デイキャンプやバーベキューで活躍するスクリーンタープは、開放感がありながらも防虫できることが特徴。過ごしやすいうえに、設営が簡単なものがほしいですよね。しかし、コールマン・DOD・FIELDOORなど、多くのブランドからさまざまな商品が販売されていて、どれを選べばよいのかと迷うでしょう。
今回は、各メーカーの最新商品や売れ筋上位から人気のスクリーンタープ7商品を集め、4個のポイントで比較して徹底検証。おすすめのスクリーンタープをランキング形式でご紹介します。
mybestが定義するベストなスクリーンタープは「真夏でも日差しを遮り、急な雨でも水が染み込まないうえに、過ごしやすくて設営が簡単な商品」。徹底検証してわかったスクリーンタープの本当の選び方も解説しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
Wilderness Risk Management Japan理事・日本アウトドアネットワーク会員。約20年間野外教育施設で活躍。その後アウトドアコンサルタントとして企画・開発をはじめ、自然環境やアウトドア活動に関する豊富な知識と経験を活かし、チームビルディング・教育研修も行う。アウトドアギアの商品検証や、自治体の青少年育成事業の講師などもつとめる。
キャンプ歴は10年以上でキャンプインストラクターの資格を保有。焚き火を囲んで料理を楽しむキャンプはもちろん、蛇や虫を食べるサバイバル寄りのキャンプ・秘境探検などの幅広いアウトドア活動を行なっている。自身の経験や知識を活かし、現在はマイベストにて誰もが知ってるメジャーブランドから、通好みなマイナーブランドにいたるまで、幅広い商品を徹底的に比較・検証している。「初心者から上級者まで幅広く楽しめるギア選び」をモットーに、ユーザー目線に立ったコンテンツ制作を心掛けている。
日差しが遮りやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「真夏の日差しを完全にカットできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
雨天時に過ごしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「急に大雨が降っても雨を防げる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
居住性の優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「さまざまな状況に対応できる3WAYタイプで、風通しがよいうえに熱がこもりにくく、収納力が高い商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
設営が簡単な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「軽量でワンタッチで設営できるうえに、ペグが打ちやすく、説明書が付属している商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
すべての検証は
マイベストが行っています
監修者は「選び方」についてのみ監修をおこなっており、掲載している商品・サービスは監修者が選定したものではありません。マイベストが独自に検証を行ったうえで、ランキング化しています。
スクリーンタープとは、通常の屋根部分しかないタープとは異なり、サイドにメッシュやカーテンがついたタープのことです。スクリーンタープを使えば、防虫しながらアウトドアを楽しめるので、虫が多い夏場のキャンプがより快適になりますよ。
スクリーンタープにはほかのタープにはない骨組みがあり、テントのような見た目をしています。フロアシートがないため宿泊には向きませんが、簡単に設営できるのではじめてタープを買う人にもおすすめです。
一方で、ヘキサタープやレクタタープなどのタープには骨組みがありません。設営の難易度は少し高いといえますが、その分軽量で持ち運びやすいというメリットがあります。また、タープの張り方をアレンジできるので、テントと一緒に使用して、本格的なキャンプが楽しめますよ。
