はてなキーワード: m-1とは
今年1月放送の「M-1GP2023アナザーストーリー」を見ているのだが
https://tver.jp/episodes/epg1yrc7bf
なんというか、本当に胸に迫るドキュメントだな
(番組の一番最後に「ベンチプレスをするケムリ」が映って「本編とバランスを取る時間」じゃねえかと思ったけど)
どっちが勝ってもおかしくなかった
僅か一票差で2位に甘んじたヤーレンズ
この番組の中でくるまが「運ですよ」と言っているが、彼等の二連覇には果たして「運」の要素がどれだけあったか
勿論、「昨年と同じくトップバッターで。昨年の優勝者がネタをやる」という最高に盛り上がるアドバンテージが有ったけれども
(個人的なネタの好みとしては昨年はヤーレンズが良かったし、今年はバッテリィズが良かった)
しかし
ヤーレンズに関しては「昨年の一票差」の重みがあまりにも大きかった
あそこはどうしても勝っておきたかったところ
「勝ちきらなかった」と語った楢崎
それこそ、たった一筋の「運」が、令和ロマンの方にたなびいた
あと2年
令和ロマンに吹きまくった風は、ヤーレンズにも吹き付けるだろうか
また来年の1月に今回のM-1のアナザーストーリーが描かれるんだろうけども
出井と楢原はどんな顔を見せてくれるのだろうか
そんな私が数年前、本当に久しぶりにM-1を見たのだが、正直何が面白いのか、全くわからなかった。
その翌年にも見てみたが、やっぱり面白いと思えなかった。
その時思ったのだが、M-1って、パリコレとかああいうファッションショーに近いのではないか。
普通の人がパリコレを見ても、何だこの衣装?こんなん着て街に出たら笑われてまうわ、みたいな感想しか持てない。
そもそもそこは一般からのウケを狙うような場ではないわけで。デザイナーにとっては何か新しい表現を提示する場であるし、業界関係者にとっては次のトレンドを占う場であるし、何より批評の場を提供する機会でもある。
M -1も、形の上では芸人たちが最高の笑いを懸けて勝負している場ではある。
でも、自分には次のお笑いのトレンドが作り出される場、としてM -1は機能しているように思うんですよね。
私個人の感印象なんだけど、ただ笑えるだけじゃダメな雰囲気を感じるんですよね。今のお笑い業界に対して、お前のネタは新しい「何か」を提示できてるの?みたいな。そこまで問われてる気がする
でもそれって、お笑い普段見ない私からすると、どうでもいいわけで。
単純に腹抱えて爆笑できるネタ見たい!前提知識や業界のトレンドなんて知らないよ、みたいな私にとっては、何かイマイチ壁があるんですよね。
だからこそM -1って普段からお笑い追っかけてる人がXとかで批評しながら見るのが一番正しい見方なのかも。
逆に言えば、単純に面白いお笑いが見たい!ってノリでM -1見てる人って、本当に面白いと思って見てるの?って思ってみたり。
ちなみに私が見たいのはきっと、パリコレみたいなお笑いじゃなくて、東京ガールズコレクションみたいなお笑いなんだと思う。
憧れの子やカワイイ子がオシャレな服着て、キャーキャー叫んで楽しい!みたいな、そういうノリのお笑いで十分なんです。
色々書いてみたけど、お笑い(あとファッションについても)について全く詳しくないので、すごい的外れなこと言ってるかもしれない。今年のM- 1だって見てないし。
「漫才はネタだけではない」を見せつける王道的正統派漫才。浅草でもなんばでも活躍できるでしょう。
M-1決勝初進出で知名度もまだあまりないバッテリィズが優勝をかっさらっていく姿を見たかった。
もしくは4年間かけてネタがさらに洗練されてどんどん面白くなってきた真空ジェシカの優勝が見たかった。
令和ロマンすごく面白かったよ。去年より面白くなってると思った。でもバッテリィズも真空ジェシカも同じようにすごく面白かったから、余計に令和ロマンの受け入れられない。このどちらかに優勝して欲しかった。
おいおい、ちゃんと考えてみいや。
視聴率20%やで。少なくとも全国で何百万人かが観とるわけや。
そいつらがどいつもこいつもM-1に物申しとったら今の比やない大騒ぎやろ。
大多数のファンは「今年もおもろかったなあ」で終わっとるんや。
いや、はてブが纏まった意見として提示しやすかったから貼っただけで、他のネットコミュもリアルもM-1の話題になるとこんなもんだよ
なんか知らんけど、M-1の話題になると、何故か面白かった理由まで言語化して主張しないとダメみたいな空気になるからな。変に権威を持ちすぎてる。
この公開されている競技ルールを理解せず、「●●の1本目の方がよかった」とかほざく馬鹿犬が多い
お前の推しが、最終決戦の場に渾身の1本を持って来られなかった理由を少しは考えろ
2度勝てないからだ
ところにある
面白くない、と言ってるわけじゃないんだけど
これ、バカリズムとかもそうなんだよね
3.突拍子もなさ、大げさ、バカさ、不条理、奇妙さ、下ネタで出てくる
みたいな感じだと思うんだけど
(例えば松本なんかは2〜3のイメージ、トムブラウンは4、笑い飯が3、ホリケンが2〜5全部できる化け物)
