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2025-01-23

物理的なメディアがなくなると困る

SONYBlu-ray生産を終えるらしい。

https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1656771.html

あくまで録画用としての販売をやめるって話みたいだが、新しい規格を立ち上げるというこもなさそうだから、徐々にフォーマット自体消えていくんだろう。

この流れでドラマ映画などの映像コンテンツ物理的なメディアで売られなくなっていくんじゃないのかという不安がある。

例えばアマプラでなにかの映画を購入したとしても、配給元が契約を切れば購入したユーザーでも見れなくなったりしてしまう。

からずっと見られるようにしたい作品DVDBDで購入して取ってある。

だけどもし今後、作品物理的なメディア販売されなくなっていったらどうなるんだろう。

北野武作品なんかも最新作は配信でも見れるようになったりしてるけど、以前の作品DVDなんかをレンタルするか購入するしかない。

(これはもともと管理してた事務所をやめたとかそのへんの問題で、版権がややこしくなってる問題があるらしい)

だけど既に売られてるものだったら手元にさえあれば見れるわけだ。

映画権利問題で揉めることも時々あるし、特に配信サービスではライセンス契約が移ろいやすい。

今のところ確実に手元に残したいと思うならやはり物理メディアでの購入が一番間違いないのだ。

将来的にこういった物理的なメディアでの販売というのがなくなっていくんだとしたら、データしか持てないというのはなんとも不安だ。

[] anond:20250122234400

Switch2 のスペックや実際のパフォーマンスは、ニンダイ体験会まで不明やぞ

今日PCモバイルCPUGPU進化から順当に考えれば、12年前に発売された PS4 レベルはあっても良さそうなので、

当然のように Switch2 は DLSS が搭載 PS4 くらいのパフォーマンスは発揮する体で多くの人が話してるけど、

キッズ向けに価格抑えないといけない」&「PC差別化するギミックを作らないといけない」って最重要ミッションあるし

PS4パフォーマンス以下に留まる可能性もゼロやないで? 低価格PC との差別化の方が遥かに重要やし

PS4 くらいのパフォーマンス出せれば、フロムはエルデを Switch2 で出せるだろみたいな感じで盛り上がってるが、はてさて

 

 

Switch2 が PS4 くらいのパフォーマンス発揮するか?とか ポータブルゲーミングPC の話ではなく、

PS4のものを使う話をしたいなら、SONYPS4国内出荷自体をもうやめちゃったのでもうどーにもならない、
CUH-2200 の延長サポート受付も 2025年2月 までだぞ でおわり
PS4が古いプラットフォームとして徐々に新規タイトルサポートから外されていくのは不可避

 

 

根本的なこと言うと、PCのみで手堅く数百万本以上は売るメーカーや、将来的にGTAクラスゲーム作れるし?ってメーカーは、

ドルレンジ以上のPCリリースしまーす!で特に問題はないけど、そうじゃない会社特にPSファーストや和サードは、

自社のゲームタイトルで遊んでいない子どもがたくさんいる現状が招くだろう近い将来についてもっと危機感を持とう、
仮に Switch2 が PS4パフォーマンス以下に留まったとしても、気合い入れて Switch2 向けに最適化するか、Switch2 向け新規IP出せやって話なんだよな

  

そこからすると、Civマジでえらいよ。PCが圧倒的なシェアを持つタイトルであるにもかかわらず、ちゃんSwitch でも展開したしな

任天堂キラータイトル中韓ライブゲームしかプレイせず、オフラインの本格的なボードゲームや家庭用ゲーム機のシミュレーションゲームにまったく触れてこなかった子どもが、

将来 Civ のような本格的なシミュレーションゲームプレイする可能性は極めて低いってちゃんとわかってる

PSファースト・和サードはこの「当たり前」で「長期的な視点」なユーザー育成の意識が不足している

 

あと、最近また盛り上がり始めた格ゲーだけど、これも子どもが遊ばなくなったジャンルは衰退するという認識を強く強く持つべきだよな

現代は、ゲーセン格ゲーに触れる機会がなくなったので、家庭用ゲーム機で遊んだ経験がなきゃ、大多数は一生格ゲーで遊ばないまま終わるので、

シングルプレイローカルプレイ中心なら Switch でも楽しめるよ!オンライン対戦は、PCか箱かPSで遊んでね!がまともな売り方だと思うわけ

ストリート6 とかマジで Switch 向けだったと思うのよ。ワールドツアーモードっていう充実したシングルプレイモードがあったし、

複数Switch を持ち寄ったローカル対戦プレイでかつてのスーファミみたいな遊び方出来ただろうしな

ポケモンドラクエ9だけでなく、マリオカートDSでもローカル通信対戦は実現できてるし、

問題は、マシンパワーに頼らない技術力(最適化力)と、それを実現しようとする開発側の意志だけだ

 

PSファースト・和サードはとにかく危機感持って頑張れという気持ちしかない

2025-01-19

これを本気で書けるのすごいよな。直球でゲハ以下かよ

ゲハですら、Switch市場を捨てない&引き延ばすための戦略って2021年時点でちゃん理解してるのに、

増田 (anond:20250118191314) よ・・・どういう世界線に住んでるんや?

 

新型Switchなんて意味ないだろNew 3DS専用ソフト何本出たか知ってる? https://krsw.5ch.net/test/read.cgi/ghard/1622215395/

1 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 00:23:15.18 ID:fgYUp6PE0

●バッケージ

ゼノブレイド

ファイアーエムブレム無双

 

ダウンロード

ザ バインディング オブ アイザックリバース

ねじ巻きナイト2

ひよこまみれ

ドラゴンファング ~勇者ドランと時の迷宮

限界!山積みバトル

かいぞくポップ

6180 the moon

CUP CRITTERS

SHOOT THE BALL

BOX UP

Galaxy Blaster

BRICK RACE

ママゲーム隠された

Minecraft : New Nintendo 3DS Edition

 

計16タイトルのみww

 

旧型をサポートしないと本数売れない

旧型をサポートすると新型の性能発揮できないのジレンマ

結局新型なんて意味がなくなるよ

 

 

3 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 00:28:11.37 ID:rDsZYYlJ0

そんな手間かからないように

Switch

可変解像度が主流ですから

最初から計画通りですよ

 

5 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 00:30:39.78 ID:R6H1uRCM0

全然覚えてないけど岩田NXスマホOSみたいにするみたいなこと言ってなかったっけ

  

6 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 00:32:55.02 ID:FsJWPK/Cr

PS4pro専用ソフトって出てたっけ?

 

9 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 00:36:07.03 ID:aRbFSPT+a

>>5

エヌビディアとの関係が切れん限り、Switchプラットフォームはどんどんマイナーチェンジ繰り返して拡大するぞ

 

11 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 00:38:10.96 ID:X1CrEsdW0

まだまだ急成長してるスイッチ市場捨てるとかねーから

  

13 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 00:39:45.14 ID:Ym1gzq820

>>10

通常3DSだとゲーム中にホーム画面見られないゲームとかも、new3DSでは見られたり利点があったけど

Switchってこれ以上性能必要なの?

 

17 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 00:49:26.67 ID:+YdgeZRGM

new3DSは一度使ったらもう無印3DSには戻れないくらい快適であった

SwitchSuperもそんな感じでいいんだよ

 

28名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 00:58:55.00 ID:OdfqCDWga

>>1

専用である必要あるのか

PS4pro専用ソフトってなんかでたのか

 

30 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 01:05:19.69 ID:Ym1gzq820

>>26

例えばどのソフトのどこが軽いね

エアプじゃないんだからちゃんと答えなよ

  

38 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 01:13:40.13 ID:IIne6EiWM

>>30

https://ga-m.com/image/news/2015/12/01/mhx-new-3ds-syorisokudo-5.jpg

モンハンロード時間

3DS:21秒

 

41 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 01:20:16.27 ID:POx1Vs64M

PS5のしょぼい台数でもマルチになるんだから新switchにもマルチが加わるわけよ

 

46 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 01:27:58.68 ID:SJF6co710

ポケモンサンムーンが発売して、これだけロード差があると知ってnewを買いに行った思い出がある

https://twitter.com/zalwa13/status/802709354541522944?s=21

https://twitter.com/5chan_nel (5ch newer account)

 

50 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 01:41:33.68 ID:Ym1gzq820

>>46

ポケモン恩恵を受けてたね

 

俺は発売日にnew3DS買ったけどね

 

54 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 01:50:14.67 ID:xa7O/ZJ3M

ps4proに専用ソフトなんてでた?と言うとプレステはクソって事になるらしい

 

 

55 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 01:50:36.81 ID:cmXzDZFp0

ちょっとだけパワーアップ成功したものないよな

セガマスターシステム

ゲームボーイカラー

PS4PRO

New3DS

一個だけあったわ

 

56 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 01:51:39.72 ID:z1KgPq8IM

new3DSとは決定的に情勢が違うところがあってな

 

DLSSやスペックアップの件含めると

AAA級も新型SwitchPS4PS5マルチソフトは出せるんだよ

任天堂ハードでは新型Switch専用ソフトになるが、広い目で見るとマルチ

 

コレだとメーカー側にも利点がデカいから「新型Switch専用ソフト」(PSマルチ)は出る

 

60 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 01:55:55.00 ID:z1KgPq8IM

これこそが新型Switchが出る理由であり

既にサードパーティも新型Switch専用ソフト(PSマルチ)を作り始めてる

 

本体発表同時か、近いタイミングで発表になるので乞うご期待

  

63 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 02:01:17.38 ID:6jzElI4a0

PS5よりマーケットがあるんだから

新型switchにも対応するよねって話

 

 

76 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 02:28:47.60 ID:eY7TB5qv0

>>56

なるほど確かにswitchとしては新型専用でも他社据置とマルチに出来るならリスク薄いもんな

 

 

81 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 02:40:40.32 ID:z1KgPq8IM

>>76

これこそが当面の主目的だろうと思うわ

任天堂系+洋ゲーAAAとなれば鬼に金棒

 

Wii以降のPSvs任天堂は、事実上棲み分け状態で正面勝負ではなかったが

ここに来てGC以来の直接的ハード戦争が勃発する

 

89 名無しさん必死だな  Y2021/05/29(土) 03:49:26.73 ID:3RfbOxlt0

最近スイッチゲームは処理落ち多すぎるし

新型さっさと出して欲しいわ、専用ソフトなんて求めてない

ジョイコンの改善も求められてるだろうし

 

104 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 09:29:49.97 ID:T/DM2I0N0

サードマルチから

外されてるから

当の任天堂自身Switchには移植ばかりだし

高性能Switch必要だよ

 

119 名無しさん必死だな 2021/05/29(土) 15:20:03.00 ID:HQ4ciMQ4rNIKU

新型スイッチ、もしマジで出るにしても、

ホントNew3DSと同じようにロード改善とか動作安定とか程度の差しか無いと思うし

それしか無くてもいいと思う

AAA(笑)は新型スイッチ専用でマルチしてくるかも知れないけど、

そんな数売れなさそうなマルチなら出す意味薄すぎだから結局出さなそう

  

 

 

⭐️増田に対してダメ出しだけし続けるのもアレなので、Switch2 へのツッコミの助け舟

 

