Location via proxy:   [ UP ]  
[Report a bug]   [Manage cookies]                

進め!Gucchan号!

愛艇NEO-Gucchan号を手放して、奈良県へ単身移り住みました。和歌山県の海と琵琶湖水系が新しいフィールドです。

5月第4週の外房!爆釣か撃沈か?

2022年05月30日 | NEO390 釣行記

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

5月に入っても週末は決まったように天候不良、

ゴールデンウィーク以来出航できないまま最終週の週末になってしまいました。

毎年書いているように、

我々のホームでは5月第4週が最もヒラマサが釣れる確率が高い週だと思っています。

さて、今年の5月第4週はどうか?

期待とは裏腹に、またしても天候の問題が降りかかります。

 

この週末、28日の土曜日は天気はよく微風だが波が高い予報。

29日の日曜日は天候も波も穏やか。

両日とも暖かくなり25℃を超える初夏の陽気となっていました。

この2日から選ぶなら、間違いなく29日日曜日がベターでしょう。

しかし、ぐっちゃんは日曜日に外せない用事があり、

この週は28日の一択でした。

 

深夜の2:45に自宅出発。

日の出は4:27です。

波が高い予報なのでしっかり明るくなってからの出航と考え、

ややゆっくりめの出発でした。

 

いつものコンビニは意外に混んでいました。

なんと3:30頃から東の空が明るくなり始めましたよ。

本当に朝が早くなりました。

 

現地着は4:25。

日の出間近の時間で、外はすっかり明るいのですが、

土砂降り、しかも激しい雷雨。

多少雨が降るかもとは思っていましたが、

この豪雨は想定外。

道中から遠方で雷が鳴っているのは気づいていましたが、

出航場所に近づくに従って雨が強くなりました。

さすがにこの雨では車から出るのも厳しいですし、

そもそも雷の中での出航は危険極まりありません。

車内で雨が上がるのを待つことにしました。

1時間ほどで雨は上がり、雷も無くなりましたが、朝まづめは無くなりましたね。

 

前日の大荒れの影響で波が高くうねりが大きい予報です。

雨が上がったので様子を見てみると、

わかり辛いですが、うねりが湾口まで入ってきていて、

けっこう波立っています。

堤防下の岩に打ち付ける波はこんな感じ。

出航可能ではありますが、

ゴムボートやシングルハルのミニボートだと躊躇するレベルでしょう。

翌日との比較か、予報の波の高さのせいか、

この段階で他に誰もやってきていません。

独占状態です。

 

港内にもやや波が入り込んできていますが、

ボートを降ろすのにはさほど大きな問題ではありません。

波は時間とともに納まる予報なので、

湾口部の波立っている場所を通過してしまえば、

それほど釣りに支障はないと思われます。 

 

結局出航したのは5:30。

1時間待った感じですね。

アジ場付近に遊漁船が2艘も。

泳がせの餌確保でしょうか?それとも何かターゲットがいるのか?

 

ぐっちゃんは迷わず沖に行きます。

予想通り湾口部を抜けたら波はほとんど気になりません。

が、うねりが凄い!

慣れていない人なら1分で船酔いレベルです。

釣り辛そうですね。

 

 

日はすっかり上がっています。

まだ雲が多く残っていて、気温の割に寒く感じます。

ジギングポイントの水温は17℃台。

 

釣れない反応はいつもより強烈です。

が、ベイト反応の範囲は狭め。

ベイトを探しながら徐々に沖に移動し、ジギングを繰り返します。

結局ベイトがいるのは水深50m程度までの岩礁帯周りだけ。

ここでファーストヒット!

というより、フォール中に何かが食いました。

このパターンは…、

バーサーです。

痩せて見えますが、けっこう太った40cmオーバーの良型サバでした。

一応キープ。

 

水深60mを超えると一気にベイト反応が薄くなります。

 

仕方がないので水深40mくらいまで戻りましたが、ジギングにはサバ以外の反応無し。

この日の干潮は9:25。

7:00~12:00くらいは潮位が低くなります。

釣れても釣れなくても、

12:00過ぎまではこのうねりいっぱいの海上にいなければなりません。 

 

水深40mほどの魚探反応があるところまで戻って、

ちょっと新兵器を試します。

キャスト用のタイラバです。

根の上を通過させる形で根魚や真鯛を狙います。

早速アタリがあって、

カサゴゲット!

ただし後が続きませんでした。

ちょっとこのアイテムの使い方は要検討ですね。

 

潮止まりになって、ほとんどボートも流されなくなりました。

こうなると青物はほぼ期待できません。

昨夜慌てて用意した、バナメイエビの出番です。

 

潮が緩いのでひとつテンヤは釣りやすいです。

なぜか釣れてくるのはカサゴばかり。

定番のアカハタは全く釣れません。

 

ちょっとテンヤを底から持ち上げた時に、

コンコンッと根魚とは違うアタリ。

上手くフッキングしてファイトを始めると、

小気味よく竿先を叩きます。

「これは…」

ぐっちゃんはテンヤにはキスロッドを使っていますので、

どんな魚でもそれなりに引きが楽しめるのですが、

これもなかなか楽しい引きでした。

釣れたのは33cmのかわいいけどチャリコではない、真鯛でした。

見ての通りきれいな魚体です。

 

エビは少ししか持ってきていなかったのですが、

けっこうな数のカサゴが釣れました。

上げ潮に入って、ジギングを再開。

久し振りに西のポイントまで行ったりして、青物を探したのですが、

ジグでも釣れるのはカサゴ(涙)

 

カサゴで生簀は賑やかですが、主役不在は明らかです。

5月第4週のジンクスは通用せず。

 

13:00まで頑張ったのですが、

あまりにも動かない潮と、

寂しい魚探反応に心が折れて

青物不発のまま沖上がりとしました。

 

うねりが高かったために、ほとんど20km/h以下で移動しました。

そのためか燃費はやや悪かったように思います。

 

あわよくば春サイズのヒラマサを独り占め、くらいの気持ちで挑んだのですが、

天候と同様に今年の外房は攻略が難しいです。

テンヤの状況から、青物以外の活性はそれなりに高いと思いますけどね。

残り少ない春シーズンですから、

何とか結果を残したいところです。

 

追記:

外房のゲレンデは6月20日月曜日がボート受け入れ最終日となります。

その後は例年通り海水浴場の駐車場になります。

残り少ないですが、良い釣りができるといいですね。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

あしかがフラワーパークで花にまみれてきた

2022年05月26日 | ファミリー

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

今回も備忘録です。

天候が思わしくなく外房釣行を断念した5月22日日曜日、

雨は朝だけなので、普通の行動時間は悪い天気ではありません。

奥さんの、

「藤の花を満喫したい!」

という要望を受け入れて、

『ふじのはな物語 大藤まつり2022』を開催中(当時)の、

あしかがフラワーパークへ行ってきました。

 

あしかがフラワーパークは我が家からちょうど100kmほど。

なるほど、相模湖くらいの距離です。

外房より少し遠いかな。

でも、高速比率は高いよね。

圏央道の開通で、東北方面へのアクセスはメチャクチャ良くなりました。

意外なほどスムーズに着いてしまいます。

 

前にも来たことがあるはずですが、全然覚えていません。

ここの面白いところは、

入場料金が900円~2000円と日によって幅があるところ。

なぜ?

ちなみにこの日の入場料は1300円でした。

一番の売りのふじのはなまつり開催中の日曜日なのに2000円じゃない?

その理由はすぐにわかります。

 

早速お目当ての大藤の花を見ましょう!

 

「・・・・・・」

おかしい、花が咲いていません!

来るのが早すぎたか?

我が家の近くにある藤の木は、ずいぶん前から花をつけていたような気がします。

「ひょっとして…、ふじのはなまつりっていつまで?」

「5月22日まで」

「それ、今日じゃん。いつから?」

「4月…」

そうです、まだ咲いていないんじゃなかったんです。

もう花が落ちてしまった後だったんです。

そりゃ、2000円は取れないよね。納得!

