はてなキーワード: 水晶とは
ChatGPTさんは「3.579MHzの水晶を使うと3.579MHzのCWが出る」と回答してくれましたが、周波数は水晶発振子によって固定されるということですか?
そうだとしたらとても不便に思えました
結論から言うと、水晶発振子は基本的に「決まった周波数でしか振動しない」 ため、1つの水晶で周波数を自由に変更することはできません。
しかし、これには「確かに不便だが、その分メリットがある」という理由があります。
また、実際の電子回路では、複数の方法で周波数を変更することが可能 です!
水晶発振子(Quartz Crystal)は、「水晶が特定の周波数で機械的に振動する性質」を利用した部品 です。
水晶は 「特定の周波数でしか共振しない」 ため、基本的にはその周波数でしか動作しません。
水晶は 電圧を加えると「決まった周波数」で振動する 物質(ピエゾ効果)。
3.579MHzの水晶なら、必ず3.579MHzで振動する。
2. なんでそんな不便なものを使うの?
確かに、「1つの水晶でいろんな周波数を作れない」のは不便ですが、その代わりに 水晶発振子には非常に大きなメリット があります。
めちゃくちゃ正確! 周波数のズレ(誤差)がほとんどない。(温度変化などで若干ズレるが、通常±0.001%以下)電子時計や通信機器で、正確な時間・周波数を作るために必須!
安定してる! 一度発振すれば、周波数がブレたり、勝手に変わったりしない。無線通信やラジオ放送では、周波数がズレると通信不能になるため、安定性が重要。
ノイズに強い! 発振がクリーンで、余計な雑音(ノイズ)が少ない ので、無線通信に適している。
📌 もし水晶発振子がなかったら…
発振回路が周波数を正しく維持できず、無線通信が不安定になる。
→ だから、「周波数固定」というデメリットよりも、正確で安定した発振ができるメリットの方が大きい!
3. それでも周波数を変えたい!どうする?
「1つの水晶で周波数を変えられない」のは不便ですが、電子回路では いろんな方法で周波数を変更することが可能 です!
例えば、無線機では「3.579MHzの水晶」「10MHzの水晶」などを複数搭載し、切り替えることで周波数を変更できる。
例:水晶切り替え回路
(スイッチ) [ 3.579MHz ] ←─→ [ 10.000MHz ]
無線機やトランシーバーの「周波数チャンネル切り替え」に使われる方法。
水晶発振子に「可変コンデンサ」を並列に入れると、発振周波数を少しだけ調整できる!
ただし、大きく変えることはできず、せいぜい±100Hz~1000Hzくらい。
📌 可変コンデンサを使った微調整
[水晶発振子] ──── [可変コンデンサ] → 周波数が微妙に変わる
PLL(Phase-Locked Loop)という回路を使えば、水晶の周波数を自由に変更できる!
「基準となる水晶発振子」+「周波数を変えられる発振器」 を組み合わせることで、さまざまな周波数を作り出せる。
[ 10MHzの水晶発振子 ] → [ PLL回路 ] → [ 9MHz / 10MHz / 11MHz などを出力 ]
スマホやWi-Fi、FMラジオなどの通信機器は、ほぼ100% PLLを使っている!
✅ 方法④:DDS(ダイレクト・デジタル・シンセサイザ)を使う
DDS(Direct Digital Synthesizer)という技術を使うと、もっと自由に周波数を変えられる!
デジタル信号処理を利用して、好きな周波数の信号を作り出せる。
[ 10MHzの水晶発振子 ] → [ DDS ] → [ 1Hz~10MHzのCWを自由に生成! ]
最新の無線機は、PLL + DDSを組み合わせて周波数を自由に変えている!
4. まとめ
✅ 水晶発振子は「決まった周波数でしか発振しない」ため、1つの水晶で自由に周波数を変えることはできない。
✅ しかし、その代わりに「超正確」「超安定」「ノイズが少ない」という大きなメリットがある。
Q1(NPNトランジスタ, 増幅素子)の役割がちょっとわからないです、もっと高卒おじさんにも分かるように解説してください
Q1(NPNトランジスタ)は、CW発信器の「心臓部分」 です。
ここでは、トランジスタが具体的に何をしているのか?なぜ必要なのか? を、
水道の蛇口の例え を使って、なるべくわかりやすく説明します!
トランジスタ(Q1)は、「スイッチ」や「増幅器」として働く電子部品 です。
CW発信回路では、「発振を助ける」 という重要な役割を持っています。
(1) 小さな電流を流す → 大きな電流を流せるようになる(電流を増幅)
(2) ONにすると電気が流れる → OFFにすると止まる(スイッチ)
トランジスタは 「蛇口のコック」 のように、流れる電流をコントロールしています。
小さな電流(ベース電流)があると、大きな電流(コレクタ電流)を流せるようになります。
CW発信器では、Q1(トランジスタ)は「発振回路の増幅」と「発振の継続」 を担っています。
(2) Q1(トランジスタ)がそれを増幅
(3) 増幅された電流が再び水晶発振子に戻る(発振が継続する)
3. 例え話で理解する!
