日本におけるレディオヘッド『OK コンピューター』を作りたかったーーうみのてが到達した2ndフル・アルバムに迫る
うみのてが、前作『UNKNOWN FUTURES (& FIREWORKS)』より約1年半ぶりとなる新作『21st CENTURY SOUNDTRACK』を完成させた。笹口騒音の持つ純粋性と批評性、希望と絶望、シニカルな視点と独自の語感を持つユーモアが、5人のバンド・サウンドによって、混沌とした世界への愛と憎しみを交えた化学変化を見せた意欲作となっている。録音、ミックス、マスタリング、すべてを手がけるのは、PEACE MUSICの中村宗一郎(ゆらゆら帝国〜坂本慎太郎、ギターウルフ、SCOOBIE DOなどの作品を輩出)。満を持してリリースされた本作について、メンバー・インタヴューで深く探った。2015年に産み出されるべくしてリリースされた本作に耳を傾けてみてほしい。
うみのて / 21st CENTURY SOUNDTRACK
【販売価格】
FLAC、ALAC、WAV、AAC、mp3 単曲 154円 / まとめ価格 1,851円
【Track List】
1. 恋に至る病 / 2. LOVE & PEACE & etc
3. Tokyo Night Music / 4. 生活ファンク
5. EIGA / 6. ブラックホール / 7. サラウンドごっこ
8. UMINOTE LAST TRAIN / 9. 言葉狩りの詩
10. ダイイングメッセージ / 11. This is the End
12. たとえば僕が売れなかったら(bonus track)
OTOTOYでは、5月27日(水)より配信スタート!!
INTERVIEW : うみのて
うみのてが約2年ぶりとなる2ndフル・アルバム『21st CENTURY SOUND TRACK』を完成させた。「もはや平和ではない」に代表される痛烈な皮肉や社会風刺は影を潜め、今回は1曲1曲をしっかりと聴かせるような、いわばバンドの核を提示したようなアルバムだ。この2年のあいだに、東京のインディーズ・シーンはめまぐるしく変わり、彼ら自身も結成以来はじめてライヴ活動休止という期間があった。そんな変化のなかで彼らが感じていたこと、そしてうみのてというバンドのあり方とは。メンバー4人に、じっくりとうかがった。
インタビュ―&文 : 前田将博
遅かれ早かれ止まる時間は必要だった気がします
ーーうみのては前作『UNKNOWN FUTURES(&FIREWORKS)』をリリースしたあと、2014年5月のイベント出演を最後にライヴ活動を休止しました。その理由はなんだったんでしょう。
早瀬雅之(以下、早瀬 / Ba) : それまで、ずっとライヴとそのための練習の繰り返しでしたからね。
笹口騒音(以下、笹口 / Vo.Gt) : 同じことの繰り返しになって、やっている方も観ている方も新鮮さを保てなくなるんじゃないかって。
キクイマホ(以下、キクイ / Dr) : それで一度ライヴを休んでみようかってなって、それと同時期くらいに音源も録ろうって話もでたんだよね。
早瀬 : 前作もライヴがたくさんあったなかで合間をぬってレコーディングした感じだったので、録るなら録るで時間をちゃんと設けてやろうって。
高野京介(以下、高野 / Gt) : だから活動停止してる感じはあまりなかったかな。スタジオに入ったりもしていたし、各々も精力的に活動していたので。
ーーうみのてのライヴがない間、特に笹口さんはいろんな形態で活動をしていましたよね。笹口騒音オーケストラ、笹口騒音&ニューオリンピックスというふたつのバンドもはじめて。
笹口 : とりあえず、いろいろやってみようっていうモードだったんです。メンバーを固定すると、よくも悪くも形が決まってしまう。うみのてはこういうバンドだよねとか、これをやんなきゃいけないとか、そういうのがちょっと違うなって。もちろん自分たちで決めてしまっている部分もありますけど、それを変えたかった。あのままやっていたらなにも変わらなかった気がするし、アルバムを作っていなかった気がします。
早瀬 : 遅かれ早かれ止まる時間は必要だった気がしますね。
ーー休止を決めたときは、ライヴ活動を再開することも最初から決まっていたんですか?