 

スタッフのお兄さんが枯れた花弁とタネの処理をしています。

「やっちまった…」

花はたくさん咲いています。

バラなんてそりゃあもうたくさん。

実際、『春のバラ祭り』は絶賛開催中です。

でもね、

「バラなら京成バラ園でいいじゃん!」

って話ですよ(笑)

まあ、咲いていないのは仕方ないので、

いま見られる花を満喫しましょう。

 

というわけで、ふじまつりがバラ祭りに変わってしまいましたが、

あしかがフラワーパークの花を満喫しました。

ついでに、

佐野ラーメンを久々に食べたしね。

 

最後に、

アオサギ(だと思う)が見送ってくれました。

 

正直、雨は予想外に早く上がったので、

外房に行けばよかったかなーと思ったり思わなかったり。

風はそこそこ吹いたでしょうけど、雨の影響はほぼなかったんじゃないかな。

 

まあ、2日連続家族サービスという事で。

本当に夏のシーズンオフまで浮かべないような気がしてきましたよ。

トホホ…。

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

小谷流の里 ドギーズアイランドでこゆき満喫!

2022年05月24日 | ワンコ

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

これは備忘録です。

5月21日の土曜日、外房は禁漁日。

しかも朝は雨が降っていました。

散歩に行けないこゆきは悲しそう。

そこで室内ドッグランを探したのですが、良いところが見つからず、

一部屋根があるドッグランを持つ、

「小谷流の里 ドギーズアイランド」に出かけることにしました。

結果的には雨は上がって、ドギーズアイランドの施設を満喫できました。

 

ドギーズアイランドはかなり高級なワンコと泊まれる宿泊施設で、

以前から気になっていました。

そして宿泊客だけでなく、日帰り利用も可能です。

我が家からは高速利用で大回りしても40kmほどしかないので、

宿泊よりも日帰り利用の方が現実的かな、と。

ワンコと泊まれる施設やドッグランは数多くありますが、

施設の充実ぶりでは他の追随を許さないレベルだと思います。

まだ開業5年ほどと新しい施設ですしね。

 

ドッグランは小型犬、中大型犬、全犬種といくつかあって、

それぞれ十分な広さ。

さらにドッグラン内に坂や池があって、ワンコが思い切り遊べるようになっています。

 

景観が海外リゾートチックですよね。

 

宿泊者用のフロントとビジター用の受付が別になっています。

はじめてここに来たこゆきは、

最初はあまりにもたくさんの犬がいるのでビビりまくりでした。

 

雨が降っていなかったので、ドッグランの前に「四季の花径」という散策コースを散歩。

現在は1.2km、ゴルフの1ホールの周辺を歩くイメージですね。

今後もっと長いコーズも検討中だそうですよ。

コースがきれいなたくさんの花で彩られていて、

木もたくさんありますから、

日差しが強い時でも気分良く歩けそうです。

 

中大型犬用のドッグランです。

今まで数多くのドッグランを経験しましたが、

最も広くてワンコの数も多かったです。

ここに来れば、日本で飼われている犬種をほとんど見ることができるのではないでしょうか。

 

ドッグラン内にある池です。

ボーダーコリーやラブラドールなどの活発系犬種は、

けっこうザブザブと池に入って泳いだりしていました。

こゆきですか?

こゆきは水が苦手なので、周りをうろうろ歩くだけで、

水から上がったボーダーコリーがプルプルして水を飛ばすと、

迷惑そうに睨んでいましたね(笑)

 

シェルティにも何頭か会いました。

これはバイブラックという黒と白だけのシェルティです。

シュッと細い顔つきでなかなかイケメンでしたね。

まあ、こゆきもかなりの美人さんですけど(親バカ)

 

1歳児の顔を舐めまくるこゆき。

流石にここに来る子供だけあって犬慣れしています。

顔中舐められて大喜びしていました。

 

日帰り料金は人間が1人1200円、中型犬が1頭1300円で、

2人+1頭で3700円支払いました。

トータルで3時間ほどの滞在でしたが、

帰りの車の中でこゆきはぐったり寝ていましたから、

けっこう体力と気を使ったようですよ。

 

とても整備が行き届いていて、たくさんの花も見られて、

のんびりワンコを遊ばせたり、ワンコと一緒に食事もできるので、

一度は行ってみても良いかな、と思います。

ちなみにまだ拡張工事をしていますから、今後ますます充実すると思います。

宿泊については利用していないので評価はできませんが、

犬と一緒に遊べるリゾートとして評価が高いのも頷けます。

 

今回はこゆきへのサービス記録でした。

それではまた おやすみなさい

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

行く気満々だったのですが…

2022年05月22日 | 天気・海況予報

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

5月22日日曜日、外房に行く気満々でした。

21日の午後から降り出した雨は、

22日の夜明けまでに上がると思っていました。

しかし…、

時間とともに予報は悪化。

22日2:00に起床して天気予報をチェックした結果、

釣行は断念し、22日は家族サービスに充てることにしました。

 

簡単に起床から現在(3:20)までの予報チェックをおさらいしますと、

Yahoo!天気予報。

9:00で降水量1mm、このレベルなら決行かな、と思ったのですが、

 

海快晴では11:00まで雨。

しかも、北風が強めで、時間と共に波が高くなる予報。

ちょっと頑張る気が委縮しました。

ちなみに、

気象庁はずっと雨と言っています。

詳細は後ほど気象庁の発表を載せますね。

なお、潮位は12:00~18:00で大きく下がり、ボートを上げることが難しくなります。

つまり、この日は午前中勝負というのは以前から決まっていました。

 

もう少し詳細をチェックしましょう。 

 

SCW天気予報で雨の様子をチェックすると、

12:00まで釣るとして、最後にちょっと雨が上がる程度。

 

気象庁の雨雲予報を載せましょう。

ほぼSCWと同じですね。

昨日の時点では9:00くらいまで降ったとしても、

後半の3時間は曇りか晴れになると思っていましたので、

大幅な悪化です。

 

ちなみに風ですが、Windyによると、

朝はそこそこ強くて昼に落ちる予報。

波は時間とともに高くなるのですが、風はボートが出せないほどではないと思います。

 

波が高くならず、潮位が下がらなければ、

10:00くらいに出航して夕方まで頑張るというのもありかもしれませんが、

今日の潮では午前中で切り上げないと暗くなるまでボートは上げられませんから、

それも却下です。

 

というわけで、本来なら外房に向かって運転している時間にこれを書いています。

雨の中を頑張りぬく根性がないだけの話ですが…。

それをたらたらと言い訳じみた記事にしています。

この記事をアップしたらもう一度寝ます。

外房ベストシーズンに天候の壁。

ちょっと例年では考えられないほど天気が悪いですよね。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西湖ワカサギ釣行記② ~丸美ボート~ 自己記録再更新&ヒメマス

2022年05月17日 | ワカサギ釣り

にほんブログ村 釣りブログ ワカサギ釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

5月15日日曜日、前週に引き続き西湖でレンタルボート釣りに行ってきました。

本当は翌週の外房禁漁日に西湖に行こうかと思っていたのですが、

丸美ボートさんは21、22日の週末は、

貸切でヘラブナ釣り大会なんだそうです。

そこで天気予報も考慮して、15日に再チャレンジを決定。

前回同様前泊して、朝イチから湖に浮かびます。

 

明るいうちに釣宿丸美さんに到着。

(写真は使いまわしです)

 

朝は雨だったようですが、すっかり晴れていい感じになっていました。

キャンプ場も大賑わいです。

チェックインを済ませ、食事&入浴のために再度出かけます。

 

 

この日も西湖根場浜は富士山がくっきり見えていい感じでした。

レンタルボートの片づけをやっていましたね。

 

西湖から少し南側の国道139号線沿いにある、

「道の駅なるさわ」の奥にある、「富士眺望の湯ゆらり」

ここで入浴と夕食を済ませます。

 

休日大人1500円と少し高めですが、

タオルは貸してもらえるし、カミソリも無料提供なので、

仕方ないかな。

2フロアに渡ってお風呂が展開されていて、

風呂の種類も多いし温泉の湯も気持ちよいので、とても気に入りました。

お風呂やサウナのサイズがやや小さめなのと、

休憩スペースが狭かったりリクライニングチェアが少なかったりするのですが、

貸切部屋などもあってけっこう充実しています。

食事もいろいろメニューがあるし、

山中湖の紅富士の湯石割の湯ほど混んでいないので、のんびりするにはいいですよ。

紅富士の湯や石割の湯は営業時間が18:00までだったりしますが、

この富士眺望の湯ゆらりは21:00までやっているのでゆっくりできます。

 

