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はてなキーワード: 文フリとは

2024-12-30

C105、初めてコミケサークル参加した。

昨日と今日のC105で初めてコミケサークル側で参加した。

来場側では何度も行っていたのだが、サークル側は今回が初。

結論コミケは甘くなかった。最初なのに良い場所をいただいたので、それなりに新刊を多く刷ってはきたのだが、ほぼ売れなかった。

自分の両隣のサークルは手慣れているようで、完売になる本が相次ぐなか、自分の机だけ15時になっても本が山積みであり、値引きをしてワンコインにしてようやく数部売れたという有り様だった。

ここで両隣のサークルはどのようにして売っているのかを観察してみると、「タイトルと表紙がひと目でわかりやすい」「そのシマテーマちゃんと合った本」を出していて、なるほどなぁと感心した。

次はコミケブースに当たるかわからないが、即売会コミケ以外にコミティア文フリもあるし、参考にしよう。

そして、コミケで出す本は委託にしよう、サークル参加するなら準備してからにしようと誓ったのであった。

実は自分の初めて乗った夜行バスキングオブ深夜バスことはかた号なのだが、コミケというのは、はかた号の何倍も手ごわかった。

これから初参加を目指したい人に助言するなら、初めての即売会サークル参加をコミケにするのは、周りに経験豊富金持ち芸能人漫画家同人作家とかがいるみたいな環境でない限りは無茶であると言っておこう。たとえば数年前の叶姉妹とか…

本が売れず巨額の赤字を出したことよりは、ビッグサイト南棟の企業ブースに行けなかったのが心残りである。やはり委託にしよう。

2024-12-05

文フリ発行アンソロジー寄稿したが場違いだった

先日行われた文学フリマで発行された某アンソロジーに私は寄稿した。

きっかけはTwitterで「公募エッセイ募集します」というツイートを見たから。ただのエッセイ集ではなく、ひとつテーマが決められているエッセイ集であり、「面白そうだな」「ちょうど書きたいことがあるな」と思って参加することを決めた。

限られた文字数制限の中、決められたテーマに沿ったエッセイ執筆し応募した。そしてありがたいことに掲載が決定した。内容次第では掲載出来ないと書かれたいた中でその連絡はすごく嬉しかった。特に報酬はなくアンソロジー献本1冊のみだったが、読みたい本を頂けるだけで非常にありがたかった。

自分文章が載らなかったとしても購入したいと思っていた。なんでもない、自分となんら変わりない人間の考えていることや人生だったりをエッセイブログを通して読むことが元々好きだった。同じテーマでみんなは何を書くのか、気になって仕方が無かった。「匿名掲載することも可能」と応募要項に書かれていたこから、かなり癖のあるエッセイが読めるのではないかと密かに期待していた。(特に尖っていなくても大抵面白いと思って読むが)

文学フリマ開催2週間ほど前に、企画アカウントからイベントに向けた告知ツイートがされた。

見てみると、告知画像に私の名前は無かった。たくさん並んだ執筆者の名前最後に「他」と書かれていただけ。

たくさん参加者がいたんだなくらいにしか思っておらず、特別自身名前アピールたかったわけでも無かったので、この時点では不思議に思っていなかった。

この告知ツイートの直後、企画主催者から「出来れば告知ツイート拡散してほしい」という旨の連絡が届いた為、自身アカウント引用ツイートした。

告知画像自分名前が載っていないのに「このアンソロジー寄稿しました」というのはなんだかおかしい気がしたが、なるべく多くの人の手に渡って欲しいと思ったので喜んで協力した。

企画アカウントの方で参加者と思われる方の宣伝ツイート(「寄稿しました」「是非お手に取ってください」等)がリツイートされて回ってくる。しかし私の告知ツイートリツイートされることは無かった。まぁ見逃してるのかな、別に告知の宣伝を全員分リツイートしなくてもいいしな、とあまり深刻に考えていなかった。

リツイートされているアカウントをふと眺めていると、全て告知画像名前が載っているアカウントばかりだった。リツイートされたアカウントひとつずつチェックすると、全て1万人以上フォロワーがいるアカウントだった。

一方私のアカウントは、日常ツイートするだけのフォロワー数3桁のアカウント

恥ずかしくて消えてしまたかった。

それから「力になれば」と思って告知ツイートを何度かしたが、もちろん企画アカウントリツイートされることはなかった。その間も万単位フォロワーがいる、名前掲載されたアカウントばかりが企画アカウントリツイートされていた。

動けば動くほど、恥ずかしかった。

文学フリマ当日、アンソロジー完売したらしい。それは非常に嬉しく思ったが、なんだか恥ずかしくてあまりちゃんツイートは見れなかった。

文学フリマ開催日から数日後、企画主催者から献本が届いた。恥ずかしく思ってはいたが、本自体は楽しみに思っていたので読み進めていく。そして異変に気付く。

自分が応募した際に規定されていた文字数制限を大幅に超えて執筆している人ばかりなのだ

おや、と思いつつもエッセイ自体面白かった為、あまり気にせず読み進める。6人のエッセイを読んだが、どれも文字数制限を大幅に超えている。

そして7人目のエッセイを読み進める。公募募集時に「自分語りに留まらないエッセイを書いて下さい」という注意書きがあったにもかかわらず、このエッセイ自分語りだらけで、なんならテーマにも沿っていなかった。

まり面白くないなと思いつつ最後まで読んだ。そして最後文章は以下の通りだった。

"普段文章なんか全然書かない。お金貰わなきゃ一生書かなかったと思うから、今回この機会貰えて嬉しかったすw"

ああ、なるほど。

本当に自分場違いだったんだ、と理解した。

企画主催者自分の好きな著名人文章を書いて貰う為の口実として作られた企画だったんだ。

本をパラパラとめくると、企画主催者お金を渡して文章を書かせたであろう十数人には、来歴についてのページが用意されていた。映画監督写真家小説家など。何年生まれでどの大学を出た、こういう大きな仕事をしている等、書店で売られている本に掲載されているような紹介ページが個々に用意されていた。

一方自分掲載されているページを見た。もちろん後ろから数えた方が早い位置掲載されており、名前のみの掲載だった。

恥ずかしいというよりも、やるせなさがあった。

私はこのアンソロジーを、一読者として楽しみにしていたのに、「私が好きなクリエイター文章を書かせるためのきっかけ」でしかなかったことをハッキリとわかってしまった。

企画主催者公募エッセイ募集したのは、本のボリュームを出したかたからであって、「このテーマで色んなエッセイを読みたい」という気持ちから募集ではなかったのだ。企画主催者特に著名人でもなんでもない素人の書いた文章に、ページを割きたくはなかったんだろう。

公募募集時の「自分語りに留まらないエッセイを書いて下さい」という注意書きも、素人自分語りは聞くに堪えないが、自分の好きなクリエイター自分語りなら大いに結構というスタンスだったのであろう。

別にお金を貰いたかったわけでもないし、来歴ページを用意して欲しかったわけではない。献本を頂けただけでも非常にありがたく思っている。

言語化が難しいが、すごくやるせなくなってしまった。

せめて、せめて自分から頼んでお金を積んで文章を書いて貰った人にはそうとわからないようにして欲しかった。参加者全員平等に扱って欲しかった。

「このテーマ文章を書きたい!」という強い気持ちがあるわけでもない、ただただお金を貰って文章を書いている人ばかりのアンソロジーだとわかってしまってから、ひどく陳腐ものに見えてしまって以降この本を読めていない。

