OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.27
OTOTOY編集者の週替わりプレイリスト&コラム(毎週金曜日更新)
2019 SUMMER SPECIAL「モリタナオヒコ (TENDOUJI) 編」
毎週金曜日に編集部がセレクトするプレイリストをお届けする連載『OTOTOY EDITOR'S CHOICE』。今月8月は編集部が声を掛けたゲストによる選曲をお届けする特別編です。第3回目となる今回は、みんな大好きTENDOUJIから、フロントマンのモリタナオヒコが登場。全国各地でライヴを行うTENDOUJIらしく、移動中の車中で、夏をテーマにモリタの好きな楽曲を選曲してもらいましたよ〜。9月、10月と自主イベントの開催を予定しているTENDOUJIですが、新たにツアー〈TENDOUJI TOUR PINEAPPLE 2019-2020〉の実施も決定したみたい! 彼らのライヴ、超元気でるので夏バテ気味の方もぜひ遊びにいこう! (鈴木雄希)
2019年8月、山口県に向かっている車中で
モリタナオヒコ (TENDOUJI)
1. Jurassic 5 / The Influence
いま、山口県に初めて向かっている。特にやることもない車中でこのプレイリストを選んでるんだけど、ローディーの子がJurassic 5のTシャツを着てて思い出した、この曲大学の時めちゃ聴いてた。大学は地獄だった。。友達はひとりもいなかった。
2. BROCKHAMPTON / Dirt
ちょうど昨日新曲のMVがドロップされてたんだけど、信じらんないくらいかっこいい映像、どこからあのアイディアは来たんだろ。いまを生きる最高なスター達。
だけど日本だとあんまりお客さんが来ないのを見てほんとにびっくり。なんでだ。そういうの見るときは、ぶちゃけ日本大丈夫かなって思う。聴いてないだけでみんな聴いたら絶対好きになる。
3. YBN Cordae feat. Chance the Rapper / Bad Idea
Chanceはおれのスーパースター。人生で見た中で1番感動したライヴはこの人だと思う。伝える力とか思いとかが飛び抜けていて、言葉がわからなくてもその場にいる人にはChanceが伝えたい事がわかると思う。Chanceも伝えることを最後まで諦めない。すごい。
だから大阪でChanceのライヴがガラガラだったて聞いて信じられなかった。悲しいし悔しい。もう日本に来てくれなかったらいやだな。。。
4. Twin Peaks / Ferry Song
シカゴのカリスマ的ガレージ・バンド。「バンドってこうありたい」って、彼らを見るたび思う。たぶん世界中でそう思ってるバンドがたくさんいると思う。HiNDSもカヴァーしてた。いつか見たいし、共演したいって思う。世界最高のバンドの久々の新曲。やっぱめちゃくちゃいい。
5. Skegss / Here Comes Your Man
おれはパンク大好き。パンク1番。これはオーストラリアのスリーピース・パンク・バンド。今回選んだ曲以外にも“New York California”って曲が好きでなんてアホで切ない歌詞なんだって聴いたとき思った。世界中のだれでも歌える歌詞。大合唱。Skegssももう海外でスーパー人気。それも聴いてほしいんだけど彼らがカヴァーしてるPixiesもとても良いので聴いてほしい。曲のはじまり方がやばいので。
6. Dune Rats / Scott Green
んでそういうパンクシーンの金字塔。ほんとにバカで汚いバンドなんだけど謎のスター性と曲も良すぎて、もうめちゃめちゃ人気。 あんまチケット取れないみたい。この人たちもオーストラリアの3人組アホアホマン。パンクっていいよね。これが代表曲。
4、5、6はとにかくライヴがとんでもないのでぜひYouTubeを見てほしい。
7. 台風クラブ / 処暑
京都の大好きなバンドの大好きな曲。曲を聞くだけでまるで映画みたいにいろんなシーンが浮かんでくる。汗ばんだ雰囲気がとてつもなくノスタルジック。 台風クラブを聴くと小学生のころをいつも思い出す。ポンキッキーズとかラジオ体操とか。思い出す。
8. Steve Lacy / N Side
レイシーはホントに新人類だと思う。いまを代表するソングライターであり、世界的なバンドとなったThe Internetのギタリスト。作曲は全部iPhoneでしてしまうスタイルがとても好きで、それからおれもiRigで作るスタイルになった。音楽に対してナチュラルにルールを作ってない。まだ21歳の彼を心からリスペクト。
9. Kanye West / Wouldn't Leave feat. PARTYNEXTDOOR
カニエってほんとに天才だなって思う。いつもとんでもなくいい曲だし、ほんとに新しい。"いまの時代アルバムは7曲くらいが丁度いい"と言った彼の感覚もすごいと思う。たぶんみんなそう思ってた。時代と共に進化するカリスマ。
10. キイチビール&ザ・ホーリーティッツ / 世の中のことわからない
友達のバンド。休む前のキイチに会ったとき、何も言ってあげられなかったけど、いまこの曲を聴いてて思うのは、こんだけいい曲作ったんだからたくさん休んでも全然大丈夫って言いたい。だれにも出来ないことをすでにやってる。ゆっくり休んでまた一緒にやれたらいいと思う。
東京~山口 の距離だと長すぎて喜怒哀楽の感情が全部出た気がする。見ててくれた人ありがとう! 聴いてみて!