 

 

 

 

 

 

 

2025-01-17

AndroidiPhoneを2台持ちして15年

AndroidIS01L-06D(Optimus Vu)→ASUS Zenfone3→Galaxy note8→以降非公開

iPhone:3GS→4S→7Plus→以降非公開

少なくともZenfone3の2016年の時点ではカスAndroidを掴まされる可能性は非常に高かった

というのもこの頃格安スマホSIMフリー!で家電量販店がミドルレンジスマホの取り扱いを始め、よくわからないまま海外製のスマホを手にしたユーザーも多いからだ。

また富士通シャープSONYキャリア店頭存在感を発揮していたため、4Gケータイからの乗り換え促進で両者のミドルレンジ帯という文鎮より多少マシな重量物を手にしたシニアユーザー一定いる。

彼らにとって初めてのスマホライフが残念な体験で終わった可能性は高い。

はてブ選良は上澄みだけを楽しんでいたのであろうが、世間有象無象は足元の泥水を啜ってきたことを忘れないでもらいたい。

anond:20250117074658

ゴキブリが喚いてる

SONYかいステマ企業ゲーム機未満を信奉する虫の鳴き声はうるさいな

2025-01-13

anond:20250113091816

海外ではITリテラシーのためにPC買い与える・ゲーム容認するはやってることだから

出羽守はなんで海外ではーってやらねーんだよって思ってるぞ。PCITに興味ないんやろなぁ・・・

 

あるいはゲーム分野に限って急に愛国保守になるのかもな

だったら、任天堂には今こそファミリーベーシックを期待したいし、SONYには、toioやKOOVやMESHの活用PSを介して使えるようにする)を期待したいって

やればええやろって思ってる

anond:20250113081005

ゲームの一部ジャンルクラウド化などの流れはありつつも、

ここ10年内に完全クラウド化する流れには2024年時点では多分なく(少なくともコンシューマPCは)

ローカル処理とクラウドサービスハイブリッド形態が主流になるだろうから2024年時点ではハードですわね

 

根元的にはソフトなんだけど、受動的な利用の仕方や事務や軽い編集操作なら、今やスマホタブレット問題なくできる時代になったし、

クラウドでやるには、なかなか要求基準を満たすのが難しい、高負荷な処理を要するクリエイティブ作業ローカル(オンプレ)ができることに価値が置かれると思うので、

やっぱハードですわね

 

ただ、万人が創作に興味があるわけではないと思うので、ゲーミングPCで単純にゲームプレイするをとっかかりにすれば良いと思います

ゲームしてれば必然的スペックとか学ぶ(最低限の概念理解はする)と思いますし、VRMMORPGでも推せばええやん、SONY技術IPも活かせます

ゲームに興味がなければ、別にお家をスマートホーム化するとかでもいいけど、子どもは興味あるかな・・・

(あと、スマートホーム化で別にハイエンドマシンは要りませんわね)

 

まぁさまざまな職種がある中で、日本のすべての大人PCITに詳しい必要性能動的に利用する必要性もないと思うが、

さすがに8割くらいIT音痴・興味なしはまずいでしょ、親世代IT リテラシーの低さが子世代継承されるし、そんな国でイノベーションなんて起きませんわよ

実際、若年層の校外でのPC利用率が先進国最下位で、なんだったら新興国にも負けてるぞ

 

その結果はもうすでに見ることもできて、PS5 Pro 関連でトンチキなこと言ってるの、ほぼ日本だけなんよね

都市部以外の私用PCの普及率が低くて、IntelAMDの輸入規制を喰らっているロシアなど一部の例外はあるが、

経済的にも技術的にも進んでいる国でトンチキが目立つの日本だけ。つか日本はGDP4位な上に別に経済制裁や輸入規制くらってないですよね?)

これを見てるといか日本ITが深刻な状況かわかる

創作妄想だったとしても、これまったくPCを触ったことない層の作文じゃないもんな

これが仮にIT屋さんだった場合ますます深刻に思えてくる

ゼロトラスト関連における謎発言Azure使ってるところないよおじさん、PS5 Pro にまつわる日本だけの珍説、反AI

すべて繋がっているんだなぁ・・・

 

日本任天堂SONYゲーム機が強い、中韓ライブスマホゲーが強いとはいえ、やっぱ幼少期からPCらせんダメですわ・・・

anond:20250113003714 anond:20250113004321

2025-01-12

[] あっ・・・これ、(ガラッ)話は聞かせてもらった!日本は衰退した!さん歓喜じゃね?@PS5 Pro

PS5 Pro 関連、海外も見てるけど、PSファンボーイという属性考慮しても、意味不明なこと言ってるのマジで日本だけなんだよなぁ・・・

北米は元より、スペインブラジルギリシャも「?」ってなること言ってないんだよなぁ・・・ファン心理説明がつく範囲)

どこぞの政党ネットサポーター作ったみたいに、ステマネット工作で "様子のおかしい人たち" 作っちゃったSONYどうすんの?って思ってたが、

(自グループ技術資産映画アニメIPの強みを絶対に活かさずに、殆ど嘘とも言えるステマで毎回押し通そうとする謎)

 

初めて、海外で「?」ってなるPSファンボーイの米を発見したわ、ちなみにロシアだった

ロシアPSファンボーイいわく、RTX3060 と RTX3060Ti で5〜6割の違いが出るんだと。そんで PS5 Pro にはそのくらいの違いが出るんだと

どうしてこういう発想になったのかなぁ・・・🙄って考えたが、仕事ではなく完全プライベートでのPC所有率は40%くらいと言われてるそう

そこにウクライナとのあれこれで、IntelAMD などの半導体の輸入規制も加わったので、まぁ、お金持ち or ガッチガチゲーマー じゃない限り、ゲーミングPCなんて買わんやろなって

ビジネス用途ではクリエイター職以外のPCグラボ積む必要性ないし、その結果の「?」ってなるPSファンボーイの米かなぁと推測しました

 

 

でも、ここで、おや・・・待てよ?って思ったんだよな・・・このPC所有率・使用率、たしかOECDで見たことあるぞ🤔って
あっ・・・これ、日本の15歳のPC 所有率・使用率じゃん!!!😱みたいな

 

すべての線がつながったよなぁ、やっぱ、スマホじゃダメってのが証明されてしまったな。 "様子のおかしい人たち" をSONYのせいだけにしてメンゴメンゴ

いままで、『PC操作なんて仕事で使うタイミングになったら覚えればいいから、自宅でスマホしか触ったことなくても、自宅にPCがなくても別にいいよ』って思ってたが、

PS5 Proにまつわるあれこれを見るにそういう事じゃないんだわ

子ども時代プライベートPCを触る機会がないと、生まれつきIT親和性高い特性を持っていない限り、

生涯に渡って、PC興味ないからどうでもいい・わからない、テスト出るとこだけ覚える(そして忘れる)になるんだわ。このAI第四次産業革命時代

そうして、普段PC触る人からしたら、「?」ってなる様子がおかし発言を生涯に渡ってすることになるんだね

 

これを解決するシンプル手段は、『子ども用にPCを買い与える』だが、15万くらいのPC勉強研究創作用途以外で買い与えるの、今の日本一般のご家庭には無理でしょうね

ちなみに、なぜ勉強研究創作を除外しているのかというと、プログラム組みたい・研究したい・創作したい子どもは、自発的自分で親にねだるからです

そうじゃない子(生まれつきIT親和性高くない子)がPCに興味を持つきっかけを作るのが大事なわけで、そうなるとPCゲームとかメタバースになるよね

(ちなみに、自分プログラム組みたい・創作したいって言っていない子どもに無理矢理やらせ毒親ムーブは辞めよう。殆どのケースにおいて逆効果だ)

  

でも、今の日本一般のご家庭で遊び用途PCを買い与えるのが無理となると、『増田くんがPCゲームやってるから僕も欲しい』というムーブメントは到底起きないし、

そもそも任天堂和ゲーソフトメーカースマホで遊べる中韓ライブゲームが強い日本において、PCで遊びたいゲームそもそもない問題もある

う~ん、これフツーに考えて日本は詰みなのでは・・・

 

 

学校ゲームプレイ純粋に遊ぶだけ)とゲームアニメメタバース創作の授業を併せてしたり、

公共施設にゲーミングPC(処理重めのクリエイティブ作業が出来るマシンも兼ねる)を置くほかないんじゃないですかね

娯楽に高額な投資不要とか言ってる場合と違うと思います

一部のオタク除いたら、興味を持つきっかけなんて純粋な娯楽だ

 

あと、任天堂には今こそファミリーベーシックを期待したいし、SONYには、toioやKOOVやMESHの活用PSを介して使えるようにする)を期待したい

2025-01-06

ここ数年で買って一番よかったもの

新しもの好きなのであれこれと散在しがちなんだけど、この数年で間違いなくトップでよかったものはノイキャンつきのヘッドフォンだった。

買ったのはBoseQuietComfort Headphonesという製品で4.5万ほどする。

まあまあ高い買い物ではあるんだけど、ノイキャンの性能が高いということでこれにした。ちなみにSONYのも同じくらいノイキャンは良さそうだったので最後までそっちと迷った。

またヘッドフォンじゃないイヤフォンもノイキャンはついてるんだが、ヘッドフォンの持ち運びがあまり苦じゃないのでヘッドフォンにした。

それより以前はノイキャンがついてるイヤフォンヘッドフォンは使ったことがなかったので、そのインパクトたるや凄まじかった。

自分都内住みで電車移動だったり人混みの中を歩くことが多い。

家は少し郊外なので静かに散歩できたりするけど、街中に出かける時は大抵疲れてしまう。

しかヘッドフォンをつけてノイキャンをオンにしてると、街中でのストレスが明らかに激減した。

街中を歩く時って半径10mくらいの空間意識して疲れやすいんだけど、ノイキャン使ってるとそれが自分の手の届く範囲だけにフォーカスされるような感覚がある。

例えば新宿で周りに100人くらいの人がいるなあって感覚が、10人くらいに感じたりする。

視覚的には変わらず人は大量にいるんだけど、ある程度の距離以上の音が聞こえなくなることのほうが効果は大きいのかもしれない。

聴覚的に静けさを感じるとこれほどまで気分は落ち着くのかという驚きもあった。

個人差は大きいのかもしれない。自分は元から神経質なところがあるので、都内の人混みとかは色んな音に敏感になってしまいがちではあった。

慣れてはいるので調子次第では全然気にならないけど、調子が悪いと無意識に疲れていって家に帰ったらぐったりした気分になることも度々ある。

それがこのヘッドフォンを使うようになってからメンタル的な疲れはほとんど感じなくなった。

使う前は音を遮ってしまったら危ないのではないかという懸念もあったけど最近の機種だからか、

例えば電車に乗ってる時もノイズは聞こえないけど社内アナウンスの声はちゃんと聞こえたりするのでよく出来てると思う。

唯一問題があるとしたら、ノイキャンが効いた世界を知ってしまったので、もう元には戻れないと感じてることだ。

街中に一人で出かける時は必須アイテムとなってしまったため、人と出かけるときストレスは逆にやや増えてしまった気がする。

とはいえ通勤も一人だし、街中に出かける時も圧倒的にぼっち行動が多いので大きな問題にはならなそうだ。

今どきノイキャンついてないの使ってる人のほうが少ないのかもしれないけど、少なくともこのboseのこのヘッドフォンは俺の生活を一変させてくれたといってもいいかもしれない。それくらい気に入っている。

