ワイヤレスイヤホンが主流になった今でも根強い人気がある、有線イヤホン。ワイヤレスよりも音質が安定し高音質なほか、ケーブルがあるため紛失のリスクが少ないのが特徴です。SONY・水月雨・Acoustune・KiwiEarsなど多くのメーカーから幅広い価格帯の商品が発売されているだけでなく、肝心の音質は聴くまでわからないので、どれを選べばよいか迷いますよね。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気の有線イヤホン42商品を集め、3個のポイントで比較して徹底検証。おすすめの有線イヤホンをランキング形式でご紹介します。
マイベストが定義するベストな有線イヤホンは「どの音域もまんべんなく再生できるうえ、装着感がよく長く使える商品」。徹底検証してわかった有線イヤホンの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
1995年に映像音楽業界に入り、スタジオのミキサー兼サウンドデザイナーとしてキャリアスタート。2008年に株式会社okidesignを起業。約30年に亘る音響機材やデジタル機器に関する知識・経験をオーディオユーザーに役立てたいと考えており、マイベストでは2022年からヘッドホン・イヤホン・スピーカーなどオーディオ製品の検証を20回以上参画・監修してきた。 最近自腹で購入して良かったデバイスは、Beats Solo 4、AirPods Pro 2など。使っているスピーカーはB&W805D2、ヘッドホンはAustrianAudioのHi-X15。 サウンドデザイナーとしては、音楽や効果音制作・ミックス・マスタリング・ライブレコーディング・サラウンドなど活動は多岐にわたっており、広告やミュージックビデオは2000本以上を担当し、映画は海外含め多数の受賞歴あり。9.1.6chサウンドの自社スタジオや7.1.2chサウンドのホームシアター、キャンピングカーを改造した録音機材車も所有。施設音響や電気自動車の音も制作。常に最新のオーディオ・音楽機材をチェックし、最高の音響・音楽環境を追い求めている。
オーディオ専門店「e☆イヤホン」の販売員として3年間勤務。オーダーメイドや高級機種なども含め、これまでに試聴したイヤホン・ヘッドホンは、のべ500種類を超える。また、音楽や環境に合わせて11種類のイヤホン・ヘッドホンを使い分けるほど、音には並々ならぬ情熱を持っている。 その後、2023年にmybestへ入社し、豊富な知識を活かしてオーディオ機器のガイドを担当。「顧客のニーズを真摯に考えて、オーディオ機器を提案する」をモットーに、ユーザーに寄り添った企画・コンテンツ制作を日々行っている。
音質がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「10~20代のモニターがどの楽曲を聴いても各音域の表現や解像度に優れていると感じるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
耳に合わせやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「耳にフィットさせやすい形状かつ、イヤーピースのサイズ展開が多く耳の大きさを問わず使いやすいもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
扱いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「本体の取り回しがよいうえ、リケーブルに対応していたりメンテナンスグッズが付属していたりして長く使いやすいもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
新商品の発売情報をリサーチした結果、検証しランキングに追加すべき商品はありませんでした。
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以下の商品を検証し、ランキングをアップデートしました。
以下の商品を検証し、ランキングをアップデートしました。
有線イヤホンの一番の魅力はコスパの高さ。ワイヤレスイヤホンと同ランクの音質の商品が半額〜1/4以下の価格で購入できます。
実際に検証したところ、2万円以上するAirPodsと5,000円前後の有線イヤホンの音質の評価は、ほぼ同じでした。高音質のイヤホンを安価で手に入れたいなら、有線イヤホンがおすすめです。
ワイヤレスイヤホンに比べて音の遅延が少ないこともメリット。有線イヤホンはケーブルで直接データを伝送するため、映像と音がズレにくいのが特徴。わずかな音ズレがミスにつながる音ゲーをプレイする人や、イヤホンをつけて動画を見る習慣のある人にもぴったりです。
また、充電の手間がかからない点も魅力。充電切れの心配がないため、長時間使用する際にも重宝します。ただし、移動中や作業中に使用する場合はケーブルがわずらわしく感じることも。ワイヤレスタイプと使い分けるのもおすすめです。
有線イヤホンは、バッテリーや電子的な回路・マイクを搭載していない分、ワイヤレスイヤホンよりも安価に製造が可能。構造がシンプルで機能が少ない分、使いやすいのがメリットです。
コスパのよさで選ぶなら、「JBL Tune 210」がおすすめです。価格は2,000円以下とリーズナブル。検証では耳への合わせやすさ・利便性の評価以外のすべての項目で5.0点満点中、4.3以上と十分な評価を獲得しました。聴きやすさはモニターからも好評であるうえ装着時の違和感も少なく、バランスの取れた商品といえます。
10,000円以下で選ぶなら、「FiiO JD1」を要チェック。リケーブル対応で、断線しても2,000円程度でケーブルのみ交換可能。音質も申し分なく、ノリのよいサウンドが楽しめます。
リアルな音質を求めるなら、「SUPERIOR」がおすすめ。価格は1万円を超えますが、クリアかつまとまりのある音で迫力が感じられる点が魅力。低音も引き締まった深みのある音で、空気が震えるような感覚を味わえます。
検証したなかでも、高価格帯のものは優れた音質を楽しめる傾向がありました。とはいえ、音質に特別なこだわりがなければ1万円以内の商品で問題なく使用できるため、予算に合わせて選択してくださいね。
今回の検証で1位を獲得した「Softears Volume」は4万円を超える高額なモデルですが、その金額に見合うだけの音質だといえます。
実際に試聴したところ、高音と低音のバランスが非常によく、音のクリアさと力強さを高いレベルで備えていました。ワイヤレスイヤホンを凌駕する音質を味わいたい人は一聴の価値ありです。
有線イヤホンを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「5つのポイント」をご紹介します。
有線イヤホンの価格は、1,000〜4万円と商品によってさまざま。音質のよさと価格は比例する傾向があります。こだわりにあわせて選びましょう。
結論、5,000円以内の有線イヤホンでも多くの人が満足できるレベルの音質です。完全ワイヤレスイヤホンでいえば、2〜3万円クラスの音が出る商品も多く、十分すぎるほどの高音質なサウンドを楽しめるでしょう。
4,000円以内で手に入るFiiOの「JD1」は音の分離感がよく、楽器ごとに独立して聴き取れる点が魅力。とくに低音域の表現を得意としていて、迫力とクリアさを両立した臨場感あふれるサウンドが楽しめます。
コスパを重視するなら、2,000円以下と安価なJBLの「Tune 210」もおすすめ。臨場感・解像度が十分な高音質で、2,000円とは思えない音を楽しめます。
コスパよりも音質を重視したいなら、1〜2万円の商品がおすすめです。この価格帯の商品は、低音・中音・高音・解像度・臨場感の5項目の評価がすべて高いものが多いので、音質にこだわりがある人でも満足できるでしょう。
5,000円以下の商品との大きな違いは「解像度」。安いイヤホンを使ってきた人は、今まで聞こえてなかった音も感じられるでしょう。実際にランキング5位以内は、すべて1万円以上の商品が独占する結果になりました。
さらに解像度や臨場感がほしい人は、2万円以上の商品にも注目しましょう。声の揺らぎや息遣いまで聴こえるほどで、1つ1つの音が分離しているように感じられます。実際に聴いたモニターからも「ライブ会場のような盛り上がりを感じられた」と好評でした。手持ちの有線イヤホンより音質をグレードアップさせたい人も満足できるでしょう。
画像内のqdc・Acoustuneのモデルは、どちらも楽曲制作やライブでアーティストがイヤモニとして活用できるレベルのバランスの取れたサウンドが楽しめます。楽曲の細かな音まで楽しみたい人におすすめです。
有線イヤホンの形状はカナル型・インナーイヤー型の2種類。それぞれ強みが異なるため、使用シーンに合わせて選びましょう。
集中したい人には、耳穴をしっかり塞ぐカナル型がおすすめ。基本、有線イヤホンにはノイズキャンセリング機能はありません。しかし、カナル型なら遮音性や音質評価が高く騒音下でも十分集中できます。鼓膜に近い位置で音を鳴らすため周囲の音に左右されにくく、ゲームや音楽を集中して楽しみたい人向けといえるでしょう。
ながら聴きをしたい人には、耳にフタをするようにつけるインナーイヤー型がぴったり。カナル型より周囲の音を聴き取りやすいため、仕事中など周囲の音を遮断したくないときに使いやすいでしょう。没入感や音質のよさは控えめですが、聴き疲れしにくく長時間使用しやすい点はメリットです。
運動時に使用するなら、シュア掛け対応型も便利。シュア掛けとは、オーディオメーカーのSHUREが採用した装着方法のこと。耳の後ろからケーブルをループするようにして装着するため、安定性に優れています。タッチノイズが気になりにくい点も魅力といえるでしょう。なお、運動中の使いやすさを重視するなら骨伝導イヤホンもおすすめです。以下のコンテンツもチェックしてくださいね。
さらに遮音性をあげるのであれば、「フォームタイプ」のイヤーピースに交換するのもおすすめです。柔らかく低反発の素材なので、フィット感も増しますよ。
プロの現場では音のバランスが最重要ですが、遮音性も大事なポイント。遮音性が高いと細かい音が聴こえるので、自分の耳にあったイヤホンを選びましょう。
有線イヤホンを長く使いたいなら、ケーブルのつけ替えが可能なリケーブル対応タイプがおすすめです。断線してもケーブルだけ交換することで、本体を捨てずに使い続けられます。突然の故障にもケーブルの買い替えですぐに解決できるので便利です。また、ケーブルは2,000円程度で買えるため、新しいイヤホンを購入するよりもコストを抑えられます。