早瀬 : 決まっていたわけではないですけど、アルバムができたらレコ発もやるだろうっていう漠然とした空気はありましたね。
高野 : 3月にやった〈笹祭〉で復活したのも、ちょうどその頃アルバムができてたからですね。
ーーアルバムは、どんな構想があったんですか?
笹口 : 最初はあまりなかったですね。とりあえずある曲を録ろうって感じでした。
早瀬 : 「UMINOTE LAST TRAIN」や「This is the End」みたいにライヴでやっていた未発表曲があって、ほかにこれまでのアルバムに入らなかった曲も練習していくうちに、結構いまの雰囲気と合うんじゃないかなって掘り返していったものもあります。「ブラックホール」とかは、かなり昔の曲なんですけど。
笹口 : 結果的に、いい感じの流れになったんじゃないですかね。前は選挙カーみたいだったと思うんですよ。大声でギャンギャン言っても、その人に興味をある人は応援するけど、興味ない人は嫌悪感を抱くっていうか。でも、今回のアルバムはちゃんと落ち着いて目を見て話している感じはありますね。ちょっと成長した感じがみえるような。
高野 : 散歩中とか、眠れない夜とかに聴きたくなる感じがあると思います。
ーーそういう大人な雰囲気は感じましたね。でも、たとえば「もはや平和ではない」とか「東京駅」みたいな激しい曲は、ある意味狙ってやっていた部分もあると思うんですよ。
キクイ : 「もはや平和ではない」のときとかは竹内くんの映像に反響があって、そこから一気に広がっていった感じがありますからね。ライヴもすごく人が増えたし。そのインパクトが強すぎて、それを求められてライヴでも毎回やるみたいになっていたんじゃないかと。1stアルバムを出したときに「風刺と狂気に満ちたロック・バンド」ってどこかに書かれていて、ずっとそういうイメージで観られていたと思うんです。
早瀬 : いろんな曲があるなかでそういう曲にピンとくる人が多かったから、そこにクローズ・アップしていったっていう感じだったと思います。だから今回は、またちょっと違う部分にクローズ・アップしてみたと。
笹口 : 日本におけるレディオヘッドの『OK コンピューター』を作りたいなってずっと思っていて。あれは1997年に発売されているんですけど、すごく世紀末感があって好きなんです。でも、あれほどの作品をほかに誰も作れていないんですよね。僕のなかで一番近いのはSUPERCARの『Futurama』なんですけど、到達はしていない感じがするんです。日本でいうとNUMBER GIRLの『NUM-HEAVYMETALLIC』と『Futurama』を足したら『OK コンピューター』になるんじゃないかなと思うんですけど。だから、僕的には今回のアルバムは『OK コンピューター』を作った気でいますね。ギター・ロックはやり尽くしたというか。
この曲は本当にどん底な人に聴いてほしいですね
ーー世紀末感はありますね。曲のタイトルをみてもそうですけど、終わりを感じる曲が多く収録されています。
笹口 : 全曲アルバムの最後の曲のような印象ですね。だから、アルバムのタイトルも『This is the End』にしようと思ったんですけど、それはあんまりだろうと(笑)。
キクイ : 悲しすぎるだろうって。
笹口 : 売る気あるのかって(笑)。テイラー・スウィフトの「Welcome to New York」って曲に「ニューヨークへようこそ これが新しいサウンドトラックよ」っていう歌詞があって、それがすごく前向きな言葉に聴こえたんです。「SOUND TRACK」っていう言葉の響きも好きだったし、「21世紀のサウンドトラック」ってまだ誰も言ってないなって気づいて『21st CENTURY SOUND TRACK』にしました。ドヤって感じのタイトルですね。
ーーアルバムのなかでは「言葉狩りの詩」にとてもひきこまれました。弾き語りからはじまる比較的シンプルなアレンジですが、こういう曲はこれまでありそうでなかったですよね。
キクイ : 歌を中心にするために、ドラムもすごくシンプルにしましたね。くるりの「東京」みたいなイメージです。
