はてなキーワード: DCとは
はてなでモテ・恋愛・婚活の話題がループしているのはいつものことだけれど、自分はなぜ今の状態なのか?この先どうするつもりなのか?不意に整理したくなったのでもっとこういう原因あるだろとか言い訳だろとか意見くれると助かる。
(表題詐欺でアドバイスを求める投稿ではない。ごめん。思考のブラッシュアップはしたかった。)
と一言で言えてしまうが、如何せん解像度が低すぎる。思いつく限り、かつ、自分の驕り昂ぶりへの気恥ずかしさを無視して挙げていくとこうなった。
というとカッコつけてるように見えるが
のが一番でかいと思う。二次元も三次元もいけるのでおかずには困らない。1,2回抜いたらどうでもよくなる。ありがとうブルーアーカイブ。
「風俗行く直前にシコると風俗行きたくなくなるので実質数万円儲かる」とかいう言説は割と好き。
露出度高い女の人とか居るとめっちゃエロいなぁとは全然思うのでおそらく性的指向はバリバリのストレートと思われる。
完全童貞はまだネタとして笑えるけど素人童貞は微妙に笑えなさそうという超偏見も足を引っ張っているかも。
上にも書いたように
『適当に生活してて、たまたま好きな人ができて相手も自分のこと受け入れてくれれば付き合えばいいし、できなければできないで別にそれでいい』
と思っているので、基本的なスタンスはずっとこのままなんだろうなと思っている。
ただ、最近は若干心境に追加された項目があり、
『気の合う人間を探して見つけてパートナーになれればそれは結構喜ばしいこと』と多少思うようになったので、そういうノリでほんの少しの積極性を得て日々を楽しく過ごしている。
そういうノリで過ごしていると周りも変化に気づくらしく、彼女欲しいなら知り合い紹介するで!みたいな話もちらほら貰えててムホホwという感じでありがたく思っている。
(とはいえ経歴的に世間の標準から見たら不慣れの極みなのでトントン拍子でうまくいくはずもなく。まあしゃーない)
人生観ピュアピュアのところで書いていなかったがそもそも「恋愛も結婚も普通の趣味と同等でしょ」と思っているので、はてブを見ているとこの手の男女論の流れが、たとえば一部の自称ゴルフ上級者がアドバイスを求めるゴルフ入門者に『パター未経験はきついなぁ』『友達居ないのになんでコース回れると思ったの』『なんか気持ち悪い』『ゴルフの実績解除したいだけの人だ。』『こんなところでアドバイス求めてる時点で頭悪いんだろうな』『ゴルフしなくてもよくない』『ゴルフすれば楽しくなれると思い込んでる。要はガキ』『勇気がないんでしょ』『ソープに行け』みたいな詰め方をしているように見えて、なぜそんな上から殴ってるんだとイラつく。ジンオウガになってしまう。
ひとにやさしくしませんか?
