Facebookのプロフィール画像を17年前の物に1週間限定で変えました。
一緒に写っているのは現在大学4年生の長女です。
アップした途端、「誰!?」などと期待通り?の反応が…。
あっという間にコメントがどんどん入り炎上状態でした(汗)
どーでもいい話題は置いておいて、釣行記です。
前回記事で予告した通り、24日日曜日にエースKenKen君と外房へ。
前日は予想通り大荒れだったようで、出航したボートはゼロだったとか。
この日もけっこううねりが残る予報です。
現地に着くと、暗いながらも磯場や堤防に波が打ち付けてけっこう荒れています。
スロープにも波がかなり上がってきていました。
こういう時に2人だと安心して出せますね。
いそいそとボートを降ろして準備しましたが、
荒れ具合を確認する意味でも、
出航は明るくなってからにしようということになりました。
久々に外房に登場した友恵丸の小野さんは、
このうねりと波を警戒して、出航を取りやめて内房に移動するとのこと。
彼の経験と技量をもってすればこの程度なら出航可能なはずですが、
経験の浅いボーターに無理をさせないために、
今回はあえて出航を断念して安全な内房に移動するとのこと。
このあたりは有名人の苦労が伺えます。
初心者の見本となるべく、微妙な海況の時には潔く諦める勇気を見せるということです。
小野さんに続いて、経験が少ないと言っていたゴムボーター※も内房へ。
※追記:バンサレーさんでしたね。失念していました。失礼しました。
「ぐっちゃんくらいこの場所の経験があってあのボートなら大丈夫だろうけど…」
と小野さんの弁。
この日は東からうねりが入っていて、いつもは穏やかな出航場所の入り江まで、
波やうねりが直撃していました。
ただ、経験上少し沖まで出てしまえば気にならない程度だと思われます。
もちろん外房慣れしたぐっちゃんの私見ですから、初心者には厳しかったかもですね。
日が昇るころにはずいぶん納まりましたので、少し待つという手もあったのでしょうが、
波風はほとんどないくせに
うねりは最大3mくらいありましたので、慣れない人はちょっとビビったかも。
小野さんは内房の中深場で良い釣りをされたみたいなので、
移動して正解だったかもしれませんね。
この日出航したのは、ビル・ジャックさん、ステキチさん、タダノさん、
ケンマリーンボートさん、お初の12Fクラスのトレーラブルさん、
ベイスポーツ16のたーたんさん?、その他…。
けっこうな数になりましたが、ゴムボートはゼロでした。
さて、日の出とともに出航したGucchan号、
朝イチの海上は御覧のような状態。
細かく波立ってはいますが、風はないし、どちらかと言えば穏やかな部類です。
ただし、間隔の広い大きなうねりが定期的にやってきます。
船酔いする人は、気が付かないうちに酔ってしまうパターンですね。
無風で波は東から西へ。
潮流ですが、ちょっと変な感じでした。
いわゆる逆潮というやつで、東から西にボートが流されます。
正潮の西から東への流れとはベイトの場所が全く変わってしまいます。
しかも潮流がきっちり流れていないのか、
流される速度が速くなったり遅くなったりします。
また、うねりがあるためにしゃくりを入れた時のジグに対する潮当たりが、
強く感じたり弱く感じたりとちょっと感覚がわかりにくい感じでした。
ベイト反応は所々にあるため、数回流してカンパチ祭り再びをもくろみましたが、
期待に反して反応はゼロ。
1時間ほど経過してポイント移動します。
いつもより少し岸寄りの30mから10mまで一気に駆け上がってまた30mまで下るポイントへ。
AM7:10ころ、魚探反応が急に華やかになり、
「おっ、いい感じ!来るかもよー」
なんて言ったとたんに、KenKen君が、
「キターッ!」
「おいおい、できすぎだろ!」
「おー引く引く!これはヒラマサっぽいですよ!」
そんな会話をしながら軽快にやり取りをするKenKen君。
相変わらず持ってる男KenKen君、この厳しい海でヒラマサゲットです。
実は最初のポイントが不発だったことで、
ぐっちゃんはかなりの確率でボーズを覚悟していました。
でも、そんな心配を吹き飛ばす会心の1本です。
さすがエースですね。
このヒラマサはリリースしました。
カンパチなら持って帰るんですけどね~、とはKenKen君の弁。
この1本でやる気スイッチが入るものの、その後も厳しい海が続きます。
AM7:23、KenKen君にナイスサイズのESO。
この後ぱったり魚信が無くなりました。
KenKen君がヒラマサを獲っているので、なんとなく満足していますが、
実はぐっちゃん、この時点でボーズです。
しかもちょっとお触りこそあったものの、一度もアワセていない完全ボース。
これはやばい!
