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JSPOスポーツ 2014年9月29日

記録ずくめ逸ノ城

記録ずくめ逸ノ城

 大相撲秋場所千秋楽(28日、東京・両国国技館)
 単独トップに立っていた白鵬が、鶴竜を掛け投げで下して14勝1敗とし、3場所連続31度目の優勝を果たした。優勝回数は歴代2位の千代の富士に並び、大鵬が記録した歴代1位の32回に迫った。逸ノ城は安美錦を破って13勝目を挙げた。
新入幕の逸ノ城は、実力者の安美錦を押し出して逆転優勝へ望みをつないだものの、結びで取った白鵬が1敗を守って逃げ切り。優勝決定戦は実現せず「ちょっと期待したが、やっぱり強い」。残念そうにまわしを外した。
 2大関を破ると鶴竜も倒し、41年ぶりの新入幕金星を獲得した今場所。「前半は遅く、後半は早く感じた」と振り返った。15日制が定着した1949年夏場所以降、新入幕の13勝は最多タイ。初土俵から5場所目での三賞獲得も雅山に並んで最速となり、快進撃は記録ずくめで幕を閉じた。
 11月の九州場所は新三役として迎えることになりそう。新入幕の翌場所で昇進を果たせば大正以降4人目となる。「次も勝ち越せるように、思い切りやりたい」。21歳の大器は控えめな目標を語った。(2014年09月28日)

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