自分は学振特別研究員(DC)に採用されており、今回新しくクレジットカードを作った。
結論から言うと、「研究員」として申し込んだら審査に落ちたが、「学生(大学院生)」としてクレジットカードを申し込んだら普通に通った。
学振が出している手引きのFAQに「特別研究員はクレジットカードが作れないと聞いたことがあるが本当か?」というのがある。
つまり、学振特別研究員でクレカを作ろうとする人間はそれなりにいるのではないかと思うのだが、ネット上に情報がほとんどない。
https://rayxhome.com/articles/gakushin_dc_increase_limit_of_credit_card/
ネット上で検索するとこの記事が出る。しかし、あくまでも「学部生の頃に作成した楽天カードの利用限度額を上げる」というもの。
学振特別研究員が一からクレカを作るための情報は見つからなかった。
上の記事を参考に、年収を240万+バイト代、職業は日本学術振興会特別研究員、勤務先は大学名を書いた。
正直、「勤務先」に大学名を書くのは違和感があったのだが、まあ間違いではないか(?)という気分で記入した。
結果は審査落ち。これはショックだった。
前回の反省から、「学振特別研究員」としてではなく「学生」として申請した。
「月に20万の収入がある研究員」ではなく「大学院生だが月に20万の収入がある」にクラスチェンジしたのである。
結果、一瞬で審査に通った。やっぱり学生の肩書は偉大だなと実感。
「学振特別研究員」という肩書が、アカデミアのなかでは一定の価値があっても、その外では通用しないということを実感した。
ジョーカーとかめっちゃ人気だったけど、バットマン登場させずにヴィランだけ出すとか何が面白いの?って感じてしまって見る気すらおきない
まだスーサイド・スクワッドはDCEUの枠組みの一つだからアリというかそういう切り口も良いかなって思えるんだけど
ヴェノムとかモービウスとか、SSUってスパイダーマンありきで成り立ってる世界観のはずなのに肝心のスパイダーマン未だでてこないし、そんな状況で悪役ばっか集めたりマダム・ウェブみたいな小粒なヒーロー映像化して何が面白いの?
ヴェノムはまだ知名度もあるからタイトルとして成り立つ気はするけど、モービウスとか作品の面白さとか以前にスパイディとの因縁なんて皆無だしクレイヴン・ザ・ハンターだってPS5のゲームやってなけりゃ誰それ?状態だし、SSUのヴィランって有象無象すぎないか?
DCもマーベルももうシェアードユニバースだのマルチバースだのでなんでも結びつけるのやめろよ
最初の頃は同じ世界観を共有してるってことでワクワクや期待感高まってたけど、作品を追うごとに、
“もっと強いヒーロー居るのになんでそいつ呼ばないの?そいつ呼べば楽勝じゃん!”とか他のキャラクターの影がチラつくし、他の作品で未知の惑星だ量子世界だ征服者(笑)とかスケール広げれば広げるほど“あーはいはい今回はそんななのね”って感動とか驚きが無くなっていくわ
あとアベンジャーズ新作にロバート・ダウニー・Jr復帰することなんかより、今のアベンジャーズメンバーに誰一人として心惹かれるメンバーいないことのほうがビックリだわ
これまでaliexpressで怪しい機器や、安価なDC-DC変圧モジュールやLEDやアンプボードを買ったりして、細々した注文の積み重ねでもう100万円近く使ってるが、
Temuが出てきて、初回アプリ登録でドローン無料プレゼントのCMにひっかかってしまってTemuも使い始めた。(貰ったドローンはたびたび遊ばせてもらってます)
アリエクよりも安かったり、アリエクだと見つけづらいもの(俺の視野に入ってなかったもの)がおすすめに出てくることがあり、生活で無くてもいいけどあったら面白いもの、変な壁掛け時計とか、庭につけるソーラーガーデンライトとか、小型軽量の雨傘/日傘兼用とか、電動水鉄砲とか買ってた。