ケーブルが断線してつながらなかったり、片方だけ聴こえなくなったりしたことがある人も多いでしょう。バッグやポケットにしまっていると故障のリスクがより高まるので、気になる人はランキングの「リケーブル対応」にチェックが入っている商品に注目してください。
また、リケーブルはイヤホンの音の傾向を変えられるのも魅力のひとつ。ケーブルに採用されている線の素材や、イヤホンジャックの種類によって自分の好みの音に調節できます。イヤホンケーブルについては下記コンテンツで紹介しているので、チェックしてみてください。
ケーブルとイヤホンのコネクタがそろっていないと取り替えられないので、購入前に必ずチェックしてください。メジャーな2pin・MMCXなら販売されているケーブルが多く、リケーブルを楽しみやすいでしょう。
オンライン授業やゲームなどでボイスチャットを使用する人は、マイク付きタイプが便利です。多くのマイク付きタイプは口の近くにマイクがついているので、声を拾いやすい点がメリット。別途マイクを用意する手間も省けます。
さらにリモコンがついていれば、ハンズフリー通話ができる点も魅力。スマホを取り出さず、ボタンを押すだけで電話に出たりかけたりできるので、PC作業中にも役立ちます。なお、リケーブルタイプであればマイクを搭載していなくてもマイク付きのケーブルに交換可能なので、必要に応じてつけ替えるとよいでしょう。
また、リモコンつきは音量調節・曲のスキップ・巻き戻し・ショートカットなどができ、利便性が高い点もメリット。マイク・リモコンつきで選ぶなら、リーズナブルで音質評価のバランスもよい「JBL Tune 210」がおすすめです。
手軽に接続したいなら、イヤホンの端子がUSB端子になっているものがおすすめ。イヤホンの端子がスマホに合う形状かどうかも確認しておきましょう。同じ端子のイヤホンであれば、そのまま接続できるので簡単。なお、各端末に対応できる端子は以下のとおりです。
<各端末に対応できる端子の形状>
最近のスマホは、ほとんどがイヤホンジャック非対応。ただし、USB端子に対応したイヤホンも少なく、種類が限られる点に注意が必要です。
幅広い選択肢から選びたいなら、変換アダプタを使用するのもひとつの手。変換アダプタがあれば、端子が違う場合も接続可能です。以下のコンテンツでは、iPhoneにそのまま繋げられるイヤホンやライトニング端子用の変換アダプタを紹介しているので、あわせて検討してくださいね。
DACアンプを使えば、スマホ用の端子に変えられるうえ、音の出力を上げたり、音の傾向を変えることも可能です。気になる人は以下のコンテンツもチェックしてくださいね。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||
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低音 | 中音 | 高音 | 解像度 | 臨場感 | 音質のよさ | 耳への合わせやすさ | 利便性の高さ | コネクタ | ドライバーの数 | イヤホン形状 | ドライバー構成 | 再生周波数帯域 | ドライバーサイズ | プラグ形状 | ケーブルの長さ | マイク付き | リケーブル対応 | |||||||
1 | Moondrop Technology Kadenz | ![]() | 23位 | とにかく音質にこだわりたい人に。細部までクリアに聴こえる高解像度 | 0.78mm(2pin) | 不明 | カナル型 | ダイナミック型 | 8Hz~21kHz | 10mm | 3.5mmミニプラグ、USB Type-C | 1.2m | ||||||||||||
2 | Kiwi Ears Orchestra Lite | ![]() | 31位 | ほかのイヤホンとは一線を画す音質。解像度はとくに優秀 | IEM 2pin | BA型ドライバー×8 | カナル型・耳掛け型 | BA型 | 20~20kHz | 不明 | 3.5mmミニプラグ | 1.25m | ||||||||||||
2 | qdc SUPERIOR|QDC-SUPERIOR-BL | ![]() | 9位 | クリアかつバランスのよい音で、どんな楽曲ともマッチする | IEM 2pin | ダイナミック型ドライバー×1 | カナル型・耳掛け型 | ダイナミック型 | 10~40kHz | 10mm | 3.5mmミニプラグ | 1.18m | ||||||||||||
4 | Meze Audio ALBA | ![]() | 20位 | 高音のなめらかな余韻を楽しむポップス向き!クリアな音質 | IEM 2pin | ダイナミック型ドライバー×1 | カナル型、耳掛け型 | ダイナミック型 | 15Hz~25kHz | 10.8mm | 3.5mmミニプラグ | 1.23m | ||||||||||||
5 | Shure AONIC 215|SE215DYBL+UNI-A | ![]() | 8位 | 厚みのあるサウンドで迫力満点。耳にもフィットさせやすい | MMCX | 1(ダイナミック×1) | カナル型、耳掛け型 | ダイナミック型 | 22Hz~17.5kHz | 不明 | 3.5mmミニプラグ | 1.31m | ||||||||||||
5 | Acoustune RS THREE | ![]() | 16位 | 定位感はっきりのモニターイヤホン。安定した着用感も魅力 | Pentaconn Ear 異形(ロング) | ダイナミック型ドライバー×1 | カナル型 | ダイナミック型 | 20~40kHz | 9.2mm | 3.5mmミニプラグ | 1.36m | ||||||||||||
7 | Sennheiser IE 100 PRO | ![]() | 3位 | 高音から低音までのバランスが優秀。耳へのフィット感も良好 | 不明 | 1(ダイナミック×1) | カナル型、耳掛け型 | ダイナミック型 | 20Hz~18kHz | 不明 | 3.5mmミニプラグ | 1.33m | ||||||||||||
8 | AZLA HORIZON II | ![]() | 19位 | 楽器の余韻を楽しみたい人に。解像度が高めで聴き取りやすい | IEM 2pin | ダイナミック型ドライバー×1 | カナル型 | ダイナミック型 | 10Hz~40kHz | 10mm | 3.5mmミニプラグ、2.5mm(4極)、4.4mmバランス | 1.23m | ||||||||||||
9 | SIMGOT EA500 | ![]() | 29位 | 予算1万円ならコレ!解像度が高く、音質変化も楽しめる | IEM 2pin | ダイナミック型ドライバー×1 | カナル型 | ダイナミック型 | 10~50kHz | 10mm | 3.5mmミニプラグ | 1.28m | ||||||||||||
9 | エミライ FiiO|JD1|FIO-IEM-JD1-S | ![]() | 15位 | はじめての有線イヤホンはこれに決定!低価格&高音質を実現 | IEM 2pin | ダイナミック型ドライバー×1 | カナル型 | ダイナミック型 | 20Hz~40kHz | 10mm | 3.5mmミニプラグ | 1.3m |
イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ、USB Type-C |
リケーブル対応 |
良い
気になる
Moondrop Technologyの「Kadenz」は、とにかく音質にこだわりたい人におすすめ。2.6万円とミドルクラスの価格ながら、音の解像度が高く、細かな音をクリアに楽しめます。デフォルトで太さ4.4mmのケーブルを採用しているうえに見た目がシャープで目を惹きました。
低音から高音までバランスよく鳴っており、音質のよさは高評価。低音域はバスドラムやベースの音がクリアに響き、中音域はボーカルの声の細かなニュアンスまで鮮明でした。高音域もひずむことなくきれいに伸びていて、モニターからは「まるでそこに歌手がいるかのような声の厚み」「金属系の音もキレよく伝わる」といった声があがっています。臨場感については、音の迫力があまり感じられず高評価に1歩届きませんでしたが、総じてハイクオリティな音質といえるでしょう。
耳への合わせやすさもメリットで、イヤーピースが豊富に付属するうえ、耳にフィットしやすい設計です。耳掛けに対応しているので、ズレにくくタッチノイズが発生しづらいのも魅力といえます。そのうえ、リケーブル対応で断線してもケーブルを交換可能。マイクがないのは惜しいものの、ハードケースや替えのフィルターのほか、絡みにくくできるケーブルバンドも付属しています。
総合的に、音質のよさと耳への合わせやすさが際立つ1台。装着感のよさも相まって、長時間の視聴でも心地よく使えるでしょう。音質重視の人はもちろん、よいものを長く使いたい人やオーディオにどっぷりハマりたい人もぜひ最初に検討してみてください。
ドライバーサイズ | 10mm |
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イヤホン形状 | カナル型・耳掛け型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
有線イヤホンを中心に販売している中国のオーディオメーカー、Kiwi Earsの「Orchestra Lite」。8つのBA型ドライバーを搭載した商品で、自然でバランスの取れたサウンドを売りにしています。
音質は、非常に解像度が高く、ほかの有線イヤホンとは一線を画すサウンドでした。ボーカルの歌声は、声の細かな強弱や息遣いなどがしっかり聴こえてかなりリアル。埋もれがちな打楽器の小さな音もしっかり伝わってきます。加えて、音の距離感も正確に表現されているので、ライブ会場にいるような臨場感を味わえるでしょう。
耳への合わせやすさは、イヤーピースが3種類入っており、音質や装着感をカスタマイズしやすいのが特徴。また、耳掛けに対応しているので、タッチノイズが入りづらいのもメリットです。ただし、耳穴にフィットしやすい形状ですが、イヤホン部分が大きいため装着しづらい印象。耳にしっかりはめ込まないと本来の音質が楽しめないので、注意しましょう。
利便性の面では、リケーブル対応で断線してもケーブルを交換できます。コネクタもメジャーな「2pin」なので、交換用のケーブル探しには困らないでしょう。しっかりとしたハードケースがついているため、持ち運びが多い人でも長く大切に使えますよ。なおマイクはついていないので、オンライン授業やWEB会議でも使いたい場合は、マイクつきのケーブルに変えてくださいね。
ドライバーサイズ | 不明 |
