OTOTOY EDITOR'S CHOICE Vol.301 2024年の担当記事を振り返る
OTOTOY編集者の週替わりプレイリスト&コラム(毎週金曜日更新)
2024年の担当記事を振り返る
2024年も残すところ、あと1ヶ月。今回は2024年に取材したなかから、印象に残った記事10本を時系列順に振り返りました。改めて、今年もいろんな人に会ったなー。
●草野華余子「産地直送」特別対談
草野華余子さんの対談シリーズは、どれも刺激的なものだった。uijin、ARCANA PROJECTというアイドルの時は、姐さん。堀江晶太さん、岸田 (岸田教団&THE明星ロケッツ) さんのときは、仲の良い同僚。そして鈴木このみさんのときは友達という感じで、どの対談相手がでてきてもすごく楽しい話が聞けた。そしてここに出てきた人たちが大集結した〈草野華余子presents産地直送プレミアム〜人生四十周年大収穫祭〜〉というライヴが本当に素晴らしかった。自分のなかでも、すごく大切にしたい仕事のひとつになった。
●私立恵比寿中学
私立恵比寿中学の真山りかさん小林歌穂さんと佐藤千亜妃さんの鼎談。“BLUE DIZZINESS”、“CRYSTAL DROP”、“TWINKLE WINK” の作詞がどのように作られていったのかが知れて、すごく興味深いインタヴューだった。改めて、アルバム『indigo hour』は傑作だと思う。えびちゅう、SSAに向けて頑張れ!!
●豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOL
豆柴の大群都内某所 a.k.a. MONSTERIDOLとクロちゃんのインタヴュー。インタヴュー中も、とにかくクロちゃんらしさが、全開だった。撮影中も通り過ぎる人に「クロちゃんです!」「わわわわー!」を全力でやっていて、ちょっと感動した。あとクロちゃん、ちょっと良い匂いした。
●カリスマ
最新話が公開されるたびにSNSを騒がしている超人的シェアハウスストーリー『カリスマ』より、橋詰知久、細田健太さんのインタヴュー。シーズン2からのメンバー間の変化がなかなかおもしろくて、そこがキャスト感の仲の良さにも出ているのがすごく良かった。あとライヴでみた “カリスマジャンボリー” が忘れられなくて、家で歌っていたら2才の息子がずっと真似して歌ってくるようになった。脅威の中毒性である。
●幾田りら&あの
いまの日本のポップ・アイコンとしても大きな存在となっている、幾田りら (YOASOBI) とあのちゃんの映画『デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション』公開時のインタヴュー。オールナイトニッポンリスナーとしても、浅野いにおファンとしても、この取材はすごく光栄だった。この前のあのちゃんのワンマンライヴでやっていた、前章主題歌の “絶絶絶絶対聖域” が本当に素晴らしかった。今年2024年でいちばん聴いた曲かもしれない。
●バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI
現メンバーで活動10周年というとんでもない偉業を成し遂げている、バンドじゃないもん!MAXX NAKAYOSHI。ななせぐみさんの出産前のインタヴューで、そのことに触れたときにメンバー全員がおめでとう!!! というムードだったのがすごく印象的。このメンバーだからこそ10周年を迎えられたんだなと思った。
●Roselia
「BanG Dream! (バンドリ!)」から誕生したバンド、Roseliaの相羽あいなさん、中島由貴さんのインタヴュー。終始仲が良さそうで、ラジオを彷彿させる楽しい取材だった。途中でキャラに入るところも最高。ツアーファイナル公演、ヴォーカルが聞こえてなかった音声トラブルがあったとき、ファンが大合唱していてそれも忘れられない光景になった。
●MAPA
4人から6人になったMAPAのインタヴュー。思った以上に新メンバーのふたりが馴染んでいて、それでいてグループとしての空気感が一段と成長した感じがする。新しくなった “シン・MAPA応援歌” の古正寺さんパートも最高。WWWでのライヴも本当に素晴らしくて、今後も見ていたいなと思った。
●ゆうちゃみ
“令和の白ギャル” ゆうちゃみさんのインタヴュー。バラエティーの様子そのまんまの取材だった。音楽ルーツを訊いた時に出てきた名前が「倖田來未さん、浜崎あゆみさん、絢香さん、西野カナさん、Awichさん、LANAさん、LEXさん」となかなか「ザ・ギャル」な感じがちょっと嬉しかった。
●harha
トラックメイカーのハルハと透明感のあるボーカルのヨナべによるユニット、harha。ふたりの結成についての話がとにかくおもしろかった。ヨナべさんが「歌ってみた」とかをやるつもりもなく、ただカラオケを直に録っていただけ、アカペラもiPhoneの純正イヤホンで録っていたという話が衝撃的。今後が気になるふたりだった。