トランジスタを 「水道の蛇口」 に例えると、CW発信回路の動作が分かりやすくなります。
蛇口なし → 水がチョロチョロしか出ない(信号が弱すぎて使えない)
そのままだと、CWとして使うには弱すぎる。
蛇口を少し開く(ベース電流) → 水が勢いよく流れる(コレクタ電流)
トランジスタがあることで、水晶発振子の弱い振動(小電流)を増幅できる。
📌 CW発信器での働き
(2) Q1(トランジスタ)がその振動を増幅(電流を強くする)
つまり、トランジスタがないと、CWが小さすぎて送信できない! ということです。
(1) 発振回路の「発振を助ける」
水晶発振子が少し振動すると、Q1がそれを増幅し、回路全体で振動が続くようにする。
📌 発振の仕組み
水晶発振子(小さい振動) → Q1が増幅 → 水晶発振子に戻る → 繰り返し
(2) 出力信号を強くする(増幅)
発振したCW信号は、そのままだと小さすぎるため、Q1で増幅する。
これにより、後段の増幅回路やアンテナへ送る準備が整う。
📌 信号増幅の流れ
5. まとめ
✅ Q1(トランジスタ)は、CW発信回路の「蛇口」のような役割をする!
CW(Continuous Wave, 連続波)は、無線通信やモールス符号送信などで使われる基本的な波形です。
ここでは、CWを発生させるための基本的な回路図と、その仕組みについて詳しく解説します。
CWを生成するためには、安定した周波数の正弦波を発生させる発振回路 が必要です。
一般的に、水晶発振子(Quartz Crystal)を用いた回路が使われます。
+Vcc (電源, 例: +5V, +12V) │ R1 (抵抗, ベース電流制限) │ ├──────┬─────────── │ │ │ C1 (コンデンサ, 交流成分を安定化) │ │ Q1(NPNトランジスタ, 増幅素子) │ │ │ C2 (コンデンサ, 発振を安定化) │ │ 水晶発振子(Quartz Crystal, 周波数決定素子) │ GND (グラウンド, 電流の基準点)
(1) +Vcc(電源)
回路に電力を供給する端子 で、+5V や +12V などの直流電源 を使用します。
CW発信回路が動作するためには、トランジスタに電流を流す必要があります。
「Vcc」は「Voltage at Collector(コレクタの電圧)」の略 で、特にトランジスタ回路で使われます。
📌 +Vcc の例
+Vcc = 5V → マイコン回路(Arduino, ESP32 など) +Vcc = 12V → 無線送信機やラジオ回路
トランジスタ(Q1)が動作するためには、ベース(B)に適切な電流が必要ですが、そのまま流すと過剰な電流が流れてしまい、故障の原因になります。
そのため、R1を挿入し、適切な電流(通常 1kΩ ~ 10kΩ の範囲)を供給します。
R1 がない → トランジスタに電流が流れすぎる → 過熱・故障のリスク R1 がある → 適切な電流制御 → 安定した動作
(3) Q1(NPNトランジスタ, 増幅素子)
トランジスタは、小さな信号を増幅する素子 であり、CW発信回路の中心的な役割を担います。
水晶発振子の共振を利用して、安定した高周波CWを生成する ために使われます。
発振回路としては、コルピッツ発振回路やハートレー発振回路 などの方式が使われます。
📌 Q1の働き
入力:微弱な振動 ↓ Q1(トランジスタ)で増幅 ↓ 出力:安定したCW(連続波)
水晶の物理的な振動を利用して、非常に正確な周波数の電波を作り出します。
例えば、3.579MHzの水晶を使うと3.579MHzのCWが出る ようになります。
📌 水晶発振子の働き
水晶発振子 = 周波数を決定する「音叉」のようなもの→ 一定の周波数で振動し、安定したCWを生成
C1, C2 は、交流成分の平滑化やフィードバックを補助するために使われる。
📌 C1, C2の働き
C2:発振周波数を微調整
適切な容量のC1, C2を選ぶことで、発振が安定する。
すべての電子部品は「+Vcc」から「GND」に向かって電流が流れるので、GNDがないと回路が動作しない。
📌 GNDがないとどうなる?
+Vcc → R1 → Q1(トランジスタ) → ??? (電流が流れない!)