PROFILE
モリタナオヒコ (TENDOUJI)

2014年、中学の同級生であったモリタナオヒコ(vo,gt)、アサノケンジ(vo,gt)、ヨシダタカマサ(ba)、オオイナオユキ(dr)により結成。自主レーベル〈浅野企画〉を設立して、これまで3枚のEPと1枚のフル・アルバムをリリース。
類まれなメロディー・センスと90年代のオルタナシーンに影響をうけた爆発力のあるサウンドを武器に、全ての会場をハッピーなグルーヴに包みこむ4人組バンド。
2018年には〈RUSH BALL〉〈BAY CAMP〉などの国内フェス、そしてアメリカ最大級のフェス〈SXSW〉にも出演を果たす。2019年2月には、グラスゴーの至宝バンド“TEENAGE FANCLUB”の来日公演のサポート・アクトを務める。また〈ARABAKI ROCK FEST.19〉〈VIVA LA ROCK 2019〉〈百万石音楽祭 2019〉〈FUJI ROCK FESTIVAL'19〉〈WILD BUNCH FEST.2019〉など大型フェスに続々と出演し、シーンを席巻。
2019年9月28(土)、TENDOUJI Presentsの自主企画〈MAKE!TAG!NIGHT!!! vol.3〉を、POLYSICS、崎山蒼志を迎えて恵比寿リキッドルームで開催。2019年11月8日(金)からは、ツアー〈TENDOUJI TOUR PINEAPPLE 2019-2020〉も決定。
東京インディ/オルタナ・シーン屈指の愛されバンド、TENDOUJI。
LIVE SCHEDULE
TENDOUJI Presents“MAKE!TAG!NIGHT!!! vol.3”
2019年9月28日(土)@東京 恵比寿 LIQUIDROOM
出演 : TENDOUJI / POLYSICS / 崎山蒼志
時間 : OPEN 17:00 / START 18:00
TENDOUJI Presents“HUNG!GET!TAG!NIGHT!!! vol.4”〜MINAMI WHEEL EDITION〜
2019年10月13日(日)@大阪 心斎橋 Live House Anima
出演 : TENDOUJI / DENIMS / Helsinki Lambda Club / and more!!
時間 : OPEN&START 23:00
TENDOUJI TOUR PINEAPPLE 2019-2020
TAIBAN 2019
2019年11月08日(金)@千葉 LOOK
2019年11月09日(土)@埼玉 北浦和 Livehouse KYARA
2019年11月17日(日)@栃木 宇都宮 HELLO DOLLY
2019年11月21日(木)@新潟 CLUB RIVERST
2019年11月22日(金)@石川 金沢 vanvanV4
2019年11月26日(火)@香川 高松 TOONICE
2019年11月28日(木)@京都 磔磔
2019年11月29日(金)@兵庫 神戸 MUSIC ZOO KOBE 太陽と虎
ONEMAN 2020
2020年1月11日(土)@北海道 札幌 BESSIE HALL
2020年1月13日(月・祝)@宮城 仙台 LIVE HOUSE enn 2nd
2020年1月16日(木)@岡山 PEPPERLAND
2020年1月17日(金)@福岡 the Voodo Lounge
2020年1月24日(金)@大阪 心斎橋 Music Club JANUS
2020年1月25日(土)@愛知 名古屋 CLUB UPSET
2020年2月14日(金)@東京 恵比寿 LIQUIDROOM
【詳しいライヴ情報はこちらから】
http://thetendouji.com/category/live/