テーマが魅力的で期待していたばっかりにガッカリしてしまった。

所詮趣味同人活動なので、別にこの企画主催者のようなやり方があってもいいと思うが、一参加者として良い気持ちではなかったということをここに残しておく。

anond:20241201202854

話題になっていたこれを読んだけど、納得する部分と「そうじゃないんだよなあ…」という部分とがあった。

文学フリマ出展してみんな本当に楽しいですか?

https://anond.hatelabo.jp/20241201202854

◯「あそこに集ってるのはみんな『書きたい人』であって『読みたい人』ではない

一部では当たっている。この間の39はスペース数が1500、来場者が14967人。来場者にはサークル参加の人たちも含まれているので純粋な「買い専」の人は2/3もいない。これを少ないと見るか多いと見るか。

でもリアルイベントの楽しさは「交流」でもあるし、売ってる本がつまらなければ買わなければいいだけの話だろうと思う。それだけのコストを払う「付き合い」の価値があるか。

◯「そのコミュニティしか通用しない価値観」みたいなもんだけ先鋭化

これはコミケとかティアとか評論同人イベントでも思うのだけど、結局話題になってそれなりに売れる本ってそれなりの切り口と目線必要になる。

から手掛けている人は実は本業出版業だったりして(フリー編集者だったりライターだったり)商業ではできないけど同人ならある程度ペイできるし、という感覚でやっている人が結構いる。文フリも年々、独立系書店や本格的な流通をやってるリトルプレスだったり、小さな出版社の参加が増えている印象。そうなると同人誌全体のレベルボトムアップする分、「素人情熱だけで作ったもの」は見向きもされなくなる。結局、「好きなものを作って売るのは自由だけど、“売れる”ためには別の努力必要だよね」という現実の話なんだよね。だから個人的には先鋭化というよりは「売れる本と売れない本が2極化していく」になるのではと。

ちなみに評論系界隈だと、最近は「コミケだと売れない」という話をよく聞く。固定客以外が他の専門イベントに流れてるんだろうけど、長く続いてる分「場」が飽和したんじゃないかなと思っている。

自分文フリに参加している側だけど、本業出版系。「赤字にならない程度のコストで作りたいもの、かつイベントで売れるだろうと見込んだ本」を作るスタンス

売上は毎回40〜50冊くらい。ちゃんと儲けも出るように作ってるので、いい(副)収入?にはなってます

から個人的に思うのは、商業トレンドからは大きく乖離してはいかないのではと。なぜならあの場には「プロ」が多くいるから。

でも「作りたい人の純粋情熱の発露の場」ではなくなっていく可能性がある。そしてそうなるとイベントとしてはつまらなくなる可能性がある。そうなったとき文フリがどういうスタンスを取るか、かなあ。

2024-12-04

anond:20241204082346

一部とはいえ私もマイノリティ側の人間であることを馬鹿にしてきた人が文フリ活動していると知って気持ちが悪くなったことがある。

どこでもそうだけどああいう連中はホモソ的な空間演出するためなら他人を足蹴にするし既に有名な人や権威にこびりながら弱者あざ笑うんだよね。

批評」の本質が内容じゃなく権威いかにうまく乗っかって人間発言権を持つかだけになった現在では読み物よりも「広告」を見に来るのと同じでしかないんじゃない。

anond:20241204082346

一部とはいえ私もマイノリティ側の人間であることを馬鹿にしてきた人が文フリ活動していると知って気持ちが悪くなったことがある。

どこでもそうだけどああいう連中はホモソ的な空間演出するためなら他人を足蹴にするし既に有名な人や権威にこびりながら弱者あざ笑うんだよね。

批評」の本質が内容じゃなく権威いかにうまく乗っかって人間発言権を持つかだけになった現在では読み物よりも「広告」を見に来るのと同じでしかないんじゃない。

anond:20241201202854

今回の文フリ参加者から聞いたが現状文フリで「うまく」立ち振る舞ってる連中って背後に出版業界関係者が必ずいたりするので結局既得権益にずぶずぶ浸かりつつ、さも「軽出版ですよ~」とか「今こそわれわれが●●をやるんだ」みたいな顔して読者を欺くことに特化しただけなんだと思う。要は売れなくなったか人件費を減らして文フリに移動してる。

数年前にハラスメント問題起こしていた人間たちが集まっている某ゲーム評論系のサークルSNS上で編集者関係持ったりしてるのを見てその程度の思惑で被害者を出して苦しめたごみ人間がいると思うと本当に反吐が出るとは思ったね。

そんな奴らが昨今のいかにも「わたしは正しい人間ですよ」みたいな言葉を使いながら文フリに参加している。

結局やってることも企業が打ち出しているIP事業サービスに乗っかった社史編纂しかない。

2024-12-03

anond:20241201202854

文フリ既存文芸から考えてるみたいだけど、ハッキリ言って、もう既存文芸崩壊してるし、崩壊後は文フリ的な物だけが残ると思うから議論の付置が古いと思ったな

これからはどんどん作者に近づきたいから買うみたいなものしか売れなくなると思う、いったら一般文芸文フリ

anond:20241201202854

事実認識については同意するけど、文フリに揺り戻しが来るみたいな話には同意できない

情報を売る的なもの、モノ消費的なものが売れなくなって(=音楽も本が売れなくなって)、その消費的なものライブととコト消費的なものに移ってきてるっていうのは、誰だって言ってることだと思う

その中で本を売るために、例えば巨大書店に行く体験とか、サイン会とかそういうのがあったわけだけど、文フリはその中の一つ。文芸ライブ化なわけよ。

買われているのは本じゃなくてライブ感、つまりビックサイトの一体感から、本に何が書かれているかは、ぶっちゃけどうでもいい

「Xでみんなが言っていたやつ」ぐらいならまだましで、「知り合いが書いてるから買ったけど、一行も読まない」ってやつも多いと思う

もちろん、こんなんじゃ、小遣い稼ぎ以上にはならないけど、別に商業を目指しているやつなんか一人もいないと思うけどね

そもそも批評的な文章商業的な居場所はないよ、そういうの書きたい人は大学の中に居場所を見つけて、小遣い稼ぎで書くしかない

もしくは、三宅香帆みたいな社会学自己啓発中間みたいなのを書くとかね

とまあ言ったけど、逆に言えば適当でも売れやすいわけで、編集者タイプの人が、売れ線を見つけて、それっぽい書き手作為をもって並べる的な、同人ゴロ的なことをすれば、儲かる可能性もあるかも

そういうこと考えた方が有意義

2024-12-02

次の文フリで出してみようかと思ってる小説がある

小説を売ったことがないんだけど、読みたいって人いるんだろうか

あらすじ

============

主人公40代独身女性若い頃痛々しい失恋をして占いにはまり、全財産を失って実家に戻ってきた過去がある。今は親に面倒を見てもらいつつ時々バイトして生活している。

占いからスピリチュアルに傾倒しており、占い師/宗教家/慈善である欧米人女性主催宗教(ユニテリアン・ユニヴァーサリズムを参考)の活動に応募し、内定を受けてアイルランドの某地で寮生活をはじめる。

