一般的なイヤホンをiPhoneのライトニング端子とつなぐために必要な変換アダプタ。変換アダプタがあれば、Apple社純正以外のイヤホンもiPhoneで使用することができます。しかし、高機能な製品や、ケーブルの強度が高い製品、100均で手軽に購入できる製品までさまざまで、どれを選ぶか迷いますよね。
今回は、失敗しないライトニング用イヤホンジャック変換アダプタの選び方を、家電販売員・アドバイザーの野村暁(たろっさ)さんが解説。さらに、おすすめのライトニング用イヤホンジャック変換アダプタをAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングの売れ筋から人気ランキング形式でご紹介します。機能や価格を比較して、購入の際の参考にしてください。
学生時代から家電に対する並々ならぬ興味を持ち、20歳の時にメーカーヘルパーとして家電量販店にアルバイトとして入社、家電の世界へ飛び込む。 その後2年で家電販売員として個人で年商2億円を突破、入社5年目で年商3億円を経験、「法人ナンバーワン販売員」として表彰される。 その後15年以上家電販売員として活動し、現在はプロの家電販売員としてだけでなく、家電ライターとして様々なメディアで執筆・監修を行っているほか、家電情報ブログ「家電損をしない買い方をプロの販売員が教えます」を自ら運営し、家電製品のレビュー・批評を行っている。また、家電アドバイザーの資格も有し「家電」と名の付く物全てに精通、「すべての人が平等に良い家電に巡り会える機会の提供」に尽力している。
専門家は選び方について監修しています。ランキングに掲載している商品は専門家が選定したものではなく、編集部が独自に集計・ランキング付けしたものです。
ライトニング用イヤホン変換アダプタとは、iPhone 14以前のシリーズに有線イヤホンを接続する際に使う製品です。iPhone 6sまではイヤホンジャックが搭載されていましたが、iPhone 7以降はついていません。そのためiPhone 7~14までのシリーズを使用する際は、ライトニングイヤホンかイヤホンジャック変換アダプタを用いた接続が必要になります。
そもそもライトニング端子はApple関連のデバイスのみに採用されたApple社の独自規格で、Apple製品に関係ないデバイスで使われることはありません。そのため、iPhoneにはライトニングイヤホンかBluetoothイヤホンが適しています。しかし、変換アダプタがあればお気に入りのイヤホンや安価なイヤホンをiPhoneで使用することが可能です。
ライトニング端子はApple社の独自規格ですが、日本ではiPhoneの浸透率が高いため、他社からも変換アダプタが販売されています。なかには同時充電ができる2in1タイプや音質重視のDACが内蔵されたタイプも展開されているため、機能面にも注目して商品を選ぶとよいでしょう。
一般的なイヤホンをiPhoneにつなげる場合、使用する変換アダプタはライトニング端子がオスタイプ、イヤホンプラグはメスタイプになっています。 一方、新品のiPhone購入時に付属するライトニングイヤホンをPCなどに接続するなら、ライトニング端子がメスタイプの製品が必要です。反対側のプラグはPCに対応するものを選びましょう。
また、EUではUSBの規格をType-Cに統一する流れができており、これまでライトニング端子を採用してきたApple社もiPhone 15からType-Cに移行しています。iPhone 15以降はライトニングイヤホンが使えなくなるため、買い替え予定がある人は一時的な代用品として安価な有線イヤホンと変換アダプタを併用してもよいでしょう。
ライトニング用イヤホンジャック変換アダプタを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「3つのポイント」をご紹介します。
変換アダプタは、Apple社の純正品とそれ以外のメーカーが作る他社製品が販売されています。機能・耐久性・価格を比較して、自分に合った製品を選びましょう。
どの製品にするか迷っている人や付属機能にこだわりがない人は、Apple社の純正品を選びましょう。イヤホンジャックをさして使用するだけのシンプルな形状なら、純正品でも800~1,000円程度で購入できます。Apple社がiPhoneに合わせてつくっている製品のため、使用しづらかったり音が劣ったりすることはありません。
Apple社らしいスタイリッシュなデザインも純正品の魅力のひとつです。白のケーブルはどのiPhoneにも合うデザインで、統一感を損ないません。周辺機器まで雰囲気をそろえたいデザイン重視の人におすすめです。ただし、根本部分がやや断線しやすいデメリットがあるため、耐久性が気になる人には不向きといえます。
他社製品だからといって、純正品に劣るわけではありません。他社からはハイレゾ音源対応の高性能DACを内蔵したモデルなど、純正品にはない機能を搭載した製品も販売されています。同時充電できる2in1タイプはApple社からも販売されていますが、他社製品なら安く購入できる点もメリットです。
また、純正品のケーブルは樹脂製で根本部分が断線しやすい点がデメリットです。他社からは、この難点をカバーする耐久性の高い製品も販売されています。さまざまな付属機能や耐久性を求める人は、他社製品を検討するとよいでしょう。
他社製品を購入する場合は、「MFi認証品」と記載があるかチェックしましょう。MFi認証品とは、iPhoneやiPadできちんと動作するとApple社から認証を受けていることを証明するもので、品質を判断する基準のひとつになります。