「西へ移動するよ~」
西のポイントに着きましたが、ベイト反応は思わしくありません。
それでも実績場を流していると…、
「あっ、フォール中に食った!」
またしてもKenKen君です。
おー、立派なデコッパチシイラですね。時間はちょうどAM10:00。
もちろんこいつもリリース。
この日の干潮は12:40ころです。
大潮後の中潮で、昼間の干潮はそれほど潮が引くわけではありませんが、
それでも11:00~14:00くらいはボートを上げるのに苦労しそう。
AM10:30までに釣りを終了するか、PM2:00過ぎまで頑張るか…、悩みどころでした。
時間とともに風も吹き始め、釣れる予感がどんどん薄まってきます。
AM10:30、やや波立ち始めた海とビル・ジャックさんの海信丸です。
そしてAM10:40、ここで最後にしようと今まで温存していた実績ポイントへ。
その第1投でした。
「ゴゴンッ!!」
強烈なアタリ。
アワセを入れようとするも、同時に最初の大パワーの突っ込み!
「ジ、ジジジジジ――――ッ!」
ステラのドラグが激しくなります。
「き、キターッ」
「おー、早いですね、フォール中ですか?」
「いや、ちゃんとしゃくったよ。これは間違いなく…」
けっこう激しく首を振ります。
この感触は前回さんざん味わったカンパチではありません。
そう、間違いなくヒラマサです。
さすがKenKen君、ファイト中のぐっちゃんを撮影してくれました。
けっこう歯をくいしばって耐えています。わかりますか?
マングローブスタジオのブルーアイアス584S、いい仕事しています。
KenKen君は撮影終了後に後席に移動してランディング準備。
ぐっちゃんは何度もドラグを鳴らされながら耐え、徐々にドラグを締めこんで勝負に出ます。
「いい引きですね~」
「これは本命だよ!しかもけっこうでかいかも」
とその直後、
「フッ…」
痛恨のフックアウトです。
アワセのタイミングで最初の突っ込みがあったために、
得意の大アワセができませんでした。
そのためしっかりフッキングしていなかったのかもしれません。
前回もカンパチ大漁とか言いながら、大物2本はフックアウトでばらしています。
相手のサイズがでかくなるとフックアウト…。
これは偶然ではないかも。ちょっとアワセを再確認ですね。
KenKen君はデカマサがいると張り切ってしゃくりを入れていますが、
ぐっちゃんはこのバラシで完全に戦意喪失しました。
こんな日は何をやってもダメだと経験でわかります。
風が予想以上に強くなり、波立ってきたこともあって、
この日はAM11:00前に上がろうと決めました。
移動距離は約30km、
最高速約35km/hは帰航前のわずかなタイミングで出したもので、
うねりが高く操船に注意を払ったため、
巡航速度は25km/h前後に抑えました。
使用した燃料は、
半分まで行っていませんね。
10~11リットルくらいの消費だと思います。
AM11:00に上がったため、昼前に現地を出発、
PM2:00には自宅に着いていましたよ。
途中の文中にも書きましたが、
ボーズなのにKenKen君が釣ってくれたおかげで不思議と敗北感はありませんでした。
バラシは悔しいですが、けっこういいファイトができたので、
次回の楽しみに取っておきます。
2匹目のドジョウ=カンパチ祭り、とはいきませんでしたが、
もともと頑張り通して1本を獲るのがこの釣りですから、
次回もめげずに大物狙いますよ。
それではまた おやすみなさい