寮では「仕事をするもしくは現地で生計を立てること」がルールなので、出身も年齢もバラバラの人々がその地で見聞きした体験を共有し、週に1回のミーティング信仰生活について語り合う。

主人公はツテで女性支援団体会計仕事を得る。そこで全く支援したいと思えない相手支援しないといけないこと、あらゆる問題の根幹に貧しさがまずあって余裕のある人がちょっと寄付するだけじゃ全然足りないことなど、人を支援することの難しさを学んでいく。

そんな毎日の中、主人公乳がんにかかる。治療費は全額宗教団体が出してくれ、療養中の生活にも心配はなく、進行も初期ではあったが切除は避けられない。命の危険はないものの、まだ愛してくれる人にも出会えていないのに自分の体が変わっていくことに強い不安を覚えるが、寮の仲間やうっとうしいと思ってたルームメイト献身的に支えられて少しずつ安定していく。

元気なときは若干胡散臭く見えていた団体宗教臭さが、自分が落ちているとき病気ときは心地よく、しっくりと感じることに気づく。

最終的に主人公団体に深く受け入れられ、自己肯定感を得て日本に帰る。終わり

2024-12-01

文学フリマ出展してみんな本当に楽しいですか?

すっかり行かなくなってしまったが文学フリマ東京が年々、盛り上がりを増して規模を拡大させていると聞く。評論系の島は特に人口を増やしているらしい。

XのTLで、「文学フリマは盛り上がってるのに出版不況は終わらない」みたいな対比で語っている人のツイートが流れてきたのを見た。

そこって対置されるもんなんかな、と疑問に思った。文学フリマで金を使うのと、商業書籍消費者として金を落とすのはぜんぜん違う事だ。

あそこに集ってるのはみんな「書きたい人」であって「読みたい人」ではない。そこを兼ねている人、ですらないと私は思っていた。

私が文フリに行かなくなったのはそのしょうもなさを感じていたからだ。

商業じゃねえんだからみんな好きなように書きゃいいさ、というのは当たり前なのだが、しかし「俺の話を聞いてくれ!同調してくれ!褒めてくれ!」という承認欲求と、「読む人が楽しんでくれたらいいなぁ」というサービス精神バランスが著しく前者に寄っているテキスト、端的に言えば「お客さんを想定してそこに媚びる」という作業があまりにもない作品は読んでて疲れるし恥ずかしくなってしまう。

とくに評論系、たとえば素人映画などのエンタメ文芸のたぐいを批評してる人の文章。「ああー、この人は物知りで鋭い視点を持った賢い人だと思われたくてしょうがないんだろうなぁ……」という剥き出しの、内容に釣り合ってない自己愛で見てられないことが多い。

私が哀しいのは、みんな自分を褒めてほしくて何か書いて文学フリマに持っていくが、誰かを褒めたくて文学フリマに行く人はそうそういないということだ。あそこは店しかない商店街だ。

一見、活発に紙幣が飛び交って何冊も同人誌が売れて「完売しました!」のポストSNSで踊っても、しかしそのほとんどは(横のブースで本を出したりしてる)同じコミュニティの友人・知り合い同士で挨拶がてらにお義理に買ったり互いに購入し合ってるだけなんじゃないか自分相手に買ってもらいたいから、褒めてもらいたいからしゃあなしに相手のものを買ってやってる、何の広がりもない循環。

少なくとも私は、友達同人誌に誘われたりして文フリに出てた時分には、そうやってネット上の知り合いや大学の後輩が出してる興味のない本を5、6000円ぶんも買って鞄を重くしてげんなりしながら帰っていた。一冊も読んでない。

そんな循環の中で買われた本だから、もちろんSNSでは褒めてもらえる。知ってる人からおざなり言葉で。「俺はちゃんと褒めたんだからお前も俺のことをちゃんと褒めろよ」あるいは「この人は買ってくれたしポジティブ言及してくれたから私も褒めとかないとな」という強制コミュニケーションとして。

そんなポトラッチみたいに金と賞賛をぐるぐる回し合う、何もかもが社交辞令の薄笑いで回ってる場所でその社交辞令に気づかず「褒められた~嬉しい~」とヘラヘラできる人は良いのだろうがしかし、そんな馬鹿が何百人もいるとも思えない。

だんだん、みんなにとっても「自分の居場所になっているコミュニティからつまはじきにされないように、内心イヤになってても行っとく買っとく」場みたいになってく(あるいはもうなってる)んじゃないか。そうなるとどっかで一気に、今の膨張の揺り戻しが来るよ。

まぁ別に、「インディーズでやってる界隈」ってぜんぶ多かれ少なかれそういう部分があると思うから、ことさら文フリを悪く言う必要もないんだけどね。小さいライブハウス借りて音楽やってる人とか、地下芸人なんて言われるお笑いの人とか。客席にプレイヤーしかいない趣味お稽古事発表会みたいな現場はどんな界隈にもある。

そこで、プレイヤー同士で品評し合って褒め合って気を遣い合って、どんどん「そのコミュニティしか通用しない価値観」みたいなもんだけ先鋭化して、商業とかトレンドみたいなものから離れていくのに快感を覚えたりしてね。

無駄だよ金と時間の。

いくらでも身内のエコーチェンバーコミュニティに閉じこもってられる時代からこそ、本当に義理じゃない、虚しくない言葉とかお金を使ってもらえる方向で作品を発表してった方が絶対いいよ。自分に気を遣う必要がない人がわざわざくれた誉め言葉って、すげえ嬉しいよ。マスに向こうよ。商業を目指そうよ。

そんなことを思う今日この頃です。ま、商業出版特に活字文芸批評かいオワコン産業(どころか別に始まってた時期もないキッズリターン産業)を目指せってのも無責任ポジショントークなんだけどね。

2024-10-05

文庫サイズ二次創作同人誌出す字書きって何なの?

 

文庫サイズ二次創作小説同人誌が嫌いすぎる。

 

マジで、何なの?

特に女性向け界隈の字書きってすぐ文庫サイズで本出したがるけど、読みづれーし高いし良いことなさすぎる。

 

いや分かるよ、商業フォーマットへの憧れっつーか、要はあの「っぽさ」が再現できるのが嬉しいんだろうなってのは、理解する。

しっかりカバーかけて、パッと見だと商業文庫本と大差ないところまで「っぽく」したがる人多いもんな。

 

でも、正直そこが字書きのキモいところというか、字書き特有の変な自意識デカさが出ちゃってるところだなって思う。

 

まず、二次創作作品商業フォーマットに乗せることの怖さというか、文庫本の形態をとることで読み手意識ハードルが上がるってことを想像できていない。

 

商業文庫本って、あれは、売れた本が文庫化するんですよ。

人気作品の更なる普及のために文庫版がある。ラノベとかはまた別だけども。

 

まり文庫サイズ小説ってのは、一般文芸でヒットを生んだプロ中のプロ達が洗練された文章を日々展開している、そういうフォーマットなわけ。

読み手は日頃、文庫サイズでそういう文章を読んでいる。だから、あの形式で読む文章へのハードル無意識のうちにめちゃくちゃ上がってるんだよな。

 

その上で、二次創作同人誌の、まぁお世辞にも洗練されているとはいえない文章文庫で読まされるときの、集中の出来なさといったら無いですよ。

文庫サイズであることがノイズになるっていうか。比較対象商業文庫作品になるわけだから、とにかく細かいアラが目立つ。気が散ってしょうがない。

 