 

前回同様、翌日の釣りに興奮してか、慣れない部屋や寝具のせいか、

ほとんど寝れないまま朝の4:00に起床。

受付を済ませ、仕掛けと餌を買って湖畔へ。 

4:30にはかなり明るくなっています。

用意されたボートに荷物を積み込み、釣り座の準備を進めます。

出航可能時間は5:00というルールです。

 

出航!朝焼けが見られました。

今回もハンドコン&バッテリーを持ち込んで横着操船です。

ベタ凪の西湖でボートの速度は5.2ノット。約10km/hですね。

 

早速沖のブイにボートを繋ぎ、ヒメマス釣りから始めます。

今回はキスロッド+カウンター付きベイトリール+ウィリー仕掛けの組み合わせに、

バスロッド+スピニングリール+アジ用サビキの組み合わせを加え2本竿としました。

前回持ち帰ったヒメマスの美味しさに、もう少し釣りたいという願望の現れです。

水深は42m強。

反応は底の方に見られますが、ヒメマスのタナは上の方のはず。

2本のうち1本を5m、もう1本を8~10mに設定して回遊を待つ作戦。 

 

釣り始めて10分ほどでヒメマスが釣れました。

その後、ダブルでかかったり。

しばらく釣れないので移動しようかな、と思う頃に、

プルプルッとアタリがあってヒメマスが釣れてきます。

周辺のボートを見るとほとんど釣れていない様子。

さっさとディープワカサギにシフトしている人も。

ぐっちゃんも1本だけワカサギ竿を出しましたが、

前週に比べると深場のワカサギは少なくなっている感じでした。

 

ヒメマスは予定の8:00までに7尾をゲット!

最初の1尾はバスロットの方でしたが、残りは全てキスロッドの方にかかりました。

ウィリー仕掛けが良かったのかもしれません。

 

一方でディープワカサギは5尾で終了です。 

気が付くと周りのブイからボートは移動して、浅場のワカサギポイントへ移動してしまい、

8:00まで沖で頑張っていたのはぐっちゃんともう一艇のみでした。

 

ヒメマス7尾は十分に満足出来る結果なので、

ぐっちゃんもワカサギポイントに移動することにしました。

狙っていたポイントには数艇のワカサギ釣りのボートがいて、

そこにぐっちゃんと一緒だった沖から移動のボートも加わって、

なかなかに過密です。

ワカサギ釣りはわずかなポイントの差が釣果に影響します。

浅めの方が魚影は濃いのですが、岸に近づくほど藻が密生していて、

根掛かりリスクも高くなります。

これは前週で学習済み。

 

Goodポイントで、先客の邪魔にならない場所を求め、

アンカーを入れ直すこと3回。

ようやくここに腰を落ち着けようというポイントを見つけたのは8:48。

朝からやっている人に比べれば4時間近いハンデですが、

ヒメマスを7尾持っていますから余裕です(笑)

一緒に沖のブイで釣っていた方々、ほとんどヒメマスは釣れていないはずですから。

 

ここからはワカサギ本気モードです。

1本竿で釣りながらもう1本を用意します。

 

2本竿になる前、わずか1分でツ抜け。

 

 

30分で50尾突破。既に2本竿体制が完了しています。

 

このあたりから確変。

20分50尾ペースで束達成が9:39。

 

150尾は10:10。時速100尾とちょっとペースダウン。

 

 

少し東風が吹き、湖面がざわついた感じになりましたが、

これが功を奏し、ご覧のような激熱反応が続きます。

 

またしても20分で50尾追加、時速150尾ペースに。

 

あっという間にプラケースはワカサギでいっぱいになります。

西湖のワカサギは全体に大きめ。

また浅場と言えど抱卵した良型も見られます。

 

4連。

5連。

明らかに前週よりも良いペースで進んでいます。

時速150尾ペースで進みます。

 

 

このペースは多点がけが大半でないと達成できません。

 

終始こんな激熱反応で、溜まったプラケースからワカサギをフリーザーパックに移す暇もありません。

 

この100尾は時速175尾ペースです。

このあたりがこの日のピークでしたね。

 

 

ライントラブルなどがあって少しペースダウン。

再びペースアップ。

このペースで行けば、時間を掛ければ魔界まで行けるかな、と思ったのがこの頃です。

ちなみにワカサギ師にとって魔界=10束=1000尾です。

3時間半で500尾ですから、

このペースが維持できれば16:00頃に魔界に突入するという皮算用です。

 

余計なことを考えていたら一気にペースが落ちました。

50尾に35分かかっています。

この原因は風向き。

東から西風に変わり、

更に若干岸から沖に向いて吹いています。

アンカーロープの長さ分ボートが沖側に移動して、

水深も少し深くなります。

水深11~12mくらいを維持していた時が絶好調で、

風向きが変わったことによって13.5mくらいになりました。

全く釣れないわけではありませんが、明らかに群れの入りが悪くなりました。

多点がけが少なくなり、乗りも悪くなった気がします。

 

この後本当に釣れなくなって、若干の移動を決意。

少し岸寄りに移動し、水深10m~11mで落ち着くようにアンカリングし直しました。

これによって少しアタリが戻りましたが、

半面で毎回藻が引っかかって下針についてくるようになりました。

効率ダウンと共に、時には針を持って行かれたりして仕掛け交換も。

この50尾に1時間近くかかり、この時点で魔界入りは断念することに。

前週の606尾を突破したら、後は時間との兼ね合いで終了することにします。

 

悪戦苦闘しながら少しペースを戻し、14:14に650尾。

こうなったら700尾まで釣って終わりましょう。

 

風が強くボートがいろんな向きに流されて、

仕掛が斜めになることも多数。

670尾ほどの時にワカサギ仕掛けとヒメマス仕掛けを絡めてしまって、

右の竿とヒメマスロッドは片付けてしまいました。

1時間以上かけて50尾を追加して700尾達成。

道具を片付けながら釣っていたら、

サップの集団が通過し、

すぐ目の前で一人、「ドボンッ」と湖に落ちました。

上の写真の一番右の人がその落ちた人です。

必至に這い上がった直後の図(笑)

おいおい、もう目標達成しているからいいけど、

絶好調時にやられて魚が散ってしまったら笑えないですよ。

せめてボートとの間は5mは開けて通過して欲しいものです。

 

最終的にワカサギは710尾で終了。

 

実はワカサギ釣りの最中に仕掛けを垂らしていたヒメマスロッドに、

2度ヒメマスがかかって9尾になりました。

ちなみにワカサギロッドにも10cmほどのチビヒメマスが一度かかったのですが、

さすがに持ち帰るには小さすぎたのでリリースしました。

4点がけだと思ってよく見てみたら、1尾だけ姿形が違っていて気が付きました(笑)

 

Lサイズのフリーザーパックはもうこれ以入らないほどパンパンです。

 

丸美さんの店舗に戻って軽量。

ワカサギ710尾で2670g。

1尾あたり4g近くあるというところが西湖のすごいところですね。

季節は若干違いますが、3月の相模湖では1尾2.5gくらいでしたし、

先月の山中湖でも1尾3g弱でしたから。

 

ヒメマスは9尾で300g。

あれ?この写真をよく見るとヒメマスが10尾いますよ。

どこかでカウント忘れしていたようです。

この記事を書いていて気づきました。

1尾30gくらいしかないんですね。

 

この日も丸美さんの釣果報告に掲載されました。

ブイ釣りではヒメマスはぐっちゃんが一番多かったって事ですね。

 

釣果記録から抜粋。

自分でも満足気ないい顔をしていると思います(お見せできませんけど・笑)

早速ヒメマスを塩焼きで食べましたが、

やっぱり美味しいですね。

釣り味は決して面白くないヒメマス釣りですが、

味は格別です。

 

今週も大満足の釣りになりました。

ワカサギは実質6時間30分の釣りで710尾ですから、

時速100尾を超えています。

西湖、恐るべし!

今回も朝からワカサギに専念していれば魔界間違いなかったでしょうけどね。

正直ワカサギは持ち帰るのに抵抗感が出てきています(爆)

一応、この春のワカサギ釣りはこれで終わりの予定です。

 

例年であれば春のヒラマサベストシーズンです。

何とか天気が落ち着いて欲しいですね。

 

それではまた おやすみなさい

 

にほんブログ村 釣りブログ ワカサギ釣りへ
にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月なのに梅雨空ですか?