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Kiwi Ears Orchestra Liteを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
イヤホン形状 | カナル型・耳掛け型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
カスタムIEMという自分の耳型をもとに形を作るイヤホンのメーカーとしても有名な、qdcの「SUPERIOR」。ダイナミックドライバーを搭載しており、低音から高音どこをとっても自然でバランスのよいサウンドを実現したと謳っています。
音質は、クリアかつまとまりのある音で、迫力が感じられました。低音も引き締まった深みのある音で、空気が震えるような感覚を味わえます。また、ボーカルの歌声は厚みがあるうえ、声の揺らぎや息遣いまで細かく表現されていて、聴きごたえがありました。どの音域のクオリティも高く、全体のバランスが取れたサウンドです。楽曲のジャンルを問わず音楽を楽しめるでしょう。
耳への合わせやすさは、耳の穴に沿うような形状で、フィットさせやすいのが魅力です。また、耳掛けに対応しているので、固定されてズレにくいといえます。イヤーピースは、一般的な形状のものでS・M・Lの3つのサイズが付属しているほか、傘が2重になっていて外れにくいダブルフランジのイヤーピースも付属。個人の耳や利用シーンに合わせてカスタマイズしやすいといえます。
利便性の面では、リケーブルに対応しているうえ、コネクタの種類が2pinなので交換用のケーブルを探しやすいでしょう。ハードケースだけでなくメンテナンスグッズもついており、イヤホンの管理がしやすい印象です。なお、マイクはついていないのでリモートワークでも使いたい人は、マイクつきのケーブルに替えてみましょう。
ドライバーサイズ | 10mm |
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qdc SUPERIORを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
イヤホン形状 | カナル型、耳掛け型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
Meze Audioの「ALBA」は、高音のなめらかな余韻を楽しみたい人におすすめ。実際に楽曲を試聴したモニターからは、「ギターのカッティングや金物の響きが心地よい」とクリアな響きが好評でした。
ベースやバスドラムは迫力がありますが厚みは控えめで、バランス重視のサウンドといえます。ボーカルや楽器の中音もはっきりしており、抑揚や吐息が伝わりました。迫力や臨場感は控えめですが、解像感は高くモニターからは「各音域で鳴っている音が聴き分けられるほど鮮明」というコメントも。音のつながり感がありながら、ハキハキと分離していて心地よく聴けるでしょう。ロックよりもポップスのような中高音を中心とした曲を楽しみたい人におすすめです。
シリコンのイヤーピースはS・M・L・XLの4サイズあり、自分のサイズに合わせやすいところも魅力。イヤホンは耳に沿う形をしており、耳掛けもできるのでよりフィットさせやすいでしょう。
受け口が平らな形状の2pinコネクタのリケーブルに対応。ケーブルバンドとハードケースが付属するので、通勤通学用に持ち運びたい人にも向いています。メンテナンスグッズやマイクは搭載していないため、Web会議や通話で使用する場合はマイクつきのケーブルに交換するとよいでしょう。
ホワイトカラーのおしゃれなデザインもポイント。3万円ほどで高価格帯に入りますが、音質は優れており、コスパが気になる人にもおすすめできるイヤホンです。
ドライバーサイズ | 10.8mm |
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イヤホン形状 | カナル型、耳掛け型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
スタジオ用のオーディオ機器メーカーとして有名な、Shureの「AONIC 215」。2012年に発売された同社の人気モデル「SE215 Special Edition」を新パッケージとして発売したモデルで、ダイナミックドライバーを搭載しています。
音質は、中低音域に厚みがあり、安定感のある聴き心地が魅力的でした。低音は人によって意見が分かれたものの、どっしりとした深みのある音で迫力満点。ボーカルの歌声もしっかり際立っているうえ、細かな抑揚や息遣いまで伝わってきます。楽器の音にはしっかりと芯があるうえ、音の距離感や方向の表現も正確です。やや高音域の伸びやかさには欠けるものの、定番モデルらしいクオリティの高さが感じられます。
耳掛けに対応しているうえ、内部に針金があるため耳の形に沿ってつけられるのが魅力。イヤホンも耳に沿う形状になっているので、安定感のあるつけ心地といえます。イヤーピースはシリコンタイプとフォームタイプの2種類付属しており、それぞれS・M・Lサイズから選べるので耳穴の大きさに合わせやすいでしょう。
利便性の面では、ケーブルの取り外しができて、断線しても交換して使い続けられます。コネクタの種類はスタンダードな「MMCX」で、交換用のケーブルを探す際も見つけやすいでしょう。ハードケースがついているほか、メンテナンスグッズも付属していて大切に長く使えますよ。また、マイクが搭載されているので、WEB会議や通話で使いたい人にもおすすめです。
ドライバーサイズ | 不明 |
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SHURE AONIC 215 SE215DYを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
2013年創設のイヤホンメーカー、Acoustuneの「RS THREE」は楽曲制作に適したモニターイヤホン。実際、複雑に楽器の響きが共存し音同士が争うことなく調和していたので、音作りに適したサウンドといえるでしょう。
定位感がしっかりとしていて、正確なサウンドが特徴。音場は広くありませんが音に奥行きがあり、包まれたような臨場感を味わえます。低音は人によって意見が分かれたものの、適度なボリューム感で、曲全体に安定感がありました。ボーカルの歌声もしっかり際立っており、はじけるような声や伸びのあるシーンで特に音のよさを感じます。高音域である金属系の楽器にも芯があり、伸びやかな響きを感じられるでしょう。
耳掛けに対応しているうえ、内部に針金があるため耳の形に沿ってつけられるのが魅力。イヤホンも耳に沿う形状になっており、安定した着用感です。イヤーピースはフォームタイプと3サイズのシリコンタイプが付属しており、耳の大きさや音の好みに合わせて選べます。
利便性の面では、ケーブルバンドが付属しているため、使用しないときやケーブルが邪魔なときに便利です。ケーブルの取り外しが可能で、断線しても交換して継続使用できます。しかし、コネクタはPentaconn Ear(Long-Type)規格を採用しており、対応するリケーブルが少ない点は注意しましょう。
ドライバーサイズ | 9.2mm |
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イヤホン形状 | カナル型、耳掛け型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
ドイツ発の世界的オーディオメーカー、Sennheiser(ゼンハイザー)の「IE 100 PRO」。ライブやDJのモニター用途として作られたイヤホンです。新開発のシングルダイナミックドライバーを使用することで、調和のとれたサウンドを実現したと謳っています。
音質は、1つ1つの音が分離していて、解像度の高さが特徴的。低音にはアタック感があり、キレのよさが感じられました。とくに中高音域の表現が得意で、ボーカルも歌声の質感や抑揚までしっかり伝わってきます。高音から低音までバランスの取れたサウンドで、聴く楽曲のジャンルを問わずクオリティの高さを感じられるでしょう。
耳への合わせやすさは、本体が耳穴に沿った形状をしているため、フィットさせやすい印象でした。耳掛けに対応しているうえに、耳掛け部に針金が入っていて耳の形状にあわせて固定できますよ。イヤーピースはS・M・Lサイズ以外にフォームタイプのものも1セット付属しており、好みの装着感にしやすいといえます。
利便性の面では、リケーブル対応で断線してもケーブルを交換できるのがメリット。ただし、コネクタの種類がマイナーな「Pentaconn Ear」なので、ケーブルの選択肢が少ないのは注意してください。持ち運び用の巾着袋やメンテナンスグッズもついているので大切に使い続けられるのも魅力。マイクは非搭載なので、必要な人はマイクつきのケーブルにリケーブルしましょう。
ドライバーサイズ | 不明 |
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Sennheiser IE 100 PROの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ、2.5mm(4極)、4.4mmバランス |
リケーブル対応 |
良い
気になる
AZLAの「HORIZON II」は、楽器の余韻も楽しみたい人におすすめです。各音が粒立ったクリア系のサウンドで、歪みはほとんど気になりません。金属らしく伸びやかに音が響き、原音に忠実な印象。高音も刺さらず伸びきるため、楽器の余韻までしっかり鳴らせるのが特徴です。
低音は大迫力とはいえないものの、ベース・ドラムのリズムには存在感があります。中音はボーカルの息づかい・抑揚などが鮮明で、モニターからは「アナログレコードのように聴こえた」との声が挙がりました。音の広がりはやや弱めですが各音域がバランスよく共存しており、非常に聴き取りやすいサウンドです。
イヤーピースは6種類と豊富で、耳に合わせやすいのも大きな魅力。シェルは耳に沿う形状にデザインされており、耳掛けで固定できるのでズレる心配も少なめです。使わないときは付属のハードケース・ケーブルバンドでまとめられるので、絡まりも防止できますよ。
マイク機能はありませんがリケーブルに対応しているので、マイクを使いたい人や断線したときにケーブルを交換できます。端子はメジャーな2pinなので、交換用ケーブルの選択肢も豊富。本商品の場合は購入したままでも十分な音質ですが、リケーブルや端子を4.4mm変えるとより音の広がりや厚みが増しそうです。
ドライバーサイズ | 10mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
