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〔東京外為〕ドル、155円台後半=日銀会合後の買い戻しで上昇(27日午前9時)

 27日朝の東京外国為替市場のドルの対円相場(気配値)は、日銀の金融政策決定会合を受けたドル売り・円買いの巻き戻しなどを受け、1ドル=155円台後半に水準を切上げた。午前9時現在、155円73~74銭と前週末(午後5時、155円37~38銭)比36銭のドル高・円安。
 前週末の欧州時間は、日銀の物価見通し上方修正を受けたドル売り・円買いの巻き戻しが先行し、156円50銭台まで上昇した。米国時間の序盤は156円20~40銭台を中心に小動き。中盤は、市場予想を下回る1月のS&P米サービス業購買担当者景況指数(PMI)などが発表されると、米長期金利が低下。155円50銭程度まで水準を切り下げた。終盤に向けては、米長期金利の低下一服を受け、156円近辺まで持ち直した。
 S&Pグローバルが発表した1月の米サービス業PMIを下回ったほか、米ミシガン大消費者景況感指数が発表した1月の景況感指数は市場予想(同)には及ばなかった。
 ドル円は、「日銀は前週末に利上げを決めたものの、トランプ氏の関税政策による金利先高観から底堅さを保っている」(資産運用会社)という。
 東京市場は特段の材料を欠く上、あすから開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を前に、様子見姿勢が強まりそうだ。154円台にさしかかると押し目買いが入る一方、156円台半ばでは利食い売りが出やすく、「155円後半を中心に推移する」(外為仲介業者)とみられる。今回のFOMCでは追加利下げは見送られる見通しで、市場からは「今後の利下げペースを見定めるため、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演に注目したい」(同)との声が聞かれた。ユーロは、対円で上昇、対ドルで小動き。午前9時現在、1ユーロ=163円02~03銭(前週末午後5時、162円54~56銭)、対ドルでは1.0467~0468ドル(同1.0460~0461ドル)。(2025/01/27-09:44)

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