2022年05月14日 | 天気・海況予報

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

GW明け、次の週末である5月14、15日。

第2土曜日は禁漁日ではありません。

しかし、

どうしちゃったの?というような雨続きの天気!

まずはYahoo!天気予報。

前線が横断する姿は梅雨そのものですよね。

 

波が高めの予報です。

14日は論外、15日もちょっと出航をためらう波高です。

 

風は14日は南西の爆風、

15ひは北東ですが風が強い予報です。

 

別のサイトで確認しましょう。

Windyによると、

14日は強烈な雨です。

15日はなんとか雨は無さそう。

 

一方、

14日は南風、15日は北風がかなり強い予報です。

 

とどめは海快晴です。

海快晴は2種類の風と波の予報を同時に見ることができます。

予報が揃っている時は信憑性が高いという事。

この2日は比較的揃っている方だと思います。

2種類の風予報は少し差があるものの強風を示していますし、

波予報は1.0mを超えるとそれなりの覚悟が必要なのですが、

15日の昼まではどうにもならない予報です。

右側の波予報だと2日ともOUT!ですね。

 

だらだら書いてきましたが結論は、

「今週末は外房でボートは出せない」

という事です。

土曜日は大雨予報ですが、日曜日はほぼ雨は降らない予報なので、

また西湖のレンタルボートを予約しました。

今シーズンのラストワカサギの予定です。

ヒメマスももうちょっと釣りたいのですがどうなりますか。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西湖ワカサギ釣行記① ~丸美ボート~ 自己記録更新

2022年05月11日 | ワカサギ釣り

にほんブログ村 釣りブログ ワカサギ釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

ゴールデンウィーク終盤。

7日外房禁漁日、8日は波が高い予報。

でも、ぐっちゃんは海ではなく湖に挑戦です。

いつもの山中湖ドーム船ではありません。

その隣の隣、現在ワカサギ絶好調の西湖です。

6日に西湖の釣宿丸美さんに素泊まりして、

7日の早朝から一日レンタルボートという計画。 

長くなりそうですが、今回は写真多め、文字少な目で行こうと思います。

ちなみに5日まではとても混んでいて予約が取れず、

6日以降は比較的空いているという事でした。

 

道が混むと嫌だなーと思って6日の13:30頃に自宅を出発。

予想以上にスムーズで、16:00には河口湖町に到着していました。

早く着いたのでちょっと観光。

 

河口湖の八木崎公園

湖も穏やかな感じで、バスアングラーがけっこう出ていました。

とりあえず自撮り(笑)

そして西湖方面へ。

 

これが釣宿丸美さんの店舗です。

釣宿丸美、丸美ボート、民宿丸美、みんな同じです(笑)

そして、

これが一泊する民宿。

泊まる部屋はこんな感じ。

全部で10部屋ありました。

安価なので文句は言えませんが、

他の部屋の人の声が、内容まで丸わかりなくらいよく聞こえました。

  

丸美さんの隣には西富士温泉・いずみの湯があります。

休日の入館料は900円と、スーパー銭湯なみ。

内湯、露天風呂、水風呂、サウナと一通り揃っていますが規模感は小さめ。

こんな感じのまったりした空間で少し早めの夕食を摂って、

西湖を一周してみました。

 

富士山は山中湖や河口湖ほどしっかり見えません。

 

 

西湖の最も西側の西湖根場浜。

車で湖畔まで入れて、富士山も良く見えるポイントでした。

 

西湖津原キャンプ場から夕陽を望む。

西湖は湖の周囲全てがキャンプ場のようなところです。

丸美さんのボート乗り場も、自由キャンプ場の中にある感じです。

 

これが自由キャンプ場。

 

丸美さんのボート。

車で湖畔までアプローチ可能。

荷物を運ばなくていいのは大助かりです。

だから選んだっていうのもあるんですけどね。

 

前振りがあまりにも長くなりましたが、ここからが本題です。

朝4:00起床。

ヒメマスの仕掛けと餌の塩漬けイクラを購入。

ポイントはワカサギが水深12mくらい、

ヒメマスが水深40mくらいとのこと。

ヒメマス釣りは西湖でしかできない(他を知らない)ので、

まずはヒメマス釣りからやってみます。

 

西湖は小さいし、ポイントまでも近いので手漕ぎでもなんとかなるのですが、

ずぼらなぐっちゃんはハンドコンを持ち込みました。

5:00出航。

ヒメマスポイントまではほんの5分ほど。

ワカサギだったら1分ですね。

 

沖まで出るとそこここにブイがあり、

そのブイにボートを括り付けて釣りをします。

やはり西湖はヒメマス狙いの人が多いようですね。

ぐっちゃんはキスロッドにカウンター付きのベイトリールをセットした1本竿。

だいたい2~3本出す人が多いようです。

 

何と1投めで偶然ヒメマスが釣れてしまいました。

超ラッキー。

水深40mでは底で子持ちの大型ワカサギが釣れるという事なので、

ワカサギ仕掛けも1本出します。

お、釣れました。

噂通りお腹に卵を持った良型です。

 

ヒメマスは1尾釣れただけでその後音なし。

ワカサギは、たまーに釣れる程度ですが全て腹パンです。 

 

この日の釣りスタイル。

ワカサギ仕掛け1本に、

船尾側にヒメマス用のタックル。

 

結局場所を一度移動して3時間ほどヒメマスを狙いましたが、

ヒメマスは1尾小さいのを追加したのみ。

何とかツ抜けはしましたが、

ワカサギが14尾釣れたところで3時間が経過し8:00になりました。

 

ヒメマスは1尾でも釣れたら儲けもの、くらいに考えていたので、

ここで岸側に移動し、ワカサギの群れを探します。

お、底にも上層にもいそうなポイントを見つけましたよ。

ここにアンカリングしましょう。

2本竿にしてワカサギに専念したのは8:30くらいでしょうか。

 

まずまず順調に釣れます。

9:00ジャストに、

50超え。

 

こんな激熱反応がしょっちゅう出ます。

40分で50尾追加。

 

10:00には121尾に。

 

周辺には数艇のワカサギ師のボート。

この頃から風が強くなって湖面が波立ちます。

さらに、曇ったり晴れたり目まぐるしく天気が変わります。

 

10:37に150尾。

 

200尾は11:40。

 

まずまずのペースで、自己記録&300尾は堅いかな、という感じになって来ました。

ただ、風が強くなってボートの場所が少し変わったことによって、

根掛かりが連発。

もともと水草が生えていてしょっちゅう仕掛けに絡んだりはしていましたが、

それとは別の何か(流木とかかな?)があるようです。

2回ほどオモリごと仕掛けを全部切ってしまいました。

また、5本針のうち2~3本が欠けて帰って来たり、

オモリに付けた針が切れたりなどのプチ根掛かりが連発。

おそらく10セットくらいの仕掛けをロストしました。

 

さすがにこれではペースが上がらないと、若干の場所移動を敢行。

これでようやく、水草が付いてくるのは相変わらずですが、

根掛かりでロストは無くなりました。

 

湖面はこんな感じで波立って、

ボートは風で西側に押されます。

後から聞いたところによると、ヒメマスもこの頃から調子が上がって、

最高28尾釣った方がみえたそうです。

ヒメマスは釣数に上限があって30尾までしか釣れませんので、

28尾はほぼMaxですね。

ヒメマスだけでなく、ワカサギもこの頃からペースアップしました。

多点がけが連発します。

 

自己記録と300尾という目標は12:43に達成です。

 

500尾も撮ったのですがファイルが壊れてデータがありません。

500尾到達は14:36でした。

 

15:00で550達成。

ここで終わろうかと思ったのですが、どうせなら600まで。

左右とも6本あった針は3本と4本に減っていますが、

気にせずに釣り続けます。

 

15:21、600達成。わずか20分で50尾ですから、

この頃のペースは時速150尾ですね。

最後に片付けながら6尾追加し、

 