数か月前に「お魚パクパク」というサービス?キャンペーン?が始まった。
アプリの中を泳ぐ魚に架空の餌をあげていくと魚を釣り上げることができ、釣った魚の数で上部のパーセントバーが増えていき、バーが100%になったら商品2つと15,000円分のクーポンがもらえるというもの。
1日1回ログインするごとに餌が何グラムか貰えて、注文したり何か登録したりすると追加の餌がもらえる。
うろ覚えだが、1回目の餌やりで魚の満腹度50%、2回目で75%、3回目で90%、4回目で100%になって釣り上げ、だったかな。
魚に餌をあげて魚がパクパク食べるアニメーションをスキップできないこともあり、4回餌をあげるのに結構な時間を取られる。
1日に無料でもらえる餌で3匹くらい釣り上げて、それをほぼ毎日やってた。累計したらかなりの時間を消費させられたはず。
上部のバーが50%を超えたあたりで、魚一匹釣り上げるのに5回餌をあげないといけなくなった。
その後も上部のバーが増えて100%に近づくたびに、魚1匹に必要な餌の回数が増え、魚1匹で増えるバーの割合は減っていった。
それでもゴールは近いから、と頑張って続けた。
上部のバーが98%になったところで、1日に貰える餌で魚1匹しか釣り上げられなくなった。
もう思い出したくないのでうろ覚えだが、1回目の餌やりで35%、2回目で50%、3回目で65%、4回目で75%、5回目で80%、6回目で85%・・・で10回以上の餌やりが必要になった。
そして1匹釣り上げて上部バーが1%も増えなくなった。確か最後のほうは1匹釣り上げて0.25%増とかだったはず。
1%を切ったところで「はあ?」とビキりつつイライラしながら続けてたが、さすがに0.5%を切ったところで「ふっっざけるなぁあああああ!」とキレて、テムを閉じた。
その後も引き続き100%に近づくにつれて獲得割合が減っていくのは目に見えてたもの。
ゴールに近づくにつれて加速度的に1回あたりの満腹度と1匹あたりの増加割合が減っていき最後には0.00001%とかになって、無限の時間と回数をかけても100%に到達できない、悪夢のような状況になってただろう。
それ以降、テムのアプリは残してあるものの、一度も起動せず利用もしてない。
テムが流行りだしてからアリエクの配送がだいぶ改善されて、まとめて発送・送料計算になる対象セラーが増えたり、配達時間がだいぶ短縮されたり(今までは送料無料配送だと1か月以上かかるのが当たり前だったが、最近は1~2週間で着く)、延着したときの割引クーポンが配られたりしてるので、もうアリエクだけ使うようになってしまった。
こういう「最初はいい条件で釣って、さんざん時間をかけさせて、でも無料でゴールさせたくないからどんどん絞っていく」って印象最悪なので、やめたほうがいいっすよ。
もうTemuが大嫌いになったので二度と使わないけどね。
日経平均の歴代1位の下落は、同じく歴代1位の上昇によって打ち消されて平常に戻ったように見える。
ただ、日銀の利上げが始まって、これまでのように緩和マネーが無限に供給されて株高と円安が進む相場は終わったと見ていい。
そこで、これから円高と株価下落局面が来ることに備えて、新NISAのつみたて戦略を考えている。
以下の通り。
資産 | 金額(万円) |
日本株 | 750 |
投資信託(新NISA) | 70 |
投資信託(確定拠出年金) | 200 |
外貨建て債券 | 250 |
外貨建て保険 | 750 |
これくらいの資産があると、今回のように円安&日経平均下落で10%下がるようなイベントがあると1日で200万くらい減ることになるので心臓に悪い。
これでも、今年になってから旧NISAの投信の利確を始めて、暴落前までに1000万分のリスク資産を売却済みだったので平常心を保てた。
