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はてなキーワード: 主食とは

2025-02-03

売ってる輸入米に関税はかかってねえんだよ!!!

米価が上がってこんなデマを目するようになった。

輸入米は関税がかかっても日本の米より安い!だから日本の米価は異常に高い!!利権利権!!!
間違ったコメントイメージ

これは間違いで

以下に解説しよう。

課税枠があるので今流通している米には関税はかかってない。

日本の米には1キロ当たり341円と言う関税がある。

国産の安いブレンド米が1kgあたり500円程度。仮に最終小売価格だけで考えたとしても、これより安いというと1㎏辺り150円になってしまうという時点で何かがおかしいと気づいてほしいものだが、今市場で出回っている米には、ほぼ関税がかかてっていない。

なぜかというと、非関税枠があるから。これをミニマムアクセス枠という。

これは、ウルグアイラウンドでの交渉の結果設けられたもので、コメ関税を維持する代わりに、一定量を無税で義務的に輸入するとい制度だ。

政府はこれを「加工用や飼料用として使う」として一般には流通しないのだ、と説明してきたが、実はさらにこの中にSBS輸入米という分類がある。

このSBS輸入米というのは、要するにそのミニマムアクセス枠のなかで、一般流通させることのできる米を非課税で輸入できる制度である。(一応有名無実の「業務用に限る」という規制はある)

国内で出回っている輸入米のほとんどはこのSBS輸入米なので、関税はかかっていないのだ。

加工用の輸入米は実質補助金付きで流れている

また、外国産の米は日本の米より高い。例えばよく言われるカリフォルニア米の落札実績では、1㎏あたり250円ほどになる。

同じ条件で日本は170円ほどになるのでカリフォルニア産のコメ価格競争力はない。ところがアメリカから要求される義務枠があるため、政府はこの高い米をずっと買っている。

タイ米などはさすがに日本米よりは安いが、種類が全く異なるので主食用にはならない。

さて、こうして購入されたミニマムアクセス枠の米は、通常、国内市場に影響を与えないため、という名目一般市場には流れず、加工用や飼料用として流通する。

この時の価格は入札によって決まるのだが、この価格はすでに輸入価格よりも安いのである。毎年数百億円規模の逆ザヤになっており、赤字である

この数百億円は実質的補助金として作用していて、輸入の加工用米が安いという状況を作っている。

政府も売れないと困るので、ずっと赤字を垂れ流していた。

MA枠の加工用米に限っても、輸入米はすでに国産米よりも高い

最近この輸入米の入札に参加する企業が増えて、MA米の落札価格が上がっている。国内加工用の米も値上がりしているか補助金付きのMA米を検討する業者が増えたからだ。

結果、最近国産の加工用米よりもMA米の落札価格が高くなるという現象が発生している。

国産の加工用米、飼料用米は国から補助金が出ている代わりに加工用飼料用以外で流通させることが禁じられているという米なのだが、それに対してMA米のほうが高くなったのである

それでなぜMA米が売れるかというと、国産の加工用米も減っており不足しているということ。

そして、特に今までMA米を利用してきた企業では、加工や生産レシピが輸入米を前提にしているため、国産の加工米で簡単代替できないかである

まとめ。日本の米は今でもそこそこ安い。価格高騰は世界的な現象。だから変な陰謀論わず普通に買ってくれ

タイ米系統品種は1㎏あたり35円くらい、カリフォルニア米、台湾米も、1kgあたり600円くらい。無関税でだ。

一方で、日本米は価格が上がったとはいえ、産地を選ばなければ1kgあたり500円からある。(いずれも精米価格

あきらめて日本米をちゃんと買ってくれ。

変な陰謀論をぶち上げて政争の具にするのはやめてくれ。

安定的に手に入れたいのならば、普通に営農組織と年単位供給契約を結んでくれ。

anond:20250201095349

俺も二度と行きたくない土地

仕事の都合で香川県高松市などで数年過ごした

その間、「うどんおいしい…瀬戸内海の幸おいしい…」だけで気を紛らわしてたように思う

離れて分かる香川の異常性

食生活の違い

うどん主食になっているレベルうどんをよく食べる

しか香川ネイティブの人はうどんをほんの数秒で食べきってしまう 美味しさより喉越しを楽しんでいる(何度も言質を取った)