字書きの多くは自意識過剰だから、↑のような文句を見ても「まぁ私の文章文芸寄りだから大丈夫」とか思うのかもしれないけど、私が読んできた限り、文庫サイズ同人誌9.5割はぜんぶ読みづらかったですよ。

webで上手いなって思ってた人でも、やっぱり文庫で読むと引っかかったし違和感があった。結局文庫では読めなくてweb再録してからやっと読んだ話とかもある。

 

 

この辺の感覚に関しては、絵描きのほうが暗黙的に弁えられていると思う。

たとえばジャンプコミックスフォーマット同人誌を作ろうって思う絵描きなんてほぼいないと思うんですよ。

あのサイズ、あの紙質で、カバーかけて、「っぽさ」を全開にして作ることもできるけど、絵描きはそれやらないでしょ。でかいアンソロ企画とかはまた別として。

 

だってあれこそ、日本漫画界のプロ中のプロ達が日々戦っているフォーマットであって、あの形式によそのキャラ借りた自分二次創作漫画を乗っけたときの、商業作品との比較や見劣りみたいなことを考えたら恐ろしくて、とてもじゃないが同人誌にあの形式選択しようとは思わない。烏滸がましいという感覚がある。

から二次創作やるなら黙ってB5かA5で、ひと目見て同人誌と分かるような本を作るんだけど

 

字書きの文庫サイズ同人誌ってのはつまり、やってることそれと同じですからね。

 

本人は完成した同人誌商業作品っぽさにテンション上がってるのかもしれないけど、実際には商業ベースに寄せれば寄せるほど見劣りしかしないわけで。

その辺の想像ができずに文庫サイズ選択したがる自意識込みで、文庫サイズ同人誌をキツいと思ってしまう。

 

しかも、文庫サイズ同人誌ってバカみたいに高い。

これが本当に「良いことないな」って思う要因の大部分なんですけど

 

7、80ページある絵がプロ並みに上手い絵描き骨太同人誌が900円とかで買えるのに、文庫サイズのアラが目立つばかりの字書きの同人誌が1500円とかするの、バッカじゃねーの!?と思う。思うだろう。言えないだけで結構な数の人がたぶん思ってるんじゃないか

 

じゃあ買わなきゃいいじゃんって話ではあるけど、イベントに出ると、付き合いで同ジャンル相互フォローの本を買わざるを得ない場面があるじゃん

その時に、相手の本が文庫サイズだと心からア゛〜〜〜……って思う。

これを買わされる人の気持ち考えたことあるか?そこまで自分文章に自信あんの?って、思う。

 

字書きは変に背伸びせずに、A5サイズ2段組で本出しといてくれないか

あのお馴染みの形態で出してくれればこっちも「あ、これは同人誌だな」という意識をもって、期待値ハードル下げて気楽に読めるし、何より安いし、小説同人誌は結局のところあれがいちばん読みやすいって。

 

ちなみに文フリかに出してる一次創作の人たちの文庫サイズ同人誌はあまり気にならないです。

あれはアマチュア文芸作品として見れるというか、それこそラノベとかティーン向け文庫を読む感覚意識チューニングできる。

 

二次創作文庫サイズ同人誌けがひたすらに嫌いだ。

なのに増える一方な状況、何とかならないものか。

 

自意識デカい字書きはこういうの見たらすぐにアンケートとって「文庫サイズ同人誌、どう思いますか?」などと肯定意見を乞いそうだけど

あい肯定意見って同じ書き手(文庫同人誌作る側)の意見も入ってくるから結構信用ならんと思ってる。

アンケートとるなら「読みづらい・やめてほしい・高いと思う」の数がどんだけあったかの方を見てほしい。

割合ではなく、そういう層が「いる」という現実がもう少し明るみになってほしい。

 

つーか正直なことなんて言えるわけないんだよな。正直に言えてたらこっちだってイベント文庫サイズ同人誌3冊も買うはめになっていない。

べつに作者に恨みがあるわけではないから、そりゃ気も使いますよ。

 

 

あと最後に、これは完全なる愚痴だけど、文庫サイズ同人誌ばっか出しておいて「読んでもらえなくてつらい」的なことを嘆く字書き、お前もう船降りろ。

まず読まれ努力しろ。手に取りやす価格フォーマット提供してから言え。アホか。

2024-05-22

anond:20240521141207

書店に本が平積みされたことがないレベル小説家と言うなよ

文フリってプロが出るようなところじゃないだろ

2023-07-24

anond:20230723211433

ワイのところは売れないバンドマンやりながら文フリ同人誌書くマンになったやで

2023-05-17

同人イベントに一人で参加するやつ

コミケとか文フリかに友達サークル仲間もいないのに一人で申し込んで出展するやつは同人イベント勘違いしてる。

同人イベント交流の場なんだよね。同人誌を売るための場所じゃないの。

今時、売りたいだけなら通販サイト委託するとかBOOTHとかあるだろ。オフで会いたい相手や一緒に楽しみたい人がいないのにイベントに参加しても虚しいだけだぞ。

2023-04-04

anond:20230402134648

現代用語の基礎知識元増田版)同人誌つくって文フリで売れば

絶版になってからたぶん商標放棄されてるとおもうししらべてまだあったら似た名前でもいいとおもう

2023-01-03

anond:20230102104156 コメントへの返信追記 >>正直、もうコミケ大手サークル以外厳しいと>>

正直、もうコミケ大手サークル以外厳しいと思う

https://anond.hatelabo.jp/20230102104156

文字数制限かなんかで追記が反映されなくなったので、こちらで改めて書いておきます

https://twitter.com/Kannaduki104/status/1609908856708304897

「作ったモノが売れないのは、デキが悪いか値段が高いかのどっちか」

利益以外の目的で作っているのであれば、売れなくても文句を言うな」と昔友人は言っていた。

https://twitter.com/uta2i/status/1609834747412504577

そう思うならもう参加意義失ってるから、後進や若手に抽選スペース開け渡したらいいやん。

「お前が落とした新刊は、誰かが出したかった新刊の分だ」とは昔の2ch言葉やぞ。

https://twitter.com/kondohi/status/1610024011353952256

まずわざわざ「評論」をやるよーなヤツが「売り上げが1/3に減ったから続けるのが厳しい」とか、ぬるいこと言ってんじゃねーよ、という感想しか出ないんだよな。

このあたりが典型だけど、厳しい気持ちになったという「お気持ち」を上から目線ジャッジするやつ、思い上がりと勘違いも甚だしいわ。これを「文句」ととるの、さすがに国語が苦手すぎるだろ。新刊も落としたことねえよ。引用するなら適切な文脈を読めボケナス

「続けるのが厳しい」って?コミケが厳しい場になってんじゃないのって話をそもそも活動継続まで拡大解釈して「ぬるいこと言ってんじゃねーよ」と論評するの、ほんとに馬鹿なんですねえ。

お前らがいつかどこかでお気持ちを表明したとき、それをある規範に基づきジャッジされて滅茶苦茶不愉快気持ちになってくれることを祈るよ。震えて眠れ。

https://twitter.com/kondohi/status/1610056276817608705

自分とこで書いたけどアレ、コミケが終わった都度おなじネタを出して反響を楽しみたいだけの増田扱いでいいと思う。夏コミ後にも同じ文章なかったかな?