現状は月10万円で新NISAの積み立て+確定拠出年金の拠出をしているが、円高&株価下落局面で同じように続けてよいのかどうかが悩みどころ。
リスク資産を増やしたくない理由として、これからのお金が必要なライフイベント(新車購入、マイホーム購入、子供の教育費など)が発生しそうというのがある。特にマイホーム購入を考えると、住宅ローン金利が高くなる局面で、含み損の資産を売却することになったり、含み損の資産をそのままにして金利を払うことになるのは避けたい。
当面、株を買ったりはしないとしても、毎年120万以上の新NISAの積み立てを続けているとそれだけで5年で600万のリスク資産が積み上がってしまうことになる。あとは、新NISAと確定拠出年金にはそれぞれ欠点があるので、その対応も考えどころ。
TODO: あとで続きを書く
最初は「ディスプレイの輝度調整でこんなに違うんだー」とかやってたが冷房の電力量のエグさを見てからなにかが吹っ切れてブーストかかった。
ワットチェッカーでリアルタイムの電気の流れを把握して、関電のアプリで翌日ダイレクトに答え合わせできるからなんか謎の達成感がある。
冷房は極力控えめにして扇風機にしたんだけど扇風機をDCモーターのやつにしたらエグいくらい電力下がってどうせなら冷房無しでいけるんちゃうか?ってなった。
今では汗だくで夜中に起きて水シャワーを浴びながら「なんや、エアコンなしでもいけるやん!!」って自信を深めてる。
ちなみに目標達成できたらご褒美にドクターペッパー飲むからトータルなんの節約にもなってない。
(追記)
おもいのほかトラバブクマあつまったな、みんなサンキュー ありがたくて頭がフットーしそうだよおっっ(36℃)
なんかさあ今🧠が温泉たまごだからあんま言語化しにくいんだけどさあ水シャワーだけだとなぜか妙に体がサラサラせんのよな(知見)。だから最初がまんしてお湯で汗をながしてから石鹸で洗ってから水シャワーしてるわ。
扇風機のDCモーターって知らなかった。ウチにあるやつは昔のやつだからDCモーターじゃないだろう。DCモーターのやつ買うか迷う。壊れないと買わないかな。
大体ACだと風量「弱」が20Wくらいなんだが、DCだと同じ風量で6Wくらいになる。
その差なんと!……えーっと、20W-6Wで・・・・・・14Wにもなる!!
1日8時間まわせばなんとなんと!たぶん4円ほどDCモーターのほうが得なんだ……っ!!
これがつまり、どういうことかわかるか?
つまりこれが・・・・・・えっと、夏のあいだ3か月これを続けるとすると、えっとねー、あのねー(子供の貴乃花)……一年で360円!もの莫大な節約効果を生み出す!!!!
DCの扇風機が7,000円くらいだとすると、たった20年弱でモトが取れる計算になる。
よもやよもや🔥🔥🔥🔥🔥🔥!
20年以後はもう、完全にモトを取り切って、扇風機をまわせばまわすほどもうかる状態!
まさに金のなる扇風機!
プシュ……ンクっンクっ・・・・・・んおあぁぁぁっ!!!!あいいいいいいっ!!!パチッパチッ🎇🧠(シナプスが死ぬ音)
(追記)
ふむ・・・いいところに目をつけたね(しゃらく君ではない)
ん?なんだって?
「大損するやんけ…」?
ワイはそうは全然おもわんけどなあ。
だってさ、
簡単なことだろ?
ワイが書いた扇風機を20年まわした場合のシミュレーションは、あくまで「1日8時間」まわした場合に限ってのもの、ってこと。
DCモーターのもつ絶大なポテンシャルが相手では、ACにとってはむごい結果にしかならない。
あえて永年の功績にかんがみてACに花をもたせた。
DCにはリミッターを課して、3割の力しか発揮させてない。。。。
わかるよね?
そうすることで1日のメリットはなんと!12円になる!!3倍だぞぉ3倍!!
なんとこれで!!!DCは年間1,080円もの多額で莫大な巨万の富をもたらすことになる。
日本円に換算すると、なんと1,080円!!