スクリーンタープ以外のアイテムが気になる人は、以下のコンテンツも参考にしてください。
スクリーンタープを選ぶ際に必ずチェックしておきたい「4つのポイント」をご紹介します。
スクリーンタープは壁面に特徴のあるタープで、壁面のファスナーを開閉するだけで簡単に使い方を変えられます。そのなかでも、フルオープン・フルメッシュ・フルクローズにできる3WAYタイプがおすすめです。
3WAYタイプなら、風が弱くて暑いときにはフルオープン(4面を開ききった状態)にして通気性をよくし、虫が多いときにはフルメッシュ(4面を網戸のようにした状態)にして防虫が可能です。雨が降るときはフルクローズ(4面を閉めきった状態)にして雨宿りができ、さまざまな状況に対応できるでしょう。
さらに、蒸し暑いときは2面をクローズにして日差しを遮り、2面をオープンにして風通しをよくすることで、日差しを遮りながら通気性も確保でき、蒸し暑くなりがちな日本の夏の屋外でも快適に過ごせます。
なお、3WAYタイプの商品はどれも4万円以上と、気軽に購入はしにくい価格。選ぶ際は自分の使うシチュエーションにあったものを選ぶことが大切ですよ。
スクリーンタープを選ぶときは、フルメッシュにできるかを必ずチェックしましょう。
フルメッシュにできるタープは防虫ができるため、夏でも蚊や蜂に刺されるのを防げます。アウトドアを楽しみながら、虫のことを気にせずに快適に過ごせますよ。
また、フルメッシュにできるタープは防虫だけでなく、涼しさも確保できるのが特徴。真上からの日差しだけでなく、サイドにメッシュがついていれば、横からの日差しも弱められます。さらに、網戸のように風が通るので通気性もよく、じめじめした暑さでも快適に過ごせるでしょう。
スクリーンタープの素材はポリエステルとポリコットンの2つに分けられます。それぞれにメリットとデメリットがあるため、自分のキャンプスタイルにあった素材を選ぶことが重要です。
雨に備えたい人は、耐水圧が1000mmを超えるポリエステル製のスクリーンタープがおすすめ。mmとは耐水圧の単位で、数値が高いほど水が染み込みにくいといえます。耐水圧が1000mm以上あれば、通常の雨では雨漏りしません。
一方で、ポリコットン製のスクリーンタープはすべての商品が耐水圧500mm以下だったため、小雨にも対応できないでしょう。また、ポリコットンは水をよく吸収するため、使用後に乾燥させる時間がかかり、雨天時の使用はおすすめできません。
今回、専用機器を使って耐水圧を測定したところ、メーカーが公表する耐水圧とは異なる結果を示すものもありました。しかし、ポリエステル製のタープはどれも耐水圧1000mmを超えていたため、急な天候の変化に備えたい人はポリエステル製のものを選ぶことをおすすめします。
冬場にキャンプを楽しみたい人には、ポリコットン製のタープがおすすめ。ポリコットン製のタープは難燃性が高く、焚き火をして火の粉がタープに飛んでも燃え広がりにくい特徴があります。
一方、ポリエステル製のタープは火の粉が当たるだけで大きな穴が空く可能性があり、焚き火を楽しみにくいので、ポリエステル製は冬のキャンプにはおすすめできません。
さらに、冬場のキャンプにはスカートつきのタープがおすすめ。スカートはタープの周囲についているひらひらした布地で、外からの冷たい風の侵入を防ぎます。
なお、タープ内での焚き火は事故の原因となり非常に危険なので、焚き火はタープ外で楽しみましょう。火の粉がタープに飛ばないようにレイアウトを工夫することも重要です。
最近は、厳冬期のキャンプで薪や灯油のストーブを持ち込むスタイルも見受けられます。十分な換気をしたり、一酸化炭素チェッカーを用意したりしても危険であることは変わらないので、防寒着で対策する方法を選んでください。
上級者向けのタープに比べて、設営が簡単なスクリーンタープですが、なかでもワンタッチ式がおすすめ。ワンタッチ式は骨組みが1つにまとまっており、ロープを引くだけで骨組みが傘のように広がります。また、骨組みの固定もフックを1つ引っ掛けるだけで簡単に行えるので、はじめてタープを組み立てる人でも設営しやすいですよ。
