメートルとやや狭いものの、慣れれば使いやすいといえます。
マイクのノイズキャンセリング性能も十分で、オンライン通話もしやすい印象。WEBカメラの解像度は1,080pと高く、実際に映像を見ても明るく白飛びがありませんでした。会議のときもはっきりと表情を伝えられます。スピーカーは音のバランスがとれていますが、低音も高音も弱く音楽や映画は楽しめないでしょう。
高性能かつ高機能で、出先での作業やオンライン会議をこなすのに十分。軽さと性能をどちらも譲れない人は検討しましょう。
ストレージ種類 | SSD |
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ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 6150.52MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 4579.06MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 445.90MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 301.77MB/s |
システム上の最大輝度 | 270nit |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C、Thunderbolt 4、microSDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、有線LANポート |
幅 | 30.88cm |
奥行 | 20.9cm |
高さ | 1.73cm |
重量 | 628g |
富士通 LIFEBOOK UH90/J3を徹底レビュー!実際に使ってわかったよい点・気になった点は?
CPUの種類 | Core Ultra 7 |
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CPUマルチコアのスコア(実測値) | 10744.67pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 512GB |
画面サイズ | 14インチ |
良い
気になる
パナソニックの「レッツノート FV5 CF-FV5FDNCR」は、堅牢でオールマイティなモバイルPCを求める人におすすめ。メーカー独自の品質試験を行い、落下や圧迫に強いと謳っています。くわえて処理性能が高く、複数のアプリを使ったマルチタスクもそつなくこなせるでしょう。
CPUにはCore Ultra 7を搭載し、マルチコアのスコアは平均10,744.67ptsとトップクラスの性能。GPUのスコアもほかの商品と比べて高く、クリエイティブ作業もスムーズにこなせるでしょう。ストレージの読み書き速度も十分なうえ、メモリ容量は16GBと申し分なく、アプリの同時起動が可能です。
PC本体と付属充電器を合わせた重さは1,381gと軽量で、持ち運ぶときに負担になりにくい印象。バッテリー持ちは約8時間0分と長く、充電なしでも長時間使用できます。
解像度はQHDと高く、屋内の使用であれば見づらさは感じないでしょう。輝度も270nitと十分で、屋内なら視認性が落ちないレベル。画面に表示された画像は角度を変えても見えていたので、好きな姿勢で作業しやすいといえます。
検証したモバイルPCのなかでは、インターフェースが豊富なのも強み。なかでも旧映像信号規格のVGA端子を搭載しているのは珍しいといえます。USB Type-A端子は3口・Thunderbolt 4のUSB Type-Cは2口・HDMI 2.1端子・SDカードスロットなどもあり、このパソコン1台で幅広い作業に使えるでしょう。
キーの表面がマットで滑りにくく、タイピングがしやすいのもメリット。モニターからは「指がぐらつくことなく安定して打てた」という声が挙がっており、底打ち感も気になりにくいでしょう。タイピング音も控えめでした。キーボードとタッチパッドの操作感にクセはあるものの、慣れれば使いやすい設計。タッチパッドにクリック用ボタンがあり面積も3,215平方ミリメートルと狭いとはいえ、問題なく作業できそうです。
スピーカーのバランスは悪くありませんが、低音が目立たず迫力は感じられません。一方マイクのノイズキャンセリング性能はよく、オンライン通話時にノイズを低減できます。WEBカメラの解像度は1,080pと高く、顔映りがよい点も見逃せません。白飛びもなくナチュラルな映りです。
30万円前後と高額ですが、価格相応にハイスペック。1台で何でもできるモバイルPCがほしい人は候補になるでしょう。
ストレージ種類 | SSD |
---|---|
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 6702.58MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 4816.21MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 413.73MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 353.77MB/s |
システム上の最大輝度 | 270nit |
解像度 | QHD(2160×1440) |
インターフェース | HDMI、VGA端子、USB Type-A(USB 3.0)、Thunderbolt 4、SDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、有線LANポート、USB Type-C |
幅 | 30.86cm |
奥行 | 23.53cm |
高さ | 18.2cm |
重量 | 1095g |
CPUの種類 | Snapdragon X PLUS |
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CPUマルチコアのスコア(実測値) | 8255.67pts |
メモリ容量 | 16GB |
ストレージ容量 | 256GB |
画面サイズ | 13.8インチ |
良い
気になる
マイクロソフトの「Surface Laptop ノートパソコン EP2-18290」は、スッキリしたデザインで性能が高いものがほしい人におすすめ。
Copilot+ PCで処理性能が高く、マルチタスクもサクサクこなせます。CPUにはSnapdragon X PLUSを搭載し、マルチコアのスコアは平均8,255.67ptsと高い数値。GPUのスコアも検証したなかでは高く、クリエイティブな作業もスムーズにこなせます。読み書きの速度も速く、OSやソフトウェアの立ち上がりもそれほど待たないでしょう。メモリは16GBと容量が大きく、複数のアプリを同時に使えます。