お雑煮あんもちを入れてしまセンス(これに関しては当人たちも恥ずかしそうだった)

あと人気のラーメン店がことごとく不味かった(何の変哲もない塩ラーメンが一番うまかった)

骨付き鳥は自分にとって塩辛いだけだった …そんなにありがたかって食べるほどでもないはずだが、香川原住民とは話を合わせる必要があった(骨付き鳥美味いよな圧が高い)

車社会

どこに行くにも何をするにも車

香川で最も都市化されているはずの高松ビジネス街通勤するのもみんな車

交通マナー

方向指示器を使わない

踏切は止まらない(線路がすべて単線であるため、踏切の幅が狭いことも影響しているかもしれない)

住宅街交差点は猛スピードで突き進む

車に乗ると人格が変わってしまう人ばかりなのかと疑う 運転が荒すぎる

方言アクセント関西弁に近い コテコテ大阪弁のような話し方をする人も少数存在する)

気質(せっかち、ケチ、見栄っ張り)

山間部の闇

休日気分転換で、行く当ても決めずにドライブをしてみたことがある

山道を行くと上下水道が通ってなさそうな山村にたどりつくことが何度かあった

まるでタイムスリップたかのような感覚を味わえた グーグルマップで調べると今もそれらは点在し続けている

四国以外の都市部暮らしていると当たり前のように享受できるはずの最新の現代的なサービスインフラがそこには存在しない

彼らはこれからもそこで生きていくのだ 何となく香川全体を俯瞰できたような気持ちになった

しかすると四国こそが日本で最も時間の流れが遅い地域なのではないだろうか

まり現代的な時間感覚文化に対して抗っているフロントライン香川高松)ということなのかもしれない

衝突を楽しみたいなら行くべき

2025-01-22

anond:20250121120235

モノ自体はあるし高騰化したこと需要の高まりも減ってるから

主食の急激な価格高騰が問題から電気ガソリンみたいに補助金入れて価格抑えるのがいいけど

そっちこそ主張する政治家が1人もいないのが不思議

2025-01-16

深海レストラン

増田は、深海探査用の小型潜水艇の窓越しに、暗闇の中に浮かぶ光の粒を眺めていた。

「34歳で独身。将来…俺はどうなるんだろうな」

心にぽっかりと穴が空いているような孤独感に苛まれ毎日。そんな彼が今回訪れたのは、深海レストランディープテーブル」。

深海料理を味わう…なんだか不思議な気分だが、それがいいんだよな」

潜水艇ゆっくりと光り輝く球形の建物接続される。そこは、深海4000メートル世界にぽつんと浮かぶ不思議空間だった。

深海レストランとの出会い

球体の建物に入ると、内部は落ち着いた木のインテリアと青白い照明に包まれ、窓の外には暗闇の中で光る深海生物がちらちらと泳いでいる。店内には無言で動くロボットスタッフが数体。彼らが給仕を担う姿には、静かな哀愁が漂っている。

