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  • VAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証 1
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VAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

大画面なのに持ち運びやすいと謳う高性能ノートパソコン、VAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618。インターネット上の口コミでは「起動が速い」と評判ですが、実際のところどうなのか気になりますよね。

今回はその実力を確かめるため、以下の9つの観点で検証・レビューを行いました。


  • CPU・メモリの処理性能
  • ストレージの読み書きの速さ
  • 映像処理性能
  • 負荷テスト
  • バッテリー
  • キーボード
  • WEBカメラ・マイク
  • ディスプレイ・スピーカー
  • インターフェース

さらに、人気の富士通などの高性能ノートパソコンとも比較。検証したからこそ分かった、本当のメリット・デメリットを詳しく解説していきます。ポイントや送料を考慮した価格比較も行いましたので、高性能ノートパソコン選びに迷っている人はぜひ参考にしてみてください。

2024年11月29日更新
山口康弘
ガイド
マイべスト黒物家電チームマネージャー/ゲーム芸人ヤマグチクエスト
山口康弘

ゲーム芸人ヤマグチクエストの肩書をもつゲーマー。2021年にマイベスト入社後、ゲーミングデバイスの専門ガイドを担当し、250を超えるゲーミングデバイスを実際に比較検証。幼少期からゲームをプレイしている生粋のゲーマーで、現在までに500タイトル以上のゲームをプレイしている。 明治大学経営学部を卒業後、プロダクション人力舎でゲーム芸人ヤマグチクエストとして活動し、準レギュラーとして出演したテレビ東京のゲーム番組「勇者ああああ」では豊富なゲーム知識を生かしたゲームソフトのプレゼンで話題を集めた。 YouTube動画企画「ゲームさんぽ」やKONAMI主催イベント「パワプロチャンピオンシップス2017」など、様々なメディアにも出演経験あり。 マイべストではデバイスの知識とこれまでのゲームプレイの経験をもとに、ゲーマーに寄り添った記事制作を心掛けている。

山口康弘のプロフィール
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すべての検証は
マイベストが行っています

自社施設

目次

はじめに結論!長く使えるものをお探しの人に。デスクワークに十分な性能があり、発熱しにくい

耐負荷性能の高さ No.1

VAIO
VAIO F16 VJF1618

158,202円

VAIO F16

おすすめスコア

4.50
5位 / 14商品中
  • 処理性能の高さ(CPU・メモリ)

    4.84
  • |
  • 読み書きの速さ(ストレージ)

    4.94
  • |
  • 耐負荷性能の高さ

    4.70
  • |
  • バッテリー持ちの長さ

    4.93
  • |
  • キーボードの打ちやすさ

    4.47
  • |
  • WEBカメラ性能の高さ

    4.26
  • |
  • マイク性能の高さ

    4.34
  • |
  • ディスプレイ性能の高さ

    4.20
  • |
  • スピーカー音質のよさ

    4.42
  • |
  • インターフェースの豊富さ

    4.92
  • |
  • 映像処理性能(GPU・ストレージ)の高さ

    3.87
CPUCore i5 1334U
画面サイズ16インチ
メモリ容量32GB
ストレージ容量512GB
OSWindows 11 Home
インターフェースUSB 5Gbps(USB 3.0)、HDMI、USB Type-C、USB 10Gbps(USB 3.1)、DisplayPort、ステレオミニ端子(ヘッドセット対応)、microSDカードスロット
VAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618は、排熱性能の高さを重視する人におすすめ実際に高い負荷をかけたところ、本体はほとんど熱くなりませんでした。ファンの音も45dBほどと静かです。比較したなかには50dBを超える商品もあったなか、冷却ファンが無理なく動作していることがわかります。パーツの寿命が短くなりにくく、長く愛用できるでしょう。

