自己紹介
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主に東方Projectの静止画MAD、特にPCゲームOP等のパロディを作成しています。
投稿動画については、単語記事(さつき(動画投稿者))に詳しいのでこちらでは省略します。
作業環境
使用するソフトは「AviUtl」と「GIMP」がメインです。
使用頻度で区分して紹介すると次の通りです(Excel、PhotoShopを除き全てフリーソフト)。
(1)毎回使用
- AviUtl…動画編集用、これで動画を作成します。非常に使いやすいです。
- GIMP…画像編集用、素材の切り抜きや、背景等の作成を行います。
- Any Video Converter(フリー版)…パロディ元の動画を使いやすいように、大きさ・容量等を変換します。
- Pazera Free Audio Extractor…パロディ元の動画から曲のみを抽出します。
- つんでれんこ(ニコエンコ)…作成した動画を、投稿用に低容量に変換します。
(2)ときどき使用
(3)特定のエフェクト等のために使用
- アマレココ…ゲーム画面を録画するのに使用。
- 輪郭抽出器…画像から輪郭を抽出できます。
- Gcon…画像変換ソフト、拡張子や容量を変換します。
- リネーム君…ファイル名を連番に、一括して変更する場合に使用。
- Baile de disfracas…録音ソフト、PCで聞こえる音をそのまま録音します。
- PhotoShop Elements・・・数える程しか使ったことがありません。一部、背景の作成に使用。
- MMD・・・一時期使用していました。
- NiVE・・・AviUtlよりもエフェクト等が豊富なソフト。これが使いこなせれば…
作業手順
※あくまで試行錯誤しながらの私なりの手順です。ベターな方法は無数にあるものと思います。
(1)ソフトの導入
(2)パロディ元動画の準備
- パロディ元となる動画をメーカーHP等から入手。
- パロディ元動画を「Any Video Converter」で使いやすいように変換(重いままだと編集に時間がかかります)。
例…出力形式:MP4、コーデック:x264、動画サイズ:864x486
ビットレート:768、フレームレート:30、オーディオを無効:Yes - パロディ元動画から「AudioExtractor」で曲のみを抽出。
※曲と動画を分割しているのは、「AviUtl」では別々に設定する必要があるためです。
(3)素材等の準備
- 背景の作成
・パロディ元の画像が使用可能なら(キャラクターが映っていない場面等)、コピーして使用。
そうでない場合は「GIMP」等で作成。
・色については、パロディ元の動画から直接取得すればそっくりな素材が作成できます。
・「ニコニ・コモンズ」「モリモリソザイ」にも素材が豊富にあります。 - キャラクターの切り抜き(GIMP)
・丁寧に切り抜きたい場合は、『パス』で輪郭をなぞって選択範囲を作るとよいです。
・事前に"レイヤー"→"透明部分"→"アルファチャンネルを追加"を忘れずに。
・切り抜き後、PNG形式で保存しています(←透明部分が残る形式です)。
・参考動画→sm4702585
(4)作成
- 「AviUtl」で作成。
・パロディ元の動画と曲をそれぞれレイヤーの1と2に設置、元動画に合わせて作成していきます。
(ちなみに初心者の方はNiVE使用の有無に関わらず、鍋先生の「NiVE難民を救済する動画」を見ると良いです。
動画作成の基本概念が分かります。) - 完成後「AviUtl」の"拡張x264出力"で出力。
・設定はニコニコ動画まとめwikiを参考に。
・とりあえずこの時点では映像ビットレートを高め(3000kbps程)に設定することが多いです。 - 投稿
出力したMP4を投稿用に「ニコエンコ」でエンコードし、低容量にします(音声+映像ビットレート=合計1000kbps)。
とりあえず「ニコエンコ」又は「つんでれんこ」でエンコードしておけば低負担でもキレイになります。
※ニコエンコでは16:9の場合、"128 noresize"と入力しEnterでOK。
AviUtlの使い方
導入はsm17297489、基本操作はsm12990684でご確認を。機能紹介はsm12789003で。
以下、拡張編集プラグインver.0.89k(現在、記載を更新中)です。
目次
まずはじめに[目次へ]
・AviUtlは「AviUtl本体」と「拡張編集Plugin」の二つから成り立っています。
以下は基本的に「拡張編集Plugin」の使い方の解説になります。
・拡張編集プラグインに同梱の「exedit.txt」にいろいろ書いてあるので必読です。
・できるだけ新しいバージョンを使うことをお勧めします(いろいろ新機能が追加されているかもしれません)。
※詳細な解説をPDFで配布しています → sm16049836
超初心者用Q&A
<Q>「AviUtl本体」と「拡張編集Plugin」の関係って?
<A>AviUtlは「AviUtl本体」と「拡張編集Plugin」の二つから成り立っています(どちらも公式HPでDL可)。
・「AviUtl本体」だけでは、動画のカット編集等、動画の基本的な編集はできますが、いろいろなエフェクトを使った動画制作はできません。「拡張編集Plugin」を入れることによって、コミュ動画にあるような多様なエフェクトを使った動画制作ができます。
・もし多様なエフェクトを使った動画を作りたいのであれば、AviUtl本体に動画等を読み込まず、拡張編集メインで動画を作ったほうが分かりやすいかもしれません。(具体的には、AviUtlメイン画面の方に動画等をドラッグ&ドロップしない、AviUtlメイン画面の「ファイル」→「開く」は使わない等)
<Q>「拡張編集」の画面が無いんだけど…
<A1>「拡張編集Plugin」をダウンロードして、中身がAviUtl.exeと同じ場所に入っているか確認を。
<A2>AviUtlメイン画面の「設定」に「拡張編集の設定」にチェックが入っているか確認を。
<Q>再生ウィンドウが無いんだけど…
<A>AviUtlメイン画面の「表示」に「再生ウィンドウの表示」にチェックが入っているか確認を。
※その他のQ&Aは、AviUtl愛好会のコミュニティ記事にまとめられています。
用語の整理(※当記事限定)
「メイン画面」…編集のメイン画面。左上に「AviUtl」と書いてあります。
「拡張編集」…拡張編集のレイヤー(タイムライン)がある画面。左上に「拡張編集」と書いてあります。
「オブジェクト」…拡張編集のレイヤー上に配置する横棒みたいなの。画像系だと青色で、音声系だと赤色のやつ。
「設定ダイアログ」…画像だとXYの位置や拡大率を変更するトラックバーがあるおなじみの画面のこと。
「再生ウィンドウ」…作成途中にプレビューが見れる画面のこと。
「フィルタ」…設定ダイアログの右上にある「+」ボタンを押して追加できるエフェクトのこと。
関連動画
基本操作[目次へ]
ファイルの管理
(A)新規作成
・拡張編集で右クリック→「新規プロジェクトの作成」を選択
・画像サイズは「864x486」(←ニコニコ動画の標準サイズ)、フレームレートは「30」→OK。
・あとは画像や動画等を拡張編集のところにドラッグ&ドロップすればOKです。
※(重要!)拡張編集メインであれば、AviUtlメイン画面の「ファイル」→「開く」は使わない方が無難です。
(B)プロジェクトファイルの保存
作成途中のものを保存したい場合は、AviUtlメイン画面→ファイル→編集プロジェクトの保存、を選択。
(なお最終的に作成し終えるまで、使用した画像等はフォルダから移動させないことに留意して下さい)
(C)エンコード
最終的に出来上がったものを動画として出力します。
プラグインを導入している場合は、ファイル→拡張 x264出力(GUI) Exを選択、
「ビデオ圧縮」でニコニコ動画まとめwiki等を参考に設定し、「保存」で出力します。
※なお、一度入力した設定は「拡張x264出力(GUI) Ex」画面の「保存」で「.stg」ファイルとして保存することができます。
オブジェクトの配置
拡張編集のレイヤーに画像等をドラッグ&ドロップするか、または、拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加、で画像等を選択してレイヤーに配置します。
移動の種類
設定ダイアログの「X」や「Y」、「拡大率」のボタンを押して設定できます。
・基本的にボタンの左の数値が移動前、右の数値が移動後を表します。
直接、キーボードで数値を入力した場合は、トラックバーを超える値の設定が可能になります。
・AviUtlメイン画面では、移動前が緑色の破線で、終点が赤色の破線で表示されます。
・なお、ドラッグ中だとキーボードの方向キーで、微調整ができます。
・また、Shiftを押しながら移動方法を選択すると、X,Y,Z毎に移動方法を選択することが出来ます。
(例えば、X軸は直線移動、Y軸はランダム移動、といった様に出来ます。)
種類 | 説明 |
直線移動 | 基本的な移動方法です。 |
曲線移動 | 前後に合わせて滑らかに移動します。 曲線移動は、円を描いて移動する場合や、不規則な軌道で移動し続ける場合に効果的です。 (ですが、思った通りの移動が非常に難しいので、普段は使わず、中間点をたくさん作って直線移動する方が多いです。) |
加減速移動 | ゆっくり動き始め、加速した後、終点ではだんだん減速していきます。曲線補完的な移動をします。 |
瞬間移動 | 瞬間的にその位置に移動します。透明度や他と組み合わせて使う場合が多いです。 |
中間点無視 | 設定した中間点全てを無視して移動します。 例えば、同じ割合で拡大しつつ、途中で中間点を作り、透明度を変えてフェードする場合等、 組み合わせる場合に使います。意外と便利です。 |
移動量指定 | 左の数値が初期位置、右の数値が1フレームあたりの移動量です。 ・XYZ移動→1ピクセル/フレーム ・透明度等→1パーセント/フレーム ・回転→1度/フレーム…一定の速度で回転し続け720度以上の回転ができます。 |
ランダム移動 | 左と右の数値の範囲で、ランダムに数値が変化します。 明るさを変化させることで点滅させる等、工夫次第でいろいろな使い方ができます。 特にパーティクル出力で真価を発揮します(後述)。 ※移動方法の下にある「設定」からフレーム数を指定できます。例えば、X,Y軸をランダム移動にして、フレーム数を10等に設定すれば、ランダムにゆっくり振動するようになります。 |
反復移動 | 左と右の数値を1フレーム毎に反復します。透明度や明るさで使うとよいかもしれません。 ※ランダム移動と同様にフレーム数を指定できます。 |
加速/減速 | 加速…だんだん速くなります。減速…最初は速く、だんだん遅くなります。 直線移動や加減速移動と組み合わせることにより、思い通りの加減速(補完)ができます。 |
中間点
中間点を追加することによりオブジェクトの途中で動きを変えることが出来ます。
中間点を追加するとオブジェクトに小さな「▼」ができます。
・レイヤー上のオブジェクトで右クリック→中間点の追加/削除/分割ができます。
・また、設定ダイアログ上部の青いバーの所で右クリック→現在位置に中間点を追加、でも可。
※なお中間点を削除/分割するときは、中間点が選択されて明るくなっているか否か留意して下さい。
・右クリック→中間点を時間で均等配置、で中間点を均等に配置できます。
オブジェクトの長さの変更
・レイヤー上でオブジェクを横にドラッグすれば伸ばせます。
・また、オブジェクトで右クリック→長さの変更、で秒やフレームを指定して変更できます。
拡張編集レイヤーの基本操作
・拡張編集では、下のレイヤーほど一番手前に表示されます。
・左上の青い目盛りでタイムラインの表示する長さを調節できます(Ctrl+マウスのホイールでも可)。
・右クリック→「範囲設定」→「最後のオブジェクト位置を最終フレーム」を選択すると動画の後ろ部分を詰めることが出来ます。
・拡張編集の左側の「Layer1」等をクリックすると、そのレイヤーを非表示にすることができます。
・拡張編集が行方不明になってもメイン画面の「設定」→「拡張編集の設定」にチェックすればOK。
オブジェクトを非表示に
設定ダイアログの右上のチェックボックスをオフにすることで、オブジェクトを非表示にすることができます。
重いフィルタを一時的に表示したくない場合等に使用。
関連動画
拡張描画[目次へ]
[標準描画のオブジェクトで、設定ダイアログの右上にある矢印をクリック→拡張描画]
標準描画よりも設定項目が増え、より複雑な動きが可能となります。画像/動画/テキスト/図形に適用可。
項目 | 説明 |
縦横比 | 縦横比を歪ませることができます。 |
X,Y,Z軸回転 | それぞれの軸に沿って3D的に回転させます。 |
中心X,Y,Z | 画像の中心を変更します。これにより拡大縮小/伸縮/回転の動きを自在に変えることが出来ます。 例えば中心をキャラクターの瞳に合わせると、瞳を中心として拡大縮小ができます。 慣れると手放せません。。 |
裏面を表示しない | X軸又はY軸に沿って回転した場合に裏面を表示しないようにします。 |
テキスト[目次へ]
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→テキスト]
項目 | 説明 |
サイズ | 文字サイズを設定します(単位ピクセル)。 テキストの大きさは「サイズ」で決定。拡大縮小する場合は「拡大」で調整します。 また、あえて「サイズ」を大きくし「拡大率」(ex.50%)で縮小することでキレイに表示することもできます。 |
表示速度 | タイプライター風に一文字ずつ表示されます。ただし表示速度=ゼロの場合は一瞬で表示されます。 数値は1秒あたりに表示される文字数です(単位:個/秒)。 |
文字色の設定/影・縁色の設定 | 文字色や影・縁色を変更できます。 影・縁どりは真ん中のドロップダウンリストから選択できます。 |
フォント指定 | 左のドロップダウンリストから選択できます。いろいろフリーフォントを探してみると良いですよ。 |
文字揃え,縦書き | 右のドロップダウンリストから選択できます。種類によってテキストの中心位置が変わります。 |
自動スクロール | 一行の場合は左にスクロールします。複数行の場合は上方向にスクロールします。 スクロール速度は「表示速度」で設定することができます。 |
詳細設定 | ・文字間隔,行間隔…文字間隔,行間隔を変更できます。 ・滑らかにする…文字の縁が滑らかになるそうです。 ・等間隔モード…等間隔で表示されます。 ・オブジェクトの長さを自動調節する …文字数に応じてオブジェクトの長さが自動で変わります (表示速度がゼロ以外の場合に適用されます。) |
制御文字
文章の途中で一部分だけ色や大きさを変えることが出来ます。
変えたい部分を下のように記号で囲む必要があります。
(例:色を<#ff0000>変える<#>ことが出来ます → 色を変えることが出来ます)
種類 | フォーマット | 説明 |
色の変更 | 赤色の場合<#ff0000>~<#> | 色はhtmlコードで指定する必要があります→こちらをご参考に。 |
サイズ、フォント、装飾の変更 | サイズのみ <s32>~<s> フォントも変更 <s32,HGP明朝B>~<s> |
サイズ、およびフォントを変更することができます。 |
表示速度の変更 | <r10>~<r> | 表示速度を途中で変更します。 |
表示ウェイト | <w[待機時間(秒)]> <w5>、<w0.5> <w*0.2> |
その箇所で表示を待機します。 また、<w*0.2>のように指定すると、それより前にある文字数×0.2秒間待機するようにもできます。 |
表示クリア | <c[クリアまでの待機時間(秒)]> <c5>、<c*0.2> |
それより前にあるテキストをクリアして、以降の文が表示されます。 ノベルゲーム風の動画を作成するときに、大量の文章を表示するのに便利…なのかもしれません。 |
座標の指定 | <p[X,Y]]> <p[X,Y,Z]> |
文章の途中で座標を指定することができます。オブジェクトの左上が原点(0,0)になります。スクリプト制御を用いたテキストアニメーションと組み合わせると威力を発揮します。 |
文字毎に個別オブジェクト
・「文字毎に個別オブジェクト」にチェックした場合、拡大等の効果が一文字単位になります。
実際に試してみると一目でわかります。スクリプト制御を用いたテキストアニメーションには必須の項目。
・なお、拡大/回転等をした場合、一文字毎に拡大等してしまうことになるため、
文章全体を拡大等したい場合には、「グループ制御」(後述)でグループ化すれば全体での拡大等が可能になります。
・「移動座標上に表示する」にチェックした場合は、テキストがオブジェクトの移動範囲内で均等に表示されます。
前後にスペースを挿入して、曲線移動や自動スクロールと組み合わせるとよいかもしれません。
その他
・スクリプト制御を用いたテキストアニメーションは、スクリプト制御(後述)を参照。
関連動画
動画ファイル[目次へ]
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→動画ファイル]
項目 | 説明 |
再生位置 | 読み込んだ動画を、どこから再生するかフレームを指定します。 |
再生速度 | 再生速度を変更します。マイナスでマイナスで逆再生も可能。 なお、再生速度を途中で変更する場合は、中間点を作り再生速度を「瞬間移動」で変更する必要があります。この場合、直線移動等は使用不可です。 |
ループ再生 | 動画再生をループさせることが出来ます。 「再生位置」を瞬間移動等で、左の数値をループ開始フレーム、右の数値を終点フレームと設定すると、一部分だけのループが可能です。 |
アルファチャンネルを読み込む | 透過情報を持つ動画を読み込む場合に使用します。 なおAviUtlで透過情報をもつ動画を出力する場合は、プラグイン出力で「拡張編集AVI/BMP出力」を選択すれば出力できます。 |
留意点
- 動画をドラッグ&ドロップで拡張編集に配置した場合は、動画と音声がグループ化されているので、一方を削除したい場合は、グループ化を解除することに留意することが必要です。
- 高解像度・高ビットレートの動画を読み込むと(当然ですが)重くなります。動画素材を読み込む際には、前述の「Any Video Converter(フリー版)」等で動画の容量等を減らしておくこと推奨です。
- なお体感ですが、動画を読み込むor出力する際は、エラー落ちする可能性が高くなるため、事前にプロジェクトファイルを保存することをお勧めします。
連番入力
(アニメーション等、1コマごとに画像を作成している場合、連番であれば1枚ずつ画像を配置しなくても済みます。)
動画オブジェクトを作り、参照ファイルで連番の最初の画像を選択すれば、連番入力できます。
また、透過部分(PNG等)を含む場合は、アルファチャンネルを読み込むにチェックすればOK。
音声ファイル
・音量…音量を調整します。
・左右…左右のバランスを変更します。
・動画ファイルと連携…上にあるレイヤーの動画と連携するとのこと。
関連動画
図形[目次へ]
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→図形]
簡単な図形を挿入します。色も変更することが出来ます。
項目 | 説明 | |
図形の種類 | 背景 | 画面と同じサイズの図形を挿入します。 透明度を変化させて手っ取り早く画面全体を白や黒にフェードすることができます。 何気によく使います。なお、「背景」の場合は「サイズ」は使えません |
四角、円etc | 円や四角形、三角形、五角形、六角形、星型の図形を挿入します。「サイズ」で大きさを決定します。 | |
ライン幅 | 図形の縁の形でラインを作ります。 実際にライン幅を小さくしてみると分かりますが、例えば円であれば輪っかを作ることが出来ます。 |
図形の追加
「exedit.auf」と同じフォルダに「figure」フォルダを作成し、そこにモノクロのPNGファイルを入れることで、図形の種類を増やすことができます。いろいろなグラデーションを追加するとよいかもしれません。
合成モード[目次へ]
[画像や動画等の設定ダイアログの左下にあるドロップダウンリスト]
画像や動画を合成します。単純に半透明にして重ねるのとは異なる効果です。
(フォトショップでいう「描画モード」のこと)
合成の種類
種類 | 説明 |
加算 | 明るくなって合成されます。合成画像の黒い部分は透明になり、白い部分は白のままになります。 |
減算 | Photoshopの「差の絶対値」のこと。合成画像の明るい部分が暗くなります。 白い部分は反転され、黒い部分は透明になります。 |
乗算 | 色が掛け合わされて暗くなります。合成画像の黒い部分は黒のまま、白い部分は透明になります。 |
スクリーン | 色が反転して掛け合わされて明るくなります。 合成画像の黒い部分は透明になり、白い部分は白のままになります。 |
オーバーレイ | 「乗算」と「スクリーン」の組み合わせです。明るい部分は明るく、暗い部分は暗く合成されます。 |
比較(明) | 下の画像と比較して明るい部分が合成されます。暗い部分は合成されません。 |
比較(暗) | 下の画像と比較して暗い部分が合成されます。明るい部分は合成されません。 |
輝度 | 合成する画像の輝度が、下の画像に上書きされます。 |
色差 | 合成する画像の色差が上書きされる、とのこと。 |
陰影 | |
明暗 | |
差分 |
使用例
素材を重ねる時に使用します。特にニコニ・コモンズの動画を合成するときに本領を発揮。
例えば雪の降る動画(背景が黒)を「加算」で画像の上に重ねると雪だけがうまく合成できます。
ちなみに「加算」「スクリーン」「オーバーレイ」の使用頻度が高いです。
単純なグラデーションでも効果が高く、よりクオリティの高い動画を作成するには使いこなすことが必須(と思います)。
関連動画
パーティクル出力[目次へ]
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→パーティクル出力]
同じ画像を複数出力し続けます。例えば、花びらや雪を降らせることができます。
なお、テキストオブジェクト等の設定ダイアログ右上の矢印から、パーティクル出力に変換することもできます。
項目 | 説明(以下、桜吹雪を例にしてます。) |
出力頻度 | 出て来る桜の量を調整します。(単位:個/秒) |
出力速度 | 桜吹雪の速さです。(単位:ピクセル/秒) |
加速度 | 加速します。マイナスの場合は減速します(ただし速度ゼロになるとオブジェクトが消えてしまいます)。 |
出力方向 | 出力方向を設定します。6時方向がゼロ度で、時計回りです。 |
拡散角度 | 散らばる範囲です。当然360度で全方向です。 |
透過率 | 通常の透明度と同じです。 |