こういう人は面白い台詞じゃなくて謎掛けのラインもできるんだけど
めんどくさいのがお笑いに点数をつける時、上手い人の点数ってむずいんだけど、個人的には低いんだよね
言うて彼らまだ30歳らしいから、10年もしたらもっと面白くなってると思うんだけど
いま賞レース的それでいいの?という疑問はある
細かくて伝わらないモノマネ選手権の選び方が完全に3〜4で良いよね、そこ優勝なのかよってのがめっちゃ良い
___
ただM-1ファイナリストのイラストを描いた投稿が流れてきてウザい
大体がただ漫才師の絵描いてるだけで
誰々のネタが好きとか言いたいこともないのが
バズりたいだけなのが見え見えでウザい
この部分にフェミニストはフォーカスし、新たな火種を作るべきだと思う。
とか
・女性出場者枠を作るべき
とか
なんなら
・女女、女男コンビ以外認めない
こんくらい言ってほしい
バッテリィズは、令和ロマンみたいな賢くて上手くて偏差値の高い漫才に対抗するには、結局のところ「バカ」が最強という事を再認識させたと思う。
これは別に新しい事ではなく、錦鯉が2021年にやってのけた事ではある。
ただ錦鯉の場合、その前年に決勝進出をしていたし、相手も令和ロマンほど圧倒的ではなかったという点が微妙に違う。
特に既にバカとして認識されてしまっていたので真新しさという点がなかったのは、ひとつの注目すべき点というか、
渡辺隆がネタをブラッシュアップしツッコミとしても成長した点が優勝に繋がった気がする。
つまり初見殺しの側面が強いバカだけど見せ方によっては、まだ来年以降もチャンスは十分にあるという事が言いたい。
個人的には今年のM-1におけるバッテリィズはまだ成長の余地があったように思われるので、来年も楽しめるのではないかと思っている。
令和ロマンは本当に惜しかった。難しいチャレンジに挑んだ。途中までは全てが完璧だった。
そして、バッテリィズのエースというたったひとつのノイズで全てがぶち壊しになった。くるまは眠れない日々が続くだろう。けむりはぐっすり寝てそう。
今回のM-1グランプリにおける各陣営の勝利条件は以下の通りだ。
①令和ロマン……審査員・視聴者・観客・他のコンビ全てを圧倒的に屈服させ、「M-1はこんなもんw」と冷笑してみせること。
②ヤーレンズ・真空ジェシカ……優勝が最善、次善として1stラウンドの点数を令和ロマンよりも上につけること。
④その他……とにかく来年以降の優勝に繋げること。
②③の失敗は瞭然だろう。ここでは多くを語らない。
令和ロマンは今年、まず1stラウンドで全世代向けの優等生ネタを披露し、近年のトガったスタイルを冷笑した。阿部一二三のナイスアシストもあり、最高のタイミングで他のコンビに呪いをかけたのだ。
そしてヤーレンズがあろうことか二番手という最悪の──令和ロマンにとっては最高の──巡目を引いた。効果は残酷なほどてきめんだった。楢原が調子を狂わされ冒頭のツカミを失敗、その傷は出井が修復できる範囲を超えていた。
更に令ロにとっての幸運は続く。三番手が真空ジェシカだ。真空ジェシカ自体は「呪い」を意にも介さず良いパフォーマンスを発揮したが、観客は「渡辺・斎藤」のほとぼりがまだ冷めておらず、「これで笑っていいのかしら・・・」と躊躇してしまった。
もはや勝負あり、敵ナシ、M-1は終わった、令和ロマンが全てを終わらせ伝説になった、そう思われた。
「バカがバカを言い、ツッコミが的確に突っ込む。そして誰も刺さない。誰にもマウントを取らない。バカにしない」
平成レトロのような大阪漫才。これが環境トップメタたる令和ロマンにぶっ刺さった。エースはメタという言葉すら知らないだろう。そういう姿が更にバッテリィズの別格感を押し上げた。
そして表示された861点。圧巻である。この瞬間、優勝しようがしまいが令和ロマンにとっての「勝ち」はなくなった。来年はもうない。
ではバッテリィズ(④)は勝ったのか? 違う。
確かに笑った。みんな笑っていた。(ちなみに私は今回の10組では令和ロマン以外見所なしと考えていたほどには令和ロマン、というか高比良くるまビイキ。でも一番笑ったのはバッテリィズだ)
ただ、「M-1で優勝してハクつけてスターダムにのし上がる」という意味では、その刃は今年限り有効なものだ。来年同じようなネタを出されても、審査員にはリーチしない。
じゃあ巧みに新しいスタイルを持ち出してこれるか。これない。バカなんだから。
お正月番組から何から、ヒキは増えるだろう。でも、それだけ。それなら別にM-1以外の賞レースでいい。M-1は勝つことに意味がある。
「2024チャンピオンだったバッテリィズ」は、我々が見ることのできる姿とは全く違うものになっただろう。「だろう」と推量の助動詞を使わなければいけないのが惜しくもある。
繰り返すが、いずれにせよ、令和ロマンはナイスチャレンジだった。バッテリィズさえいなければ本当に伝説になれた。
これに萎えず、また新たな冷笑をお笑い界に食らわせてほしい。賢いんだから。
そして個人的には、2025年のM-1が本当に楽しみでしょうがない。かすかに残る「真空ジェシカどうなるどうする」以外のあらゆる文脈が砕かれた、本当の平場になるのだから。