GNDがないと、電流の流れが閉じないため、回路は動作しない。
📌 CW発信器の応用
CW信号を生成し、モールス符号キー(電鍵)を使ってON/OFFすることで、CW電信(モールス通信)が可能になる。
CW発振器 → 増幅 → 電鍵(ON/OFF) → アンテナ
これを短点(・)や長点(-)として送信。
CW信号を作り、それを振幅変調(AM)することで音声送信が可能。
📌 回路の仕組み
CW発振器 → 変調回路(AM変調) → 増幅 → アンテナ
📌 まとめ
✅ CW(連続波)を作るには「水晶発振器」を使うのが一般的。
✅ トランジスタ回路(Q1)でCWを増幅し、安定した信号を作る。
✅ R1(抵抗)でベース電流を制限し、トランジスタの動作を安定させる。
✅ C1, C2(コンデンサ)は発振を安定させる役割を持つ。
おっしゃる通り、送信者と受信者が正しく通信するためには「時間の同期」が非常に重要 です。
しかし、19世紀の頃は現代のような精密な電子時計やGPS時計がなかった ため、時間を合わせること自体が大きな課題でした。
では、当時の電信や無線通信ではどのように時間の同期を取っていたのでしょうか?
以下、19世紀の通信技術における「時間の同期」の問題と、その解決策 を解説します。
通信では、送信者と受信者が「いつ信号を送るのか、いつ受信するのか」を一致させる必要があるため、時間の同期が不可欠です。
時間を決めて送信する場合(例: スケジュール化された電信・無線通信)
周波数ホッピング方式のように、時間ごとに動的に周波数を変える場合
19世紀当初、各都市の標準時刻は、天文台で太陽の位置を測定することで決められていた。
天文学者が観測した時刻を、正確な時計(クロノメーター)で保持し、それを基準に各地の時計を合わせる。
イギリスでは、グリニッジ天文台の時計を基準にし、そこから鉄道駅や政府機関に正しい時刻を配布していた。
主要な都市には「標準時信号」が送られ、これを基準に各地の時計を合わせた。
鉄道会社や政府機関は、毎日決まった時間に「標準時」のモールス符号を受信し、それに基づいて時計を修正した。
電信が普及する前、または電信を補助する手段として、港町などで使われた方法。
毎日決まった時間に、大きな「時報ボール」を塔の上で落とし、目視で時計を合わせる。
港の塔にある大きなボールが定刻に落とされる。
アメリカ・ニューヨーク(タイムズスクエアの「ニューイヤーボール」はこの名残)
長距離通信では、電信信号が送られるのに時間がかかるため、送受信のタイミングを意識した設計が必要だった。
例えば、アメリカの大陸横断電信(1861年)では、**「この信号を受けたら○秒後に次の中継局へ送信」**というルールが定められていた。
19世紀末から無線電信(マルコーニなど)が発展すると、無線通信でも時間の同期が重要になった。
特に、複数の局が同じ周波数を使わないように、送信スケジュールが決められた。
各無線局が「この時間帯はこの局が使う」と決められていた(固定割り当て方式)。
国際通信では、標準時を基準に運用(例: 「毎時00分~05分はこの周波数を使用」)。
(1) 「標準時」の制定
19世紀後半になると、鉄道網の発展により、各地で異なる時刻を使うと混乱が生じるようになった。
そこで、「標準時制度(Time Zone)」が制定され、各国の電信・鉄道・通信がそれに基づいて動くようになった。
📌 標準時の例
1884年:「国際子午線会議」でグリニッジ標準時(GMT)が採用。
20世紀初頭、水晶時計(クォーツ時計)の登場により、より正確な時間管理が可能になった。
さらに、無線電波を使って時刻を同期する「電波時計」が登場し、送受信のタイミングを正確に合わせることができるようになった。
4. まとめ
✅ 19世紀の通信では、送信者と受信者が時間を合わせることが非常に重要だった。
✅ 天文観測による時刻測定と、精密時計(クロノメーター)での時間保持が基本だった。
✅ 電信の発展により、「時報電信」が各都市に送られ、鉄道や商業活動で活用された。
✅ 「時報ボール」という物理的な目印で時間を知らせる方法も使われた。
✅ 長距離通信では、リレー方式を使い、時間差を考慮して送受信を調整した。
✅ 無線通信の発展により、標準時制度が整備され、時間同期の精度が向上した。
✅ 20世紀には水晶時計・電波時計が登場し、より正確な同期が可能になった。
水晶時計・電波時計が登場する前の時間の誤差はどのくらいあったのか?