透過速度 | だんだん透明になっていく速さです。マイナスは当初透明であった場合に有効。(パーセント/秒) |
拡大率 | 通常の拡大率と同じです。 |
拡大速度 | だんだん大きくなったり、小さくなったりします。(単位:+パーセント/秒) |
回転角 | 通常の回転と同じです。ランダム移動0~360でバラバラにすることができます。 |
回転速度 | 回転する速さです。(単位:回転数/秒) |
重力 | 下方向に加速度を加えます。マイナスで反重力も可能です。風に吹かれる感じも出来ます。 |
生存時間 | パーティクルが表示される時間を指定します。単位:秒 |
3Dランダム回転 | XYZ軸方向に回転します。回転速度は「回転速度」で調整できます。 |
終了点で全て消えるように調整 | チェックしない場合、ずっと出力され続けます。 チェックした場合は、途中で出力が止まり、レイヤーに配置したオブジェクトの終わりで、ちょうど出力された画像が、全て画面外に消えるような感じになります。 |
出力方向の基準を移動方向にする
パーティクルの位置を移動させた場合に、移動方向に応じて自動的に出力方向が変化します。
例えば、常に進行方向の後ろ方向にパーティクルが出力されるようにすることもできます。
移動範囲の座標からランダムに出力する
パーティクルの位置を移動させた場合に、移動範囲(移動軌跡を示す点線のこと)からランダムに出力されます。
例えば元の位置を右上から左上に移動させるようにしておいて、出力方向を下にすると、雪を降らせることができます。
必須の機能です。なお、進行方向の後方がゼロ度になります。
ランダム移動の活用
「拡大率」や「出力速度」等の移動方法に「ランダム移動」を使うことで、出力されるオブジェクト毎に異なる大きさ等にすることができます。特に「拡大率」をランダム移動させることがオススメ。
また、X座標とY座標をランダム移動させることで、画面内の一定範囲からランダムに出力させることもできます。
関連動画
カメラ制御[目次へ]
カメラを設置・移動させることが出来ます。
※拡張編集ver0.89d(2011/08/22)から、仕様が変更されているので注意。変更点まとめはこちら。
カメラ制御
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→カメラ制御→カメラ制御]
適用対象
カメラ制御の対象となるのは、次の二つを満たしているものです。
・カメラ制御の対象レイヤー内にあるもの(カメラ制御の設定ダイアログの右下で設定)
・各オブジェクトの設定ダイアログ左上のカメラボタンがオンになっているもの
項目 | 説明 | ||
カメラの位置 | X,Y,Z | カメラの位置です。 | |
目標点 | 目標X,Y,Z | カメラは目標点の方向を向きます。その目標点の座標を決定します。 目標点は、赤い点線の○で表示されています。 |
|
視線の基準 | 目標レイヤ | 0のとき 【原点基準】 |
視線の焦点が原点になります。カメラをどのように動かしても一点を向いているので、ぐるぐる回ることができます(操作には慣れが必要ですが…)。 「目標X,Y,Z」を動かすと目標点が、その座標に移動し、目標点を中心にぐるぐる回ります。 |
「カメラ制御」オブジェクトのあるレイヤー番号のとき 【カメラ基準】 |
カメラを動かしても常に一定方向を向きます。一定方向だけを向いてカメラを動かす場合に、有用です。 ・目標X,Y,Z=(0,0,0)の場合 前方(Z軸のプラス方向)を向きます。 ・目標点を動かした場合(上の場合以外) カメラの現在位置を原点とみなして、視線の座標の方向を向きます。例えば視線を(0,0,0)から(1,0,0)に動かすと真右方向を向くことになります。 とりあえず、目標Zを+2000等、プラスの大きな値にしてから調整すると分かりやすいです。 |
||
各レイヤー番号のとき 【レイヤー基準】 |
0のときに似ています。指定したレイヤーに配置されているオブジェクトの座標が、視線の焦点になります。例えば、特定の画像を動かしても、自動的にカメラがその画像の方を向くようにすることができます。 | ||
傾き | カメラをZ軸に沿って傾けることが出来ます。 | ||
深度ぼけ | 視線の焦点から遠くにあるものほど、ぼかすようになります。 | ||
視野角 | 視野角を変更可能に |
カメラの表示モード(エディットモード)
メイン画面右下の項目から、カメラの表示モードを変更することが出来ます
表示モード | 説明 |
カメラ | 従来通り通常の編集モードです。 |
エディット | ・実際のカメラの設定を動かさずに、別視点から見ることが可能。 (あくまで編集用の補助表示であることに注意) ・エディットモードの時は、画面上のドラッグで視点を移動して下さい。 [上][下][左][右][前][後]からも視点を変えることが出来ます。 ・カメラの位置は白い四角と座標軸で表示されています。 カメラの位置と目標点が、赤い線で結ばれています。 |
シャドー(カメラ制御)
[「カメラ制御」オブジェクトの設定ダイアログ右上の「+」→シャドー(カメラ制御)]
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→カメラ制御→シャドー(カメラ制御)]
画像に影をつけます。光源の位置・濃さ・精度を調整可能です。
「カメラ制御」オブジェクトのすぐ下のレイヤーに配置すると良いかもしれません。
カメラ効果
[「カメラ制御」オブジェクトの設定ダイアログ右上の「+」→カメラ効果]
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→カメラ制御→カメラ効果]
各種エフェクトを適用することが出来ます。
「カメラ効果」オブジェクトをカメラ制御の対象範囲のレイヤーに配置して使用して下さい。
なお、エディットモードでは、カメラ効果の影響は反映されて表示されないので注意が必要です。
種類 | 説明 |
手ぶれ | カメラの目標点の座標が振動し、手ぶれのような表現となります。カメラ自身の座標は振動しません。 |
目標中心回転 | 目標点を中心に、水平方向または垂直方向に、カメラの座標が回転して移動します。 移動量指定などで移動させると、回転させ続けることが出来ます。 |
目標サイズ固定視野角 | 通常、「カメラ制御」の「視野角」を変更すると、目標点にある画像のサイズが変化して見えると思います。 「目標サイズ固定視野角」では、視野角を変化させても目標点にある画像のサイズが変わらないように、視野角が変化します。 |
カメラ制御オプション
[設定ダイアログ右上の「+」→カメラ制御オプション]
各オブジェクトごとに「カメラ制御オプション」を付けることが出来ます。
項目 | 説明 | |
カメラの方を向く | カメラの方を向く | 常に画像がカメラの方向を向くように設定できます。 |
カメラの方を向く(縦横方向のみ) | Z軸沿いにのみ画像が傾きます。ここにチェックすることが多いです。 | |
カメラの方を向く(横方向のみ) | Z軸沿い、Y軸方向にも画像が傾くようになります。 | |
シャドーの対象から外す | 該当オブジェクトのみシャドー(カメラ制御)の対象から外します。 |
カメラワーク
解説動画(sm12804444)をご参考に。とても文字では表現しきれません。。
マウスでの画面操作
※拡張編集0.89iより、マウスの右ボタンでドラッグする仕様になりました。
・オブジェクトに表示される緑・赤・青の軸の■をドラッグすると、その軸方向に移動します。
エディットモードでは、同様にしてカメラの位置も動かせます。
・また、カメラ制御オブジェクトを選択した状態で、画面上を直接ドラッグしてもカメラを動かすことが出来ます。
※Shiftを押しながらだと一方向に動かしやすいです。
対象 | 視線の基準 | マウス操作 | 移動方向 |
カメラ位置の移動 | 原点基準 | 左右にドラッグ | 左右回転(X軸&Z軸移動) |
上下にドラッグ | 上下回転(Y軸&Z軸移動) | ||
Ctrl+上下のドラッグ | 前後へ移動 | ||
カメラ基準 | 上下左右にドラッグ | ドラッグした方向に移動 | |
Ctrl+上下のドラッグ | 前後へ移動 | ||
オブジェクトの移動 | 左右にドラッグ | X軸移動 | |
上下にドラッグ | Y軸移動 |
関連動画
その他の機能[目次へ]
クロマキー/カラーキー/ルミナンスキー
- クロマキー(通常はこちらを使用します。)
- [設定ダイアログ右上の「+」→クロマキー]
特定の色を指定して、その部分を透明にする機能です。ブルーバック合成のようなもの。応用範囲は広いです。
・例としては、①青い特定の図形を作成して、動画に設置、②それを動画として出力、③出力したものをもう一度読み込んで、クロマキーのフィルタをかければ、青い部分が透明になります。
・またブルーバック素材を使用するときにも使います。
- カラーキー
- [設定ダイアログ右上の「+」→カラーキー]
クロマキーと同様、特定の色を指定して、その部分を透明にする機能です。
カラーキーの場合は、輝度に基づき範囲が変化します(おそらく)。
例えば、暗い色を指定して、輝度範囲を移動させるとホラーっぽい表現をすることができます。
クロマキーは色合いを基準にして透明にしているのに対し、カラーキーは明るさを基準に透明にしているイメージです
グループ化/グループ制御
- グループ化
[画像等のオブジェクトを複数選択して右クリック→グループ化]
複数のオブジェクトを選択してグループ化すると、レイヤー上でオブジェクトをまとめて動かすこと等ができます。
あくまでレイヤー上での操作の話です。
- グループ制御★
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→グループ制御]
複数のオブジェクトをまとめて、同じように移動・拡大縮小等できます。
「対象レイヤー数」で設定した範囲内にあるオブジェクトが適用対象となります。
また、「グループ制御」オブジェクトにフィルタをかけると、そのグループのみにフィルタをかけることができます。
時間制御
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→時間制御]
オブジェクトの移動などの時間経過を調整します。
「対象レイヤー数」で設定した範囲内にあるオブジェクトが適用対象となります。
項目 | 説明 |
位置 | オブジェクトの時間経過を割合(%)で調整します。 例えば、オブジェクトを移動させた場合、 ・0%→100%の場合は、通常と同じように移動。 ・50%→100%の場合は50%の位置から100%の位置に移動。 ・100%→0%にした場合は逆再生。 ちなみに動画ファイルに適用して、再生方法をいろいろと調整することも可。 |
繰り返し | オブジェクトの時間経過を、指定した回数だけ繰り返します。 |
コマ落ち | オブジェクトの時間経過を、コマ落ちさせたようにカクカクさせます。単位はフレーム数。 |
フレーム番号を指定 | 「位置」の数値をフレーム数で指定するようになります。 |
画像ファイル合成/動画ファイル合成
[設定ダイアログ右上の「+」→画像ファイル合成/動画ファイル合成]
画像又は動画を合成します。合成する画像のXY座標、拡大率の変更やループさせることも可能。
合成方法 | 説明 |
前方から合成 | 合成する画像が手前になります。 |
後方から合成 | 合成する画像が後ろになります。 |
色情報を上書き | 合成する画像等の色が上書きされます。元画像の形で合成する画像が切り取られるイメージです。 |
輝度をアルファ値として上書き | 合成する画像の暗い部分が(半)透明になります。いわゆる「マスク」というものだと思います。 輝度で判別されるため、白黒の画像を合成すると黒い部分が透明になり、白い部分が残ります。灰色の部分は半透明になります。 これを利用することにより、キャラクターの輪郭をかたどった白黒の画像を合成することで、背景部分だけを透明化することもできます。GIMP等で画像を一つひとつ切り抜くよりも省力化できるかもしれません。 |
輝度をアルファ値として乗算 | ↑と似ていますが、こちらは元画像に透明部分がある場合、透明部分が透明のまま保持されます。 |
上のオブジェクトでクリッピング
[拡張編集のオブジェクトで右クリック→上のオブジェクトでクリッピング]
一つ上のレイヤーにある画像の形で、そのレイヤーの画像が切り取られます。 上の画像がグラデーションになっていても有効なので応用範囲は広いです。 通常はこちらを使用することがお勧めです。 また、設定ダイアログ左上のマークでも適用することが出来ます。
部分フィルタ
[拡張編集で右クリック→フィルタオブジェクトの追加→部分フィルタ]
フィルタ(後述)のエフェクトを一部分だけにかけるようにすることが出来ます。
「図形」と同様にして、「figure」フォルダを作成し、モノクロのPNGファイルを入れることでマスクの種類を増やすことができます。例えばグラデーションを追加し、ぼかしフィルタに適用した場合、だんだんとぼやけていくようにすることができます。応用範囲は広いです。
フレームバッファ
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→フレームバッファ]
それより上にあるレイヤー全体を、画面コピーして一つのオブジェクトとして表示します。
全体の拡大縮小等が可能です。合成モードと組みわせる等、画面全体へのエフェクトに活用するとよいかも。
直前オブジェクト
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→直前オブジェクト]
一つ上のレイヤーにあるオブジェクトをコピーします。
ただし、移動・拡大縮小・透明度は反映されませんが、フィルタ効果等はコピーされます。
また、動画ファイルの場合、同じ動画を配置する場合には、PC負荷が軽くて済むかもしれません。
カスタムオブジェクト
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→カスタムオブジェクト]
特定の特殊な図形を挿入します。
また、「script」フォルダを作成し、スクリプトを記述した「.obj」ファイルを入れることで、好きなオブジェクトの種類を追加することができます。詳細は後述のスクリプトの項目を参照。
名称 | 説明 |
集中線 | 集中線(円形の効果線)を作ります。 |
走査線 | 走査線を作ります。初期値が黒なので注意。合成モードをオーバーレイ等にするとよいかもしれません。 |
カウンター | 数値のカウンターを作ります。 |
レンズフレア | レンズフレアを作ります。是非オススメ。 |
雲 | 雲を作ります。 |
星 | 宇宙遊泳のような感じで、星を作ります。図形を変更可能です。 |
雪 | 雪を降らせます。 |
雨 | 雨を降らせます。 |
ランダム球体配置(カメラ制御) | 球体をランダムに配置したような感じになります。 |
ライン(移動軌跡) | 中間点を追加する等して、座標を移動させると、その座標に沿ってラインが描画されます。デフォルトでは矢印。 |
扇型 | 扇型の図形を作ります。 |
多角形 | 多角形のライン状の図形を作ります。 「固定サイズ」の項目では、 ゼロの時は任意の不定形な多角形を描画し、ゼロ以外にした場合は正多角形で描画されます。 「繰り返し描画数」で複数の図形を描画。 「簡易塗りつぶし」は、凸型以外の多角形の場合は、正確に塗りつぶされない場合があるので注意。 |
周辺ボケ光量 | 画面の周囲をぼかしたり、光らせたりします。 |
フレア | フレア状の輝く光を作ります。 |
水面 | 波がある水面を作ります。 |
音声波形表示
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→音声波形表示]
音声に合わせて波形が振動するエフェクト(オーディオスペクトラム)を作ります。
・波形のタイプは5種類から選択可能。
・「編集全体の音声を元にする」にチェックした場合は、レイヤー上の全ての音が対象となります。
一方、「参照ファイル」から読み込んだ場合は、当該ファイルの音声が対象となります。
ノイズ
[設定ダイアログの「+」→ノイズ]
霧やもやのようなノイズを作成します。いわゆる「フラクタルノイズ」のこと。
図形(背景)にノイズをかけて応用するのが基本。非常に応用範囲が広いです。
このエフェクトが使いこなせるか否かで表現の幅が格段に変わります。
項目 | 説明 |
強さ | ノイズの濃さ(透明度)を調整します。通常は100のままが多い? |
速度X,Y | ノイズの移動速度 |
変化速度 | ノイズが変化する速度 |
周期X,Y | ノイズの縦横比のイメージ。片方をゼロ、もう片方を大きくすると線のノイズになります。 |
しきい値 | ノイズの密度を調整。 |
合成モード | ・アルファ値と乗算…ノイズ部分が透明になります。素材作成時は、通常こちらを使用。 ・輝度と乗算…ノイズ部分が暗くなります。 |
ノイズの種類 | ・Type1…雲のようなノイズ。いわゆるフラクタルノイズ。 ・Type2…水面のようなノイズ。 ・Type3…ホラー表現っぽいモコモコしたノイズ。 ・Type4…TVの砂嵐風。「輝度と乗算」で合成するとよいかもしれません。 ・Type5…ホラー表現っぽいドロドロしたノイズ。 |
各種オブジェクト設定等の保存
オブジェクトの一部の設定を保存します。設定を削除したい場合は、直接フォルダから削除してください。
項目 | 場所 | 説明 | 拡張子 |
オブジェクトの設定の保存 | 設定ダイアログで右クリック→設定の保存→現在の設定を初期値にする | 当該オブジェクトの設定が初期値として登録されます。 例えばテキストオブジェクトで、テキストを入力した状態で初期値を設定すると、次回、テキストオブジェクトを挿入した時に、最初からそのテキストが入力された状態で作成されます。 途中で値を変更しても[設定ダイアログで右クリック→設定の初期化]で登録した初期値に戻ることもできます。 |
.exc |
オブジェクト単体の保存(設定のみ) | 設定ダイアログで右クリック→設定の保存→現在の設定でエイリアスを作成する | オブジェクト単体の設定のみを保存します。「メディアオブジェクトの追加」に保存した名前でメニューが追加され、これにより別のプロジェクトファイルで呼び出すことができます。 | .exa |
オブジェクト単体の保存 | 拡張編集のオブジェクトで右クリック→エイリアスを作成 | オブジェクト単体を保存します。 ↑とほぼ同じですが、オブジェクトの長さや中間点等の内容も保持される点が異なります。 |
.exa |
オブジェクトファイルのインポート/エクスポート | 拡張編集で右クリック→ファイル→オブジェクトファイルのインポート/エクスポート | 作成したレイヤー全体をエクスポートし保存します。 インポートすることで別のプロジェクトファイルにその内容を付け加えることが出来ます。 また、新規作成時に「オブジェクトファイルから新規作成」で追加することもできます。 テンプレを保存しておくのに便利かもしれません。 |
.exo |
拡張編集の操作
項目 | 説明 | |
空フレームの挿入 | 指定したフレーム数or秒数で空のフレームを挿入します。 ある程度プロジェクトを作成した後で、途中にオブジェクトを追加したくなった時などに使用。 |
|
オブジェクトの選択 | 全てのオブジェクトを選択 | レイヤー上のオブジェクト全てを選択状態にします。 |
カーソル以降に開始するオブジェクトを選択 | レイヤー上で、現在フレーム以降のオブジェクトを選択状態にします。 | |
カーソル以前に終了するオブジェクトを選択 | レイヤー上で、現在フレームより前のオブジェクトを選択状態にします。 | |
グリッド |
グリッド(BMP)の表示 | 拡張編集のレイヤー上に、グリッドの設定で設定したテンポ(BPM)に応じてグリッドが表示されます。曲に合わせる場合に有用。 |
グリッド(XY軸)の表示 | メイン画面上に、グリッドが表示されます。 グリッドの設定から表示間隔を変更することが出来ます。 |
|
グリッド(カメラ)の表示 | カメラ制御使用時に、床(XZ平面)にグリッドが表示されます。 グリッドの設定から表示間隔・数量を変更することが出来ます。 |
|
グリッドの設定 | グリッドの各種設定をします。 | |
フレーム領域外の表示 | AviUtlメイン画面の外の部分まで表示されます。大きい画像を動かす時に便利です。 メイン画面左下で領域外の大きさを選択可能です。 |
|
対象レイヤー範囲の表示 | グループ制御やカメラ制御で、対象となるレイヤーの範囲が灰色でハイライトされていますが、その表示をON/OFFします。(通常は表示したままでいいのかも | |
選択オブジェクトの追従 | 同じレイヤーにオブジェクトがある場合、表示位置を隣に移動させたとき、自動的に隣のオブジェクトが選択されるようになります。 | |
オブジェクトをスナップ | オブジェクトの長さや位置を移動させたときに、上下のレイヤーに配置されているオブジェクトの位置に応じて、オブジェクトの長さや位置が自動的に微調整されます。 | |
画像処理を間引いて表示 | 作業中(再生ウィンドウでの再生を含む)は、「閃光」フィルタ等の重い処理を簡略化して表示したりします。 | |
範囲設定 | 最後のオブジェクト位置を最終フレーム | レイヤー上の最後(一番後ろ)のオブジェクトを、動画の最後にします。 後ろの空白部分をカットしたりして、動画の長さを整える場合に使用します。 |
現在位置を最終フレーム | 現在フレームの位置を、動画の終わりの位置とします。 |
拡張編集の環境設定
項目 | 説明 | |
時間表示単位 | 編集画面の時間表示単位 | 拡張編集のレイヤー上部の目盛りを、時間orフレームで表示します。 |
設定ダイアログの時間表示単位 | 設定ダイアログ上部の時間表示を、時間orフレームで表示します。 | |
レイヤーの幅 | 拡張編集のレイヤーの上下幅を小さくしたりできます。 複雑な動画を作る人は「小」にすること必須。 |
|
各種設定 | 再生ウィンドウで再生した時にカーソルを連動 | 再生ウィンドウを再生したとき、レイヤー上の現在フレームも、それに合わせて移動します。 音合わせをする場合に便利。 |
カーソル移動時に自動でスクロール | レイヤー上で、方向キーなどで移動した場合に、自動でレイヤーの表示範囲がスクロールします。 | |
D&D読み込み時に複数オブジェクトをグループ化 | 音声付きの動画を、ドラッグ&ドロップでレイヤーに読み込んだ場合に、動画オブジェクトと音声オブジェクトを、自動的にグループ化するようにします。 | |
ファイルの場所が変更された時にプロジェクトパスから読み込む | ||
中間点追加・分割時に中間の値を反映する | ||
中間点追加・分割時を常に現在フレームで行う | ||
分割時にグループを別々にする | ||