のこりの1年はもう、
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※長期使用製品安全表示制度に基づく設計標準使用期間は、あくまで標準的な使用条件の下で使用された場合の目安となる使用期間であり、そもそも24時間連続使用などは想定していません。扇風機の場合1日8時間・年間110日などと定められているようです。30年使用した扇風機による火災事故なども報告されています。経年劣化にはくれぐれも注意しましょうね。
富士通に忖度してるとか言ってるけど、あれ、普通に取材NGだったんじゃないかな。
当時の経緯を知ってると「私の名前は出さないでください」ってなったとしても不思議じゃないと思う。そうなれば当然NHKも富士通も触れないし、本人が拒否したんですなんて発表するわけもないし(例え親族が声を上げたとしても)
京コンピュータって、富士通半導体の最後の打ち上げ花火だったんだよ。
京の開発が進み、実際に生産されるころは、経営方針として富士通は半導体撤退をするかどうかで揉めていたころだった。
京コンピュータは、富士通が自社工場で作った最後のスパコンであると同時に、国のトップ開発のHPCにおいて、富士通が単体で作り上げた初めてのHPCでもあった。
これは、富士通が優れている、というよりも、逃げ遅れたと表現してもよいかもしれない。HPCのプロジェクトからは、NECと東芝が次々と撤退していたのだ。
当時半導体の重い投資に堪えられなくなった電機各社とその銀行団は、自社から半導体部門、少なくとも工場を切り離したがっていた。まさに、それどころではなかったのだ。
しかし富士通はまだ撤退を決断せず、他社とは一線と画した対応をしていた。
ようにみえた。
京コンピュータのCPUは、45nmのプロセスで作ると言うことで言っていたためか、富士通はなんとか自社で開発した。けれど、京に乗せたプロセッサで最後になった。次のプロセスは開発されていない。
https://news.mynavi.jp/techplus/article/architecture-467/
さらに、当時、45nmのプロセスは安定して無い状況で無理矢理作ったと言う話もあったはずだ。これは京コンピュータ以降はTSMCに委託することが決まっていたため、既に投資が絞られていたためでもある。
(後にTSMC版の進んだプロセスで製造されたSPARCを使ったミニ京コンピュータが何個か作られたのだが、ノード辺りの性能が30%以上アップしたと言う。これはプロセスが細分化された以上の性能向上であった)
富士通が、自社の半導体部門を富士通セミコンとして切り離したのが2008年。京コンピュータ用のプロセッサを生産したのが2010年の三重工場であった。
その三重工場は2013年にさらに別会社として切り離され、現在は完全に売却されて富士通に残ってない。
また、同じく半導体工場としては福島県の會津富士通があったんだが、その時の工場撤退のエピソードは、今でも大企業は黒字でも簡単に工場を撤退させる事例として有名になった。かなり悲惨な事態だったと言える。
そうして重荷になっていたとされる工場を切り離しファブレスに近い業態にしたのは、富士通半導体を残すためだったと思われる。
しかし、そうした建前などなかったかのように2014年にはシステムLSI/SoCの開発部隊の分社化を決定。それが現在のソシオネクストである。PanasonicのLSI部隊と合弁した会社で、分離した当時、富士通は設立当初40%の株式を保持していたが、現在は完全に売却してしまった。
現在、富士通の半導体部門はFeRAMや光回路用の超特殊なものを除いて完全売却で撤退している。
なお、その後、ルネサステクノロジ(※富士通は合弁に参加していない)が組込向け半導体でほぼ世界首位と同率2位まで上り詰め、国内半導体の必要性が新たに叫ばれTSMCが国内に半導体工場を建設。Rapidusという日米政府が関わる半導体企業ができる流れになっている。もし将来、RapidusがプロジェクトXになるときには、大手電機産業からリストラされた技術者達の奮起という文脈が語られそうな気がする。閑話休題。
件の方がご退任をされたと言う2012年は、半導体のさらなる切り離し、売却などの決断と、次期スパコン(つまり富岳)がSPARCを捨ててARMになるという決断が行われた年であったと考えられる。(発表は後になる)
半導体を専門にされてずっとやってきた方には堪えられないもだったのではないかと拝察する。仮に、思い出したくもないし、宣伝にも使われたくないと判断されても仕方がないことでは無いかと思う。(もちろん 出演NGされたと言うのはワイの妄想なので注意)
