タープポールが折れたらキャンプは台無し。急な風が吹いても折れないポールがほしいですよね。しかし、DOD・スノーピーク・VASTLANDなどの多くのメーカーやブランドから、アルミ製の商品や1本にまとめて持ち運べる伸縮式の商品が販売されており、どれを選ぶべきか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のタープポール11商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのタープポールをランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストなタープポールは「風や雨など、さまざまな天候に対応しやすいうえ、気軽に使おうと思える商品」。徹底検証してわかったタープポールの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
Wilderness Risk Management Japan理事・日本アウトドアネットワーク会員。約20年間野外教育施設で活躍。その後アウトドアコンサルタントとして企画・開発をはじめ、自然環境やアウトドア活動に関する豊富な知識と経験を活かし、チームビルディング・教育研修も行う。アウトドアギアの商品検証や、自治体の青少年育成事業の講師などもつとめる。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
風が吹いても折れにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「歩きにくような風が吹いていてもポールが変形しない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
高さ調整段数が多い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「横雨が降っても吹き込まないように高さを調整できるうえに、周囲の視線を遮りつつ開放感が確保できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
設営・片づけがしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「簡単に設営するための加工があるうえ分解・収納がしやすく、メンテナンスの手間が少ない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「タープの収納袋に入れられるほどコンパクトで、楽に持ち運べる軽量な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、ランキングに追加すべき商品はありませんでした。
タープポールとはタープを支える柱のことで、タープを張るのに必須のアイテム。タープとポールがセットで売られているものもありますが、わざわざ別売りのものを購入するメリットは頑丈さにあります。
セット売りの安価なタープポールは耐久力の低いものがほとんどで、キャンプをしている最中に突風が吹くと歪んだり折れたりするものが多い印象。破損したタープポールは再購入が必要です。
バラ売りのタープポールは初期費用は高いものの、耐久力が高く破損しづらいためポールを再購入する費用がかからず、実は経済的といえます。また、価格の安いセットに付属しているペグやペグハンマーも再購入する人が多いため、タープとタープアクセサリは別で購入することがおすすめです。
タープとタープアクセサリは以下のコンテンツをチェックしてくださいね。
タープポールには、大きく分けてメインポールとサブポール(キャノピーポール)があります。明確な区別はありませんがそれぞれ役割が違い、メインポールの役割はタープを支えることで、サブポールの役割はタープをアレンジすることです。
タープを支えるメインポールは太いうえに頑丈であることが多く、タープを張るためには必要不可欠。目安としてはポールの直径が25mm以上のものを選んでくださいね。高価なものが多いものの、タープを張るうえでは必要経費だと割り切りましょう。
アレンジに使うサブポールは細いものが多く、景色の邪魔をしないことが特徴。タープの端を跳ね上げたり、ロースタイルを楽しんだりするときに活躍しますよ。
タープポールをはじめて買う人はタープの設営に必要不可欠なメインポールの購入を検討しましょう。本コンテンツでは、メインポール向きのタープポールを紹介しています。アレンジ用のサブポールを探している人は、以下のコンテンツを参考にしてください。
価格が手頃なので、メインポール用にサブポールを購入する人もいます。
しかし、サブポールはタープを支えるには耐久力が不十分な場合があるため、タープを支えるポールを探しているなら、多少高価でもメインポールを購入しましょう。