一方で、ポール式のタープは設営に時間がかかりました。骨組みのポールを複数本作り、それをスリットに入れ、タープを真ん中から持ち上げ固定するという3つのステップが必要です。特に、7kg弱のタープの下に潜り込んで、タープを持ち上げる作業があり、設営の難易度は高い印象です。
ちなみに、スクリーンタープを地面に固定する際は、ペグを打つ作業が必要です。鉄製のペグや頂点が平らなペグは足で踏むだけで簡単に設営ができました。また、ペグハンマーが付属していると手を汚さずに簡単にペグが打てるうえ、ペグを抜く際にも便利です。ペグやペグハンマーは別売りもされているので、以下のコンテンツを参考にお気に入りのものを探すのもおすすめです。
商品 | 画像 | おすすめスコア | 最安価格 | 人気順 | ポイント | おすすめスコア | 詳細情報 | |||||||||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
雨天時の過ごしやすさ | 設営の簡単さ | 日差しの遮りやすさ | 居住性 | 展開時の幅 | 展開時の奥行 | 展開時の高さ | 収納時の幅 | 収納時の奥行 | 収納時の高さ | 本体重量(実測値) | 生地素材 | 最大収容人数 | 耐水圧(実測値) | UVカット率(実測値) | 設営方式 | ベンチレーション付き | キャノピー付き | スカート付き | 収納ポケット付き | テント連結機能 | フルメッシュ対応 | フルクローズ対応 | フルオープン対応 | ペグハンマー付き | ランタンフック付き | |||||||
1 | Newell Brands Coleman|タフスクリーンタープ/400 |2000031577 | ![]() | 4位 | さまざまな状況に対応できる3WAYでどんな人にもおすすめ | 400cm | 360cm | 210cm | 26cm | 74cm | 26cm | 12.57kg | 75Dポリエステルタフタ | 6〜8人 | 1476mm | 96.93% | ポール式 | ||||||||||||||||
2 | DOD DOD|ファイヤーベース|T8-524-BG | ![]() | 水が染み込みやすいが3WAYで冬のキャンプにおすすめ | 330cm | 500cm | 240cm | 70cm | 30cm | 28cm | 15.1kg | アウターテント:ポリコットン(ポリエステル65%、綿35%、撥水加工)/フロア:210Dポリエステル(PUコーティング) | 8人 | 455mm | 99.93% | ポール式 | 不明 | ||||||||||||||||
3 | QUICKCAMP QUICKCAMP|ワイドスクリーンタープ |QC-SS400N | ![]() | 1位 | フルオープンにできず閉塞感はあるが、とにかく設営が簡単! | 395cm | 275cm | 215cm | 135cm | 20cm | 20cm | 10.99kg | 150D(ポリエステル150D) | 6人 | 1044mm | 99.93% | ワンタッチ式 | 不明 | |||||||||||||||
4 | キャプテンスタッグ CS|CS リビングシェルター320UV-S UA-5|UA-5 | ![]() | 2位 | フルメッシュ・フルクローズにできず、虫の多い場所には不向き | 320cm | 320cm | 210cm | 52cm | 16cm | 16cm | 7.29kg | ポリエステル | 5~6人 | 2345mm | 99.56% | ポール式 | ||||||||||||||||
5 | FIELDOOR スクリーンテント | ![]() | 3位 | 黒いメッシュでフルオープンにできないため、閉塞感があった | 285cm | 285cm | 208cm | 67cm | 16cm | 16cm | 7.30kg | ポリエステル | 4人 | 2018mm | 99.63% | ポール式 | ||||||||||||||||
6 | ロゴスコーポレーション LOGOS|neos クイックジオシェルター 490-BD|71203005 | ![]() | フルオープンにしかできず、防虫ができないところが気になる | 510cm | 350cm | 225cm | 98cm | 24cm | 24cm | 8.62kg | 難燃性ポリタフタ | 4人 | 1641mm | 96.5% | 自立式 | |||||||||||||||||
