大坂、四大大会初制覇=男女通じ日本勢初の偉業全米テニス
【ニューヨーク時事】テニスの四大大会最終戦、全米オープン第13日は8日、ニューヨークのビリー・ジーン・キング・ナショナル・テニスセンターで行われ、女子シングルス決勝で世界ランキング19位の第20シード、大坂なおみ(20)=日清食品=が元世界1位で第17シードのセリーナ・ウィリアムズ(米国)を6-2、6-4で破り、初優勝を果たした。日本選手が四大大会のシングルスを制したのは男女を通じ史上初めて。
大坂は四大大会通算11度目の出場。今大会は1回戦から安定感のあるプレーを続け、決勝までの7試合で1セットしか失わなかった。
ハイチ出身の父と日本人の母を持つ大坂は2013年にプロ転向。15歳から日本テニス協会ナショナルチームの一員となり、今年は3月にツアー初優勝を遂げるなど躍進し、最高峰の舞台でも頂点に上り詰めた。(2018年09月09日)