タープポールを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
タープポールは、構造によって大きく3つに分けられます。ポールの中にコードの入ったショックコード式、プッシュボタンを押し込んで組み立てるプッシュボタン式、突っ張り棒のようにポールをひねって伸縮させる伸縮式の3つです。
なかでも、おすすめはプッシュボタン式。片づけに少し手間はかかるものの、タープを立てにくいような風速7m/s以上の風に耐えられる強度を持つものが多いうえに、少なくとも3段の調整段数があります。
タープポールにおいて一番大切なことは耐久力。ポールが折れると、タープが立てられずタープを支える柱としての役割を果たせません。タープを立てにくいとされている強さの7m/sの風が吹いても歪まないことを基準にして選びましょう。
プッシュボタン式・ショックコード式のポールは、風速7m/sの風にも耐えられるものが多いため、耐久力は高いといえます。一方、伸縮式のポールは1m/sの風が吹いただけでも歪んでしまったので、少しでも風のある日の使用には向きません。
雨の日に重要になるのが高さが調整できるかどうか。高さが調整できるものは、左右のポールで高さの差をつければ、雨の吹き込みを防ぎやすいといえます。
プッシュボタン式・伸縮式のポールは最低でも3段の高さ調整ができ、雨の日でもタープの中で濡れにくく快適に過ごせるでしょう。一方、ショックコード式のポールは高さ調整ができないため、雨の日には不向きですよ。
プッシュボタンを押してポールの取り外し・伸縮をするプッシュボタン式には、ボタンが押しやすいものとそうではないものがあります。ボタンの押しにくいものはケガをすることもあるので、必ず押しやすいものを選びましょう。
ボタンが押しやすいかどうかは、ボタンを親指の腹で押して分解・収納できるかどうかで決まります。親指の腹でボタンを押せるものは、軽い力で分解・収納ができ、片づけに手間がかかりません。一方、指先でボタンを押さなければならないものは、分解・収納に力が必要で片づけが簡単とはいえませんでした。
また、ボタンを押すときに力を入れすぎると、ポールで指を挟んでケガをすることもあるので気をつけましょう。
ボタンの押しやすさは実際に使ってみないとわからないので、ランキングを確認してくださいね。店頭で確認できる人は、実際にボタンを押してみるのもおすすめです。
タープポールを選ぶときに欠かせないポイントはポールの最長の長さ。タープは重みで天井高がポールの長さよりも低くなってしまうため、ハイスタイル(立ってタープを使用すること)のときは240cm以上のポールを選びましょう。
240cm未満のポールを使用すると、最も天上が低くなるタープの中心では頭がぶつかります。座って使用するときには問題ないものの、移動をするときには腰を曲げる必要があるでしょう。
また、チェアやレジャーシートなどに座ってくつろぐロースタイル(座ってタープを使用すること)のときは、ポールの長さは180〜220cmが目安ですよ。
タープが高ければ高いほど開放感があるうえに風が抜けて涼しいため、タープポールは最大の高さにして使用することが多いといえます。しかし、冬場のキャンプではタープ内の温かい熱を逃さないように、タープを低くして寒さを和らげることができますよ。
タープポールを選ぶときには持ち運びやすさも気になりますよね。そこまで大きくはないものの、ほかの荷物もたくさんあるキャンプでは、スッキリまとめられるかが重要です。タープの袋にまとめて収納できる70cm未満のものを選びましょう。
ポールを収納したときに幅が70cm未満のものであれば、4〜6人用タープの収納袋にまとめて持ち運べます。ペグやロープなどの小さなグッズも多いタープは、必要なものをまとめて持ち運ぶのがおすすめですよ。
さらに、収納袋があるとバッグインバッグのようにして、タープの袋の中でポールがバラバラになることなく入れられます。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | ||||||||||||||||
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風が吹いたときの折れにくさ | 高さ調整段階の多さ | 設営・片づけの簡単さ | 持ち運びやすさ | 入り本数 | 直径 | 素材 | 構造 | 重量 | 収納時の幅 | 最長の長さ | 高さ調整段数 | 収納袋付き | 耐えることができた風速 | ローレット加工 | 曲げ加工 | 接地面の形状 | |||||||
1 | VASTLAND タープポール 280cm 2本組 | ![]() | 頑丈であるうえ、18段の細かい段数調整ができるベストバイ | 2本 | 33mm | アルミニウム合金 | プッシュボタン式 | 2.56kg | 67cm | 280cm | 18段 | 10m/s | 不明 | エンドキャップ型 | |||||||||