CPU・メモリの処理性能も高評価を獲得。第13世代Core i7-1355Uを採用しているため、マルチタスクも素早く処理できます。読み込み718MB/s・書き込み609MB/sと、速度は比較したなかでトップクラスでした。SSDがPCIe4.0接続で、評判どおり本体の起動も高速です。


謳い文句どおりバッテリー持ちも優秀です。比較したなかには約3時間しか連続再生できないものもあったなか、本商品は6時間16分連続再生できましたインターフェースも非常に充実し、マウスやキーボードなどの外付けデバイスをドッキングステーションを使わず接続できて便利です。


ディスプレイはWQHD(2560×1440)と高解像度です。色ムラもなく、色の再現性がとても優秀でした。スピーカーも波数特性に偏りがなく、動画視聴にも使えそうです。実際にキーボードを使ったモニターからは、「キーの間隔が広い」「静音ながら気持ちよく打てる」とタイピングのしやすさも高評価を獲得。タッチパッドの反応もよく、快適に作業できるでしょう。


映像処理に関わるGPUの性能も十分です。ただし、動画の圧縮にはやや時間がかかりました。マイクはノイズをしっかりカットできるものの、WEBカメラは解像度が低め。肌が暗く見えるため、映りが気になる場合は、外付けのカメラを購入してくださいね。


気になるほどの欠点がなく、「定番PC」という謳い文句どおりバランスのよい性能が魅力の一品。価格は執筆時点で税込127,800円(公式サイト参照)と、比較したなかでは手に取りやすい価格帯です。高性能ノートパソコン選びで迷った際は、ぜひ購入を検討してみてくださいね。

VAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618のデメリットが気になる人におすすめの商品を紹介

実際にVAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618と比較検証を行った商品の中で、各検証項目でNo.1を獲得したものをピックアップしました。


VAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618よりも高い評価を獲得した商品も!ぜひこちらも検討してみてくださいね。

ベストバイ 高性能ノートパソコン
処理性能の高さ(CPU・メモリ) No.1

NECパーソナルコンピューター

LAVIE NEXTREME InfinityPC-XF950GAB
4.69
(1/14商品)
NEXTREME Infinity

ほぼ死角なしの高性能!クリエイティブな作業をするならコレ

インターフェースの豊富さ No.1

レノボ

ThinkPad PシリーズThinkPad P16s Gen 2 AMD21K9CTO1WWJP2
4.57
(2/14商品)
ThinkPad P16s Gen 2 AMD

動画・画像編集をしたい人に。基本性能が高く電池持ちも優秀

インターフェースの豊富さ No.1

VAIO

VAIO SX12 2022年7月モデルVJS12590111B
4.53
(3/14商品)
VAIO SX12 2022年7月モデル

出先で作業するならコレ!性能が高く、軽量で持ち運びやすい

マイク性能の高さ No.1

富士通クライアントコンピューティング

LIFEBOOK NH90/H1FMVN90H1G
4.52
(4/14商品)
LIFEBOOK NH90/H1

高品質なカメラ・マイクを備えたオンライン会議向きの1台

キーボードの打ちやすさ No.1
マイク性能の高さ No.1

NEC

NEXTREME CarbonPC-XC750DAB
4.50
(5/14商品)
NEXTREME Carbon

軽快な使い心地で、出先でのデスクワークに最適

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VAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618とは?

VAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618とは?

VAIOは長野県に本社を置く、ノートパソコンとその関連製品の製造・販売などを行う企業。ノートパソコンは大画面が魅力のモデルや、軽量で持ち運びやすいモデルを取り扱っています。

今回紹介するVAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618は、厳選機能の定番PCと謳うアイテム。必要な機能を研ぎ澄ませ、誰もが使いやすいノートパソコンを目指したつくりです。


特徴は、16.0インチのワイドディスプレイ。一般的なA4ノートPCの15.6インチワイドよりも大きな画面を採用することで、さまざまな作業が捗ると謳っています。ディスプレイが大きめでもサイズは一般的なA4ノートパソコンと同等。使う場所を選びにくく、持ち運びやすさにもこだわっています。