SIMGOT(シムゴット)の「EA500」は、ノズルを交換することで2種類の音質を楽しめるイヤホン。ノズルには高域が抑えられたポップス向きのものと、高域の解像度が高い女性ボーカルや楽器音向きの2種類があります。好みや気分によってノズルを入れ替えることで、音楽をより一層楽しめるでしょう。
音質は1つ1つの音が分離しており、解像度が高いのが特徴です。低音にはアタック感があり、キレの良さが感じられました。特に中高音域の表現に優れており、ボーカルの質感や抑揚がしっかりと伝わります。高音から低音までバランスの取れたサウンドで、ジャンルを問わず高いクオリティを楽しめますよ。このクオリティが約1万円で手に入ると考えるとコスパのよいイヤホンでしょう。
耳へのフィット感も優れており、本体が耳穴に沿った形状をしているため、装着しやすく感じました。耳掛けに対応しており、シリコン素材でコーティングされているため、耳に合わせやすく心地よいつけ心地です。イヤーピースはS・M・Lの3サイズが付属しており、自分の耳に合うものを選べます。
利便性の面では、リケーブル対応で断線してもケーブルを交換できるのがメリット。コネクタの種類もメジャーな「2pin」なので、交換用のケーブルを探しやすいでしょう。持ち運び用のセミハードケースが付属しているため、大切に使い続けられます。しかしマイクは非搭載なので、通話が必要な場合はマイクつきのケーブルに交換しましょう。
ドライバーサイズ | 10mm |
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SIMGOT EA500を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
FiiOの「JD1」は、リーズナブルな価格ながら1万円を超えるイヤホンに匹敵する高音質を堪能できるイヤホン。金属製で鏡面加工されたフェイスプレートが施されており、デザインも非常に優れています。
音質は、低音の迫力とクリアさが際立ち、特にドラムやベースの音がしっかりと聴き分けられました。ピアノやギターの音も厚みがあり、細かいニュアンスまで感じられ、音の広がりや臨場感も十分に楽しめるでしょう。高音域は音数が増えると若干こもり気味に聴こえますが、ファルセットや女性ボーカルの独特の響きもかなりクリアに再現されています。各帯域の音がきちんと分離しており、複数の音が重なってもそれぞれの音が独立して聴き取れる点も好印象です。
耳へのフィット感は、本体が耳の形状に合わせたデザインになっており、フィットしやすい印象。耳掛けに対応しており、耳掛け部には針金が入っているため、耳の形に合わせてしっかり固定できます。イヤーピースはS、M、Lの3サイズが用意されており、好みに応じて装着感を調整できますよ。
利便性の面では、リケーブル対応で断線してもケーブルを交換できるのが大きなメリット。コネクタの種類もメジャーな「2pin」なので、交換用ケーブルを探しやすいでしょう。持ち運び用の袋やメンテナンスグッズは付属していませんが、1.3mの長いケーブルは可動域が広く便利です。ケーブルバンドもついているため、必要に応じてケーブルを短く束ねられます。また、マイクも搭載されているので、通話も可能です。
3,000円ほどで高音質なサウンドが楽しめるうえに、十分な利便性も備えている本商品。はじめての有線イヤホンを探している人にはとくにおすすめです。
ドライバーサイズ | 10mm |
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イヤホン形状 | カナル型・耳掛け型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
有線イヤホンやイヤーピースを中心に販売している中国のイヤホンブランド、水月雨(MOONDROP)の「群星-stellaris」。独自に改良した平面駆動型のドライバーを搭載しているのが特徴です。
音質は、キラキラとした明瞭なサウンドを楽しめました。高音域が得意なため、音の余韻や響きをたっぷりと堪能できます。1つ1つの音が粒立っていて、解像度も十分。ボーカルの歌声はリアルな質感や抑揚までしっかり伝わってきます。中低音の迫力はやや物足りないものの、繊細で美しい音を味わえるでしょう。ただし平面駆動型のため、音を出すのに大きなパワーが必要です。別売りのアンプを併用しないと低音が弱くなりやすいので注意してくださいね。
耳への合わせやすさは、耳掛け対応でズレにくいうえ、タッチノイズが発生しづらいのが特徴。イヤーピースもS・M・Lサイズが付属しているので、自分の耳穴の大きさに合わせやすいといえます。ただし本体がかなり大きいため、耳のサイズによっては装着しづらいことも。耳にフィットしていないと本来の音質が発揮できないので、しっかり耳にはめこんで使いましょう。
利便性の面では、リケーブル対応で、断線してもケーブルを交換できます。コネクタの種類もメジャーな「2pin」なので、交換用のケーブルを探しやすいでしょう。メンテナンスグッズはついていませんが、ハードケースが付属していて持ち運びしやすいのもメリット。ケーブルも1.55mと長く取り回しがしやすい印象です。しかしマイクは非搭載なので、通話もしたい人はマイクつきのケーブルに交換しましょう。
ドライバーサイズ | 14.5mm |
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イヤホン形状 | カナル型、耳掛け型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
SUPERTFZの「LIVE 1 PRO GT」は、デザインにこだわりたい人やアニソンやポップスなどのボーカルをメインに聴きたい人におすすめ。フェイスプレートには輝かしい亜鉛合金を採用し、筐体はクリアなシェルでアクセサリーのような見た目に仕上げています。中高音域が優位なサウンドで、女性ボーカルのクリアな歌声の抑揚や息遣いまで細かく表現。歌声メインで楽しみたい人に向いています。
ベースやバスドラムの低音は迫力があり、バランスのよいサウンド。一方で、試聴したモニターからは「ボーカルに負けている」との声も挙がり、中音域の音が重なると低音が埋もれがちなところは気になりました。楽器の音も同様で、広がりや深みはありましたが、音数が増えるとごちゃつきがちです。
本体には、2種3サイズのイヤーピースが付属。種類によってS・M・Lサイズの大きさがそれぞれ違ったので、4サイズ以上に合わせられるといえます。加えて本体は耳に沿う形をしており、耳掛けにも対応しているので、多少動いても耳から落ちにくいでしょう。QDCコネクタのリケーブルに対応。持ち運びに便利なケーブルバンドや巾着がついており、利便性は良好です。
メンテナンスグッズやマイクは非搭載ですが、透明感のある美しいデザインと、声を際立たせるクリアなサウンドは唯一無二。低音や高音などの音数が少なく、歌声メインの楽曲を聴きたい人の選択肢のひとつとなるでしょう。
ドライバーサイズ | 11.4mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | USB Type-C、4.4mmプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
水月雨(MOONDROP)の「星光 ‐ Star Light USB-C」は、Type-Cケーブルと4.4mmプラグのケーブルどちらも楽しみたい人におすすめです。中国のイヤホン・ヘッドホンブランドが手がけた高価格帯の有線イヤホン。ブルーにゴールドのラインを配した目を引くデザインが特徴的で、少し太めのケーブルが高級感を引き立てています。
音の解像度が非常に高く、楽器は各音域で鳴っている1つ1つまで明瞭に聴き取れました。低音はほかの帯域を邪魔しないながらも迫力があり、ボーカルの抑揚や厚みをしっかりと表現。高音は突き抜ける感覚にやや物足りなさがあるものの、ほどよい響きでクリアです。出力に余裕があり、臨場感も申し分ありません。
耳に沿う形状でフィット感も良好。イヤーピースはS・M・Lの3種類が付属し、好みの装着感に変更できます。キャリーケース・ケーブルバンドがあり、持ち運びにも便利です。ただし、マイク機能はない点に注意してください。
ドライバーサイズ | 10mm |
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イヤホン形状 | カナル型、耳掛け型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
中国のイヤホンブランド、AFULの「Magic One」は、水晶のようなクリアで煌びやかなシェルデザインが特徴です。中高音域の表現が得意なBA型ドライバー搭載で、実際に聞くと低音がほかの帯域を邪魔しておらず、バランスがよく聴き疲れしにくいサウンドです。
粒だちがはっきりとしたクリアな音質とはいえないものの、細かい音も再現されており表現力は高め。特に中音域の表現が秀逸で、男性ボーカルの逞しい声や女性ボーカルのハスキーな声もそれぞれの良さを引き立てる繊細な表現ができていました。モニターからも「コーラスも正確に鳴らすモニターライクな性能」と好評でした。低音はややパンチの弱さを感じるものの、曲を下支えするバランスのよい響きで、楽器の区別は十分つきました。
耳掛け対応でズレにくい装着感とタッチノイズが発生しづらいのが特徴です。イヤーピースもS・M・Lサイズが付属しているので、自分の耳に合ったサイズを選べます。
利便性の面では、ケーブルが1.23mと短めで若干取り回しづらい印象。マイクがついておらず、通話に使用できないのもネックです。しかしリケーブルが可能なので、自分の好みに音のカスタマイズを楽しむのもよいでしょう。
ドライバーサイズ | 1.2mm |
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イヤホン形状 | カナル型、耳掛け型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
水月雨(MOONDROP)の「竹-CHU 2」は、中音が若干控えめながらどの帯域も出過ぎることがなくクセのないバランスの取れた音質が特徴です。どんな音楽でも聴きやすい印象で、はじめて本格的な有線イヤホンを購入しようと考えている人におすすめ。価格も5000円以下と手に取りやすく、音質にこだわりが出てきた人にぴったりです。
音質は、音楽の世界に入り込みやすいノリのよいサウンドが特徴。低音域と高音域が得意なので、音の厚みや響きをたっぷりと楽しめます。1つ1つの音が若干丸みを帯びていて鮮明さは控えめですが、細かな楽器の音は十分表現できていました。ボーカルの歌声では抑揚の表現がやや情緒的に伝わりにくいものの、女性の声は伸びやかで響きが感じられるでしょう。