2 | ロゴスコーポレーション LOGOS|プッシュアップポール250cm|71903000 | ![]() | 4位 | 合計34段の調整段数!アレンジの幅が広く上級者におすすめ | 1本 | 28mm | アルミ(アルマイト加工) | プッシュアップ式 | 0.6kg | 103cm | 250cm | 34段 | 7m/s | 不明 | エンドキャップ型 | ||||||||
3 | カンセキ テンマクデザイン|デュラスティック 130-280 | ![]() | チェアに座っての使用はしにくいものの、頑丈で歪みにくい | 1本 | 40mm | アルミ合金 | プッシュアップ式 | 1.27kg | 78cm | 280cm | 9段 | 10m/s | 不明 | エンドキャップ型 | |||||||||
4 | Soomloom タープポール 2本セット|outdoor-029-a0103 | ![]() | 指を挟まないように注意が必要だが、立っても座っても快適に過ごせる | 2本 | 35.6mm | アルミニウム | プッシュアップ式 | 2.25kg | 82cm | 260cm | 9段 | 5m/s | エンドキャップ型 | ||||||||||
5 | ビーズ DOD|ビッグタープポール|XP5-507K | ![]() | 1位 | 頑丈で長く使いやすい。雨が吹き込みやすいところがネック | 1本 | 28mm | アルミニウム合金 | プッシュボタン式 | 1.09kg | 62cm | 250cm | 4段 | 10m/s | エンドキャップ型 | |||||||||
6 | ラソトレード FUTURE FOX|タープポール | ![]() | 5位 | 雨の日には使いにくいが、風が吹いても歪まず頑丈なポール | 2本 | 28mm | アルミ | プッシュボタン式 | 1.92kg | 67cm | 240cm | 3段 | 10m/s | 不明 | 円錐型 | ||||||||
7 | コンポジット FIELDOOR|スチールテントポール 240 | ![]() | 分解はスポッと抜くだけで簡単!しかし高さ調整ができない | 2本 | 25mm | スチール | ショックコード式 | 2.58kg | 68cm | 240cm | 1段 | 7m/s | 不明 | 不明 | エンドキャップ型 | ||||||||
7 | キャンパルジャパン ogawa|STアップライトポール | ![]() | 6位 | 分解は簡単で頑丈だが、高さ調整ができないうえに重く持ち運びにくい | 1本 | 25mm | スチール | ショックコード式 | 1.65kg | 68cm | 250cm | 1段 | 10m/s | 不明 | エンドキャップ型 | ||||||||
9 | スノーピーク snow peak|ウイングポール|TP-001 | ![]() | 3位 | 8本バラバラのポールなうえに収納袋がなく持ち運びにくい | 1本 | 30mm | アルミ合金 | プッシュボタン式 | 1.12kg | 77cm | 280cm | 3段 | 10m/s | 不明 | エンドキャップ型 | ||||||||
10 | Top Lander タープポール 2本セット | ![]() | 軽く持ち運びやすいが、分解時に黒板に爪を立てたような音がする | 2本 | 19mm | スチール | ジョイント式 | 1.14kg | 56cm | 200cm | 3段 | 7m/s | 不明 | 不明 | エンドキャップ型 |
入り本数 | 2本 |
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構造 | プッシュボタン式 |
収納時の幅 | 67cm |
最長の長さ | 280cm |
高さ調整段数 | 18段 |
耐えることができた風速 | 10m/s |
良い
気になる
2018年に創業し幅広いキャンプ用品を製造・販売しているVASTLANDの「タープポール 280cm 2本組」。鮮やかなオレンジ色が目をひく、2本組のアルミポールです。
風が吹いたときの折れにくさの検証では、最長の280cmの状態で、風速10m/sの風が吹いてもポールが歪みませんでした。傘をさしにくいような風が吹く日のキャンプでも使用できると考えられます。
ポールの最長の長さは280cmで、タープの中に立っても天井に頭が当たらず快適に過ごせるでしょう。また、240cm以上で9段の高さに調整でき、横から雨が降る日でも高さを調整して、濡れずに過ごせますよ。さらに、適当な高さに調整して視線を遮れば、隣のサイトに人がいてもプライベート空間を作り出せます。180〜220cmの間では9段の高さに調整でき、チェアに座っても立っているときと同じように快適な空間を作り出せるでしょう。