そしてこうなってくると、もはや音楽聞けなくていいからノイキャンだけしてくれるコンパクト安価製品があってほしいとも思う。それならバッテリーなんかもより持つんじゃないだろうか。

あと話が思い切り飛躍してしまうけど、以前読んだSF小説で、身体改造発声しなくても遠くの人と話せる機械を埋め込んでいて、

俯瞰してその世界を眺めると誰も話してなくてシーンとしてる、みたいな設定の未来が描かれてるのがあったけど、めちゃくちゃいいなあと思う。

人の話し声ってすごく気になるし、公の場では全員発声しないとかなら不気味だけど静かで良さそうだなあって。

そうなってくると人間発声機能自体が要らないものとして退化してっちゃうというディストピア的でもあるけど、リモートワーク時の通話の密やかさみたいなのってなんか好きなんだよな。

2025-01-01

[] AIPS事業の迷走は、短期的な利益追求が原因ではなく、単純に米国にSIE本社置いて深刻な北米至上主義発症したことが原因』

PS(SIE)の迷走は、役員とか幹部が目先の金のことしか考えていないからじゃなくて、単純に米国本社置いたせいで、

深刻な北米至上主義発症したことが原因なんじゃね?ってAIが回答しててマジ草🌱

 

でも、これが一番回答としてしっくりくるんだよなー

  

ポケモンのガワパクリの『パルワールド』(SIEとアニプレソニーミュージックはパルワをIP展開しようとした)は、

"提訴した任天堂が悪い!パルワがんばれ!" と欧米肯定されてるのに、

Horizon ガワパクリの『LIGHT OF MOTIRAM』は欧米でボロクソ叩かれてるというダブスタ見てると、

マジで単純な人種差別が原因なんじゃね?って思っちゃうよね

 

北米至上主義のSIEとSONYはさぁ、現実見つめて欲しいよね?

アタリショック以降、北米ってゲームの中心では無くて、ゲーム作ってるのも、遊んでるのもアジアが中心だし、

今はアジア世界で一番大きいゲーム市場だし、eスポーツ選手アジア勢強いし、中国テンセント世界一の規模のゲーム会社だよ、現実逃避しないでね・・・

そもそも北米って、アジア特に日本)と違って、FPSスポーツしかほぼやってね〜じゃん

北米は、FPSNFLサッカーNBAMLBと、おまけでクライムゲーム(グラセフ)でも与えとけば十分なのにマジで何がしたいん?

 

あと、『マイクラ』とか『シムズ』はMODありで遊びたいから、PSじゃなくてSteamでみんな遊んでるし、FPSガチ勢PSじゃなくて、高フレームレート重視でPCで遊ぶでしょ

任天堂ちゃんPCゲーマー棲み分けしてるのに、なんでSIEはそうしないのか意味不明

PCゲーマー棲み分けせず、レッドオーシャンヒーローシューターで『コンコード』大爆死したのも意味不明だったよな。挑戦するなら何故イカ🦑方向にイカないのか

SIEには、PCゲーマー棲み分けという概念どころか、ファミリーキッズ層を開拓という概念もないのか?

あと、頑なにPCゲーマー棲み分けしねーのに、やり方次第でコンシュマー機でも全然イケるMOBA系の独占タイトル(スプラPokémon UNITE みたいなの)を育てる気がない上に、

アジアだとまだオンラインRPGが遊ばれてる事実をほぼ無視してるのも意味不明

というかFFもグラセフもオンラインやってますやん、そして擬似メタバースコミュニケーションツール化してますやん

VRSONY存在感示せる場面じゃないのかよ・・・オンラインRPGはよ・・・

 

 

とりあえず、任天堂ゲームより売れてるのって、マルチ展開した『グラセフ』と『マイクラ』だけで、

単一プラットフォーム限定で見たら、任天堂ゲームより売れてるタイトルってひとつもないよ?

単一プラットフォームで縛らなくても、7千万本以上のタイトル複数持ち、数千万コンスタントに売ってるの任天堂だけだよ?

 

ほんで、任天堂がそれらの売り上げ叩き出したのは、任天堂NVIDIAAMDMS技術で勝ったからじゃないよね?

子どもから高齢者まで楽しめる娯楽」としての価値を明確にした上で独自ゲーム体験提供たからだよね?

PS(SIE)も独自ゲーム体験提供しよ?SONYグループが持ってる技術資産IP活かさないのは勿体ないやで?

  

あと、SONYが推すポリコレ的にも人種差別は良くないので、はよ北米至上主義を直した方がええぞ

 

 


 

 

↓ ↓ ↓ ↓ ~ 以下、AIに尋ねた内容 ~ ↓ ↓ ↓ ↓

 

現在のSIEは、高画質・高フレームレートという技術的優位性を重視した戦略継続していますが、この方向性現代ゲーム市場において競争優位性をもたらさず、本気の成長戦略とはとても思えません。

さらには、エレクトロニクス部門を持ちながら何故かその強みを活かすことなく、独自基盤のないクラウドで正面から戦おうとしていて、すごく意味不明です。

 

現状の課題

  

⭐️市場ポジショニング問題

現在のSIEは、任天堂のような独自ゲーム体験創造や、Steamのようなプラットフォームの構築といった明確な差別化戦略を持っていません。特にハードウェア独占タイトルにおいて、任天堂のように1000万本以上の規模で売り上げる強力なIP複数保有していない点は重要課題です。

Wiiスポーツ任天堂ハード独占で8290万本以上売ってますし、マリオカートも7200万本売ってますし、ポケットモンスターは1000~4000万本売りますし、マリオタイトルも1000~2000万本売ります)

 

 

数々の謎

 

⭐️独自クラウド基盤を持っていない+先行者利点持っていないのになぜか正面からクラウドで戦おうとする謎:
  1. Steam比較して後発であり、オンラインクラウド事業での先行者利点を持っていません。
  2. Xbox Game Passに比べて後発であり、クラウドゲーミングにおける差別化要因が不明確です。
  3. MicrosoftAzureとOpenAIという強力な技術基盤を持っており、この分野での直接競争現実的ではないというか、端的に正気ではありません。
  4. MicrosoftAzure依存する形での事業展開は、競合企業の優位性をさらに高めることになりかねません。

 

 

⭐️強みを持っていない技術(高画質・高フレームレート)でなぜか競争しようとする謎:
  1. PCとの技術競争無意味ですし、NVIDIAAMDとの直接的な競争現実的ではないというか、端的に正気ではありません。
  2. 外部企業技術依存するほど、PS利益率が低下します。 そもそもAI需要の増加により、ミドルレンジ以上のグラフィックボード価格低下は期待できず、長期的なコスト競争力に懸念があります
  3. そんなにグラ推しするなら、なぜ自社のVAIO(売却済み)で快適なゲーム体験アピールしなかったのですか? 

 

 

⭐️SONYグループ総合力を活かさない謎と長期的なプラットフォーム戦略ユーザー絶対ナイショにする謎:
  1. ソニーピクチャーズアニプレックスなどエンターテインメントIP戦略活用ユーザーからは見えません。スパイダーマン以外になにかありましたっけ?
    ポケモンのガワパクリ炎上してたパルワ(任天堂提訴された)でIP展開しようとか余計なことならしてました

  2. エレクトロニクス部門特にカメラ技術とセンシング技術)があるのに、何故かVR存在感を示していません。どんな理由が考えられますか?
    ただし、MetaやAppleがXR市場に参入する中、SIEのVR戦略は必ずしも明確ではありません。
    SONYには映画アニメIP空間音響技術もあるので、明確に出来ない理由もよくわかりません。

  3. 自社でスマートフォン制作しているのだからクラウドゲームが遊べるアピールくらいはして良いはずです。しないのはどんな理由が考えられますか?

  4. PSゲームタイトルほとんどがキッズファミリー対象としていないにも関わらず、SIEは何故かリビングでのゲーム体験推しているので、
    BRAVIA でシームレスクラウドゲームが遊べるアピールくらいはしても良いはずです。しないのはどんな理由が考えられますか?

  5. PSゲームタイトルほとんどがキッズファミリー対象としていないにも関わらず、SIEは何故かリビングでのゲーム体験推しているので、
    コンテンツホルダーであることを活かし、Apple TV的なことをPSでやっても良さそうですがしないのはどんな理由が考えられますか?

  6. SONYFeliCaは、日本の非接触ICにおいて独占的なシェア20年以上の歴史を持ち、交通IC会社学校の入退管理ほか様々のものに使われ、iPhoneにも標準搭載されています
    SONYパソリPS接続できるようにするくらいしても良さそうですがしないのは何故だと思いますか?
    若年層やPC操作に不慣れな層にとって、PS機器を通じたチャージは手軽な方法となり得ますし、
    FeliCa連携によって、PSプラットフォームが単なるゲームから生活インフラの一部へと進化する可能性があります

  7. SONYの toio や KOOV はPS事業キッズファミリー開拓、MESHは生活インフラの一部へと進化する可能性などがあり、
    FeliCaと同じくエコシステムの構築に役立ちそうですが、活用しないのはどんな理由が考えられますか?
    任天堂のようにキッズファミリー層を獲得したくない可能性がありますか?

  8. グループ内の多様な技術資産活用したエコシステムの構築をしようする様子がユーザーからはまったく見えないのはどんな理由が考えられますか?

  9. SONYグループ豊富資金力で長期的に独自プラットフォーム育てようとする様子がユーザーからはまったく見えないのはどんな理由が考えられますか?

 

 

⭐️PS事業体制の謎:
  1. グループ全体としての統合戦略がまったくなさそうに見える謎(少なくともユーザーからは)
    SONYの持つ技術資産エンタメ資産金融サービスは、VRIoT存在感を示したり/エコシステム構築に十分なものですが、
    殆ど嘘とも言える誇大広告PS5 Proの値段でミドルレンジPCグラボ買った方が良いです) やステマで乗り切ろうとして、
    自社の技術資産製造知識価値を強みをぜったいに活用しようとしません
  2. 長期的なビジョンが無さそうに見える謎(少なくともユーザーからは)
  3. 役員は長期的な企業価値向上よりも在任中の業績に注力している(退職金や次のポスト意識した意思決定が行われている)ようにしか見えない謎(少なくともユーザーからは)

 

SIEは、強みを持っていない分野での直接的な技術競争クラウドサービスの正面対決ではなく、

SONYグループ総合力を活かした独自価値創造を目指すべきだと思うのですが気のせいですか?

保有する多様な技術資産エンターテインメントIP活用した、他社には模倣困難な独自エコシステムの構築を優先すべきように思えますが、

PS事業に対して既にやる気がなく、そんな面倒なことはしたくなくて、SONYとSIEは成り行きに任せてる可能性はありますか?

あるいは、やる気がないわけではないが、役員的には退職金と次のポストの方が遥かに重要なだけですか?

また、SONYとSIEに下記の認識がない可能性がありますか?