「いらっしゃいませ。本日は山の幸をご堪能ください」

冷たい機械音の案内を聞きながら、増田メニューに目を走らせた。信州から取り寄せた食材を中心にした山の幸の数々が並んでいる。

「ふむ…深海で味わう山の幸か。これは興味深いな」

頼みすぎたメニュー

増田はあれこれ考えた末、気になる料理を次々とオーダーした。ロボットが無言で配膳する様子に一抹の寂しさを感じつつも、目の前には豪華な山の幸の料理が並ぶ。

信州そば山菜天ぷら添え

そば香りが…これだ、これが欲しかったんだよ」

香り高い信州そばに、カリカリ山菜天ぷらが乗り、つゆと絡んで最高の一品に仕上がっている。

きのこ炭火焼き盛り合わせ

「このきのこ香り、たまらないな。山奥のキャンプ気分だ」

舞茸、しめじエリンギが香ばしく焼き上げられ、塩でシンプルに味付けされている。

鹿肉ロースト 信州ハーブソース

鹿肉赤身が見事だな。これが深海で出てくるなんて」

柔らかくジューシー鹿肉に、信州産のハーブを使った特製ソースがかかり、絶妙な風味だ。

山椒香る鶏の炊き込みご飯

「うん…香りが食欲をそそるな」

山椒のピリッとした香りが特徴的なご飯は、ふっくらと炊かれ、鶏肉の旨味が染み渡っている。

野沢菜チーズの焼き春巻

チーズ野沢菜…妙な組み合わせだけど、これはいける」

パリッと揚げられた春巻きの中に、チーズの濃厚さと野沢菜の塩気が絶妙マッチ

くるみ味噌おやき

「これだよ、山の定番くるみ味噌が最高だな」

もちもちの生地に甘辛いくるみ味噌が詰められた一品は、懐かしさを感じさせる味だ。

信州リンゴ胡桃サラダ

「甘さとシャキシャキ感…信州リンゴはやっぱり特別だな」

フレッシュリンゴ胡桃、特製ドレッシング絶妙バランスを生み出している。

わらび餅 信州黒蜜がけ

最後デザートで締めるか…黒蜜が光ってるな」

ぷるぷるのわらび餅に、濃厚な信州黒蜜たっぷりとかかり、舌の上でとろける甘さ。

頼みすぎた後悔

増田は次々と料理を平らげていった。しかし、途中でふと気づく。

「うーん…そば炊き込みご飯主食がダブってしまったということか」

すでに腹八分を超えていたが、目の前の料理が残っている。箸を止めるわけにはいかない。だが、最後デザートを前にして、ついに満腹感が頂点に達した。

「くっ…頼みすぎたか。俺はいつもこうだな…」

孤独深海

深海の暗闇を背景に、増田はゆったりとした時間の中でふと考える。

「こんなに美味しいものを食べても、将来への不安は消えないな…いや、そうじゃない。この瞬間だけでも幸せを感じられれば、それでいいんだ」

外には光を放つクラゲや小さな魚たちが漂い、静かな世界が広がっていた。

~地上への帰路~

食事を終え、深海レストランを後にした増田は、再び潜水艇に乗り込んだ。外の窓には暗闇の中、ぽつんと光るレストランが遠ざかっていく。

「これだけ贅沢な料理を食べても、やっぱり心の穴は埋まらないんだな…」

増田はふと、計算してしまう。

「34歳年収700万、貯金は3000万しかない。これから人生どうなるんだろう。老後は? いつか仕事がなくなったら? それ以前に…この孤独はどうする?」

暗い海の中で、潜水艇モーター音が響くだけだ。レストラン機械的なロボット店員たちが脳裏に浮かぶ

「あのロボットたちも、孤独だったのかもしれないな…機械だって感情があれば俺と同じように寂しいと思うのかな…」

誰とも言葉を交わさず、ひたすら料理と向き合う自分の姿が、どこか無機質で哀れに思えた。

「結局、何を食べても、何を持っていても、この孤独は変わらないんだよな。こんな気持ちで俺はどうやって生きていけばいいんだろう…」

深海の静寂と心の闇

地上への帰路、深海の闇が増田の心に重なるようだった。静寂が深まる中、増田はぼそりと呟いた。

弱者男性の俺がこのまま孤独人生終わるなんて、笑えないよな…」

目を閉じても消えない不安と寂しさ。それでも、潜水艇は黙々と地上へと進む。いつもの生活に戻るために。

今日の飯も美味かったけど、誰かと分け合えたらもっと良かったんだろうな…俺には、それがないんだ」

潜水艇が地上に到着すると、増田は一人、冷たい夜風を浴びながら深呼吸した。

