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雷属性/電気属性

登録日:2014/06/30 Mon 20:00:31
更新日:2024/11/23 Sat 19:19:00
所要時間:約 35 分で読めます





この項目ではバトル系、ファンタジー系作品や童話、神話、昔話で多々見られる

雷属性/電気属性

について説明する。





画像出典
Pixaby 高品質なフリー画像素材 2024年6月3日閲覧



【概要】

一瞬だけ迸る輝き。遅れてやってくる身体を揺さぶるような轟音
恵みの雨と共にやってくるそれは、時に大地を打って何もかもを焼き尽くす……

「雷」。
それは神話にも取り上げられやすい神性の強い属性である。

打たれると痛い……というかかなりの確率で死ぬか後遺症が残る恐ろしい現象*1でもあり、雷を司る神の役割に「裁き」とかそんな感じのものが多いのは恐らくその影響だと思われる。

一方で「豊穣をもたらす」という一面も見いだされており、世界の神話を見ていくと裁きを司る最高神・軍神として、敬われると同時に農耕神・豊穣神として崇められていることも多い。

ちなみに日本では「稲が実る時期に雷多くね?きっと雷が稲を孕ませてるんだよ!」的な解釈もされている*2


◆創作物での扱われ方

先述の通り、「豊穣」というイメージで属性付与を強調したものの、創作物や神話でプッシュされることは少ない。

正直なところ、「裁きをもたらすもの」「厳格さ」、あるいは「高潔さ」のイメージが強く、雷属性は揃って「厳ついキャラ」「武人めいた硬派キャラ」という傾向にある。

さらに「裁きを下す」という行為から「傲慢さ」を見いだされたり、「電光石火」という言葉から「せっかち」「短気」「素早い」のキャラ付けをされたりすることもある。

かねてより「地震火事親父」と申すように恐ろしいものの象徴の一つでもある。
  • 時に地響きをも伴う程の激しい轟音
  • 火災という二次被害を起こす事もある
  • 万が一直撃すれば人間など一たまりもない
  • 作業中のデータを飛ばす
など、雷は古代は勿論、現代人にとっても恐怖の対象やどうしようも無い強大な存在の一つでもある。
平安時代、左遷された菅原道真の怨霊が雷神と化したと恐れられた話は有名であろう。

自然現象の中でも、ひときわ派手で場所を選ばず発生するため、多くの人に畏怖を抱かれやすいためか、ひと昔前は神や悪魔のような人智を超えた存在に付与されがちな属性である。

現実的な落雷の威力は
  • 数千万~1億ボルト(家庭用電圧の約100万倍、100W電球90億個分に相当)
  • 1000~20万アンペア(電気ストーブ2万台に相当)
  • 10~500kWh(一般家庭50日分の消費電力に相当)
  • 約3万℃(太陽の表面温度の約5倍に相当)
……と、対人用途で使うにはオーバーキルも甚だしい破壊力を持つ。
雷が持つ「激しい閃光と音」と「豪快な破壊力」は正に人知を超えた強者が持つ力に相応しく、現在でも、そのイメージから主人公から強敵キャラに至るまで多く採用されている。

シンプルな見栄えのよさに加え、属性屈指の戦術幅を有する。
縁深い磁力をはじめ、クレバーキャラの中には「(拡大解釈で)電子操作」を行えたり、あるいは「神経系は電気によって統括される」生理現象と結びつけ、自ら雷と化し行動・思考回路を加速させ近接戦で優位に立つ者までいる。

電気の性質を完全無視して「雷の」「雷の球」「雷の」、と単に『ビリビリしたエフェクトのついたビーム兵器』的扱いを受ける場合もあり、挙句の果てには電気の物質化または物質の電気化などといった荒業を使う者までいる。
こういった応用力があまりにも便利なため、物語中でライフラインが途絶えたりした際に「乾電池扱い」される電気属性キャラも珍しくない。

敵として対策を立てる場合は
  • ゴムなどの絶縁物で無効化する
  • 多量の水や避雷針で電撃を分散させる
といったものが多い。
なお純水なら電気は通さないのだが、不純物が混ざったらその時点で一発アウトなのが玉に瑕。

背景に雷を轟かせて怒りの表現に用いられたり、水棲生物や機械類(逆にエネルギー回復も有り)に効果的な事が多いのもお約束。
他にも、天候操作という能力を持ったキャラクターが、その一手段として雷を攻撃に使うこともよくある。

イメージカラーは作品によって様々で、普通は黄色、ファイナルファンタジーでは、それ以外ではだったり、はたまただったりと様々。
というか、現実の雷からして



画像出典
Pintarest 2024年6月3日閲覧

色が全く安定していない
だが、大体の傾向として黄色は扱いが軽い……というかほかの属性と平等な位置づけのことが多い。ような気がする。
色が一番ポピュラーだからだろうか……?