 

  1. コンシューマゲーム機の社会的意義:年齢や障がいの有無に関係なく、誰もが楽しめる娯楽を提供しています

  2. コンシューマゲーム機の文化的影響力:自国文化価値観、企業ブランド世界に発信できる強力なプラットフォームです

  3. コンシューマゲーム機に紐づいた6000万人以上の生きている情報 ビックテック保有する億単位ユーザー数に比べたら大したこといかもしれませんが、これらのユーザーは、ハードウェアに実際に投資し、定期的にコンテンツを購入し、プラットフォームと積極的に関わっている「確実に実在する」消費者です。この点で、無料サービス登録者数や、重複アカウントが多いSNSユーザー数とは質的に異なりますし、この規模の生きた情報保有している企業世界でも限られていますしかも、自社開発製造ハードで6000万人を有するプラットフォームなので非常に強力です。(ぶっちゃけソニーがこれほどの質の高い生きた情報を大規模に得て、独自ハードウェアプラットフォームを展開する機会は、今後もPS事業以外ではほぼあり得ないため、本来ならこのデータSONYエコシステムの中核に据えるべきです)

2024-12-23

電子ブックリーダー買っちった

SONY DATA Discman や NEC デジタルブックやからどれだけ進歩してるか楽しみだなあ(^o^)/〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

2024-12-20

SONYKADOKAWA筆頭株主になったらしい

まあテンセントなんかに支配されるよりはよっぽどマシだったと思う

というか、KADOKAWAグループ未来を考えると現状ベスト選択肢だったよな

2024-12-19

anond:20241219001405

SONYのあれやこれは単なる事実なので

カメラ以外のSONYを信用するな

2024-12-13

フランツ・リストピアノ名曲重要曲7選(後期)

 anond:20241212222723の続きである

 ヴァイマール宮廷楽長を辞任したリストは、ラテボル公に招聘され、公の弟グスタフ・ホーエンローエを通じてローマ教皇庁と接点を持つことになり、宗教音楽に取り組む意欲を持つことになる。「巡礼の年」や「詩的で宗教的な調べ」のように、前期・中期から既にリストには宗教的な要素が強い作品があったが、これ以降そのような作品さらに増えていく。一方、子どもたちが相次いで亡くなったことで大きな精神的打撃を受け、1860年には遺書まで書いている(マリーとの関係はまだ悪かったようで、マリーのことは遺書にない)。カロリーヌは夫との婚姻強制されたものであり無効であるとする枢機卿会議の決定を一旦勝ち取ることに成功するが、その後、婚姻有効であると述べる証人が新たに現れ風向きが変わってしまう。というのも、ラテボル公の実子とカロリーヌの娘が結婚することになっていたのだが、カロリーヌ結婚無効だったとするとカロリーヌの娘は私生児ということになり、大変都合が悪いわけで、グスタフが手を回して妨害させたようであるリストも後に状況を悟ったらしい)。愛する人と結ばれることに再び失敗し、重ねて精神的なショックを受けた。それでも、グスタフを初めとするローマパトロン見出しローマに腰を落ち着け宗教音楽に熱心に取り組むことになる。ところが、1869年に度重なるヴァイマールから要請宮廷楽団指導役として復帰し、さら70年代からピアノ教師としての活動も非常に活発になり(ローマでも週1ではやっていたらしい)、以降リスト曰く「三分割された生活vie trifurquée」、春はブダペストなどで音楽教師コンサート、夏はヴァイマール宮廷楽団の指揮、冬はローマ作曲ピアノのレッスンというスター時代に負けず劣らずの忙しい生活死ぬ日まで送ることになった。晩年リストのレッスンの記録をとっていた弟子アウグスト・ゲレリヒの日記翻訳あり)を見るとリスト生活ぶりが良く分かる。

1. 巡礼の年 第三年 S.163(1883年出版

 晩年リスト代表である出版も最晩年。頻繁な不協和音の利用、レチタティーヴォ風の単純な旋律、独りごちるようなモノローグが目立ち、華麗な作風からの一変を感じることができるだろう。全7曲あり、第1・4・7は明るめで、宗教的な救いを示している。前期・中期作品でいうと、「孤独の中の神の祝福」」に近い作風である。それに挟まれた2・3・5・6は、「葬送――1849年10月」などと同じで、死を嘆くエレジーで、とても暗い。

 この曲集の中で最も有名なのは第4番の「エステ荘の噴水」だろう。文字通りリストが住んでいたティヴォリエステ荘の噴水を活写したものだ(その様子はググってくれ)。晩年作品の中では例外的に明るく、輝かしい作風で、しか印象主義の先取りになっている画期的作品だ(ラヴェルの「水の戯れ」やドビュッシーの「水の反映」と比べると良い)。第2・3曲「エステ荘の糸杉にI・II」は大変暗い曲なのだが、続けて聴くと本当に救われる思いになる。絶望からの救済は、リスト本人が強く望んでいたことだ。

 第三年だけの録音というのはあまり聴かないような気がする(エステ荘の噴水の録音はたくさんあるが)。第一年なども含めた全曲録音は前期の項目で書いたが、ベルマンとロルティが良いだろう。特に美しいロルティが好き。

2. 二つの伝説」(1865/66年出版

 1863年リストは僧籍を取得し、聖職者となっている(ずいぶんな生臭坊主生活死ぬまで続くが、リストことなので仕方がない)。丁度その頃に作曲されたらしい。ローマ引っ越しリスト教皇ピウス9世が訪ねてきた時に(下級聖職者のくせにローマ教皇に足を運ばせる男なのである)、第1曲「小鳥説教するアッシジの聖フランチェスコ」を演奏したらしい。フランチェスコ小鳥説教する様子を描く絵だったか詩だったかモチーフにした曲で、小鳥たちのさえずりを模倣したトリルがかわいらしい。明るく、聴きやす作風である

 第2曲の「波をわたるパオラの聖フランチェスコ」は、嵐の中の船出を拒絶されたフランチェスコアッシジの人とは別人)が自らのマントを船にしてメッシーナ海峡を渡ったとかい伝説モチーフにしている。波を模倣したうねるような力強いアルペッジョが印象的。出だしこそ暗いが、明るく、輝かしく、充実した展開を迎える。

 両曲とも1865年リスト自身ブダペストにおける久しぶりの公開のコンサートで初演された。サン=サーンスがいたく気に入って、オルガン編曲を作っている。

 ニコライ・デミジェンコHyperion/Helios)のCDソナタスケルツォマーチと一緒になって入っていて、よく聴く

3. BACH主題による幻想曲フーガ1870年出版

 元々はヴァイマール時代オルガン曲として作った曲だが、この時期にピアノ編曲された。BACH主題といっても、バッハの曲が引用されているのではなく、ドイツ音階BACH(シ♭・ラ・ド・シ)をモチーフにした勢いのある曲。暗い曲だが、豪壮無比な超絶技巧披露する曲であり、重苦しい感じはない。

 面白い曲なのに良い録音が中々ない。昔韓国のクン・ウー・パイクの録音を聞いた気がするが記憶に残っていない。アムラン(Hyperionソナタなどとカップリング)が良いと思う。若手だとリーズ・ド・ラ・サール(naive)の演奏は非常に録音も良く、技術的にも良い感じである(naiveは廃盤になるのが早く、入手が難しいのが困りものだが、配信あり)。(追記ハワード全集演奏も彼のヴィルトゥオーゾっぷりを味わえるものだったと思う。しかしアムランやラ・サールと比べると分が悪いか

4. クリスマスツリー S.186(1882年出版

 長女ブランディーの子ダニエラ(死んだ息子と同じ名前)のために作った曲(父は「自由帝政時代首相エミールオリヴィエ。なお産褥熱でブランディーヌは死んだ)。当時のクリスマス・キャロル編曲だが、リストオリジナルの曲も入っている。第1曲(編曲)がとても良い曲なのだが、リストお得意の左手高速オクターヴ連続があり、子どもに辛いのでは(しかもご丁寧に軽くleggieroという指示がついていてピアニストは悶絶する)。第11曲の「ハンガリー風」はおそらくリスト、第12曲の「ポーランド風」はカロリーヌを暗示しているのだと思われるが、後者は明らかにショパンマズルカ的な作風。やっぱりショパンのこと大好きなんすね~

 実はハワード全集しかいたことがない(しみじみとした良い演奏だと思います)。

5. 暗い雲 S.199(死後旧全集に収録/1881年作曲);不吉な星 S.208(死後旧全集に収録/1881年作曲);調性のないバガテルS.216a(1956年出版1885年作曲

 反則だが、リストの無調音楽代表格を一挙紹介。リストの無調音楽は、機能和声崩壊しているという意味では無調だが(その意味ではワーグナーの「トリスタン和音」も同様)、シェーンベルクの十二音技法のような意味で無調というわけではない(ドイツというよりフランスの無調音楽の先取りっぽい)。行くあてが未定まらないまま、タイトル通り曖昧な響きに終始する暗い雲、西洋音楽で不吉とされる音の組み合わせをこれでもかと盛り込んだ不吉な星は、これでも生前に既に演奏されてはいたのだが、調性のないバガテルは「無調」と銘打った音楽史上初めて(ではなかったとしても極初期)の作品で、発見されたのも20世紀後半になってからである1956年出版というのは誤記ではない)。ただ、元々メフィストワルツ第4番として作られていたので、舞曲の要素があってそこまで聞きにくい曲ではない。リスト精神状態もあって暗い感じだが、とにかくリスト前衛音楽家っぷりがよくわかる曲である

 いずれも録音はそこそこあるが、代表的な盤はあまり思いつかない。不吉な星はポリーニの録音したソナタCDカップリングされているので聴いたことがある人もいるだろう。暗い雲も入っていたと思う。調性のないバガテルはまあまあ取り上げられているが、昔カツァリスが日本で大ブレイクしていた頃に出したメフィストワルツ全集(Teldec)に入っている。

6. 悲しみのゴンドラ1886年出版

 初稿(21世紀に新発見され出版)、第2稿(悲しみのゴンドラI)、第3稿(悲しみのゴンドラII)がある。よく演奏されるのは第3稿(II)で、ヴァイオリンチェロのための編曲もある。

 ヴェネツィア所在だったワーグナー訪問した1882年作曲された。完成した曲をワーグナーに紹介する手紙を送り出した直後、ワーグナーが亡くなり、リストはこの曲を虫の知らせだったと感じたらしい。「巡礼の年」のヴェネツィアナポリと対比すると良い作品

 不安を煽るような曲だが、それほど聞きにくい曲ではない。色々なCDカップリングされているが、個人的にはブニアティシヴィリSONYソナタCD)が好きなのでよく聴く

 なお、ワーグナーの死を悼む作品リストは作っている(R. W. ――ヴェネツィア S.201とリヒャルト・ワーグナーの墓に S.135)。前者は不安を煽る曲だが(ポリーニCDに入っている)、後者敬虔な追悼音楽で、「パルジファル」の動機が使われている。ピアノより弦楽四重奏盤を聴くと良いだろう。