606尾で終了。

あ、書き忘れましたが、ワカサギ釣りの最中にヒメマス仕掛けを水面下1mくらいに垂らしておいたところ、

餌なしでしたが1尾ヒメマスがかかって、ヒメマスは合計3尾になりました。

15:45、ポイントからすぐ近くの出航場所に帰航しました。

 

マチ付きのフリーザーパックのLがパンパン状態です。

 

丸美さんの店舗で写真を撮ってもらいました。

この時の写真は、

丸美さんの釣果記録のブログにアップされましたよ。

 

606尾の重量は2120gでした。

西湖のワカサギは大きい物が多く、同じ数でも重量感がありますし、

満足度が高いと思います。

 

持ち帰ったヒメマスは、

塩焼きにして食べました。

ヒメマスって身がほんのり赤いんですね。

川魚大好きな次女も絶賛の美味しさでした。

 

持ち帰ったワカサギですが、

3分の1にあたる700gを甘露煮にしました。

大きい物は塩焼きにして食べましたが絶品でした。

こゆきも大満足でしたよ。

 

長文の記事にお付き合いいただきありがとうございました。

これにて今年のゴールデンウィーク釣行は終了です。

ヒラマサの自己記録更新に、ワカサギ600尾の経験と、

このゴールデンウィークは大満足の釣果でした。

 

これからしばらくは外房中心になりますが、

西湖のワカサギ解禁は5月末までなので、

天候と相談しながらもう1回行けたらなんて皮算用しています。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ワカサギ釣りへ
にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

5月5日にビッグなプレゼント!

2022年05月08日 | NEO390 釣行記

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

5月3日の長時間釣行に続き、

5月5日に短期決戦の外房釣行を敢行しました。

今回は相棒としてO君をスカウト、

下げ潮でボートが上げられなくなる10:00、

いや安全マージンを取って9:00頃までの短時間勝負です。

 

3日よりおおよそ30分早く始動、

現地着は4:00少し過ぎたころで、

やっと明るくなり始めた頃でした。

 

久し振りにステキチさんが参戦して準備中。

toshiさんとタンデムでルアー勝負だそうです。

日の出は4:44。

ちょうど日の出時刻に合わせて出航です。

 

 

朝焼け。

この日は南風ですが弱くて影響はほぼ無し、

凪に近い海況と予想していました。

しかし、前日吹き荒れた風の影響が残っていて、

かなりうねりが入っていますし、

風もないのに波もあります。

酷くなる可能性はほぼないので、気にせずに出航しましたが、

toshiさんは船酔いして途中帰航したようですし、

O君も少し船酔いしていたようです。

 

3日にベイト反応が激しかった30mラインを確認しますが、ここにはベイトはいませんでした。

それならばジギングポイントへ。

3日は逆潮で根の東側だけにベイトがいましたが、

この日も逆潮ではあるものの、このあたり一帯が、

3日の30mラインの反応を上回る激熱画面です。

 

ステキチさんとtoshiさんです。

ボート周辺の海面をよく見てください。

なかなかのうねりですね。

 

魚探画面の真っ赤な反応に、気合を入れてジグをしゃくりますが、

画面とは裏腹に魚信は皆無。

この反応の主が10cm未満のミニイワシだという事はわかっているので、

この日は10cmほどのショートジグと、18cmほどのセミロングジグを併用しています。

 

徐々に沖に移動しますが、どこもこんな反応です。

60m、70mと深くなっても、一面上層から下層までベイトだらけ。

「これじゃ、ジグに気づく前にお腹いっぱいなんじゃないの?」

なるほど、そうかもしれません。

 

どの水深までベイトがいるか確認したところ、

80mではベイト反応がありませんでした。

ちなみにこのあたりの海面温度は、

15℃台。

写真はありませんが、岸寄りの水温は14℃ほどでしたから、

沖の方が少し暖かいようです。

 

少し浅い方に移動すると反応が出始めましたので、ここでジギング再開。

そして、この日のファーストヒットはO君でした。

「あれ?かかっていると思うんだけど…、引かない」

そう言いながら巻き上げたのは、

バーサー(笑) でもおいしそうなマサバですよ。

 

サバに用はありません。

もう少し岸側に移動して、ベイト反応の中を確認しましょう。

少し移動するとこんな反応が出始めます。

このベイトの群れの一番沖側の端を狙う作戦。

ベイトの群れは徐々に岸寄りに移動して行き、

70mライン、65mラインと少しずつベイトの端=我々も岸側に移動します。

 

時間は7:00、既に出航してから2時間強経過。

その間ずーっとこの反応です。

 

時刻は7:30。

水深50mからかけ上がり40mになる小さな根まで来ました。

相変わらずすごい魚探反応と無の魚信。

でもしゃくるしかありません。

ショートジグ中心に使ってきましたが、なんとなくこの時はセミロングに変えました。

もう少しでリーダーに入るかという水面下10m強だと推測します。

「コンッ」

あたりました。

「おりゃ!」

アタリが小さめだったので、控えめに合わせました。

「かかった!」

フッキングしたようですが、魚が横か上に向かって泳いだようで、

ロッドには大したパワーは伝わって来ません。

「ネット要りますか?」

とぼけたO君の一言。

「多分要るよ、青物だし」

そんな会話をしていた時に、

「ジ、ジジ、ジジジジジジジジーーーーーーーーッ!」

突然の大パワー炸裂!

「!!!」

一気にドラグ音が鳴り響き、ラインがどんどん出されます。

あまりのパワーに言葉が出ないぐっちゃん。

ラインの放出量に驚きを隠せないO君。

もう止まるだろう、と思っても、全然止まりません。

水深45mくらいの場所で水面下10mでヒットしたわけですから、

深さは十分にあると思ったのですが、

あっという間に3、40m持って行かれました。

「ゲゲッ、底についちゃうかも」

ようやく初回の突っ込みが終わって、ここからは綱引きです。

元々ドラグはやや硬めの設定でしたが、

さらに締めこんでいきます。

でも、

「ジジジ――――ッ」

巻いてもその2倍は引き出されるという劣勢の勝負を強いられ、

徐々に体力を奪われます。

既に50mはラインを出しているでしょうか。

ロッドの尻をお腹に付けて耐え忍び、

10分ほど経過したころ、ようやくラインを大きく出されるようなことは無くなりました。

今度は出された分の2倍巻くイメージ。

徐々に魚が近づいてくる感触があります。

「絶対ばらさないでくださいね」

O君もここに来て、そのサイズ感を感じているようです。

そうであるなら、この魚の姿を見たいじゃありませんか。

「見えたっ!」

「でかい!」

明らかに自己レコードサイズとわかる銀色の魚体を確認して、超興奮状態です。

ネットを用意してスタンバるO君。

でも、尻尾から入れようとして大暴れされてしまいます。

「頭から入れないと獲れないよ」

「はい、でもでかすぎて…」

ぐっちゃんがリーダーを掴み、O君が頭からネットをかぶせ、

最後にネットのフレームの両端を2人で持って、

一気に船内に引き上げました。

 

「重っ!」

120cmのメジャーが足りません。

推定125cm。

大量出血してしまいましたので、リリースは諦め血抜きしました。

当然クーラーには入らないので、ボートの床に置いて釣り続行です。

 

この後どんどんイワシベイトが移動してしまい、

8:00頃にはほぼベイトのいないいつもの海に戻りました。

少し頑張りましたが、O君の体調が悪くなったのもあって、

8:40頃に釣りは終了。

 

ステキチさんに自慢がてらブツ持ち写真を撮ってもらいました。

 

これにて撤収です。

港に戻ると、予想より潮の引きが早く、

9:00ですがかなり潮位が下がっていました。

帰航後に重量を計ってみると、

血抜き後ですが14.6kgありました。

釣った直後なら15kgあったでしょうね。

 

時間も短かったですし、東西の移動はあまりしていないので、

距離も短めでしたね。

 

満タンに入れていなかったので比較は難しいですが、

燃料消費は6~7リットルほどだと思います。

 

12:00には自宅に帰れましたが、それからが大変。

このサイズを捌けるのは風呂場か庭くらいでしょう。

ガレージに新聞紙をひいて解体ショースタート。

 

まな板が超小さく見えます。

 

カマだけでいつものケースはいっぱい。

 

3枚に捌いて身をバケツに。

完璧にはみ出ていますね。

 