その後、富士通はSPARCを使ったUNIXサーバーを作り続けてはいたが、大きくアーキテクチャを改善する開発は行われないまま(保守設計は続けられていたが)メインフレームとともに撤退が発表された。これはやむを得ないことだろう。
また、ARM化された富岳は、確かに性能面や利用面、汎用性では高い成果を出したが、富士通のビジネス的にはさっぱりだったと思われる。
アーキテクチャをARMに切り替えた理由は、ビジネス面でもあった。高性能タイプのARMを作ることによって、旺盛なクラウドDC需要などに対して食い込んでARMサーバを大きく拡販していくことだったと思われる。
が。富岳に乗せたARMプロセッサを利用した波及製品はみられなかった。
なぜか。それはAWS、MS Azure、Googleなど膨大な需要を持つ企業は、需要が巨大すぎてARMが搭載されたコンピュータを買うのではなく、自社でARMのIPを購入し独自開発することを選んだためである。
彼ら相手には商売にならなかった。それ以外のクラウドベンダーは無きに等しい。ARMなどアーキテクチャが影響しないのはPaaS以上の象徴度を持つサービスだが、寡占状態にある大手以外まともに提供出来ていないため、市場が無いのだ。
ただし、この時富士通とARMの競業によってARMは成果をあげた。アウトオブオーダー実行など、ARMは高性能コンピュータで必要な技術を富士通から取り込んで現在に至る。
それ故、富士通の商売は上手くいかなかったが、世の中的には良かったとは言えるのではあるのだ。そのIPで大手クラウド各社は自社向け半導体を作って商売をしているのだから。
だから今のタイミングでプロジェクトXに乗ったのだと思うが、綺麗事では語れない話がたくさんありすぎる。
受注はまず間違い無く富士通だと言われている。と言うのは、開発の一部は既に行われているから。
https://monoist.itmedia.co.jp/mn/articles/2310/12/news074.html
そして、国内にもう国産でHPCを作ることの出来る会社はNECと富士通ぐらいになってしまったためである。
富士通は新しいHPCは1位を目指さないかもしれないという考えから、計算効率の方に大きく振った開発を進めおり、国内トップのHPCに採用されたという実績を背景に売り出そうというつもりではあると思われる。富岳の夢再び、だ。
https://cloud.watch.impress.co.jp/docs/special/1560540.html
https://www.fsastech.com/about/
ご覧の通り、富士通のブランドを一切使っていないのだ。既存の商品からも富士通マークを取り払っている。さらに、会社概要に株主欄がなく、富士通の名前が出てこない。(他の関連会社はそういった記載がある)
半導体がどうなったかの流れを知っていると、暗い予感しかしない。
そして、HPCはレイヤーの低い、ハードウエアに近い部分、さらにメカニカルな設計や冷却など物理的な部分のノウハウが多く必要とされる。それを富士通が分社化して製造能力を失っていく中で、果たしてまともにHPCが作れるのだろうか?
さらに、確かに2010年代半ばのころはワークロード不足に陥ってコンピュータは安売りに陥っていたが、現在AIと言う巨大な需要が生み出され、価格も回復、ハードウエアが再び重要と考えられ始めている。ハードウエアと同時に提案できる能力が強みになりつつある。
しかし、既に富士通はそれらに対応するための強みを、はした金と決算の数字をよくするためだけに売り払った後である。案の定、粉飾紛いの異様に高い目標に対して、結果が出ないと言う発表を繰り返している。
富士通はアクセンチュアを真似ていると言われる。以下の記事にはこうある
https://xtech.nikkei.com/atcl/nxt/column/18/00848/00049/
目指す先はアクセンチュア、富士通が主力工場を総務に移管する理由
時田社長は2019年9月に開いた初の記者会見で「開発製造拠点をどう整理するのか」という質問に「既に方向は定まっている。後は状況判断と時期の問題。富士通はサービスに集中する企業になる」と応じていた。
そこまでやったのに、ここ3年ほど株価は伸び悩みが続いている。アクセンチュアの真似をしますと言ったときは撥ねたがが、その後は同業他社や業界全体の株価上昇率に及ばない状況が続く。
それはそうだ。アクセンチュアの真似をしていてはアクセンチュアには勝てない。まして工場売却を通じ、元々の強みを捨て弱みまでアクセンチュアの真似をしているのだ。富士通がこの先生きのこるにはどうすればいいのか?