ポールの先端にローレット加工(ギザギザとした加工)があるうえ、接地部分には滑り止めがついているので設営はしやすい印象です。一方、指の腹でボタンを押せるプッシュボタン式の分解方法を採用しているものの、ほかの分解方法のものと比べると片づけには少し手間がかかりました。
収納時の幅は67cmと、大きめのタープの袋に収納可能なサイズ。また、収納袋もあるのでバッグインバッグのようにしてスッキリと収納できる点もメリットです。しかし、重さは2.56kgと平均的な重さのタープポールよりは重いといえます。
持ち運ぶときには少しかさばるものの、頑丈なうえに細かく段数調整ができるため、これを1つ持っておけば風雨を防げて、プライベート空間を作れます。キャンプ初級者から上級者まで、誰にでもおすすめできるタープポールです。
素材 | アルミニウム合金 |
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ローレット加工 | |
曲げ加工 | 不明 |
接地面の形状 | エンドキャップ型 |
VASTLAND タープポール 280cm 2本組をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
入り本数 | 1本 |
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構造 | プッシュアップ式 |
収納時の幅 | 103cm |
最長の長さ | 250cm |
高さ調整段数 | 34段 |
耐えることができた風速 | 7m/s |
良い
気になる
近年ではテーマパークの開業のほか、カフェなどの新規事業にも取り組んでいるロゴスコーポレーションの「プッシュアップポール250cm」。先端にゴムキャップがついた、ファミリーキャンプでも使いやすい1本入りのアルミポールです。
風が吹いたときの折れにくさの検証では、最長の250cmの状態で風速7m/sの風が吹いてもポールが歪みませんでした。土埃が舞うような風が吹く日にもキャンプができますよ。
ポールの最長の長さは250cmなので、タープの中に立った状態でも開放的に過ごせるうえに、240cm以上で3段の高さに調整できるため、横から雨が降る日でも雨が振り込むのを防ぎやすいでしょう。また、180〜220cmの間では13段の高さ調整ができるので隣のサイトに人がいても、視線を遮りリラックスして過ごせるでしょう。そのほかにも、110〜180cm・220〜240cmの間で18段の高さに調整できるので、さまざまなタープのアレンジ張りに使用できます。
先端にタープが抜けにくいようにローレット加工があるうえ、接地部分にはポールが滑りにくいように滑り止めがあり設営はしやすい印象。しかし、指の腹でボタンを押せるプッシュボタン式の収納方法を採用していたものの、ほかの分解方法のものと比べると片づけには少し手間がかかりました。
収納時には1つにまとめられてかさばらずに持ち運べるうえに、2本で1.2kgと軽量で持ち運びやすいといえます。しかし、収納時の幅は103cmと大きいため大きめのタープの袋に収納できず、収納袋もないので自分で袋を準備するなどの工夫が必要ですよ。
持ち運びに工夫が必要なものの、軽量なうえにコンパクトに1本にまとめられます。また、強い風が吹いても折れにくく丈夫で、合計で34段の高さに調整ができタープの張り方のアレンジもしやすい印象。アレンジを楽しみたいキャンプ上級者は重宝するポールです。
素材 | アルミ(アルマイト加工) |
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ローレット加工 | |
曲げ加工 | 不明 |
接地面の形状 | エンドキャップ型 |
ロゴス プッシュアップポール 250cmをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
入り本数 | 1本 |
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構造 | プッシュアップ式 |
収納時の幅 | 78cm |
最長の長さ | 280cm |
高さ調整段数 | 9段 |
耐えることができた風速 | 10m/s |
良い
気になる
「野営こそアウトドアの神髄」がコンセプトのカンセキが運営するアウトドアショップ「WILD-1」。同ショップの自社ブランド、tent-Mark DESIGNSの「デュラスティック 130-280」。同ブランドの焚火タープにおすすめの1本入りのアルミポールです。
風が吹いたときの折れにくさの検証では、最長の280cmの状態で風速10m/sの風が吹いてもポールが歪みませんでした。キャンプ中に突風が吹いても曲がらず使い続けられるでしょう。
180〜220cmの間の高さに調整できず、チェアに座って過ごすときには雨が降り込み、濡れてしまうこともあるといえます。しかし、ポールの最長の長さは280cmと、立った状態で開放的に過ごせる高さがありました。また、240cm以上では9段の高さに調整でき、横から雨が降る日でも、高さを調整して雨が降り込まないようにできるでしょう。