7 | 山善 Campers Collection|スクリーンハウス300|PSH-300UV(NBE) | ![]() | フルメッシュにしかできず、使い方が限られたタープ | 300cm | 300cm | 205cm | 61cm | 18cm | 18cm | 5.93kg | ポリエステルタフタ185T | 4人 | 1165mm | 99.56% | ポール式 |
最大収容人数 | 6〜8人 |
---|---|
耐水圧(実測値) | 1476mm |
UVカット率(実測値) | 96.93% |
フルメッシュ対応 | |
フルクローズ対応 | |
フルオープン対応 |
良い
気になる
アメリカに本社を置き、世界中に事業を展開しているコールマンの系列会社であるニューウェルブランズ・ジャパンのColeman「タフスクリーンタープ/400」。スクリーンタープの定番として、キャンプ場でもよく見かける商品です。
UVカット率は96.93%であり、真夏の太陽の日差しも遮れます。また、2面クローズにできるので、日が差してくる方向にあわせて閉める場所を変え、同時に2面をオープンにすることで通気性がよくなり、蒸し暑い日でも快適に過ごせます。
耐水圧は1476mmで、たいていの雨を防げるといえます。さらにフルクローズにでき、タープ内への雨の侵入を防げるため、雨が降る日でも快適に過ごせるでしょう。
フルオープン・フルメッシュ・フルクローズの3WAYに対応しており、暑い日や虫が多い場所に行く日、雨が降る日など、さまざまに日に使えます。また、タープ内にポケットが備えつけられているため、バーベキューやピクニックなどをするときに小物入れとして活躍するでしょう。
ペグハンマーが付属しており、ペグは打ち込みやすい印象です。しかし、設営方法はポール式で、ポールとスリットに色がついていて設営がしやすい工夫はありましたが、重さも12.57kgと重いため、設営の簡単さの検証ではやや低評価でした。
設営は少ししにくいものの、UVカット率と耐水性は高く、さまざまな状況に対応できる3WAYタイプ。スクリーンタープを選ぶ人の第一の選択肢になるでしょう。
収納時の幅 | 26cm |
---|---|
収納時の奥行 | 74cm |
収納時の高さ | 26cm |
ベンチレーション付き | |
キャノピー付き | |
スカート付き | |
収納ポケット付き | |
テント連結機能 | |
ペグハンマー付き | |
ランタンフック付き |
コールマン タフスクリーンタープ/400をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
最大収容人数 | 8人 |
---|---|
耐水圧(実測値) | 455mm |
UVカット率(実測値) | 99.93% |
フルメッシュ対応 | |
フルクローズ対応 | |
フルオープン対応 |
良い
気になる
国内の有力なアウトドアブランドとして、さまざまなアウトドア用品を開発・販売しているDODの「ファイヤーベース」。かわいい見た目と、冬にも使いやすいポリコットン製のスクリーンタープとして、キャンプ初心者から上級者まで幅広く人気があります。
UVカット率は99.93%で夏場の厳しい日差しも遮れます。また、2面クローズ・2面オープンにでき、日光を遮りながら通気性を確保可能。さらに、ポリコットン製なので布地が温まりにくく、太陽が当たっている面に触れても熱くありませんでした。
フルクローズにできるため、直接雨に打たれません。しかし、耐水圧は445mmで小雨でも水が布地に染み込んでしまいます。さらにポリコットン製で濡れると使用後に乾かす手間もかかるので、雨の日に使うことはおすすめしません。
3WAYタイプなのでシーンにあわせて使い分けられます。また、ポリコットン製で難燃性が高いため、近くで焚き火もでき、冬場のキャンプにもおすすめ。さらに、冷気の侵入を防止するスカートがついているところも魅力です。