なお、明らかに雷や電気による演出の技や魔法にも関わらず、雷属性が用意されておらず、光属性や風属性にカテゴライズされているゲーム作品(聖剣伝説やイナズマイレブンシリーズなど)もある。

  • 再生の炎という言葉がある火属性
  • 生命力のイメージがある木属性や水属性
  • 聖なる浄化の力である光属性
と比べるといわゆる回復技系統のイメージは一歩譲るものの、「心臓マッサージ」や「充電」のイメージで限定的な回復力を発揮することもある。
作品によって、「かみなりぞくせい」と「いかずちぞくせい」の2つの呼び方がある。

スタンガン のように外傷無しでダメージを与えられ、しかもエフェクトが派手なことから、ヒーロー達を追い詰め、逆転される展開で用いられやすい。
類似品に縛ってピンチ、解けて逆転の触手がある。
カラテ上手のタカギ=サン曰く「電気ビリビリで敵を倒せた奴は歴史上存在しない」


~主な雷属性、電気属性を持つキャラ~

【ゲーム】

説明不要なくらい有名な、ポケットモンスターシリーズの初代から存在しているでんきネズミ。
代名詞の「10まんボルト」をはじめ、電気をまとった強力な体当たり「ボルテッカー」、接触してきた相手をたまにまひさせる特性「せいでんき」など、電気に関する能力を多数持っている。
ポケモンレンジャーではキャプチャスタイラーを「じゅうでん」することで回復もこなす。
でんきタイプ自体も数の多いみずひこうに強いことや弱点がじめんのみなど比較的優遇されたタイプ。
詳細はでんきタイプ(ポケモン)を参照してほしい。

サロニア王国の大臣に成り済まし国の破壊を狙っていた怪鳥。
パーティー全員に及ぶ「かみなり」攻撃により全滅したプレイヤーが多数出現した悪名高い中ボス

雷属性の召喚獣、おじいちゃん。
リヴァイアサン・イフリート・シヴァなどと共にシリーズを通してのレギュラー的存在。
……だがFF10では一角獣のイクシオンに雷召喚獣枠を取られる等、だんだん扱いが悪くなってきているような気がするのは気のせいだろうか。

決して悪人では無いのだが、止むに止まれぬ事情から主人公セリスが率いる軍に敵対する女セイジ
伝説の雷魔法「トールハンマー」を使う。
火力、命中精度共に優秀で対策に手を焼く強敵。

主人公の軍に敵対するデイン王国の将軍。
本名はグローメル。プレイヤーからは愛と敬意とその何倍ものツッコミを込めて「ボルトアクス将軍」と呼ばれている。
詳しくは項目を参照。

ルーンファクトリー4の花婿候補。不器用ながらも友情に篤い人見知りツンデレ
序盤で雷を操る型の魔物になっていたところを主人公に助けられた。
人間の姿に戻った後も戦闘に連れてゆくと雷を使った攻撃をする。知力が足りなさすぎて装備品を工夫しないと雷(笑)なのはご愛嬌。

モンハンシリーズには雷属性を持つモンスターが数多く登場し、いずれも口や体表から電気を放出する。

雷の精霊。見た目は紫色の玉。無口。
しばしば乗り物を動かすための電源扱いされる。
初登場のファンタジアから一貫してそのようなスタイルだが、
なぜかPS版デスティニーでは、杖を持った紫色の老人(?)が召喚される。

多くのモンスターが存在するため、当然、電撃を攻撃の主体とするモンスターも多数存在する。
ただ、両生類型のベタモンのような水棲デジモンや、カブトムシモチーフのカブテリモンのような昆虫型デジモンに、電撃技の使い手が多く存在するのが特徴。
前者に関しては、実在する発電する魚しびれクラゲのイメージと言い張れなくもないが、後者に至っては本当に謎である。

一応、ユピテルモンサンダーバーモンといった、真っ当な(?)使い手も存在してはいる。

主人公・草薙京のチームメイト兼ライバル。ライバルの座は八神庵に奪われた? 気にするな。物凄い帯電体質で、彼のポルナレフと見紛う髪型も電気の力でセットしているらしい。
主人公チームのコンセプトが所謂「地震・雷・火事(親父)」なので二番手の彼は雷キャラにされてしまった。
本来なら雷は日本神話とも深い関わりのある能力のはずで、日本神話ベースのストーリーであるKOFでは何かあっても不思議ではないのだが、
草薙家や八神(八尺瓊)の炎の能力ばかりが特別視されているため、彼には殆どストーリー上のスポットライトは当たらない。
ちなみにSNKでは彼のほかにも餓狼・龍虎世界ではギース・ハワード、望月双角、Mr.BIG、キム・ドンファン、シェルミー、月華の剣士では楓、サムスピではガルフォードが雷を使うがSNKの雷キャラと言えば大体紅丸が真っ先に挙がる。

ツインテ眼鏡なドS魔女っ娘より骸骨戦車萌えキャラとして軍配が上がってしまう同人格ゲー「アカツキ電光戦記」の主人公。
人間のATPを燃料とする装置「電光機関」への適合性が凄まじく、普通なら血を吐く程度は覚悟しなくてはならないところをほぼノーリスクで使えてしまう。
強いて挙げるともの凄くお腹が減るくらい。この設定から一部では腹ペコ硬派キャラが定着しつつあったり。

見た目は青年、中身はおじいちゃんな黄雷のガクトゥーンの主人公。
アメリカ大陸のインディアンが信奉していた雷の鳳(サンダーバード)の力を受け継いでいる。
そのままでもぶっちゃけチートな強さだが、腰に巻いた機械帯(マシンベルト)へ雷神の名を冠した5本の深淵の鍵を差し込むことで、
「電気騎士」という巨大ロボットに変態することができる。
水に触れると電気の拡散現象によりたちまちの内に消耗してしまう。
モデルとなっているのは実在の発明家、二コラ・テスラ。
テスラコイルや交流方式を発明した、電気技術史に於ける最重要人物の一人である。