水晶時計や電波時計が登場する以前、19世紀~20世紀初頭の時計の精度は、使用する時計の種類や管理方法によって大きく異なりました。
一般的に、秒単位の精度は確保できず、日単位で数秒~数分の誤差が発生することが普通 でした。
ここでは、当時の時計の種類ごとにどの程度の誤差が生じたのかを詳しく解説します。
1. 当時の時計の種類と精度
誤差: 1日あたり±0.1秒~1秒
振り子時計の中でも特に精度の高いもので、気圧・温度変化による影響を最小限にする工夫がされていた。
📌 使用例
誤差: 1日あたり±1秒~5秒
主に鉄道・軍事・科学実験などで使用され、当時としては非常に精度の高い時計
温度変化による膨張・収縮の影響を防ぐため、金属合金で作られた「格子振り子」などの工夫が施された。
📌 使用例
電信局の時刻同期
誤差: 1日あたり±2秒~10秒
航海中の船では、「正確な時刻」を知ることが経度測定に不可欠 だったため、高精度の「海洋クロノメーター」が使われた。
船の揺れに影響されないよう、振り子ではなくヒゲゼンマイ式の時計が使用された。
📌 問題点
船上の温度変化により、時間の進みが速くなったり遅くなったりすることがあった。
船員は毎日決まった時間に天測(太陽や星の観測)を行い、誤差を補正する必要があった。
📌 使用例
誤差: 1日あたり±5秒~30秒
19世紀後半、鉄道が発展すると、各駅の時計を同期する必要が出てきた。
「駅の時刻表示」や「運転士・駅員の携帯時計」は、1日に数秒~数十秒の誤差があった ため、定期的に修正された。
📌 問題点
駅ごとに時刻が異なることがあり、誤差が大きいと列車事故の原因になった。
「時報電信」を利用して、毎日決まった時間に時計を修正 することで対応。
📌 使用例
誤差: 1日あたり±30秒~2分
個人が持ち歩く時計(懐中時計、後の腕時計)は、気温や振動の影響を受けやすく、精度が安定しなかった。
📌 問題点
都市ごとに時刻がバラバラだったため、時計の時間が違うことで、約束の時間に遅れることもあった。
📌 対応策
町の時計屋で「正確な時刻」を定期的に修正するサービスがあった。
当時の時計は1日あたり数秒~数分の誤差が出るため、定期的に「正確な時刻」に修正する作業が必要だった。
各国の天文台が観測した「正しい時刻」を、政府機関や電信局が管理。
水晶玉占いとかタロットカード占いとかは統計関係ないだろうし、
手相や星占いは統計だっていうけど、いつのどんな時代の統計だよって思うとなんか途端に怪しげな感じがしてくる。
とはいえ人間の行動はだいたい似通ってくるってことを考えると、「こうすれば大体こうなる」程度の統計っていうかマーケティングっていうかそういうものはまあそうなる可能性が高いっていうのはあながち間違ってもない。
あるいはそう信じてる人が多いからこそそうなるっていう社会現象みたいなものが存在することも理解できる。
優秀な占い師っていうのは実は、まあカウンセラーに比べたら独善的な部分も結構ありそうな気もするけど、案外カウンセラーと同じようなことをしてるんじゃあないかと思ってる。
カウンセラーは「こうしなさい」みたいなことはできないけど、自分でもうどうしていいかわかんなくて、でもとにかく動き出さないとならない時に運任せみたいに決めてもらっちゃいたい時に頼るのが占い師なのかなって。
Copilotに投げてみた
婚活サイトで知り合った人と初めて会うことになったんだけど、最初の5分で「これヤバい」と思った。待ち合わせのカフェに行ったら、彼女がすでにテーブルに着いていて、おもむろにお守りと水晶を並べ始めたんだ。なんだろうって思ってたら、「私、霊感が強いの」と真顔で言われて、一瞬言葉が出なかった。その後も会話が進むたびに、私のオーラがどうのとか、前世の話とか、まるでオカルトのオンパレード。挙げ句の果てには、私に合うパワーストーンを選んでくれるとか言い出して、さすがに引いてしまった。普通の会話すらまともにできなくて、最後は「急用ができた」と嘘をついて逃げるようにカフェを後にした。これが婚活の現実かと、ちょっと心が折れかけた瞬間だったよ。それにしても、次はもう少し普通の人に出会えることを願うばかりだね。
で、多くのブクマカを「何言ってんだこの人……」と困惑させている田房(たぶさ)永子さん。
[B! 自動車] 45歳の漫画家が運転免許を取って初めてわかった「保護者の集まりで誰とも話さず立っている父親たちの境地」 車の運転をして「男性の目線で見える世界」が見えた気がした
この方は、結構昔から論の飛躍と雑な一般化がすさまじく、「何言ってんだこの人……」という感じなので、検索して思い出せたものをいくつか。