早瀬 : いままで避けていたアレンジではありますね。ちょっと恥ずかしかったというか。
ーーこの曲は、なぜうみのてでやろうと。
笹口 : 詩を引用した塔和子さんが一昨年に亡くなったんですよ。曲自体もすごく影響を受けて作ったんですけど。少し生意気な感じですけど、塔さんのことをもっとほかの人にも知って欲しいと思ったっていう、それだけですね。すごくいい詩なんですよ。
ーーここまでシリアスな内容の歌詞は、これまではなかったと思うんですよ。後半の笹口さんが書いた部分も希望を感じる内容で、これまでとはちょっと変わっているのかなって。
笹口 : うれしいですね。僕が書いた部分も、塔さんの詩の影響を受けて書いたものですね。作りもだいたい一緒なんですけど。
ーーそのあとに入っている「ダイイングメッセージ」は、ヴォーカルにもすごくエフェクトがかかっていて一気に雰囲気が変わります。
笹口 : ヤケクソ感あるでしょ(笑)。この曲は本当にどん底な人に聴いてほしいですね。
高野 : この曲はうみのての最初のライヴの1曲目でやった曲ですね。
キクイ : まだキーボードもいなかった頃に新宿JAMでやったライヴですね。
ーーこの曲は、長い間ライヴでやっていませんでしたよね。
高野 : 〈笹祭〉で久々にやりましたけど、その前にやったのはサマソニに出る前とかですね。
笹口 : めちゃくちゃな曲だったから、しばらくやっていなかったんですけど、最初の曲だから改めてやってみようって。
キクイ : スタジオでやってみたら意外とよかったんですよね。
ーー「生活ファンク」も初期の曲ですよね。
高野 : サックスが入って、より生活感が出たかなと。
早瀬 : ファンクな雰囲気ですね。これも初ライヴから演奏している曲です。
売れてる音楽に合わせて音楽性を変えれるようなバンドではない
ーーアルバムのなかで「たとえば僕が売れなかったら」がヴォーナス・トラックとして入っていたのが意外でした。もともとは太平洋不知火楽団でも演奏されていた「たとえば僕が売れたら」のアンサーソング的な曲ですよね。2012年に下北沢SHELTERでやった1stシングル『もはや平和ではない』のレコ発のアンコールでの演奏が印象に残っています。
高野 : あまりライヴではやらない曲ですが、僕が入れたいって言いました。
笹口 : あのシェルターはよく覚えていますね。
早瀬 : 自分たちもそうだし、お客さんもすごく期待値をもっていたライヴでしたね。
笹口 : 1曲目が「Unknown Idiot」だったけど、初披露なのにすごい盛り上がったもん。
ーー勢いのあった本編が終わって、アンコールで笹口さんがひとりで「たとえば僕が売れたら」をまず1コーラス歌って。
キクイ : そのあとにバンドで「たとえば僕が売れなかったら」を続けてやった。
早瀬 : なにも打ち合わせしていなかったんですけど、突然歌いだしたんですよね。
ーーあのライヴのあとに1stアルバム『IN RAINBOW TOKYO』を出して、それからさらに2年経って、東京のインディーズ・シーンもだいぶ変わりましたよね。
キクイ : 正直、活動休止している間にみんな自分たちに興味なくしちゃうんだろうって思っていたんですよ。でも、先日「未来ロケット」っていうテレビ番組でうみのてが取り上げられて、そのときにみんなTwitterですごい気にしてくれていて、うれしかったですね。それで、やらなきゃって改めて思いました。それまでちょっといじけていた部分もあったんですよ。みんなトリプルファイヤーとか、大森(靖子)さんのところに行っちゃったなって(笑)。当時一緒にやっていた人たちが、みんなのしあがっていきましたよね。
高野 : でも、逆にバンドをやめた友人も多かったですね。
笹口 : バンドって難しいですよね。この前、盟友のSEBASTIAN Xも活動休止してしまいましたし。でもトリプルファイヤーとかをみていて思うのは、続けていく意志があるというか、ちゃんと冷静に次を見据えている感じがするところですね。僕たちの世代はとりあえず1枚目を出そうっていう勢いしかなかったので。いまはなき「TOKYO NEW WAVE」もみんななんとか音源を出そうみたいにやっていて。