若かりし頃のBIGBOSSと戦ったGRUの大佐。
元ボクシングヘビー級チャンピオンにして、雷に打たれた事で1000万Vもの電気を身体に帯電させる事ができるようになった特異体質の持ち主。
そのパンチ力は素手でドラム缶をベコベコにせしめ、RPG-7を何十発ブチ込んでも壊れないシャゴホッドの装甲に、
ライフル弾をメリケンサック代わりにしたパンチによって軽々を穴をあけ、そのコードを引っ張り出して自分の電力で動かすなど
人外が多いMGSシリーズでもかなり規格外の人外兼変態。
彼との一騎打ちでは銃を装備しているときに電撃を食らうと銃弾が暴発してダメージを食らう。
かなりの好色家でありバイセクシャル。男女両方の愛人がいる。
死後はその遺体をソ連の研究所に運ばれるが……

アルスト最強のドライバー・ジーク・B・極(アルティメット)・玄武の相方となるブレイド。
ジークとは長い付き合いで、彼の世話をよく焼いており、彼のテンポに完璧に合わせてコント口上を演じることができる。
雷属性のブレイドは他にも、おしゃべり好きなザクロ、のんびり屋な性格の一人だけ昭和の雰囲気が漂うムスビ、全力すぎて雷を操れないライコ、強大な力を持ちどこかに封印されたテンイ、イーラのメンバーであるヨシツネと彼のブレイドであるカムイがいる。

4から登場した全身が丸っこい甲冑に覆われたロボットのようなモンスター。
一般的な雷属性のすばやいイメージとはうってかわって、鈍足である…もちろん、HPは高いので長期戦は覚悟しなくてはならないし、攻撃力もだいたいエリガンと同じくらい痛い。
そして、3回殴るたびに軽減手段のないサンダー攻撃で特大の固定ダメージを与えてくる。もう一度言う。軽減手段などない。
続編となる『シレン5』では感電の杖を当てるとサンダー攻撃で反撃してくるようになった。
よって、こいつに出会ったら、とりあえず封印はしておきたい。サンダーさえ封じれば、時間こそかかるが、ヒットアンドアウェイで楽勝である。
ただ、こいつの場合、その遅さこそがかえって恐怖をあおってくる好例といえるだろう。
ちなみに外見や攻撃時のSEなどが明らかにロボットなのに、金属特効が効かない。シリーズでも最大級の謎仕様。

登場自体は『4』からだが、『5』においてフォーチュンタワー最凶の初見殺しモンスターとして名を馳せる新鋭。
体の色に応じて能力が変わるモンスターで、青い体の時に部屋にいる全てのキャラクターに対して固定15ダメージの雷を落としてくる。
倍速行動な上に壁に沿って移動するため捕捉しづらく、無力化もままならないまま雷に焦がされた風来人は多い。
他にもシレンが同じ部屋にいるかどうかに一切関係なく無差別に雷を落とし続け、パワーアップしたフォーリーと通路で出くわし倒される事例も後を絶たない。

名物モンスター三竜の一角を担う、東洋龍の姿をしたモンスター。
開幕サンダーブレスが恒例だが、冒険者たちに最も警戒されているのは雷属性ではないダメージ吸収効果の古竜の呪撃と強化解除+呪いor即死付与の呪われし遠吠え。

冒険者にとって忌々しい害獣であるリス、その極致とも言える最凶のリス。
広い部屋にぽつんと置かれた宝箱から勢いよく飛び出し、不意打ちのダイナモサンダー×2で数多くの冒険者を樹海の養分へと変えた。
敵の不意打ちを防ぐ弓や雷耐性を上げるアクセサリーなど出来得る限りの対策を打って臨もう。

当シリーズに登場する電気属性のボスキャラは、時々「自身に搭載された電源装置の影響で、電子頭脳に何らかの異常が起きている」という設定のレプリロイドが登場する。
例えば

デンキウナギにヒントを得た、全身から電撃を発生させるエレクトリックサンダーという技を使う。

秘密結社の手によって改造された改造人間で、上半身から電撃を発生される電磁ブラストや両腕から電気を流すSAエレクトリックスネークという技を使う。

  • ユリアン(〃3)
秘密結社の副総統で、電気の球を発射するメタリックスフィアや99の技の一つで電気の壁を作り出すSAエイジスリフレクターという技を使う。

電脳学園ギャラクシーギャルズの一人。背中のユニットからエネルギーを供給し、落雷を放つ。
赤い敵に超ダメージを与えることができる。ほぼ全て見た目に持っていかれているが

電子を操る第七波動(セブンス)蒼き雷霆(アームドブルー)』の能力を持つ少年。コードネームは『GV』。
髪の毛をコーティングした銃弾『避雷針(ダート)』を導体にした複数の敵への誘導雷撃、周囲に電撃のフィールドを展開して実弾の防御やホバリング、電磁力の反発による加速や空中ジャンプ・ダッシュ、
あらゆる攻撃を回避する電磁結界『カゲロウ』、生体電流の活性化による体力回復、機械装置への動力供給や牽引やハッキング、球体・剣・鎖の形状に具現化した必殺技、金の気が高まって拾えるお金が増える
など、電気系能力の応用力をこれでもかと発揮している能力者。
その用途は攻・守・速の多岐に渡り、作中の登場人物からも「チート」と評されている。