孤独な俺に、今日みたいな贅沢は分不相応だったのかもな。でも、またどこかで、こんなひとときを楽しめる日が来るといいな…」

かに歩き出す増田の後ろには、深海の静寂が広がるだけだった。

2025-01-06

anond:20250106083847

今食べたいものは、肉か魚かなぁ。焼いてもいいし鍋でもいい。

主食ご飯かなー。麺にしてもいいかぁ。

みたいに、やんわりと絞り込んでいるようなそうでないような曖昧な回答をするべき。

女性コミュニケーションは、正解を求めているのではなく、コミュニケーションすることそのものを求めているのだから

食べるものを一緒に考えるフリをしてあげればいい。

2025-01-04

餅つき機でもパスタマシンでもワッフルメーカーでもホットサンドメーカーでもいいけど、その辺の普通な微妙にいらないラインマシンを買って炊飯器の代わりレベル一人暮らしにおける毎日主食にするのちょっと憧れるんですよね

2024-12-29

anond:20241229125551

ドクターストップかかってる時点で降参すべきだと思う。簡単オススメ主食そうめんにすること。そうめんは茹でると3倍になるので、ボリューム感の割に低カロリーだけど主食としての存在感はあるから満足感を得やすい。あと合わせる食材もヘルシー寄りにしやすいのが良い。体重落とすだけなら運動は控えめでも大丈夫な人もいるからあまり気負わずに、もし長生きしたいなら頑張るべき。

2024-12-24

赤飯じゃないけど anond:20241223193949

今年亡くなった詩人谷川俊太郎氏の最近主食は、もっぱらセブンイレブンレトルト玄米ごはん

ていうのを2018年ぐらいに見たw

2024-12-23

レトルトパック赤飯主食の奴俺以外にいる?

から赤飯が好きではあったけど、米不足で白米のパックご飯も品切れになってた時パックの赤飯まとめて何個か買って、それ以来常食するようになって今では主食。俺は1日2食なんだけど毎日2パック必ず食うし、間食夜食でも食う。

それで思ったんだけど、同じような奴結構いるんじゃないかな。スーパーパックご飯売り場って、白米に次ぐ2番手玄米ご飯赤飯が争ってないか?俺が行くスーパーでは3種類の赤飯が置いてある。主食にしてる奴がそれなりにいないとこうはならないんじゃないか

その割にパック赤飯グルメみたいな情報あんま見ない。アレンジしようがないのかな。確かに俺もごま塩かける以外の食い方をしたことはない。

俺はもち米が好きなだけなんで赤くなくていいんだよな。あずきは欲しい。そういうの売り出してくれんかな。

ちなみにおれの実家は米農家なので、これまでの人生パックごはん以外の米を買ったことはない。実家からは米5キロ(に何年か前から減らしてもらった)送ってもらうと全然減らなくて1年以上保つ。パック赤飯以前もパックご飯ばっか食ってたんだよね。ただ俺にも良心はあるので、親にはパックご飯ばっか食ってることを言えてない。麺類パンが大好きな米農家に生まれ突然変異みたいなキャラで通してる。そういうキャラの方が同じ米であるパックご飯主食野郎よりも自称やすいというのも皮肉な話だ。

2024-12-14

コンビニレーズンロールパン

もう何年も食べてなかったけど、家族が珍しく買ってきてたし他に朝ご飯主食になるものもなかった(1から用意するのも面倒だった)から食べることにした

なんかマーガリン入りって書いてあったかパンを半分に切ってみたら1個に対する量とは思えないほどマーガリンが詰められてたかスプーンで取り除いた

それから温めて食べたけど、外側は変な風に硬くてゴムみたいなグニグニした食感で内側はパサパサでなんか甘い

あと取り切れなかったマーガリンがしみた部分がベショベショしてた

まりにもまずかったから次からは面倒がらずに主食ポジションのものちゃんと用意することにした

あんなの食べるんじゃなかった…

2024-12-12

anond:20241212105649

ATMが止まる大型連休初日

手持ちの金がほとんどない事に気づいて、パンの耳@10円が主食になった。

みんなが一番金がなかった時期の主食はなんだった?