しかし、Amazonや楽天などのECサイトでは、認証を受けていないのにMFi認証と書いている製品もあるのが現状です。Apple社の公式サイトでは認証を受けたメーカーや型番を確認できますが、他社製品のなかには型番すら記載していないものもあります。家電製品には必ず型番が存在するため、そもそも型番が記載されていない商品の購入は避けましょう。
純正品の変換アダプタは、変換機能だけのシンプルなタイプと、同時充電が可能な2in1タイプの2種類があります。iPhoneのバッテリー性能は年々進化しているため、バッテリーが劣化していないならシンプルタイプで十分でしょう。2in1タイプよりも小さいため邪魔にならず、安価で手に入る点がメリットです。
一方、よく動画を見る人や充電を忘れがちな人は、同時充電可能な2in1タイプを選びましょう。外出先で充電がなくなっても、モバイルバッテリーを併用しながら音楽を聴いたり動画を見たりすることができます。使いたいときに使えないといった事態を防げるため、アダプタを好きなときに使用したい人におすすめです。
他社の変換アダプタには、Apple社の純正品にはない機能が備わっているものもあります。目的に合った製品を選べば、快適にイヤホンを使用できるでしょう。
他社製品はメーカーによって素材もさまざまで、純正品よりも耐久性の高い素材を選べます。端子周辺がアルミ合金のような金属製の場合、割れて破損することは滅多にありません。ケーブルがナイロン素材、根本がゴム・シリコン素材で覆われているものなら、ケーブルを曲げても断線しにくいでしょう。
アダプタのケーブルは短いほど曲げたときに力がかかりやすく、引っ張って断線する可能性が高め。とはいえ、イヤホン自体にも長さがあるため、アダプタのケーブルが長すぎても邪魔になってしまいます。丈夫で使い勝手もよい製品を選ぶなら、頑丈な素材で覆われた短いケーブルのアダプタがおすすめです。
音質を重視する人は、高音質なDACを内蔵した製品を選びましょう。DACとは、iPhoneのデジタルデータをイヤホンで聴ける音声データに変換する仕組みのこと。高性能なDAC内蔵品は音がこもりづらくノイズ除去性能も優れています。しかし、DACの性能が低いとハイレゾ音源を再生しても音質が劣化することがあるので要注意です。
ハイレゾとはCD音源より情報量が多く、より精密な表現を楽しめる音源のことです。変換アダプタを選ぶときは、Apple社の規格上限である48kHz/24bit対応品、もしくは「ハイレゾ対応」と記載のあるものを選ぶとよいでしょう。
音楽や動画を楽しみながら充電をしたい人は、ライトニングポートが搭載された2in1タイプを選びましょう。純正品にも2in1タイプはありますが、価格は5,000円以上で安価とはいえません。他社製品なら、同じ機能を持つ製品をより安価に購入できることもあります。
2in1タイプには、ケーブルが2つに分かれる分離型と、ポートが1つにまとまった一体型の2種類があります。可動域を狭めないためには分離型がおすすめですが、DAC内蔵品なら一体型を選ぶとよいでしょう。ポート部分が大きな製品はDAC性能が優れている傾向にあるため、高音質が期待できます。
通話・会議で使用する際、安すぎるアダプタだと十分な機能を搭載していない可能性があるので注意しましょう。例えば、マイクつきのイヤホンを接続して通話に使用する場合は、音声入力(マイク)対応のアダプタが必要です。最近では他社製品のほとんどがマイク対応品のため、選択肢はさほど狭まりません。しかし、100均で販売されているような安価な製品の場合、マイクに対応していないものもあります。
また、マイク対応品であってもイヤホンのボタンには対応していないことがあります。オンライン会議や職場でのインカムの取り扱いなど、こまめにマイクのオンオフを切り替えるようなシーンでは、使い勝手が悪く感じることもあるでしょう。ボタン対応の有無については、裏面の注意書きをチェックしてください。
イヤホン端子には、マイクとイヤホンの両方に対応している4極プラグと、マイク・イヤホンのいずれかにしか対応していない3極プラグがあります。最近では4極プラグが主流のため、変換アダプタも4極プラグ対応品がほとんどです。
専門家は選び方について監修しています。ランキングに掲載している商品は専門家が選定したものではなく、編集部が独自に集計・ランキング付けしたものです。
商品 | 画像 | 最安価格 | ポイント | 詳細情報 | ||||
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ケーブルの形状 | ケーブル素材 | MFi認証 | ハイレゾ対応 | |||||
1 | KHkuahai Lightning USB-C 変換アダプタ|KH-FBM-EJ-BS | ![]() | iPhoneとUSB-Cデバイスをつなぐアダプタ | ケーブルなしタイプ | ||||
2 | UGREEN Lightning イヤホン 変換アダプター|30756JP | ![]() | Apple MFi認定済み製品。ロスレスオーディオにも対応 | 不明 | ||||
3 | Apple Japan Lightning 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ | ![]() | Apple純正品の変換アダプタ。スタイリッシュな見た目が魅力 | 不明 | ||||