巨大カマは3人で食べても残すほど大きかったです。

大きいヒラマサは味がどうかな、と思っていましたが、

このカマ焼き、メチャクチャ美味しかったです。

 

125cm、14.6kgは自己記録をはるかに更新するレコードです。

釣りができる時間が短いことを承知の上でのチャレンジでしたが、

結果は最高でしたね。

 

一気にワカサギモードからヒラマサモードに転換、という感じになりましたが、

ゴールデンウィーク最後の釣行は、またワカサギの予定をしています。

 

それではまた おやすみなさい

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント (16)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2ヶ月ぶりの外房、逆潮大苦戦と海上保安庁臨検

2022年05月06日 | NEO390 釣行記

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

5月3日憲法記念日、

2月28日にイカゲー&サバゲーに興じて以来、

2ヶ月以上ぶりに外房で浮いてきました。

 

3月はワカサギ釣りを優先し、

4月はほぼすべての週末が天候不良や強風で出航不可能でした。

ゴールデンウィークに入ってもその傾向は続き、

この日にようやく浮けそうな天候になったというわけです。

 

いつものコンビニでおにぎりを調達し、

4:30に現地着。

この日の日の出は4:46。

4:00頃には東の空が明るくなりだします。

日の出が早くなりました。

 

前日潮干狩りに行ったように、この日の潮周りも昼頃に干潮で、

9:00~15:00くらいは潮位が大きく下がるので、

ボートを上げることができません。

腰を据えて、朝から夕方近くまで浮かび続ける覚悟です。 

 

まずはジギングポイントへ。

思ったよりも北東風が強いです。

一方で潮はあまり動いておらず、

どちらかというと東から西に流れる逆潮。

風と潮が同調する形になって、ボートは3km/hほどで東から西に流されます。

 

いつものベイトスポットは逆潮の時は無になります。

反対に根の東側は、

これはいつもの「釣れない反応」ではなく、イワシベイトが入ってきているかもしれません。

このように上層部に良い反応が出るときは、

青物爆釣の可能性もあるのではと思いました。

これで真潮なら超期待大なのですが、あいにくの逆潮です。

これがどう出るかはやってみなければわかりません。

 

水温は15℃台。

 

そして、ジギングポイントより少し沖側で、

こんな感じの海が…。

わかりますか?

手前は緑色、奥は黒色。

そして色の変化する部分が潮目です。

この潮目にはたくさんの浮遊物や海藻類が浮かんでいました。

上の写真は北から南を見る形ですね。

 

潮目まで行って、右側が緑色、左側が黒色。

この写真は東側から西側を写しています。

この境目より少し沖側に移動すると、

こんな感じの熱い反応。

 

ちなみに80mラインまで行ってみると、上層部の激熱反応は無くなって、

下層部分に良くある反応。

これはこれで期待できる反応ですが、この日は不発でした。

 

先ほどの潮目は徐々に北側、つまり岸側に移動して行きます。

そして、黒くなった海域にはベイトがつきます。

しばらくすると境目がわからないほど岸寄りまで黒い海になりました。

鳥も飛び出して、もう少しで鳥山になるか、という状態。

期待しましたが鳥山にはならず、ひたすら回遊しているだけのように見えました。

 

イワシベイトが入ったために、どこで釣ってもそこそこベイトがいる海ですが、

なぜか青物からの魚信は皆無。

長時間のジギングで体には疲労が溜まっていきます。

予定外に風が強くなり、流し直すたびに飛沫を浴びて心が折れかけます。

 

10:40ころ、ゴールデンウィーク名物のあの方々が接近してきました。

そう、海上保安庁。

ゴールデンウィークには必ず出没します。

これまでは陸で密漁者を待ち伏せするパターンが多かったのですが、

今回は海から。

例の知床半島の観光船の事故を受けて、

海上保安庁の職員の皆さんは相当尻を叩かれているそうです。

 

船検証、操縦免許証を提出してチェックいただき、

海上保安庁は次のターゲットを求めて移動して行きました。

今まで外房では海上保安庁の船が近づいても、

船検番号とライフジャケットを双眼鏡で確認するだけで、

臨検のようなことはほとんどなかったのですが、

「知床半島の事故で上からの指示がメチャクチャ増えているんじゃないですか?」

というぐっちゃんの質問に、

「そうなんですよ、観光船などは総チェック指令が出ています」

だそうです。

まあ、お互いにいい迷惑ですよね。

 

いよいよ風が強くなりますが、

この日は夕方に向け風は落ちる予報です。

我慢して釣り続けましょう。

 

少し岸寄りに移動して、

お土産の根魚でも狙いましょう。

この日は長時間勝負になることが確定していましたので、

エビエサを持ってきています。

 

ところが強風と逆潮がテンヤの着底をわかり辛くしています。

得意の「操船しながらテンヤをコントロール」がうまくいきません。

ようやくアタリがわかって、この日最初に釣れてきたのは、

塩焼きサイズのチャリコでした。

 

それにしても根魚が食ってきません。

時合いではないのでしょうが、それでも裏切らないのが根魚なんですけど。

 

ようやく釣れた良型のアカハタ。

これでひと安心。

釣り辛さから根掛かりが連発し、テンヤを3個ロストしたところで根魚狙いは終了。

再びジギングに。

 

午前中より浅いところでベイトがモリモリですが、

どうしても青物が釣れません。

後からわかったのですが、どうもこのイワシベイト、サイズが10cm以下と小さいようで、

マッチ・ザ・ベイトという状態ではなかったようです。

 

15:00近くまでジギングを続けましたが、

結局青物ボウズに終わりました。

海はすっかり穏やかになりましたが、

その分ベイトも静かになってしまいました。

ここでストップフィッシング。

 

細かい移動を繰り返したのと、長時間釣りを続けたことで、

航行距離は伸びましたね。

釣りの時間も10時間を超えています。

モバイルバッテリー魚探システムだとバッテリー切れになる長さです。

 

それなりに燃料も使いましたね。

 

青物はぐっちゃんには微笑みませんでしたが、

漁師の引っ張り船では小ぶりなヒラマサやショゴが釣れていたそうです。

このあたりにヒントがあるかもしれません。

青物がいないわけではないので、このベイトが多い状態が続くのであれば、

やり方次第でチャンスはあると思います。

 

5月4日は強風で危険なので、次回は5月5日に再び外房予定。

実はこの記事は5日の夜に書いているので、もう結果は出ているんですけどね(笑)

仮説を実証できるか、次回記事をお楽しみに。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

備忘録:船橋三番瀬で超久しぶりの潮干狩り

2022年05月05日 | ファミリー

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

今回は釣行記ではなく、家族サービスの備忘録です。

新型コロナから回復した次女のリクエストで、

何年かぶりに潮干狩りに行ってきました。

 

ゴールデンウィークでは平日で比較的空いていそうな5月2日をチョイス。

我が家から一番近い潮干狩り場であるふなばし三番瀬海浜公園でお手軽潮干狩りです。

調べてみると、インターネットで予約して、セブンイレブンでチケットを買う必要があるようです。

去年、一昨年はコロナ禍で潮干狩りの開催自体が無かったと記憶していますので、

今年からのルールかもしれません。

上限4000人となっていて、激混み状態を避ける=コロナ対策という事のようです。

大昔ですがゴールデンウィークに同じふなばし三番瀬海浜公園に潮干狩りに出かけ、

駐車場が満車どころか、大渋滞で会場に近づくことすらできずに、

泣く泣く諦めて帰ったことがありました。

それ以来、駐車場開場時間に着くように出かけています。

今回は7:00開場なので、我が家を6:30頃に出発しました。

 

7:00ジャストに三番瀬公園に到着。

渋滞もなくスムースに着きました。

駐車場に入ると、思ったよりもガラガラです。

やはり、ゴールデンウィークと言えどの平日、

我が家も長男は学校に行っていて不参加です。

小中学生がいる家庭はこの日を避けるでしょうし、それが空いている原因でしょう。

 

船橋三番瀬公園は以前は大きなプールがありました。

東日本大震災に大きなダメージを受け、修復不可能で閉鎖。

今はその跡地が噴水と芝生の公園になっています。

こゆきが喜びそうなロケーションですね。

 

 