俺は女児アニメが好きなオタクの友人から(おまけのカード目当てで)箱買いしまくったピンク色のグミを大量に譲ってもらって、主食にして生活してた時期がある

2024-12-10

JA運送屋の中抜き禁止しろ

主食の米は原価で買えるようにすべきで途中の中抜きがいらないんだよ

嫌です。主食安価に安定して供給するのは国の重要な責務です。米価格が1年で1.6倍になるのは、制度に欠陥がある。「補助金もっと出せ」ならわかるけど、高く買えというのはおかしい。

こいつとうとう国内コメ農家が一人もいなくなったとしても「嫌です!」ってガンギマリ顔で喚くんかな

頗る下等

おもしろ

2024-12-07

    黒羽の10工場は、手提げ袋を作るところで、作業強度がちいさいから、5等食で、1800キロロリだろう。

  ※ 受刑者処遇は,特殊拘禁環境下で行なわれるので,身体精神両面に対する衛生的配慮を忘れることはできない。また,日常生活の必需物資である,衣類,寝具,日用品食糧などは,受刑者には,給貸与されるが,これらのもの管理には,科学的な注意が払われている。給食については,健康管理上,最も重視し,主食偏重の欠陥を是正して,その改善努力している。刑務所における,主食は,原則として,米四,麦六の割合で,性別,年齢,従事する作業の強度などによって,五等級に分けられている。一等食は,一日三,〇〇〇カロリー,五等食は,一日一,八〇〇カロリーといったように,その熱量が定められている。副食も,一日六〇〇カロリー以上を確保することが要求されている。

anond:20241206081759

パンを食べて健康と言うのは難しいだろう

イギリスでは死んだ人の9割はパンを食べていたらしいぞ

と言おうとして割合の正確性を上げるためにググってみた話を総合すると

パン食の国には主食副食と言う概念はない。パン主食にならない」

とのことだった

芋を食え

2024-11-07

フェミニズムバブル」の終わり (追記あり)

今回のアメリカ大統領選でハリスが負けてトランプが勝った、というのはつまりそういう事。

もっとかのぼると東京都知事選蓮舫が負けて小池百合子が勝った、というのもつまりそういう事。

何故か?