どぶろっくと痴漢の関係 by |LOVE PIECE CLUB(ラブピースクラブ)
「膜」では「なぜ痴漢は痴漢をするのか」を説明できない - 最終防衛ライン3
この中での
という指摘は、今見ればもしかしてだけど田房さんの本質を捉えていたのかも。
後に田房さん自身、アンガーマネジメントができず、夫へのDV常習者であったことを告白しているのだけど、
それって、田房さんが「思ったこと(夫をぶっ叩きたいと思ったこと)」と、「実行・実現すること(夫をぶっ叩くこと)」の間に境界線がなかったこと、加害行為でも躊躇なく実行していることと、リンクしているのかな、と。
とあるイラストレーターが、旅先で女子中高生を観察してイラストに起こし、性的視線(「美人」とか「えっちな体型」とか「むちむち」とか)を感じさせる文章とともに旧twitterにアップしたり、クラクションを鳴らしてこちらへ注目させたりして炎上、という話題を受けてのエントリ。
女子中高生に固執する成人男性たち by |LOVE PIECE CLUB(ラブピースクラブ)
田房さんらしい飛躍&「自分の妄想は現実である」という前提に立っての論の組み立て&大げささはありつつも、イラストレーターを非難する本筋自体はまあ、悪くない。
が、田房さんが以前に書いていたコラムとセットになると、なかなか面白いことに。
神輿男のケツ by |LOVE PIECE CLUB(ラブピースクラブ)
※メインのエピソード自体は、田房さんの性的視線がよく分かって、結構好き。嫌みではなく。
「明らかに自分の中の中年細胞が活性化している事実」って何すか。自分の劣情を中年全体のものとして敷衍しないでほしい。田房さんは田房さん、「他の中年」は「他の中年」であって、同じではないのだから。
その上、これ。
「神輿男のケツ」
「女の人の体は美しいじゃないですか。美しいものを見て感動するって、人間として豊かなことでしょう」とか言うオッサンに限って平然とギンギンに勃起してる傾向ある度★★★★★
「酸いも甘いも知りつくし」た中年は、エロを超越して「美」として認識する、なんてこと言う人まったく信用できない度★★★★★
「女向け商品度★★★☆☆(個人的に)」は、その意味合いもひどいが、文章もひどい。「私向け商品度」でいい。「こじらせた中年女性向け商品度」なら、自虐としてぎり許容範囲か、アウトかの境かな。
「私」と「女」を同一視し、雑に一般化したがる手癖のせいで、「女向け」と言っておいて、「個人的に」という妙な注釈がつき、結果、「神輿男のケツは、個人的には女(全体)向け商品だと思うよ」と主張してしまっている。
2番目の項目もひどい。
つまり「もったいないから見ておく」という感じだった。それは、その人と性的な縁はないだろうから、せめてその人の性的な部分(生ケツ)と少しでも関わりを持っておきたい、という、人間として“卑しいランキング”かなり上位の動作だった。その映像(若いケツ)を目で盗む、短時間で自分の水晶体に写し込む、に近い。
と、自虐的に落としていたのに、ここでは「おっさん」に転嫁している。劣情を催していたのは、twitterでメッセージを送ってきた男性ではなく、あくまで田房さんやん。
[B! 結婚] 同じ40代で「昭和な夫」と「令和な夫」がいるのはなぜなのか(田房 永子)
htnmikiさんのコメントが全てかと。まあ、そういうネタを拾って文章か漫画で語ってお金をもらうのが、今の田房さんのお仕事なので、しょうがないといえば、しょうがないのだけれど。
[B! 教育] 中2で「初めてのセックスはどんな状況か」を考えさせる…日本と全然違うカナダの性教育 最初に「相手とのコミュニケーションの一環である」ことを学ぶ
だったら生きている意味も価値もないと死ぬしかないと考えるのは早計だろう。
失明した後の話は実際に書いている人もいるのでその時に参考にすればいい。
じゃあ失明する前の話になるが、事故で突然の失明に至ることもあるだろう。
たとえば交通事故、労災事故、傷害事故による突然の失明もあるが、これは予防策は難しい。
病気や加齢に伴う緑内障、白内障は何とか進行を遅らせることはできる。
緑内障は視神経が高血圧などによって血流が悪く視神経が死滅して徐々に見えづらくなっていくもの。
例えると、デジタルカメラの光センサが徐々に劣化して反応しづらくなるようなもの。
これは毎月、眼科医にいって眼圧検査、視力検査をして、数か月ごとに視野検査(見える範囲)をやる。
それから眼圧を下げる目薬をして進行を遅らせるくらいしかない。
白内障は水晶体(レンズ)が白く濁って見づらくなるもの。これは濁りを取ったり、水晶体(レンズ)を
交換する手術でなんとかなる。