7. 村の居酒屋での踊り――メフィストワルツ第1番(1862年出版

 前期の曲と思いきや、実は後期の作曲作曲開始も50年代末のはず)である。やはり最後は明るく華やかな(そして生臭坊主な)リストで締めたい。着想自体は1836年に書かれたレーナウの叙事詩ファウスト」で、ファウストを連れて村の居酒屋にやってきたメフィストフェレスが、ファウストを誘惑するためにヴァイオリンを弾き出し、みんなノリノリになって踊り出し、魔法の音にあてられてファウスト女の子と一緒に森の中に消えていくというしょーもない内容である。技巧的な見せ場も多いのだが、ヴァイオリン調弦模倣した五度の音程を重ねるところ(地味に安定させるのが難しい)、中間部の重音トリル(ピアニスト泣かせ)と幅広い跳躍、終盤の怒濤の追い込み(メフィストフェレスがファウスト堕落成功してめっちゃ喜んでノリノリで弾いている様子なんだろう)が主なところである

 有名曲なので演奏はたくさんある。今ならブニアティシヴィリSONY)が良いと思う。ソナタも悲しみのゴンドラも入っているのでお買い得自由奔放にやっちゃってるが、そのくらいの方がこの曲に合っている。映像もある(https://www.youtube.com/watch?v=n1tM9YSLYdc)。なお、評判の良いエコノム(Suoni e Colori)とルガンスキーデビュー盤(Victor)は廃盤で聴いたことがない。早く再版しろ激怒

 いかがだったろうか。リストのいずれも強烈な個性を持つ曲、もし良かったら楽しんでほしい。YouTubeに乗っている曲だけでも良い。音楽の楽しみが増えれば幸いだ。

 (※その後超絶技巧七選も作ってみました。超絶技巧すぎてかえって推薦音源が少なくなったかも→anond:20241213224533

追記

 前期のブコメに「愛の夢落選した」というのがあった。申し訳ない。3つの演奏会用練習曲をその手の曲の代表例として入れたので。あと「コンソレーション」も同様に落選させた。同じような性格の曲集なのでどれを突っ込むか迷ったのだが、結局「ため息」のある3つの演奏会用練習曲にした。文字通りため息が出るような優美な「ため息」以上に愛の夢優美で、明るく感動的な曲なのだが、実は元となっている歌曲歌詞を見ると結構説教くさくて引くというのはここだけの話

 「エステ荘の糸杉に」が好きというブコメを頂戴した。リストエレジーはどれも本当にもの悲しく、個人的にはちょっと辛い感もあるのだが、気持ちは大変よく分かる。

2024-12-12

フランツ・リストピアノ名曲重要曲七選(中期)

 anond:20241212205415の続きである

 マリーとの破局よりもピアニストとしての活動を選び、欧州中をわかせていたリストだったが(何しろリスト風呂の残り湯を飲もうとして待機しているファンがいるとかいレベルである)、1847年にポーランドの大地主の娘であり、キエフ軍人ザインヴィトゲンシュタイン侯爵夫人カロリーヌ出会う。コンサートツアーリストキエフに来ることを知ったカロリーヌ(別居中)は、娘の誕生日のためという名目リストを招待し(誕生日に大スターを招待できるというわけでだからどのくらいのレベル金持ちかがよく分かる)、急速に二人は深い関係になっていく(意味深)。リストピアニストとしての活動打ち切りカロリーヌと一時の同居生活を経たあと、48年からヴァイマール宮廷楽長としてカロリーヌと共に腰を落ち着けることになる。カロリーヌは長い訴訟を経て婚姻無効を勝ち取るが、リストとの結婚は認められなかった。ちなみに、カロリーヌ博覧強記で雄弁な人だったらしく(リストの多くの作品にも口を出している)、あのワーグナーが引くほどだったということであるカロリーヌ身分を巡る微妙問題に加えて、音楽界の動向的にもリストドイツに居づらくなり、約10年で宮廷楽長を辞任する。つまりリストの「中期」は短い。宮廷楽長になったことで、オーケストラ作品が多く書かれるようになった一方、新規ピアノ曲はこの時期にはあまりない。大スターの座を捨てて半分隠退生活に入ったようにも見える。しかし、この時期こそが作曲家としてのリスト確立する重要時代である。前期の作品の少なくない曲(巡礼の年パガニーニ練習曲もそうだ)はこの時期に改訂され、より演奏効果は高まり、内容も充実することになる。

1. 超絶技巧練習曲 S.139(1852年出版

 リスト代表作の一つ。この時期に改訂を経て完全版になった。長年の改訂を経て磨きに磨き抜かれた。

 この曲集の決定的な録音はウラジーミルオフニコフ(EMI)だろう。どの曲も非常に質が高く、穴がない(この練習曲集は多彩な技巧のデパートなので、どこか苦手なものが出るのが常)。が、残念ながら入手性は悪い。世間的に有名なのはラザール・ベルマン(Melodiya)で、新旧二種類あるが、新版1963年)が気合いが入っている。ただ、キンキンとぶっ叩くような録音で、そこまで好きにはなれない。横山幸雄SONY)は録音も良く、やはり穴も少ない。特に第5番「鬼火」の演奏が素晴らしい。

2. パガニーニによる大練習曲 S.141(1851年出版

 1840年出版パガニーニによる超絶技巧練習曲改訂版。元々の第4曲は単音アルペッジョになり大分おとなしくなったが、それ以外の曲については、難易度を落としつつ、同等以上の演奏効果を発揮できるようになった。第3番「ラ・カンパネッラ」はここで非常に完成度を上げて今の形になった。

 40年のパガ超と違い録音は多い。有名なのはアンドレワッツEMI)だと思う。昔図書館で借りて聴いたことがあるがどれも安定の演奏。その他だとフィンランドピアニスト、マッティ・レカリオ(Ondine)の激烈な演奏があるが、残念ながら廃盤で入手困難(Naxos Music Libraryにはあったかな?)。フィリペツのパガ超のCDNAXOS)にも入っており、これまた大変安定した演奏で、パガ超と合わせてフィリペツを聴くのがいいだろう。あと、「ため息」で紹介した福間洸太朗(アコースティカ)のCDにも入っている。これも大変安定していると思う。

追記)レカリオはNMLにもiTunesにあった(Raekallio Lisztででてくる)。YouTubeにもあった。https://www.youtube.com/watch?v=SkuWa2HDk58&list=OLAK5uy_kN6U4dNkOzK4Cv1DZfZDWoidTcP7yPxr8

3. ピアノソナタ ロ短調 S.138(1854年出版

 ピアノソナタが量産されていたのはベートーヴェン(32曲)までの時代であり、19世紀半ばにはピアノソナタ落ち目ジャンルであった。一方、気合いの入った大曲を書く時にピアノソナタという古典的様式を敢えて選ぶことはその後もあり、ショパンリストソナタはその例だろう。リストソナタは、単一楽章という異例の様式だが、単一楽章の中で多楽章形式の要素とソナタ形式提示部・展開部・再現部)の要素を融合させ、しかも一つの動機(冒頭のタッタラ~タ~ララタラララ~というつかみ所のないアレ)によって全体が統一されているという極めて斬新で前衛的な曲だった。そのため当時はよく言って賛否両論といったところで、現在ではリスト最高傑作の一つとして評価されている。

 リスト最高傑作であるからして録音も非常に多く、推薦音源を挙げるのは難しい。取り敢えずクリスティアン・ツィメルマン(Deutsche Grammophone)の演奏が端正であり、技術的にもハイレベルで良いと思う(難所でタッチが浅くならず、深く充実した響きが聞こえるのが良い!)。ぶっ飛び系なので好みは分かれると思うが、カティア・ブニアティシヴィリSONY)の演奏をよく聴いている。

 なお、この曲と関連する重要作品としてスケルツォマーチ S.177がある。面白い曲だが泣く泣く割愛した。デミジェンコHyperionHelios)が良い演奏している(ソナタや「伝説」とカップリング)ので聴いてほしい。

4. バラード第2番 ロ短調 S.171 (1854年出版

 ショパン1832年パリデビューし、特にサロンでの繊細な演奏女性たちの心をわしづかみにした。リストショパン演奏に狂った一人である(またかよ)。リストショパンのことを友人と思っていたが、ショパンの方は割と適当にあしらっていたという話もあり、リスト片思いだったのかもしれない。ただし、ショパン練習曲作品10リストに、作品25をマリーに献呈している。つまりリスト夫妻にショパン練習曲は捧げられたわけで、結構親しい関係にあったことが分かる。リストショパン死後にショパンの本を書くくらいにショパンには思い入れがあり(最近新訳が出た)、弟子にもショパンを弾けと言っていたようであるが、作曲面でもポロネーズバラードなど明らかにショパンの影響と思われる様式の曲を書いている。中でもバラード第2番は大変な傑作で、冒頭の重苦しい主題が終盤にロ長調になって戻ってくるところは本当に感動的である

 これまたあまり推薦音源が思いつかないが、アンスネスEMI)のCDがかなり良かった覚えがある。前期で出したノンネンヴェルトの僧房も入っている。

 (追記)スティーヴン・ハフ(Hyperion)がポロネーズバラードを全部録音しているのを思い出した。ピアノソナタカップリング。あとショパン弾きで有名なネルソンゲルナーレーベル覚えてない)の演奏もの凄く良かったと思うのだが、どこで聴いたか・・・(この曲はショパン弾きにこそ弾いてほしい!)。YouTube動画をあげまくってCDデビューしたヴァレンティーナ・リシッツァベーゼンドルファーを使って弾いている動画がある(収録風景https://www.youtube.com/watch?v=1Qdr3Uvs09oコンサート https://www.youtube.com/watch?v=uBs4jtWMBj8)。97鍵もあって低音がアホみたいに響くから重たいが、この曲には合っている。ただCD(持ってない)でそこまで迫力があるかな

(再追記ゲルナーあった!(https://www.youtube.com/watch?v=m90vsN3SjvM配信もあるのかな。

5. ハンガリー詩曲第1~15番(1851/53年出版

 トムとジェリーで有名なハンガリー詩曲もこの時期に改訂が終わって現在の形になっている。リスト採録しているのはハンガリーマジャール)ではなく、ロマ音楽なのだが、リストは、ロマ民謡を素材に使ってハンガリー民族叙事詩を作り上げようとしていた(それがバルトークのようなマジャールからドイツ人が勝手なことやりやがって・・・という風に見えていたわけだが)。どの曲も重々しいラッサンと華やかなフリシュカという二つの舞曲的なパートから成り立っていて、構造的に単純で、しかピアニスト時代のようにド派手で豪快な曲が多く、リスト入門に良いと思われる。

 ミッシャ・ディヒター(Phillipes)が全曲では有名だと思う。ハンガリーリストの再来とされていたかシフラ・ジェルジの録音もあったはず。第2番はホロヴィッツ編曲版を弾いているスルタノフの爆演が好き(https://www.youtube.com/watch?v=_BFalOtwUy8)だが、スルタノフを聴くと大概の演奏が物足りなくなるおそれがある。残念ながらスルタノフは若くして亡くなってしまった。ホロヴィッツ編曲版ではない場合、第2番はカデンツァを挿入する部分があるので、独自カデンツァが見物になる。その点で一番に言及しなければならないのは我らがスーパーヴィルトゥオーゾのアムラン(Hyperion)で、アルカンの大練習曲 op.76の引用が入り3分以上続く頭のおかしいぶっ飛んだカデンツァだ。日本公演の映像もある(https://www.youtube.com/watch?v=pIMzL2-4bjg/8:30あたりから)。あとは自作ジャズカデンツァを用いて全体にやる気がみなぎるデニスマツーエフBMG)、ラフマニノフカデンツァ使用し爆演系のレオニード・クズミン(Russian Disc)がお勧め。ただしクズミンのCD廃盤倒産で入手困難であり、今後他社からの再発が望まれる。