RGB色空間で飽和 | 明るくなりすぎた時に、色が変になってしまうのを防止 | |
自動バックアップを有効 | 自動でバックアップします(ただし拡張編集の情報のみ)。backupフォルダに保存されます。 バックアップを読み込むには、通常の新規プロジェクトを開始する場合と同じメニューにある「バックアップファイルから新規作成」を選択。 |
|
動画ファイルのハンドル数/画像データのキャッシュ数 | 処理できる何かの数。PCスペックにも関連します。→よく分からないのなら、触らなければいいのさ!! | |
サイズ |
最大画像サイズ | 最大画像サイズを設定します。(本体側)AviUtlメイン画面のファイル→環境設定→システムの設定でも変更可。 |
シャドウマップサイズ | シャドー(カメラ制御)で使用するシャドウマップのサイズを指定します、とのこと。 |
関連動画
フィルタの紹介[目次へ]
フィルタにより様々なエフェクトを加えることが出来ます。
フィルタには以下(A)、(B)の2種類ありす。
(A)オブジェクト単体にかけるもの
・設定ダイアログに追加する
[設定ダイアログ右上の「+」→(フィルタ名)を選択]
…設定ダイアログの下にフィルタが追加されます。
・レイヤーに配置する
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→フィルタ効果の追加→(フィルタ名)を選択]
…他のオブジェクトと同様レイヤー上に配置します。この場合一つ上のオブジェクトにのみ効果が及びます。
(B)上のレイヤー全体にかけるもの
・[拡張編集で右クリック→フィルタオブジェクトの追加→(フィルタ名)を選択]
こちらの場合は配置したレイヤーより上のオブジェクト全体に効果が及びます。
補足
・フィルタは、前述の「部分フィルタ」と組み合わせると、応用範囲が広がります。
・以下、横の記号の説明
[m]…設定ダイアログに追加でき、個々の画像等(メディアオブジェクト)に効果をかけることが出来るもの。
[f]…フィルタオブジェクトとしてレイヤーに配置でき、画面全体に効果をかけることが出来るもの。
色・明るさ系
フィルタ名 | 説明 | 関連動画 | |
色調補正 [mf] |
色調を調整します。最もよく使うフィルタです。 なお、色調補正を調整する際には「何かを足せば何かを引く」ということがポイント。例えば、明るさを減らせばコントラストをあげる彩度を減らせば、明るさを上げる、といった感じに。 ・AviUtl本体側のフィルタに「拡張色調補正」もあるので、併用するとよいかもしれません。 |
||
明るさ | 全体を明るくします。全体を白に近づけるイメージ | ||
コントラスト | 低くすると灰色に近づきます。 | ||
色相 | 色を変化させます。背景模様の色を変更するのに便利。 | ||
輝度 | 明るい部分をより明るくします。黒は変化しません。 | ||
彩度 | 鮮やかさを調整します。 | ||
拡散光 [mf] |
ぼやけて光ります。いわゆる「ブラー」と言われるもの。おすすめ。 | ||
発光 [mf] |
明るい部分を光らせます。 | ||
しきい値 | 光らせるかどうか、しきい値を調整。この調整が重要。 | ||
拡散速度 | 「拡散」がぼかしの範囲とすると「拡散速度」はぼかしの濃さのイメージ | ||
光色の設定 | 光の色を変えることが出来ます。指定が無い場合には、元画像の色に。 | ||
ライト [m] |
ライトを当てたように、画像を明るくし、かつ周りにぼやけた光を作ります。 | sample | |
比率 | -100では画像のみが明るくなり、100では画像の周りのみが光ります。 | ||
逆光 | 後ろからライトを当てたように、画像の縁の内側が光ります。 | ||
閃光 [m] |
放射状にブラーをかけたように光ります。非常にカッコイイです。 ただし非常に重いフィルタです。作業中はオフにしておいたほうがよいです。 |
||
X,Y | 中心を決定。中心を移動させると、さらにカッコイイです。 | ||
合成モード | 前方に合成…普通に光ります。 後方に合成…光成分が画像の周囲部分のみ表示されます。 光成分のみ…元画像が表示されず、光成分のみが表示されます。 |
||
光色の設定 | 光の色を変えることが出来ます。指定が無い場合には、元画像の色に。 | ||
単色化 [mf] |
脱色してかつ一色の色合いをつけてくれます。モノクロやセピア色にでも。 | ||
強さ | 単色化の強さを調整。移動させることで、だんだんセピア色やモノクロに変化させることも可能。 | ||
色の設定 | 単色にする色を決定。ちなみにセピア色はRGB=(107, 74, 43)だそうです。 | ||
グラデーション [m] |
グラデーションで塗りつぶします。 形状は、線、円、四角形、凸形の4つ。テキストに適用すると効果的かもしれません。 |
||
合成モード | 設定ダイアログの合成モードと同様 | ||
グラデーションの形状 | 線、円、四角形、凸形に形状を決定 | ||
開始色、終了色 | 開始色が上or中心色になります。※通常と異なり色選択ダイアログに「色指定無し」の項目があり、透明色にすることが出来ます。 | ||
拡張色設定[mf] | 色選択ダイアログをより詳細に調整、変化させるように拡張します。 色選択ダイアログがあるオブジェクトやフィルタ効果に適用。(元からある色選択ダイアログは使用不可となります) |
||
開始色、終了色 | 直線移動などにすると、色を変化させることができます。 | ||
RGB⇔HSV | R,G,Bの場合は、R(赤)、G(緑)、B(青)ごとに色を設定。 HSVの場合は、H(色相)、S(彩度)、V(明度)ごとに色を設定。 |
||
特定色変換 [m] |
特定の色を入れ替えることができます。モノクロ以外が対象。 | ||
色相範囲 | 変換対象となる色相の範囲を決定。この項目で調整するのがメイン。 | ||
彩度範囲 | 変換対象となる彩度の範囲を決定。微調整に使用。 | ||
境界補正 | 変換対象の範囲を広げます。 | ||
変換前(後)の色の取得 | 色はYCbCr方式で表示。変換後の色は、適当な図形を任意の色にして配置しておき、その図形の色を選択すれば、任意の色に変換可能。 |
シーン切り替え系
フィルタ名 | 説明 | 関連動画 | |
ワイプ [m] |
シーンの切り替えに使います。 また、「transition」フォルダを作成し、モノクロのPNGファイルを追加することで、 ワイプの種類を増やすことができます。いわゆる「グラデーションワイプ」のこと。 こちらサイトの「トランジションライブラリ」で配布されている画像を導入するとよいです(約40種)。★ |
sm11454798 | |
種類 | 円/四角/時計/横/縦 | ||
シーンチェンジ [f] |
シーンの切り替えです。 ワイプと似ていますが、シーンが変わる間は一部、画像が止まってしまうため注意が必要です。ワイプより種類が多いです。 |
||
種類 | クロスフェード/ワイプ(円)/ワイプ(四角)/ワイプ(時計)/スライス/スワップ/スライド/縮小回転/押し出し(横)/押し出し(縦)/回転(横)/回転(縦)/キューブ回転(横)/キューブ回転(縦)/フェードアウトイン/放射ブラー/ぼかし/ワイプ(横)/ワイプ(縦)/ロール(横)/ロール(縦)/ランダムライン | ||
スクリプトを.scnファイルに記述することで、シーンチェンジの種類を追加することも出来ます。 | |||
種類 | 発光/レンズブラー/ドア/起き上がる/リール回転/図形ワイプ/図形で隠す/図形で隠す(放射)/砕け散る | ||
フェード [m] |
フェードイン/アウトができます。数値の単位は秒です。 |
ぼかし・ノイズ系
フィルタ名 | 説明 | 関連動画 | |
ぼかし [mf] |
頻繁に使います。 縦横比でぼかす方向を変えることが出来ます(急激に画像を動かす時のエフェクトに使用することが多いです)。 |
||
サイズ固定[m] | 元画像のサイズを超える部分が切り取られます。 なお、画像サイズと接する部分の境界はぼやけません |
||
境界ぼかし [m] |
図形の縁or透明度の境界をぼかすことが出来ます。ワイプ等と組み合わせてもよいかもしれません。 | ||
透明度の境界をぼかす | 透明度部分を含む画像の場合、透明度の境界からぼかします。 | ||
モザイク [m] |
モザイクをかけます。 | ||
タイル風 | 四角の境界に溝が入るように、タイル風になります。 | ||
放射ブラー [mf] |
放射状にぼかします。「閃光」フィルタほどではありませんがやや重いです。 中心点を移動させてみるのも良いかもしれません。 |
||
方向ブラー [mf] |
角度を指定してブラーをかけることが出来ます。 | ||
レンズブラー [mf] |
画像をぼやけて光らせます。夜景の画像につかうと効果的かもしれません。ただし、重いフィルタなので注意。 | ||
モーションブラー [mf] |
残像を生じさせます。 (どうやら一般に「モーションブラー」と呼ばれるものとは異なるようですが) |
sample | |
間隔 | 大きくするほど長く尾を引きます。 | ||
分解能 | 大きくするほど残像の数が細かくなります。 | ||
残像[m] | チェックしない場合は元画像もぼやけますが、チェックするとぼやけません。 | ||
色ずれ [mf] |
三原色に色を分解してずらします。ノイズ表現のお供に。 |
変形系
フィルタ名 | 簡単な説明 | 関連動画 | |
クリッピング [m] |
上下左右に画像等を切り取ります。移動させて、ワイプすることができます。 | ||
斜めクリッピング [m] |
角度を変えたり、境界をぼかしたり、自在に設定可能な高機能なクリッピング。 | ||
幅 | ゼロの場合は直線に切り取ります。 プラスの場合は、中心からの幅の距離を残し、それ以外を切り取ります。 マイナスの場合は、中心から幅の距離だけ切り取られます。 |
||
マスク [m] |
特定の形に画像を切り取ります。 | ||
エッジ抽出 [m] |
輪郭を抽出します。なかなかいい感じです。 透明度エッジ→しきい値-100で容易にシルエットが作れます。 |
||
しきい値 | 輪郭として抽出されるしきい値を調整 | ||
凸エッジ [m] |
画像の縁が立体的に見えるような効果です。テキストに適用するといい感じです。 | ||
ラスター [mf] |
波のように画像を歪ませます。また、横幅や高さをあえて小さくすることで、画像をゆがませるエフェクトとしても使えます。 | ||
ランダム振幅 | 波の高さ(横幅)をランダムにします。ノイズ表現にいい感じになります。 | ||
波紋 [m] |
水面に小石を投げた時のように、波紋状に画像を歪めます。 | ||
極座標変換 [m] |
画像を円形に変形させます。「ノイズ」フィルタとの相性がよいと思われます。 | ||
中心幅 | 中心に円形の空白を挿入します。 | ||
渦巻 | 渦巻きます。数値は渦を巻く回数。 |
その他のエフェクト
フィルタ名 | 簡単な説明 | 関連動画 | |
シャドー [m] |
影をつけます。X,Y=ゼロでぼかした縁取りができます(「縁取り」をぼかした場合とは異なった雰囲気になります)。 | ||
影を別オブジェクトで描画 | シャドー以降にかけたフィルタは、影には影響を与えなくなります。 また、回転・拡大した時の変動の仕方も影を中心に変化するようになります。 |
||
パターン画像ファイル | 影を任意の画像(の模様)を読み込んで描画します。 | ||
縁取り [m] |
縁取りをつけます。 | ||
パターン画像ファイル | 縁を任意の画像(の模様)を読み込んで描画します。 | ||
振動 [mf] |
画像を振動させます。うまく使えば効果的です。 | ||
ランダムに強さを変える | 振動の強さがランダムに。 | ||
複雑に振動 | 複数の振動を合成して複雑にします、とのこと。 | ||
反転 [mf] |
各種パラメータを反転します。輝度反転が非常に便利。 輝度反転と色相反転でネガポジ反転になります。 |
||
上下反転 | 上下に反転します。 | ||
左右反転 | 左右に反転します。 | ||
輝度反転 | 輝度が反転します。 | ||
色相反転 | 色相が反転します(180度回転させます)。 | ||
透明度反転[m] | 元画像のサイズの範囲内で、透明度が反転します。 | ||
ミラー [m] |
鏡に映ったように画像を表示します。だんだんと透明にするようにもできます(減衰)。 | ||
画像ループ [mf] |
画像をタイル状に並べて、かつ動かすことのできるフィルタです。いろいろ場面で役立ちます。 a)カメラ制御機能の際には地面の作成(小さな画像を用意して敷き詰めます)。 b)背景等の画像を流し続けることもできます(大きな画像を用意しなくてもよい)。 ただし、設定した最大画像サイズを超える場合には、画像がぼやけることに注意。 |
||
速度X,Y | X軸、Y軸方向にスクロールする速さを決定します。数値は1フレームに進む距離。ただし、直線移動を使ってだんだん速度を変化する等はできません。 |
音声系
フィルタ名 | 簡単な説明 | 関連動画 | |
音量フェード | 音声をフェードイン/アウトさせます。 | ||
音声ディレイ | 遅延させた音声を合成します。エコーっぽいものかもしれません。 | ||
モノラル化 | 音声をモノラル化します。 | ||
比率 | モノラル化する時の左右の比率を指定します、とのこと。比率を最大or最小にすることで、片方の音だけを抽出することが出来るのかもしれません。 |
エフェクト系以外
フィルタ名 | 簡単な説明 | 関連動画 | |
オフスクリーン描画 [m] |
それより上にあるフィルタ効果等を一旦処理します。その後、それより下にあるフィルタ効果を適用します。 ちなみに、グループ制御にオフスクリーン描画をかけてから、「ワイプ」や「マスク」を適用すると上手く切り取られます。意外と応用範囲が広いかもしれません。 |
||
インターレース解除 [m] |
簡易版とのこと。 |
プラグイン
拡張編集に同梱のものではなく、別途プラグインとしてユーザーの方が作成・配布されているものです。
※プラグインは、「exedit.auf」と同じフォルダに「.auf」を入れて、AviUtlを再起動すれば適用されます。
また「Plugins」フォルダを作ってその中に入れても適用されます。まとめて管理できるのでおすすめ。
フィルタ名 | 簡単な説明 | 関連動画 |
アイマス字幕消し | パロディ動画を造るときに、元動画の文字を消して流用したい場合に非常に役立ちます。 | |
断片拡散 | 画面がバラバラに崩れるエフェクトです。パズルのピース状に画像が分解されるようにもできます。形はカスタマイズ可能です。やや使いづらいですが。。 AviUtlメイン画面の「設定」→「断片拡散の設定」で、右上のチェックボックスをオンにする必要があります。 |
|
アンシャープマスク | 画像をくっきりさせるイメージです。 | |
手描き風 | 手書き風にエフェクトをかけます。 | sm5936991 |
崩壊フィルタ | 画像が円形に粉々に崩壊していきます。(使いづらいですが) AviUtlメイン画面の「設定」→「崩壊フィルタの設定」で、右上のチェックボックスをオンにする必要があります。 |
|
万華鏡 | 万華鏡状に画像を表示します。 | |
ゴンドラ | 画面を四分割し回転させます。 | |
ガラス球 | ガラス球を通して見たように(やや)歪んで見えます。 | |
クロマキー画像作成 | クロマキーのために画像を一部塗りつぶします。マスクも可能。 アニメMADのための切り抜き等で役に立つ場面があるかもしれません。 |
|
ちょっと音再生(MAD用) | フレーム前後の音をちょっとだけ再生します。音合わせに非常に便利。[AviUtlのメイン画面→表示→ちょっと音再生(MAD用)の表示]で設定画面が現れます。 | |
色調補正・改 | トーンカーブを用いて色調補正することが出来ます。 | |
虫眼鏡 | 一部分を拡大して表示することが出来ます |
アニメーション効果
オブジェクトにアニメーションを加えることができます。
「exedit.anm」に記載されているスクリプトによるものです。実質、スクリプト制御(後述)のお手本。
※いくつかはテキストオブジェクトで「文字毎に個別オブジェクト」をチェックすることで真価を発揮する場合があります。。
名称 | 簡単な説明 | |
震える | 1フレームごとにランダムに震えます。 | |
振り子 | 振り子のように揺れます。中心点を調整するといい感じに。 | |
ずらし | テキストオブジェクトで「文字毎に個別オブジェクト」にチェックした場合に有効。 一文字毎に揺れるタイミングがずれていきます。 |
|
弾む | 弾みます。 | |
ずらし | テキストオブジェクトで有効。波のようにもできます。 | |
座標の拡大縮小 | 中心XYの座標(オブジェクトの現在位置を原点として)からの距離を拡大縮小します。 移動の距離を%で決定したい場合に便利なのかもしれません テキストオブジェクトで、文字毎に個別(ryを使用すると、字間を調整することも出来ます。 |
|
画面外から登場 | 画面外から登場します。 | |
時間 | 登場する時間。なお以下、登場系は「時間」をマイナスにすると退場します。 | |
ランダム方向 | ランダム方向から登場します。なお、テキストで「文字毎に個別オブジェクト」にチェックした場合は、1文字毎にランダム方向から登場してきます。 | |
ランダム方向から登場 | ランダム方向から登場します。 | |
回転 | ランダムに回転します。テキストで「文字毎に個別オブジェクト」にチェックした場合は、1文字毎にランダムになります。 | |
拡大縮小して登場 | 拡大or縮小して、フェードしながら登場してきます。 | |
ランダム間隔で落ちながら登場 | 実質、テキストオブジェクト限定。「文字毎に個別オブジェクト」にチェックすると1文字毎にランダムに落下してきます。フェードもしてます。オススメ。 | |
弾んで登場 | 右方向から、弾んで登場してきます。 | |
広がって登場 | 縦横比が伸縮した状態から、広がって登場してきます。 | |
起き上がって登場 | カメラ制御で見ると分かりますが、前方向に倒れた状態(X軸回転)から、起き上がって登場します。登場後、少し前後に震えるようなアニメーションがポイント。 | |
何処からともなく登場 | NINJAっぽく登場してきます。テキストで「文字毎に個別オブジェクト」がオススメ。かっけぇ。 | |
反復移動 | 反復移動します。 | |
ずらし | テキストオブジェクトで「文字毎に個別オブジェクト」にチェックした場合に有効。 一文字毎に反復するタイミングがずれていきます。 |
|
座標の回転 | 座標を回転させます。 拡張描画で中心点を変更して回転させた場合と、似たような動きをします。 |
|
角度 | 回転させる角度 | |
中心X,Y | (オブジェクトの位置を減とした)中心点を決定します。 | |
立方体(カメラ制御) | 立方体を作ります。縦横比が1:1に伸縮されてしまうことに注意。 | |
サイズ | 立方体の1辺の1/2の値です。 | |
球体(カメラ制御) | 画像を球形に歪ませます。 | |
サイズ | 球の半径の大きさ | |
砕け散る | 画像がガラスが割れたように砕けます。ちなみに、フレームバッファにかけ、「フレームバッファをクリア」にチェックすると画面全体が砕ける感じに。 | |
時間差 | 中心から砕けていく時間差。ゼロで同時に。 | |
距離影響 | 砕けた後の破片の移動距離 | |
ランダム方向 | 砕けた後の破片の飛んでいく方向のランダム範囲。ゼロの場合は中心座標から離れていく方向に。 | |
点滅 | 画像の透明度を点滅させます。 | |
点滅して登場 | 透明度を点滅させて登場します。 | |
簡易変形 | Aviutlメイン画面上で、アンカーポイント(破線の○)をドラッグして画像を変形させます。 | |
簡易変形(カメラ制御) | Aviutlメイン画面上で、アンカーポイント(破線の○)をドラッグして画像を3D状に変形させます。 カメラ制御下で使用して下さい。 |
|
リール回転 | 画像を上下または左右に、高速で加速&減速してループ移動します。 |
関連動画
スクリプト制御[目次へ]
アニメーション効果やカスタムオブジェクトに追加して使用します。
※スクリプト講座は、AviUtlスクリプトwikiに移行しました。
スクリプトはこちらからDLして下さい。 → スクリプト一式
※配布方法を変更しました。
<参考:スクリプトのソースをコピペして使用する場合>
①テキストファイルを新規作成して以下のテキストをコピペして保存。
②ファイル名を「@追加」等に設定し、拡張子を「.txt」から「.anm」に変更。
※ファイル名の先頭には半角の「@」つける必要があります。
③「exedit.auf」と同じ場所に「script」フォルダを作成して↑のファイルをいれる。
④AviUtlを再起動すれば、アニメーション効果に追加されています。
※カメラ制御用と記載のあるものは、オブジェクトを拡張描画にして、「カメラ制御(拡張描画)」の下で使用して下さい。
(A)アニメーション効果
名称 | 説明 | 出典/最終更新 |
明滅登場 | 指定した最初or最後のフレームだけ明滅します。 | 2011/11/10 |
斜めブラインド | 斜めにブラインドして登場or退場します。 「割合」の項目でブラインドが動きます。 「時間指定で登場」にチェックした場合は、「時間」の項目が有効になり、時間指定で登場または退場します。 |
2011/10/22 |
マスクPlus | 「マスク」フィルタで反転にチェックを入れたものに近いです。複数追加することが可能(複数の穴をあけることができます)、半透明にすることが可能な点が異なります。 | 2011/10/18 |
片側ぼかし | 上下左右の片側だけをぼかします。 | 2011/12/03 |
内側シャドー | 画像の内側に影を作ります。 ※sm16334110で公開されている「extbuffer.lua」と「extbuffer_core.dll」が必須です。 |
2011/12/10 |
縁取りPlus | 画像の後ろに単色のシルエットを作ります。拡大が可能なので、ある種の縁取りとして使えます。図形の星型などに適用すると、角が欠けずにキレイに縁取ることができます。 ※sm16334110で公開されている「extbuffer.lua」と「extbuffer_core.dll」が必須です。 |
2011/12/10 |
ランダムラスター | ランダムにラスターがかかります。ノイズ表現に。「閾値」を大きくするとブレル頻度が低くなります。 | 2011/11/16 |