能力の発動にはEP(ELECTRIC PSYCHO)エネルギーかSP(SKILL POINT)を必要とするが、
モルフォの第七波動『謡精の歌(ソングオブディーヴァ)』による強化を受けた際はEPが無限となり飛行すら可能となる*3
また、肩まで浸かる以上の浸水状態ではフィールド展開や雷撃による攻撃を行えない*4のも弱点

このように最強の第七波動に違わぬ凄まじい能力を持つが、凄まじく不幸。

武術家もサイボーグ改造でお手軽パワーアップするのが当たり前な世界観の中で生身を貫く(おに)いちゃん。
普通ならセルフ縛りプレイなのだが、生身でのみ使える気の力を用いたサイバネ殺しの奥義「紫電掌」で、妹の仇であるサイボーグ武術家どもへの復讐を果たしていく。
そのガンメタっぷりは、ワイヤーケーブル越しに流した電流でも致命傷になると敵に確信させるほど。
まあラスボスは特注パーツでサイボーグ改造と気の力を両立してるんですけどね。

生体電流を増幅し操る事が出来るようになるシンドローム(他TRPGで言う「クラス」に相当)。
名前は雷を運ぶとされるイギリスの妖精、「ブラックドッグ(黒妖犬)」に因む。
上記にある「電気」とそれに関連する事柄の大半が可能であり、
単純な電撃攻撃の他にも感覚・身体加速、磁力・電波・機械操作、それに派生して建物のハッキングや自身の身体のサイボーグ化と、
電気が関わるなら何でもござれである*5
独特の持ち味としては、固定値を上げる事に長けている事と多数の武器を装備できるスキルと防御力を貫通するスキルを持つ点が挙げられる。

【漫画】

魔界の王を決める戦いに参加する魔物の子供の1人で、取得する術のほとんどが雷に因む。
また雷に縁深い要素として磁力を駆使した変則的な術、雷を纏って自己強化する術、誘電のごとく自身の雷術を強化・誘導する術など種類は豊富。
ちなみにガッシュの声優は上記のピカチュウと同じ大谷育江さんであるが
ガッシュのライバルの雷の術使いにしてガッシュの兄ゼオンとピカチュウの進化型ライチュウの声優が同じ高乃麗さんという不思議な因縁があったりする。
こちらはさらに強力な術の数々を扱う。ガッシュが雷龍を扱うとすればこちらは雷神と言ったところか。

暗殺を生業とする一家『ゾルディック家』の三男、主人公ゴンの無二の相棒にして最高の友達
オーラを電気に変える変化系念能力者だが、電気を操るのに長ける理由は幼少期から『拷問に耐える訓練』として日常的に電撃を浴び続けた事が大きい
電撃を相手にぶつけるのはもちろん、戦いの中で体内の生体電流を操り『頭で考えるより早く体を動かす』なんて技にも海岸。
但し「実際にコンセント等から充電(感電)した分の電力しか使えない」という制限がある。

自然系悪魔の実「ゴロゴロの実」の雷人間。
電撃を操れるキャラは多いが、自身が電撃になれるキャラは珍しい。
最大電力は2億V。
全身が雷に変化できるので攻撃は効かず、それどころか攻撃するだけで感電してしまう。
電撃以外にも電熱を操って金属を精錬し刃物に変えることも出来る。
全身雷なので当然雷速で動く。
電波と心綱(見聞色の覇気)を併用することで国中の人間の行動を知り、逆らう者が居ればその場から一歩も動かず雷を飛ばし裁きを下す。
他にも自分の能力を最大限生かせるよう、自分を「動力源」とする空飛ぶ船を開発したり、雷雲を生み出す装置まで作り出している。
とりあえず、雷(電気)でできることは一通り鍛え上げているという怪物。
その恐るべき能力から「数多くの悪魔の実の中でも無敵を謳われる能力の一つ」とされ作者曰く懸賞金を付けるとしたら5億以上は堅いとのこと、でもゴムには効かない。
我は神なり=我は雷

音石明スタンド。電線を通じて高速移動したり物を電気化して運んだり、パワーアップできるなどの能力を持つ。
また、電気が通じている場所ならあらゆるものを知覚することが可能。

木野まことが変身する木星を守護星に持つ雷と勇気の戦士。
必殺技はシュープリーム・サンダーやスパークリング・ワイド・プレッシャー等。

  • ゴロロ(ゴロロ MAMONOGATARI)
雷魔族の子供。雷魔神拳で魔物と戦う。他にも腕が伸びたり、声が固まるなどの能力を持つ。パートナーは水嶋ヒロシ。

「帯電」の個性を持つ雄英高校ヒーロー科1-Aの男子生徒。
あくまで「電気を纏う」事を旨とし、「放電」はするだけならできても電気を自在に操ることはできなかったが、後にサポートアイテムを使うことで狙った場所に電撃を見舞う事ができる様になった。
ただしやり過ぎるとアホになる。
「ウェ~イ」

雷の滅竜魔導士。
電気属性の魔法を食べることで魔力と体力の回復が可能。

雷の一族の者で雷龍剣(サンダーソード)の伝承者。
普段は腰に携えた長剣で戦うが、本気を出すときには背中の雷龍剣を引き抜き龍機ドラグーンを召還する。
戦いの中、宿敵バイスガンダム=父ファルコから"雷龍体系(サンダーシステム)"のすべてを継承し聖龍騎士ゼロガンダムとなり、"聖龍大系(ゼロシステム)"を完成させザンスカール族との戦いに終止符を打つ。
後に、『黄金神話』にて黄金神スペリオルドラゴンに認められシャッフル騎士団(ナイツ)に入り、「クラブオンエース」の称号を得た。
決め台詞は「汚れし者よ、"無"(ゼロ)に帰れっ!!」