ペグはネイルペグが採用されており、鉄製で上部が平らなため足でも簡単に差し込めます。しかし、設営方式はポール式で、ポールを組み立てる手間がかかり、設営は簡単ではない印象です。また、重さも15.1kgと重く、中心を持ち上げる作業も大きな負担に感じました。
設営は簡単ではなく、雨に弱いところが難点です。しかし、3WAYタイプでさまざまな環境に対応できるのは魅力。難燃性が高いポリコットンの布地で、冬のキャンプにおすすめです。
収納時の幅 | 70cm |
---|---|
収納時の奥行 | 30cm |
収納時の高さ | 28cm |
ベンチレーション付き | |
キャノピー付き | |
スカート付き | |
収納ポケット付き | |
テント連結機能 | 不明 |
ペグハンマー付き | |
ランタンフック付き |
DOD ファイヤーベース T8-524-BGをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
最大収容人数 | 6人 |
---|---|
耐水圧(実測値) | 1044mm |
UVカット率(実測値) | 99.93% |
フルメッシュ対応 | |
フルクローズ対応 | |
フルオープン対応 |
良い
気になる
アウトドアを手軽に楽しめるよう、使いやすさを追求したグッズを数多く手掛けているQUICKCAMPの「ワイドスクリーンタープ」。設営方法はワンタッチ式で、キャンプ初心者にも人気のあるスクリーンタープです。
UVカット率は99.93%と猛暑日の日差しでも遮れるでしょう。フルクローズにできるため、太陽光を遮れます。また、空気を循環させるベンチレーションもあるので涼しく過ごせるでしょう。さらに、屋根を延長させるキャノピーもついており、日陰の面積を広くできるのも魅力です。
耐水圧は1044mmで、大雨以外には耐えられるため、たいていの雨では雨漏りしないでしょう。また、フルメッシュ・フルクローズに対応しており、雨に直接打たれることはありません。雨のせいでじめじめとするときは、いくつかの面をメッシュにすることで雨を防ぎながら換気もできますよ。
設営方式はワンタッチ式で、設営はとても簡単でした。紐を引っ張るだけで簡単に骨組みが開き、頂点の1か所をロックするだけでタープを固定できます。ペグは鉄製で足で踏み込めるため、地面への固定も簡単。キャンプ初心者1人でも簡単に設営でき、設営の簡単さで高い評価を得ました。
フルメッシュ・フルクローズに対応しており、防虫・雨避けができます。しかし、フルオープンにはできず、若干の閉塞感がありました。
フルオープンにできず、じめじめとしたシーズンの使用はおすすめできません。また、ワンタッチ式で骨組みがひとまとまりなので、パーツごとに修理できず、壊れた場合は買い替えが必要。しかし、とにかく設営が簡単なものがほしいという人にはおすすめできる商品です。
収納時の幅 | 135cm |
---|---|
収納時の奥行 | 20cm |
収納時の高さ | 20cm |
ベンチレーション付き | |
キャノピー付き | |
スカート付き | |
収納ポケット付き | |
テント連結機能 | 不明 |
ペグハンマー付き | |
ランタンフック付き |
最大収容人数 | 5~6人 |
---|---|
耐水圧(実測値) | 2345mm |
UVカット率(実測値) | 99.56% |
フルメッシュ対応 | |
フルクローズ対応 | |
フルオープン対応 |
良い
気になる
手頃なアウトドア用品を多数ラインアップしているキャプテンスタッグの「CS リビングシェルター320UV-S UA-5」。手頃な価格でキャンプの楽しみ方の幅が広がる商品として人気のあるスクリーンタープです。
UVカット率は99.56%で、猛暑日の強い日差しを遮れます。さらに、取り外し可能な2枚のサイドウォールが付属しており、日光が当たる方向にサイドウォールを設置すれば、日陰の場所を調節できるでしょう。また、2面オープンにできるので風通しがよく湿気のある日でも涼しく過ごせます。
耐水圧は2345mmで、大雨が降っても雨漏りの心配はありません。しかし、サイドウォールで2面しかクローズできないため、風をともなった横なぐりの雨が降る場合には濡れてしまう可能性があります。横からの雨に弱いため、雨天時の過ごしやすさでは評価が伸び悩みました。