ランダム色ずれ | ランダムラスターの色ずれバージョン。ほぼ同様の使い方です。 | 2011/12/19 |
自動方向ブラー | XY移動・速さに応じて自動的に方向ブラーがかかります。トラックバーでの移動に限定。色ずれも可。 | 2011/06/27 サンプル動画 |
振動Plus | 振動フィルタを重ねがけすることで、より複雑に振動させます。 「周期」の項目は振動する周期の基準です。大きいほどゆっくり振動します。 「個数」の項目は振動フィルタを重ねがけする個数で、多いほど滑らか?に動きます。 「閾値」の項目を大きくすると、ときどき初期位置に戻ります。 |
2011/11/12 |
twitchっぽいもの | ノイズの一種です。閾値でノイズがかかる頻度が変わります。[設定]ボタンで振動の大きさ、色ずれの大きさを調整できます。 | 2011/07/23 サンプル動画 |
塗りつぶし | 画像を任意の色に塗りつぶします。「強さ」で色がフェードします。 | 2011/10/09 |
段階グラデーション | 段階的にグラデーションを作ります。[設定]ボタンから色を指定して下さい。 | 2011/08/20 サンプル画像 |
円形並べ | 同じ画像を円形に並べます。 「個別基準」について チェックなし ・設定ダイアログの拡大率・回転→全体が拡大・回転 ・ANM効果の拡大率・回転→個別の画像が拡大・回転 チェックあり ・設定ダイアログの拡大率・回転→個別の画像が拡大・回転 ・ANM効果の拡大率・回転→全体が拡大・回転 |
2011/11/10 |
円形並べ-カメラ | 同じ画像を立体的に円形に並べます。カメラ制御用。 | 2011/07/29 |
円形に並べる(順) | 同じ画像を円形に並べます。かつ順番に登場してきます。 | 2011/11/12 |
円移動 | 円を描いて移動し続けます。 | 2011/03/06 |
ランダム配置 | 同じ画像をランダムに配置します。「範囲」でちらばる範囲を決定。[設定]ボタンの「X,Y,Z軸範囲」は各軸ごとに散らばる範囲を決定します。 カメラ制御で使用する場合は、Z軸範囲を100%等にするとよいかもしれません。「X,Y,Z回転」は、各軸に沿ってランダムに傾きます。 「拡大最小」を大きくするとランダムに縮小する範囲を設定します。 |
2011/11/19 |
画像ループ2 | 画像ループっぽいものです。XYZ軸方向にそれぞれ画像を並べます。 間隔の数値は、オブジェクトの縦横サイズ(%)基準です。 ・[設定]ボタンの「相対/絶対[0/1]」=1にすると、各画像間の間隔をピクセルで指定します。このとき、拡大・回転したときには、個々の画像の中心を基準に拡大・回転します。 |
2011/11/12 |
画像ループ3 | ループの位置をトラックバーで調整できます。 また[設定]ボタンから、加速してループ移動させたり、減速させることも出来ます。※本家「画像ループ」のようにオブジェクトの数を増やすことはできません。 |
2011/11/12 サンプル動画 |
一方向に並べる | 同じ画像を一方向に並べてきます。「回転軸」は0=xy平面、1=xz平面、2=yz平面に沿って回転します。 | 2011/12/03 |
パーティクル再現 | 拡張描画にすれば、カメラ制御でも使えるパーティクルです。オブジェクトがあまり多いと重くなります。本家パーティクルと使い方がいろいろ違うので注意して下さい。 「距離」はパーティクルが表示される距離です。[設定]ボタンの「X軸ランダム」はX軸方向の指定した範囲からランダムに出力されます。Y軸、Z軸も同様。「ランダム速度」と「ランダム拡大」は最小値を%で指定し、その範囲内でランダムになります。 |
2011/11/11 |
キラキラ | 画像が一点から周りにバラけます。サイズの小さな図形の円や星型に適用すると、キラキラと光がはじけるような感じになる…かもしれません。 | 2011/11/11 |
各辺を伸縮させる | 各辺を伸縮させます。設定ボタンで伸縮の中心位置を%で指定できます。 | 2011/04/16 |
しきい値フィルタ | しきい値に応じて任意のフィルタ効果が時々かかります。[設定]ボタンからフィルタ名や項目を指定して下さい。 | 2011/11/12 |
ランダム点滅 | しきい値に応じてランダムに点滅します。 | 2011/11/12 |
伸縮登場 | 伸縮して登場してきます。 | 2011/11/12 |
ぽよよーんと登場 | ぽよよーんと伸縮して登場します。「起き上がって登場」を改変したものです。 | 2011/11/18 サンプル動画 |
モザイクマスク | 画像をモザイク状にマスクします。「閾値」でマスク部分を調整します。「乱数」の項目を変えると、マスクになっている箇所がランダムに変わります。 | 2011/11/11 |
格子状マスク | 画像等を格子状にマスクします。 | 2011/11/11 サンプル画像 |
ギザ円クリッピング | 画像をギザギザの円形にクリッピングします。 | 2011/11/12 サンプル画像 |
分割登場-スライス | 横または縦にスライスされて登場してきます。時間マイナスで退出します。「モード」で8種類(縦横でx2)の登場パターンがあります。 | 2011/11/12 分割登場 サンプル動画 |
分割登場-回転 | 横または縦にスライスされて、回転しながら登場してきます。 | 2011/11/16 |
分割登場-四角 | 四角に分割されて登場してきます。いろいろなオプションもつけました。 | 2011/11/12 |
ロール-カメラ | ロールします。屈曲率で巻き具合を調整。中心位置も替えられます。Y軸回転と組み合わせることで、ページをめくる感じにも。カメラ制御用です。 | 2011/11/12 ロール、球体分解サンプル動画 |
球体分解-カメラ | 球状に画像を歪めます。歪める具合を調整可能です。カメラ制御用。(プリセットの「球体」にオプションを付けた感じです。) | 2011/04/16 |
歪曲-カメラ | 画像を中心を基準に歪めます。カメラ制御での使用が推奨です。やや重いです。[設定]ボタンの拡大基準は、0=斜め固定、1=横固定、2=縦固定になります。 | 2011/11/12 サンプル画像 |
XYスケール | x方向またはY方向に画像が伸びます。通常の縦横比の変更とは少し違います。GHシリーズよりそのまま。 | sm13546528 |
砕け散る2 | exedit.anmの「砕け散る」を改変したものです。「時間経過」で砕け散る時間経過を、止めたり動かしたりすることができます。 | exedit.anm を改変 2011/11/16 |
砕け散る3 | exedit.anmの「砕け散る」を改変したものです。平面限定ですが、個々の欠片に縁取りなどのフィルタ効果をかけることが出来ます。 | exedit.anm を改変 2011/11/19 サンプル画像 |
RGB色調補正(加減算) | RGB毎に、各色を加減算します。拡張色調補正のoffsに似た感じです。 ※拡張色調補正は画面全体に適用されるので、個別のオブジェクトのみにも掛けられるように。。 |
2011/08/20 |
RGB色調補正(オーバーレイ) | RGB毎に、各色をオーバーレイで合成します。 各色ごとにコントラストを調整するようなイメージです(←厳密には異なりますが)。 |
2011/08/20 |
(A-2)アニメーション効果(特定のエフェクト及び実験的なもの)
名称 | 説明 | 出典/最終更新 |
n分の1拡大 | 直線移動で移動させると、Z軸方向に移動したのと同じような比率で拡大率が変化します。 | 2011/11/12 |
2次ベジェ曲線 | オブジェクトの任意の移動区間を、曲線に動かすことが出来ます。制御点の位置によって動き方の曲線が変わります。 必ず、[メディアオブジェクトの追加→フィルタ効果の追加→アニメーション効果]で、オブジェクトの下のレイヤーに配置して使用して下さい。レイヤーに配置するので、時間軸に沿って横に並べれば、複数追加することが出来ます。 |
2011/11/12 サンプル画像 |
3次ベジェ曲線 | 制御点が2つになり、より複雑な曲線を描くことが出来ます。 | 2011/11/12 |
グループ制御もどき | グループ制御と似たようなことができます。孫グループが可能になるように目指して作りました。「グループ化」は不要ですが、上下のレイヤーで隣接するようにオブジェクトを固めておくこと推奨です。 ・(親)は「グループ制御」オブジェクトの代わりです。適当な図形等に適用して下さい。(親)単体では何も表示されません。 ・(子)を各画像に適用して下さい。(親)のX,Y,Z,拡大を動かすと、(子)も同様に動きます。 ・透明度は「透明度2」、回転は新たに追加された「角度」の項目を使用して下さい。「回転軸」でどの軸に沿って回転するか変更できます。 |
2011/07/11 |
色ずれ分解 | 画像をRGBの要素に分解し、一つの要素だけを表示します。 ・「濃さ」=100%にすると「色ずれ」フィルタで分解した時と同じ透明度になります。 ・また、R、G、Bの3つのオブジェクトを用意し、Rの画像にGとBの画像を加算合成すると、分解前の画像と同じになります。 |
2011/11/19 |
ランダム複数回転 | 画像等を同じ位置で複数回転させます。「回転速度」は全体の回転速度、「回転範囲」はランダムに回転する速度の範囲です。 | 2011/06/19 サンプル動画 |
円形並べ_レイヤー | 異なる画像を円形に並べます。並べたい画像のうち、一番上のレイヤーに配置した画像に「円形並べ_レイヤーA」を適用してください。そのほかの画像を、その下の画像に順に並べ「円形並べ_レイヤーB」を適用すると、うまく円形に並べることができます。半径の調整、拡大、回転が可能。 Aが親となり、Aの画像を動かすと全体も移動します。 |
2011/11/16 |
円形-カメラ_レイヤー | 異なる画像を円形に立体的に並べます。カメラ制御用です。 使い方は↑と同様。 |
2011/03/23 |
カメラ深度ぼけPlus | Z軸の位置に応じてぼかしフィルタがかかります。 「Z基準」は、Z軸の基準座標で、このときぼかし=0となります。 「最大値」はぼかしの上限値を設定します。 |
2011/11/12 |
ハーフトーン風 | 画像の輝度に基づいて、図形やテキストを配置します。サイズを小さくすると重くなるので注意。使い方は、動画を参照。 | 2011/11/16 sm15652001 |
ハチの巣 | 図形(六角形)に適用して下さい。ライン幅を小さくすると、ハチの巣模様になります。カメラ制御で使用すると、境目がなくなります。他の図形に適用して遊んでもいいかもしれません。 | 2011/09/14 サンプル画像 |
移動トレース | オブジェクトをトラックバーで移動させると、その後を追って同じ画像が追跡します。「終時間」で最後にオブジェクトが消えていくタイミングを調整して下さい。 | 2011/11/12 サンプル動画 |
カクカクさん | 移動をカクカクさせます。 | 2011/11/12 サンプル動画 |
透明度ランダム変化 | 画像を、画像ループのように配置し、一定時間ごとに各画像の透明度をランダムに変化させます。図形(円)で試してみるとよいと思います。 | 2011/11/12 サンプル動画 |
ランダム明滅 | 画像を、画像ループのように配置し、各画像をランダムな間隔で明滅させます。 「明滅最大・最小」で明滅時間のランダム範囲を指定して下さい。 「開始位置」はゼロにすると全部が同時に明滅し始めるので、適当な秒数に設定すると自然になります。 「閾値」を大きくすると、オブジェクトが消えている時間が長くなります。 |
2011/11/12 サンプルは↑参照 |
ランダム明滅2 | 「ランダム配置」のスクリプトを、ランダムな間隔で明滅させます。明滅は↑の説明を参照。その他は「ランダム配置」の説明を参照。 | 2011/09/09 サンプル動画 |
ループANM | 簡単なアニメーションをループします。 ・「ループ[s]」で1ループの時間を設定。 ・「待機[s]」で停止時間を設定。 ・「開始位置」はアニメーションを開始し始める時間です。 ・「待機2回」にチェックすると、アニメーションの始点と中間点で停止します。 複数のANM効果の重ねがけが可能なので、開始時間をズラすと、少し複雑なアニメーションも可能になります。 |
2011/09/15 サンプル動画 |
TVオンオフ | TVをオンまたはオフしたときのようなモーションを作ります。 | 2011/12/04 |
蝶 | 蝶の羽を羽ばたかせます。蝶の平面素材で、画像の中心が蝶の真ん中にくるように画像を用意。カメラ制御でないと正しく表示されません。 「羽ばたき」…羽ばたく速さを調整、「角度」…羽の開き具合を調整、「上下」…微妙に本体が上下しています。その上下移動を調整します。 |
ayato@web (AEの解説)を 参考に作成 2011/08/14 |
カード表裏 | 参照ボタンから、裏面画像を選択して下さい。拡張描画にして「裏面を表示しない」にチェックをすればOKです。 | 2011/10/22 |
ランダム配置表裏 | 表と裏が別の画像をランダムに配置します。 ・(A)→(B)の順番でアニメーション効果を適用して下さい。 ・(B)の[参照]から裏面画像を読み込みます。 ・拡張描画にして「裏面を表示しない」にチェックして下さい。 |
2011/11/19 |
パーティクル表裏 | 表と裏が別画像のパーティクルを出力します。 ・(A)→(B)の順番でアニメーション効果を適用して下さい。 ・(B)の[参照]から裏面画像を読み込みます。 ・拡張描画にして「裏面を表示しない」にチェックして下さい。 |
2011/11/19 |
切れ込み | 「図形」等に適用して下さい。円に切れ込みが入った感じの図形や、星型多角形っぽいものが出来ます。 誰得です。 |
2011/05/19 |
もっと!?斜めクリッピング | 斜めクリッピングを複数追加します。図形(円)のライン幅を小さくしたものに追加するとよいかもしれません。 | 2011/11/12 サンプル画像 |
斜めクリッピングEX | 複数の斜めクリッピングを、ランダムな角度で適用します。 増加範囲を上げると、クリッピングの幅がランダムな範囲になります。 「乱数」の項目はランダムのパターンが変わります。 |
2011/09/22 |
引き伸ばし | 画像の一部を、縦又は横方向に引き伸ばします。 「幅」は引き延ばす範囲を決定。 「基準」引き延ばす基準位置を決定。 「中心」は中心点のようなもので引き延ばしたときに、どの部分が固定されるか決定します。 そのままだと幅の範囲が見えにくいので、[設定]ボタンの「幅部分を表示」をチェックすると分かりやすいです。 |
2011/11/12 サンプル画像 |
ドット絵立体化 | ドット絵を立体化します。カメラ制御用です。必ず、小さなドット絵の画像に適用して下さい。それでも重いです。 | 2011/07/19 サンプル画像 |
画像ループMOV | 動画がランダムな再生位置で配置されます。画像ループに似ていますが、ひとつの動画がいろいろな再生位置から再生されます。 適当な図形などのオブジェクトに[A]→[B]の順番でアニメーション効果を二つ追加して下さい。Bの[参照]ボタンから動画ファイルを読み込みます。 |
2011/11/13 |
(A-3)加減速スクリプト
【ADCシリーズの説明】
いくつかのフィルタ効果などを加減速して滑らかに移動させます。
・解説動画→sm14765729、sm15844602
・「加減速」は、数値が大きいほど加減速の度合いが大きくなります(1で加減速なし)。
・「減/加/S」は、0=減速、1=加速、2=加減速して登場してきます。
・項目名に「1」「2」が付いているものは、「1」は通常のフィルタと同じ設定、「2」は登場の際の移動量です。
・時間の項目はマイナスにすると退場します。
【加減速エディタ】
解説動画sm16483490を参照
名称 | 説明 | 出典/最終更新 |
ADC_標準登場 | 旧「加減速登場」スクリプト。 XYZ移動やXYZ回転、拡大率、縦横比を加減速移動します。 |
2011/10/10 |
ADC_クリッピング | 「クリッピング」フィルタを加減速移動します。 | 2011/10/10 |
ADC_斜めクリッピング | 「斜めクリッピング」フィルタを加減速移動します。 | 2011/10/10 |
ADC_マスク | 「マスク」フィルタを加減速移動します。 ※重ねがけできません。 |
2011/10/10 |
ADC_ぼかし | 「ぼかし」フィルタを加減速移動します。 | 2011/10/10 |
ADC_放射ブラー | 「放射ブラー」フィルタを加減速移動します。 | 2011/10/10 |
ADC_色ずれ | 「色ずれ」フィルタを加減速移動します。 | 2011/10/10 |
ADC_図形 | 図形を加減速移動します。 ※重ねがけできません。 |
2011/10/10 |
ADC_扇状 | 扇状の図形を加減速移動します。 ※重ねがけできません。 |
2011/10/10 |
加減速エディタ_座標 加減速エディタ_回転 加減速エディタ_その他 |
グラフを用いて、移動などの加減速を調整します。詳細は解説動画を参考に。 ・移動などさせる場合には、アニメーション効果の「X」などの項目を使用して下さい。 ・「Xあり」のチェックすると、その項目に加減速が適用されます(チェックを外した項目は適用されません)。 |
2011/12/21 sm16483490 |
(A-4)連番スクリプト
連番画像を、様々な配置で並べます。
・図形等のオブジェクトに、必ず[A][B]の順番で追加して下さい。
・[A]の使い方は、"連番"と付かない各スクリプトと同様です。
・[B]の項目で連番画像を読み込みます。
連番ファイル名は「0001.bmp」のような形式にして下さい(他の拡張子でも可)。
「連番桁」で連番部分の桁数を変えられます(例:連番桁「3」なら「001.bmp」)。連番は0001から適用されます。
「File数」の項目でランダム出力される範囲が決まります(例:File数「123」なら0001~0123からランダムに出力)。
「順番」の項目があるものは、ゼロの場合はランダムに出力され、1の場合は連番順に出力されます。
名称 | 説明 | 出典/最終更新 |
連番画像ループ | 連番画像を、画像ループのようにX,Y,Z軸方向に並べます。使い方は「画像ループ2」と同様。 | 2011/11/13 |
連番円形並べ | 連番画像を、円形に並べます。使い方は「円形並べ」と同様。 | 2011/11/13 |
連番円形-カメラ | 連番画像を、立体的に円形に並べます。使い方は「円形並べ-カメラ」と同様。 | 2011/07/29 |
連番ランダム配置 | 連番画像を、ランダムにバラバラに並べます。使い方は「ランダム配置」と同様。 | 2011/07/29 サンプル画像 |
連番パーティクル | 連番画像を、パーティクル出力します。使い方は「パーティクル再現」と同様 | 2011/11/13 サンプル動画1 サンプル動画2 |
連番球状配置 | 連番画像を、球状に配置します。GH球状配置2(sm13588483参照)を、連番にも対応するように、改変したものです。使い方もこちらを参照して下さい。 | 2011/11/16 |
連番らせん | 連番画像を、らせん状に配置します。GH螺旋配置(sm13546528参照)を、連番にも対応するように、改変したものです。使い方もこちらを参照して下さい。 | 2011/11/16 |
(A-5)音声シリーズ
名称 | 説明 | 出典/最終更新 |
拡大伸縮(音声同期) | 音声に同期して、画像が拡大します。sm15057441を元に作成。 [設定]ボタンから縦横比の同期も可能。 調整後は、補助表示をオフにして使用して下さい。白い横線がしきい値で、赤い縦棒が選択した音域になります。赤い棒が白い線を超えると、拡大等します。 |
2011/12/04 サンプル動画 |
方向ブラー(音声同期) | 音声に同期して、方向ブラーがかかります。色ずれも可。 | 2011/12/04 |
音声波形Plus(改) | 画像を音声波形の形で、切り取ります。 | 2012/03/10 サンプル動画 |
音声波形Plus3 | カクカクの線状の音声波形を作ります。カスタムオブジェクトに登録すること推奨です(アニメーション効果でも問題ないですが、その際は適当なオブジェクトに適用して下さい)。 | 2011/08/27 サンプル画像 |
音声波形Plus4 | ライン状の音声波形を作ります。 閾値より大きな値の音声データが波形となります。 「尖鋭化」にチェックすると、ギザギザの波形になります。 「閾値を減算」にチェックすると「閾値」の数値だけ減算され、小さな波形になります。 |
2011/11/27 |
立体音声波形Plus | 画像を立体的な音声波形の形で、切り取ります。カメラ制御下で、拡張描画等にして使用して下さい。 | 2011/08/22 |
音声波形Plus2-ロール | 音声波形Plus2を立体的な円柱形にします。カメラ制御下で、拡張描画等にして使用して下さい。 | 2011/08/22 サンプル動画 |
(B)アニメーション効果(テキストアニメーションシリーズ)
※TA個別シリーズはテキストオブジェクトで「文字毎に個別オブジェクト」をチェックして使用する前提です。
※登場系は、時間をマイナスにすると退出します。なお、一つのオブジェクトで登場&退出したい場合は、オブジェクトの真ん中あたりで、中間点をつけ、「瞬間移動」で「時間」をマイナスの値に変更すれば出来ます。
名称 | 説明 | 出典/最終更新 |
TA標準登場 | 一文字毎に、登場してきます。拡大や、[設定]ボタンからXYZ軸方向、XYZ回転して登場させることもできます。 ・「登場順」は、0=前から、1=後ろから、2=ランダム順、3=ランダム間隔、4=内側から、5=外側から、になります。 ・「加速度」で登場の際の加速度を調整できます(1で加速度なし)。 ・「タイプ」を1にすると、全体的に登場してきます(「時間」と「間隔」を同じ値にするとよいかも)。 |
2011/11/13 |
TA指定順で登場 | 指定した順番で登場してきます。 順番の項目は、最初の2ケタが0文字目の順番、次の2ケタが1文字目の順番…という形になります。 ex.「あいうえお」というテキストの場合 0001020304=00(あ)01(い)02(う)03(え)04(お) ・あ→い→う→え→お、の順だと:0001020304 ・う→お→あ→え→い、の順だと:0204000301 ・お→え=う=い→あ、の順だと:0201010100 |
2011/11/13 サンプル動画 |
TAぼかし登場 | 一文字毎に、ぼかして登場します。登場順も変更可。 | 2011/11/13 |
TAぼかし登場2 | 一文字毎に、縦長or横長になってぼやけて登場してきます。登場順も変更可。 | 2011/11/13 |
