1月29日日曜日、外房に浮いてきました。
1月実に4回目の出航です。
過去を紐解いてみると、2018年1月に4回出航していて、
今回で1月出航回数のタイ記録なんです。
やる気が感じられるでしょ(笑)
この背景には、山中湖ドーム船ワカサギの悲惨な現状があります。
厳しい条件の中で1尾を釣り上げるのが醍醐味と言う人もいますが、
ワカサギ釣りの魅力は数釣りだと思っています。
1尾の価値を求めるなら外房ヒラマサに勝るものはありません(反論受け付けません)。
そしてこの日の最低気温予想は船橋でも-2℃。
ドーム以外のワカサギ釣りは電動リールが使えないリスクを覚悟しなければなりません。
なんだかんだ言って12月、1月はヒラマサの実績がかなりある季節。
でも、さすがに2月が近づくと低水温が影響してシャローで釣れなくなりますので、
トップでのキャスティングヒラマサはそろそろシーズン終了でしょう。
ここは有終の美を飾らなければ!
って、2ヶ月もするとまたシーズンインするんですけどね。
さすがに冷えますね。
自宅を出発した時が-1℃。
道中の最低気温は、
-5℃でした。
高滝湖では日がしっかり昇るまで電動リールは凍ってしまって使えないでしょうね。
ちなみに現地の気温は-1℃でした。
黒潮が当たる外房では、零下になることは非常に珍しいです。
これは寒い。
でも、前週と違い晴れ予報ですから、昼の気温は少し上がるでしょう。
ツッシーさん、JBB280さん、NEOカワノさん、コジ丸さんなどが参戦しましたが、
朝イチ風が強く残る予報だったためか思ったほど集まりませんでした。
日の出の直後、7:00に出航。
ツッシーさんと示し合わせて、ぐっちゃんは西へ、ツッシーさんは東へ。
前々回惨敗した時と同じパターンですね。
水温は14℃!
これは低い!できれば15℃台は欲しいところでした。
ちょっとキャスティングは厳しいかもです。
しかし投げるしかありません。
風が超強くて、波が高いので沖に行けないんです。
投げる、投げる、投げる…。
水面は波立っていい感じなのですが、チェイスはゼロ。
ある程度投げたところで西のポイントに見切りをつけて東へ。
ここでもポイントを変えながら投げる、投げる…。
NEOカワノさんはヒラメ銀座にいました。
ここがこれだけ波立っているという事は、相当風が強いという証明です。
アジがわずかに釣れて、泳がせでウツボ、だそうです。
こっちも厳しいですね。
東側のポイントではツッシーさんと情報交換しましたが、
彼も全くアタリが無いとのこと。
やはり水温低下で難しい状況です。
ツッシーさんが写してくれたNEO-Gucchan号の写真です。
岸寄りの浅場なんですけどね、けっこう波があるのがわかると思います。
9:30頃まで投げ続けましたが、ここで断念。
まだ風は落ちていませんが、そのうちに落ちるでしょう。
少々無理して沖に移動します。
ジギングポイントはいつもの「釣れない反応」がありますが、
あまり活性は高くなさそう。
これ以上沖に行くのは苦痛ですが、
隣の根まで行きましょう。
水深50m、なかなかの反応です。
水温もシャローよりも高いですね。
さらに、
水深60mくらいには、いい感じの青物が来そうな反応。
時々15~20mくらいの浅場にベイトのラインができることがあり、
そんな時が大チャンスなんです。
ぐっちゃんはジギング遊漁船がよくやってくる根回りを中心にジギングしましたが、
この日は60mラインの根が無いエリアが正解でした。
はるか彼方でツッシーさんが立ったり座ったりを繰り返しています。
あの舷の低いボートであんなリアクションをするのは釣ったな、と思い、
近づいて見ると、
なんてこったい!
水深60mエリアで粘って上層の反応を狙っていたツッシーさん、
ジギングで90cmヒラマサをゲット!