僕は当初、売上20くらいの評論かと思って反応しちゃったんだけどね。友人の指摘で4桁に届きそうな3桁というのに気がつくまでは。

https://twitter.com/kondohi/status/1610057407425810432

とりあえず本人が書いている「増田のような零細サークル」というのにミスリードされた感があるのですが「だいたいxxxxくらい刷って」とは明確に矛盾しているので、嘘ネタ確定でいいと思います

これは修正後の表記も悪かったんですけど、「4桁に届きそうな3桁」ではないです。xxxの個数は桁数と対応してない。単なるタイポはてなブックマークコメント読めば最初に書いてあった部数は推測できると思うんで、適宜補完よろしくね。ここでは恥ずかしいから書きません。でもちょっとかのぼって調べればわかることを勘違いして「嘘ネタ確定」は相当恥ずかしいですね。追記部分読んだら、ブックマークコメントに隠す前の部数書いてあるのわかりそうなのにね。

ネタかどうかのご判断はまかせますけど、断定の根拠そもそも勘違いだということはご認識そばしてくださいませ〜

https://twitter.com/kondohi/status/1610057843247566848

正直なところ、あん釣りに反応して弱小評論同人誌の心構えとか説いてムダなことしたな、という気持ちが今は大きいです。

余計なお世話すぎる…。ナチュラル上から目線、すごいですね。誰に心構え説いてるの?壁?もしかして私?

少なくとも、知り合いにやるのはやめたほうがいいですよ。おっさん講釈をありがたがるふりして聞いてあげるの、相当だるいから

https://twitter.com/kondohi/status/1610152985241464833

本当に3年前と同じ部数刷ったならアンテナ低すぎでしょとは思います

ぼくは評論系で4桁刷ってて大手でないと自称している時点で法螺だと思ってますが。

どうあっても嘘とか釣りであってほしいみたいだけど、なんで?ほんとだとなんか困る?嘘だったらなんでうれしい?

ttps://twitter.com/kondohi/status/1610657676811472897

例の増田については「評論系で4桁売っているのに自分大手ではない」みたいなこと言ってる時点で嘘松確定というのは揺るぎなく注意喚起を続けたいと思っています

あははウケる勘違いに基づく揺るぎない注意喚起よろしく友達はこの追記誘導したってくれや!

てか「4桁に届きそうな3桁」→「4桁刷って」る→「4桁売っている」と、どんどんわたくしが強大になっているぞ!思い込みが強化されていくさまがありありと観測できますねえ。

心構え説いてあげようとした対象アテンション集めるの、そんなに怖い?思い込みに任せて「真実」を発信しようとするの、最近流行りかな?

anond:20230102104156

なんか全レス煽り散らかしててキモ そういうとこじゃん

くだらねえ紋切型その1。「そういうとこじゃん」みたいな定型文の鳴き声でイージーに済ませてねえで、ちゃんとした文章でかかってこいよ。

faaaaa 追記がどんどん狂っていってワロタ。なんの批評してるか知らないが、自身批評されるのが耐えられないようで

くだらねえ紋切型その2。批評しているのに自分に対する批評は耐えられないって?耐えられてなかったら反撃もできねえだろうがよ。安全から石投げてると思ってる馬鹿どもに、ここは双方向コミュニケーション空間だと教えてやってるわけ。これは啓蒙活動です。

ttps://twitter.com/neaswe/status/1610879571427209216

コミケ大手サークル以外厳しい増田、今更本文読もうとして本文よりもコメントレスブチギレが多くて「そういうとこやで」があった(最後まで読めんかった)

紋切り型喋り虫〜

https://twitter.com/butakichi3hide/status/1610141506836520961

本文自体は興味深かったけど、追記コメレスで筆者の性格の悪さがチラチラ見え始めたのが一番キツかった

「何か蛇みたいな人だな」って感想しか持たなかったな

はあ、左様ですか。一方的に雑言及されて黙ってるのって、性格のいい人間じゃなくてただの都合のいいサンドバッグじゃない?私は都合のいいサンドバッグ役をやってあげるつもりはないのよ。

「何か蛇みたいな人だな」って頭のなかで思うまではいいとして、それをTwitterでわざわざつぶやいちゃうの、あなたも十分性格悪くない?

ttps://twitter.com/butakichi3hide/status/1610203323629699074

「手に取ってもらえる人数が減った事がメインの話」らしいですわよ

なおそれ以外の感想は全て「文章読めてない残念なお前乙」と元増田から罵倒される模様

うふふ、あなた罵倒されたのは他人性格をわざわざ論評して貶めたからですよ。

それ以外の感想は全て「文章読めてない残念なお前乙」っていうのもあまり乱暴な要約ですねえ。結果的に「文章読めてない残念な」みなさんが癪にさわるんで取り立ててピックアップされてるの、わかりそうなもんだけど?


そのほか、刷り部数についてありがたいお言葉をたくさんいただき、わりとはらわた煮えくりかえっているのだが、これはわたくし自身アンビバレンツな感情があるのでストレート反論は難しい。

結果「厳しい気持ち」になったんだったらミスじゃん、といわれたらそうなんだが、まあこのくらいの部数であれば何度か文フリとかコミケにもってければ全部頒布しきるだろうというのもあって、そう考えるとたいした失敗ではない。どちらもほんとうなのだ

ただ、即売会に出るようになったとき、知り合いからかけてもらった、「同人誌は刷りたい部数を刷ったらそれが「正しい部数」なんですよ。結果が完売でも、余っても」という言葉を思い返すと、まあ当日の読みはミスったが結果としては「正しい部数」を刷ったんだということにします。よって、刷り部数についてケチをつけるやつらは全員ノックアウト

返信もここらでさすがに切り上げます。まああんまりなやつがいたら晒しあげたるけどな!じゃあの!読んでくれてサンキューな!

また雑言及されたのでコメント返信追記。いい加減適当ジャッジアドバイスはやめろ。

anond:20230104073729

2023-01-02

正直、もうコミケ大手サークル以外厳しいと思う

先日開催された冬コミに3年ぶりに参加した。コロナ対応のためチケット制になり、入場者数がかつてと比べて減っていることを、情報として知ってはいた。知ってはいたんだが…。

しかしそれがここまでダイレクトに売り上げに直結するとは思わんかった。具体的に書くと三分の一くらいになった。へこむぜ。

ジャンル情報評論。いわゆる批評誌を個人で出している。

8年前から冬コミ新刊を出して、それをチャンスがあれば文学フリマなんかに持ち込んで…というサイクルで参加していた。

刊行をそこにあわせているのもあるんだろうけど、やっぱり数を頒布できるのはコミケ。目を引く表紙にしていたこともあって結構ジャケ買いっぽい人に手に取ってもらえてた印象がある。

そんでTwitterの知り合いの人が20~30人くらい毎回きてて、その人たちにも手にとってもらえたりする。

ありがたいことに、継続しているうちにだんだん部数がはけるようになり、コロナ直前のコミケでは新刊をxxx部くらい頒布できていたのよ。

これ大手サークルとかと比べればみそっかすもいいところの数だとは思うんだけど、体感としてはxxx部頒布するってなると(開場直後、大手サークルに長蛇の列ができる1時間くらいを除いては)断続的に人がきて、まあぼちぼち対応していると終了時間になっている、という感じなので、結構「売れている」感がある。うれしいことに。

今回もだいたいxxxxくらい刷ってコミケ頒布、その後文フリとかで残りを…というサイクルを想定していたわけです。

甘かった。見通しが。人が来ないことの影響をもろに被った。

物理的に人がいるということが、増田のような零細サークルにとってめちゃくちゃデカかったんだと再認識した。

2019年の冬コミの累計入場者数が75万人(4日間開催)で今回が入場制限の結果18万人(2日間開催)だから、一日あたりの入場者数はだいたい半分くらいになっていると思うんだけど、まさにそれがダイレクトにきた。

知り合いもたぶんいつもの三分の一くらいしか会場には来なくて、ゆるいオフ会みたいな雰囲気もだいぶ減った。

批評を読むような層にとっては優先度がコミケ文学フリマなのかなあ。確かに文学フリマは入場料タダだし、人もめっちゃくるようになっているみたいだし、昨年5月文学フリマ東京はたしかにゆるいオフ会みたいな空気継続している雰囲気はあった。

今回ははじめてBOOTH通販もはじめてみて、意外と売れてるんで驚くんですが、それでもかつてのコミケでの頒布数には到底およばない。

やはり増田のような零細個人サークルを支えていたのは、偶然目にとめてもらった結果のジャケ買いなのだBOOTHジャケ買いは発生しようがないからな。

たくさん売るためにやってるんじゃない。自分の納得したものをかたちにできたか否かが大事なのだ

それでも、終了時間になっても在庫の山がうずたかく残っているのは、やっぱりつらかった。

会場の様子をふりかえってみると、相変わらず成人向けのあたりはわりとたくさん人がいて、まあ評論はいものとおり真空地帯だったんだが、真空ぶりに拍車がかかっていたんよな。成人向けのところも以前のような芋を洗うような混雑ぶりではなさそうだったし、知り合いにきいたところ、11時ごろには人気サークルはほぼ完売御礼で、最速の入場時間以外だと消化試合もいいところだったそうだ。

コミケで数を頒布できていたのは、ある種のおこぼれにあずかれていたが故だと今回強く実感しました。

でもそのおこぼれこそが全体としての即売会を(特に評論のような非メジャージャンルを)活性化させていたんです。

今年からはまた準備会対応も変わってくるんでしょうが、入場制限のある限り、コミケ大手サークル以外には厳しい場所であり続けると思う。

以上、一参加者からの雑感でした。やり場のない気持ちを書き残したくてはじめて匿名ダイアリー使ったわ。

ほかの参加者からコロナ禍のコミケがどうみえていたのか、わたし気になります



追記

こんな読まれると思ってなかったんで部数だけ隠しました!恥ずかしい!

以下、ブックマークその他諸々のコメントに返信しておくわね。

yakitori-siro この増田は儲からなくて辛いんじゃなくて、トラフィックがないから「ちょっと興味があるかも」な層に手にとってもらうことすらできない、同好の士になりうる相手リーチできない辛さを言ってるんだよね

これはほんとにその通りで、意を汲んでいただいて涙出ました。あと人が来ないと暇な時間が増えるんすよ。それが切実につらくかなしい。

anond:20230102104156

いや。凄いわかるよ。今は知らんけど、昔は告知らしい告知も自分アカウントでだけみたいな弱小評論でも、それなりに通りがかりに面白いと思って買ってくれる人が居たし。そこにコミケ価値があったよ。

評論なんて手間考えたら、元々合理的では無いんだから。手に取ってもらえる人数が減った事がメインの話なのに。知りもしないのに「電子しろ時代遅れ!」みたいな茶々は本当にゴロツキの言い草しかない。そういうヤツがでかい顔している所がはてなのろくでもない所だよなぁ…

おわかりいただけてとってもうれしいです。まじで、「手に取ってもらえる人数が減った事がメインの話」なんすよ。それが金銭とどうしても関係ちゃうからめんどくせえあれが発生するとは思うんだけど…

https://twitter.com/wind_steed/status/1609957333576351745

話題増田読んだ。

前回に比べたら今回相当人の流れあったんだけど、適度に空いてるからコロナ前の倍以上の速度で人が移動してたんよ。その速度で移動してるとサークルに目を向けるのは無理。ポスターとかあっても無理。

あー、これ意識してなかったけど人がいないと人間の移動スピードあがるというのは確かにそうかも。

他、コロナ運動不足→体力減退で巡回できなくなっているとかはその発想はなかったんでおもしろかった。検証できるもんでもないし流石に妥当な推論とも思えないけど…。あとなんでもかんでも少子高齢化に結び付けるのはちょっと安易すぎでは?と思いつつ、参加者高齢化はたしかにあるよね。

razik C99〜101までマイナー島でサークル参加してるけど、おおむね同じ感想。島自体閑古鳥なのに周りが早めに撤収するから、後半は尚更人が来ないという負のスパイラルに陥っている。

odakaho 2日間とも行ったけど、午後入場だと過疎島回る時間が全くないのよ。15時くらいにはみんな撤収始めてるし・・。

うそう、書き忘れたけどご指摘の通りサークル撤収めっちゃはやいんすよね。体感、15時くらいにはほぼおしまい空気になってる。

いままでは、打ち上げサークル参加組と合流するために非サークル参加の人もだらだら居残ってたりしたんだけど、まあ気楽に打ち上げというのもまだちょっと厳しいし、それならだらだらせずにさっと帰るわな。

ka-ka_xyz "今回ははじめてBOOTH通販もはじめてみて、意外と売れてるんで驚くんですが" 評論島、通販してるとこが他のジャンルと比べて少ない気が。もっと通販して欲しいの。

これまではTwitterの知り合いには自家通販してたんですけど、BOOTH使ってみたら思いのほか手に取ってもらえてるんで、なんかいままですまんかった…という気持ちです。正直ここまでインフラみたいになってると思ってませんでした。pixivあんまり影響力強めるのもよくないなとは思いつつ、やっぱクレカ決済とかできると楽ですもんね。頒布するほうも金銭トラブルを避けられるし、そこらへんの安心手数料分で買ってるとおもえば、まあ仕方ないのかなあ、という気持ちになりつつあります

amunku この増田はまだ見栄張ってるかもしれなくて今やほとんどの島中は参加費1万だして一部もはけない。買い手も金がないか大手しか見ない。コミケアマチュア作家祭りではなくなり大手芸能人企業のイベになった

ほとんどの島中は参加費1万だして一部もはけない」はさすがに盛りすぎでは?「ほとんど」のサークルが一部もはけてなかったらさすがにみんなのむせび泣きが会場に響いてると思う。

deztecjp 以前の1/3ならxxx部程度かな。それだけ売れていても「大手サークル以外厳しいと思う」といわれると、「あー、そうですかー」な感想を持つ。人間は、すぐ高い水準が当たり前になって、満足するということを知らない。

三分の一に減ったことをショックだったっつってんの!xxx部でたから売れてんじゃんとかそういうのではないわけ。

IthacaChasma ずっと参加してる人によると、一昨年の冬の売上が一番悲惨で、去年の夏で少し回復、この冬はこれでも大分回復してきたらしい。夏はもっと入場できるようになると良いね

しかに一昨年は去年より入場絞ってること考えるとマジでやばそうですね。私個人のことを書いておくと、一昨年はコロナそもそも中止になるんじゃないかと思って申し込みせず、また開催時の感染状況から一般参加見送りました。

いちばん苦しい時期に逃げ出しといてなにいまさらつらいつらいいってんねんみたいな論評をみかけましたけど、この判断自体が不適当だったとは今でも思ってません。自分家族の命を危険さらリスクを負ってまで「場の継続」に奉仕することは、ちょっとできない。つらい時期を支えたことを誇るのはいい。でもそれを他者をくさす道具として使うのはくそダサいですよ。

gooeyblob チケット制となるとかなり億劫度が高くなるよね 自分も完全に行く気無くしてしまった/評論系でxxx部って相当売れてる方じゃない?