イヤホンの形状は耳の穴に沿うよう設計されており、ケーブルにワイヤーが入っているので耳にフィットさせやすいのが魅力。耳掛けに対応しているので、固定されてズレにくくなっています。イヤーピースは一般的なシリコン製で、S・M・Lの3つのサイズが付属。イヤホン本体は小ぶりで耳にすっぽりハマるので、どんな人の耳でも合わせやすいでしょう。
交換可能な0.78mmの2Pinケーブルを採用しているので、好みのケーブルにリケーブルが可能。メンテナンスグッズはついていませんが、レザーケースが付属していて持ち運びしやすいのもメリットです。しかしマイクは非搭載なので、通話もしたい人はマイクつきのケーブルに交換しましょう。
ドライバーサイズ | 10mm |
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イヤホン形状 | カナル型、耳掛け型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
KiwiEarsの「Canta」は、ロックやクラシックの中でも柔らかい音像の楽曲に向いているサウンドでした。シンバルやトランペットの高音を確かめたモニターは「角がとれてクリアな高音」とコメント。細かい音を拾いきれずのっぺりと聴こえることもありましたが、耳に刺さることなくさらりと聞き流したいときにぴったりです。
中音域には厚みがあり、ボーカルが際立って聴こえます。同じ中音のギターと干渉しあうことはなく、モニターからは「耳に入ってきやすく聴き心地がよい」といった声が挙がりました。低音の迫力も抜群。「横方向の広がりを感じる」と解像感の高さも好評で、全体的な音のバランスや奥行きもありました。「長く聴いていられそう」といった声も挙がり、作業中でも疲れることなく聴けるでしょう。
肝心の装着感も悪くない印象。耳掛けに対応し、耳に沿う形状のため運動中でもフィットしやすいでしょう。S・M・Lの3種類のイヤーピースが付属し、各サイズ3つの色から選んで付け替えができました。
利便性は高いとはいえず、メンテナンスグッズやマイクの付属はなし。とはいえ2pinコネクタの受け口が平らな形状であれば、リケーブルもできます。ハードケースつきで持ち運びやすい点もメリットです。角の取れたクリアな高音で臨場感の表現力も十分なので、やさしい音で楽曲を楽しみたい人はぜひ検討してください。
ドライバーサイズ | 不明 |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ、USB Type-C |
リケーブル対応 |
良い
気になる
Philipsの「インイヤーワイヤードヘッドホン TAE7009」は、音のクリアさ・自然さを重視する人におすすめ。中音優位でボーカルが一歩前に出ており、ほかの帯域を邪魔しない程度に心地よく聴こえます。声には厚みとふくよかさがあり、抑揚・ビブラート・息遣いなどの表現も豊かです。
低音はほかの帯域とのバランスがよく、体までズンズン届くように響きます。高音は余韻にやや欠けるものの歪まずに伸び、モニターからは「クリアに鳴っている」との声があがりました。解像度は高く、音数が多い楽曲でも各楽器が埋もれずしっかりと分離。音が重なるシーンでも広がりを感じられ、ライブハウスのような臨場感を味わえます。
イヤホン本体は耳に沿う形で、耳掛けで固定できるため、フィットのしやすさは良好です。イヤーピースはS・M・L、フォームタイプの計4つが付属。リケーブルに対応し、コネクタは2pinなので、断線時の交換用ケーブルも見つけやすいでしょう。しかし、キャリーケースや固定用バンドは付属しておらず、マイクもついていません。
持ち運び中にケーブルが絡まないよう注意が必要で、マイクが必要な人はリケーブルの手間もかかりますが、1万円以下と手の届きやすい価格帯であるため十分許容できます。自然で聴き疲れしにくいサウンドが好みの人にはとくにおすすめです。
ドライバーサイズ | 10mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
Maestraudioの「MAPro1000 OTA-MAPRO-1000-BR」は、解像度とバランスに優れたサウンドです。各音域がバランスよくまとまり、楽器1つ1つが潰れずに聴こえます。帯域ごとの鳴らし分けがしっかりしていて、モニターからは「それぞれの帯域がクリアに鳴る」との声があがりました。
低音はあくまでタイトに下の方で安定感を持って鳴っており、バランス重視のサウンドという印象。厚みに欠け迫力を感じにくい反面、ほかの帯域を邪魔しません。歌声はクリアで、高音も耳に刺さらず聴けました。ただしいずれの音域も作られた音感があり、音に広がりや厚みが少なく解像感や臨場感という観点では物足りなさを感じます。
イヤーピースは通常タイプが4種類・フォームタイプが3種類付属し、耳への合わせやすさは高評価。イヤホン本体は耳に沿いやすい形状で、耳掛け式なのでタッチノイズも防止できます。持ち運び用に巾着が付属しているのでケーブルが絡まって断線する心配は少なく、仮に断線してもリケーブルで対応可能。コネクタは汎用性の高いMMCXなので、交換用ケーブルも見つけやすいでしょう。
しかし、マイクは搭載していないため、必要な人はマイクつきケーブルに交換する必要があります。価格が1万円を超えるわりには好みが分かれやすい音質なので、自然な音を楽しみたい人は同価格帯のほかの商品を考慮に入れたほうがよいでしょう。
ドライバーサイズ | 10mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
イヤホンやヘッドホンを中心に販売している日本のオーディオメーカー、finalの「E3000C」。最新の音響工学や心理学の研究成果をふまえて音質設計を行ったと謳う商品で、ドライバーはダイナミック型を搭載しています。
音質は、音の広がりや立体感に欠け、臨場感が物足りない印象。解像度の高さも感じられず、複数の楽器が重なるパートでは歪みを感じることがありました。しかし、クリアな音で聴き取りやすく、とくにボーカルの抑揚や息遣いはしっかり伝わってきます。低音に厚みがあり、ボーカルの歌声も際立って聴こえるので、できるだけ安く済ませたいけど音質も妥協できない人におすすめです。
耳への合わせやすさは、イヤーフックが付属していて耳掛けにできるのが魅力。イヤーピースも4サイズ付属していて、幅広い耳の大きさに対応できます。イヤホン部分が耳穴に沿う形状ではないものの、ある程度のフィット感は得られるでしょう。
利便性の面では、マイクが付属していて、WEB会議やオンライン授業でも使えます。小さな巾着袋もついているので、持ち運ぶ際に便利ですよ。しかし、リケーブルに対応しておらず、断線すると使えなくなるのが難点。メンテナンスグッズも付属しておらず、長く使い続けにくいでしょう。
ドライバーサイズ | 6.4mm |
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本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
イヤホン形状 | カナル型、耳掛け型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
SUPERTFZの「KING KONG」は、低音のノリがよいダンスミュージックをよく聴く人におすすめです。動きがしっかり見える厚みのある低音で、うねるようなタイト感。迫力があるぶん、高音の響きがややかき消されるものの、モニターからは「グッとくるようなしっかりした低音」と好印象でした。
ボーカルの抑揚や息遣いも細かく表現され、クリアで聴きごたえがありました。管楽器の高音は音色をしっかり感じるものの、すっきりした響きで余韻は控えめ。全体的にグッと前に出てくるウーファーのような鳴り方ですが、音が重なるとこもって聴こえました。とはいえ低音の迫力重視という人で、聴く音楽も決まっている人なら気にならないでしょう。
シリコン素材のイヤーピースはS・M・Lの3種類が付属。イヤホンは耳に沿う形をしており、耳掛け式に対応しているため耳への合わせやすさは良好です。マイクは非搭載ですが、QDCコネクタのリケーブルに対応。通話やWeb会議に使いたい人はケーブルを交換してもよいでしょう。
一方、ケーブルバンドやキャリーケース、メンテナンスグッズなどの利便性を高めるアイテムは付属していません。持ち運んで使う場合は別途ケースに入れるようにすれば、汚れや紛失からイヤホンを守れますよ。
ドライバーサイズ | 6mm、10mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | USB Type-C |
リケーブル対応 |
良い
気になる
AZLAの「AIM C AZL-AIM-C-BK」は、ASMR向けの安いType-Cケーブルイヤホンがほしい人におすすめ。AZLAは韓国のオーディオブランドです。約4,000円と安いものの、ゲーミングイヤホンなので空間表現のクオリティが高く、ASMR用の有線イヤホンがほしい人の選択肢に入るでしょう。
解像度の高さが際立ち、非常にきめ細やかでクリアな音質です。高音は明瞭なうえに伸びやかで、細かい音までしっかりと聴き取れました。中音はボーカルの繊細な変化・抑揚まで聴こえ、メロディーのニュアンスをきちんと表現。低音はやや迫力不足な面もありましたが、全体のバランスが取れた音質です。臨場感は申し分なく、音の広がりを十分感じられます。
耳への合わせやすさも良好。イヤホン本体は耳に沿う形状ではないものの、イヤーピースはSS・S・MS・M・ML・Lの6種類あり、音質・装着感に合わせて変更可能です。耳掛けには対応していないため、タッチノイズが入りやすい点には注意しましょう。
キャリーケース・ケーブルバンドが付属し、持ち運びに便利です。マイクも搭載しているので、オンライン授業やWEB会議で使えるのもポイント。リケーブルには対応していませんが、十分使い勝手がよい有線イヤホンといえます。
ドライバーサイズ | 8mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
2017年に設立された新興オーディオメーカー、AZLAの「ASE-500」。どんな体勢でも快適な装着感にこだわって作られており、寝ながら使う「寝ホン」としても使えます。ドライバーはダイナミック型です。
音質は、全体的に解像度が低く、細かな音やリアルな質感までは伝わってきませんでした。音の厚みも物足りず、迫力もあまり感じられません。しかし、バランスが取れていて、安定した聴き心地なのは魅力的。ボーカルが際立って聴こえるため、歌声が聴きやすくポップス曲も楽しめるでしょう。