7:00には全くテントもありませんでしたが、

時間とともに増えてきました。

上の写真のちょうど真ん中海側の空色のテントが我が家の場所です。

過去の潮干狩りの記憶を思い起こすと、

このあたりはテントとレジャーシートがびっしりで、芝生が見えないほどでしたから、

この日は本当に空いています。

 

潮干狩りは10:00からなので、まだしばらく時間があります。

読書をする奥さん。

 

奥さんと次女。

シルエットがそっくりなんですよね、この二人。

 

9:40くらいから潮干狩り会場の入り口に列ができ始めました。

こうなると一気に列は伸びて、

9:50にはご覧のような長い列に。

それでも記憶の限りでは、この列は過去最短だと思います。

 

セブンイレブンで買った入場券をここで魅せてネットの内側の潮干狩り会場へ。

 

一斉にあちこちでアサリ探しが始まります。

アサリは均等に分布しているのではなく、

一ヶ所に多数が固まっています。

韓国や中国産のアサリを潮が高い時に撒いているはずなので、

その撒いた場所に多くいるという事なんだと理解しています。

 

2、3ヶ所アサリの溜まり場を見つければ、

 

こんな感じで収穫。

 

ここのアサリは1kg1200円で購入です。

あらかじめ1kg+α入るネットを買っておけば、会場を出るときに計量をしなくてもOKです。

 

ぐっちゃん一家は2袋買って、軽量なしでパス。

1時間半ほどの3人の成果です。

おそらく2.5kgはあると思います。

思ったほどガンガン獲れなかったことと、

アサリが小ぶりで重量が無かったことで、

取りすぎてネットを追加購入、なんてことはありませんでした。

潮干狩りは10:00~13:00まで可能ですが、

予定量を獲ったのと、足腰の筋肉が限界に達したために、

ここで終了としました。

 

この日獲ったアサリは、

・白ワイン蒸し

・酒蒸し

・ポテトとの炒め物

・キャベツとベーコンとの炒め物

・グラムチャウダー

・味噌汁

などになって、丸2日間我が家の食卓を彩りましたが、

それでも食べきれずに一部は冷凍して保存されています。

今年のゴールデンウィーク唯一の家族サービスが終了。

残りはまた釣り三昧に戻りますよ!

 

それではまた おやすみなさい

 

にほんブログ村 釣りブログ ボート釣りへ
にほんブログ村

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022年山中湖ワカサギ釣行記⑩ ~フッシングハウスなぎさ~

2022年05月03日 | ワカサギ釣り

にほんブログ村 釣りブログ ワカサギ釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

4月29日は雨天だったにもかかわらず、

憧れのドーム船、フィッシングハウスなぎささんのワカサギ釣り1日目は、

惨敗でした。

もちろん同乗のワカサギ師たちも大苦戦だったのですが、

ぐっちゃんはその中でもダメ野郎だったように思います。

特に後半は全く拾い釣りもできない情けない状態でした。

 

こうなったら翌日の30日に期待なのですが、

天気予報は快晴。

さらに厳しい1日が待っているように思えます。

 

朝5:00起床。

6:00少し前にチェックアウトしました。

泊ったのは、

渚湖畔荘さん。

素泊まり3500円と格安なうえ、

ドーム船セットがあって、

翌日ドーム船に乗船するとドーム船の料金500円引き。

実質3000円で泊まれるわけですね。

 

前日は昼過ぎから土砂降りの雨だったので、施設の写真も撮れませんでした。

この日は…、

ド快晴ですね…(汗)

ちょっとくらい雲がかかって日が陰るとかあるかなと期待していたのですが、

もろくも期待は外れました(笑)

 

なぎささんのショップで受付を済ませ、

第2桟橋へ。

 

この記事の見出し画像がその時の写真。

6:07と出船まで1時間近くありますが、

既に常連さんは虎視眈々と準備を進めていました。

ぐっちゃん同様、昨日からの連チャンの方も数名。

 

前日よりも混んでいます。

この日のぐっちゃんの釣り座は右舷側の最前列。

カリスマ尾崎渚さんが気を使ってくれて、

前日の下船時に翌日の釣り座の希望を聞いてくれました。

朝から北西風が吹く予報だったので、

定石通りなら右舷の最前列がいいという渚さんのおすすめに従った形です。

この釣り座だと昼くらいには太陽光がガンガン入りそうなので、

勝負は朝のうちかな、と思いました。

 

真正面ではありませんが、窓からは富士山がよく見えます。

前日よりも少し北側、つまり桟橋から離れた場所にアンカリングしたように思いました。

7:20、釣り開始です。

 

開始早々上のような反応がありました。

前日には全くなかった中層の反応です。

画面右は77KHzで広範囲、左が200KHzなので真下の反応です。

この時の反応は右だけなので、真下ではなく周辺に群れがいるという事なのですが、

前日には無かった反応にちょっと期待が出ました。

 

するといきなり超期待大の反応が!

 

あっという間にツ抜け。

 

群れが入ると前日はほとんど見られなかった多点がけが見られます。

写真では3尾に見えますが、一番下のオモリに付いた針がケースに隠れていて、

実際は4点がけです。

この日は少し我慢して、1尾掛けた後に少し待って多点がけを狙ってみました。

もちろんそれで外れてしまう事もありますが、

待つ価値がある魚探反応が頻繁にみられたという事です。

 

こんな反応の後しばらくすると、

左の画面にも同じような反応が現れて、

中層で多点がけ、という事もけっこうありました。

 

左右の竿で多点がけをしたために、一気に50尾を超えてこの数字です。

この時間帯がピークでしたね。

 

 

これは背筋ゾクゾクものの好反応。

こういう時に何尾かけられるかで勝負は決まります。

せいぜい2~3投すると群れは去ってしまうので、

その間にどれだけ多点でかけられるかがポイントでした。

 

良いペースで束を超え、11:00にはこの数字。

ただしこの頃から太陽光が気になりだしました。

同時に群れの入りが悪くなり、拾い釣りのパターンに変わります。

 

ちなみにこの日の釣り座はこんな感じ。

スペースがしっかり確保されていて、さらに左隣がいないので、

とても快適な釣り座でした。

 

この日の好調の原因は「風」だと思います。

さらに湖の水がかなり動いているように感じました。

海でいえば潮流という事ですが、湖の場合はなんていうんでしょう?

以前BOOさんに乗った時も同じように晴れながらも風が良く吹いて、

とても良い釣りができたことがありました。

ただ、この風と流れがちょっと厄介で、

ドーム船もけっこう動いていましたし、

そのせいか左右の竿の仕掛けがやたら絡みました。

既に底にオモリが付いている竿と、後から仕掛けを落とす竿で、

ラインの角度が違うんです。

ひょっとしたら上層と下層で2枚潮のようになっていたのかもしれません。

 

左右の仕掛けが絡むこと4回。

右隣の人との絡みが1回。

だいたい仕掛けが絡むほど流れがあるときは、

群れが入って釣れるときなので、

この時のトラブルはとても大きいです。

それが合計5回。

左右両方の仕掛けを見捨てたのが2回、

片方の仕掛けをロストしてもう片方の仕掛けを救ったのが2回、

お隣との絡みの時も自分の仕掛けは断念しました。

このようなパターンだと仕掛けだけでなくリーダーもダメになることが多く、

またメインラインの途中で切断というパターンもありました。

1度だけ、両方の仕掛けを救えた絡みもありましたが、

これはトラブルの数には入れていません。

 

なんだかんだで7~8個の仕掛けを使い、

ロストした時間もけっこうありました。

激熱タイムにトラブルに合うと、

相当数のワカサギをみすみす見逃していた計算になります。

 

後半は拾い釣りになって数が伸びませんでしたが、

最後の最後にいい群れが入って

なんとか150尾を突破して終了。

ちなみに竿頭は250尾ほどだったそうです。

ぐっちゃんもトラブルが無ければ200尾は堅かったかな?

