この人の過去作を見ていくと、ものすごい典型的な昭和的な価値観を持っていたことがわかる。
今やっちゃいけない表現をすべてやっている。
とくに男女のあれそれについては、本当に「不適切にもほどがある」レベル。
まじっく快斗を見てから映画を見るほうがいいが、主人公がまあセクハラ野郎なので現代っこはドン引きするかもしれない。
ただこうやって名探偵コナンが受け入れられているのは一定レベルまで時代とともにアップデートできた人だからだと思う。
勿論、青山剛昌の価値観は今では古いものだと言わざるを得ない。
でも、小五郎はずっと駄目な大人として描かれているからなんとかなっている。
新一が修学旅行で風呂を覗きたい話に賛同しそうになったときも結構叩かれたけど、でもまぁ高校生男子にそのような欲があること自体は否定できない部分だし、元々新一って聖人君子なキャラでもないのでとくに好感度が爆下がりすることもない。
そういえば新一と蘭の両親はびっくりするほど自由人だ。平成初期だと(いや令和でもだめか)虐待と言われても仕方ないレベルだが子供がハイスペなのでなんとかなっている設定である。
まじっく快斗の親レベルになるともう好き勝手しすぎて犯罪だ(泥棒だ!)快斗普通に可哀想な子だろ。最新話で出てきた青子の母親も仕事が人生のようだった。(読者は死んだと思ってた)
家庭を大切にしなかったり暴力的だったり人を殺したりする。
家庭にとらわれず好きなことをする大人たちと、自由行動ができる子どもたち。
全体的に大人も子供も好きに生きろ感があるのが今も生き残れている理由かもしれない。
好きに生きればいいけど人は殺すなよって感じかな。
あと青山は子供向けに描いてはないと言っているけど、それが結局少年誌らしからぬ描写となって、まあコナンだから良いかと青年誌的な扱いを受けた感じもする。(たまに少年誌なのに!と怒られてるけど)
もう一つ言うと青山の女性趣味が「自立した女性」だったのもあるかもしれない。
青山は強気な女が好きだ。見た目が弱々しくても中身はツンとした女ばかり描いている。芋女キャラでも浮気した男にムカついて惨殺するくらいには強気だ。
おそらく青山の中で女性はそういうものという想いがあるのだろうし、長年、毎クール恋愛ドラマを見まくってるせいで変な女がインプットされ続けているのかもしれない。
そしてサザエさん方式の作品だが時代設定だけは現代だ。必然と今の日本を描くことになるからアンテナは張っていないといけない。結果的に青山の価値観は現代の最先端ではないが大衆の中では「あるある」レベルを維持できているのだろう。
コナンが生き残れたのは青山の価値観だけではなく、多分いろいろと偶然が重なっているのだろう。どうやったら第二のコナンのような作品が生まれるのか、さっぱり分からない。
ものすごい典型的な昭和的な価値観を持っていたことがわかる。 まじっく快斗が連載されたのがいつで、コナンが何年続いてる漫画だと思ってるんだろ、この人。
コナンでも流石にどうなんというのが結構あるぞ
コナンでも未だにどうなんだという話もあるが 大抵現代まで適用できるほどアプデできる人もそうそう居ないって話だよ 毎回スカートめくりして胸やケツ触ってたキャラが今年の主役の...
サザエさんも、昭和でないと考えられないようなずうずうしい行動を当たり前にやってるから、 単にどこがアップデートできてないかってだけの話で、 昭和の作品が昭和の価値観なのは...
ん?なんか責められたとでもおもってんの?
どこを見てそう思った?
過去に描いたものがどうであれ、今描いてるものが今の価値観に合ってるなら関係なくね それとも毎回新しい話作るたびに過去作も全部描き直さんと駄目なん?
名探偵コナンの巨大なヒットに伴い、制作のチームが大きくなっていったのも表現の変遷に影響してるんだろうな 個人で作れば個人の価値観がダイレクトに出るけど、チームになれば個...
青山剛昌の漫画って言うからYAIBAの話が出るかと思ったのに、単なるコナンファンじゃねーか
ちゃんとYAIBAとか4番サードの話しようぜ 青山剛昌の世界観は 「現実世界にちょっとだけ不思議を混ぜる」 というのが特徴でそのバランスが凄く良かった 当時は「完全にフィクション」...
黒兎亭やまじ快最新話を知ってるってことは元増田には言うまでもない話かもしれないけど 新一もおっちゃんも快斗も自分が家事をするって発想がまったくなくて 高校生の女の子に家...