耳への合わせやすさは、耳穴に沿うような形状をしているものの、耳掛けに非対応で安定感に欠ける印象。しかし、シリコン素材でコーティングされているうえ、突起がない形状でつけ心地のよさを感じました。イヤーピースのサイズ展開もSS・S・MS・M・ML・Lと豊富で、耳穴の大きさを問わずフィットさせやすいでしょう。
利便性の面では、ケーブルが1.56mと長く可動域が広いのが魅力。ケーブルバンドがついているので、邪魔なときは短く束ねることもできます。マイクがついているので、通話も可能ですよ。ただし、リケーブルに非対応で断線すると使えないのは注意が必要。メンテナンス用のグッズも付属していません。
ドライバーサイズ | 5.7mm |
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AZLA ASE-500をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | USB Type-C |
リケーブル対応 |
良い
気になる
オーディオテクニカの「audio-technica SOLID BASS ATH-CKS330NC BK」は、ノイズキャンセリング機能がほしい人や、Type-Cのモデルがほしい人なら候補になります。有線イヤホンとしては珍しくノイズキャンセリング機能を搭載しているのが特徴です。
しかし、絡みにくい工夫が施されていなかったり、キャリーケースがなかったりと持ち運びの利便性には欠ける印象。イヤホン本体が耳に沿う形状ではないため、フィットさせにくい可能性もあります。とはいえ、イヤーピースのサイズはS・M・ML・Lと豊富で耳が小さい人にも使いやすいでしょう。
音質はクリアで安定感があり、とくに低音や中音の再現性に長けているため、ボーカル重視の人にもおすすめ。低音は芯のある深みのある音で、中音域はボーカルがよく際立っています。解像度もとても高く、モニターからは「1つ1つの音が鮮明で細かい音も聴き取りやすい」と好評でした。音の広がりが物足りず臨場感が高評価に届かなかったのが音質面で唯一惜しい点です。
ノイズキャンセリング機能を搭載しており、クリアで安定感のある音質を楽しめるのが魅力。持ち運びにくさは気になるポイントですが、周りの音を少しでもカットして音楽に没頭したい人なら候補になるでしょう。
ドライバーサイズ | 7.5mm |
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イヤホン形状 | インナーイヤー型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
ケーブルやイヤーピースなどイヤホン用のパーツを多く手掛けているブランド、NOBUNAGA Labsの「鶯」。大口径15.4mmダイナミック型のドライバーを搭載しており、低音から高音まで自然かつ伸びのあるサウンドを実現したと謳っています。
音質は、インナーイヤー型で、遠くまで響くような解放感のあるサウンドが特徴的でした。筐体が金属製のため、音が明るくキラキラとした音を楽しめます。ボーカルの歌声には芯があり、ポップス曲の聴きごたえも十分。しかし、低音が安定感はあるものの、迫力を感じにくい印象です。じっくり音楽を聴き込むより、仕事や作業中にながら聴きするのに向いているでしょう。
耳への合わせやすさは、インナーイヤー型のためカナル型のようにサイズに合わせて変更できないのが難点。浅い装着感でやや外れやすい印象です。耳掛けにも対応していないので、タッチノイズが入ったりケーブルがわずらわしく感じたりすることがあるでしょう。
利便性の面では、リケーブルに対応していて万一断線してもケーブルを替えられるのがメリットです。また、コネクタの種類がメジャーなMMCXなので、交換用のケーブルの選択肢も豊富。メンテナンスグッズはないものの、巾着袋も付属しているので持ち運びやすいでしょう。しかし、マイクは非搭載なので、通話で使いたい人はリケーブルも検討してくださいね。
ドライバーサイズ | 15.4mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
世界的AV機器メーカー、ソニーの「MDR-EX155AP」。ケーブルの絡みをなくすため、ケーブル表面に細かい溝が入っているのが特徴です。
音質は、パワフルな低音が特徴的なサウンドでした。しかし低音のボリュームが大きく、ほかの帯域を邪魔することもしばしば。ボーカルの歌声はクリアに伝わりますが、抑揚や息遣いなど細かい部分は聴こえづらく感じます。低音が強いため楽曲全体として迫力は感じられますが、音の広がりや立体感がありません。
耳への合わせやすさは、イヤーピースのサイズ展開がSS・S・M・Lと多く、耳穴の大きさを問わずフィットさせやすい印象。しかし耳掛けに対応していないうえに、イヤホン本体も耳に沿った形状をしておらず、安定感に欠けます。
利便性の面では、マイク搭載でオンライン授業やWEB会議でも使えるのが便利。しかし、リケーブルに対応しておらず、断線すると使えなくなります。加えて、持ち運び用のケースやメンテナンスグッズも付属していないため、必要な人は別途用意しなければなりません。
ドライバーサイズ | 9mm |
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ソニー 密閉型インナーイヤーレシーバー MDR-EX155APをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mm金メッキステレオプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
ミュージシャンやエンジニアの使うヘッドホンを多く手掛ける、アシダ音響の「EA-HF1」。明瞭な中音域とパワフルな低音域を実現するため、15mmの大口径ダイナミックドライバーを搭載しています。
音質は、パワフルかつ芯のある低音で、迫力が感じられました。ボーカルの歌声も存在感があり、とくに女性ボーカルとの相性がよい印象です。しかし、全体的に解像度が物足りず、ところどころ音が潰れて聴こえるのが難点。低音のボリュームが大きいため楽曲全体に迫力はあるものの、音の距離感や方向などは表現しきれていませんでした。
耳への合わせやすさは、耳掛けに対応しておらず、ケーブルが安定しません。しかし、イヤホン本体が耳に沿う形状をしており、耳にしっかりハマる感覚があります。イヤーピースのサイズ展開もSS・S・M・Lと豊富なので、耳の大きさを問わずフィットさせやすいでしょう。
利便性の面では、リケーブルに非対応で、断線すると使えなくなります。また、マイクも搭載しておらず、WEB会議や通話はできません。ケースやメンテナンスグッズといったイヤーピース以外の付属品もとくになく、利便性が高いとはいえないでしょう。
ドライバーサイズ | 15mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
JBLの「Tune 210」は、聴きやすさ・装着時の快適さを求めるユーザーにおすすめの有線イヤホンです。耳を完全に塞がないインナーイヤータイプで、耳への密着感が少ないのが特徴。遮音性は劣るものの、つけているときの感触や不快感が少ないため、耳栓のようなイヤーピースが苦手な人におすすめできます。
音質では臨場感がとくに評価されました。音が立体的で厚みをもって聴こえ、ライブ会場で聴いているような空間の広がりを迫力をもって楽しめます。ボーカルの歌声は、ビブラートや語尾が小さくなるところまで繊細に表現できていて非常にクリアです。
高音域も得意で、ハイハットやシンバルはシャキシャキとしていてキレがよい印象。キンキンと不快に聴こえることもなく、ほかの音域に邪魔されずしっかり主張されています。低音域はもう少し深みがほしいところでしたが、バランスよく響き楽器ごとの音も聴き分けられました。
イヤーピースはS・M・Lと耳に合わせて選択可能。リケーブルには非対応で断線すると使えなくなるところがデメリットですが、キャリーケースとマイクが付いている点は便利でした。リーズナブルなわりに、音質の評価が高かった本商品。良質なサウンドを手軽に楽しみたい人におすすめです。
ドライバーサイズ | 8.7mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | USB Type-C |
リケーブル対応 |
良い
気になる
nwmの「Voice Buds」は、NTT独自のノイズリダクション技術「Magic Focus Voice」を搭載した、マイク性能が特徴のイヤホン。USB-C接続で、スマホやPCなどのデバイスを問わず使いやすいため、外出先での通話やオンライン会議が多い人におすすめです。
実際に音を聴いてみると、音質は自然で聴きやすい印象を受けました。特に中音域のボーカルの表現力が高く、息遣いやビブラートまで細かく伝わるため、男性・女性を問わず、ボーカルの存在感を味わえるでしょう。また、低音は適度な広がりと迫力があり、ほかの音域とのバランスが取れている点も魅力的。しかし、高音域の伸びや音の立体感に欠けるといったモニターからのコメントもありました。臨場感に関しては若干の物足りなさを覚えることもあるでしょう。
イヤーピースは4サイズ付属しており、耳の大きさに合わせて柔軟に変更できます。しかし、耳掛けに対応しておらず、装着時の安定感には欠ける印象。イヤホン本体も耳に沿う形状ではないため、ほかのイヤホンに比べると外れやすいかもしれません。
利便性の面では、ノイズキャンセリング性能に優れたマイクが搭載されており、屋外での通話やリモートワークに適しています。しかし、リケーブルには非対応で、ケーブルが断線すると使用できなくなる点には注意が必要です。キャリーケースやメンテナンスグッズは付属していないため、必要な場合は別途準備しましょう。
ドライバーサイズ | 9mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
イヤホンやイヤーピースなどを販売している中国のイヤホンブランド、水月雨(MOONDROP)の「Quarks(マイク付き)」。ドライバーはダイナミック型で、2年間チューニング作業を繰り返して作られた商品です。
音質は、明るくクリアなサウンドで、聴きやすく感じました。とくにボーカルが際立っていて、ポップス曲の聴きごたえは十分です。高音の抜けもよく、伸びやかな音を楽しめるでしょう。しかし、低音が弱く、迫力に欠けるのが難点。音の距離感や方向の表現も物足りず、高音質とはいえないでしょう。