ここで、緑内障は光センサに相当する視神経が死滅してしまうもので、これは交換も再生も利かない。
目もそうだけど、歯も大事にしないといけない。体というものは100歳くらいにはほぼ人が死んで
「あの女は君にほれているのか」
二人のあとから続々聴講生が出てくる。三四郎はやむをえず無言のまま梯子段を降りて横手の玄関から、図書館わきの空地へ出て、はじめて与次郎を顧みた。
「よくわからない」
「そういうこともある。しかしよくわかったとして、君、あの女の夫になれるか」
三四郎はいまだかつてこの問題を考えたことがなかった。美禰子に愛せられるという事実そのものが、彼女の夫たる唯一の資格のような気がしていた。言われてみると、なるほど疑問である。三四郎は首を傾けた。
「野々宮さんならなれる」と与次郎が言った。
「野々宮さんと、あの人とは何か今までに関係があるのか」
「知らん」と言った。三四郎は黙っている。
「また野々宮さんの所へ行って、お談義を聞いてこい」と言いすてて、相手は池の方へ行きかけた。三四郎は愚劣の看板のごとく突っ立った。与次郎は五、六歩行ったが、また笑いながら帰ってきた。
「君、いっそ、よし子さんをもらわないか」と言いながら、三四郎を引っ張って、池の方へ連れて行った。歩きながら、あれならいい、あれならいいと、二度ほど繰り返した。そのうちまたベルが鳴った。
三四郎はその夕方野々宮さんの所へ出かけたが、時間がまだすこし早すぎるので、散歩かたがた四丁目まで来て、シャツを買いに大きな唐物屋へはいった。小僧が奥からいろいろ持ってきたのをなでてみたり、広げてみたりして、容易に買わない。わけもなく鷹揚にかまえていると、偶然美禰子とよし子が連れ立って香水を買いに来た。あらと言って挨拶をしたあとで、美禰子が、
「せんだってはありがとう」と礼を述べた。三四郎にはこのお礼の意味が明らかにわかった。美禰子から金を借りたあくる日もう一ぺん訪問して余分をすぐに返すべきところを、ひとまず見合わせた代りに、二日ばかり待って、三四郎は丁寧な礼状を美禰子に送った。
手紙の文句は、書いた人の、書いた当時の気分をすなおに表わしたものではあるが、むろん書きすぎている。三四郎はできるだけの言葉を層々と排列して感謝の意を熱烈にいたした。普通の者から見ればほとんど借金の礼状とは思われないくらいに、湯気の立ったものである。しかし感謝以外には、なんにも書いてない。それだから、自然の勢い、感謝が感謝以上になったのでもある。三四郎はこの手紙をポストに入れる時、時を移さぬ美禰子の返事を予期していた。ところがせっかくの封書はただ行ったままである。それから美禰子に会う機会はきょうまでなかった。三四郎はこの微弱なる「このあいだはありがとう」という反響に対して、はっきりした返事をする勇気も出なかった。大きなシャツを両手で目のさきへ広げてながめながら、よし子がいるからああ冷淡なんだろうかと考えた。それからこのシャツもこの女の金で買うんだなと考えた。小僧はどれになさいますと催促した。
二人の女は笑いながらそばへ来て、いっしょにシャツを見てくれた。しまいに、よし子が「これになさい」と言った。三四郎はそれにした。今度は三四郎のほうが香水の相談を受けた。いっこうわからない。ヘリオトロープと書いてある罎を持って、いいかげんに、これはどうですと言うと、美禰子が、「それにしましょう」とすぐ決めた。三四郎は気の毒なくらいであった。
表へ出て別れようとすると、女のほうが互いにお辞儀を始めた。よし子が「じゃ行ってきてよ」と言うと、美禰子が、「お早く……」と言っている。聞いてみて、妹が兄の下宿へ行くところだということがわかった。三四郎はまたきれいな女と二人連で追分の方へ歩くべき宵となった。日はまだまったく落ちていない。
三四郎はよし子といっしょに歩くよりは、よし子といっしょに野々宮の下宿で落ち合わねばならぬ機会をいささか迷惑に感じた。いっそのこと今夜は家へ帰って、また出直そうかと考えた。しかし、与次郎のいわゆるお談義を聞くには、よし子がそばにいてくれるほうが便利かもしれない。まさか人の前で、母から、こういう依頼があったと、遠慮なしの注意を与えるわけはなかろう。ことによると、ただ金を受け取るだけで済むかもわからない。――三四郎は腹の中で、ちょっとずるい決心をした。
「ぼくも野々宮さんの所へ行くところです」
「そう、お遊びに?」
「いえ、すこし用があるんです。あなたは遊びですか」
「いいえ、私も御用なの」
両方が同じようなことを聞いて、同じような答を得た。しかし両方とも迷惑を感じている気色がさらにない。三四郎は念のため、じゃまじゃないかと尋ねてみた。ちっともじゃまにはならないそうである。女は言葉でじゃまを否定したばかりではない。顔ではむしろなぜそんなことを質問するかと驚いている。三四郎は店先のガスの光で、女の黒い目の中に、その驚きを認めたと思った。事実としては、ただ大きく黒く見えたばかりである。