サイドウォールを取り外せばフルオープンにでき、通気性もよく開放感があります。ただし、フルメッシュにすることはできないため、虫が多い夏場のキャンプ場での使用はおすすめできません。また、2面はサイドウォールで隠せますが、完全にクローズすることはできないので、中の様子が周りに見えてしまいます。
ペグは鉄製であり、足でも踏み込めます。ただし、ペグの上部が丸みを帯びているため、靴裏が濡れていると滑ってしまい、ペグの設営を手で行う必要があります。また、設営方法はポール式であるうえ本体の重量は7.29kgと重く、中央を持ち上げる動作もあり設置は簡単とはいえません。
収納時の幅 | 52cm |
---|---|
収納時の奥行 | 16cm |
収納時の高さ | 16cm |
ベンチレーション付き | |
キャノピー付き | |
スカート付き | |
収納ポケット付き | |
テント連結機能 | |
ペグハンマー付き | |
ランタンフック付き |
キャプテンスタッグ CS リビングシェルター320UV-S UA-5をレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
最大収容人数 | 4人 |
---|---|
耐水圧(実測値) | 2018mm |
UVカット率(実測値) | 99.63% |
フルメッシュ対応 | |
フルクローズ対応 | |
フルオープン対応 |
良い
気になる
気軽にアウトドアを楽しむことをコンセプトにしたアウトドアメーカー「FIELDOOR」の「スクリーンテント」。車との連結がしやすいキャノピーが搭載されており、車中泊のリビングスペースとしても人気の商品です。
UVカット率は99.63%で真夏の日光もしっかりと遮れます。また、キャノピーがあり日陰の面積を広げられました。ただし、1面しかクローズにできず、横からの日差しに弱いため、長時間の使用はおすすめできません。
耐水圧は2018mmで、大雨が降っても雨漏りしないでしょう。しかし、1面しかクローズにできず、風をともなった雨が降る日にはメッシュから雨が入ってくる可能性があります。
フルクローズにできずプライベートな空間を作ることは難しいものの、フルメッシュにできるので防虫は可能。メッシュは黒色なので周囲からの視線はやや遮られますが、周りとの距離が近い場合にはタープ内部が見えてしまうことがあります。また、フルオープンにすることもできず、閉塞感があるため過ごしにくい印象でした。
付属のペグハンマーを使えば、ペグを足で押し込む必要もなく、地面にしっかりと固定できます。ポールの数は2本で、ほかのポール式のスクリーンタープに比べると少なめ。しかし、ポール式で持ち上げる作業があり、重さも7.3kgで、設営しやすいとはいえませんでした。
収納時の幅 | 67cm |
---|---|
収納時の奥行 | 16cm |
収納時の高さ | 16cm |
ベンチレーション付き | |
キャノピー付き | |
スカート付き | |
収納ポケット付き | |
テント連結機能 | |
ペグハンマー付き | |
ランタンフック付き |
FIELDOOR スクリーンテントをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
最大収容人数 | 4人 |
---|---|
耐水圧(実測値) | 1641mm |
UVカット率(実測値) | 96.5% |
フルメッシュ対応 | |
フルクローズ対応 | |
フルオープン対応 |
良い
気になる
家族で楽しめるキャンプ用品やBBQ用品を開発している、ロゴスコーポレーションの「LOGOS neos クイックジオシェルター」。前面の大きな扉が開放的な商品です。
UVカット率は96.5%と、真夏の太陽をしっかりと遮断できるものの、フルクローズ・フルメッシュにできないので影を作りにくい印象。タープの中にいるときも日焼け止めをしっかりと塗っておきましょう。
耐水圧は1641mmと、非常に高く大雨が降っても雨漏りしないでしょう。しかし、前面をクローズできないため、雨が降り込むことは気になるポイントです。