それは、「それなりの数のリベラルフェミニズムに嫌気がさしているから」これに尽きる。

トランプが勝った、というよりもハリスが負けた、という事が重要なのである

蓮舫ハリス共通しているのは、「最初はある程度の支持率を持っていたが、時間と共に支持を失い大敗した」ことである

そして、彼女らに共通しているのは、「フェミニズムポリコレ、DEIに傾倒していた」という話である

少し話が飛ぶが、立憲民主党では、代表選野田佳彦勝利したが、この時彼は、若手女性候補である吉田晴美に推薦人を出している。

様々な意図があったと思われるが、一つクリアになったのは、彼女への投票者の多くは「フェミニズムへのコミットメントが高い」という側面が強いこと。

推薦人一覧 → https://www.tokyo-np.co.jp/article/356101

重要なのは、その得票数ではなく得票の質。

当時の国会議員56人/270人(21%)であり、党員・協力党員票では26票/185票(14%)。

党の支持者は、上層部が考えてきた程フェミニズム的なものや「若い女性が社会を変える」というムーブメントには興味が無く、冷ややかな反応を示している。

見ようによっては、野田氏はフェミニズム議員勢力と「身の程」を可視化したともいえる。

そして、野田氏は総選挙ではフェミニズム的な主張を抑え込んで政権交代裏金追及を主張して勝利した。

ベタ夫婦別姓というテーマだけを表に出し、「フェミニズム」は前面に出さなかったわけである

何故かと言えば、フェミニズム的な政策標榜した蓮舫東京都知事選挙で大敗たからであろう。

もっと言えば「フェミニズム」は、あまり票にならないのである

岩盤支持層フェミニズム標榜しなくても立憲民主党投票する層であり、フェミニズムが党内で過大評価されてきた、という話でもある。

何故フェミニズム過大評価されてきたか、というと、それは安牌だったから、と推測できる。

お金が絡む利権を動かす(公共事業の扱いや軍事の扱いなど)のは難しいが、「男女差別をなくしましょう」という主張は、そういう既存組織との軋轢なく行う事が出来る。

女性が不当に力を抑え込まれている」という主張には抵抗しにくいし、フェミニズムから票を入れてくれる、という層もいる。

しかし、フェミニズム政治主食にすべきかどうか、という局面では、NOが突き付けられた。それが東京都知事選挙における蓮舫の敗北だったわけである

立憲民主党共産党フェミニズム勢力が手を組んで大々的に押し出し蓮舫キャンペーンは、かなりの反感を買い、まさかの3位に終わった。

フェミニズムポリコレは、安牌ではあったものの、優先順位の一位という程のテーマではないのである

もっというと、リベラル勢力の中でもフェミニズムは嫌われ始めている、というのが実態だと推測する。

フェミニズムの多くの主張者は、「自分勢力に甘く、相手勢力に厳しい」

LGBTフェミニズムサイドに入れるか、敵サイドに入れるかでフェミニズム内ゲバを起こしているのも、自分サイドか敵サイドかで扱いが180度違うから

フェミニズムなんて、所詮この理論的基盤なのですな。

その底の浅さが明らかになってきている。

現状の多くのフェミニストの振る舞いは、リベラル的な寛容とは最も程遠いふるまいであるのも確か。弱者男性という概念に対し、ただ無視するか攻撃する選択肢が中心になっているのを見ても、理論的基盤の弱さを感じざるを得ない。

東京都知事選挙における蓮舫の敗北は、「女性からダメ」ではなく「フェミニズムを前面に出したかダメ」という現実を浮き彫りにした。

小池百合子惨敗したというのはつまりそういう事。

総選挙フェミニズムを抑え込んだ立憲民主党が躍進したのもつまりそういう事。

そして、圧倒的有利な立場スタートしたはずのハリスがここまで大敗したのも、つまりはそういう事なわけですな。

フェミニズムバブルだったし、そこまで喫緊課題ではなかった。それが民意で示されたという事。

追記① (11/09 17:00)

コメントにもいくつかお返ししとく。

hunglysheep1 フェミニズムに傾倒してる共産党も更に議席を減らしたし… https://www.jcp.or.jp/akahata/aik21/2021-09-07/2021090702_06_0.html 受け入れがたい議員もいるとは思うが現実を受け入れた方が/ともあれ目を逸らさせる意見が優位になるだろう

これは本当に大事ポイント

もともと「フェミニズム」を旗頭にしても勝てない、という状況は今に始まったものではない。2021年にその予兆確認することは出来た。

2021年東京12区出馬した「党都常任委員ジェンダー平等委員会責任者」として出馬した池内沙織候補落選している。これ以上なく「フェミニズム」を旗頭にしている人物である

https://www.nhk.or.jp/senkyo/database/shugiin/2021/13/

結果はこちら。

彼女がどういう人物か、という事はここでは掘り下げない。少なくとも元職である以上、有力候補としてみるのが妥当であるためだ。

当時のこの選挙の構図は「公明1・維新1・共産1」であり、マクロ的には自民と立民の票が3者に分かれる(+維新支持者の票が維新流れる)構図である

客観的に見て、立民支持者の何割か+共産党支持者の票を合わせてもなお、28.4%というのは多いとは言えない。右寄りの票が岡本氏と阿部氏で分かれる事は容易に想像が付くが、左寄りの票は池内氏が集められる構図である