「どうして御存じ」
三四郎は返答に窮した。女は頓着なく、すぐ、こう言った。
「いくら兄さんにそう言っても、ただ買ってやる、買ってやると言うばかりで、ちっとも買ってくれなかったんですの」
三四郎は腹の中で、野々宮よりも広田よりも、むしろ与次郎を非難した。
二人は追分の通りを細い路地に折れた。折れると中に家がたくさんある。暗い道を戸ごとの軒燈が照らしている。その軒燈の一つの前にとまった。野々宮はこの奥にいる。
三四郎の下宿とはほとんど一丁ほどの距離である。野々宮がここへ移ってから、三四郎は二、三度訪問したことがある。野々宮の部屋は広い廊下を突き当って、二段ばかりまっすぐに上がると、左手に離れた二間である。南向きによその広い庭をほとんど椽の下に控えて、昼も夜も至極静かである。この離れ座敷に立てこもった野々宮さんを見た時、なるほど家を畳んで下宿をするのも悪い思いつきではなかったと、はじめて来た時から、感心したくらい、居心地のいい所である。その時野々宮さんは廊下へ下りて、下から自分の部屋の軒を見上げて、ちょっと見たまえ、藁葺だと言った。なるほど珍しく屋根に瓦を置いてなかった。
きょうは夜だから、屋根はむろん見えないが、部屋の中には電燈がついている。三四郎は電燈を見るやいなや藁葺を思い出した。そうしておかしくなった。
「妙なお客が落ち合ったな。入口で会ったのか」と野々宮さんが妹に聞いている。妹はしからざるむねを説明している。ついでに三四郎のようなシャツを買ったらよかろうと助言している。それから、このあいだのバイオリンは和製で音が悪くっていけない。買うのをこれまで延期したのだから、もうすこし良いのと買いかえてくれと頼んでいる。せめて美禰子さんくらいのなら我慢すると言っている。そのほか似たりよったりの駄々をしきりにこねている。野々宮さんはべつだんこわい顔もせず、といって、優しい言葉もかけず、ただそうかそうかと聞いている。
三四郎はこのあいだなんにも言わずにいた。よし子は愚な事ばかり述べる。かつ少しも遠慮をしない。それがばかとも思えなければ、わがままとも受け取れない。兄との応待をそばにいて聞いていると、広い日あたりのいい畑へ出たような心持ちがする。三四郎は来たるべきお談義の事をまるで忘れてしまった。その時突然驚かされた。
「そうか」
「うれしいでしょう。うれしくなくって?」
野々宮さんはかゆいような顔をした。そうして、三四郎の方を向いた。
「ぼくの妹はばかですね」と言った。三四郎はしかたなしに、ただ笑っていた。
「ばかじゃないわ。ねえ、小川さん」
三四郎はまた笑っていた。腹の中ではもう笑うのがいやになった。
「美禰子さんがね、兄さんに文芸協会の演芸会に連れて行ってちょうだいって」
「里見さんといっしょに行ったらよかろう」
「御用があるんですって」
「お前も行くのか」
「むろんだわ」
野々宮さんは行くとも行かないとも答えなかった。また三四郎の方を向いて、今夜妹を呼んだのは、まじめの用があるんだのに、あんなのん気ばかり言っていて困ると話した。聞いてみると、学者だけあって、存外淡泊である。よし子に縁談の口がある。国へそう言ってやったら、両親も異存はないと返事をしてきた。それについて本人の意見をよく確かめる必要が起こったのだと言う。三四郎はただ結構ですと答えて、なるべく早く自分のほうを片づけて帰ろうとした。そこで、
「母からあなたにごめんどうを願ったそうで」と切り出した。野々宮さんは、
「なに、大してめんどうでもありませんがね」とすぐに机の引出しから、預かったものを出して、三四郎に渡した。
「おっかさんが心配して、長い手紙を書いてよこしましたよ。三四郎は余儀ない事情で月々の学資を友だちに貸したと言うが、いくら友だちだって、そうむやみに金を借りるものじゃあるまいし、よし借りたって返すはずだろうって。いなかの者は正直だから、そう思うのもむりはない。それからね、三四郎が貸すにしても、あまり貸し方が大げさだ。親から月々学資を送ってもらう身分でいながら、一度に二十円の三十円のと、人に用立てるなんて、いかにも無分別だとあるんですがね――なんだかぼくに責任があるように書いてあるから困る。……」
野々宮さんは三四郎を見て、にやにや笑っている。三四郎はまじめに、「お気の毒です」と言ったばかりである。野々宮さんは、若い者を、極めつけるつもりで言ったんでないとみえて、少し調子を変えた。