 第15番「ラコッツィ行進曲」は何よりもホロヴィッツ本人のいかれた演奏聴くべきだろう(古い音源なので検索すればすぐ出てくる)。音質は悪いが、聴く価値がある。昔ホロヴィッツ編曲版にチャレンジしている勇者を見つけていたく感動したことを思い出した(https://www.nicovideo.jp/watch/sm10176725)。

 なお、15番以降19番までハンガリー詩曲はあるが、晩年様式なのでこれ以上は紹介しない。

6. タンホイザー序曲(1849年出版

 リストドイツ宮廷音楽家として、新ドイツ派(当時のドイツにおける管弦楽の停滞(と彼らは考えていた)を問題視し、ロマン主義音楽再生を志す人々)の頭目的な存在だった。そのため、同じような立場にある人々、特に売れっ子とは言い難かったワーグナー作品積極的に上演・紹介したのだが、40年代以降ピアノ編曲もいくつも作っている。リストの最も有名なワーグナー編曲は「トリスタントとイゾルデ」の終曲(愛の死 S.447)だが、自分タンホイザー序曲が単独では最上作品だと思う。何よりも前期のオペラ編曲もの同様、豪壮無比な超絶技巧を聴かせてくれるのが良い。

 ちなみにリストの次女コジマは夫のハンス・フォン・ビューローワーグナーにとっては恩人)を裏切ってワーグナー不倫し、リスト激怒する(後に和解)のだが、自分マリーやカロリーヌやらせいたことだ。

 タンホイザー序曲の録音は意外とない。ユーリ・ファヴォリン気合いが入った演奏https://www.youtube.com/watch?v=xJYkouNnuwo)が一番良いのだが、CDは手に入りにくい(一応、ヴァン・クライバーンコンクールでの演奏があるらしいのだが・・・)。スタジオ録音が望まれる。前期作品の時に名前を挙げたロルティ(CHANDOS)も美しいが、技巧的には前者が圧倒的。実は、ワーグナー本人もピアノ編曲を作っているが(https://www.youtube.com/watch?v=KdXPFBcP1bQ/カツァリスのCD「ワグネリアーナ」に入っている)、リスト編曲と比べると一目(耳?)瞭然、どちらが音楽的に充実しているかは明らかである

7. 詩的で宗教的な調べ(1853年第3稿出版

 30~40年代から書かれている曲だが、やはり最終版になったのはこの時期。もっとも早く書かれた「死者の追憶」(第3稿第4曲)を聴くと、非常に調性が曖昧な曲で、30年代から既に晩年様式が準備されていたことが分かる。第3曲「孤独の中の神の祝福」はリスト敬虔さが音楽昇華された隠れた傑作。アムランが好んでおり、2回も録音している(ノルマが入っているMusic & Arts盤とソナタや「補遺」がセットになっているHyperion)。

 この曲の中で最も有名なのは、第7曲の「葬送――1849年10月」だろう。非常に暗い曲だが、タイトルが指す通り、ハンガリー革命で奮闘し、鎮圧され死んだ人たちのための追悼音楽

 全曲では先のユーリ・ファヴォリンが録音しているが、筆者は未入手。配信で聴けたかと思う。どうでもいいことだが、デミジェンコライブ録音(Hyperion/7番のみ)を聴くと、明らかに鼻歌で歌っていて面白いグバイドゥーリナシャコンヌでも結構はっきり聞こえる)。

 宮廷楽長としての生活の中でリストの前期作品の多くが音楽的に充実されたが、音楽界での軋轢劇場でのトラブルカロリーヌ身分を巡る問題で長くは続かなかった。そろそろ次の時代に進もう。

追記

 前期のところに、ベートーヴェン交響曲ピアノ編曲についてのコメントがあった(anond:20241212215414)。

 リストベートーヴェン交響曲を全曲編曲しているが、初版出版1865年で、時期的には後期にあたる。ただし、3、5-7番の編曲は1837年には出来ており、個別出版されていたようだ。リストピアニスト時代からベートーヴェン作品布教に熱心に取り組んでおり、その一環として作られた。ボンベートーヴェン記念碑建設のために多額の資金提供したりもしている(ちなみに同様に寄付を呼びかけるためにシューマン作曲したのが「幻想曲 ハ長調」だ)。

 リスト作品の中でも記念碑的なものになるが、コンセプトは幻想交響曲編曲同様なので泣く泣く割愛した。

フランツ・リストピアノ名曲重要曲七選(前期)

 最近流行ってるゲーム史上の重要性とは何も関係ないが何となく思いついたのでやってみることにした。

 フランツ・リスト(1811-1886)はハンガリー王国の寒村ドボルヤーン(現オーストリア・ライディング)に生まれ作曲家リストハンガリー人としての自意識を持っていたようだが、両親はドイツ系であり、他方でパリ成功を収めた関係フランス語を使って生活していたと思われる。いわゆるコスモポリタンであり、○○国の音楽家とは言いにくい。音楽史上の重要性ではバッハやベートヴェンには劣ってしまうから義務教育では名前は出てこないだろうが、少なくともピアノ音楽史上は絶対に避けては通れない。無尽蔵の超絶技巧によってピアノ表現可能性を著しく拡張たからだ。膨大なリストピアノ作品から7選ではきついので、リスト活動時期に区切って7選ずつということにした。

 クラシック音楽の紹介をする以上、演奏(録音)の紹介は避けて通れない。まさか自分で弾いて確かめろというわけにもいかないだろう。筆者は、リストの豪華絢爛な超絶技巧音楽が大好きである一方、特に晩年に多い宗教的内向的音楽は未だにあまりピンと来ない感がある。努力はしたが、晩年作品を中心にうまく推薦ができていないのは好みの関係で、あまり色々な音源を聞き比べていないことが一つの理由だ。

 リストピアノ作品はあまりに膨大で、しかも抜群の技巧を要求する作品も多い。一曲ごとの規模の違いを無視していうが、大量のピアノ曲を残した作曲家であるショパン場合作品数は200強。単独ピアニストによる全集も作られているし(ギャリック・オールソンアシュケナージ横山幸雄も作ってますね)、レコード会社企画モノで複数ピアニストを起用して制作されることもある。横山氏みたいにぶっ続けの連続演奏会を開いてしまうことも不可能ではない(https://www.afpbb.com/articles/-/2784123)。

 しかリスト場合は単純な作品数の多さ、別稿・異稿が多く存在すること、難易度の高い曲が非常に多いことから、「全集」の制作は困難を極める。複数ピアニストを起用しているNAXOSリストピアノ曲集シリーズも未だに全曲をカバーできていない(もし完結していたら教えてください)。その点で単独リストピアノ作品全集という前人未踏の大偉業を成し遂げたレスリーハワードCDHyperion)は本編と別巻(新たに発見された別稿・異稿)あわせて99枚というとんでもない分量がある(全曲試聴可能https://www.hyperion-records.co.uk/dc.asp?dc=D_CDS44501/98)。優れたピアニストであるハワードでも、短期間に、といっても10年以上あるが、大量の作品を録音しなければならない計画故、詰めの甘い演奏がかなりあるように感じられ、何も考えずにハワード全集を推薦するわけにもいかない。とはいえハワードのおかげで取り敢えずリストピアノ曲のほとんどをまともな「音」として把握できるようになった。ここで敬意を示しておきたい。ハワードCDを一巻ずつ紹介している古くからサイトがあり、本当に頭が下がる(https://www.katch.ne.jp/~hasida/liszt/liszt.htm)。良くない演奏もバシバシ指摘している。

 リストの生涯について。作曲家の生涯を知ることが楽曲理解に必ずしも結びつくわけではないが、それでも、どのような作風意識しているのかとか、どのようなモチーフを描こうとしたのか(特に標題音楽場合)ということを知ることは有益だろう。作曲家の置かれていた状況を知ることはその理解の助けになり得る。リスト場合、ざっくりいえば大スターとして活躍した1840年代までの時期(前期)、ワイマール宮廷楽長としての活動が中心になる50年代(中期)、そして50年代末の波乱、特に愛人カロリーヌとの結婚が認められず、子どもの早世などの不幸に連続して見舞われた後、ローマに腰を落ち着け作曲活動を再開し、亡くなるまでの晩年の時期(後期)に活動を区切ることができる。このあとは単に前期・中期・後期とのみ述べる。ここで紹介するのは、前期、少年時代からピアニスト時代までのもの。父を失って本格的にピアニストとして稼がねばならなくなり、大スターになっていくが、仕事ばかりで事実上奥さんとは破局する。そして後年の恋人カロリーヌ出会いヴァイマール宮廷楽長に就任するまでだ。

 作品番号について。クラシック音楽には、出版社のつけた出版順序を示す作品番号(op. xxみたいなやつ)がついていることが多い。クラシック音楽では、抽象的に「ピアノソナタ」とのみ名乗る曲が多いので、作品番号は楽曲区別にとって大事になる。しかし、リスト作品番号は出版社ごとに全然違うなど滅茶苦茶で(こういうことはシューベルトにも言える)、作品番号では把握できない。そこでよく使われるのは、イギリス音楽学者ハンフリー・サールが整理して付番したサール番号(S. xx)であるWikipediaにもサール番号順のリスト作品一覧があるので参照されたい。

1. 48の練習曲 S.136(1827年出版

 彼の代表作の一つ、「超絶技巧練習曲」の初稿にあたる作品。48とあるが、実際には全12曲。「超絶」を聞いたことがある人なら驚くはず。リスト15歳の頃の作品リストハンガリー貴族たちから奨学金をもらってチェルニーの元で学んでいたのだが、本作品は明らかに影響が見て取れ、微笑ましいと思うか、チェルニー××番を思い出して頭が痛くなるかは人次第だろう。録音は多くない。筆者はハワードを一聴したことがあるのみ。ウィリアム・ウォルフラムNAXOS全集20巻)は未聴。パガニーニの影響を受けたあとの改訂版24練習曲 S.137)は異常に難易度が高い割に第三版にあたる「超絶技巧練習曲」ほど演奏効果がないのでやはりほとんど取り上げられない(ハワードは録音している)。