TAぼかし登場3 | 一文字毎に、横方向から小さくなって登場してきます。登場順も変更可。 | 2011/11/13 |
TA画面外登場 | 一文字毎に、画面外から登場します。方向も変更可能。登場順も変更可。 | 2011/11/13 |
TA拡大縮小で登場 | 一文字毎に、拡大縮小して登場してきます。拡大や、[設定]ボタンからXYZ軸方向、XYZ回転して登場させることもできます。登場順も変更可。 | 2011/11/13 |
TA拡大縮小で登場2 | 一文字毎に、拡大縮小して登場してきます。拡大や、[設定]ボタンからXYZ軸方向から登場させることもできます。複数回、拡大縮小させることが出来ます。 | 2011/11/13 サンプル動画 |
TA分裂して登場 | 一文字毎に、上下or左右から2つに分裂して登場してきます。登場順も変更可。 | 2011/11/13 |
TA字間移動で登場 | 字間が狭まりながら登場してきます。 | 2011/11/13 |
TA陰陽玉登場 | 陰陽玉が回転するようにして登場してきます。中央揃え[中]推奨です。 | 2011/11/13 |
TAランダム文字で登場(改) | テキストがランダムに変わりながら、拡大またはY軸方向から登場してきます。登場時は、入力したテキスト文字からランダムに表示されます。(AviUtlスクリプトwikiで公開されているものの方が高機能なので、そちらを推奨) | 2011/11/13 |
TA標準登場(行) | テキストが1行ごとに登場してきます。 ※このスクリプトでは「文字毎に個別オブジェクト」にチェックは不要です。 「行数」を実際の行数と合わせて下さい。 オブジェクトを横に切り取って個別に動かしているので、縁取り等のフィルタをかけた場合は、上下の行と隣接する部分が横に切り取られます。 |
2011/11/13 |
TAランダム配置(行) | テキストを1行ごとにランダムに配置します。 | 2011/09/17 |
TA横スクロール(行) | テキストをニコニコ動画のコメントのようにランダムに横スクロールさせます。 | 2011/09/17 |
TA個別用の拡大回転 | 「文字毎に個別オブジェクト」にチェックした場合でも、一文字ごとではなく、文全体を拡大回転させることが出来ます。 (※複数の軸回転を組み合わせると動きが変になる不備がありますが。) |
2011/09/28 |
TA字間 | 削除済み。「座標の拡大縮小」で字間調整ができます。 | |
TA位置調整 | テキストのXY座標を、一文字毎にマウスドラッグで調整できます。 ※テキストは16文字以下で使用して下さい。 ・「散逸度」=ゼロにすると、元座標の位置に並びます。 ・Ctrlを押しながら各アンカーポイント(破線の円)をドラッグすると、元座標を動かさずに全体を移動できます。 |
2011/11/25 |
TA位置(pos)関数 | テキストの特定の一文字の座標や回転を指定します。 このアニメーション効果では"pos()"関数を定義します。これ単体では効果はありません。アニメーション効果の下に、スクリプト制御のボックスを追加し、関数を入力して下さい。 形式:pos(index,X座標,Y座標[,Z座標,拡大率,不透明度,縦横比,X軸回転,Y軸回転,Z軸回転]) 例示:pos(2,0,-100,0,1,1,0,0,0,45) 説明:座標は初期位置からの座標、Z座標以降は省略可、拡大率(1.0=等倍)、不透明度(0.0=透明/1.0=不透明) |
2011/09/24 サンプル画像 |
TA登場(pos2)関数 | 一文字毎にテキストの登場パターンを指定します。pos関数とほぼ似たような使い方です。 形式:pos2(index,登場順[,X座標,Y座標,Z座標,拡大率,不透明度,縦横比,X軸回転,Y軸回転,Z軸回転]) 例示:pos2(2,0,-100,0,1,1,0,0,0,45) 説明:座標は初期位置からの座標、登場順(0~)、X座標以降は省略可、拡大率(1.0=等倍)、不透明度(0.0=透明/1.0=不透明) |
2011/09/28 |
TAタイピング | テキストを表示する際、タイピングする時のように一瞬だけアルファベットを表示する雰囲気の効果です。 1.表示したいテキストに「TAタイピングA」を適用。 2.↑をコピペし、すぐ下のレイヤーに配置。テキストを一瞬表示されるアルファベットに差替え。「TAタイピングB」を適用 |
2011/09/30 サンプル動画 |
TA円形 | 円形に文字が並びます。「文字数」を調整することで、アーチ状っぽくできます。 | 2011/04/11 |
TA円形-カメラ | テキストが立体的に円形に並びます。 | 2011/04/11 |
TAランダム拡大 | テキストがランダムに拡大縮小し続けます。「拡大」は大きさの最大値、「閾値」は拡大する頻度を調整します。閾値が大きいほど、拡大頻度が低くなります。 | 2011/11/13 |
TAバラバラ | テキストがバラバラに移動・拡大・回転します。 「初期位置」をゼロにすると最初はバラけていない状態になります。 「Z軸方向」にチェックすると、Z軸方向にも移動します。 「乱数」の数値を変更するとランダムの数値が変わります。適当に数値を変えて好みのランダム具合になるようにするとよいかもしれません。 |
2011/09/08 |
TAバラバラ2 | テキストが一定時間の間隔でバラバラに移動・拡大・回転します。 | 2011/09/08 |
TAランダム | テキスト文字がランダム出現/移動/回転/透明/拡大縮小します。 散逸度ゼロで収束します。チェックボックスで透明/拡大を変化しないようにできます。 |
コミュ掲示板 >>22 を改変 2011/03/09 |
TAランダム-カメラ | z軸方向にも移動し、x軸y軸にも回転します。カメラ制御用。 | 2011/03/09 |
(C)カスタムオブジェクト(FIGUREシリーズ)
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→カスタムオブジェクト]
<追加方法>
①テキストファイルを新規作成して以下のテキストをコピペして保存。
②ファイル名を「@追加」等に設定し、拡張子を「.txt」から「.obj」に変更。
③「exedit.auf」と同じ場所に「script」フォルダを作成して↑のファイルをいれる。
④AviUtlを再起動すれば、カスタムオブジェクトに追加されています。
名称 | 説明 | 出典/最終更新 |
走査線2 | プリセットの走査線の範囲を拡大縮小できます。 | 2011/10/19 |
グリッド | グリッドを作ります。 | 2011/10/19 |
セピアノイズ | セピア風のノイズを作ります。いくつかのパラメータを調整できます。合成モード「乗算」で使ってください。「輝度反転」にチェックした場合は「加算」で合成するとよいです。「アス比」にチェックした場合は画面に合わせて円のアス比が変わります。 | 2011/10/19 |
ランダムライン | ランダムに縦横斜めのラインを発生させます。ノイズ表現のお伴に。 「斜閾値」で斜めのラインが入る割合が決まります(100で3分の1)。 「本数」をランダム移動したり、明るさ低め(255,0,0)の縁取り&ぼかし&加算合成するといいかもしれません。 |
2011/10/18 サンプル動画 |
木漏れ日 | sm12719481で紹介されている木漏れ日を簡易生成します。オーバーレイで合成される設定になっています。 | sm12719481 2011/04/04 |
虹輪 | シンプルな虹の輪っかです。 | 2011/06/05 |
虹輪2 | シンプルな虹の輪っかです。6色構成。 | 2011/07/04 |
星型図形Plus | 星型の図形ですが、角度を変更できます。 | 2011/10/22 サンプル画像 |
きらり | きらり、という感じの画像オブジェクトです。 | 2011/10/18 こちらを参考 サンプル画像 |
矢印 | 矢印の図形を作ります。長さを伸ばして使ったりするのに便利かもしれません。 | 2011/10/14 |
矢印2 | アンカーポイントを使って矢印を作ります。伸ばしたりしないのなら、こちらのほうが使いやすいかもしれません。複数の頂点を追加することが出来ます。 | 2011/12/19 |
曲線矢印 | アンカーポイントを使って矢印を作ります。「矢印2」の曲線バージョン。 | 2011/12/21 |
多角形ライン | 多角形のラインの図形を作ります。カメラ制御で使用すること推奨です。 「辺数」は辺の数です。「回転数」は1=360度で、2以上にすると、辺数との組み合わせによっては、星型になる場合があります。(適切な組み合わせでない場合は、表示されなかったりします。)例えば、(辺数,星型)=(5,2)のときは星型になります。 |
2011/10/22 サンプル画像 |
単色フェード | 単色でフェードします。講座系動画とか頻繁にフェードインアウトする場合に便利かも知れません。 | 2011/04/04 |
色変換(RGB-16進数) | 色選択ダイアログで選択した色の16進数を表示します。色選択の補助に。 | 2011/10/04 |
市松模様N | 市松模様を作ります。 | 2011/11/09 |
チェック柄 | チェック柄。 | 2011/11/09 |
波状の粒 | 波状の粒が動きます。 | 2011/11/13 |
カラフルパーティクル | 図形がランダムな色でパーティクル出力されます。 | 2011/11/13 |
カラフルランダム配置 | カラフルな図形をランダムに配置します。「幅」の項目は画面サイズを100%とした大きさです(Z幅は1000px=100%)。 | 2011/11/13 |
ランダム歩行 | カラフルなパーティクルがランダムに移動します。「残像」はオブジェクトが残る時間です。「平均数」を大きくすると、より直線的に動くようになりますが処理が重くなるので注意。 | 2011/12/12 サンプル動画 |
ランダムに輪が出現 | 一定間隔で輪っかが出現します。[設定]ボタンで色や形も変更可能。 | 2011/11/13 |
メーター | カウントダウンで使うメーターです。オブジェクトの長さが基準になります。 | 2011/11/09 |
カメラ補助線 | カメラ制御のXYZ、円、テキスト等の補助線を加えます。 | 2011/11/13 |
立体図形(正多角形、円、星、長方形) | 立体の各種図形を作ります。カメラ制御で使用して下さい。 半透明にしたり、カメラ制御のシャドーをかけたりするとよいかもしれません。 |
2011/11/09 サンプル画像 |
縁つき立方体-カメラ | 縁付きの立方体を作ります。カメラ制御で使用して下さい。[設定]ボタンから明滅ありにすると明滅するようになります。 | 2011/11/09 サンプル動画 |
シンプル魔法陣 | ひとつのオブジェクトでシンプルな魔法陣を作ります。「種類」でいくつかのパターンを選べます。 設定ボタンの「text(英数字のみ)」にテキストを入力すると、円の周囲に表示されます。「○○調整」の項目では、微調整が出来ます。 |
2011/11/11 |
AviUtlアイコン | AviUtlのアイコン画像です。 | 2011/11/06 |
小屋 | 小屋を作ります。カメラ制御で使用して下さい。[設定]ボタンの「屋根隙間」は壁面と屋根との隙間です(隙間ゼロだと壁が屋根を貫通してしまうため)。 | 2011/11/13 サンプル動画 |
(D)カスタムオブジェクト(LOADシリーズ)
[拡張編集で右クリック→メディアオブジェクトの追加→カスタムオブジェクト]
カスタムオブジェクトの[File]ボタンから、ファイルを読み込むものです。
名称 | 説明 | 出典/最終更新 |
ランダム配置MOV | 動画が再生位置をずらされてランダムに配置されます。重いです。 「再生位置」…最初の動画の再生位置(どこから再生されるか)です。 「再生速度」…再生速度です。 |
2011/11/13 |
動画再生オプション | 動画の再生速度を変化させたりします。「加速度」だんだん速く再生したり、段々遅く再生したりします。「コマ落ち」はフレームレートを下げたような感じになります。「開始」は再生位置のことです。 | 2011/11/16 サンプル動画 |
動画再生オプション(連番入力) | 連番画像を、加速しながら再生&ループさせます。「File数」は連番画像の数です。「連番桁」等、連番画像の準備については、前述の「(A-4)連番スクリプト」の項目を参照して下さい。 | 2011/11/13 |
(E)スクリプトの紹介
個人的に、特にお勧めのスクリプトを紹介します。
・ニコニコ動画に投稿されているスクリプトまとめ → mylist/26858922
・ネット上で公開されているスクリプトまとめ → AviUtlスクリプトWiki
作者 | 名称 | 内容 | 配布先等 |
KENくん氏 | 砂状 | 砂状に画像を崩壊させていきます。非常に重いのですが、その分カッコいいエフェクトです。 | |
3Dライン(仮) | ライン(移動軌跡)が3D空間で立体的に描画されます。拡張版として導入しておくとよいかも。 | ||
ティム氏 | はためきスクリプト | 画像を旗のようにはためかせます。 | sm14441618 |
簡易モーションパススクリプト | 画像をパスに沿って伸ばしていくことが出来ます。 | sm14647929 | |
簡易ワープスクリプト | 画像の一部を変形することが出来ます。例えば、瞳を瞬かせたり、髪を揺らしたり、胸を揺らしたりすることが出来ます。 | sm15118219 | |
グループ補助スクリプト | 設定ダイアログに、X,Y,Z,拡大率,透明度等の等の項目をもう一つ追加するイメージです。 移動方法で、ランダム移動の移動フレーム間隔を設定することで、振動フィルタの代わりとしても使えます。 |
sm15454862 | |
多色グラデーション | 画像に複数の放射状グラデーションを適用します。 | sm15604220 | |
一時保存読込カスタムオブジェクト | 画像を保存し、離れたレイヤーで呼び出します。編集補助的なもの。 中間ファイルを出力しなくてもよくなる場合があるので、非常に便利な機能。 |
sm15784672 | |
輪郭追跡スクリプト | 輪郭(透明度の境界)に沿ってラインを描画したりします。 適用する画像によってはいろいろ応用性が効きそうなスクリプト。 |
sm15817197 | |
泡のカスタムオブジェクト | 泡のカスタムオブジェクト。追加エフェクトとして。 | sm16108745 | |
任意多角形カットスクリプト | 任意の形に画像をカットするスクリプト。 | sm16326102 | |
色調調整セット | メタル化、2値化、ガンマ補正などの色調補正をします。 | sm16458063 | |
バニシングポイント2(+立体化) | 静止画を箱型に立体に変形します。カメラ制御で使用します。 | sm16461298 | |
さつき&ティム氏 | 時系列音声波形スクリプト | 音量の変化を時系列に沿ってグラフで表示します。 音合わせのための補助的なスクリプト。 |
sm16297007 |
金の髭氏 | 拡張XYスケール | X,Yの方向別にサイズを変更します。 拡張編集の「縦横比」ではできない調整方法なので、あると非常に便利。 |
AviUtlスクリプトWiki |
白水氏 | ピクセル拡大 | ドット絵をキレイなまま拡大します。アンチエイリアスを切って拡大するイメージ。 | HP |
背景 | テキストの後ろに四角形の背景を表示させます。 個人的には半透明の黒い背景を追加することが多いです。講座動画など、テキストメインの動画では重宝します。 |
||
雷 | 雷のカスタムオブジェクトです。ちょっと特徴的な雷。追加エフェクトとして。 | ||
野生の木屋P氏 | ポリゴンモデル表示スクリプト | MMDモデル等を読み込むスクリプト。小物や立体テキスト等で使用するとよいかもしれません。 こちらに立体テキスト作成→AviUtlへの読み込みの方法がまとめられています。 |
sm15349534 |
ゆうき氏 | 登場_ランダム文字(ゆうき改) | 文字がランダムに切り替わりながら登場してきます。 | AviUtlスクリプトWiki |
扇クリッピング | 画像を扇状にクリッピングします。 | ||
角丸多角形 | 角丸多角形の図形オブジェクトを作ります。 | sm15965728 | |
Aマスク | マスクの一種。オブジェクトの形で画像の一部を透明化します。 「上のオブジェクトでクリッピング」の透明化する部分を反転させたイメージに近いです。 例えば、図形(円)に「Aマスク化」を適用し、下のレイヤーに画像を配置&「Aマスク」を適用すると、 画像に図形(円)の形の穴が空きます。 | ||
一時保存読込EXT(カスタムオブジェクト) | 仮想バッファを使用せずに、画像を一時保存します。 元画像をいったん保存すれば、obj.effectを回避して、再度元画像を呼び出すことも可能。 スクリプト制作者向けかも。 |
sm16334110 | |
色領域塗りつぶし | 画像編集ソフトでよくある「塗りつぶし」が可能に。 また、塗りつぶした部分を透明にしたりもできるので、クロマキーの拡張版としても使用可能。 |
sm16462679 | |
テツ氏 | 巻く | 画像を筒状にロールさせます。巻き具合を調整できます。上手く巻くことが出来るので導入しておくとよいかも。 | sm16404355 |
関連動画
AviUtl本体の基本操作[目次へ]
拡張編集を使用していても関係する部分について簡単に解説します。
フレームの範囲を選択★
AviUtlメイン画面の右下に[|←][→|]のボタンで、フレームの範囲を選択することが出来ます。
AviUtl画面下の青いメーターで青いところが「選択範囲」になります。
・この状態で動画を出力すると、「選択範囲」の部分だけが動画として出力されます。一部分だけ動画を出力して、それを再度取り込むような場合に使うことが多いです。
連番画像出力
[AviUtlメイン画面の「ファイル」→プラグイン出力→拡張編集AVI/BMP出力(RGBA)]
本家HPで配布されている「連番BMP出力」プラグインを導入することで、連番画像を出力することができます。
ファイル名の拡張子を「.bmp」とすることで、連番画像出力になります。
ただし、選択されているフレーム全部の画像が出力されるため、なんとなく出力すると大量の画像であふれてしまいます。↑を参考にして、必ず選択範囲を絞って下さい。
なお、出力したBMPファイルは、アルファチャンネル(透過情報)付きなので、例えば、一度GIMP等で開いてから、PNGで保存し直すと、透明の画像に変換されます。(そのままAviUtlで使用する場合は、bmpのままでもOK)
環境設定
[AviUtlメイン画面の「ファイル」→環境設定→システムの設定]
・最大画像サイズの変更
「AviUtl本体側の最大画像サイズは動画の最大解像度、拡張編集側の最大画像サイズは静止画の最大解像度を指定した方がメモリの使用量が少なくてすむ」とのこと(KENくんtwitterより)。
・キャッシュフレーム数
「AviUtlを拡張編集専用で使う場合は本体のキャッシュフレーム数を3とか少なくした方がメモリ使用量を減らせて良いかも」とのこと(KENくんtwitterより)。
・編集ファイル閉じられるときに確認ダイアログを表示する
AviUtlを閉じるときに確認ウィンドウが表示されるようになり、事故が減ります。
ヒストグラム
[AviUtlメイン画面→表示→ヒストグラムの表示]
ヒストグラムが表示されます。表示タブからRGB方式とYCbCr方式が切り換えることが出来ます。
表示の拡大
[AviUtlメイン画面の「表示」→拡大表示]or[AviUtlメイン画面で右クリック→拡大表示]
拡大縮小して表示することが出来ます。
拡大し微調整したいときや、解像度の大きい動画を作成するとき縮小したりして使っています。
画面解像度の変更
[AviUtlメイン画面の「編集」→設定→サイズの変更]
解像度を変更することができます。ただし、一度作成し始めた後の変更は非推奨です。
なお、リストに任意の解像度を追加するには、AviUtlメイン画面の「ファイル」→「環境設定」→「システムの設定」で、「リサイズ設定の解像度リスト」の項目に追加すればOK。
ウィンドウの位置を初期化
[AviUtlメイン画面の「ファイル」→環境設定→ウィンドウの位置を初期化]
ウィンドウの位置を初期状態にすることが出来ます。再生ウィンドウが行方不明になった場合にでも。
フィルタ順序の設定
[AviUtlメイン画面の「編集」→フィルタ順序の設定→ビデオフィルタ順序の設定]
フィルタの優先順位を変更できます。順位によってはフィルタの効果に影響があるとのこと。
AviUtl本体側のフィルタ
[拡張編集で右クリック→フィルタオブジェクトの追加→(フィルタ名)]
名称が似ていても拡張編集のフィルタと設定項目が異なるものもあります。
拡張編集で無理に使用するとエラー落ちすることもあるので注意。
フィルタ名 | 説明 | 関連動画 |
ノイズ除去フィルタ | エンコード用? | |
シャープフィルタ | エンコード用? | |
ぼかしフィルタ | 拡張編集の「ぼかし」を使えば十分かもしれません。 | |
クリッピング&リサイズ | 拡張編集での使用は非推奨です。 「クリッピングした時、画面が小さくなる~」といった現象の元凶です。 |
|
縁塗りつぶし | 拡張編集での使用は非推奨です。 | |
色調補正 | 拡張編集の色調補正と名称は同じですが項目が若干異なります。 | |
拡張色調補正 | 詳細な設定をすることができます。使い方によっては雰囲気が大きく変わったりします。エンコード目的で高画質を目指すには必須なのかもしれません。 | sm13857211 sm13863754 |
音量の調整 | 拡張編集を使用する場合は不要? |
入力・出力関連のプラグイン
名称 | ファイル | 説明 |
DirectShow File Reader プラグイン for AviUtl | ds_input.aui | 各種の動画を読み込むことが出来ます。 ただし不安定らしいので、できるだけ専用の他のプラグインを使用した方が良いそうです。つまり最終手段。ファイル→環境設定→入力プラグイン優先度の設定、で"DirectShow File Reader"を一番下にすること推奨。 |
MP4 File Reader MP4 Export Plugin |
mp4input.aui mp4export.auf |
MP4形式のファイルを読み込んだりプラグインです。 |
拡張 x264 出力(GUI) Ex | x264guiEx_stgフォルダ x264guiEx.auo x264guiEx.ini |