フルオープンにできるものの、フルクローズ・フルメッシュにはできないので、中で着替えや、防虫ができないところが気になるポイント。また、ベンチレーションがないので、風に煽られやすいところも懸念です。中で過ごしやすいとはいえない商品です。
鉄製のペグが付属しているうえに、説明書もついているので、設営はそこそこしやすい印象。しかし、ワンタッチ式ではないので、準備がすぐにできるとはいえません。
収納時の幅 | 98cm |
---|---|
収納時の奥行 | 24cm |
収納時の高さ | 24cm |
ベンチレーション付き | |
キャノピー付き | |
スカート付き | |
収納ポケット付き | |
テント連結機能 | |
ペグハンマー付き | |
ランタンフック付き |
最大収容人数 | 4人 |
---|---|
耐水圧(実測値) | 1165mm |
UVカット率(実測値) | 99.56% |
フルメッシュ対応 | |
フルクローズ対応 | |
フルオープン対応 |
良い
気になる
山善のアウトドアブランド「Campers Collection」のスクリーンタープ「スクリーンハウス300」。白を基調とした明るい印象のタープです。
UVカット率99.56%で、刺すような夏の日差しも遮れます。ただし、2面をクローズにできず、横からの日差しは遮れません。また、2面をメッシュにできましたが、メッシュ越しの日差しは直射日光とほとんど変わらず、暑さを感じることがあります。
耐水圧は1165mmで大雨が降ると雨漏りする可能性があるでしょう。また、フルクローズにすることができないため、風をともなう雨が降る場合にはタープ内も濡れてしまいます。そのため、雨が降る日の使用はおすすめできません。
フルメッシュにできるので、防虫ができるのはうれしいポイント。しかし、フルクローズにはできないため、周囲との距離が近い場合には他人の目線が気になることもあるでしょう。また、フルオープンにすることができず若干の閉塞感があったため、居住性の検証では低評価でした。
ペグは鉄製で足でも踏み込めますが、上部が平らではないため足の重心がずれるとペグを地面にしっかりと固定できません。ペグが曲がってしまい使えなくなることもあるでしょう。設営方式はポール式で本体の重量が5.93kgとスクリーンタープのなかでは軽いほうですが、中央を持ち上げる動作が大変で設営に手間がかかる印象です。
収納時の幅 | 61cm |
---|---|
収納時の奥行 | 18cm |
収納時の高さ | 18cm |
ベンチレーション付き | |
キャノピー付き | |
スカート付き | |
収納ポケット付き | |
テント連結機能 | |
ペグハンマー付き | |
ランタンフック付き |
キャンパーズコレクション スクリーンハウス300 PSH-300UVをレビュー!クチコミ・評判をもとに徹底検証
mybestではベストなスクリーンタープを「真夏でも日差しを遮り、急な雨でも水が染み込まないうえに、過ごしやすくて設営が簡単な商品」と定義。
ベストな商品を探すために、人気メーカーの最新商品やAmazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどで売れ筋上位のスクリーンタープ7商品を集め、以下の4個のポイントで徹底検証しました。
検証①:日差しの遮りやすさ
検証②:雨天時の過ごしやすさ
検証③:居住性
検証④:設営の簡単さ
今回検証した商品
日差しが遮りやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「真夏の日差しを完全にカットできる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
タープに人工太陽照明灯を照射し、タープの反対側に固定したUV強度計の紫外線の量を測定。直接照射した際の紫外線量を基準として、タープがどれだけ紫外線をカットできたかを計算し評価しました。100%を上限に、高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
雨天時に過ごしやすい商品としてユーザーがとても満足できる基準を「急に大雨が降っても雨を防げる商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