2023年6月発売した、最新のCore i7搭載モデル。16インチの大画面が魅力

2023年6月発売した、最新のCore i7搭載モデル。16インチの大画面が魅力
ほんとうに必要なPCの基本性能を搭載。CPUは最新のCore i7で、将来のアプリケーションのアップデートにも長く対応できるとしています。メモリ容量は32GBで、処理が重い作業と同時に通常のデスクワークもスムーズにこなせる水準です。512GBのストレージ容量を備え、GPUにはIntel lris Xe Graphicsを採用しています。

スタミナバッテリーもアピールポイントです。1回の充電で約16時間使用可能(※)としています。独自のチューニングによって電力消費を制御。バッテリーを節約できるとしています。

JEITA測定法2.0の場合。最大駆動時間は本体仕様により異なります。また、駆動時間は使用状況および設定等により変動します。

キーボードは打ちやすい角度に調整。キーを皿状にくぼませることでフィット感を向上させています。耳障りにならない静音性にもこだわっています。タッチパッドも大型で、指・手のひらを識別可能。誤作動はほぼないとしています。


  1. 価格|127,800円(※執筆時点・公式サイト参照)
  2. CPU|Core i7
  3. メモリ容量|32GB
  4. ストレージ容量|512GB
  5. GPU|Intel lris Xe Graphics
  6. 画面サイズ|16インチ
  7. OS|Windows 11 Home
  8. インターフェース|USB 5Gbps(USB 3.0)・HDMI、USB Type-C・USB 10Gbps(USB 3.1)・DisplayPort・ステレオミニ端子(ヘッドセット対応)・microSDカードスロット
  9. 解像度|WUXGA(1920×1200)
  10. 画面比率|16:10
  11. 液晶|非光沢(ノングレア)
  12. ストレージ種類|SSD
  13. USB PD対応|〇
  14. 搭載Office|Microsoft Office
  15. 生体認証|顔認証・指紋認証
  16. 無線LAN規格|Wi-Fi6
  17. 有線LAN|〇

傷に強い表面処理がされた本体。キーボードは汚れにくいコーティングが施される

傷に強い表面処理がされた本体。キーボードは汚れにくいコーティングが施される

本体の素材には、アルミ合金製のフラットアルミパームレストパームレストを使用。細かいヘアラインが美しさと質感を高めるだけでなく、傷に強い表面処理を施し、長く使っても輝きを失わないようにこだわっています。


キートップキーボードには特別配合したUV硬化塗装でコーティングを行い、汚れにくく、摩耗しにくい設計。キートップの文字は消えにくいレーザー刻印が使われています。また、専任の技術者による品質チェックを実施し、品質を維持しています。


カラーバリエーションは、ネイビーブルーとウォームホワイト、サテンゴールドの3色。重量は約1.65kgで、サイズは幅約35.83×奥行約25.56×高さ約1.66~1.99cmです。ACアダプターとワイヤレスマウスが付属します。

実際に使ってみてわかったVAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618の本当の実力!

今回はVAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618を含む、高性能ノートパソコン全15商品を実際に用意して、比較検証レビューを行いました。


具体的な検証内容は以下のとおりです。


  1. CPU・メモリの処理性能
  2. ストレージの読み書きの速さ
  3. 映像処理性能
  4. 負荷テスト
  5. バッテリー
  6. キーボード
  7. WEBカメラ・マイク
  8. ディスプレイ・スピーカー
  9. インターフェース

優れた処理性能。動画編集にも十分使えて、読み込み・書き込みともに高速

優れた処理性能。動画編集にも十分使えて、読み込み・書き込みともに高速

まずは、CPU・メモリの処理性能とストレージの読み書きの速さ・映像処理性能を検証しました。


CPUの処理性能の検証では、ベンチマークソフトでマルチコアを3回、シングルコアを2回計測し、それぞれの平均値を算出して処理性能を評価。メモリの処理性能も2回計測し、Memory Markスコアの平均値で評価しました。


