8月最後の週末、
27日土曜日は晴れ、28日日曜日は雨予報。
27日、エリアトラウトとテナガエビで悩んだのですが、
2日前に足柄キャスティングエリアに空きがあることに気づいて、
エリアトラウト・ポンド(池)初挑戦に決定しました。
今回訪れた足柄キャスティングエリアは、
30名限定の事前予約制の管理釣り場です。
ここを選んだ理由は、
「大物が釣れる」
「数釣りもできる」
「入場制限があるのでメチャ混みにはならない」
という各種条件が揃い、ネットでの評判も上々だったからです。
予約は2日前までできるのですが、
25日夜の時点で22名、残り8枠でした。
ぐっちゃんは23番目の予約です。
この後数時間で予約は不可となりますから。もうあまり増えないでしょう。
ちなみに同敷地内に狩川の本流を利用したネイティブエリア(フライ・テンカラ専用)と、
「狩川渓谷ます釣り場」という名称の餌釣り場があります。
この足柄キャスティングエリアはルールが少し変わっていて、
予約者は5:00までに行って駐車場の番号の若い順に駐車し、
5:00から駐車場の番号順に入場整理券を取ります。もちろん割り込み禁止。
予約者が5:00過ぎに到着した場合はそのまま残っている整理券を取り、
予約者が30名に達しない時は当日用の整理券が置かれているので、
それを早い者勝ちで取ります。
整理券の番号順に6:30から受付をして、受付が済んだら釣り場へ。
早い人ほど好きな釣り座を選びたい放題。
7:00から釣り開始、という流れです。
ぐっちゃんは4:50に現地到着。
既に6台車が停まっていて、ぐっちゃんは7台目でした。
着いた時にはみな車の中で待機していて、
間もなくぞろぞろと受付の整理券置場へ。
みなさん品良くルールを厳守して、
5:00過ぎたところで1番の駐車場の人から整理券を取ります。
ぐっちゃんの整理券は、
12番でした。
1台の車で複数人来ている場合には人数分整理券を取りますので、
7番目の駐車だから7番というわけではありません。
完全に空が明るくなった6:00頃から、各人釣りの準備を始めます。
奥に見えるのが今回の釣り場になるポンド(池)ですね。
ポンドはこんな感じ。
予想してはいましたが、狭いです。
ここで30人か~、というのが率直な感想。
リヴァスポット早戸やうらたんざわ渓流釣場の大きなマス2つ分くらいでしょうか。
対岸までは30m無いくらいだと思います。
スプーンだと簡単に対岸まで届きそうですね。
ネットで何度か見た足元に書かれたロゴです。
なるほど、こんな感じなんですね。
ちなみに釣り座部分の奥行きは2m無いくらい。
岸に立っているポールの赤色から赤色までが1人分。
ポールは赤と赤の間に黄色が3つあります。
ポールの間隔はは50cmくらいなので、
釣り座の横幅も1人あたり2mくらいです。
メチャメチャ混むわけではないのですが、
隣との距離が2m=キャスティングできる幅が2m、
さらに対岸の人に気を使うので、
投げられる距離はポンドの中間まで。
おおよそですが15mくらいです。
2m×15m=30㎡が足柄キャスティングエリアさんでのマイスペースというわけですね。
もちろん空いていれば移動は可能ですが、
週末はほぼ満員になるので移動は事実上不可能です。
わかっていたことですが、現実に目の当たりにするとすごく狭く感じます。
時間があったので、餌釣り場の方を見に行ってみました。
この一つ一つのマスが餌釣り場ですね。
よく見ると大きな岩に番号が書いてあります。
水はきれいだし、思った以上に流れがありますね。
さすがにひとつひとつのマスは小さいので、本格的な釣りというより、
ファミリー向けのお遊びという感じでしょうか。
12番目という事で、狙っていた水の取り込み口付近、
川側最奥部と山側手前はがっちり確保されていました。
ぐっちゃんは川側手前、車の駐車場側に釣り座を決定。
写真の矢印部分です。
理由は、ここなら隣人は右側だけ、
そして、左側は排水口がある関係で少し余分なスペースがあって、
簡単に言うと一人で使えるスペースが広い、という事です。
ただ、この選択は結果的にはあまりよくありませんでした。
山側に取水パイプがあり、そこから勢いよく水が出ているのですが、
その水がひと回りして、ぐっちゃんの釣りエリアに澱むように回り込みます。
結果、池の浮遊物がこのエリアに溜まるのです。
なるほど、ここに排水口がある理由も納得です。
さらに、他に比べずいぶん浅くて全体的に水深が無い。
上層の浮遊物や海底の沈殿物を、ルアーが毎回拾ってくるんです。
言い訳にしかなりませんが、この場所はNGですから、
今後足柄キャスティングエリアに行かれる方はご注意を(ってみんな知っている??)
