前回記事「今日の一枚」で紹介したアジング釣行記になります。
その前に、11月30日土曜日は、日帰りで愛知県の実家に行ってきました。
目的はもちろん、
だれも手入れする人がいなくて草が生え放題の畑を耕すこと。
そのまま食べれそうな葉野菜が自生していましたが、
2時間ほどで一気に耕して、きれいな状態にして終了。
その後母親をスーパー銭湯に連れて行き、
美味しい夕食をごちそうして親孝行終了。
夜道を奈良に戻りました。
翌12月1日は、朝からタイヤ交換。
前日の名阪国道の最高高度地点の気温が3℃でした。
いつ雪が降ってもおかしくありません。
と言いながらこの日はけっこうポカポカ陽気で、
汗だくになりながら交換作業。スタッドレスタイヤに履き替えです。
実はこの後の週末は予定が入っているので、この日を逃すと年末まで交換できない可能性が…。
少し早いですが、交換しておけば安心して年末を迎えられます。
そしてタイヤ交換後に海へ。
今回は超有名漁港である「加太」へ行ってみようと思いました。
近いと思ったら、山の周りをぐるっと回るので、思ったより距離がありましたね。
加太の大堤防を外洋側から見たところ。
その大堤防は、
驚きの激混み具合でした。
駐車場が有料なのは仕方ないですが、この混みようはいただけません。
そもそも、陸っぱりで混むのが嫌でボート釣りに転身したぐっちゃんです。
駐車料金がかかるのにこれだけ混んでいるのは、その分釣れるのかなとも思いますが、
ちょっと勘弁ね、という感じ。
港の奥の方が人がいませんが魚もいなさそう?
夜釣りなら良さげですね。
大阪側から加太に向かったのでいくつか漁港を見たのですが、
目ぼしい漁港は人で溢れていました。
大阪に近くなるほど釣り場は混むという事でしょうか。
やっぱりぐっちゃんは和歌山だなぁ、と実感した次第です。
無駄に遠回りした形になりましたが、
和歌山市を縦断して、以前からチェックしていた漁港に向かいます。
紀北の南の方、中紀までは行かない、という立地。
南に行くほどアジの確率が上がるとは思えなくなってきていて、
少し目先を変えてみたくなったんです。
目的の漁港に着きました。
立派な堤防がありますが、テトラ帯が行く手を阻んでいて(根性ある人はガンガン行きますが)、
すっかり足腰に自信がなくなったぐっちゃんには無理。
昔はこんなところ、ひょいひょい行けたのになあ、と思いました。
できるだけ先端よりのテトラとの切れ目を狙います。
テトラの間の穴にワームを落としてみると、
幸先よくカサゴが釣れてきました。
でも、アジのアタリはありません。
夕まづめ狙いで来たのですが、
あっという間に日が傾き、だんだん暗くなってきました。
今回はスローシンキングのフロートリグ仕掛けで遠投をして狙います。
風向きがアゲインストなので、ジグヘッド単体では勝負になりません。
ぐっちゃんの釣り座は常夜灯は無く、
船道寄りで港内では潮通しは良さそうですが、日が落ちると真っ暗になります。
でも、ぐっちゃんは今回は常夜灯狙いを止め、潮通しと投げやすさ重視で行きました。
まあ、常夜灯周りはサビキやウキ釣りの人が多くて、
アジングをする環境ではなかったというのもあります。
遠投して底付近を流していたら、ミニカサゴが釣れました。
さらに、
ネンブツダイ。
それまでいくら投げてもアタリすら無かったので、これでもないよりはマシですが、
それ以上に、魚の活性が上がってきたように思いました。
本来なら明るいうちから日没までがゴールデンタイムと思っているので、
真っ暗になったらやめようと思っていたのですが、
むしろ真っ暗な方が良さげに思えて暗闇の中延長戦突入です。
キャストして着水、スローシンキングなので海底までには15~20カウントほど必要ですが、
中層を狙おうと、7カウントほどで軽くアクションを入れてみました。
「ビビビビンッッ」
あたりました。
ほぼ、1巻き目で乗りました。
しかもけっこうな引きです。ミニカサゴやネンブツダイとは違います。
これは間違いいありません。本命です。
バシャバシャッ…、水面で暴れる音も大きいです。
おお、ナイスサイズのアジですよ。
20cmはゆうにありそうです。
暗い中写真撮影。しかも暴れまくりで貴重な時間を費やしました。
一気に入れ食いモード。
1投1殺の状態が4~5回続きました。
って、写真を撮っている場合じゃありませんよね。
でも、大きいのが釣れるとつい撮りたくなっちゃうんですよね。
数釣りだけに専念していたら倍くらい釣れたんじゃないかな?
夜釣りでアジが暴れるせいもあって2回ほどライントラブルがありました。
うーん、釣れているときほどトラブル修復の時間が長く感じます。
ある程度満足できる釣果があったのと、群れが通過したのかアタリが激減したこと、
そしてライントラブルの末路でリーダーが切れてフロートリグをひとつ喪失したこともあり、
ヘッドライトはあるものの真っ暗で仕掛けを作り直すのも大変なので、
このタイミングで納竿としました。
帰り道で、常夜灯のある場所を通過しましたが、
サビキやウキ釣りでもけっこうな数が釣れてるようでした。
だいたい大きさは揃っていて、22~24cmといったところでした。
持ち帰ったアジは11尾でしたが、1人暮らしなので十分すぎる量です。
一部は捌いた後に冷凍して保存することにしました。
来週次女が遊びに来るので、その時に食べさせようと思っています。
今回はアジを追いかけてランガンするのではなく、
潮通し重視で回遊待ち、しかもいつもより少し長く粘ったのが良かったと思います。
また、フロートリグによる遠投を駆使しましたが、これも正解でした。
今までは暗くなったら常夜灯のあるところに移動していましたが、
今回の経験から、潮通しが良いポイントに入れたら真っ暗になるまで頑張るのもありと知りました。
なにしろ和歌山のアジングで、初めて「今日は釣れた」と感じる日になりました。
次回からは常夜灯にはこだわらず、
潮通し重視で暗くなっても残業というパターンで行こうと思います。
一部は頭を落としてコンパクトにして塩焼きをお弁当のおかずにしました。
丸々太っていて、脂が乗って美味しかったですよ。
居着きの黄色のアジですし、アジングなのでアミエビ臭くもないし、
そりゃあ美味しいですよね。
少しずつ和歌山アジングのコツが見えてくるのかな?
なんとなく光明が見えたような気がしています。
それではまた おやすみなさい