ストレージの読み書きの速さは、専用ソフトを使い1秒間に何MB読み込み・書き込みができるかを計測。2回計測を行い、実使用時に近い不規則なデータの項目(RND4K Q32T1)の読み書きの平均値で評価をしました。


映像処理性能は、3D Mark・CrystalDiskMark(シーケンシャルアクセス)のベンチマークスコア、4K動画エンコード時にかかる時間の3点に注目して評価を行いました

第13世代Core i7-1355Uを搭載。マルチタスクも快適にこなせる処理性能

第13世代Core i7-1355Uを搭載。マルチタスクも快適にこなせる処理性能
ベンチマークスコアを確認すると、多くのデスクワークを快適にこなせるほどの十分な処理速度を備えていました。シングルスコアは高評価の基準の1,100ptsを大きく上回っています。詳しい検証結果は以下のとおりです。

検証結果
  • マルチコア:平均6,257pts
  • シングルコア:平均1,723pts
執筆時点

PCのすべての処理を担うCPUには、最新の第13世代Core i7-1355Uを採用。マルチコア・シングルコアともに満足できる基準を上回りました。比較したIntel Core iシリーズの第11世代・第12世代よりも処理性能は優れており、マルチタスクの処理速度を重視するクリエイターにぴったりですよ。

メモリの処理能力は非常に高い。動画編集にもおすすめ

メモリの処理能力は非常に高い。動画編集にもおすすめ

メモリの処理性能は、比較したなかではトップクラス。メモリスコアは約3,466を記録しました。とても満足できる水準とした、3,000を上回る処理性能を誇ります。


比較したうち8GBの商品は、複数同時に作業するとパソコン全体の処理速度が遅くなる傾向がありました。対して本商品はメモリ容量が32GBもあり、処理が重い作業と並行して通常のデスクワークも可能。動画編集をしたい人にもおすすめです。

読み込み・書き込みともに高速。忙しい人もストレスなく使える

読み込み・書き込みともに高速。忙しい人もストレスなく使える

ストレージには512GのSSDを搭載し、大容量データの転送も容易にできる速度が出ていました。検証結果は以下のとおりです。

検証結果

  • 読み込み速度:718MB/s
  • 書き込み速度:609MB/s
執筆時点

読み込み速度・書き込み速度ともに、比較したなかでも優秀な成績。本商品はSSDがPCIe4.0接続なので、評判どおり本体やアプリの起動が非常に高速です。比較したPCIe 3.0接続の商品よりも、本商品のようなPCIe4.0接続のものは再起動にかかる時間が1.5倍高速。多忙なビジネスパーソンも満足の性能でしょう。

GPUの性能も十分。動画のエンコードには時間がかかる

GPUの性能も十分。動画のエンコードには時間がかかる
映像処理性能の検証でも、そこそこの評価が得られました。検証結果の詳細は以下のとおりです。

<検証結果>
  • 3D Markのベンチマークスコア:平均1,564pts
  • シーケンシャルアクセスの読み込み速度:平均3,173MB/s
  • シーケンシャルアクセスの書き込み速度:平均1,473MB/s
  • 4K動画エンコード時にかかる時間:13min
執筆時点

3D Markのベンチマークスコアは平均1,564ptsと、比較したなかでは及第点の数値。動画編集時のエンコード・プレビュー処理を行うGPUの性能は十分といえます。


ストレージへの転送速度については、比較したなかには読み込み速度が平均2,500MB/s前後のものも多かったなか、平均3,173MB/sととても速い結果に。平均1,473MB/sと書き込み速度も十分なスピードです。動画のコピーを素早く終わらせたい人も問題なく使えます


一方、動画編集の際に一番時間がかかる処理であるエンコードに関する評価は伸び悩む結果に。比較したなかには2分ほどで4K動画のエンコードを終わせられるものもあったのに対し、4K動画のエンコードに13分を要しました。動画編集のエンコード時間を短縮したい人にはやや不向きかもしれません。

