私の経験談です。少しでも参考になればと思います。
私は学生時代公認会計士の勉強をしておりまして、短答式は1年目、2年目とも合格したんですが、2次試験は不合格。3年目はなんと短答式が不合格となり、会計士受験をあきらめ、この間に税理士の簿記論と財務諸表論の2科目合格していましたので、目標を仕事をしながらの税理士受験に変えました。
大学卒業した秋に第2新卒として、税理士とは直接関係のない業種で仕事をしながら法人税の勉強を某資格学校に通いながら勉強しました。
簿記、財表はそれなりに頑張れば合格できるので、当時、正直税理士試験をなめていたところがありましたが、税法科目は相当きついです。
私は1年に1科目ずつ受験して、法人税は3回目、消費税は1回目、所得税は2回目でようやく合格することができました。相続税も勉強しましたがこれは途中リタイヤ。また途中転職をし、その会社の命令で社労士を受験し、税理士受験を1年間中断したこともあります。結局、簿記2級受験からだとほぼ10年かかりました。
どの国家試験もそうですが、絶対評価で合否が決まりますから、無職で受験専念している人たちと戦わなくてはなりません。 これがなかなか強敵です。ですから働きながらですと、勉強時間の確保が大変ですし、仕事が忙しいと勉強をできず、必然的に長期戦になってしまいます。
そこで重要なのは、モチベーションを保つことと、いい意味でのあきらめの悪さです。私見ですが、この税理士試験は頭のよしあしではなく、根性の有無で合否が決まるといっていいと思います。
実際、税理士を目指して、5科目合格にたどり着くのは50人に1人が現状です。
komarinnbowさんが絶対税理士になるという決意があるのであればぜひとも頑張ってほしいと思いますが、この業界の雇用情勢を考えると相当のリスクを負う覚悟は必要かと思います。
また別の角度からいえば、受験中の人の会計事務所での給与はものすごく安いです。実務経験がないのであれば、年齢にかかわらず手取り20万がいいところです。
年齢による環境の違いはあると思いますが、くどいですが、本人の強い意志がすべてです。一般論で言ってしまえば確かに厳しいとは思いますが、目標を貫いた人には必ずや道は開けますので一度しかない人生、これにかけてみるのもありではないかと思います。頑張ってください。
お礼
ありがとうございます。恥ずかしながら、この年で人生の目標がやっと見つかりまして、熱く燃えている次第なんです(^_^;) まず2級取得後、会計事務所などで勤務できれば、そこでまた勉強して・・・などと考えておりまして。しかし、年齢が年齢な為就職できるかどうかも不安です。 でも、hama21様のおっしゃる通り!人生一度!やりたい事が見つかっただけでも是幸いと、めげずに頑張ります。 励まされた思いです。ありがとうございました。