MP4形式で出力するためのプラグインです。このプラグインの導入には他にもいくつかのソフトのダウンロードが必要です。 ニコニコ動画まとめwikiやAviUtl導入動画を参考に導入して下さい。 |
他に必要なもの ・Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2 ・Microsoft .NET Framework 2.0 Service Pack 2 (x86) 日本語 Language Pack ・Microsoft Visual C++ 2008 SP1 再頒布可能パッケージ (x86) ・x264CLI(x264.exe) ・Nero Digital Audio 1.5.4.0 ・MP4Box |
未整理情報[目次へ]
プロジェクトファイル(aup)の配布方法まとめ
AviUtlは基本的に絶対パスなのでプロジェクトファイルを配布した場合、画像やスクリプト等が反映されせん。
・画像や動画→表示されない(ファイルが移動・削除されている等のエラー表示)
・スクリプト→反映されない(デフォルトの「震える」に置き換えられている)
(1)画像や動画を反映させる
AviUtlでは、画像などが移動されて読み込むことが出来ない場合、プロジェクトファイルのあるパスから、同じ画像がないかどうかを探して読み込む機能があります。
なので、プロジェクトファイルと同じフォルダに、画像を直接入れておけば、プロジェクトファイルを移動しても読み込むことが出来ます。
(※フォルダ分けしていた場合は読み込まれません。画像などを直接同じフォルダに入れる必要があります。)
例えば、自分が動画を作成した時は別のフォルダに保存して作業していた場合には、
プロジェクトファイル配布時だけ、画像などをプロジェクトファイルと同じフォルダに入れて配布すれば正常に反映されます。
(2)スクリプトを反映させる
スクリプトの設定や内容を反映させたい場合、移動先にも同じファイル名・内容のスクリプトが存在している必要があります。
受け取る側が同じスクリプトファイルを持っていない場合には、配布ファイルにスクリプトファイル(.anmや.obj)を含め、受け取った人に同じスクリプトファイルを「script」フォルダに入れてもらう必要があります。
※スクリプトファイルの再配布の可否については、各スクリプト制作者ごとにご判断を。
ちなみに私の場合は、スクリプトを一括ZIPで配布もしているので、そのファイル名(「ANM1.anm」や「FIGURE.obj」など)で使用していれば、わざわざ再配布する必要はないかと。。
(3)留意点
プロジェクトファイル(aup)には、PCのユーザー名が含まれているので、個人情報が含まれている場合には注意が必要です。エクスポートファイル(exo)の場合には、ユーザー名などは含まれませんが、画像などを読み込んでいた場合には、パス名にユーザー名が含まれてしまうので、こちらもご注意を(図形オブジェクトのみで作成されたexoの場合は含まれません)。
メモ
- 再生ウィンドウでの再生が重い場合には、一度その部分だけ動画と出力して、その部分をレイヤーに取り込めばOK。
残った作業跡は、右上のチェックボックスをオフにして非表示にしておけば、削除する必要はありません。
動画ファイルを多用した場合や、カメラ制御で画像を多く配置した場合によく使います。 - エンコード中にエンコードを一時停止いたい場合は、AviUtlメイン画面の「その他」→「バージョン情報」でウィンドウを開いている間は、一時停止されるとのこと。
- 特定の部分(ex.目)だけ光らせる場合は、同じ画像の目の部分だけの画像を任意の色で塗りつぶし、コピペしたオブジェクトに読み込み、「加算」等で合成すればよい。
- 投稿時の画質について、プレミアム会員の場合、ビットレートの制限が無いためどの程度の画質にするか、悩みどころです。あの悪名高き「セカチャク」は合計ビットレート約1000kbpsが上限なので、とりあえずこれに準拠するのが妥当かもしれません。
GIMPの使い方
GIMP(ver.2.6.6)の使い方について、再現MADに必要なところを紹介します。
GIMPの導入&設定はこちらのサイトをご参考に。
基本操作等
(A)切り抜き方法★
方法はいろいろありますが、この方法が一番キレイ。
参考動画→sm4702585
①レイヤー→透明部分→アルファチャンネルを追加、で透明部分を追加します。
②ツールボックスの「パス」を選択
③左下のボックスで拡大率を変更し、拡大表示する。
④画像の輪郭をパスで囲んでいく。一周した後、Ctrlを押しながら始点の丸を選択すると囲めます。
⑤Enterで選択範囲にする。
⑥選択→選択範囲の反転をクリック(ショットカットはCtrl+I)。
⑦Deleteで削除すればOK
※なお、解像度の低い(小さな)画像を切り取るときは、画像そのものを拡大してから切り抜くと比較的綺麗になります。
(B)縁取り★
①ツールボックスの「色域を選択」で透明部分を選択。
②新しいレイヤーを選択(作成)し、Ctrl+Iで選択範囲を反転。
③選択→選択範囲を拡大、で適当な値を入力して拡大。
④選択→境界をぼかす、で2ピクセルを入力。
⑤適当な色で塗りつぶせばOK。
※拡大幅やぼかす幅を大きくすれば、グラデーションっぽい影にもできます。
(C)クリップボードの内容をレイヤーに
(D)キャンバスサイズの変更
画像→キャンバスサイズの変更
※キャンバスサイズの数値の横にあるクリップを解除すると、縦横比を変更できます。
(E)グラデーション
ツールボックスの「ブレンド」でグラデーションを作ることができます。
ツールオプションダイアログで線形/放射状を選択可能。
(F)レイヤー
・モード…加算合成等ができます。
・不透明度…レイヤーの透明度を自由に調整できます。
・下のレイヤーと統合…見えているレイヤーを統合します。
・可視部分をレイヤーに…見えている部分を一つのレイヤーとして複製します。
よく使うフィルタ
(A)ぼかし
・ガウシアンぼかし:通常のぼかし
・モーションぼかし:①半径→円状に回転するぼかし、②拡大→放射状のぼかし
・ピクセル化:いわゆるモザイク
(B)変形
・極座標:円形の画像に変形。模様等の作成に。
・新聞印刷:円の模様で構成された画像に変換。グラデーションを変換して模様を作成することも吉。
(C)照明と投影
・グラデーションフレア:手っ取り早く「光」を作れます。
・ドロップシャドウ★:レイヤーを作成して影を追加します。「画像サイズを変更可」のチェックを外すこと推奨。
小テクニック集
(A)画像に含まれる文字を消す
ツールボックスの「にじみ」や「ぼかし/シャープ」で文字等を消せる場合があります。
(B)白又は黒一色の画像に変換する。★
「色」→「しきい値」で白にする。黒の場合はその後、「階調を反転」を選択。
(C)文字等を他の色やグラデーションで塗りつぶしたい場合、
別のレイヤー全体を他の色やグラデーションで塗りつぶし、
(文字が黒一色であれば)「加算」で重ねるとキレイに塗りつぶせます。範囲選択のようにギザつきません。
(C)グラデーション状に透明にする。★
①グラデーションで白黒を選択しておく。
②画面左下の小さな点線の四角をクリックし、半透明の赤で覆われ得ることを確認。
③グラデーションで塗ると、本来白となる部分が赤くなくなります。
④左下の四角をクリックすると、選択範囲が作成されます。
⑤Deletで削除するとグラデーション状に透明化されます。
(D)白黒の画像で、白い部分のみを透明にする方法(灰色は半透明)★
①「画像」→「モード」→「グレースケール」
②「チャンネルダイアログ」の「グレー」を右クリック→「チャンネルの複製」
③「色」→「階調を反転」
④「チャンネルダイアログ」の「グレーチャンネルのコピー」を右クリック→「チャンネルを選択範囲に」
⑤新しい透明なレイヤーに黒で塗りつぶせばOK。
(カラーの場合は画像モードをRGBに戻してから任意の色で塗りつぶす。)
(E)レイヤーを1枚ずつナンバリングして出力するスプリクト
こちらからダウンロード→たむぶん版 Continuous Save
※スクリプトの追加方法
DLしたファイルを「C:¥Documents and Settings\ユーザー名\.gimp-2.6\scripts」に追加して再起動。
(※Vista→C:\Users\ユーザー名\.gimp-2.6\scripts)
するとメニューバーに追加されています。
おすすめフリーフォント集
ちなみにフォントの確認は、いつもExcelでテキストオブジェクトに文字を大きくして確認しています。
名称 | コメント | 対象 | |
日本 | さなフォン | 子供っぽいフォントから飾り文字まで。 一押し。 |
ひらがな・漢字(一部)・数字・アルファベット |
Ayumu | 子供っぽいフォント | ひらがな、アルファベット | |
白舟古印体教漢 | 古い雰囲気。見方によってはホラー。対応している漢字の種類が少ないのが難点。 | ひらがな、漢字(一部) | |
GD-DOTFONT-DQ | ファミコンRPG(ドラクエ)風フォント | ひらがな、アルファベット、数字 | |
海外 | Renaissance-Regular | 筆記体のような流れる綺麗なフォント | アルファベット |
RN-PumpkinPudding | 古い魔道書に使われそうなアルファベット (中二っぽい) |
アルファベット、数字 | |
LiquidCrystal | デジタル数字(文字) | 数字、アルファベット大文字 |
参考動画
参考動画マイリスト
更新履歴
これより上の記事の履歴に限る。軽微な修正・体裁の変更を除く。
2012/03/10
・「音声波形Plus」「音声波形Plus2」を「音声波形Plus(改)」に統合
2011/12/29
・拡張編集0.89l2に更新
・一部項目の記載を削除&簡略化
2011/12/21
・スクリプトに「加減速エディタ」「曲線矢印」を追加
2011/12/19
・フィルタ紹介の項目を簡素化
・スクリプト紹介に追加
・スクリプトに「ランダム色ずれ」「矢印2」を追加
2011/12/17
・「スクリプト講座」をAviUtlスクリプトWikiに移行したため削除
・「ショートカットキー一覧」を削除
・「スクリプトの紹介」を更新
2011/12/13
・「プロジェクトファイル(aup)の配布方法まとめ」を追加
2011/12/12
・スクリプトに「ランダム歩行」を追加
・スクリプト講座を少し整理
2011/12/10
・スクリプトに「内側シャドー」「縁取りPlus」を追加
2011/12/05
・拡張編集0.89kに更新
・スクリプトの一括配布ZIPを最新版に更新
2011/12/04
・スクリプトの「拡大伸縮(音声同期)」「方向ブラー(音声同期)」に「補助線(音声同期)」を統合
・スクリプトに「TVオンオフ」を追加
2011/12/03
・スクリプトの「一方向に並べる」「片側ぼかし」を改訂
2011/11/27
・スクリプトに「音声波形Plus4」を追加
2011/11/20
拡張編集0.89j(スクリプト講座を除く)に更新。
2011/11/19
・スクリプトの「ランダム配置」「砕け散る3」を改訂
・スクリプトに「色ずれ分解」「ランダム配置表裏」「パーティクル表裏」を追加
2011/11/18
・スクリプトに「ぽよよーんと登場」を追加
2011/11/13
・いくつかのスクリプトを改訂
・スクリプトの「TA字間」を削除
2011/11/12
・スクリプトに「n分の1拡大」「ランダム点滅」を追加
・スクリプトの「横ロール」「縦ロール」を「ロール」一つに統合
・多数のスクリプトを改訂
2011/11/11
・スクリプトの「MAGI」を削除し「シンプル魔法陣」を追加
・スクリプトの「格子クリッピング」を「格子状マスク」に差替
・スクリプトの「パーティクル再現」「キラキラ」を改訂
・スクリプトに「モザイクマスク」を追加
2011/11/10
・スクリプト全般の値ダイアログ(--dialog)等を更新
・スクリプトの「明滅登場」「円形並べ」を改訂
2011/11/09
・拡張編集0.89iに更新(スクリプトを除く)
・スクリプトの「ハーフトーン風」を改訂
・カスタムオブジェクトの「市松模様」「チェック柄」「メーター」「立体図形(正多角形、円、星、長方形)」「縁つき立方体」を改訂
・カスタムオブジェクトに「マウスポインタ」を追加
・以下のスクリプトを整理(削除)
「明滅」「ものまね」「左寄せとか」「加減速移動β」「magicA~D」「簡易版サイズ基準多角形配置」
「TAランダム文字で登場」「TAランダム文字で登場-ランダム順」「TAテキスト枠」
「FI軽い図形(四角形)」「FI図形-色調整」「FIメーター2」
「FIランダムに輪が出現2」「FIランダムに小文字が出現」「FIランダムに大文字が出現」
2011/11/06
・スクリプトに「AviUtlアイコン」を追加
・「(E)スクリプトの紹介」を更新
2011/11/05
・「(E)スクリプトの紹介」を更新
2011/11/03
・拡張編集0.89hに更新
・スクリプトの「透明度ランダム変化」を修正&改訂
2011/10/22
・スクリプトの「カード表裏」「斜めブラインド」「多角形ライン」「砕け散る3」を改訂
・スクリプトに「星型図形Plus」「砕け散る3」を追加
・カスタムオブジェクトの「FIカウントダウン1」「FIカウントダウン2」「立体ドット」を削除
2011/10/19
・カスタムオブジェクトの「走査線2」「メーター」「セピアノイズ」「グリッド」を改訂
2011/10/18
・カスタムオブジェクトに「ランダムライン」「きらり」を追加
・スクリプトに「マスクPlus」を追加
2011/10/15
・スクリプトに「カメラ深度ぼけPlus」を追加
・カスタムオブジェクトの「多角形ライン」を改訂
2011/10/14
・カスタムオブジェクトの「矢印」を改訂
2011/10/10
・「(A-3)加減速スクリプト」の項目を追加
2011/10/08
・「スクリプトの紹介」をリニューアルし簡素化
・拡張編集ver0.89gに更新
2011/10/04
・スクリプトに「色変換(RGB-16進数)」を追加
・スクリプトの「ゆっくり拡大回転」を削除
2011/09/30
・スクリプトに「TAタイピング」を追加し、「FIテキストカーソル」を削除
2011/09/28
・スクリプトに「TA登場(pos2)関数」を追加
・スクリプトの「TA個別用の回転」を「TA個別用の拡大回転」に差替
2011/09/27
・スクリプトに「TA指定順で登場」を追加
2011/09/24
・スクリプトに「TA位置(pos)関数」を追加
2011/09/22
・スクリプト講座の記載を拡充
・スクリプトの「斜めブラインド」を改訂
・スクリプトに「斜めクリッピングEX」「TA拡大縮小で登場2」を追加
2011/09/20
・スクリプトの「ハーフトーン風」を改訂
2011/09/19
・スクリプトに「ハーフトーン風」「斜めブラインド」を追加
2011/09/17
・スクリプトに「TA陰陽玉登場」「引き伸ばし」「TAランダム配置(行)」「TA横スクロール(行)」を追加
・スクリプトの「TA標準登場(行)」を修正
2011/09/16
・スクリプトに「TA標準登場(行)」を追加
2011/09/15
・スクリプトの「拡大伸縮ANM」を「ループANM」に差替
・スクリプトの「xy軸方向に縮小して並べる」を削除
2011/09/14
・スクリプトの「画像ループ2(絶対座標)」を削除し、「画像ループ2(改)」に統合
・スクリプトの「画像ループ2(改)」「ハチの巣」に機能を追加
2011/09/12
・「入力・出力関連のプラグイン」の項目を追加
・スクリプトに「画像ループ3」を追加
2011/09/09
・スクリプトに「ランダム明滅」「ランダム明滅2」を追加
・スクリプトの「透明度ランダム変化」を改訂
2011/09/08
・スクリプトの「TAバラバラっと」「TAバラバラっと2」を「TAバラバラ」「TAバラバラ2」に差替
・スクリプトに「TA個別用の回転」を追加
2011/09/07
・拡張編集0.89fに更新
・スクリプトの「加減速登場」を改訂
・スクリプトの「TA標準登場」に機能を追加
・スクリプトに「動画再生オプション(ループ)」「動画再生オプション(連番入力)」を追加
2011/09/01
・拡張編集ver.0.89eに更新
・スクリプト紹介関連に追記
2011/08/27
・スクリプトに「多角形ライン」「音声波形Plus3」を追加
2011/08/26
・スクリプトの「円形並べ」を「円形並べ(改)」に差し替え
2011/08/24
・スクリプトの「一方向に並べる」を「一方向に並べる(改)」に差替
2011/08/23
・スクリプトの「画像ループ2」を「画像ループ2(改)」に差替。これに伴い「連番画像ループ」を修正
・スクリプトに「画像ループ2(絶対座標)」を追加
2011/08/22
・拡張編集ver0.89dに更新
・スクリプトの「立体音声波形Plus」「音声波形Plus2-ロール」を修正
・スクリプトに「市松模様(n番煎じ)」を追加
2011/08/20
・スクリプトの「段階グラデーション」を修正
・スクリプトに「RGB色調補正(加減算)」「RGB色調補正(オーバーレイ)」を追加
2011/08/19
・スクリプトの「FI図形-色調整」「横ロール」の不備を修正
2011/08/17
・スクリプトの「FIランダムに輪が出現(2)」「FIランダムに大(小)文字が出現」に不備があったので修正
2011/08/15
・スクリプトに「音声波形Plus2-ロール」「ギザ円クリッピング」「段階グラデーション」を追加
・スクリプトの「格子クリッピング」を修正
2011/08/14
・スクリプトに「格子クリッピング」「音声波形Plus2」を追加
・スクリプトの「蝶」「格子クリッピング」を修正
2011/08/12
・スクリプトに「音声波形Plus」「立体音声波形Plus」を追加
2011/08/11
・スクリプトに「拡大伸縮(音声同期)」「補助線(音声同期)」「方向ブラー(音声同期)」を追加
2011/08/07
・拡張編集0.89cに更新(スクリプト除く)
2011/07/29
・スクリプトに(A-3)連番スクリプトの項目を別記
・スクリプトに「円形並べ-カメラ」「連番画像ループ」「連番円形並べ」「連番円形-カメラ」「連番球状配置」「連番らせん」を追加
・スクリプトの「円形並べ」「連番ランダム配置」「連番パーティクル」を修正
2011/07/23
・スクリプトの「twitchっぽいもの」に少し機能追加
2011/07/19
・スクリプトの「ドット絵立体化」の不備を修正
2011/07/17
・スクリプトの「ランダム配置」を改訂。これに伴い「ランダム配置(回転なし)」「木植え」を削除
・スクリプトに「連番ランダム配置」「連番パーティクル」を追加
2011/07/16
・スクリプトに「一方向に並べる」「ドット絵立体化」「立体ドット」を追加
2011/07/11
・スクリプトに「グループ制御もどき」を追加
・拡張編集0.89a2に更新
2011/07/10
・スクリプトの記載区分(A-2)を追加して分離
・スクリプトの「多角形に切り取り回転」「立方体に敷き詰める」「特定の位置に画像を置く」を削除
・スクリプトに「ものまね」「もっと!?斜めクリッピング」「カクカクさん」を追加
2011/07/02
・スクリプトの「ランダムラスター」に機能追加
2011/06/27
・スクリプトの「自動方向ブラー」に機能追加
・スクリプトに「矢印」を追加
2011/06/26
・スクリプトの「xy軸方向に並べる」「z軸方向に並べる」を「画像ループ2」に差し替え
2011/06/22
・スクリプトの「ベジェ曲線」を「2次ベジェ曲線」「3次ベジェ曲線」に差し替えて改良
2011/06/21
・拡張編集0.89に更新
・スクリプトに「立体図形(正多角形、円、星、長方形)」「歪曲」を追加
2011/06/19
・スクリプトに「ベジェ曲線」「ランダム複数回転」を追加
・フィルタ紹介のアニメーション効果の記載を強化
2011/06/18
・スクリプトのTA登場系に登場順を追加(内or外側から登場)
・「ノイズ」フィルタを別記。
2011/06/17
・スクリプトの「減速登場」を「加減速登場」に差し替え
・フィルタの紹介の記載を全体的に強化
2011/06/15
・スクリプトに「FIテキストカーソル」を追加
2011/06/05
・スクリプトサンプル動画、スクリプト紹介を追加
・スクリプトに「FI虹輪」「FI軽い図形(四角形)」を追加
2011/06/04
・スクリプトに「移動トレース(拡張描画)」を追加
2011/06/03
・スクリプトに「自動方向ブラー」を追加
2011/05/19
・スクリプトに「切れ込み」「FIカラフルランダム配置」を追加
2011/05/16
・スクリプトに「FIカラフルパーティクル」を追加
・スクリプトの「横ロール」「縦ロール」に機能追加
2011/05/15
・スクリプトに「減速登場」「伸縮登場」を追加
・スクリプトの「明滅」を一つに統合
2011/05/13
・スクリプトの「パーティクル再現」を修正
2011/05/12
・スクリプトに「パーティクル再現」「カード[表][裏]」を追加
2011/05/11
・スクリプトに「TAテキスト枠」を追加
2011/05/10
・スクリプトに「しきい値フィルタ」を追加
2011/05/09
・拡張編集0.88aに更新
・スクリプトに「FIグリッド」を追加
2011/05/04
スクリプトに「明滅登場」「FI波状の粒」を追加。「X軸Y軸に並べる」を修正
2011/04/25
拡張編集 0.88に更新
スクリプトのTAシリーズをリニューアル、魔法陣のスクリプトを少し改良
2011/04/22
スクリプトに「砕け散る2」を追加
スクリプト紹介を2つ追加
2011/04/16
アニメーション効果用のスクリプトのうち、obj.draw系に「obj.effect()」を追加し改良
2011/04/15
スクリプトに「カメラ補助線」「動画再生オプション」「セピアノイズ」を追加
2011/04/14
スクリプトを一部改良(修正したものは最終更新日を参照)
スクリプトに「FI図形-色調整」を追加
2011/04/13
スクリプトに「横ロール」「縦ロール」「球体分解」を追加
2011/04/12
・スクリプトの区分を変更&全体的に修正(修正したものは最終更新日を参照)
2011/04/11
・拡張編集0.87iに更新、その他記載を若干追加
2011/04/10
・スクリプトの「TAランダム文字で登場」がおかしかったのを修正
・スクリプトの「TA画面外登場」を修正
2011/04/05
・スクリプトに「twitchっぽいもの」を追加
2011/04/04
・拡張編集ver0.87hに更新
・ver.UPに伴い広範囲にスクリプトを使いやすいように修正(最終更新日2011/04/04のものを参照)
・「FI効果線」「FI走査線」を削除、「FIチェック柄」を追加。
2011/03/23
・スクリプトに「四角に切り取り回転」を追加→「多角形に切り取り回転」に差し替え→同日修正