おっしゃる通り、どちらかといえば売れているほうだと思いますマジで表紙に気合い入れてジャケ買いしてもらえるようにしてたので…

anond:20230102104156

ジャケ買い狙いのようなことやってるから参加者減少の影響をダイレクトに受けてるだけじゃないの

ジャケ買い狙いなのに増減に一喜一憂できるの本気で謎なんだけど

中身で勝負すれ、中身で

ext3 評論ジャケ買いさせてる時点でなんか詐欺臭くないですかね?今まで騙せてたのが騙せなくなって正常なレベルに戻っただけでは?

あのですね、「目を惹く表紙であること」は、書籍を手に取ってもらうための必要条件だと思います。たくさん本が並んでるなかでまず入ってくる情報って表紙だけでしょ?

「中身で勝負すれ」って、まず中身に触れてもらえなきゃお話にならんわけ。表紙で興味をもってもらい、手に取って中身をみてもらえるかがまず超重要です。これは前提。

加えて、わざわざ批評を本という物質にするんだから、その物質がなにかしらの批評性をおびてよいわけで、すなわち「どのような表紙にするか」というのも一つの批評なの。「目を惹くこと」・「批評の内容を端的に象徴するようなものであること」、この二つの緊張関係のなかで表紙を設定することはまさしく批評実践なのであって、だから増減に一喜一憂するのは批評実践のある部分の成否がそこに託されているからなんですねえ。だから表紙も「中身」の一つといえる。表紙/中身などという単純な二分法を自明のものとする素朴さにやすらっているうちは、もう少し謙虚な態度でインターネットをなさったほうがよいかもしれませんね。

anond:20230102104156

刷っても損しかないんだからnoteにとうこうとかでいいじゃん。

なんならそこに有料記事入れれば印刷と違って赤字0だし、金払うやつが可視化されて承認も満たされるだろ。

なぜわざんざ刷る?

あのねえ、書籍として物質化すること、そしてそれを誰かに手に取ってもらえることのうれしさを舐めすぎ。

きみもわざわざ刷ってみたらわかるよ。

https://twitter.com/puyotaroh/status/1609816866356342785

この評論サークル主の発言も、「これまで当日の偶然買いの成功体験に頼りすぎてて、事前のSNSでの告知を怠っていたのでは。そもそも普段からどんな批評本を書いてるか発信してたの?」との感想しかならないんだよなぁ。

インターネット軍師、乙です!!!!!SNS宣伝しとらんかったらコロナ前にxxx部も頒布できるわけねえやろがい!

それを踏まえたうえで、入場制限のせいで偶然性がもろに縮減していることの厳しさをいってるわけ。

https://twitter.com/soramimi__cake/status/1609867980325937152

この増田自体は(特にブコメに反応してる追記)大変嫌らしい書き振りで、こういう自分のノリに合わせてくれないとあからさまに不機嫌かつ見下しモードになるような人が表現活動(笑)から撤退していくなら日本言論はなんぼかマシになるんじゃないかと思いましたまる

おめえ、コミケが思わしくなかったところでお気持ち表明してみたら雑言及の雨嵐を食らってんだから「不機嫌かつ見下しモード」にもなろうってもんですよ。こちとら匿名だしここでしか反論できないわけだからね。「表現活動(笑)から撤退していく」ことはないんで、そこんとこよろしく

xevra 語尾がですます統一されてなくて読んでて気持ち悪くなった。増田は文筆業向いてねーわ

気持ち悪くなってくれてなにより。お前はインターネット文章読むの向いてないよ。

https://twitter.com/taka_humo/status/1609916648844308481

ボクの知り合いのサークル大手でも何でもない所でもしっかり完売してたし別に大手から厳しい・厳しくないとかでないんじゃないかなあ(しかも1人は評論島)

そもそもコミケってあの場の空気を楽しむイベントであって〇部頒布出来たとかそういう話をする場では無いと思う

「あの場の空気を楽しむ」って、もし全然頒布できなかったら地獄みてえな空気になると思うんだけど、それを楽しめるのはいかれたマゾサイコ野郎だけやろがい!まったく手に取ってもらえなかったけど、コミケ空気が楽しめてよかったなあ、ってなるわけあるか!皆目見当違い!

空気を楽しむためにも手に取ってもらうためいろいろやったりするわけだし、コミケ自体が人たくさんいたほうが偶然性が高まって手に取ってもらいやすいでしょ。

https://twitter.com/gouranga_/status/1609835382912475138

扱う部数が大きい大手サークルの苦労心労は中小とは比較にならんよ。タイトルも含め全般的想像力が足りない

大手の苦労とここで書いてる「そもそも手に取ってもらえなくなってる」厳しさは別問題でしょ?でかいお金を動かすシビアから生じる問題の話をしているわけじゃない。それを関連づけちゃうのが豊かな想像力ってわけね。ファックユー!

まあタイトルはバズ狙いであれしたのは認めます。結果アテンション集めたからセーフ!

https://twitter.com/yellow_0918/status/1609889858520240128

バズろうとして滑り散らかした事をここに堂々と書ける精神も凄いし、隅から隅までキモ過ぎる文章の書き方や中身も含めて過去の栄光に縋ってるだけの老害にいつ気付けるんだろうという哀れみしか出てこない

既に400もブックマークついてんだから、「バズろうとして」るんじゃなくて現にバズってんだよタコ文体含めての芸だからね。それで狙い通りバズらせたわたくしの力量を素直に称賛なさいな。こんなことくらい誰でもできらあってんならやってみなせえ。「キモ過ぎる文章」に「哀れみ」を表明せずにはおられなかったお前が「キモ過ぎる」し「哀れ」。




その他、脊髄反射でろくに読みもせずコメントするやつわらわらで引くわ。本を読みなさいね

せっかくですし、わたくしからは蓮実重彦映画から解放小津安二郎麦秋』を見る』をおすすめしておきましょう。

予備校生向けの講演を書籍化した短いパンフレットですけど、わたしたちがいか映画を「みそこなっているか」がわかる、とっても啓蒙的な本です。

これ、文庫とかで気軽にアクセスできるようにしてくれ~

思った以上に拡散してしまいましたが、これはわたくしの出した本がコロナ前より手に取ってもらえなくて悲しいな~以上のことではないです。そして「厳しいと思う」のは気持ち問題以上のことではない。でもその気持ちこそがやっぱり大事なのだ。しょせん戯れにすることなのですから

適当に書き散らかしたやつが長年やってるはてなブログと比べてあまり簡単アテンション集めるのでビビるビビますはてなブックマーク、ほんといやなサービス

気に入らないやつらに全レスしたろうかと思ったけど正月休みの使い方としてあまり不毛なのでやめます。が、安全から石投げられんのも気に入らんので、適宜こちからボール投げ返すわね。

貼れるリンクの数に制限あるみたいだったんで、コメント返信続きは以下のエントリで。一部をこっちに移しました。

https://anond.hatelabo.jp/20230103130457

Twitterの@kondohiさんは追記部分をぜひ読んでくれな!お友達がいたら伝えてあげてくれ!