ポールの先端にタープを抜けにくくするローレット加工があるため、設営はしやすい印象。しかし、収納方式はプッシュボタン式を採用しており、指先で強く押さなければ収納はできないので、指を挟みケガをするリスクがあり、取り扱いには注意が必要です。
収納すると1つになるのでかさばりませんが、収納時の幅は78cmと大きいため、大きめのタープの袋に収納できず、別々に持ち運ぶ必要があります。また、2本で2.55kgと平均的なタープポールの重さで、収納袋もないため、持ち運ぶときには工夫が必要でしょう。
素材 | アルミ合金 |
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ローレット加工 | |
曲げ加工 | 不明 |
接地面の形状 | エンドキャップ型 |
テンマクデザイン デュラスティック 130-280をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
入り本数 | 2本 |
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構造 | プッシュアップ式 |
収納時の幅 | 82cm |
最長の長さ | 260cm |
高さ調整段数 | 9段 |
耐えることができた風速 | 5m/s |
良い
気になる
本格的なキャンプギアをリーズナブルな価格で販売している中国発のアウトドアブランド、Soomloomの「タープポール 2本セット」。ボタンのあるところに白いラインが引かれているため、ボタンを探す手間が少ない2本組のアルミポールです。
風が吹いたときの折れにくさの検証では、最長の260cmの状態で風速5m/sの風が吹いてもポールが歪みませんでした。突風が吹かない限りは歪むことはないでしょう。
最長の長さは260cmで、タープの中に立っても快適に過ごせる印象。また、240cm以上で5段に調整でき、雨が吹き込むときもポールの長さを調整すれば、横からの雨を防げるため快適に過ごせますよ。さらに、180〜220cmの間でも高さを調整でき、座った状態でも過ごしやすいといえます。しかし、座った状態で細かい高さ調節をすると、ポールが完全には固定できない点には注意が必要です。
ポールの先にローレット加工はなく、曲げ加工もないためタープからポールが抜けやすく、タープが設営しにくい印象。収納方法はプッシュボタン式を採用しており、指先で強く押す必要があるので、指を挟んでケガをしないように注意する必要があります。
収納時は1つにまとめられるうえに、収納袋もあるのでかさばりにくいでしょう。しかし、収納時の幅は82cmと大きいため、大きめのタープの袋にも収納できません。さらに、2本分の重さは2.25kgとタープポールのなかでは平均的な重さで軽いとはいえません。
素材 | アルミニウム |
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ローレット加工 | |
曲げ加工 | |
接地面の形状 | エンドキャップ型 |
Soomloom タープポール アルミ製 伸縮ポール 2本セットをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
入り本数 | 1本 |
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構造 | プッシュボタン式 |
収納時の幅 | 62cm |
最長の長さ | 250cm |
高さ調整段数 | 4段 |
耐えることができた風速 | 10m/s |
良い
気になる
国内の有力なアウトドアブランドとして、さまざまなアウトドア用品を開発・販売しているDODの「ビッグタープポール」。高級感のあるツヤ消し加工を特徴として謳っている、1本入りのアルミポールです。
風が吹いたときの折れにくさの検証では、最長の250cmの状態で風速10m/sの風が吹いてもポールが歪みませんでした。木が幹から揺れるような風が強い日にキャンプをしてもポールが歪まないでしょう。
ポールの最長の長さは250cmと、立った状態で開放的に過ごせる高さがありました。しかし、240cm以上では250cmにしか調整できず、雨が降ると吹き込んでしまう可能性も。また、座ったときも同様に、180〜220cmでは200cmにしか高さを調整できず、雨の日の使用には向きません。
タープが抜けにくいようにポールの先端にはローレット加工と曲げ加工があるので、設営はしやすいといえます。しかし、分解方法はプッシュボタン式で、指先で強く押し込まないと分解できず、指を挟んでしまう可能性があるため、片づけは簡単とはいえません。
収納時の幅は62cmと、一般的なタープの袋にも収納できるサイズ。また、収納袋があるのでバッグインバッグのようにしてまとめて収納できます。しかし、収納時の重さは2.19kgと、平均的なタープポールの重さで、持ち運びやすいとはいえません。