ゴア博士によって改造された米軍の特別工作員四大幻獣(モンスター)の一人で、体内に高電圧放電装置を内蔵。触れるだけで電撃を浴びせることで可能。

電撃を操り吸血鬼を退治する吸血鬼
恵まれた設定とビジュアルをしているが、乳首に電流を流すことでしか充電できないというクソみたいな能力の持ち主。更に刺激が強すぎるとおっきな声が出てしまう。
この能力を恥じて変態吸血鬼共を退治していたが、コンプレックスを乗り越え人前での充電を躊躇わなくなった。

神速の踏み込みとそこから繰り出される居合斬りを特色とする剣技『雷の呼吸』を使う剣士。
使い手の日輪刀の刀身は黄色に変色し、雷のような紋様が発生する。
本作の「全集中の呼吸」の例に漏れず、技を繰り出した際に発生する雷のエフェクトはあくまでイメージ図であり、
実際に雷が発生している訳でもそれによって攻撃している訳でもないが、劇中の描写から「雷のような轟音」は実際に発生している模様。

善逸は日本人離れした金色の地毛が特徴であるが、これは雷に打たれたことが原因で、
元々は黒髪であったが修行から逃げ回って木に登って隠れていた所に落雷が直撃、以降何故か金髪となってしまった
本作には彼のみならず訳の分らん理由で特異な髪色になった者が他にも散見される

インディアン。両刃斧と羽飾りから羽を飛ばす技を使う。
切り札として血中のイオン質の電流を増幅させて流す悪魔の赤い稲妻(デビルズ・レッド・サンダー)を使ってくる。
…寄りにも寄って、互いの手首を鎖で繋いで戦う決闘法「勇者の血鎖(ブレーブ・ブラッディ・チェーン)」で挑んできている最中に。

【アニメ】

プリキュアシリーズの初代主人公コンビ。
必殺技はブラックが「ブラックサンダー!」、ホワイトが「ホワイトサンダー!」と叫び雷を召喚し
同時に片手のひらから放つことで黒と白の螺旋状の激しい雷撃で攻撃するプリキュア・マーブル・スクリューなど。

黄瀬やよいがスマイルパクトで変身した初代から6代目ぶりの雷の力を持つプリキュア。
プリキュア・ピースサンダーを必殺技に持つじゃんけん狂。

惑星サマーンからやって来た、羽衣ララが変身する宇宙人のプリキュア。
雷属性のプリキュアは初代から実になんと14代目。最近は必殺技は浄化技などが主流になって来たプリキュアシリーズだが、初代ばりの攻撃技を放った事に衝撃を覚えた大きなお友達も多いだろう。
てか殆どラムちゃん。

軍神マルスと魔女メディアの間に生まれた悲劇のプリンス。
フォルゴーレ・ルネッサンス、トリトルイ・サンターレ、オリオンズ・デバステーションなど雷の小宇宙を駆使した様々な技を放ち、
愛する者を失った悲しみを背負いながらも神の子としてではなく聖闘士として戦う。

トクガー王家に代々伝わる最強ロボで、エースレッダー、アオイダー、コバルダーの三体がミト王子の「クロース・トライアーングル!!」の掛け声で合体する。
必殺技は胸部のダイオージャ・シールドに内蔵された電光雷鳴剣で稲光と共に悪を成敗する電光雷鳴崩し。

主人公の日向仁がメインパイロットの主役ロボ。
名前どおり雷演出の多いロボだが、実際のトドメはソードと掛け合わせた斬撃やバズーカが多い。

ジンライ星出身の宇宙警察機構の刑事であり、地球では大堂寺炎/ファイヤーエンらが通う私立山海高校の後輩として生活。
サンダーライにトライダグオン(変身)後は、サンダーボーガンやサンダーイーグルアタックなどの電撃攻撃で宇宙監獄サルガッソの囚人を迎え撃つ。
サンダーバイクと融合合体することでダグサンダー、さらにサンダーシャトルと雷鳴合体することでサンダーダグオンとなる。

悲しき過去を秘める黒衣の魔法少女
多くの出会いと別れを経て、現在はかけがえのない親友と共に幸せな人生を歩んでいる。
戦斧型のインテリジェントデバイス「バルディッシュ」を様々な形に変形させながら雷の魔法を自在に操る。
主な必殺技はフォトンランサー、サンダーレイジ、プラズマザンバーなど様々。

また、彼女を元に創造されたレヴィも似たような能力を持っている。
『マテリアル娘』内に至っては
雷で王様が買い物に行けない、よし(雷を)説得してこよう!→雷直撃→なぜかパワーアップ ということまでやらかしている。

501JFWの一員にしてガリアのトップエースウィッチ。
クロステルマン家に代々伝わる、直接的な攻撃性を持つ希少な固有魔法「トネール(Tonnerre=「雷鳴」の意味)」を持ち、強力な電撃を放つ事ができる。
……が、大抵の場合は普通の機関銃で事足りる上に使うと静電気で髪型がメチャクチャになる事を嫌って滅多に使わない。
使うのは広範囲への大火力攻撃を必要とする時か、或いは丸腰の時のみである。
番外ギャグ漫画では、案の定というべきか電源代わりに使われた。


【ラノベ&小説】

とある魔術の禁書目録』の登場人物で、『とある科学の超電磁砲』の主人公。
肩までの茶髪が特徴の女子中学生で電撃使い(エレクトロマスター)の能力を持つ上位実力者。
その能力を生かしたハッキングもお手の物で、彼女にそちらの方面で勝てる人物は数少ない。
単純な威力だけではなく、能力を生かしたハッキング、磁力操作といった汎用性も特徴的。
もちろん、全力だと雷を落とすこともできる。

  • クリプトカリオン(ドラゴンクエスト精霊ルビス伝説)
精霊ルビスと同じ炎の一族の青年。雷を操る。
幼いころから想い続けていたルビスと結ばれることになるも、婚礼直前で勇者ロトの始祖であるディアルトに掻っ攫われる。
尤も、本人は粗暴な性格であり、ルビスに対しての好意もかなり判りづらく、ルビスからは嫌われていた。
デイン系(雷呪文)といえばドラゴンクエストシリーズの勇者御用達の呪文だが、ロトシリーズに限って言えばその力の由来は彼なのかもしれない。

第3巻のライバル役で、主人公・黒鉄一輝が所属する破軍学園の生徒会長
本人はカタナを主武器とする剣士で、電気制御の能力を雷撃などではなく抜刀術に応用するというフィクション世界でも珍しい使い方をする。
レールガンの原理で鞘から弾き出される一振りは感知不可能で、これを用いたカウンターを突破するのは大変。


【特撮】

渡五郎がサナギマンの状態からエネルギーを蓄えた後、「超力招来!!」の言葉と共に二段変身した自由の戦士。
蝶にも似た姿から超能力を放ち、上空から稲妻と超能力を集めて急降下パンチを放つ超力稲妻落としが必殺技
イナズマンFではゼーバーという超能力増幅装置から放つ超電撃攻撃・ゼーバーイナズマンフラッシュを必殺技とした。

城茂が変身する、体内に発電機を持つカブトムシ改造人間
彼の両手はコイル状に形成されたコイルアームとなっており、右手がプラス電極、左手がマイナス電極である。
また愛車「カブトロー」にも充電機能があり、緊急時に予備バッテリーとして使った事も。
ちなみにコイルアームには偽装機能なんて便利なものはないので変身前は両手を絶縁性手袋で覆っているが、そんな彼と素手で握手しようものなら……
「やめときな 俺の握手は熱すぎて 黒焦げになっちまうぜ」

剣崎一真が変身するBOARD製ライダーシステム第2号。
スペード6「ディアーサンダー」のラウズカードを用いて攻撃に雷属性を付与する。

ガイアメモリによって気象を操る能力を持つ怪人。
変身者の研究により他のガイアメモリの能力も取り込みパワーアップを続けており、
電撃(雷)を中心に、高熱(日照り)、竜巻、水流操作といった様々な能力を誇る。

如月弦太朗アストロスイッチNo.10 エレキスイッチでステイツチェンジした姿。
電撃を放出する棒・ビリーザロッドで戦い、ライダー百億ボルトブレイクなどの必殺技で敵をシビれさせる。

天空寺タケルおよび深海マコトがエジソンゴースト眼魂で変身した姿。
電気をエネルギーとし、ガンガンセイバー・ガンモードおよびガンガンハンド・ロッドモードから繰り出す電撃攻撃で戦う。

富加宮賢人が変身する「雷の剣士」。
雷の力を秘めた聖剣「雷鳴剣黄雷」によるフェンシングの如き剣捌きと、物語「ランプドアランジーナ」がもたらす魔人の力が持ち味。

サヤと共にメンバー最年少を務め、子供扱いされるのを嫌うトラブルメーカー。
雷のアースを操り、それを地面に伝わらせ放つ『雷の雄たけび』と右斜めに星獣剣を構え雷のアースと共に放つ剣戟『雷一掃』が必殺技
食いしん坊キャラも兼ねており、雷のアースを使った大道芸でお小遣い稼ぎし、そのお金でドーナツを買ったのは有名。

迅雷流の使い手で電光石火ゴウライジャーを受け継いだ兄弟。
兄の霞一甲はカブトライジャー、弟の霞一鍬はクワガライジャーに変身。雷神エネルギーも用いての超忍法を使用。
父の遺言に従い、「アレ」を手に入れるべく、ハリケンジャーと敵対し、宇宙忍群ジャカンジャとも手を組んだ。
父に利用されていただけだったことを知ってからは改心し、ハリケンジャーと共にジャカンジャと戦うようになる。

疾る雷のエレメントを矢として放つ魔法戦隊の次男。
ボクサーの卵でもあるのか、弟のにボクシングを指導したり、マジパンチを使用した事もある。
必殺技はマジスティックをボウガンモードにして放つ雷の矢『イエローサンダー』。
調合魔法を使い治療薬や特効薬を作る事も得意。

戦国時代に活躍したキョウリュウジャ―の一人だが、その肉体を怒りの戦騎・ドゴルドに乗っ取られていた。
しかし、キョウリュウジャーの活躍で相棒の獣電竜プテラゴードンと共に救われ、元に戻りデーボス軍と戦う。
一時期はキョウリュウレッド/桐生ダイゴにかつての主君の面影を重ねていたこともある。
必殺技は長剣『ザンダーサンダー』に獣電池を3本装填して発動する『ブレイブフィニッシュ・雷電斬光』。