自民維新共産で争っている東京20区宮本候補比較すると、状況がよりクリアになる。

惜敗率は異なるもの自民維新候補の得票の合算と共産の得票で比較するとほぼ同じであった。

まりフェミニズム選択しても、選挙に影響するほど票が増えることは無い というのが2020年代現実なのである

  1. 衆議院議員総選挙で、フェミニズムを中心テーマに掲げても票を稼げなかった候補がいる。
  2. 東京都知事選挙で、フェミニズムを中心テーマに掲げても票を稼げなかった(どころか票を減らしまくった)候補がいる。

ということを噛みしめる必要がある。

トップ女性差し替えフェミニズムへの傾倒を深めても、残念ながらガツンと支持を失ったのが日本共産党現実である

マジで、「消費税やめろ」をスローガンに、代表ふしぎなおどりを踊ったれい新選組に支持を丸ごと持っていかれた現実直視したほうが良い。

フェミニズムを叫ぶ勢力を党内に掲げながらも軸をブラさなかった彼らの方が、ずっと共産主義的なイデオロギー標榜しているし(本人たちが同意するかは別として)、実際に選挙に勝っている。

フェミニズムがどれだけ票になるのか、という事を測る上では、表現の自由サイドに居る山田太郎参議院議員活動が参考になる。

表現の自由」ワンイシュー参議院議員選挙立候補し、比例54万票を得た。

フェミニズムが本当に価値があるというのならば、それを票数にして可視化すればよいのである

現時点では、「大して票を稼げるわけでもなくアンチも多い」フェミニズム政治において実力以上にデカい顔をし過ぎであった、というのがわかった、という話である

別に票にならないテーマであるという事が明らかになった以上、身の丈に応じたふるまいに改める局面にきている。

続き

こっちに追記の続きを書いた。

https://anond.hatelabo.jp/20241109205420

2024-11-05

米は値上げしてよかったのかもしれない

俺のような余裕のない人は安い麺類に完全移行したけど、周囲を見ると子持ち家族や余裕のある人など、必要としている層は継続購入できているように感じるし、これで本当に農家の人も助かってるなら、何だかんだ良い塩梅相場調整だったのかもしれない

米を使った外食とか製菓業界がどうなのかはわからないし、そのうち主食の違いが格差象徴になったら少し嫌だけど、まぁ仕方ないかとか思う

2024-11-01

コンバーターコーンバター技術食文化に宿る人間創造

コンバーターコーンバター。この二つの言葉は、一見すると無関係対象を指しているように思われる。しかし、その響きには微妙共通点があり、現代人に与える感覚的な違いは、文化歴史の流れを通じて形成されてきた感性の奥底に根ざしていると言える。人間歴史の中で、技術食文化進化と、それらが生み出す美的な感動は切り離せない関係にあり、ここに「コンバーター」と「コーンバター」を媒介とした考察を試みることで、その深奥を垣間見ることができるのではないだろうか。

まず、「コンバーター」とは、一般的には何らかの機能属性を変換する装置技術を指す言葉である電圧を変換する電源コンバーターや、信号を変換するデジタルアナログコンバーターなど、その用途は多岐にわたり現代社会を支える根幹を成す技術ひとつとなっている。これに対して「コーンバター」とは、穀物であるトウモロコシコーンから作られるバター、あるいはそれに類する加工品のことを指す。日本においてはそれほど一般的ではないが、北米南米など、トウモロコシ主食の一部として重要視する文化圏では、伝統的な食材の一つとして親しまれている。

一見、全く異なる二つの概念であるコンバーターコーンバターしかし、その歴史的背景に目を向けてみると、人間の知恵と工夫、さらにそこからまれ美的感性が反映されていることに気づかされる。コンバーターの登場は、工業化技術革新によってもたらされた、変換や変容の技術に関する人間知識結晶である。これに対し、コーンバター農業の発展や食文化進化に密接に結びついている。技術の変換と食材の変換、いずれも人間生活を豊かにするために築いてきた歴史の一側面であり、そこには特有美的価値が含まれている。