耳への合わせやすさは、イヤーピースがS・M・Lの3サイズ付属していて、耳の大きさに合わせて変更可能です。しかし、耳掛けに対応しておらず、装着時の安定感に欠けます。イヤホン本体も耳に沿う形状ではないため、ほかのイヤホンに比べると外れやすいでしょう。
利便性の面では、マイクが搭載されていて、リモートワークで使いやすいのが魅力。しかし、リケーブルには非対応なので、ケーブルが断線すると使えなくなります。また、持ち運び用の巾着はついていますが、メンテナンスグッズは付属していないので必要な人は別途準備しましょう。
ドライバーサイズ | 6mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 不明 |
リケーブル対応 | 不明 |
良い
気になる
finalの「E500」は、音の方向性を再現するゲームやVRコンテンツを楽しむために開発された約2,000 円とリーズナブルなイヤホン。実際に聞いてみると音の迫力は感じられないものの、音の方向や定位感に優れた音質でした。
低音域は、地鳴りのようなサブベースまでは捉えきれないものの、バランスを意識したクリアな音質。中音域は芯があり、声のふくよかさや抑揚までしっかり再現していますが、高音は響きや音の伸びが不足し、音の増加や転調時に歪むことがありました。音は若干ぼやけているものの定位感は良好で、音が左右に移動する感覚も忠実に再現。音の厚みやパンチ感には欠けるものの、音の広がりや包まれる感覚には優れており、ASMRに適した設計が光っています。
イヤーピースは5サイズ付属しており、幅広い耳の大きさに対応可能です。しかし、耳掛けには対応していないため、装着時のケーブルの安定性が低く、服とケーブルが擦れてノイズが発生しやすいので注意しましょう。
マイクは非搭載で通話には使用できません。また、リケーブルにも対応していないため、ケーブルが断線した場合は買い替えが必要です。持ち運び用のケースやメンテナンスグッズも付属していないため、必要な場合は別途購入しましょう。
ドライバーサイズ | 6.4mm |
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final E500を徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | USB Type-C |
リケーブル対応 |
良い
気になる
Xiaomiの「有線イヤホン 57982」は、利便性が低いものの、価格を抑えつつ音質がよいものがほしい人なら選択肢になります。1,000円を切る価格ながら、クリアで飽きのこないサウンドが特徴。Type-C対応なので、スマホやPCでも変換なしで音楽鑑賞やオンライン会議に使えます。
実際に聴くと、低音はバスドラムやベースが十分に響き、中音域もボーカルの声がクリアでした。高音もこもらず検証に参加したモニターからは「楽器の細かい音も音単位で聴き取れた」との声があがりました。曲によっては物足りなさを感じますが、バランスの取れた音質といえます。上位商品ほどの厚みや迫力はないものの、音の輪郭がしっかりしているように感じました。
一方、耳掛けに非対応かつ本体が耳に沿う形ではないので、耳に合わせにくいのは気になる点。リケーブル非対応で断線時に交換ができないですが、比較的安価に手に入るので買い替える前提で使うのがおすすめです。そのうえキャリーケースがなく、ケーブルが絡みにくい工夫も見当たらないので、頻繁に持ち運んで使う人には不向きといえます。
とはいえ、1,000円以下でクリアな音質が得られるのはうれしいポイントです。音楽をとにかく手軽に楽しみたい人で装着感や利便性に妥協できるなら、コスパのよい選択肢といえるでしょう。
ドライバーサイズ | 12.4mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | USB Type-C |
リケーブル対応 |
良い
気になる
中国の音響機器メーカー、水月雨 (MOONDROP)の「Quark 2 Type-C」。価格が約3,000円とリーズナブルで、購入のハードルが低い点が大きなメリットです。Type-C対応で、イヤホンジャックがない最新のスマホでもすぐに試聴できます。
実際に聴いてみると音と音のつながりが滑らかな一方、全体的に音がこもり気味でした。低音はベースの厚みが感じられた部分もあったものの、迫力に欠ける音質。ボーカルは存在感があったものの、ほかの音にかき消されてしまうこともありました。大きな不満はないものの、惜しい点がちらほらと見られます。
耳への合わせやすさもいまひとつ。イヤーピースはS・M・Lの3種類あるものの、イヤホン自体が耳に沿う形状をしていません。耳掛けにも対応していないため、タッチノイズが起きやすい点にも注意が必要です。
利便性も評価が伸び悩みました。マイクを搭載し、オンライン授業・WEB会議に使えるのはメリット。とはいえ、キャリーケースが付属しておらず、持ち運ぶときは別で用意する必要があります。価格が安いもののリケーブル非対応でコスパは低く、同価格帯で音質がよいほかの商品を選ぶほうがよいでしょう。
ドライバーサイズ | 7.8mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 | 不明 |
良い
気になる
国産イヤホンメーカーのオーツェイドが2017年に立ち上げたブランド、intime(アンティーム)の「碧(SORA)Light - 2019 Edition」。安定感と厚みのある低音と明瞭感のあるクリアな音色が特徴で、5,000円以下で音質の良いイヤホンを探している人におすすめです。
音質は全域にわたってバランスが取れており、各音が分離していて解像度は高め。特に低音の厚みが際立ち、曲全体に深みがありました。「コーラスが少しノイズ気味に聞こえた」というモニターの声もありましたが、中音や高音も表現力は十分で、聴いていて心地よい響きが感じられるでしょう。
カナル型のこのイヤホンには、シリコン素材のイヤーピースがS・M・Lの3サイズ付属しており、耳の大きさに合わせて選べます。耳掛けには対応していないため装着時にケーブルが安定せず、服とケーブルが擦れてノイズが発生しやすい点はデメリットです。
マイク非搭載で通話には使えません。リケーブルにも対応していないため、一度断線すると買い替えが必要です。持ち運び用のケースやメンテナンスグッズも付属していないので、必要な人は別途用意しましょう。
ドライバーサイズ | 10mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | USB Type-C |
リケーブル対応 |
良い
気になる
ハーマンインターナショナルの「JBL Tune 310C USB JBLT310CWHT」は、Type-C接続のイヤホンのなかでも価格を抑えつつ音質がよいものがほしい人にとっては選択肢になるイヤホン。約3,000円とリーズナブルながら音質は比較的良好といえます。
実際に音楽を聴くと低音寄りの音質で、ロックやポップス向きのサウンドでした。低音の響きがあり検証に参加したモニターからは「低いベースの音も捉えられていて、迫力や厚みも感じられる」との声が。中音域はボーカルの声が際立って聴こえ、高音域もクリアで金管楽器の音も十分に再現されていました。一方、音の分離感はあまりなく、音数が増えると楽曲がこもって聴こえてしまう一面も。解像度を重視する人には少し物足りない音質といえます。
イヤホン本体が耳に沿う形状ではないため、長時間の装着には向きません。マイクはついているものの、リケーブルに非対応かつ付属品も最低限なので利便性はやや劣ります。
低音の響きが魅力的ではあるものの、音の表現力や利便性には物足りない面も。安価なのでワイヤレスイヤホンの充電が切れたときやなくした際のサブ機として使いたい人に向いているイヤホンです。
ドライバーサイズ | 9mm |
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イヤホン形状 | 耳掛け型・オープンイヤー型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
NTTソノリティが運営している音響ブランド、nwmの「MWE001」。耳を塞がないオープンイヤータイプで、周囲の音を自然に聞き取れるのが特徴です。
音質は、低音が弱いうえに音に厚みが感じられず、全体的に軽い音に聴こえました。また、耳を塞がない形状のため、細かい音まで捉えにくい印象。ボーカルの歌声は目立っているものの、声の抑揚や息遣いまでは伝わってきません。周りの音が聴こえやすいものがほしい人には向いていますが、ほかのカナル型やインナーイヤー型のイヤホンに比べると音質は劣ってしまいます。
耳への合わせやすさは、耳にかけるタイプかつオープンイヤー型で、タッチノイズが入りづらいのがメリット。しかし、耳掛け部分にワイヤーが入っておらず、耳の大きさに合わせてサイズ調整できません。
利便性の面では、マイクを搭載していて、リモートワーク中も使いやすいのがメリット。しかし、リケーブルに対応しておらず、断線してもケーブルを交換できません。また、持ち運び用のケースも付属していないため、持ち運ぶ際は別途用意しましょう。
ドライバーサイズ | 12mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
3COINSの「高音質イヤホンバランスタイプ」は、1,000円以下でとりあえずのイヤホンを買いたい人にはおすすめです。サウンドは全体的にこもりがちなので、音楽鑑賞がメインなら不満に感じる可能性が高いでしょう。とくに低音はつぶれがちで音圧も弱いため、迫力のある重低音を楽しみたい人には不向きといえます。
ボーカルや楽器の中〜高音域も音の解像度に欠け、音が重なるとそれぞれの音域を邪魔してしまいました。結果としてサウンドの立体感も生まれず、本商品でライブのような臨場感を楽しむことは難しいでしょう。
イヤーピースはS・M・Lの3サイズが付属。 ただし、イヤホンの形自体が耳の形状に沿っているとはいえず、耳への装着感はいまひとつでした。機能としてはマイクを備えているので、通話には使えます。リケーブルには非対応なので、断線したら使えない点には注意しましょう。
500円前後と、手軽に購入できる価格は魅力的。会社に置いておくサブイヤホンや家に忘れてとりあえずで買うときなど、音質よりは価格を重視して選びたい場合には候補となるでしょう。
ドライバーサイズ | 10mm |
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スリーコインズ 高音質イヤホン バランスタイプを徹底レビュー!実際に使ってわかったメリット・デメリットは?