4 | PonJel USB C - ライトニングオーディオアダプタ | ![]() | ハイファイ音質と耐久性を兼ね備えた音楽体験を実現 | |||||
5 | TOMPOL イヤホン変換アダプタ | ![]() | 手のひらに収まるサイズ。接続するだけで使える | ユニットタイプ | TPE | |||
6 | GAEF イヤホン変換アダプタ | ![]() | 頑丈で優れた耐久性。音楽の再生やボリューム調整が簡単 | 不明 | ナイロン系 | |||
7 | エレコム Lightning 3.5mmステレオミニジャック変換ケーブル|MPA-XL35DS01BK | ![]() | アップデートにも対応したApple認証アイテム | 不明 | ||||
8 | TOMPOL Lightning アダプタ | ![]() | iPhoneを充電しながら音楽を楽しめるアダプタ | |||||
9 | JSAUX Lightning to イヤホン 変換アダプタ | ![]() | 音質劣化を防止するMFi認証済み製品。優れた耐久性も魅力 | 不明 | ||||
10 | Syncwire Lightning イヤホン 変換アダプター|SW-SC509 | ![]() | Apple正規ライセンス取得。特殊細工で音質劣化を防止する | 不明 |
ライトニングとUSB-Cの変換アダプタで、イヤホンやヘッドフォンの接続を可能にします。最大480Mbpsの高速データ転送に対応し、音楽や通話を高音質で楽しめるのが特徴。また、シンプルなデザインと優れた耐久性を持ち、持ち運びにも便利です。
ケーブルの形状 | ケーブルなしタイプ |
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ケーブル素材 | |
MFi認証 | |
ハイレゾ対応 |
純正のライトニングコネクタを採用したApple MFi認定済み変換アダプタです。高音質のAppleロスレスオーディオもサポート。最大48KHzのサンプリングレートとノイズの除去により、CDのようなハイクオリティな音楽を楽しめます。
ケーブルの形状 | 不明 |
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ケーブル素材 | |
MFi認証 | |
ハイレゾ対応 |
急速充電と、効率的な充電のための56KΩ抵抗を内蔵しています。ノートパソコンにTypeCコネクタしかない場合でも、充電とLightning接続を同時に行うことが可能。6KHz/16bitオーディオ出力を提供し、旧世代の純正Lightningヘッドセットで、USB-Cデバイスからクリアで詳細なサウンドを楽しめます。
ケーブルの形状 | |
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ケーブル素材 | |
MFi認証 | |
ハイレゾ対応 |
音質にこだわるなら、変換アダプタだけでなくイヤホン本体にも注目ましょう。以下のコンテンツでは、おすすめのイヤホンを紹介しています。あわせてチェックして、購入の際の参考にしてください。
これからイヤホンを購入するのなら、はじめからライトニング端子のイヤホンを購入したほうが手間がかかりません。変換アダプタとイヤホンの2つを持ち運ぶ必要がなく、ライトニングイヤホンだけで楽に扱えます。ただし、今後ライトニング端子が使われない可能性が高い点には注意が必要です。スマホの買い替え時期とイヤホンを使いたい期間を考慮しながら購入を検討する必要があります。
有線イヤホンにこだわりがないのであれば、Bluetooth対応のワイヤレスイヤホンを視野に入れてみましょう。ワイヤレスイヤホンなら今後のiPhoneの規格を問わず使い続けられるため、購入後も長く愛用できます。
イヤホン全体から選ぶ
接続方式・伝導方式で選ぶ
装着方法で選ぶ
形状で選ぶ
完全ワイヤレス型(左右分離型)|左右一体型|耳掛け型|ネックバンド型|片耳型
機能で選ぶ
ノイズキャンセリング機能つき|マイクつき|防水機能つき|ハイレゾ対応
目的で選ぶ
ながら聴き用|ランニングやスポーツ用|寝る時用|ゲーム用|Nintendo Switch用
価格帯で選ぶ
2,000円以下|3,000円以下|5,000円以下|1万円以下|5万円以上
接続機種で選ぶ
好み・特性で選ぶ
メーカー・ブランドで選ぶ
Apple|ソニー(SONY)|アンカー(Anker)|BOSE|JBL|Beats|JVC|オーディオテクニカ|ゼンハイザー|ヤマハ|AVIOT|Galaxy|Google|Oppo|Razer|final|フィリップス|ONKYO|AKG|パナソニック|SHURE|Jabra
カラーで選ぶ
その他
イヤホン関連商品
イヤホンケース|AirPodsケース|イヤーピース|イヤホン延長ケーブル|イヤホンケーブル|イヤホンスプリッター|イヤホンホルダー|ライトニング用イヤホンジャック|イヤホンジャックカバー|AirPods pro用イヤーチップ
1位: KHkuahai|Lightning USB-C 変換アダプタ|KH-FBM-EJ-BS
2位: UGREEN|Lightning イヤホン 変換アダプター|30756JP
3位: Apple Japan|Lightning 3.5mmヘッドフォンジャックアダプタ
4位: PonJel|USB C - ライトニングオーディオアダプタ
5位: TOMPOL|イヤホン変換アダプタ
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