5月に入っても週末は決まったように天候不良、
ゴールデンウィーク以来出航できないまま最終週の週末になってしまいました。
毎年書いているように、
我々のホームでは5月第4週が最もヒラマサが釣れる確率が高い週だと思っています。
さて、今年の5月第4週はどうか?
期待とは裏腹に、またしても天候の問題が降りかかります。
この週末、28日の土曜日は天気はよく微風だが波が高い予報。
29日の日曜日は天候も波も穏やか。
両日とも暖かくなり25℃を超える初夏の陽気となっていました。
この2日から選ぶなら、間違いなく29日日曜日がベターでしょう。
しかし、ぐっちゃんは日曜日に外せない用事があり、
この週は28日の一択でした。
深夜の2:45に自宅出発。
日の出は4:27です。
波が高い予報なのでしっかり明るくなってからの出航と考え、
ややゆっくりめの出発でした。
いつものコンビニは意外に混んでいました。
なんと3:30頃から東の空が明るくなり始めましたよ。
本当に朝が早くなりました。
現地着は4:25。
日の出間近の時間で、外はすっかり明るいのですが、
土砂降り、しかも激しい雷雨。
多少雨が降るかもとは思っていましたが、
この豪雨は想定外。
道中から遠方で雷が鳴っているのは気づいていましたが、
出航場所に近づくに従って雨が強くなりました。
さすがにこの雨では車から出るのも厳しいですし、
そもそも雷の中での出航は危険極まりありません。
車内で雨が上がるのを待つことにしました。
1時間ほどで雨は上がり、雷も無くなりましたが、朝まづめは無くなりましたね。
前日の大荒れの影響で波が高くうねりが大きい予報です。
雨が上がったので様子を見てみると、
わかり辛いですが、うねりが湾口まで入ってきていて、
けっこう波立っています。
堤防下の岩に打ち付ける波はこんな感じ。
出航可能ではありますが、
ゴムボートやシングルハルのミニボートだと躊躇するレベルでしょう。
翌日との比較か、予報の波の高さのせいか、
この段階で他に誰もやってきていません。
独占状態です。
港内にもやや波が入り込んできていますが、
ボートを降ろすのにはさほど大きな問題ではありません。
波は時間とともに納まる予報なので、
湾口部の波立っている場所を通過してしまえば、
それほど釣りに支障はないと思われます。
結局出航したのは5:30。
1時間待った感じですね。
アジ場付近に遊漁船が2艘も。
泳がせの餌確保でしょうか?それとも何かターゲットがいるのか?
ぐっちゃんは迷わず沖に行きます。
予想通り湾口部を抜けたら波はほとんど気になりません。
が、うねりが凄い!
慣れていない人なら1分で船酔いレベルです。
釣り辛そうですね。
日はすっかり上がっています。
まだ雲が多く残っていて、気温の割に寒く感じます。
ジギングポイントの水温は17℃台。
釣れない反応はいつもより強烈です。
が、ベイト反応の範囲は狭め。
ベイトを探しながら徐々に沖に移動し、ジギングを繰り返します。
結局ベイトがいるのは水深50m程度までの岩礁帯周りだけ。
ここでファーストヒット!
というより、フォール中に何かが食いました。
このパターンは…、
バーサーです。
痩せて見えますが、けっこう太った40cmオーバーの良型サバでした。
一応キープ。
水深60mを超えると一気にベイト反応が薄くなります。
仕方がないので水深40mくらいまで戻りましたが、ジギングにはサバ以外の反応無し。
この日の干潮は9:25。
7:00~12:00くらいは潮位が低くなります。
釣れても釣れなくても、
12:00過ぎまではこのうねりいっぱいの海上にいなければなりません。
水深40mほどの魚探反応があるところまで戻って、
ちょっと新兵器を試します。
キャスト用のタイラバです。
根の上を通過させる形で根魚や真鯛を狙います。
早速アタリがあって、
カサゴゲット!
ただし後が続きませんでした。
ちょっとこのアイテムの使い方は要検討ですね。
潮止まりになって、ほとんどボートも流されなくなりました。
こうなると青物はほぼ期待できません。
昨夜慌てて用意した、バナメイエビの出番です。
潮が緩いのでひとつテンヤは釣りやすいです。
なぜか釣れてくるのはカサゴばかり。
定番のアカハタは全く釣れません。
ちょっとテンヤを底から持ち上げた時に、
コンコンッと根魚とは違うアタリ。
上手くフッキングしてファイトを始めると、
小気味よく竿先を叩きます。
「これは…」
ぐっちゃんはテンヤにはキスロッドを使っていますので、
どんな魚でもそれなりに引きが楽しめるのですが、
これもなかなか楽しい引きでした。
釣れたのは33cmのかわいいけどチャリコではない、真鯛でした。
見ての通りきれいな魚体です。
エビは少ししか持ってきていなかったのですが、
けっこうな数のカサゴが釣れました。
上げ潮に入って、ジギングを再開。
久し振りに西のポイントまで行ったりして、青物を探したのですが、
ジグでも釣れるのはカサゴ(涙)
カサゴで生簀は賑やかですが、主役不在は明らかです。
5月第4週のジンクスは通用せず。
13:00まで頑張ったのですが、
あまりにも動かない潮と、
寂しい魚探反応に心が折れて
青物不発のまま沖上がりとしました。
うねりが高かったために、ほとんど20km/h以下で移動しました。
そのためか燃費はやや悪かったように思います。
あわよくば春サイズのヒラマサを独り占め、くらいの気持ちで挑んだのですが、
天候と同様に今年の外房は攻略が難しいです。
テンヤの状況から、青物以外の活性はそれなりに高いと思いますけどね。
残り少ない春シーズンですから、
何とか結果を残したいところです。
追記:
外房のゲレンデは6月20日月曜日がボート受け入れ最終日となります。
その後は例年通り海水浴場の駐車場になります。
残り少ないですが、良い釣りができるといいですね。
それではまた おやすみなさい
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