人間は、常に物質エネルギーさら情報の変換を行うことで、生活利便性を高めてきた。コンバーターはその象徴的な存在である。例えば、電圧を変換するコンバーターがなければ、さまざまな電化製品自由使用することはできない。デジタル信号アナログに変換することで、音楽映像スムーズに楽しむことが可能になる。これらの技術は、もともと無機的で冷たい印象を与えるものであるが、実際にはその内部に「変換」というダイナミックなプロセスを含んでいる点に美しさが宿る。変換の過程は、単なる物理的な操作にとどまらず、情報エネルギーが形を変えて新たな価値を生む瞬間である。この「変換の美学」は、人間の手によって機械的装置デバイスに具現化され、現代社会の中で目に見えない存在感を発している。

一方で、コーンバターには全く異なる美的価値内包されている。コーンバターは、トウモロコシという自然から得られる素材を加工することで生み出される、食品としての変換の結果であるトウモロコシは、古代アメリカ大陸文明において神聖視された作物であり、その栽培と加工は生活の基盤を形成してきた。コーンバターもその伝統の一部であり、味や風味の中に先人たちの知恵が凝縮されている。食品としての変換過程は、技術的な効率を追求する工業的な変換とは異なり、味わいや栄養価を最大限に引き出すための工夫が重視される。ここに、人間が生きるために必要とする基本的欲求と、それを超えて美味しさや楽しさを追求する美的感覚が交差する点が見出される。

また、コンバーターコーンバターは、それぞれ人間内面的な感覚にも影響を与えている。コンバーターがもたらす利便性は、私たち生活を快適にし、さらには新たな表現可能性を広げている。情報自由に変換し、自在操作できるという感覚は、無限創造力を解き放つものであり、それ自体一種の「技術の美」であると言える。一方、コーンバターがもたらす味覚の体験は、単なる食欲の充足を超えて、郷愁安心感さらには家族共同体との結びつきといった、人間らしい感情喚起するものである。口に含むたびに、自然の恵みを感じ、その過程に込められた労働愛情を味わうことができる。このように、コーンバター食文化の一端としての「食の美」を表している。

さらに深く考察を進めると、コンバーターコーンバターの間には、「変換」という共通テーマがあることに気づく。コンバーター無機物エネルギーを変換し、コーンバターは生の素材を加工することで新たな形に変える。この変換のプロセスには、人間自然物質に働きかけ、何かを新しい価値へと変える行為が見受けられる。この行為自体に、人間が美を見出してきたのではないだろうか。機械的な変換は冷徹である一方、そこには洗練された精密さや無駄のない機能美がある。これに対して、食品の変換には、温もりや手作り感といった情緒的な美がある。いずれも異なる美意識でありながら、共に人間の手によって完成される過程である

現代テクノロジー社会において、コンバーターほとんどの人々にとって日常の一部であり、存在意識することなく利用されている。しかし、それが果たしている役割は極めて重要であり、その背後にある技術的な進化は、実に人間の叡智の賜物である。一方で、コーンバターのような伝統的な食品には、技術的な進歩とは異なる価値観が込められている。ここには「不変の美」という要素が存在し、テクノロジー進化とは対照的な、永遠に続く食文化の美が感じられる。コーンバターを口にするたびに、人々は祖先が歩んだ道を辿り、自然との共生を改めて感じることができる。

このように、コンバーターコーンバターは、それぞれ異なる形で人間生活を豊かにし、感性を刺激する存在である。どちらも変換という行為を通じて人間生活寄与し、美的価値提供している。そして、技術進化伝統継承という二つの相反する要素が、私たち感覚と美意識に新たな価値観をもたらしている。この二つの対象比較することで見えてくるのは、人間が創り出す「美」の多様性と、その根底にある普遍的な美意識である

2024-10-26

anond:20241026204130

自炊派なもんで主食が米の頃より節約になってる、意外と侮れないもんよ麺類

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