・スクリプトに「xy軸方向に縮小して並べる」を追加→同日修正
・スクリプトに「分割登場-横回転」「分割登場-縦回転」「xy軸方向に並べるMOV」「TAバラバラっと2」
「TAランダム文字で登場」「TAランダム文字で登場A-ランダム順」「円形並べ_レイヤー」
「円形-カメラ_レイヤー」を追加
2011/03/22
・スクリプトに「magicA~E」「MAGI」を追加
2011/03/20
・スクリプトに「TAランダム位置から拡大」を追加
2011/03/15
・スクリプトに「四角に分割して落下-カメラ」を追加
・ショートカットキー一覧を追加
2011/03/14
・スクリプトの「分割登場(右から)」を削除し、「分割登場-横分割」「分割登場-縦分割」に差し替え
・スクリプトに「木植え-カメラ」を追加
2011/03/13
・スクリプトに「FI白黒フェード」「四角に分割して登場」「四角に分割して登場-ランダム方向」
「四角にフェードして登場」を追加
2011/03/11
・スクリプトの「ランダムラスター」「FI走査線」「TAランダム間隔で横から登場」
「TA円形」「TA円形-カメラ」を修正
2011/03/10
・FIシリーズのテキスト関連のスクリプトを少し修正→同日再修正
・スクリプトに「ランダムラスター」を追加→同日修正
・スクリプトに「TA拡大縮小して登場(&ランダム順)」「TA分割して登場(&ランダム順)」
「TA字間移動で登場」「TAバラバラっと」「FIランダムに輪が出現2」を追加
・スクリプトのでバック表示を削除し、代わりの記載をスクリプト講座に追加
・プラグインの紹介に「ちょっと音再生」を追加
・スクリプトに最終更新日の記載を追加
2011/03/09
・スクリプトに「ランダムに小(大)文字が出現」「メーター2」を追加。「メーター」を修正
・「(C)その他のスクリプト」を「FIシリーズ」に改名
・スクリプトの「TAシリーズ」全般を追加&リニューアル
・スクリプトの「xy軸方向に並べる」を改訂
2011/03/08
・スクリプトに「効果線」「ランダムに輪が出現」を追加、「英文字定義」「sinc関数」を削除。
2011/03/07
・「(C)その他のスクリプト」のスクリプトを全て微妙に改訂
2011/03/06
・各項目ごとに関連動画の項目を追加
・スクリプトに「円移動」「カウントダウン1」「カウントダウン2」「メーター」を追加
2011/03/03
・動画ファイルのループ再生の項目を修正
・スクリプト「TA個別(字間)」を改訂
・フィルタ→プラグインにクロマキー画像作成を追加
・AviUtl本体側のフィルタについて記載
2011/03/02
・スクリプトの「TA個別(標準ランダム)」にオプションを追加
・スクリプトに「TA個別(ランダム拡大)」を追加
2011/02/28
・スクリプトのTAシリーズを時間マイナスで退出にも対応。
・スクリプトに「蝶」を追加。その後、同日中に「蝶」を大幅に改訂しました。
2011/02/26
・スクリプトの「ゆっくり回転」を「ゆっくり拡大回転」に差し替え。
2011/02/23
・スクリプトに「ゆっくり回転」を追加。
・スクリプト講座に「elseif」「repeat」の説明を追加。
2011/02/22
・スクリプトに「分割登場(右から)」「ランダム配置MOV」を追加。
2011/02/20
・スクリプトの紹介を独立項目として別記&追加。
・動画ファイル等を読み込むスクリプトについて記載を更新。
2011/02/16
・合成モードの色差の記載を修正。
・カメラ制御の「カメラ基準」の場合にも視線XYZが使えることを記載。
・スクリプト制御のstring.formatの記載を修正。
・スクリプトの「拡大伸縮」を「拡大伸縮ANM」に差し替え。より詳細な設定が可能に。
………さて、ここからが本当のユーザ記事です。
No.49…【スグリMAD】「ダイヤミック・デイズ」OPパロ
全般
・今回も、登場・退場の際は、スクリプトの「加減速登場(改)」(※スクリプトの最新ver.は、ADC_標準登場に改訂)を使用して、できるだけ滑らかに移動するようにしています。
・ちなみに現ver.では、カメラ制御のカメラ位置をスクリプトで動かすことはできないため、カメラワークを滑らかに動かす時は、カメラは一定の速度でゆっくり動かすにとどめ、逆に、画像のほうを全部いっぺんにZ軸方向に加減速させたりして、カメラが動いているように見せかけています。ある程度限界もありますが、グループ制御を活用するとなんとかなったりならなかったり。
フィルタ効果も滑らかに
今回は、クリッピングや斜めクリッピング、マスクなどのフィルタ効果も、滑らかに動かせるようにスクリプトを使用しました。スクリプトは上の記事で「ADCシリーズ」として改良したものを載せています。
キャラクターのシルエット(0:05~)
シルエットは、元画像を加工したものを使用しています。加工する際には色は付けずに、モノクロで作成。
AviUtlで「グラデーション」フィルタ等を使用して塗りつぶし、スクリーンで合成すると、使い回しが効きます。
また、塗りつぶしは省力化のためスクリプト化しています。スクリプトの「塗りつぶし」として上の記事に載せています。
テキスト(0:05~)
"Produced by ~"のテキストは、よく見るとテキストの内側に影がかかっています。
1.オブジェクトをコピペし、すぐ下のレイヤーに配置
2.「グラデーション」で白く塗りつぶし→「反転」フィルタで透明度反転→「シャドー」
3.上のオブジェクトでクリッピング→合成モードを乗算に
で作成することが出来ます。ただ、何度も使用するので「2.」をスプリクト化して使用しました。。
@内側シャドー
--track0:X,-200,200,5,1
--track1:Y,-200,200,5,1
--track2:濃さ,0,100,40,1
--track3:拡散,0,50,10,1
--color:0x000000
obj.effect("シャドー","X",0,"Y",0,"拡散",obj.track3+math.max(math.abs(obj.track0),math.abs(obj.track1)))
obj.effect("グラデーション","color",0xffffff,"color2",0xffffff)
obj.effect("反転","透明度反転",1)
obj.effect("シャドー","X",obj.track0,"Y",obj.track1,"濃さ",obj.track2,"拡散",obj.track3,"color",color)
パーティクル(0:08~)
四角い図形のパーティクルは、XY座標を、画面の大きさでランダム移動させて発生源をバラけさせています。また透過率を100、透過速度を-100とすることで、一つひとつのパーティクルが出現する際に、フェードインするようにもしています。
円形の図形とか(0:08~)
一見複雑に複雑に見えますが、一つひとつ分解してみると把握可能と思います。
・滑らかに動く扇形は、スクリプトの「ADC_扇状」を使用。チェック模様はその下に画像を配置し「上のオブジェクトでクリッピング」
・斜め線(ストライプ)が入っているものは、スクリプトの「「斜めブラインド」を「時間/割合」=1にして使用
・次のシーン(カメラ制御)に移る部分は、該当部分を適当な色で塗りつぶし、全体を一度動画として出力、クロマキーで透明にしています。
・実は最後のほう、背後で四角い図形が飛び散っていますが、これはスクリプトの「キラキラ」を使用
カメラ制御部分(0:14~)
・床は、図形で白い四角をスクリプトの「画像ループ2(改)」で並べています。
X間隔を200(%)にし、空白と交互に並ぶようにしています。空が映っているように見える部分はただの空白です。。
・背景は、空の画像をカメラ制御の対象外として配置。画像の下半分にグラデーションを透明&黒、オーバーレイで合成し、雰囲気(色調)を変えてそれっぽくしています。カメラを大きく移動する際に、画面全体に放射ブラーをかけることで、背景も若干動いているように見えることを期待していたりします(実際には動かしていません)。
タイトル(0:14~)
タイトル部分の動きは大体、力技です。三角形の光っぽいのは、図形の三角形をぼかして加算合成。拡大率と回転をランダム移動させて、1フレームずつXY座標をパロ元の通りに動かしています。
半円形(0:18~)
・青色の半円形は、図形の円に、「マスク」フィルタを、円、反転にチェックをかけ中心をずらして、三日月形を作ります。
・水色の切り替わる模様は、パロ元に合わせて、模様を7種類ほど用意。「動画ファイル」に読み込み連番入力。画像ループで画面全体に敷き詰め、
「上のオブジェクトでクリッピング」で三日月型に切り取っています。
・なお、「上のオブジェクトでクリッピング」で三日月型に切り取る場合、三日月型の図形をコピペし、白色に塗りつぶし、乗算で合成すると、
三日月型の図形が透明になります。この場合でも「上のオブジェクトでクリッピング」は有効なので、複数の画像を「上のオブジェクトでクリッピング」したい場合に便利です。
テキスト(0:18~)
・テキストの伸縮は「ADC_クリッピング」を活用して滑らかに動かしています。
・テキストの枠の格子状の部分は、「縁取り」フィルタで格子状の画像を読み込んでいます。透明部分のある画像も有効でした。。
シーンチェンジ(0:25~)
一瞬ですが、四角いシーンチェンジがあります。
a)前のシーンにあたる部分を動画としていったん出力。
b)次のシーンになる部分を四角い図形を多用して覆います。これを背景空白にして、アルファチャンネル付きの動画又は連番画像として出力。
c)bの動画のしたにaを配置し、「上のオブジェクでクリッピング」しています。
カメラ制御(0:30~)
中央のキャラクターの影は、シャドー(カメラ制御)ではなく、画像を配置。現状では、黒色の影以外は作れないっぽいので…
テクスチャ(0:38~)
画面四隅にテクスチャがあります。テクスチャを配置し、「マスク」フィルタを円、反転、ぼかし、縦横比を調整し、オーバーレイで合成。画面にアクセントをつけたい場合に有用です。
ランダムな図形(0:55~)
図形がランダムに切り替わるのはこちらのスクリプトを作成して使用。
@ランダム図形
--track0:個数,0,1000,5,1
--track1:範囲,0,1000,100
--track2:サイズ,0,4000,100,1
--track3:回転速度,0,1000,0
--dialog:切替最大[秒],max=5;切替最小[秒],min=1;開始位置[秒],f=3;X軸範囲[%],wx=100;Y軸範囲[%],wy=100;Z軸範囲[%],wz=100;XY回転[0or1],kx=0;Z回転[0or1],kz=1;拡大最小[-%],s_min=0;図形範囲[1-6],figure="123456";色,col=0xffffff;ライン幅,l=4000;
n=obj.track0
w=obj.track1/100
size=obj.track2
r=obj.track3/100
fig={}
fig={"円","四角形","三角形","五角形","六角形","星型"}
for i=0,n-1 do
x=obj.rand(-obj.screen_w-obj.w,obj.screen_w+obj.w,i,0)/2*w*wx/100
y=obj.rand(-obj.screen_h-obj.h,obj.screen_h+obj.h,i,1)/2*w*wy/100
z=obj.rand(-obj.screen_w-obj.w,obj.screen_w+obj.w,i,2)/2*w*wz/100
s=obj.rand(100-s_min,100,i,6)/100
rx=(obj.rand(0,360,i,7) + obj.rand(-100,100,i,10)*obj.time*r)*kx
ry=(obj.rand(0,360,i,8) + obj.rand(-100,100,i,11)*obj.time*r)*kx
rz=(obj.rand(0,360,i,9) + obj.rand(-100,100,i,12)*obj.time*r)*kz
t=math.floor(obj.time/obj.rand(min*1000,max*1000,0,i+1000)*1000)
ran0=obj.rand(1,string.len(figure),i,t)
ran=math.floor(string.sub(figure,ran0,ran0))
obj.load("figure",fig[ran],col,size,l)
obj.effect()
obj.draw(x,y,z,s,1,rx,ry,rz)
end
タイトル登場のキラキラ(1:37~)
タイトル登場部分のキラキラする部分は、キラキラした画像を用意し、スクリプトの「パーティクル再現」を使用。
あとは…
あとは基本的に↑で書いている方法の繰り返しです。(仮に詳細に書いたとしても同じことを書くことになるので!)
No.47…【東方MAD】「らぶ2Quad」OPパロ
背景の図形
今回は、ウィンドウ枠等の背景素材を作る量が多かったのですが、AviUtl上での操作はこれまでの動画と大きく変わるものでは無かったりしま す。
光(0:01~0:03)
冒頭の光の部分で、テキストや画像の縁が光っている所は、「ライト」フィルタを逆光にチェックして使用しています。 明かり自体は、図形の円(白)をぼかしたものを、オーバーレイで合成して、大きさや透明度を変化させて表現しています。
光(0:03~0:08)
明かりが上下に揺れているように見える所は、図形の円をぼかしたものを二つ用意し、片方はやや青味がかった色にします。 次に、双方にアニメーション効果の「反復移動」をかけ、速さをずらします。そして加算等で合成し、透明度を80ぐらいに薄くすればこのようになります。
走査線(0:08~0:13)
背後に斜めの走査線がありますが、スクリプトの「FI走査線2」を使用しています。元々ある走査線の長さを変えれるようにしたものです。これをオーバーレイ等で合成すると、うまくアクセント付け?ができるのでオススメです。
キャラ紹介(0:15~0:20)
キャラ紹介のウィンドウで左右に小さい四角形が上下に動いているのは下のスクリプトを使用しています。
r=0 --ランダムの種類
n=40 --図形の数
mv=100 --速度最大値
sv=10 --速度最小値
for i=0,n-1 do
a=2*math.floor(obj.rand(0,199,i,2+r)/100)-1
y=obj.rand(-obj.screen_h,obj.screen_h,i,r)+obj.rand(sv,mv,i,1+r)*obj.time*a
obj.draw(0,y)
end
円形のメーター(0:35~0:36)
円形のメーターみないなものは、図形に「斜めクリッピング」を角度90でかけた後、「極座標変換」を適用。 「斜めクリッピング」の中心Xを動かすと上手くいきます。「クリッピング」ではなく「斜めクリッピング」を使うところがポイント。
矢印(0:38~0:40)
伸びていく矢印は、↑の記事で公開しているカスタムオブジェクトの「矢印」を使用しました。
六角形(0:44~0:51)
No.46…【東方MAD】「猫撫ディストーション」OPパロ
部分フィルタ
良く見ると分かりますが、今回は多くの所で、部分フィルタをつかって「ぼかし」フィルタをかけています。 「figure」フォルダにグラデーションのモノクロPNG画像を追加し、部分フィルタのマスクの種類を増やしています。 この部分フィルタに「ぼかし」フィルタをかけることで、グラデーション状にだんだんとぼやけていくようにします。
※画面の端や周囲をぼやかすことで、ぼやけていない部分を注視させるような演出も出来ます。ちょっとしたグレードアップに。
画像の切り替え(0:03~0:05)
キャラクターのシルエット内で、画像が高速に切り替わっている部分。連番入力を使用しています。 GIMP等で画像を同じ大きさに揃えて、連番で保存します。動画ファイルオブジェクトを配置し、参照ファイルから連番画像を読み込めばOK。その上で、シルエット画像の下のレイヤーに配置し、「上のオブジェクトでクリッピング」。
砕け散る(0:28~0:29)
図形が砕け散る所は、アニメーション効果の「砕け散る」を元にした、スクリプトの「砕け散る2」を使用しています。 こちらの方は、トラックバーで時間軸の調整ができるので、微妙な動きを調整するのに便利だったりするかもしれません。。 AviUtlデフォルトの砕け散る感を、少しでも低くするためにフレームバッファをつけたりしています。
レイヤー1…元の図形。グラデーションを掛けるのみ。
レイヤー2…フレームバッファ。これに「砕け散る2」をかける。「フレームバッファをクリア」にチェック
レイヤー3…フレームバッファ。これにも「砕け散る2」をかける。破片サイズ小さめ。クリアはせず。
レイヤー4…フレームバッファ。「エッジ抽出」をかける。オーバーレイで合成。クリアはせず。
あとは、「ぼかし」や「色調補正」の輝度をランダムでかけたり、振動させると、なお良いかもしれません。
テキスト(0:31~)
以降、頻繁に出てくるテキストの伸縮の演出ですが、拡張描画の縦横比変更だと動き方が微妙に異なるので、場合によってはスクリプトの「XYスケール」を使ったほうが良い場合があるかもしれません。
雪(0:44~0:46)
雪が逆方向から、下から上に移動している所は、カスタムオブジェクトの「雪」をグループ制御で無理やり180度回転させているだけだったりします。
テキスト(0:57~0:59)
・テキストがぶれている所は、テキストオブジェクトをコピペで3つに増やし、それぞれ縦ラスターをかけ、高やと周期をそれぞれずらします。そして、うち二つには「エッジ抽出」とアニメーション効果の「震える」をかければOKです。
・さらに図形(白)にノイズ(Type4)をかけ、色ずれフィルタをかけたものを「乗算」で合成すると、砂あらし風を加えることが出来ます。
砕け散るの縁(1:12~1:13)
「砕け散る」の縁のみを合成する方法です。図形(白)に「砕け散る」をかけ動かす。フレームバッファを配置し、エッジ抽出をかける。これを動画として出力。この動画を「スクリーン」等で合成すればOK。
横にスライドして切れるところ(1:24~1:26)
キャラクターのシルエットが、横にスライドして切れるところは、各画像をグループ制御とグループ化し、グループ制御に「オフスクリーン描画」をかけてから「斜めクリッピング」や「クリッピング」をかけると、上手く同じ位置でクリッピングすることができます。
No.45…【東方MAD】「愛しい対象の護り方」OPパロ
加減速登場
この動画から「加減速登場」というスクリプトを使用し始めています。これまでと比べて滑らかに動いているハズです。 今回は登場のほとんどをこのスクリプトで動かしています。。 詳細な使い方等は講座を投稿しているので、こちらをご参考に。【中級者向け】AviUtl集中講座~加減速移動
タイトル(0:10~0:11)
・タイトルは一文字ずつ画像を作成しています。それをグループ制御で回転等させます。
・出現する時に伸縮しているのはスクリプトの「伸縮登場」を使用しています。後ほどのチビキャラが伸縮して登場しているのも同様。
・光が一瞬横切るのは、図形(白)を、クリッピング等で細くしたものを用意し、ぼかしフィルタをかけたあと、タイトル画像の下のレイヤーに配置し「上のレイヤーでクリッピング」しています。合成モードは、オーバーレイを使用。
紹介パートの後ろ(0:18~0:34)
紹介パートの後ろの部分については、まずパロ元に合わせて四角い画像を用意(角が丸いヤツ)。色は白など適当に。この図形の下のレイヤーに動かしたい画像を配置し、「上のオブジェクトでクリッピング」すればOKです。他にもいくつか方法があるので、こちらの動画をご参考に。AviUtl集中ミニ講座
背景(0:34~0:47)
・パーティクルは通常のパーティクルだと色をランダムに出来ないため、スクリプトの「カラフルパーティクル」を使用しています。
・その下にフレームバッファを配置し、これに「球体分解-カメラ」のスクリプトを適用し、画面を歪ませています。分かりにくいかもしれませんが。
背景(1:12~1:25)
・通常のパーティクルはカメラ制御では使えないため、↑と同様、スクリプトの「カラフルパーティクル」を使用しています。 ・あと「カラフルランダム配置」のスクリプトで三角形、四角形、星型の図形を回転させていたりもします。
カメラ制御(1:12~1:25)
・カメラ制御は、カメラの移動時と停止時でオブジェクトを分割しています。移動時は曲線移動&加速+減速に設定して、なめらかに動くようにしています。停止時は移動なしで。
画像(1:12~1:25)
画像が四角い枠内で動いているのは、四角い図形に「動画ファイル合成」で画像を合成しています。少し↑でも紹介した方法(0:18~0:34)の一つです。
右下のてゐ(1:12~1:25)
元Flashから画像をキャプチャして、一枚ずつ切り抜いています(10枚ほど)。これを連番入力して使用しています。画像を連番で用意しておき、動画ファイルオブジェクトを配置、参照ファイルから連番の画像を選択すればOKです。あとは「アルファチャンネルを読み込む」「ループ」にチェック。
テキスト(1:28~1:29)
テキストが上下に動いて登場しているのは、スクリプトの「TA標準」を二つ重ねしています。各パラメータを同じにしておき、今回は片方のy距離の符号を反対にし、「時間」の項目を半分にすれば、MADのような動きになります。
枠固定で(1:30~1:34)
複数のキャラクターが一致の枠内で動いているようにしているのは、↑でも紹介した方法(0:18~0:34)の一つで、図形(四角形)を白&乗算にして、個別画像ごとに、「上のオブジェクトでクリッピング」しています。
No.44…【東方MAD】「大帝国」OPパロ
画面の周囲の黒い縁取り
画面を縁取っている黒い影は、図形(円)を、サイズ小さめで、拡大率を10倍ぐらいに拡大し、ライン幅を小さくして穴をあけ、ぼかしフィルタをほんの少しかければ、比較的軽くすることが出来ます。16:9に合わせるために縦横比を変えるとよいです。
地図(0:03~0:14)
地図そのものは、GIMPで作りました。小さな●が並ぶパターンを作り、モデルとなる地図に合わせて切り取って作成しました。
回るマーク(0:03~0:14)
GIMPでの回るマークの再現方法はこちらを参照。
各パーツごとに画像を保存し、それぞれAviUtlに配置し、元ネタに合わせて出現&回転するようにします。このままだと7レイヤー消費してしまうため、一式を動画として保存して、それを使用すれば1レイヤーで済むようになります。AviUtlでプラグイン出力→拡張編集AVI/BMP出力で出力。動画を取り込み「アルファチャンネルを読み込む」にチェックすると、透明度情報を保持した動画として利用できます。
矢印(0:03~0:14)