素材 | アルミニウム合金 |
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ローレット加工 | |
曲げ加工 | |
接地面の形状 | エンドキャップ型 |
入り本数 | 2本 |
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構造 | プッシュボタン式 |
収納時の幅 | 67cm |
最長の長さ | 240cm |
高さ調整段数 | 3段 |
耐えることができた風速 | 10m/s |
良い
気になる
2020年4月にスタートした南信州発のアウトドアブランド、FUTURE FOXの「タープポール」。目を引く赤色が特徴の2本組のアルミポールです。
風が吹いたときの折れにくさの検証では、最長の240cmの状態で風速10m/sの風が吹いてもポールが歪みませんでした。木の幹が揺れるような日でもポールが歪むことはないでしょう。
180cm・240cmの高さにでき、立った状態でも座った状態でも開放的に過ごせます。しかし、雨が降ったときには、高さを保って高低差をつけられないため、雨は防げても立ったときの開放感は損なわれるでしょう。雨が降る日にはチェアに座って過ごすのがおすすめです。
ポールの先端にタープが抜けにくくなるローレット加工があるうえ、接地部分は円錐型になっており設営はしやすい印象。しかし、指の腹でボタンを押せるプッシュボタン式の分解方法を採用しているものの、ほかの分解方法のものと比べると片づけに少し手間がかかりました。
収納時の幅は67cmと、大きめのタープの袋には一緒に収納可能なサイズ。重さは1.92kgとタープポールのなかでは平均的な重さといえます。分解時には8本になりかさばってしまうため、付属の収納袋に入れて持ち運びましょう。
素材 | アルミ |
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ローレット加工 | |
曲げ加工 | 不明 |
接地面の形状 | 円錐型 |
入り本数 | 2本 |
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構造 | ショックコード式 |
収納時の幅 | 68cm |
最長の長さ | 240cm |
高さ調整段数 | 1段 |
耐えることができた風速 | 7m/s |
良い
気になる
気軽にアウトドアを楽しむことをコンセプトにしたコンポジットのアウトドアブランド、FIELDOORの「スチールテントポール 240」。黒色でタープに合わせやすい2本組のスチールポールです。
風が吹いたときの折れにくさの検証では、最長の240cmの状態で風速7m/sの風が吹いてもポールが歪みませんでした。キャンプをしているときに突風が吹いても、折れずに使い続けられるでしょう。
ポールの最長の長さは240cmで、タープの中で立っても快適に過ごせる高さがありました。しかし、ポールの長さは調整できないため、横雨が降り込んで濡れることもあるでしょう。チェアに座ってリラックスしたいときには周りの視線が気になってしまいます。
先端にタープが抜けにくくなるような加工はないものの、接地部分に滑り止めがあり設営は難なくできた印象。分解方法はショックコード式を採用しているので、スポッと抜くだけで簡単に分解でき、細かい作業もないため、子どもでも簡単に片づけられるほど片づけも簡単です。
収納時の幅は68cmなので大きなタープの袋には収納可能。また、収納袋もあるためバッグインバッグのようにまとめて収納もできます。しかし、重さは2.58kgとポールのなかでは平均的な重さで、タープと一緒に持つと軽いとはいえませんでした。
素材 | スチール |
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ローレット加工 | 不明 |
曲げ加工 | 不明 |
接地面の形状 | エンドキャップ型 |
入り本数 | 1本 |
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構造 | ショックコード式 |
収納時の幅 | 68cm |
最長の長さ | 250cm |
高さ調整段数 | 1段 |
耐えることができた風速 | 10m/s |
良い
気になる
キャンパルジャパンの老舗アウトドアブランド、 ogawaの「STアップライトポール」。伸縮性のあるコードを採用したショックコード式の構造が特徴の1本入りのスチールポールです。
風が吹いたときの折れにくさの検証では、最長の250cmの状態で風速10m/sの風が吹いてもポールが歪みませんでした。風が強くタープが張りにくいような日でも歪まずに使い続けられますよ。
