Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

マーケット情報

商品

NY石油

NY金

〔NY石油〕WTI小反発、74.66ドル=5週ぶりマイナス(24日)

 【ニューヨーク時事】週末24日のニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場は、価格引き下げを指向するトランプ米政権の政策への警戒感がくすぶる中、買い戻しが入り小反発した。米国産標準油種WTIの中心限月3月物の清算値(終値に相当)は、前日比0.04ドル(0.05%)高の1バレル=74.66ドル。ただ、中心限月としては週間で4.13%下落し、5週ぶりにマイナスに転じた。4月物は0.06ドル安の73.96ドルだった。
 ドルの軟調地合いを眺め、朝方は割安感を追い風とした買い戻しが先行。相場は一時75ドル台を付けたが、あと売り優勢の展開となった。ただ、終盤に再び上向き、辛うじてプラス圏に乗せて引けた。
 トランプ米大統領はこの日、石油輸出国機構(OPEC)に対して改めて石油価格を引き下げるよう要求。同氏は前日のダボス会議で、ウクライナ侵攻を続けるロシアの戦費調達を阻むには、油価下落が有効と訴えていた。
 トランプ氏はまた、就任初日の20日に「国家エネルギー非常事態」を宣言。物価高対策として、石油や天然ガスなど化石燃料の生産拡大を支援する計画を打ち出した。一方、カナダとメキシコに加え、中国や欧州連合(EU)への追加関税を検討するとしており、インフレが再燃すればエネルギー需要が鈍化するとの見方も根強く、供給が今後だぶつくことへの警戒感も依然くすぶっている。
 ▽ガソリン=反落。中心限月2月物の清算値は1.66セント安の1ガロン=204.90セント。
 ▽ヒーティングオイル=4営業日ぶり反発。2月物の清算値は4.47セント高の1ガロン=251.62セント。(2025/01/25-06:01)

  • この株価情報サービスは東京証券取引所から情報提供を受けております。
  • 日経平均株価の価格情報は、日本経済新聞社から情報の提供を受けております。
  • 日経平均株価の知的所有権は日本経済新聞社に帰属します。
  • TOPIX(東証株価指数)の指数値及びTOPIXに係る標章又は商標は、株式会社JPX総研又は株式会社JPX総研の関連会社(以下「JPX」といいます。)の知的財産であり、指数の算出、指数値の公表、利用などTOPIXに関するすべての権利・ノウハウ及びTOPIXに係る標章又は商標に関するすべての権利はJPXが有します。

[ご注意]

  • 表示されている情報の内容に関しては万全を期しておりますが、その内容を保証するものではありません。この情報に基づいて被ったいかなる損害についても、当社及び情報提供者は一切責任を負いません。
  • このサイトで提供しているすべての株価情報、記事、画像、図表などの複製、転用、販売、送信、送信可能化などは固く禁じます。
  • このサイトの目的は、利用者が当社の画面に表示されている本情報を利用者自身のためにのみ利用することにあり、第三者への提供、再配信を行うこと、独自に加工すること、複写、複製もしくは加工したものを第三者に譲渡または使用させることはできません。
  • 株価前日比については、権利落ち等の修正を行っておりません 。また、新株落ちなど、一部の権利落ちの場合は、表示されません。

[ご注意]

  • 本画面に掲載されている情報の著作権は、(株)時事通信社または外部の情報提供者に帰属しており、無断で使用(複製、転載等)することはできません。
  • 本画面は、投資判断の参考として情報を提供するものであり、投資勧誘等を目的としたものではありません。
  • 掲載されている情報の内容に関しては、万全を期しておりますが、その内容を保証するものではなく、変更されることもあります。
  • 掲載されている情報を利用した結果、または情報の遅延、中断、誤りによって被ったとされるいかなる損害についても、時事通信社および外部の情報提供者は一切責任を負いません。

新着

オリジナル記事

(旬の話題や読み物)