イヤホン形状 | インナーイヤー型 |
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プラグ形状 | USB Type-C |
リケーブル対応 |
良い
気になる
JBLの「Tune 305C」は、USB-Cでイヤホンジャックがないスマホにも直差しできる有線イヤホン。完全には耳を塞がないインナーイヤー型タイプとしては比較的バランスのとれた音質なので、ソフトなつけ心地のイヤホンを探している人は検討してもよいでしょう。
実際に聴いてみると、全体的なバランスを意識しているためか低音域のパンチ感や重低音の響きが弱い印象を受けました。歌声や楽器の音色の厚みがなく、とくに男性ボーカルの声は平坦に聞こえることがあります。また、高音は細やかさや響きはある程度再現できるものの急に減衰することがあり、伸びやかさに欠ける部分がありました。
それでもキーンと刺さる感じがなく、なめらかな音で聴き疲れしにくいサウンド。安価なインナーイヤー型を探しているなら候補に入れてもよいでしょう。
耳へのフィット感については、カナル型のようにイヤーピースがないためサイズ調整がしづらいのがデメリット。それでもインナーイヤー型のイヤホン本体が耳に沿うため、装着感は良好です。
利便性は低め。マイクが搭載されており在宅ワークや電話での使用には便利ですが、リケーブルには非対応で、一度断線すると使用できなくなります。また、ケースやメンテナンスグッズが付属していないため、管理が難しい点も気をつけましょう。
ドライバーサイズ | 12.5mm |
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イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
NTTソノリティの「nwm WIRED MWE006CJ」は、家事や通勤中などのながら聴き用のイヤホンがほしい人には良い選択肢となります。ただし、耳を塞がない形状ゆえに音がスカスカして感じられ、低音があまり出なかったのもあり音質を重視する人にはあまり向いていません。
低音は音の厚みや迫力に欠け、モニターからは「ベース音の響きやバスドラムの圧がない」「曲全体が軽く感じる」などと厳しい声が多数聞かれました。高音は金属の響きが感じられるものの、細かな音までは聴こえません。中音域はほかの音域よりも聴き取りやすく、ボーカルの声のクリアさは十分ですが、全体的に解像度や臨場感が物足りない印象です。
リケーブル非対応で断線時の対応ができず、キャリーケースや絡みにくい工夫もないため、持ち運び時の利便性の高さは低評価に。イヤーピースが同梱されていないため、装着時のフィット感に問題があるかもしれません。さらに、耳にぴったりと合う形状ではないため、長時間の使用に不向きです。
家事をしながらなど気軽に使うイヤホンとしてなら選択肢になる可能性がありますが、本格的な音楽鑑賞を目的とする人や利便性・装着感を重視する人はほかの商品を検討するのが無難でしょう。
ドライバーサイズ | 12mm |
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イヤホン形状 | インナーイヤー型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
水月雨 (MOONDROP)の「U-2」は、インナーイヤー型にこだわりがある人なら選択肢に入れてもよいでしょう。インナーイヤー型にしては音に厚みがあり、楽器もボーカルもゆとりを持ってしっかり響きます。
低音は迫力や響きが物足りなく感じ、臨場感がいまひとつな点は惜しいところ。中音や高音はやや際立っており聴き取りやすく、音自体のふくよかさをしっかり表現していました。しかし、自然なバランス重視で解像度は高くなく、音の輪郭や粒立ち感は特別強くありません。複数の音が重なると潰れて聴き取りにくい場面がある点も、音質評価が伸びなかった要因です。
インナーイヤー型で、パッドやイヤーピースはありません。本体が耳に沿う形でフィットしやすいのはメリットですが、耳掛けに対応していないので、タッチノイズを防ぎにくいでしょう。リケーブル非対応でマイクも搭載していないため、長く使いたい人や通話したい人にも不向きです。
巾着型のキャリーケースが付属し持ち運びには便利ですが、音質面でも利便性の面でも秀でているとはいえません。
ドライバーサイズ | 14.8mm |
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イヤホン形状 | インナーイヤー型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
Antoolの「有線イヤホン G13」は、丸みのある音質で自然な響きを楽しめますが、低音の響きの単調さは気になりました。試聴してみるとベースラインの表現力に欠け、重低音の厚みや迫力が物足りません。
また、中音域のボーカルの声は際立ちますが、繊細なニュアンスまでは捉えきれていませんでした。とはいえ、高音域の表現力は十分。金管楽器のサウンドもほどよく主張し、ボーカルとのバランスが絶妙です。ナチュラルなサウンドが好みなら満足できるでしょう。
キャリーケースは付属せず、断線してもケーブル交換はできない仕様なので、機能面は物足りないといえます。一方で、イヤホン本体が耳に沿うインナーイヤー型なので装着感は良好でした。マイクつきなのでハンズフリー通話はできますよ。
総じて際立つ音質ではなかったものの、シンプルでAirPodsのような見た目が好みなら検討してもよいでしょう。
ドライバーサイズ | 15mm |
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本注釈においては事業者からの情報提供を含みます
イヤホン形状 | インナーイヤー型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 | 不明 |
良い
気になる
iPhoneやMacを販売する、世界的なテクノロジー企業Appleの「EarPods with 3.5mm Headphone Plug」。かつてiPhoneにも付属していたイヤホンで、音楽業界では確認用イヤホンとして用いられることもあります。
音質は、クリアなサウンドで聴き疲れしにくいのが魅力。とくにボーカルの歌声が際立っていて、ポップス曲の聴きごたえも十分です。しかし、全体的に解像度が低く、小さな楽器の音や歌声の抑揚といった細かな部分は伝わりませんでした。また、低音は安定感があるものの、やや迫力に欠ける印象。聴きやすいサウンドですが、音質の高さはあまり感じられないでしょう。
耳への合わせやすさは、カナル型のようにイヤーピースがないため、サイズ調整がしづらいのがデメリット。また、耳にフタをするようにつけるうえに耳掛けにも対応しておらず、装着時の安定感に欠けます。
利便性の面では、マイクが搭載されており、オンライン授業やWEB会議でも使いやすいのがメリット。しかしリケーブルに非対応で、一度断線すると使えなくなります。また、ケースやメンテナンスグッズが付属しておらず、管理しにくいのが難点です。
ドライバーサイズ | 不明 |
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Apple EarPods with 3.5mm Headphone Plugの口コミ・評判は?実際に使ってよい点・気になる点を徹底レビュー!
イヤホン形状 | カナル型 |
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プラグ形状 | 3.5mmミニプラグ |
リケーブル対応 |
良い
気になる
大手100円均一ショップのダイソーが販売する「高音質ステレオイヤホン AL-002」は、約300円で買える有線イヤホン。音質や利便性はあまり気にせず、音楽や動画を視聴できるなら十分という人なら候補に入るでしょう。
音は全体的にこもっており、あまりよいとはいえません。ベースやバスドラムの音は聴こえるものの、低音のパンチ感が弱く迫力に欠けます。モニターからは「ほしい低音が足りない」「全体的にのっぺりとしていて盛り上がりに欠ける」などの声があがりました。クリアで広がりのあるサウンドを楽しみたい人には不向きです。
カナル型のイヤホンですがイヤーピースは1つしか付属しておらず、サイズ調整ができません。耳掛けにも対応していないため、装着時の安定感に欠けます。
利便性も低め。マイクが搭載されており、在宅ワークや電話での使用には便利ですが、リケーブルに非対応で、一度断線すると使えなくなります。また、ケースやメンテナンスグッズが付属していないため、管理しにくいのが難点です。
ドライバーサイズ | 10mm |
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マイベストではベストな有線イヤホンを「どの音域もまんべんなく再生できるうえ、装着感がよく長く使える商品」と定義。
ベストな有線イヤホンを探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位の有線イヤホン42商品を集め、以下の3つのポイントで徹底検証しました。
検証①:音質のよさ
検証②:耳への合わせやすさ
検証③:利便性の高さ
今回検証した商品
音質がよい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「10~20代のモニターがどの楽曲を聴いても各音域の表現や解像度に優れていると感じるもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
以下の方法でモニターが楽曲を実際に聴き、音質のよさを評価。各商品のおすすめ度をスコア化しました。
耳に合わせやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「耳にフィットさせやすい形状かつ、イヤーピースのサイズ展開が多く耳の大きさを問わず使いやすいもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、ポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
扱いやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「本体の取り回しがよいうえ、リケーブルに対応していたりメンテナンスグッズが付属していたりして長く使いやすいもの」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、ポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
長く快適に使用したいなら、定期的なお手入れを心がけましょう。イヤホンに耳垢やホコリが蓄積すると音が聞こえにくくなるので、こまめに拭き取ることが大切。耳垢がイヤーピースの溝に詰まった場合は、クリーニング用のブラシを使って取り出すのがおすすめです。汗などの水分もしっかり拭き取りましょう。
ドライバーは湿気に弱いため、しっかり乾燥させることも重要です。湿気が気になる場合は、乾燥剤と一緒に保管するなど工夫してみてください。
また、ケーブルを雑に丸めたり折りたたんだりすると、断線の原因になることもあります。専用ケースに収納するなど、丁寧に扱うことも長持ちさせるコツです。しっかり日々のお手入れを行い、お気に入りの有線イヤホンを長く楽しんでくださいね。
より音質にこだわりたいなら、イヤホン内に搭載されているドライバーの種類にも注目しましょう。ドライバーの種類によって得意とする音質が異なるため、傾向を知っておくと好みの音質のものを選べますよ。
たとえば、ダイナミック型はパワフルな低音が特徴のドライバーです。太くて芯のある音なので、迫力を感じられます。一方、BA型は一つひとつの音の輪郭がハッキリしているため、解像度が高めの音質を楽しめるでしょう。
ここでは代表的な2種類をご紹介しましたが、ドライバーの種類はほかにもあります。ランキングでは各商品のドライバー構成も確認できるので、参考にしてくださいね。
イヤホン全体から選ぶ
接続方式・伝導方式で選ぶ
装着方法で選ぶ
形状で選ぶ
完全ワイヤレス型(左右分離型)|左右一体型|耳掛け型|ネックバンド型|片耳型
機能で選ぶ
ノイズキャンセリング機能つき|マイクつき|防水機能つき|ハイレゾ対応
目的で選ぶ
ながら聴き用|ランニングやスポーツ用|寝る時用|ゲーム用|Nintendo Switch用
価格帯で選ぶ
2,000円以下|3,000円以下|5,000円以下|1万円以下|5万円以上
接続機種で選ぶ
好み・特性で選ぶ
メーカー・ブランドで選ぶ
Apple|ソニー(SONY)|アンカー(Anker)|BOSE|JBL|Beats|JVC|オーディオテクニカ|ゼンハイザー|ヤマハ|AVIOT|Galaxy|Google|Oppo|Razer|final|フィリップス|ONKYO|AKG|パナソニック|SHURE|Jabra
カラーで選ぶ
その他
イヤホン関連商品
イヤホンケース|イヤーピース|イヤホン延長ケーブル|イヤホンケーブル|イヤホンスプリッター|イヤホンホルダー|ライトニング用イヤホンジャック|イヤホンジャックカバー
1位: Moondrop Technology|Kadenz
2位: Kiwi Ears|Orchestra Lite
2位: qdc|SUPERIOR|QDC-SUPERIOR-BL
4位: Meze Audio|ALBA
5位: Shure|AONIC 215|SE215DYBL+UNI-A
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