なお、韓国で活躍したキョウリュウジャーブレイブのブレイブキョウリュウゴールド/ジュヒョクもザンダーサンダーを振るい、雷電斬光を使用したが空蝉丸との関連性は不明。

地球のどこかに存在する異世界・ジューランドに住む声がデカいライオンのジューマン(獣人)。
変身後は迸る雷光と共にサバンナの王者を名乗る。
野生開放と共に両腕が巨大な『鋼鉄のツメ』に変化、稲妻を宿してデスガリアンを蹴散らす。
パートナーのキューブライオンも口から電撃波を放出することもできる。

ジシャックチェンジ後は尻尾が『イナズンバー』という長剣に変形。そこから稲妻を放出し攻撃する。

電気に強い体質で途中で感電したことにより帯電体質になり、雷を体に貯めてからは指先から電撃を出し電気に弱いゴジラと互角に戦っていた。

技の中に手から強烈な電撃を放つフォースの電撃(フォース・ライトニング)がある。ダース・シディアスが主な使い手。


神話

ギリシャ神話の「社会秩序」「全宇宙」「天候」を司る全知全能の天空神で、オリュンポス十二神の王で浮気症。
牛に変身しておにゃのこを攫ってきた話はあまりに有名。
ティーターン神族との戦い「ギガントマキア」ではサイクロプスが作成したギリシャ神話界最強の兵器である雷霆「ケラウノス」を使用、その力を存分に振るいオリンポス陣営を勝利に導いた。
戦後も雷霆は所持し続けており、無礼者に神罰を下したり罠に嵌められて意図せず愛人を焼き殺したりしている。

北欧神話最強の戦神。
雷神としての要素が有名だが、豊穣神でもある。
ある意味稲妻の語源そのままともいえる。
根っからの武闘派だが、「問題児ってレベルじゃねーぞ!」ロキと神々の中で最も仲が良い。
アメコミの二大出版社のひとつ「マーベル・コミック」のキャラクターであるマイティ・ソーの元ネタ。「ソー」とは「トール」の英語読みである。

ウガリット神話の豊穣と嵐ので、大地を潤し万象を活性化させる雨季の嵐を象徴する存在。
雲、霧、雨等の気象から河川などの地形はすべてバアルの所有物とされ、彼の図像は槍や棍棒(雷の象徴)を把持した姿で描かれる。
神話のバアルは災害やを司る数多の神格や怪物と争う英雄神としての性格が強く、特に荒ぶる海神ヤム・ナハルとの戦いでは二本の棍棒(稲妻)を用いて敵を撃破している。
バアルの本来の名である“ハダド”は「雷鳴のとどろき」を意味するとされ、雨の先触れである雷鳴・雷光を名に冠するバアルはまさにオリエント世界の雷神なのである。

ユダヤキリストイスラム、アブラハム宗教の根本原理であせられる、ご存じ全知全能の唯一神。
ユダヤ教において雷は敵を威嚇・破壊する神の力であり、敵には滅びを、味方には恵みをもたらす“神の怒り”とみなされていた。
特に「エレミヤ書」では降雨をもたらし稲妻や風をもたらす偉大な存在として語られ、「詩篇」第29篇では樹木を砕き大地を揺るがして炎と共に響き渡る神の声(雷)を賛美する歌がある。
……実はこの雷神としての性格、バアル等他宗教からの剽窃、要はパクリである。
勇ましさ、厳格、優しさを内包する天候神の性格は乾期と雨季という両極端な環境を生きる中東の人々には大人気の設定。
多分に省略した言い方をすれば、YHVH信仰を強固に維持するため採用されたのである。上記詩篇の歌もバアル神への讃歌をインスパイアした結果生まれたものといわれている。

日本神話最強の軍神。
カグツチが生まれる際にイザナミを死に追いやったことに怒ったイザナギがその首を刎ねた時に吹き出した血から生まれた神の一柱。
日本では稲妻はこのタケミカヅチの剣の一閃であるとも伝わることから雷神としてだけでなく剣神としての顔も持っている。
国譲りの際には役割を放棄したアメノワカヒコの次に天津神代表として派遣され、
剣の切っ先の上に胡坐をかいて国津神を威圧したり、
挑みかかって来たタケミナカタの腕を握り潰してあっさり勝利するといったとんでもないエピソードを持つ。
この時の両神の取っ組み合いの戦いが相撲のルーツだとも言われている。


【特殊枠】

本名は磯野波平。ご年配の方には最も有名かと思われる。
ただし息子のカツオ(時々長女のサザエ)にしか落ちないし、精神ダメージが主であり物理破壊は出来ない。
なお雷属性持ちなのはアニメ版のみであり、原作では作中最弱に近いキャラである。

本名はさくらすみれ。
娘のまる子がやらかした悪行や奇行を叱る際に落とす。
波平と同じで物理破壊は出来ない。
「あんた おにだね……」

主人公両津勘吉の上司。
素行が良いとは言えない(実際、不祥事が多い)両津に度々カミナリを落とし、実際に電撃を浴びせるエピソードもある。
それがオチになることが多く読者にも印象的だったのか、お祭りゲー「ジャンプビクトリースターズ」で両津の超必殺技になった。

ジャイアン達が空き地で野球をするたび、窓や盆栽を破壊されて激怒する。
そっくりな稲妻さんもいる。


【現実】

ご存じ風雲昇り龍にしてミスタープロレス。
アントニオ猪木ジャイアント馬場の両方に勝った唯一の日本人レスラーであり、
アントニオ猪木同様プロレスを引退しても強い影響力を持つお方。
打撃を主体として相手と真っ向から渡り合う雷のごとく豪快なスタイルで人気を博した。