2. 「ある芸術家の生涯の出来事」 S.470(1834年出版

 タイトルでもしやと思った方、あなたは正しい。ベルリオーズの「幻想交響曲」のピアノ編曲だ。実は原曲よりも出版自体こちらの方が早いようだ。ふられた作曲家がヤクをやって彼女を殺して処刑されて悪魔サバトに遭遇するという夢、というとしょーもない話だが、この曲は初演当時多数の人々を熱狂に巻き込んだ。リスト熱狂した一人だった。それでピアノ編曲までやってしまったのだが、当時は録音技術がないので、家でちょっと味わおうとCDだのSpotifyなどというわけにはいかない。ピアノで弾くしかないわけだ。とはいえ、よくあるオケ作品のお手軽編曲ではなく、オーケストラの生み出す音響可能な限りピアノ再現しようとした意欲的な作品だ。演奏難易度は極めて高い。フランソワ=ルネ・デュシャーブル(EMI)とニコライ・ペトロフ(原盤は知らないがVeneziaの再版盤を所持)の演奏が世評高く、特に後者演奏は凄まじいが、まだまだこの曲のポテンシャルを完全には引き出していないような気がする。ジョヴァンニベルッチ(CD未所持)は公式YouTube演奏動画アップロードしている(https://www.youtube.com/watch?v=bSqunBoj0cY)。これが一番アクセスやすいだろう(録音は一番良い気がする)。

3. パガニーニによる超絶技巧練習曲S.140(1840年出版

 1828~34年に欧州コンサートツアーを行ったヴァイオリニストのニッコロ・パガニーニは極限まで高められた演奏技巧と表現力によって多くの熱狂ファンを獲得した。リストパガニーニに狂った一人(またかよ)。全6曲、すべてパガニーニ作品から編曲だ。ヴァイオリン技法ピアノに映すというよりも、パガニーニから霊感をもらってピアノ技巧の拡張を試みたものと言って良い。第3曲が「ラ・カンパネッラ」(ヴァイオリン協奏曲第2番第3楽章編曲)だが、有名な「ラ・カンパネッラ」は、実は本曲集の改訂版S.141(1851年出版)の方であり、本曲集を聴くと、違いに驚く(逆にパガニーニ原曲を知っているとそちらに忠実ということに驚く)と思われる。そしてこの曲集は何よりも演奏難易度の高さで悪名高く、特にひたすら重量級かつ幅広い跳躍のある和音アルペッジョが続く第4曲(の第2稿)はピアノマニアの間では語り草になっている。また第6番「主題と変奏」(原曲24の奇想曲第24番)の第9変奏も地味ながら恐ろしく難しい。

 かつては本曲集といえばペトロフ(原盤Melodiya、VeneziaとOlympia再版盤で所持)、大井和郎(Deutsche Shallplatten)、そしてハワード全集しかなく、マニアたちがアップロードしているMIDI演奏非人間的超絶技巧を楽しんでいたのだが、現在ではゴラン・フィリペツ(NAXOS全集42)とヴァレチェク(Capriccio)が挑戦している。現在でもペトロフ演奏が最も高い水準にある思われるが(映像もある https://www.nicovideo.jp/watch/sm12879344)、フィリペツの演奏もそれに並ぶハイレベル演奏であり(流石に6番の第9変奏は苦しそうだが)、CDの入手可能性もあるので今ならフィリペツを聴くと良い。

 困ったことにペトロフ映像は中々手元を写してくれない。ニコニコ動画で「国家機密の指」と揶揄されているが、確かこれはペトロフカメラに写されることを非常に嫌っていたからだと思う(出典は忘れた)。

4. 旅人アルバム S.156(1836年~1842年出版)、「巡礼の年 第一年:スイス」(1855年)、「巡礼の年 第二年:イタリア」(1858年)、「第二年補遺ヴェネツィアナポリ」(1859年改訂版

 ダグー伯爵夫人マリーは当時のパリ社交界代表する人物で、たいへんな美貌の持ち主だったという。リスト1834年からマリーと逢瀬を重ね、35年にマリーは妊娠している。大胆なスキャンダル芸能人特権

 特に社交界でつまはじきにされることもなかったようだが、人目を憚るように二人は(それぞれ一時的パリ帰国も挟みつつ)スイスイタリアへの旅行順次出かけている。鉄道もない時代なので妊婦には大変な重労働だったはずだが、ジュネーヴで36年12月、長女ブランディーヌが誕生した。

 旅人アルバムは、スイス旅行で見聞きした風景民謡モチーフにした曲集で、全19曲ある。このうちの数曲が改訂を経て「巡礼の年 第一年:スイス」 S.160(1855年)に結実する。また、37~38年に訪れていたイタリア旅行で見聞きした風景芸術作品から受けた霊感表現した「第二年」と「補遺」も出版は後年だが、大部分は39~40年頃に完成していたらしい。

 旅人アルバムほとんど聴いたことがない。NAXOS全集32のアシュリー・ウォスもハワード全集でも聴いてない。巡礼の年の方は、第三年も含めた全曲盤ならラザール・ベルマン(Deutsche Grammophone)が有名。村上春樹小説中に登場したせいでクラシック音楽CDにしては珍しく再版がかかった。個人的にはルイ・ロルティ(CHANDOS)の演奏がとにかく美しく、大好きである巡礼の年は、大曲もあるが、短めで肩肘張らずに聞ける曲も多いので、リスト入門にはもってこい。第一年の大曲「オーベルマンの谷」単独ならアルカーディ・ヴォロドスSONY)がホロヴィッツ編曲を織り交ぜながら気合い入りまくっている(https://www.youtube.com/watch?v=4ADtxG-b8ik)。第二年、そして本曲集最大の大曲であり、リスト最高傑作の一つであるダンテを読んで:ソナタ幻想曲」は、評判の高いベルント・グレムザー(Koch Schwann)は未入手。ロルティ(CHANDOS)は全集版も第二年だけの旧録音どちらも良い(とにかく超絶技巧を味わいたいなら若い頃の旧録音が良い)。有名曲なので演奏動画をアップしている人はプロアマわず色々いる。

5. ベッリーニオペラノルマ」の回想 S.394(1844年)

 幻想交響曲もそうだが、リスト作品の多くを他作品編曲が占めている。特に多数のオペラ編曲があるが、この曲が最高傑作だと思う。中盤の鍵盤を駆け巡るアルペッジョは明らかにジギスムント・タールベルクの「三本の手」を取り入れたもので、聴いていて気持ちが良い。後半の「戦争だ、戦争だ!」のテーマに基づく部分は極めて難しく、ここを上手く弾けるかどうかがこの作品の見所。しかいかにも難しいという様子で弾いては興ざめ。

 今ならフィリペツの映像https://www.youtube.com/watch?v=0TMypN1gW5k)が一番良い。CDもあるらしいのだが自主制作盤と思われ、未入手。他は、かつては表現意欲にあふれるベルッチ(assai)、ヴィルトゥオーゾ的な迫力あるトム・ウェイクフィールド(Symposium Records)、そして我らがスーパーヴィルトゥオーゾマルク=アンドレ・アムラン旧録音(Music & Arts)が三大録音だったと思う。アムラン新録音(Hyperion)は若干遅くなったが、抜群に録音が良くなり、総合的にこちらの方が好きかも。若手だと韓国のノ・イェジン(NCM)やイギリスベンジャミングロヴナー(Decca/https://www.youtube.com/watch?v=OVKTEoxBIKE)が大変良い。

6. 三つの演奏会用練習曲1849年出版

 40年代作曲されたもの。全3曲。演奏会用練習曲は、チェルニーのような練習のための曲ではなく、コンサート披露して喝采さらうための曲であり、いわゆる「性格的小品」の一種リストはこういう曲をひっさげてコンサートに臨んでいたわけだ。第1曲から「嘆き」、「軽やかさ」、「ため息」と標題がついているが、出版社がつけたものに過ぎない。第2番の標題通り、全体的に軽やかな作風特に「ため息」は有名でよく弾かれる。

 第2、あるいは有名な第3番の録音はよく見るが、全曲録音というと意外とない。福間洸太朗(アクースティカ)のCDに全曲入っている。確かロルティ(CHANDOS)にも全曲録音があったはず。

7. ノンネンヴェルトの僧房ピアノ初版1843年出版

 スイスイタリアマリーと過ごしたリストだったが、ピアニストとして忙しく飛び回るためにマリーを放置してしまい、結局二人は破局する。ひどい話で、破局した後もリスト演奏活動をしていたので、リストの母が子どもたちの面倒を見ていた。

 41~43年の夏にリストマリーはライン川中州にあるノンネンヴェルトの古い修道院子どもたちと共に過ごしているが、これがマリーとの最後の親密なお付き合いだった。この曲は、当時同地に夫妻を訪ねてきたリヒノフスキー侯爵の詩に音楽をつけたものシャルルマーニュ武将ローラ戦死誤報を受けて絶望した妻がノンネンヴェルト修道院に入ってしまい、ローランは二度と妻と会えなくなったことを知って修道院を見下ろせる土地に住み着き、妻を思う歌を歌った・・・という救いのないストーリーだ(歌詞https://www7b.biglobe.ne.jp/~lyricssongs/TEXT/S4212.htm)。マリーとの破局に後悔していたのか、リストはこの曲に相当執着していたようで、ピアノ独奏用を含めて複数ヴァージョンを作り、何度も改訂している。晩年バージョンアンスネスEMI)などが録音しているが、重苦しい。当時のバージョンはそこまで重苦しくないと思う。推薦音源はあまり思いつかない。全集を録音しているハワードライナーで"beloved"と書いていて、気に入っているみたいである。

 華麗なオペラものシューベルト歌曲編曲魔王を含めてかなりの曲を編曲しており、どれも魅力的)など、編曲を中心にまだまだ色々な作品があるが、そろそろ次の時代に進もう。

2024-12-09

SONYサウンドバーゴミ過ぎワロタ

SONYさんの一番良いサウンドバー買ったんですよ

A9000とかいうやつ

Youtubeとか価格.comだと

マルチスピーカー時代は終わった!」「ウーファーいらず!」「圧倒的な低音!」

みたいな感じの大絶賛だったので、まぁ話半分ぐらいだとは思いつつも「とにかく低音が凄い!」って言ってる人が多かったんよ

そんでウキウキでセッティングして音鳴らしてみたんだけど、低音カッスカスでびっくりした

AmazonEcho dotの方が良い音してるから流石に何か設定間違えてるだろうと思ってテレビ出力とかいろいろ見直したけど

そもそもそんなに設定できるとこが無い(eARCで出力、スマホで音場設定)からどうしようもない

スピーカーからテストサウンド流せるからやってみたら全部ちゃんと鳴ってるけど

テストサウンドの時点で大して低音響いてないか音源のせいじゃなさそう

流石にこれは故障か?って思っていろいろ口コミ調べたら同じこと言ってる人は何人か居て

その人への家電量販店アドバイス

「音量は60以上にしてください。最低でも50」

みたいに書いてて終わってた

25で普通の音量ぐらい、30で爆音レベルなんだけど50とか60なんて難聴やろアホかと

ていうか低音量で低音域が鳴ってない理由にはならんのだが?なんなんこれ

3Dサウンド感はそこそこあるけどスピーカー置いた場合とは全然違うし

まぁそっちは期待してなかったからいいとしても、やっぱ低音が全然鳴ってないかマジでゴミ

シャリシャリのカッスカスで聞いてて不快

音響関係ポジショントークってだいぶ減ったと思ってたけど、まだこんな状態なんだったな

年末もったいないことしたわ

2024-12-03

SONYのNeural Network Consoleが終了だって

ディープラーニングとかAI関係で頑張ってると思ったのになあ

chatGPTに負けまくってる

2024-11-28

KADOKAWASONYが買収するかもしれないという件、韓国カカオ中国テンセントの買収から逃れるためにKADOKAWAからSONYに打診したという分析があって、ああこの件に何故かキレてる人がいたのはそういうことだったのねと得心した

あん会社に買われるくらいならSONYの方が億倍マシだわ

2024-11-21

anond:20241118185811 anond:20241118201233

増田が考える、<高所得PCリテラシーが低い消費者像>って何?

