いやー、さすが、村井純先生ですな。たまに、聞くと、いいこといってますね。
ここの話をみて、やっと、ワンセグと3セグ、地上デジタルと、デジタルラジオの関係の関係がわかりましたよ!
要するにこんなかんじなのね
■放送のデジタル化
・テレビの場合
アナログ波から、地上デジタル放送に移行、2011年にアナログ放送終了
→アナログ廃止後、地上デジタル放送しか、しない
・ラジオの場合
アナログ波のほかに、現在のVHFの7チャンネルの周波数帯を使ってデジタル放送
→アナログ波に加えて、デジタル波もつかえる(モアチャンネルという)
■セグメントという概念
ここで、テレビの場合を例に取ると、テレビでは、1チャンネル6MHzごとに割り当て
られているが、端のほうを使うと、隣のチャンネルの局と混信する恐れがあるので、
実際に使うのは、5.3MHz。
この5.3Mhzを、いくつかに分けて使う。テレビの場合は、13個にわける。
このわけた1個1個をセグメントという
■地上デジタルとワンセグの関係
テレビでは、1チャンネル分の周波数を13個のセグメントにわけるが、
ハイビジョン放送の場合、12セグメントを使う
SD放送(普通の場合)は4セグメントでたりる。
なので、13セグメントあると、ハイビジョンも(12セグメントなので)流せるし、SD放送だと、同時に違う内容、3番組流すことも可能である。
でも、どちらにしても、12セグメント分で、全体が13セグメントなので、1セグメント余る。
そこで、あまった1セグメントで、ケータイ向けのテレビを流せる。
これが、ワンセグ。
したがって、1チャンネルに1つのワンセグ放送がありえるわけで、なので、日テレのワンセグ放送、フジテレビのワンセグ放送と、放送局ごとにワンセグがありえる(1放送局1チャンネルなので)。
また、放送局は、ハイビジョンとワンセグで、同じ内容を放送する(サイマル放送)ことも、違う内容の放送をすることもできる。
■デジタルラジオと3セグの関係
デジタルラジオは、VHF7チャンネルの周波数が与えられているが、これを、8個のセグメントに分ける。
そーすると、8セグメントあるけど、ラジオは、音声だけなので、1セグメントあれば、十分流せる。
そこで、
・大阪では、1セグメント1番組で、8つの番組が流れるようにしている。
・東京では、1セグメント1番組で、5つの番組+3セグメントまとめて1番組
という形にしている。
この、東京で流れる、「3セグメントまとめて1番組」というのを、3セグという。
なるほどね!スッキリ度、★★★★★です(って、山手線のクイズを見たことないと、意味通じませんが。。)