高負荷時でも静かで熱くなりにくい。大画面ながらバッテリー持ちも良好

高負荷時でも静かで熱くなりにくい。大画面ながらバッテリー持ちも良好

続いて、負荷テスト・バッテリー・キーボードの検証です。


負荷テストは、使用時のストレスにもなる高負荷時のファンの音の大きさを確認。あわせて、CPUなど重要なパーツの寿命を短くしうる高負荷時の発熱もチェックしました。


バッテリーの検証では、動画を連続視聴し、電力消費が大きい状況下でのバッテリー持ちのよさを評価。パソコンは電池残量が指定された数値になるとデータを守るため強制的に休止モードになるので、休止モードへ移行をする際のバッテリー残量を5%に統一し検証しました。


キーボードについては、5人のモニターの協力のもと、タイピングのしやすさと打鍵感のよさ、タッチパッドの使いやすさに着目。快適さを左右するポイントを評価してもらいました。

ファンの音は45dBと静か。排熱効率がよい

ファンの音は45dBと静か。排熱効率がよい

負荷テストで高負荷時のファンの音の大きさを確認したところ、45dBと高評価の基準46dBとほぼ同等の数値となりました。比較したなかには50dB以上の商品もあったのに対し、負荷のかかる作業をしてもファンの音が大きくなりにくいですよ。


高負荷時の本体の発熱もあまり見られません。発熱しにくいので、CPUなどの重要なパーツの寿命が長くなるでしょう。

6時間16分も動画を再生できた。コンセントのない場所でも使いやすい

6時間16分も動画を再生できた。コンセントのない場所でも使いやすい
メーカーが謳うとおり、バッテリー持ちも優秀です。動画を流し続けたところ、6時間16分連続再生できました。比較した商品のなかには3時間ほどしか再生できないものもあり、バッテリー性能の高さがうかがえます。

比較した結果、14インチ以下の商品はバッテリー持ちがよく、持ち運びをしやすい傾向がありました。本商品は16インチと画面サイズが大きめながらも、バッテリーが長持ちします。外出先でも大きな画面で作業をしたい人におすすめですよ。

キーの間隔が広く誤押下しにくい。軽めの打鍵感が特徴

キーの間隔が広く誤押下しにくい。軽めの打鍵感が特徴
実際に文字入力をしたモニター5人からは、「キーの間隔が広め」「タイピングミスが起きにくい」と好評でした。「テンキー付きのため全体的に左寄りの配置」「キー自体は小さめ」という指摘はあったものの、あまり使いにくさは感じません。

打鍵感もよく、「静音で気持ちよく打てる」といった声があがっています。反発が小さいため、軽い押し心地が好きな人にはぴったりですよ。


タッチパッドも使いやすく、「クリックの反応がよく、スクロールもなめらか」とプラスコメントが寄せられました。比較したなかにはタッチパッドの反応が鈍いものもあったのに対し、ストレスなく作業を進められるでしょう。


タイピングのしやすさ・打鍵感についてのモニターコメント

  1. 「キーの間隔が広めで、キーは小さめ」
  2. 「テンキーがあるため、全体的に左寄りなのが気になる」
  3. 「キーの間が広く、とても打ちやすい」
  4. 「静音ながら気持ちよく打てる」
  5. 「ほどよい沈み込みと、適度な反発力で快適にタイピングできた」
コメントは一部抜粋

マイクのノイズをしっかりカットできる。カメラは肌が暗く見えた

マイクのノイズをしっかりカットできる。カメラは肌が暗く見えた

次に、WEBカメラ・マイクを検証しました。

WEBカメラの検証では、距離や画角を統一しマネキンを撮影。解像度の高さや目の光の明瞭さなどを確認。肌の明るさや色味の自然さも画像編集ソフトで数値化することでチェックしました。