矢印は以下スクリプトを使って伸ばしました。個数を増やすとXZ軸平面に沿ってオブジェクトが増えていきます。上から見る場合はX軸回転させて下さい。
@XZ軸平面に並べる
--track0:個数,1,200,5
--track1:間隔,-100,100,10
--track2:角度,-360,360,0
n=obj.track0
w=obj.track1
r=obj.track2
obj.effect()
for i=0,n-1 do
x=w*i*math.cos(r*math.pi/180)
z=w*i*math.sin(r*math.pi/180)
obj.draw(x,0,z,1,1,0,0,-r)
end
明滅登場
以下、頻繁に明滅して登場してくる演出があるのですが、これは省力化のため、上の記事でも紹介している「明滅登場」のスクリプトを使用しました。
立ち絵登場(0:15~0:16)
立ち絵がモザイクがかかったりしながら登場する部分については、基本的に力技で1フレームずつ再現しています。こちらのスライドショーで解説しています。
・前半モザイク…キャラクター画像をクリッピングしてモザイクをかけてます。
・後半クリッピング…スライドショー参照。
・テキスト…スクリプトの「TA標準」でY軸方向に1文字ずつ退出するようにして、全体をグループ制御で180度Z軸回転しています。
稼働→待機(0:23~0:26)
ここのシーンは地味にGIMPで、パロ元に合わせて素材をひとつひとつ作成したものです。数秒のシーンなのに手間が多いので途中、力が尽きそうになりましたが。。
カメラ(0:39~)
カードのシーンでは、各作品間で移動する際の、カメラの動かし方をいろりろ試行錯誤しました。
最終的には、各作品ごとにカメラを引いていく部分は「直線移動」でカメラを動かし、各作品間を移動する際には「曲線移動」でカメラを動かしています。移動方法の途中切り替えはできないので「カメラ制御(拡張描画)」オブジェクトを分割しています。曲線移動は、中間点を打ちすぎるとカクカクしてしまうので、何度も微調整しながら設定しました。再現度にこだわらなければ、中間点は2~3個で十分です(逆に増やしすぎるとカクカクします)。
No.43…【うみねこMAD】「Steins;Gate」Win版PVパロ
フィルム(0:15~0:20)
・動画周辺のフィルムの縁は、GIMPで画像を作ってそれを別々に動かしています。動画は、↑の記事で公開しているスクリプトの「画像ループ2」を使えば、上手く隙間を空けて、動画を上下に並べることができると思います。
・背後にレンズフレアっぽいものは見えますが、この時は、カスタムオブジェクトにレンズフレアが実装されていなかったので、レンズフレアの画像を点滅させながら動かしています。
戦人(0:21~0:27)
・戦人が点滅するところも、パロ元に合わせて1フレームずつ調整。白い横線が上から下に流れるのは、図形&ノイズ(周期X0、周期Y20)を「上のオブジェクトでクリッピング」しています。
・場面の切り替えで、まぶた閉じるようになるところは、黒い図形を「ラスター」で変形させたものを、上下に二つ用意し、それぞれ動かしているだけです。ただし画像を用意した方が簡単かもしれません。
・文字の登場は、それぞれスクリプトの「TA標準」を使えばOKです。
丸い幾何学的な図形
それぞれパーツ毎に用意します。
・多くは、GIMPでパロ元に合わせて画像を用意。大きめのサイズで作成して、AviUtlで縮小して使うのがオススメ。
・円は、図形の円でライン幅を小さく。
・ラインの入った円(?)のようなものは、図形の四角形でライン幅を小さくし、画像ループ(横回数を多めに)→極座標変換(中心幅を調整)の順にかけ、大きさを調整すれば上手く作成できます。
赤いシーン(0:46~0:51)
背後の波状の粒は、スクリプトの「FI波状の粒」で作成。輝度を調整し、拡散光もかけています。 後ろの方の、黒っぽいベアトリーチェの色調が微妙に試行錯誤したのですが、最終的には、画像を合成モード「減算」で背景の赤色と合成しています。その後、単色化フィルタを強さ30ぐらいでかけ、色を調整してパロ元と似た感じにしています。
血っぽい(0:58~1:02)
血痕が広がっていくイメージの所は、図形の円にぼかしフィルタをかけ、以下のスクリプトで増やしています。AviUtl;Notesのプロジェクトファイルでもつかっているものですが。そして図形のサイズを、直線移動等で大きくさせました。。
l=200 --出現範囲
a=0.3 --出現時間(秒)
b=0.1 --出現間隔(秒)
for i=0,50 do
t=(a-obj.time+i*b)/a
if( t > 0 ) then
if( t > 1 ) then
obj.alpha = 0
t = 1
end
else
t=0
end
x=obj.rand(-l,l,i,3)
y=obj.rand(-l*3/4,l*3/4,i,1)
s=obj.rand(10,100,i,2)/100
obj.draw(x,y,0,s,1-t)
end
樹形図(1:02~1:09)
樹形図(白)は、Excelで線を作成して、GIMPで文字を追加して完成させています。Excelだと線を自由に引き直ししたり出来るので、ややラクになります。オレンジの線は、図形をクリッピングで細くして線にしたものを、さらにクリッピングで切り取り範囲を移動させて、伸びていくように見せています。1辺ずつオブジェクトを配置しているので、完全に力技です。気合いです。
光(1:11~1:14)
背後のオレンジの明かりの作り方です。図形の円を3つ用意し、それぞれレイヤーに上から次のように配置。その後、グループ制御で動かすとよいです。あくまで一例です。
1…透明度20、サイズ303、RGB(255,174,91)、ぼかし(範囲148)
2…透明度20、サイズ168、RGB(254,253,156)、ぼかし(範囲32)
3…透明度20、サイズ110、RGB(255,255,255)、ぼかし(範囲20)
数字(1:30~1:34)
数字が右上から流れてくるように見える所ですが、これは別途作成しています。 カメラ制御で、黒の背景に、白い数字をスクリプトの「TAランダム-カメラ」で移動回転させ、カメラの座標を左下から右上に動かします。これを動画として出力します。この動画を合成モード「スクリーン」で合成すれば、OKです。黒い文字にしたい場合は、動画を輝度反転し、「乗算」で合成すればOK。
蝶(1:38~1:45)
蝶が羽ばたいている所は、スクリプトの「蝶」を使えばOKです。
タイトル文字
最後のタイトル文字の部分はGIMPで作成。文字付近の「ゴミ」の作成方法は、まず適当なテキスチャ画像(模様)を用意。これに適当なところで色域選択して削除すると適当な模様が出来上がります。文字周り以外の不要部分を削除し、色→しきい値で単色にすればOK。
No.42…AviUtl;Notes
プロジェクトファイルを配布しているのであまり解説することはないのですが…。
ちなみに普段はスクリプトをこんなに多用したりしていません。素材を使用しないという縛りプレイをしているため、スクリプトを多用してごまかしていたりします。加えて、普段はアニメーシ ョン効果に追加して使っています(その方が微調整しやすいため)。
あと生放送を見て、やっぱりフォントが反映されていなかった…orz。
以下、関係のない話。
個人的には、基本操作を覚えた後、以下の機能が使えるようになると動画作成の世界観が変わると思います。どれも同じくらいの影響があるかもしれません。。
合成モード
単純に素材を並べるだけでは出来ない微妙な表現が可能になります。また光や色の表現の幅が格段に広がります。この「光」が重要です。といっても具体的には表現しづらい…。
グラデーション画像との組み合わせがポイント。
ノイズ
どうやら「パーリンノイズ」とも云うそうです。「フラクタルノイズ」はその一種? 背景素材の作成がAviUtlでも可能になります。その応用範囲はとどまることを知りません。
「ラスター」や「極座標変換」との相性がいいです。カメラ制御との組み合わせが今後の課題。
カメラ制御
3D的な表現には必須。他では代替の効かない機能です。
「ノイズ」フィルタの登場のおかげで、背景画像について悩むことが減りました。
スクリプト制御
今まで労力的に実質不可能であった表現が、スクリプトで可能となります。
例えば図形を10個ランダムに動かす場合、手作業では10個のオブジェクトをそれぞれレイヤーに配置して別々に動かさなければならないのが、スクリプトではひとつのオブジェクトで済みます。
「スクリプトなしの場合にどのように動かすか」という想定ができれば、スクリプトで再現するのは比較的容易になるかもしれません。
※「省力化」と「rand関数」が個人的ポイント。
(拡張色調補正)
今後の課題?。
この方(mylist/23863290)の動画を見て、本体側に「拡張色調補正」というものがあるのを思い出しました。機能は知っていても使い道が分からなければ、宝の持ち腐れになってしまうことを実感。
でもどうやれば使いこなせるのか分からない…orz。
その上、たとえ使いこなせても劇的に演出が変わるものでもありません(たぶん)。
No.41…AviUtlで「○得」
AviUtl愛好会コミュメンバーが1500人を超えたことを記念して作りました。以前から簡単なアニメーションをループするスクリプトを作り たくて試行錯誤していたのですが、なんとか完成しました。自分で見てもよく分からないスクリプトになっていますが。
伸縮のアニメーション
上の方でも記載している「拡大伸縮ANM」のスクリプトでループさせています。数値設定が怪しいのか、後半になると元ネタとタイミングが ずれまくっています。後ろのアイコン群も同様のスクリプトでループさせています。タイミングはややずらしていますが。あとテンポは、以前も記載した「テンポレコーダー」で自分で1ループ分の時間を測りました。1ループ内の測り方、「first」や「wait」の 項目は、下のスクリプトを使って測っていたりします。「拡大伸縮ANM」の試作品です。元ネタと比較することで視覚的に測れるので、リズ ム感のない自分にとっては必須だったりします。
@伸縮ANM
--track0:ループ,0,10000,1800
--track1:開始,0,5000,500
--track2:待機,0,5000,1000
--track3:縦横比,-100,100,-20
--check0:なめらか,1
a=obj.track1/1000
c=obj.track2/1000
b=obj.track0/1000-a-c
s=obj.track3/100
t=a+b+c
n=math.floor(obj.totaltime/t)+1
i=1
repeat
if( obj.check0 ) then
ra=ra*ra
rb=rb*rb
end
if(obj.time>t*(i-1)) then
if(tt<=a) then
obj.aspect=obj.aspect+s*(1-ra)
elseif(tt<=(a+b)) then
obj.aspect=obj.aspect+s*rb
else
obj.aspect=obj.aspect
end
end
i=i+1
until(i>=n)
アイコン群
上のほうで記載している「ランダム配置」を、Z軸回転しないように改変しています。一応ここにも載せておきます。
@ランダム配置(回転なし)
--track0:個数,0,1000,5
--track1:XY幅,0,1000,100
--track2:Z幅,0,1000,100
--check0:z軸は変化しない,1
n=obj.track0
for i=0,n do
x = obj.rand(-obj.screen_w,obj.screen_w,i,0)/2*obj.track1/100
y = obj.rand(-obj.screen_h,obj.screen_h,i,0)/2*obj.track1/100
z = obj.rand(-1000,1000,i,0)/2*obj.track2/100
if( obj.check0 ) then
z=z*0
end
obj.draw(x,y,z)
end
カメラ制御
いつも通りカメラ制御でAviUtlメイン画面の周りを回っています。基本的に以前の「カメラ制御&スクリプト制御でランダムにオブジェク トを出現(ry」と同じ、というか演出の使い回しです。
No.40…【東方MAD】「ななプリ。」OPパロ
元ネタのOPは、ニコニコではあまり評価されていませんが、個人的には綺麗なOPでお気に入りだったりします。スクリプト制御の力が無ければ、再現が不可能なものでした。なのでスクリプト制御がある程度分かってきたところで、最初に作った再現MADになります。
テーマは言うまでもなく「紅魔郷」。冒頭の文言は、フランのスペカを順に暗喩しているつもりです。
タイル状のエフェクト(1:40~)
タイル状のエフェクトでは、スクリプト制御で図形(正方形)を並べ、透明度をランダムで変化させています。
上の方で公開している「透明度ランダム変化」が該当するものです。
・図形(四角)にアニメーション効果(透明度ランダム変化)を適用し、適当に「間隔」を空ける。
・背景は黒いままの状態で、合成したい画像を「オーバーレイ」で合成する。
・すると黒い部分は画像が合成されません。
・そこまでを一旦、動画として出力します。その後、出力した動画をレイヤーに配置します。
・適当な背景画像を用意し、先ほどの動画を「スクリーン」で合成する。
・すると黒い部分は合成されず、1:40~のような演出ができます。
パーティクルの調整(1:40~)
背景のほうにある小さな光の粒が飛んでいる演出です。
・図形(円)をオーバーレイで合成
・「移動範囲の座標からランダムに出力」にチェック/左下→右下→右上と移動範囲をつくる/出力頻度20/出力速度200/加速度-10/出力方向-214.7/拡散角度120/拡大率100~180/重力-60/サイズ6
・「色調補正」で輝度156
・「ぼかし」で範囲2
テキストアニメーション(0:05~)
文字が回転しながらランダム順に登場してくる部分です。
・スクリプト制御をこれ用に作っています(Z軸登場+標準ランダム)。
@TA個別(標準ランダムZ軸+Y回転)
--track0:時間,-5,5,0.3
--track1:間隔,0,2000,200
--track2:Z距離,-20000,20000,500
--track3:角度,-360,360,0
if( obj.track0 == 0 ) then
return
elseif( obj.track0 < 0 ) then
t = (obj.track0-obj.time+obj.totaltime-rand(0,100,obj.index,0)*obj.track1/10000)/obj.track0
else
t = (obj.track0-obj.time+rand(0,100,obj.index,0)*obj.track1/10000)/obj.track0
end
if( t > 0 ) then
if( t > 1 ) then
t = 1
end
obj.alpha = math.cos(t*math.pi/2)
obj.oz = obj.oz + obj.track2*t
obj.ry = obj.ry + obj.track3*t
end
・テキストボックスに制御文字<p>と<s>を多用してテキスト入力してます。
例えば最初の文だと次のような感じです(テキストサイズは50)。
縦線のノイズ(冒頭~)
縦線のノイズっぽい表現です。
図形(背景)に「ノイズ」フィルタを適用しています。
・図形(背景)…透明度60
・ノイズ…強さ100/変化速度50/周期X16/周期Y0.01/しきい値85
背景の星屑みたいなの(冒頭~)
よく見ると背景部分で星屑っぽいものが上方向に流れているやつのことです。
図形(背景)に「ノイズ」フィルタを適用しています。
・図形(背景)…透明度30
・ノイズ…強さ100/速度Y10/変化速度5/周期X5/周期Y5/しきい値95
炎っぽい背景(0:30~)
一瞬だけ背景に現れるやつです。
図形(背景)に「ノイズ」フィルタ(パラメータは適当)をかけ、
図形をコピペして、それぞれ赤色と黄色に変更。両方とも「加算」で合成。
「ぼかし」と「色調補正」で微調整しています。
色の合成(0:37~)
0:37~の色が付く部分は、まず白黒で作成し、そこに適当な色の図形(背景)を「乗算」で合成すれば、うまく色がつきます。この方法はいろいろな場面で役に立ちますよ。
No.XX…カメラ制御&スクリプト制御でランダムにオブジェクトを出現(ry
コミュニティ専用動画は貼り付けられないみたいですね。コミュに入っている人はコミュ動画から、同名の動画があるのでご参考に。
スクリプト制御をいろいろ弄っていて衝動的に作ったものです。後からBGMを付けようと試行錯誤した結果、 BGMが見つけられなかったので、結局無音にしています。無音なので一般公開は差し控え、コミュニティ専用にしました。
テキストアニメーション(冒頭)
アニメーション効果(ランダム間隔で落ちながら登場)を使用しただけです。「文字毎に個別オブジェクト」をチェックしてくださいね。
白い円
上の方で公開しているスクリプト制御の「ランダム配置」を使用。Z軸方向を有効にしておいて、XY幅(Z幅)の値を大きく移動させると、広 がるような演出が出来ます。図形(円)にカメラ制御オプションをつけ、「カメラの方を向く」にチェックしています。
文字の周りの青い円
上の方で公開しているスクリプト制御の「円形に並べる」を使用。グループ制御を使って回転させています。
実は部分フィルタも使ってます
分かりにくいですが、画面の周囲がぼやけています。放射状のグラデーション画像を「transition」フォルダに入れ、部分フィルタで選択 。ぼかしフィルタをかけています。
テキストアニメーション(終わりの方)
上の方で公開しているスクリプト制御の「TA個別(z移動)」を使用。グループ制御で少し傾けています。
最後の線が増えるところ
図形(背景)をクリッピングで線にし、大きさを倍にしています。その後スクリプト制御の「ランダム配置」を適用。z軸を有効にせず、個数 を増やすように移動させれば、動画のようになります(加速移動させていますが)。
No.39…AviUtlでNyanyanyanyanyanyanya!
AviUtl愛好会コミュメンバーが1000人を超えたことを記念して作りました。いわゆる「流行り物」を作るのも初めてです。カテゴリーをどこにしようか迷ったのですが、AviUtl→AviUtl愛好会コミュ→ニコニコ動画講座という形にしました。パーティクル出力の調整は、ちょっとした慣れが必要ですが、それ以外はごく基本的な機能を、基本的に使ったものです。 (再生ウィンドウの再生時間をスクリプト制御で再現していましたが、誰も気づいてない…orz)
パーティクル出力の設定
テキストオブジェクトをパーティクル出力に変換し、パラメータを次の通りに設定。 X(256→-256)、Y(192)、出力頻度(5)、出力速度(800)、出力方向(ランダム移動で-140~-220)、拡散角度(30)、透過速度(0)、拡大率(ラン ダム移動で25~50)、回転速度(ランダム移動で-0.1~0.1)、重力(1000)、サイズ(85)、「移動範囲の座標からランダムに出力」をチェック( 動画説明文に書いたままです)
リズムの取り方
普段、再現MADしか作成していないので、実はここが一番苦労したところでした。とりあえず「テンポレコーダー」というフリーソフトで自分でテンポを測るとBPM=142と出たので(合っているかどうか分かりません)、グリッドの表示間隔を142に設定し、それに合わせて画像がループするようにしました。といっても1ループ作成して、それをコピペしただ けですが。
No.37…【東方MAD】「Steins;Gate」OPパロ
最初は編集技術的に作れるか微妙だったのですが、何とか作れました。元ネタのアニメ化にはあまり興味はないのですが、シリーズ第3弾の「ロボティクスノーツ」には激しく興味をそそられます。早くWin化しないかな…(Xboxを持ってないので)。あ、「Steins;Gate」ももちろんオススメです!SFネタ的にはそれほど珍しくないストーリーですが、物語としては期待以上に面白かったです。
冒頭からのノイズ
冒頭部分のノイズはニコニ・コモンズから「セピア調フィルムノイズ」(nc4103)をお借りし、「乗算」で合成しています。
影の消えるところ(0:22~)
影が輪郭から消えていく部分は、「境界ぼかし」フィルタで、「透明度の境界をぼかす」にチェックし、「範囲」を大きく移動させてフェードアウトするようにしています。
背景の文字(0:27~)
上の方にも記載しているスクリプト「TA個別(ランダム)2」を使用しています。スクリプト制御、初使用のMADですね。。あと、後の方に出てくるカウントダウンもスクリプト制御を使っています。
キャラクター名(0:30~)
キャラクター名のアルファベットが拡大縮小しながら登場してくる部分は、地味に一文字ずつ作っています。結構な労力がかかりましたが、一つ作ってはコピペし、タイミングをずらすのを繰り返していけば動画のようになります。。
キャラクター紹介(0:30~)
キャラクター紹介の部分は、場面の切り替わり等が多いので、クロマキーを多用しています。文字では表現しづらいのですが。透明にしたい部分を図形(青色等)でかぶせて、それを一旦動画として出力。出力した動画を新たにレイヤーに配置して、その動画にクロマキーをかけて青色を透明にする。透明になった部分に画像を配置して動かす。といった感じです。以前作った【AviUtl】フリーソフトで作る静止画MAD【RewriteOPパロ】(sm12842386)の7:50~あたりが同じ方法を使っています。応用範囲の広い方法ですね。。
画像がバラバラになるところ(1:00~)
画像が分かれる所は、画像を一枚ずつ作成して、最後、大きさを縮小させています。何気に力技です。登場部分はアニメーション効果の「ランダム方向から登場」を使ったので省力化できましたが。。
お空の"目"(1:02~)
お空の胸の目は、モノクロの瞳の絵に、水面映像(nc17391)を乗算で合成したものです。色は、水面映像の色相を変化させて赤色に変化させてつけています。黒目部分は、同じ瞳の絵を減算で合成して黒くし、縦横比を変化させて表現しています。
巻き戻し(1:30~)
最後の巻き戻しは、その時点までの動画を出力して、再生速度をマイナスにしたものです。ただし、単にマイナスにしただけだと異常に重くなるので、逆再生にしたものさらに動画として出力したものを使っていますが。ちなみに巻き戻しの演出が、パロ元をアレンジしたものになってますが、実はパロ元の1:29~1:31も巻き戻しの演出となっており、それを模倣したものにすぎません。
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