それでも、この時期としては上々の釣果だったと思います。

 

釣っているか、仕掛けと奮闘しているかという忙しい釣りでしたが、

前日の無の時間を考えると非常に楽しく充実した1日でした。

尾崎渚さんもちょくちょく声を掛けてくれて、

前日撃沈したぐっちゃんを気遣ってくれました。

 

 

例のモバイルバッテリーは、昨夜100%まで充電して臨みましたが、

やはり7時間駆動で残が30%程度と、

前日同様1時間10%の消費でしたから、

やはりこのモバイルバッテリーは実質13333mAh、

見かけ上の容量としても20000mAh程度の容量詐欺品という事に決定です。

まあ、1日もつならそれでもいいんですけどね。

ドーム船は実釣時間が短いので大丈夫ですが、

マイボート釣りだと12時間海上にいることもあるし、

3月の高滝湖も10時間以上湖上にいることが可能ですから、

そんなときは従来のバッテリーの方が安心かもしれません。

 

何はともあれ、憧れのフィッシングハウスなぎささん、

さらに尾崎渚さんがサポートしてくれた釣行が、

楽しく充実したものになって良かったです。

 

さすがにそろそろ海かなーと思っていますが、

今年の外房は波と風がずーっと強い状態が続いていて、

なかなか出航する勇気が湧かないんですよね。

今のところ次は外房チャレンジ予定です。

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ワカサギ釣りへ
にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

2022年山中湖ワカサギ釣行記⑨ ~フィッシングハウスなぎさ~ 尾崎渚さんとの出会い

2022年05月01日 | ワカサギ釣り

にほんブログ村 釣りブログ ワカサギ釣りへ ←ポチッとお願いします
にほんブログ村

 

ゴールデンウィークに突入しました。

ぐっちゃんは4月29日から5月8日までの10連休です。

残念ながら5月2日までの前半戦は、

雨が降ったり風が強かったりで、

外房に浮くことは難しそうです。

そうなればワカサギ。

本当は西湖でワカサギ&ヒメマスチャレンジをしたかったのですが、

天気が良さそうな30日はボートが満員御礼でした。

結局山中湖のドーム船という事になります。

それならば…、

ずっとチャレンジしたくて、前週予約できたにもかかわらず、

新型コロナ濃厚接触者で泣く泣くキャンセルした、

「フッシングハウスなぎさ」さんにお願いしましょう。

 

なぎささんは旅館もやっていて、

素泊まりで宿泊すると翌日のドーム船代金が割引になるシステムがあります。

どうせならがっつりお願いしましょうという事で、

29日、30日両日ともなぎささんを予約しました。

 

29日は雨予報、30日は晴れ予報。

期待は29日です。

29日に爆釣して、30日はのんびり楽しむ、そんな皮算用でした。

 

フッシングハウスなぎささんは憧れのドーム船なのですが、

超上手い玄人が集まるドーム船のイメージがあります。

ワカサギ釣り歴4ヶ月の新参者としては、

とても足を踏み入れられないと、他の湖、他のドーム船で修行してきました。

ようやく人並みに釣れるようになったので、

そろそろチャレンジしてもいいかな、と思った次第です。

ワカサギ釣りの世界では知らない人はいない、

尾崎渚さんが2511尾の山中湖記録を打ち立てたドーム船でもあります。

 

 

朝の天気は曇り。

6:00頃には慣れたベテラン師たちが中で準備をしています。

ここは第2桟橋で、第1桟橋があるショップとは少し離れています。

そう、

ARMOURさんやかつらやボートハウスさんのすぐ近くです。

ショップで受付をして、遊漁券を受け取りドーム船へ。

もちろん釣果も期待いっぱいですが、

今回は、

 

このモバイルバッテリーでの魚探システムの検証も目的のひとつです。

 

開始早々、新兵器のクリスティアワカサギHG TYPPE K SSの先端ガイドに、

メインラインが変な引っ掛かりをするトラブルが発生。

「大丈夫ですか?」

そう言ってスタッフの方が穂先をチェックし、

「これは厄介ですねー」

などど言いながら頑張って直そうとしてくれています。

結局どうにもならず高切れしてしまって仕掛けをロスしたのですが、

ふとスタッフさんの横顔を見てビックリ!

(この写真は拝借したものです)

なんと、あの尾崎渚さんじゃないですか!

気付きもせずトラブルの対処役をやらせるなんて、

ぐっちゃん、恥ずかしくて声も出ませんよ。

YouTubeで散々お世話になっている、

ぐっちゃんのワカサギ釣りの(心の)師匠です(笑)

 

そういえば船名もなぎさ、そして彼の名前も渚。

どっちが先なのか、渚が本名なのか、

いろいろ聞けばよかったのですが、

がっつり2日間、けっこう話し込んだのにそれを聞き忘れました。

一生の不覚!

今度お邪魔した時に聞きます。

 

さて釣りの方ですが、

天候が曇りから雨で大きな期待を持って乗ったものの、

想像を絶する厳しさでした。

さすがに山中湖最低記録の2尾は開始間もなくクリアしましたが、

ツ抜けに1時間を要しました。

 

なぎささんの釣り座はこんな感じ。

手前のテーブルは取り外して胡坐で釣ることもできます。

とてもよく考えられていて、

2本竿での釣りも快適にできる感じですし、

目線の高さに魚探を置くこともできます。

今回のも目的のひとつであるモバイルバッテリー、 

こんな感じで置くことができます。

ここならば今までもバッテリーでも何の問題もありませんでしたね。

 

さらに1時間半かけて20尾。

 

開始3時間で30尾ですから、ここまでは時速10尾ですね(泣)

 

魚探反応は終始こんな感じ。

中層に群れが入ることはなく、

時々底に魚の反応が出ますが、ほとんど口を使いません。

天候から期待大だったのですが、

予想外の大苦戦です。

程なく雨が降り始め、時間とともに本降りになりました。

雨が降っても、一向に好転しませんでしたけど。

 

ここからさらに修行タイム。

12:20、3つ上の写真から2時間立って37尾と6尾しか増えず、

そして、

最後の1時間半は3尾と時速2尾まで落ち込みました。

1日で2尾しか釣れなかった2月のつちやボートさんは例外として、

初山中湖であった1月の湖明荘さんを下回り、

ブービーでした。

さらに言えば、当時は1本竿、今回は2本竿です。

さすがにここまで釣れないと、心は折れかけるし、何をやっても釣れないように思えます。

特に10:00以降は、4時間近くで10尾ですから。

ほとんど寝ないで来ているので、

モチベーションを保つのが大変でした。

前出の尾崎さんが色々話しかけてくれたりして、

第一人者の意見を聞いたり、共感をしていただいたりしたのが救いです。

 

ところでモバイルバッテリーですが、

7:00~14:00の7時間使用して、

100%の容量が30%まで減りました。

へ?

7時間で70%?

1時間10%?

ストライカー4プラスの消費電力はは0.4A/hなので、

10%=1時間だと、

10時間×0.4=4Ah=4000mAhという事になります。

4000×12÷3.6=13333

つまり、このバッテリーの実容量は13333mAhということになり、

30000mAhを謳っていましたが、45%もないという事がわかりましたね。

3分の1をシステムロスで消費しても、

20000mAhしかないという事になります。

67%です。

さすが中華製、やはり、「容量詐欺」でしたね。

とりあえず、Max10時間しか持たないことがわかりました。

充電なしで2日間釣行は無理です。

30000mAhには500g以上が必要なはずで、

335gではせいぜい20000mAhだろうと思っていたのですが、

予想通りでビックリです。

モバイルバッテリー化している他の方、電池切れとかないんでしょうか?

 

 

本降りの中、河口湖と西湖の様子を見に行きました。

 

河口湖のドームは撤去されていました。

ビックリ!

これが1ヶ月前の写真です。

ホームページに「今年のワカサギドーム船は終わりました」くらい書いて欲しいものです。

 

この日はもうひとつ嬉しいことがありました。

岐阜県高山市から来られているというご夫婦、

僕の姿を見て、

「ぐっちゃんですか?」

とお声かけいただきました。

魚探のモバイルバッテリーを見てピンと来たそうです。

海で声を掛けられるのは珍しくないのですが、

ワカサギドーム船で声をかけていただいたのは初めてです。

このブログ、ワカサギ釣り師にも徐々に認知されてきているのでしょうか?(笑)

 

最後に宣伝。

注:ここから購入いただいても、ぐっちゃんには1円も入りませんので、念のため。

憧れのドーム船なぎさ、初日の釣果は散々でした。

2日目はどうなりますか?

 

それではまた おやすみなさい

 

 

にほんブログ村 釣りブログ ワカサギ釣りへ
にほんブログ村

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする