関東から西の太平洋岸に生息。奇妙な形で、大きいものは2メートル近い長さになる。頭部は、筒状でタツノオトシゴのように硬い。体の3分の1近くある長い口で、小魚や甲殻類を吸い込むようにして食べる。尾は平たい。
ユニークな見た目に反して肉質は上品な白身。旬は冬場で、薄く脂が乗って刺し身やわん種に合う。青味を帯びたアオヤガラは味が落ちるので、ほとんど流通しない。
希少なため卸値はキロ当たり1000~2000円の高値で取引される。大半が料亭などに引き取られ、スーパーなどの店頭に並ぶことは少ない。(2012/04/18)
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