デンキウナギやシビレエイなど、現実世界に存在するファンタジーのような生き物たち。
体内に存在する発電器官で電気を生成し、最大で500ボルト~800ボルトもの電圧を発生させることができる。
その威力は人間や大型のワニでも気絶するほど。しかし本人(?)は絶縁体の役割をする脂肪で守られており、感電しないのだという。


【余談】

誰もが理科の時間に習うように、「電力(W、ワット)」というのは電流と電圧の積である。
電圧だけいくら高くても、電流の量が多くないと大した力は出ない

なので、「俺の電気は○○万ボルトだぜ!!」と言っても、電流の方は低く、結局大した威力を持っていない可能性がある。

……という認識を持っている人が散見されるものの、実際のところ電圧の価値は直流と交流で異なる。
交流の場合、電圧は「変圧器(コンバーター)」を用いることで容易に電圧を上げることができ、この際にアンペアが減る。
これは「電力(ワット)」が変圧しても一定であるためである。
この場合、ワット数が重要となる。

対して直流の場合、「電圧(V、ボルト)」とは電位差、つまり持っている電荷量の差である。
高電圧の直流を流そうとした場合、オームの法則によりアンペア数、ワットが決まる。
そして、低電位側から高電位側に電流が流れることはない。

なので、フィクションの登場人物が直流電流を使い攻撃する場合、電圧が高いほど強いという主張は実は完全な間違いというわけでもない。
自然現象の雷は直流なので、おそらくフィクションの雷能力者は直流の使い手が多い可能性はある。
それ以前に空気中を電気が流れる自然の雷は、強力かつ巨大な絶縁体である空気を絶縁破壊するために莫大な電圧が必要(一億ボルト程度)であり、そんなものを使われたらその時点でダメージは免れない。

ただ、ワット数が高くとも、トータルのエネルギーの単位はワット数に時間を掛けた「熱量(J、ジュール)」となる。
いくら電圧が高くとも通電時間が短ければエネルギー量自体はそうでもないということになる。
日常生活でセーターを脱いだ時やプラスチックをこすった時に発生する小規模の静電気は直流で1万ボルトの電圧だったりするが、電荷量自体はごく小さく短時間しかながれないので、せいぜいちょっとパチッと感じる程度の破壊力しかない。
フィクションに良く出てくる10万ボルトとか100万ボルト程度の電圧も大した破壊力は無い可能性が高い様に見えるが、これも通電時間が長ければ肉体が通電の熱で焼ける。


~以下、コメント欄に寄せられた雷属性/電気属性のキャラクター~


【ゲーム】


【漫画】


【アニメ】


【ラノベ・小説】


【特撮】


【ホビー】

  • 張飛ガンダム(BB戦士三国伝
  • 東海林光(アクエリアンエイジ
  • 飛電(神羅万象チョコ 第一章)
  • 雷迅のリュウガ、震電、ライトスパーク、雷魔獣ボルディア(〃第二章)
  • 大魔導ライセン、レア・ヴォルザ、イタズチ(〃第三章)
  • マキシウス雷霆態、礼靱将ミロク、その他雷角属(〃神獄の章)
  • 雷刃のイツキ、蒼震雷鬼 紫電龍(〃ゼクスファクター)
  • 轟雷騎竜ボルト、迅雷忍者コウライ、震龍鬼ライヤ(〃七天の覇者)
  • 勇者ヒイロ(〃大魔王と八つの柱駒)
  • 麒龍魔神シュー(〃九邪戦乱の章)
  • 雷族遊戯王オフィシャルカードゲーム

【神話】

  • 菅原道真(日本史)
  • 雷切/立花道雪(〃)
  • 八雷神(やくさいかづちのかみ)(日本神話)
  • 雷様/雷神(〃)
  • 雷獣(〃)
  • カンナカムイ(アイヌ神話)
  • アルゲース、ステロペース、ブロンテース(ギリシャ神話
  • ユピテル(ローマ神話)
  • ママラガン(アボリジニ神話)
  • サンダーバード(インディアン神話)
  • ハオカー/ヘヨカ(スー族神話)
  • インドラ(ヒンドゥー教
  • ユウコ(エストニア神話)
  • ウッコ(フィンランド神話)
  • 雷公(中国神話)
  • 九天(きゅうてん)応元雷声(おうげんらいせい)普化(ふか)天尊(てんそん)道教。なお封神演義では聞仲)
  • タラニス(ケルト神話)

【特殊】

  • イヴァン四世(雷帝)
  • でんこちゃん(東京電力)









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最終更新:2024年11月23日 19:19
添付ファイル

*1 雷の威力を文字通り受け止めれば「焼け焦げる」だけでは済まない様にも思えるが、雷の発生時間は0.001秒と極短いため「焼け焦げるだけで済んでいる」とも、「たったそれだけでその威力」とも言える

*2 実際、雷で植物やキノコの生長が促進されるという話はある。

*3 ゲーム的には無限空中ジャンプ&空中ダッシュ。

*4 発動しようとするとEPが0になる。

*5 ダブルクロスのシンドロームはこれに限らず基本的にどれも出来る事の余地が非常に幅広く取られており、どのクラスでもある程度は同じような事ができるなど、「ある事柄・技に完全特化している」ものの方が少ない。