2022-11-19

文フリコミティアが近いか一次創作勢の宣伝TLなんすけど

本を出せるほどの分量を書けなければ金取れるほどのクオリティの自信もないので

から作った作品で胸張って同人誌出せる人がうらめし

2021-07-26

anond:20210726194913

文フリ短歌サークルの冊子を見てモヤモヤと感じてたが、スッキリした。ありがとう

個人的には57577ですらないのが増えてるのがキショい。それ、声に出して詠める?って思う。

2021-05-04

感想を喜べない一次創作小説書き

 一次創作小説を書いている。ジャンル説明しづらいが、主にファンタジーGL。たまに文フリなどに出す。部数は30くらいではけたりはけなかったり、弱小サークルであると言って差し支えないと思う。カクヨムなどに上げてもアクセス数は50程度。それでもたまには感想をもらったり、ファンですみたいな人が現れたりする。ありがたいことである

 ありがたいことなのは分かっている。

 しかし、感想というものの居心地の悪さ、あれはなんなのだろう。「素晴らしい文章で涙が出てしまいました、どうやったらこんなふうに書けるんですか?はあ……語彙力……」みたいな感想をもらうと、なんというか、たじろぐ。そんなに感動してくれてありがとうございます、でもこれそんなに感動するようなやつでしょうか?

 アマチュア文章を書いているひとを全員上手い順に並べることができたとして、先頭からかなり遠いのは自分でよく分かっている。かつ、一番後ろの方ですよと卑下できるほどプライドが低いわけでもない。その上で、上手くなくても良い作品というのはあるから、そういうふうに思ってもらえてるんだろう……と考えはするのだけど、その頭での理解感想への戸惑いは別で、「え、こんなに下手なのに?」「なんでプロじゃなくて私の文章を読むんだろう?」と思ってしまう。もっと精神調子が悪い時には「ろくな文章読んでないから私くらいで感動できるんじゃねえの?」まで行ってしまう。創作をしてる人から感想で、しかもその創作自分の好みじゃないと、「尊い……語彙力……とか言ってないでちゃんとやれば?」とか「この程度の人に褒められても嬉しくないな……」とか、全く口に出せない感じになる。

 全部の感想にそう思うわけじゃなくて、自分でもよく書けたなと思ったところを褒められれば嬉しいし、自分より上手い人に褒められるとやる気が出る。「この人はちゃんと読んでくれてるな」とわかる相手から的確な批判を受けると燃えるアクセス数は何度も見に行ってしまう。褒められたくないわけじゃなくて、相手を選んでるのだ。ばかだな。

 ツイッター女性文章書き界隈みたいなところでは「文字書きは感想もらえると泣いて喜んで創作意欲めっちゃ湧くからみんな軽率感想書いてこ!!」というような話がときどきバズる。それを見るたびに情けなくなる。なんで私は素直に喜べないんだろう。あまつさえ読者を馬鹿にするようなことまで考えちゃうんだろう。私も泣いて喜んでやる気を出して次を書くみたいなことしたかった。

オチはありません。

2020-08-17

予備試験を受けた感想

予備試験を受けたので感想を書く。

そもそも予備試験とは、法科大学院卒業しなくても司法試験を受ける資格を得られる試験である

毎年5月に行われるけどコロナ8月に延期になって、感染者数は増えてるし愛知県じゃ独自緊急事態宣言が出てるのに、テストは予定通り8/16に実施された。

できれば行きたくなかったけど勉強の成果は残しておきたいので、渋々行くことにした。今回で2度目。

自分試験地は東京流通センター文フリとかM3とかをやってるところである東京では全部で4つの試験地があって、ほかは全部大学キャンパスらしい。

開場時刻は8:45で、8:30くらいには到着したけど、それまでにはまあまあの人数が並んでおり、行列もそんなに間隔はあいてなかった。さすがにコロナやばいからなのか、わりかしみんな無言だった。

前回は会場に伊藤塾やら辰巳やらの人がパンフレットやらお菓子やらを配りまくってたんだけど、今回はスタディプラス?のひとが法科大学院宣伝パンフレットを配っているだけだった。ちょっとさみしい。他の試験地はどうか分からない。

いちおう検温はやってたけど、カメラ越しで一瞬ですごくスムーズだった。

開場は第一展示場と第二展示場に分かれているけど、もとがイベント会場だけあってまあまあ広い。自分第一展示場だったけど、部屋を4つに分けてて、一部屋あたり350人くらいだったとおもう。大学のでかい講義室よりはさらに広かった。

窓はないが、冷房ガンガン効いてて途中でお腹を壊した。たぶん換気もされてるんじゃなかろうか。

席は2メートルくらいの長机に二人がけで、前後の間隔は1メートルちょい、左右の間隔は2メートルは開けられていたと思う。

コロナを受けてか欠席している人もいて、ぱっと見数十人くらいは休んでたと思う。自分の隣の人も来てなかった。ふたりがけのテーブルにどっちも来てないところもあった。

トイレは男女関係なくすごい行列だった。係員のひとが駐車場のほうや他の階のトイレも使えますよってアナウンスしてたけど、あんま話聞いてないっぽかった。

係員のひとはマスクフェイスガードをしていた。

いちおう受験者にもコロナ特例でフェイスガードと手袋を使って良いことになっていたが、みんなマスクはしていたけどフェイスガードや手袋をしているひとは誰もいなかった。

さいわい(?)なことに自席の近くでゲホゲホしているひとはいなかったけど、遠くの方や他の部屋は知らない。単純計算で、合計2000-3000人くらいはきてたとおもう。

科目は全部で4科目で、毎回テスト開始前に係員が注意事項を読み上げるのだけれど、係員のおばちゃんの喋り方が微妙に高圧的でところどころでワードに圧をかけてしゃべってくるんだけど、あんなの学校先生でたまにいたなあとか思いながら説明を聞いてた。

テスト終了は17:30だけど、途中退出不可なので17:30まで待った。途中退出不可なのはおそらく不正防止なんだろう。これも不正対策なんだろうけど、試験室では休憩時間でも携帯電話電子機器が電源オフにしないといけない。

最後の科目が終わったら、コロナと混雑対策時間差で受験生は退出するようになっていたんだけど、退出待ちときでも携帯使えないから本当に無の時間だった。おばちゃん最後最後まで繰り返し「私がいいというまで携帯電話電子機器の電源は切ってください」と言っていた。

混雑がめんどくさそうなので近くを散策してやりすごしてゆっくり電車に乗って帰った。

総じていうと、いちおうソーシャルディスタンス対策を取ってるけど、ところどころに不満を感じる試験だった。

司法試験はクソ暑かったらしいので、冷房ガンガンに効いてるぶんまだ有情だけど。

っていう感想運営に送りたいんだけど、そういう窓口があるのかどうかさえわからない。

2020-02-13

anond:20200212223657

もののわかった作家「まあ本当に無能だとおもったらすぐに見限って自費出版してコミティア文フリに出るから気にしなくていいよ」

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