ポールの最長の長さは250cmで、タープの中で立っても快適に過ごせる高さを確保。しかし、ポールの長さは調整できず、横からの雨で濡れることもあるでしょう。チェアに座ってくつろぐときにはプライベート空間を作りにくく、隣との距離が近いサイトでは周りの視線が気になるでしょう。
タープが抜けにくくなるよう、先端にはローレット加工が施されているうえ、接地部分には滑り止めがあり、設営しやすいといえます。また、ショックコード式を採用しているので、ポールを引っ張るだけで簡単に分解できますよ。
収納時の幅は68cmで大きめのタープの袋には収納できるものの、収納袋がないので袋の中でバラバラと散らかってしまうでしょう。また、2本で3.3kgと平均的なタープポールよりも重いので持ち運びはしにくいといえます。
素材 | スチール |
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ローレット加工 | |
曲げ加工 | 不明 |
接地面の形状 | エンドキャップ型 |
入り本数 | 1本 |
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構造 | プッシュボタン式 |
収納時の幅 | 77cm |
最長の長さ | 280cm |
高さ調整段数 | 3段 |
耐えることができた風速 | 10m/s |
良い
気になる
国内の有力なアウトドアブランドとして、数多くのアウトドア用品を手掛けるスノーピークの「ウイングポール」。史上最強のポールと謳っている1本入りのアルミポールです。
風が吹いたときの折れにくさの検証では、最長280cmの状態で風速10m/sの風が吹いてもポールが歪みませんでした。風が強い日に吹くような突風にも耐えられるでしょう。
240cm以上では280cmに調整でき、立った状態で開放的に過ごせる高さを確保可能。また、180〜220cmの間では210cmに調整でき、チェアに座って快適に過ごせる印象。しかし、雨が降ったときには、高さを保って高低差をつけられないため、雨は防げても立ったときの開放感は損なわれるでしょう。雨が降る日にはチェアに座って過ごすのがおすすめです。
ポールの先端にはタープが抜けにくくなるようなローレット加工があるうえ、接地部分には滑り止めがあり滑りにくくなっていました。指の腹でボタンを押せるプッシュボタン式の分解方法を採用しているものの、ほかの分解方法のものと比べると片づけには少し手間がかかりました。
重さは2本で2.23kgでタープポールのなかでは平均的な重さ。収納時の幅は77cmで大きなタープの袋にも入らず、別々に持つ必要があります。また、収納袋もないため、8本のバラバラのポールを持つのに苦労しました。専用の収納袋も別売りされているので一緒に購入するとよいでしょう。
素材 | アルミ合金 |
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ローレット加工 | |
曲げ加工 | 不明 |
接地面の形状 | エンドキャップ型 |
入り本数 | 2本 |
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構造 | ジョイント式 |
収納時の幅 | 56cm |
最長の長さ | 200cm |
高さ調整段数 | 3段 |
耐えることができた風速 | 7m/s |
良い
気になる
高級輸入住宅の販売・リフォームをはじめ、 施工管理者の派遣・サポート事業を行うTop Landerの「タープポール 2本セット」。ポールの中にコードがないため、差し込むだけで設営できることが特徴の2本組のスチールポールです。スチール製なので、雨が降った日には片づける前に水分を拭き取る必要があります。
風が吹いたときの折れにくさの検証では、最長の200cmの状態で風速7m/sの風が吹いてもポールが歪みませんでした。土ぼこりが舞うような風が強い日でもポールが折れずにキャンプを続けられるでしょう。
最長の長さが200cmなので、立った状態での使用は閉塞感があり、おすすめできません。一方で、座ったときの開放感はありました。しかし、高さを調整できないため、雨が吹き込みやすいといえるでしょう。
分解は抜くだけで簡単にできますが、抜くときに黒板に爪を立てたような音がするので、苦手な人は注意してくださいね。また、タープが抜けにくくなるような工夫はなかったため、設営・片づけはしやすいとはいえませんでした。
1本にまとめられないものの、収納時の幅は56cmでタープの袋に入れやすい大きさ。また、収納袋があり、重さも1.14kgでメインポールのなかでは軽く、持ち運びやすい印象です。
素材 | スチール |
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ローレット加工 | 不明 |
曲げ加工 | 不明 |
接地面の形状 | エンドキャップ型 |
入り本数 | 2本 |