朝イチから爆釣、釣れまくりを期待していたのですが、
期待外れに終わりました。
ポツリポツリと釣り上げる方は見えますが、
全体的にスローペース。
ただ、噂どおり大きなマスが放流されていて、
たまーにその大物を釣り上げる方も見えます。
ぐっちゃんはというと、何度かお触りがあったものの、
なかなかフッキングには持ち込めず、
ファーストキャッチは7:55と開始から1時間近く経った後でした。
ちなみにぐっちゃんの右隣の人は、
コンスタントにポツポツ釣り上げています。
よく見るとフローティングの小さなルアーで表層を漂わせたり、
縦釣用のルアーで細かい誘いをしているように感じますが、
ぐっちゃんにはそのようなテクニックはありません。
結局その後10:00頃まで追加が無く…、
ようやく放流タイム。
ここでの放流は一番近い釣り人がぐっちゃんなのでおいしいですね。
かなり大きなトラウトや別種のトラウトも放流しているのが見えます。
この放流直後、予想どおり食いが立ちました。
鉄板の赤金スプーンです。
バタバタと数回フッキングしたのですが、
バラシあり、スカリに入れる際のミスがありで、
キープ数は増えません。
10数分で落ち着いてしまい、また釣れない時間が続きます。
天気が良くなって、どんどん気温が上昇、
肌を突き刺すような強い日差しにどんどん体力が奪われます。
一気にまったりムード。
写真は山側から写しています。
右端に取水パイプがあるのがわかりますね。
ぐっちゃんの釣り座はこの反対側になります。
その後追加したニジマスのアタリルアーは、
このクランクベイトでした。
14:00になったところで腰が痛くて、
32℃という暑さに根負けしてストップフィッシング。
キープはわずか4尾、
ちゃんとキャッチできたのは、
6尾という惨敗に終わりました。(2尾はリリース)
この日の最長は32cmという微妙なサイズ。
サイズ的にも数的にも超不満ですが、
これ以上の頑張りは翌日にも影響するでしょうし、
なにより高速道路の渋滞が心配です。
実は帰ろうとした14:30に2回目の放流がありました。
あと30分粘れていたら、もう数尾追加できたかもしれません。
が、ぐっちゃん的には後悔はありませんでした。
この狭くて移動ができないポンドでは、
どれだけルアーの種類を持っているか、釣り方の引き出しを持っているかが、
釣果を伸ばすポイントになると思います。
どちらも持っていないぐっちゃんは、惨敗必至だったというわけです。
エリアトラウトを極めようなどどいう無謀な目標を持っているわけではありませんので、
ぐっちゃん的にはアジングで培ったテクニック程度でそれなりに釣れる、
広くてレギュレーションの甘い管理釣り場が理想です。
そういう意味では、この足柄キャスティングエリアは非常にハードルが高いと言えそうです。
おそらく、縦釣りのノウハウを持っていないと爆釣は難しいのかな、と。
実際、この釣り場はテクニック自慢の常連が多いと感じましたね。
簡単に釣れてそれほど混まなくて、
たまに大きいのやヤマメが釣れる、そんな管理釣り場となると、
今までの3ヶ所ならうらたんざわ渓流釣場かなー。
リヴァスポット早戸は人が多すぎるのとマナーが悪すぎだからマイナスポイント。
足柄キャスティングエリアにリベンジするかとなると、微妙ですね。
スタッフの対応も悪くないし、釣り人のマナーもいいんですけどね。
こんなに狭いのに、ナナメにルアーが飛んでくるなんて一切ないですから。
縦釣りのイメトレやってみて、いけそうなら有りかもって感じでしょうか。
9月になると、ぼちぼちワカサギも視野に入ってきます。
外房のホームゲレンデは諸事情で開幕がかなり遅れそうなので、
しばらく何を釣ろうか思案が続きそうですね。
それではまた おやすみなさい