「なに、心配することはありませんよ。なんでもない事なんだから。ただおっかさんは、いなかの相場で、金の価値をつけるから、三十円がたいへん重くなるんだね。なんでも三十円あると、四人の家族が半年食っていけると書いてあったが、そんなものかな、君」と聞いた。よし子は大きな声を出して笑った。三四郎にもばかげているところがすこぶるおかしいんだが、母の言条が、まったく事実を離れた作り話でないのだから、そこに気がついた時には、なるほど軽率な事をして悪かったと少しく後悔した。
「そうすると、月に五円のわりだから、一人前一円二十五銭にあたる。それを三十日に割りつけると、四銭ばかりだが――いくらいなかでも少し安すぎるようだな」と野々宮さんが計算を立てた。
「何を食べたら、そのくらいで生きていられるでしょう」とよし子がまじめに聞きだした。三四郎も後悔する暇がなくなって、自分の知っているいなか生活のありさまをいろいろ話して聞かした。そのなかには宮籠りという慣例もあった。三四郎の家では、年に一度ずつ村全体へ十円寄付することになっている。その時には六十戸から一人ずつ出て、その六十人が、仕事を休んで、村のお宮へ寄って、朝から晩まで、酒を飲みつづけに飲んで、ごちそうを食いつづけに食うんだという。
「それで十円」とよし子が驚いていた。お談義はこれでどこかへいったらしい。それから少し雑談をして一段落ついた時に、野々宮さんがあらためて、こう言った。
「なにしろ、おっかさんのほうではね。ぼくが一応事情を調べて、不都合がないと認めたら、金を渡してくれろ。そうしてめんどうでもその事情を知らせてもらいたいというんだが、金は事情もなんにも聞かないうちに、もう渡してしまったしと、――どうするかね。君たしかに佐々木に貸したんですね」
三四郎は美禰子からもれて、よし子に伝わって、それが野々宮さんに知れているんだと判じた。しかしその金が巡り巡ってバイオリンに変形したものとは、兄妹とも気がつかないから一種妙な感じがした。ただ「そうです」と答えておいた。
「ええ」
よし子はまた大きな声を出して笑った。
「じゃ、いいかげんにおっかさんの所へそう言ってあげよう。しかし今度から、そんな金はもう貸さないことにしたらいいでしょう」
三四郎は貸さないことにするむねを答えて、挨拶をして、立ちかけると、よし子も、もう帰ろうと言い出した。
「さっきの話をしなくっちゃ」と兄が注意した。
「よくってよ」と妹が拒絶した。
「よくはないよ」
「よくってよ。知らないわ」
兄は妹の顔を見て黙っている。妹は、またこう言った。
「だってしかたがないじゃ、ありませんか。知りもしない人の所へ、行くか行かないかって、聞いたって。好きでもきらいでもないんだから、なんにも言いようはありゃしないわ。だから知らないわ」
三四郎は知らないわの本意をようやく会得した。兄妹をそのままにして急いで表へ出た。
人の通らない軒燈ばかり明らかな路地を抜けて表へ出ると、風が吹く。北へ向き直ると、まともに顔へ当る。時を切って、自分の下宿の方から吹いてくる。その時三四郎は考えた。この風の中を、野々宮さんは、妹を送って里見まで連れていってやるだろう。
下宿の二階へ上って、自分の部屋へはいって、すわってみると、やっぱり風の音がする。三四郎はこういう風の音を聞くたびに、運命という字を思い出す。ごうと鳴ってくるたびにすくみたくなる。自分ながらけっして強い男とは思っていない。考えると、上京以来自分の運命はたいがい与次郎のためにこしらえられている。しかも多少の程度において、和気靄然たる翻弄を受けるようにこしらえられている。与次郎は愛すべき悪戯者である。向後もこの愛すべき悪戯者のために、自分の運命を握られていそうに思う。風がしきりに吹く。たしかに与次郎以上の風である。
三四郎は母から来た三十円を枕元へ置いて寝た。この三十円も運命の翻弄が生んだものである。この三十円がこれからさきどんな働きをするか、まるでわからない。自分はこれを美禰子に返しに行く。美禰子がこれを受け取る時に、また一煽り来るにきまっている。三四郎はなるべく大きく来ればいいと思った。
こういうことで弱者男性叩きとかしたがるのは、むしろ新潮のカス右翼だったりするけどね。
荘野頼子みたいな最低最悪な弱者男性差別の糞フェミババアを暴れさせてたのが新潮。
水晶なんたらとかいう、男尊女卑に抗議してるとかいういつもの体で、ホームレス問題とか自殺者は男性の方が多いこととか、生きづらいのも弱い立場の男の方が酷いってことも無視して、逆にしたら都合が良い部分だけ逆にしてワガママ描いただけの小説とか本当に酷いよ。
その男尊女卑で得をしてるのは権力者の男だけなのに、その権力者男は叩かず、むしろ新潮みたいな最悪なところに媚びへつらってるくせに、弱い立場の男ばっか叩く。