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構造 | 伸縮式 |
収納時の幅 | 96cm |
最長の長さ | 230cm |
高さ調整段数 | 無段階 |
耐えることができた風速 | 1m/s |
良い
気になる
日本発のコンポジットのアウトドアブランドFIELDOORの「伸縮式アルミテントポール 230」。先端のピンにはニッケルメッキ加工を施した、防錆力の高い2本組のアルミポールです。
風が吹いたときの折れにくさの検証では、最長の230cmの状態では、風速1m/sの風が吹いただけで、ポールが歪んでしまいました。キャンプに持っていくと、風が少し強くなっただけでポールが壊れてしまう可能性があります。
高さは無段階に調整できるので、どんな角度にもタープを調整でき、プライベート空間を作ることが可能。しかし、最長でも230cmなので、タープの中で立つときには閉塞感があり、チェアに座って過ごすのがメインになるでしょう。
ポールの先端に曲げ加工はありませんが、ローレット加工がありポールからタープは抜けにくい印象。また、ポールを回すだけで収納できるので片づけに時間がかかりませんでした。
収納時の幅は96cmでタープの袋に入れられず、タープとは別々に持つ必要があります。しかし、収納袋があり重さは1.03kgと軽いため、持ち運びはしやすいといえます。また、伸縮式なので収納時は1つにまとめられることもメリットです。
素材 | アルミ(アルマイト加工) |
---|---|
ローレット加工 | |
曲げ加工 | |
接地面の形状 | エンドキャップ型 |
mybestではベストなタープポールを「風や雨など、さまざまな天候に対応しやすいうえ、気軽に使おうと思える商品」と定義。
検証①:風が吹いたときの折れにくさ
検証②:高さ調整段数の多さ
検証③:設営・片づけの簡単さ
検証④:持ち運びやすさ
今回検証した商品
風が吹いても折れにくい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「歩きにくような風が吹いていてもポールが変形しない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
巨大扇風機を使ってタープに風速1〜10m/sの風を当て、ポールが曲がったときの風の強さをチェック。歩きにくいとされている強さの突風を想定した風速10m/sの風を上限に、強い風に耐えられたものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。なお、ポールの角度は水平器で垂直を保ち、ポールが曲がることの多い設営時の様子を再現して検証しています。
高さ調整段数が多い商品としてユーザーがとても満足できる基準を「横雨が降っても吹き込まないように高さを調整できるうえに、周囲の視線を遮りつつ開放感が確保できる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
設営・片づけがしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「簡単に設営するための加工があるうえ分解・収納がしやすく、メンテナンスの手間が少ない商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
持ち運びやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「タープの収納袋に入れられるほどコンパクトで、楽に持ち運べる軽量な商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
タープポールが濡れたときには、片づける前に必ず水分を拭き取ってください。水を拭き取らずに保管すると、スチールポールは錆の原因に、アルミやアルミ合金のポールは塗装の劣化の原因につながります。
なお、湿気や直射日光の影響を受けると劣化の原因となることがあります。タープポールを使わないときは、乾燥した陽の当たらない場所に保管することを心がけましょう。
用意するものが多いキャンプでは、どの商品を選べばよいか迷う人も多いでしょう。マイベストおすすめのアイテムを紹介しているので、気になる人は確認してくださいね。
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1位: VASTLAND|タープポール 280cm 2本組
2位: ロゴスコーポレーション|LOGOS|プッシュアップポール250cm|71903000
3位: カンセキ|テンマクデザイン|デュラスティック 130-280
4位: Soomloom|タープポール 2本セット|outdoor-029-a0103
5位: ビーズ|DOD|ビッグタープポール|XP5-507K
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