耐水度試験装置でタープの布の耐水圧を測定し評価。1500mmを上限に、高いものほどおすすめとしておすすめ度をスコア化しました。
居住性の優れた商品としてユーザーがとても満足できる基準を「さまざまな状況に対応できる3WAYタイプで、風通しがよいうえに熱がこもりにくく、収納力が高い商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
設営が簡単な商品としてユーザーがとても満足できる基準を「軽量でワンタッチで設営できるうえに、ペグが打ちやすく、説明書が付属している商品」とし、以下の方法で各商品の検証を行いました。
テスターが各商品をチェックし、以下のポイントごとに点数づけをして、各商品のおすすめ度をスコア化しました。
スクリーンタープはほかのタープに比べて、風を受けやすく風に弱いといえます。風が強い日に無理やり設営してしまうと、骨組みが曲がってしまったり、風に飛ばされてしまったりと、大きな事故につながる可能性があります。
風があると感じる日はスクリーンタープの設営はあきらめましょう。
用意するものが多いキャンプでは、どの商品を選べばよいか迷う人も多いでしょう。マイベストおすすめのアイテムを紹介しているので、気になる人は確認してくださいね。
【徹底比較】テントのおすすめ人気ランキング【2025年】
【徹底比較】アウトドアチェアのおすすめ人気ランキング【2025年】
【徹底比較】キャンプ・アウトドア用テーブルのおすすめ人気ランキング【2025年3月】
【徹底比較】クーラーボックスのおすすめ人気ランキング【小型のものも|2025年】
【徹底比較】LEDランタンのおすすめ人気ランキング【防災用にも|2025年3月】
【徹底比較】キャリーカート(キャリーワゴン)のおすすめ人気ランキング【2025年3月】
【徹底比較】ポータブル電源のおすすめ人気ランキング【2025年3月】
【徹底比較】ソーラーパネル・ソーラー充電器のおすすめ人気ランキング【2025年】
【徹底比較】コットのおすすめ人気ランキング
【徹底比較】キャンプマットのおすすめ人気ランキング【2025年】
【徹底比較】寝袋(シュラフ)のおすすめ人気ランキング【2025年3月】
【徹底比較】焚き火台のおすすめ人気ランキング【2025年3月】
1位: Newell Brands|Coleman|タフスクリーンタープ/400 |2000031577
2位: DOD|DOD|ファイヤーベース|T8-524-BG
3位: QUICKCAMP|QUICKCAMP|ワイドスクリーンタープ |QC-SS400N
4位: キャプテンスタッグ|CS|CS リビングシェルター320UV-S UA-5|UA-5
5位: FIELDOOR|スクリーンテント
ランキングはこちら最後に、プロが愛用するおすすめのスクリーンタープをご紹介します。
アウトドアブロガー厳選!おすすめのファミリーキャンプ用品10選
コンテンツ内で紹介した商品を購入すると、売上の一部がマイベストに還元されることがあります。
掲載されている情報は、マイベストが独自にリサーチした時点の情報、または各商品のJANコードをもとにECサイトが提供するAPIを使用し自動で生成しています。掲載価格に変動がある場合や、登録ミス等の理由により情報が異なる場合がありますので、最新の価格や商品の詳細等については、各ECサイト・販売店・メーカーよりご確認ください。
家電
パソコン・周辺機器
コスメ・化粧品
ビューティー・ヘルス
生活雑貨
キッチン用品
格安SIM
インターネット回線
クレジットカード・キャッシュレス決済
ローン・借入
脱毛
サービス
就職・転職
投資・資産運用
保険
ウォーターサーバー
ベビー・キッズ・マタニティ
食品
ドリンク・お酒
アウトドア・キャンプ
DIY・工具・エクステリア
住宅設備・リフォーム
インテリア・家具
ペットフード ・ ペット用品
カメラ
スマホ・携帯電話
車・バイク
釣具・釣り用品
スポーツ用品
趣味・ホビー
アプリ
テレビゲーム・周辺機器
本・音楽・動画
ファッション
靴・シューズ
コンタクトレンズ
腕時計・アクセサリー
ギフト・プレゼント
旅行・宿泊
その他