OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.263
OTOTOY編集者の週替わりプレイリスト&コラム(毎週金曜日更新)
偉大なる「ビヨンセ」
年末の話になるのですが、早稲田ビヨンセ研究会のパフォーマンスを観る機会がありました。「早稲田ビヨンセ研究会ってなに?」と思ったでしょう、自分もそう思います。立ち上げメンバーが早稲田の学生だっただけで、今は社会人メンバーで構成されているらしく、ますます謎が深まるばかり。活動内容は、ビヨンセの動向や彼女にまつわる情報の発信と、ビヨンセの格好に扮してのパフォーマンスで、後ろのバックダンサーまで忠実に再現しているんです。
謎の高揚感をもちながら迎えた当日。深夜帯だったためかビヨンセ本人(?)しかいなかったのですが、そのパフォーマンスは圧巻。真っ赤な衣装に身を包んだ「ビヨンセ」が、20分間ノンストップメドレーを披露してくれました。特に、迫力のある表情、高いピンヒールでも踊り切る姿はさながらビヨンセ。スーパーボウルのハーフタイムショーを見ているような感覚になったというか、本物のビヨンセかと錯覚してしまうほどのクオリティでした。しかも(出演者だったため)実質無料。出番を終えたビヨンセさんは、先ほどのパフォーマンスとはうって変わってとてもシャイな方で、本当にビヨンセが憑依していたんだなあと。
この体験以降、ビヨンセを聴きたくなる瞬間が度々訪れます。そして、今でもその熱は冷めることなく密かに続いているのです。ということで、デスティニーズ・チャイルド時代や参加曲も含め、お気に入りのビヨンセソング10曲をセレクトしました。最新曲ではカントリー路線に舵を切った彼女。時代が変化しながらも常に最前線で活躍し続けるビヨンセの凄さを、私たちは改めて噛み締めないといけないですよ。