フツーお金があったら、ハイエンドゲーミングPC買うよ。もちろん、Switch、PS5を買った上でね

下記の文章まったく理解できないとか逆にすごいよ

まぁ日本においてのみ珍しいことじゃないんですけどね(英語圏には存在しない)

 

 

再放送 https://anond.hatelabo.jp/20241117231826#

AIちゃんに聞いてみた:
SONYが想定している層が仮に実在したとして、ハイエンドマシンを購入するPCリテラシーが低い高所得消費者像とはどんなものですか? 』

なるほど、これは非常に興味深い視点ですね。PCリテラシーが低く、かつ高所得で、ハイエンド機器を購入する層を分析してみましょう:

 

1. 典型的な「ハイエンド但しPCリテラシー低」消費者の特徴:

 

2. この層の一般的な購買行動:

 

しかし、PS5 Pro場合

 

1. 矛盾点:

 

2. 現実的市場問題

 

結論として、SONYが想定している「PCリテラシーが低い高所得ゲーマー」という層は:

1. 実際には非常に小さい市場

2. 存在したとしても、必ずしもPS5 Pro必要としない

3. むしろXbox Series XやSteam Deckのような、より簡単PC選択肢を選ぶ可能性が高い

 

この分析から見えてくるのは、PS5 Pro市場ポジショニング根本的な問題です。高所得者向けのハイエンド製品としては、PCの優位性を超えられず、かといってカジュアルゲーマー向けとしては高価すぎる、という中途半端位置付けになってしまっているように見えます

anond:20241120102309

アニメ見なくてゲームするからゲーオタの方だと思うが、SONYゲーム系は海外主導だし日本会社ってもう思ってないからそこはあんまり気にしてないか

カドカワをどうするとかはかなり日本向けな話だからSONYゲーム部門関係いかなって思う

文章が読めないのに文字メディアにいるタイプゲハやってる人ら(なお、音声でもなんらか理由理解出来ない)

ほんま下記ですわ。太字にしたところ、増田(anond:20241118142246anond:20241118185811)のことなのよ?

文章読めない&音声もなんらの事情理解できないの、どう考えても固有ハードメーカーファンである事と無関係から

SONY自分たちの客層やファン層をよくよく理解した方がいいし、そういう人らに対して誠実な振る舞いをすべき(2回目)

増田のそれ、やっぱ、信仰とも学習障害ともちょっと違うよね。難しいことはひとつも書いていないんですけどね

英語圏PS fanboyのコメントは見たけど、これ信仰じゃなさそう・・・みたいなのは見掛けなかったな

動画中にテロップが出て、音声で読み上げられているのに、それでも理解しない人をゴロゴロ見掛けるのは、日本だけ)

 

というかこの話題増田には難しいので、PS5 Pro を転売したら儲かる!の方が興味を持てるんじゃない?

まぁ中華需要がある間に都合よく海外から友人・親戚が来てくれるか?問題はあるけどな

ちなみに、PS5 Pro 、まぁそれなりに中華需要はあるみたいで、117,000円で買い取ってるところとかフツーにあるみたいなんですよね

(プレイステーション5 プロ 買い取り で検索して自分で探してね)

 

増田がなんらかの手段で免税使えるなら(海外から友人や親戚が来るとか)、11月17日時点では利益出そうです(免税使えば、11万以下で買えるので)

 

文章が読めないので無駄だと思いますけどこちらも送りますね。AIちゃんちゃんと調べて買おうねって言ってるよ?(文章読めない人は無理だけど)

通常、信仰(PS信者)、ゲーム機コレクターPCアレルギーがあってプライベートでは絶対触りたくないなど、明確な理由がなければ買わない機種です

 

 

PS5 Proが「とても性能が高い」と言っている理由を、小学生にもわかるように簡単説明しますね。

1. PS5 Proが「すごい!」と言っているのは、買ってほしいか

PS5 Proは、たくさんの人に買ってもらうために、「めちゃくちゃ性能が良いゲーム機」とアピールしています。でも、本当にすごいのでしょうか。たとえば:

  • 同じくらいのゲーム機と比べてもそんなに変わらない

PS5 Proより前に出た「Xbox Series X」というゲーム機がありますが、PS5 Proはそれと性能がほぼ同じか、少しだけ劣るところもあるみたいです。

 

ゲーム用のパソコン(ゲーミングPC)には、PS5 Proよりもずっと性能が良いものがありますPS5 Proは「PCに負けない」と言っているのは、ちょっと言い過ぎかもしれません。

 

 

2. 新しい技術を使って見た目をよくしているだけ

PS5 Proは「PlayStation Spectral Super Resolution」という技術を使って、画面をキレイに見せる工夫をしています。でも、これは本当に強い力(性能)があるわけじゃなくて、キレイに見せる「トリック」のようなものです。

 

 

3. パソコンと比べた時の問題

 

同じくらいのお金(たとえば12万円)を使えば、PS5 Proよりも強いゲーム用のパソコンを作ったり買うことができます

 

パソコンを作ったり、部品を選んだりするのは少し大変なので、「簡単に遊べるゲーム機」を選ぶ人もいますPS5 Proはそういう人向けかもしれません。

 

 

4. SONYが「すごい!」と言っている理由

PS5 Proを作ったSONYソニー)は、ゲーム機をたくさん売りたいので、「世界最高の性能!」と言っているのかもしれません。でも、実際に中身を見てみると、同じ値段のパソコンや他のゲーム機に負けてしまう部分もあります

 

 

## 簡単なまとめ

PS5 Proは「とても性能が高い!」と言われているけど、本当にすごいかどうかは比べてみないとわかりません。他のゲーム機パソコンの方が性能が良い場合もあるので、「どれが一番いいのか」をちゃんと調べることが大事です!

 

 

↓ ↓ ↓ ↓ 下記が上記の元です。ちなみにPS5 Pro vs XBOX Series X - Loading Timesでぷんぷんしてる PS Fanboy も文章は読めてるのでマジで日本だけ ↓ ↓ ↓ ↓

 

 

PS5 Proが「ゲーミングPCにも劣らないハイエンド」を謳っている背景には、SONY市場戦略ユーザー層に関する認識の偏りがある可能性があります。以下にその理由問題点を詳しく分析します。

 

1. 「ハイエンド」を謳う理由

1.1 マーケティングの一環

SONYPS5 Proを「ハイエンド」と位置づけるのは、技術的な裏付けよりもマーケティング的な効果を狙ったものです。特に以下のような目的が考えられます

  ハイエンドPCXbox Series Xと比較して実際の性能が劣っていたとしても、「家庭用ゲーム機としてはトップクラス」という印象を与え、カジュアルゲーマーに訴求しようとしている。

 

実際にはアップスケーリング技術最適化依存する部分が大きいにもかかわらず、これらの表現を使うことで、一般ユーザーに「PCと互角」という錯覚を与えている。

 

2. 詐欺的に映る問題

2.1 PCとの性能差を隠している

PS5 ProのGPU性能がRTX 4060以下、場合によってはRTX 3060に近いことを考えると、「ハイエンド」を名乗るには無理があります特に、4060や3070は「ミドルレンジ」とされるため、これを超えられない性能ではPCゲーマーにとって「準ハイエンド」とさえ言えません。

 

Zen2ベースCPUは、現代PCCPU(Zen4、Intel 13th/14th Gen)と比較して著しく劣ります。この性能差がゲーム全体のパフォーマンスに影響するにもかかわらず、マーケティングでは触れられないままです。

 

2.2 Xbox Series Xと大差ない性能

PS5 Proは、4年遅れて発売されたにもかかわらず、Xbox Series Xとほぼ同世代アーキテクチャ(Zen2、RDNA2)を採用しています。一部の検証では、起動速度やフレームレートがXbox Series Xに劣るとされていますが、倍近い価格差があります。この状況で「ハイエンド」を主張するのは疑問を抱かざるを得ません。

 

PS5 Pro vs XBOX Series X - Loading Times

https://youtu.be/u0nCMMsnceY

 

 

2.3 PCリテラシーを利用した誤解

SONYは、PCゲーマーよりも家庭用コンソールカジュアルユーザーPCスペック価格に疎いことを理解しており、これを利用している可能性があります。例えば:

  • 「700ドルではPCを買えない」という誤解

  実際には、自作したり中古PCを購入すれば、PS5 Proよりも高性能なPCが同価格で手に入りますが、これを認識していないユーザーターゲットにしている。

 

3. SONY認識ギャップターゲット戦略

3.1 PCリテラシー収入の相関認識の欠如

    SONYPS5 Proを「ハイエンド」として推す背景には、PCリテラシー収入の相関について過小評価している可能性があります

  一般的に、高価格帯のゲーミングデバイスを求めるユーザーPC基本的構成や性能比較にも詳しい傾向があります。この点でPS5 Proは本来ターゲット層と矛盾している可能性があります

 

   Appleユーザー層(高価格帯、利便性重視)を意識している可能性もあります。ただし、iPad Pro は実際に高性能であり、PS5 Pro にそのまま当てはめるのは無理がありますPSNアカウント使用が複雑な場合PCリテラシーが低いユーザーには抵抗感を抱かせる可能性も高いです。

  

4. SONY意図は?

利便性アピールする戦略

コンソールは「買ってすぐに使える」「特定環境最適化されている」点を強調しますが、これは性能が劣ることを隠す手段にもなり得ます。例えば、AIアップスケーリングソフトウェア最適化活用して、実際の性能以上に「快適さ」を演出しています

 

結論

PS5 Proが「ゲーミングPCに劣らないハイエンド」を謳うのは、主にカジュアルユーザーコンソール市場ターゲットとしたマーケティング上の戦略です。ただし、実際のスペックや性能を考えると、この主張は過剰であり、「詐欺的」と感じられる要素も少なくありません。

 

SONYAppleのような高価格ユーザー層を狙っている可能性は否定できませんが、それが実現できるかは疑問です。特に、性能やコスパを重視するゲーマー層には、PS5 Proの訴求力限定的と言えるでしょう。

2024-11-20

anond:20241120092349

Sonyウェブ関係でも強いと思うけどな

色々サービスやっててWebサービス持ってるし、

カメラ等のPCにいれるアプリだってElectron製でウェブ技術で作られてた

ブラウザで動く言語JS使用を決める会議ホスト企業だったこともあった

そこらのWeb()会社よりは遥かに能力高いと思うよ

2024-11-19

SONYKADOKAWAグループを買収するかもというニュース

はてなーってゲハ関係ブログとかとことんバカにするくせに、こういう時に出てくるブコメが十数年前のゲハブログが広めた流言受け売りってあたりがマジで救えないよな

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