高梨が今季初V=最多更新の通算56勝目W杯ジャンプ女子
【リュブノ(スロベニア)時事】ノルディックスキーのワールドカップ(W杯)ジャンプ女子は10日、スロベニアのリュブノで個人第15戦(HS94メートル、K点85メートル)が行われ、高梨沙羅(クラレ)が89.5メートル、82.5メートルを飛び、合計223.9点で今季初優勝を果たした。W杯歴代最多を更新する通算56勝目。2位にはマーレン・ルンビ(ノルウェー)が入った。
高梨は1回目の飛躍で高得点を稼いで2位以下に差をつけ、2回目は飛距離を落としながらもまとめて、首位を保った。
伊藤有希(土屋ホーム)は16位、勢藤優花(北海道ハイテクAC)は28位。丸山希(明大)、岩渕香里(北野建設)は上位30人による2回目に進めなかった。(2019年02月11日)