マイクについては、mybestの記事を音読したデータをスピーカーで流し録音。測定用マイクの結果を基準として、加点形式で男女別の音声をそれぞれ採点し、実際に聞いたうえで聞き取りやすいかなどを評価しました。

マネキンを撮影しWEBカメラの性能を確認すると、性能がよいとはいい難い結果に。比較した商品ではフルHDのカメラのほうがきれいに映る傾向があったなか、HD(720p)と解像度が低く肌が暗く見えました写りが気になる場合、外付けのカメラは必須でしょう。


一方、マイク性能はまずまずの評価です。拾える音に偏りがあり、声も聞き取りにくいとまではいませんが、ノイズキャンセリングは効果を発揮していました。

解像感に優れ、色の表現も得意。スピーカーの性能も優秀

解像感に優れ、色の表現も得意。スピーカーの性能も優秀

続いて、ディスプレイ・スピーカーを検証しました。

ディスプレイの検証では、ディスプレイの解像度や輝度、フレームレートなどをチェック。なお、用途ごとに適したタイプが分かれることを考慮し、光沢・非光沢などの表面加工による発色特性は評価から除きました。


スピーカーについては、周波数特性を分析。幅広い音域を出力し、迫力あるサウンドを出せるものを高評価としました。

比較した多くの商品がフルHDだったなか、より解像度が高いWQHD(2560×1440)に対応。明暗を幅広く表現する技術であるHDRは非対応で、最大輝度も270nitと高くはないものの、十分きれいな映像を楽しめるスペックでした。

ディスプレイの色の再現性も高評価。比較した商品には色によって発色が控えめなものもあったのに対し、赤・青・黄のどの色でも実際に目で見た色との差を感じません。映像のなめらかさに影響するリフレッシュレートは60fps、最大表示色は約1677万色と、こちらも十分な水準でした。


スピーカーの性能も優秀です。周波数特性を分析したところ、凹凸が少なく偏りのない音であるという結果に。人の声・音楽もフラットに聞き取れるでしょう。

インターフェースが充実。外付けデバイスをドッキングステーションなしで接続可能

インターフェースが充実。外付けデバイスをドッキングステーションなしで接続可能

最後は、インターフェースの検証です。


USB C端子やUSB A端子、SDカードスロットなど、拡張性を左右するインターフェースを確認。多く搭載しているものほど高く評価しました。

インターフェースを確認すると、非常に充実していることがわかりました。USB Type-Aが3口、Power Delivery・DisplayPort対応のType-Cが1口ある点が特徴。マウスやキーボードなどの外付けデバイスをドッキングステーションなしで接続できて便利ですよ。そのほかのインターフェースは以下のとおりです。


  1. SDカードスロット(micro)×1
  2. USB A端子×3
  3. USB C端子(power delivery対応)×1
  4. USB C端子(DisplayPort対応)×1
  5. HDMI(出力)×1
  6. テンキー×1
  7. メーカー独自のボタン×1
  8. その他拡張端子×1
  9. LAN端子×1


比較したなかにはThunderbolt 4.0に対応したUSB C端子を搭載しているものもあったことをふまえると、利便性ではやや劣ります。しかし、microSDカードスロットや出力用のHDMI、LAN端子など基本的なインターフェースがそろっているので、不自由なく使えますよ。

VAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618の詳細情報

耐負荷性能の高さ No.1

VAIO
VAIO F16 VJF1618

おすすめスコア
4.50
高性能ノートパソコン5位/14商品
処理性能の高さ(CPU・メモリ)
4.84
読み書きの速さ(ストレージ)
4.94
耐負荷性能の高さ
4.70
バッテリー持ちの長さ
4.93
キーボードの打ちやすさ
4.47
WEBカメラ性能の高さ
4.26
マイク性能の高さ
4.34
ディスプレイ性能の高さ
4.20
スピーカー音質のよさ
4.42
インターフェースの豊富さ
4.92
映像処理性能(GPU・ストレージ)の高さ
3.87
VAIO F16  1
VAIO F16  2
VAIO F16  3
VAIO F16  4
VAIO F16  5
VAIO F16  6
VAIO F16  7
VAIO F16  8
VAIO F16  9
VAIO F16  10
VAIO F16  11
VAIO F16  12
VAIO F16  13
VAIO F16  14
VAIO F16  15
VAIO F16  16
VAIO F16  17
最安価格
158,202円
やや低価格
最安価格
158,202円
やや低価格
CPUCore i5 1334U
画面サイズ16インチ
メモリ容量32GB
ストレージ容量512GB
OSWindows 11 Home
インターフェースUSB 5Gbps(USB 3.0)、HDMI、USB Type-C、USB 10Gbps(USB 3.1)、DisplayPort、ステレオミニ端子(ヘッドセット対応)、microSDカードスロット
CPUスコア(実測値)
平均6,258pts
メモリスコア(実測値)
平均3,267
GPUスコア(実測値)
平均1,563pt
連続使用時間(実測値)
約6.3時間
高負荷時のファンの音(実測値)
約45.2dB
解像度WUXGA(1920×1200)
画面比率16:10
液晶非光沢(ノングレア)
ストレージ種類SSD
Office詳細Microsoft Office Home and Business 2021
搭載OfficeMicrosoft Office
GPUIntel lris Xe Graphics
生体認証顔認証、指紋認証
無線LAN規格Wi-Fi6
重量1.65kg
35.8cm
奥行25.5cm
高さ1.99cm
本体素材不明
内蔵カメラ解像度(検証時)HD
USB PD対応
有線LANポートあり
テンキーあり
内蔵カメラ
付属品ACアダプター、ワイヤレスマウス
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VAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618の価格比較

※ランキングは、購入時に取得できるポイントを考慮した実質価格で作成しています。

  1. 1

    156,764円

    (最安)

    販売価格:158,202円

    ポイント:1,438円相当

    送料無料

    コジマYahoo!店

    4.62

    (205,076件)

  2. 1

    156,764円

    (最安)

    販売価格:158,202円

    ポイント:1,438円相当

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    販売価格:175,780円

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    送料無料

  5. 4

    174,182円

    (+17,418円)

    販売価格:175,780円

    ポイント:1,598円相当

    送料無料

VAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618はどこで売っている?

VAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618はどこで売っている?
VAIO F16 (2023年6月発売モデル) VJF1618は、VAIOストアで販売しています。値段は執筆時点で、税込127,800円(公式サイト参照)です。

Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどECサイトにも取扱店舗がありました。ショップによって値段が異なる場合があるので、購入前に比較してみてくださいね。

WEB会議をよく行う人には、こちらがおすすめ

最後に、WEBカメラとマイクが優秀だった高性能ノートパソコンを紹介します。


VAIO SX12(2022年7月モデル)VJS12590111Bは、ビジネス向けのハイスペックモデル。カメラの解像度はフルHDで、顔や壁のテクスチャまで精細に映せます。マイクも高性能で、車の走行音などが会話の妨げになりにくいですよ。処理性能が高いうえに持ち運びもしやすい商品です。


富士通 LIFEBOOK NH90/H1は、内蔵カメラ・マイクが高品質。カメラの解像度はフルHDで、目の光もくっきり映りました。マイクは雑音をほぼカットし、クリアな音声を届けられます。17.3インチの大画面のため、映画鑑賞を楽しんだり、ゲーム機やスマホ画面を表示する用途にもおすすめです。