付属充電器を合わせた重量は1,553gと、モバイルPCのなかでは重め。しかし、バッテリー持ちは約11時間34分と長時間使用できたため、1日中外で作業をしたいときも困りません。画面の輝度は600nitと非常に明るく、屋外でも見やすいでしょう。解像度も2,304×1,536と高く、どの角度からでも細かい文字もしっかり確認できそうです。
USB Type-A端子が1口あるほか、USB4のUSB Type-C端子を2口搭載。ただし、HDMI端子・microSDカードスロット・光学ドライブはないため、必要な人はUSBハブや外付けのドライブを購入しましょう。
キーの表面は滑りにくい素材で中央が緩やかにくぼみ、指にしっかりとフィットしました。底打ち感は少なく、モニターからは「安定感があり気持ちよく打てた」との声も。強い反発感は好みが分かれたものの、きちんとタイピングしている感覚を得られます。最初のうちはキーを打ち間違える可能性がありますが、タッチパッドの面積は9,600平方ミリメートルと広く使いやすいでしょう。
WEBカメラは高機能で、印象よく顔を映せます。解像度は1,080pと高いうえに明るく、白飛びも気になりませんでした。一方で、スピーカーは高音がやや大きいのに対し低音が強調されておらず、コンテンツを楽しむには力不足です。マイクのノイズキャンセリング機能も雑音を低減しきれなかったので、気になる人は別でマイクを用意するとよいでしょう。
とはいえ高性能かつタッチパネルで感覚的に操作できる点は魅力。MacBookと同じ感圧式のタッチパッドで打鍵感も近しいため、MacBookからWindowsに買い替えたい人にとっても候補になります。
ストレージ種類 | SSD |
---|---|
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 4765.26MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 2703.44MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 326.05MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 448.87MB/s |
システム上の最大輝度 | 600nit |
解像度 | 2304×1536 |
インターフェース | USB Type-A(USB 3.0)、USB Type-C(USB 4)、ステレオミニプラグ(イヤホン端子) |
幅 | 30.1cm |
奥行 | 22.0cm |
高さ | 1.75cm |
重量 | 1338g |
CPUの種類 | Core Ultra 5 |
---|---|
CPUマルチコアのスコア(実測値) | 7965.67pts |
メモリ容量 | 8GB |
ストレージ容量 | 256GB |
画面サイズ | 14インチ |
良い
気になる
富士通クライアントコンピューティングの「FMV LIFEBOOK モバイルノートパソコン WU5/J3」は、電車通学・通勤が多い学生やビジネスパーソンにおすすめ。本体重量は700g以下と軽く、充電器と合わせても869gと非常に軽量です。バッテリー持ちは約5時間13分と充電なしで使うには物足りませんが、持ち運び時の負担は軽減できます。
CPUはCore Ultra 5で、マルチコアのスコアは平均7,965.67ptsを記録。処理速度は十分に早く、オフィスワークを快適にこなせます。GPUのスコアも悪くなく、軽いゲーム・グラフィック作業なら十分。ストレージの書き込み速度は若干遅いものの、読み込み速度は良好な数値でした。メモリ容量は8GBで、仕事用なら十分なスペックといえます。
画面の輝度は270nitあり、屋内での使用は問題ありません。解像度がWUXGAと高いうえに角度による見え方の差異もないため、環境を問わず使いやすいでしょう。インターフェースも豊富で、1台で多くのデバイスに接続できます。USB Type-A・USB Type-C端子がそれぞれ2口ずつあるほか、最大8Kまでの映像出力に対応できるHDMI 2.1端子・microSDカードスロットも搭載していました。
キーの面積が大きく、マットで滑りにくい設計です。モニターからは「キーがちょうどいい大きさで、指を受け止めてしっかりと押し込めた」との声が挙がりました。反発が弱く底打ち感が気になる人もいたものの、タイピング音は不快感がなく使いやすいでしょう。ただしタッチパッドは狭くクリックボタンが下部にあるので、慣れるのに時間がかかりそうです。
スピーカーは低音が弱めですが、音のバランスが良好。マイクはノイズを低減でき、環境音がうるさすぎなければクリアな声を届けられるでしょう。WEBカメラは1080pと高解像度で、自然な明るさ。白飛びも気にならなかったため、顔映りをよく見せられそうです。
筐体はカーボンファイバー製で上から手で圧をかけても曲がらず、満員電車でも壊れる心配が少ないでしょう。とにかく軽くて持ち運びやすいものがほしい人は第1候補になるはずです。
ストレージ種類 | SSD |
---|---|
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルリード) | 5835.82MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(シーケンシャルライト) | 2808.84MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムリード) | 440.43MB/s |
ストレージのベンチマークスコア(ランダムライト) | 288.07MB/s |
システム上の最大輝度 | 270nit |
解像度 | WUXGA(1920×1200) |
インターフェース | HDMI、USB Type-A(USB 3.0)、microSDカードスロット、ステレオミニプラグ(イヤホン端子)、USB Type-C(USB 3.2)、有線LANポート |
幅 | 30.88cm |
奥行 | 20.9cm |
高さ | 1.73cm |
重量 | 627g |
1位: ASUS|ASUS|Zenbook|14 OLED|UX3405MA-TU5165WBL
2位: 富士通クライアントコンピューティング|FMV LIFEBOOK|モバイルノートPC|UH90/J3
2位: パナソニック|レッツノート|FV5|CF-FV5FDNCR
4位: マイクロソフト|Surface|Laptop|ノートパソコン|EP2-18290
5位: 富士通クライアントコンピューティング|FMV LIFEBOOK|モバイルノートパソコン|WU5/J3
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