むむーっ、そっちでしたか。
根周りでヒラマサ、深場でブリというパターンだと思って根回りを狙ったのが裏目に出ましたね。
いずれにしても時合いです。
ぐっちゃんも60mエリアでジギング再開!
しかし、ぐっちゃんに海は微笑んでくれないんです。
ふと後ろを見ると、ツッシーさんがファイトしています。
なんと、ツッシーさん連続ヒット!
しかも、今回はかなり底の方であたったようですよ。
なんなくファイトを終えてタモ入れ完了したツッシーさん。
そのファイトぶりから大したサイズではないのではと思っていましたが、
矢印をご覧ください。
これもジギングではめったに出ないナイスサイズですよ。
はいはい、おめでとう(泣)
またしても90cmクラスをゲット!
前回は90cm、80cmをトップでゲットし、
今回は90cm2本をジギングでゲットです。
彼は今、とんでもなく持っています!
ジギングの時合いは短いです。
経験上30分くらいのことが多く、その後は無になります。
ベイトに引き寄せられた群れが通過するわずかな時間にかけることができるか否かです。
ベイト反応はまだ残っていますが、
ヒラマサのアタリはパッタリと止まりました。
ぐっちゃんは回遊エリアが変わったと想定し、さらに沖の反応を確認。
80mエリアに行っても、ベイト反応は変わりませんでした。
これが水深20mくらいから下がびっしりベイト、という状態なら、
期待度MAXなのですが、そんなにうまくは行きませんね。
時間とともに風は落ち、釣りやすくはなりましたが釣果は伴わず、
時刻は無情にも13:00。
この時点でヒラマサは諦めました。
この時間に釣れるなら、もっと早い時間に何本か獲っているはずですから。
自分で釣った魚の写真が欲しいと、
アカハタポイントへ行ってひとつテンヤを。
風も落ちているので釣り辛くはないのですが、
さすがに秋口のようにポンポン釣れてはくれません。
カジカジとエビをつつくのはだいたいベラです。
食べれるんでしょうがリリース。
春や秋ならどこに入れても何らかのアタリがあるエリアなのですが、
この時期だとポイントを選ばないとエビがそのまま戻ってくることも。
ようやく釣れたまずまずサイズのアカハタに、
やはりまずまずサイズのカサゴ。
いくつか根魚を釣った後に、
これもナイスサイズのウマヅラハギ。
ウマヅラハギは我が家では不人気なのでこれもリリース。
このウマヅラハギを釣ったところでストップフィッシングとしました。
エビはまだ大半残っていますが、
寒さであまり痛んでいないので、持ち帰って冷凍すれば次回も使えるでしょう。
14:00沖上がり、
10リットルは使わなかったかな?
波があったためにあまり大きな移動はしませんでしたからね。
というわけで、見出しのヒラマサの写真はツッシーさんの2本です。
ぐっちゃんは青物ボウズ、
ボウズ逃れの根魚だけという貧果でした。
ぐっちゃん、1月4回の釣行でヒラマサゼロ。
ツッシーさん、1月2回の釣行でヒラマサ4本。
この差は運ではありませんね。
ツッシーさんの諦めない心と積み重ねた経験から来る理論が、
うまく今の外房にマッチしているのだと思います。
まだ今回の動画はアップされていませんが、そのうち上がると思います。
ぜひチャンネル登録お願いします。
ぐっちゃんも愚痴キャラで度々登場しますよ(笑)
ワカサギ、タナゴがまだ一人前ではないのに、
ヒラマサにまで嫌われたら、全部半人前じゃないですか!
この季節だとメタボなブリも欲しいところですが、
今年の外房はなぜかヤリイカやメタボサバもさっぱりなんです。
これから海水温が最も下がる季節になり、
ますます釣り辛くなりますから、
できるだけ海が穏やかで沖に行ける日を選んで釣行したいですね。
それではまた おやすみなさい