VAIO
VAIO SX12 2022年7月モデルVJS12590111B

おすすめスコア
4.53
処理性能の高さ(CPU・メモリ)
4.70
読み書きの速さ(ストレージ)
4.99
耐負荷性能の高さ
4.67
バッテリー持ちの長さ
4.98
キーボードの打ちやすさ
4.37
WEBカメラ性能の高さ
4.55
マイク性能の高さ
4.59
ディスプレイ性能の高さ
4.00
スピーカー音質のよさ
3.50
インターフェースの豊富さ
5.00
映像処理性能(GPU・ストレージ)の高さ
4.50
参考価格
269,780円
やや高価格
CPUCore i7 1260P
画面サイズ12.5インチ
メモリ容量16GB
ストレージ容量512GB
OSWindows 11 Pro
インターフェースHDMI、USB3.1 Gen1 Type-A×、USB4 Type-C(Thunderbolt4兼用)、ステレオミニ端子(ヘッドセット対応)
CPUスコア(実測値)
平均6,311pts
メモリスコア(実測値)
平均2,618
GPUスコア(実測値)
平均1,479pt
連続使用時間(実測値)
約6.5時間
高負荷時のファンの音(実測値)
約41.0dB

良い

  • CPUやメモリの処理性能が高い
  • ストレージの読み書き速度が優れている
  • バッテリーの持ちがよい

気になる

  • 低音と高音の出力が弱め
解像度フルHD(1920×1080)
画面比率16:9
液晶非光沢(ノングレア)
ストレージ種類SSD
Office詳細Microsoft Office Home and Business 2021
搭載OfficeMicrosoft Office
GPUIntel Iris Xe Graphics
生体認証顔認証、指紋認証
無線LAN規格Wi-Fi6
重量0.92kg
28.7cm
奥行20.5cm
高さ1.79cm
本体素材カーボン
内蔵カメラ解像度(検証時)フルHD
USB PD対応
有線LANポートあり
テンキーあり
内蔵カメラ
付属品ACアダプタ、クリーニングクロス
全部見る
VAIO SX12 2022年7月モデル

VAIO SX12 2022年7月モデル VJS12590111Bをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

富士通クライアントコンピューティング
LIFEBOOK NH90/H1FMVN90H1G

おすすめスコア
4.52
処理性能の高さ(CPU・メモリ)
4.98
読み書きの速さ(ストレージ)
4.44
耐負荷性能の高さ
4.49
バッテリー持ちの長さ
4.15
キーボードの打ちやすさ
4.20
WEBカメラ性能の高さ
4.90
マイク性能の高さ
4.77
ディスプレイ性能の高さ
4.00
スピーカー音質のよさ
4.63
インターフェースの豊富さ
4.96
映像処理性能(GPU・ストレージ)の高さ
4.41
最安価格
204,415円
中価格
CPUCore i7 12700H
画面サイズ17.3インチ
メモリ容量16GB
ストレージ容量512GB
OSWindows 11 Home
インターフェースHDMI、USB3.2 Gen1(Type-A)、USB3.2 Gen2 Type-C、USB2.0(Type-A)、SDカードスロット、マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子(3.5mmステレオ・ミニジャック)
CPUスコア(実測値)
平均12,616pts
メモリスコア(実測値)
平均2,982
GPUスコア(実測値)
平均1,629pt
連続使用時間(実測値)
約3.0時間
高負荷時のファンの音(実測値)
約53.4dB
解像度フルHD(1920×1080)
画面比率16:9
液晶光沢(グレア)
ストレージ種類SSD
Office詳細Microsoft Office Home and Business 2021
搭載OfficeMicrosoft Office
GPUIntel Iris Xe Graphics
生体認証顔認証
無線LAN規格Wi-Fi6
重量2.70kg
39.8cm
奥行26.5cm
高さ2.69cm
本体素材不明
内蔵カメラ解像度(検証時)フルHD
USB PD対応
有線LANポートあり
テンキーあり
内蔵カメラ
付属品マニュアル類、ACアダプタ、Bluetooth BlueLEDワイヤレスマウス、保証書、単4乾電池2本
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LIFEBOOK NH90/H1

富士通 LIFEBOOK NH90/H1をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証

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