高野 : 最近はすごく、戦略が話題になりますもんね。我々は打算がないんじゃないんですかね。このアルバムにしても。
笹口 : 常にそのときの集大成なんですよ。次にやりたいこととかをよく訊かれるんですけど、正直ないですから。これが到達したかったものだし、そのときそのときで出し切っちゃっています。だから、バンドとして真面目なんだと思いますね。爆音鳴らしておけばいいみたいなのとか、キラキラしたオシャレな音を出しておけばいいとか、そういう感じではないですから。最近は、音がふわっとしていて歌い方がはっぴいえんどみたいなバンドも多いですけど、己があるのかいって思いますよね。もうちょっと己を見せてほしいです(笑)。
ーーうみのては、流行に乗っかるようなバンドでもないですしね。
高野 : 売れてる音楽に合わせて音楽性を変えれるようなバンドではないですね。4つ打ちの曲を量産したりとか(笑)。
キクイ : まわりにあわせて変えようと思わないし、各々がある程度確立した状態で組んだバンドだから、それ以上変えようもないなっていうのもある。
笹口 : かといって、もう素材で勝負できる段階は過ぎ去っているわけですから。いまは10代の女の子ががんばって歌うだけでお客さんがくるわけじゃないですか。そういう意味では、考えないといけない時期ではありますよね。
キクイ : マスドレ(MASS OF THE FERMENTING DREGS)が以前ライジングサンのトリで出ていたんですけど、フェスに出るならそういう感じで出たいっていうのはありますね。サマソニの野外のテントでやったときは、いかに観てもらえるかって感じのライヴだったし、15分しかなかった。往来イベントとかもそうだけど、お客さんを帰らせないために最初にインパクトのある曲を持ってこなきゃいけないんですよね。そういうのは自分は嫌だなって。それこそ「東京駅」や「もはや平和ではない」とかをやらなくてもいい曲はいっぱいあるので、それを聴かせられるライヴをこれからはやりたいですね。フェスじゃなくてもワンマンや2マンとか、持ち時間も長い方がいいし。
笹口 : 結局、音楽と歌詞をがんばるしかないんですよ。演奏の腕をあげるとか。そうしないとフェスには出られないですよ。
ーー復活してからまだそんなにライヴはやっていないですけど、これから増えていくのでしょうか。
笹口 : まだ東京にいる人でも知らない人はいっぱいいるわけですから、とりあえず多くの人にアルバムを聴いてほしいですね。今後の活動は、その反応次第ですかね。
早瀬 : 音楽的にも、いまの時代のトレンドとは違うっていう意識はあるので、逆にこういうものもあるんだていうのを若いリスナーにも聴いてもらえたらうれしいですね。活動の仕方にしても、アルバム出してツアーやってっていうだけじゃなくて、ちょっと違ったやり方を提示できたらいいですね。
笹口 : まずはレコ発のUNITワンマンですね。
ーーバンドにとって最大キャパでのワンマンですよね。
笹口 : ずっと渋谷WWWでワンマンをやっていたので、変えたかったっていうのはあります。僕らにとってもはじめてだし、楽しみですね。アルバムに参加しているバイオリンとサックスもゲストで演奏します。これまではライヴで映像をたくさん使ったりしましたけど、今回はすごくストイックな内容になる可能性もあるし、期待していてください。
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うみのて / IN RAINBOW TOKYO
現代社会と照らし合わせた時に、妙なリアリティーを持つ不気味さを持ち、映画的で未来予想図的なリリック、人間臭さを感じさせつつタイトなリズム・セクション、世界観を彩るセンチメンタルなピアニカや鉄琴、エモーショナルでアシッドなオルタナティヴ・ギター・サウンドは、平和ボケした心のスキマに入り込んでくる。グラウンドゼロ・トーキョーが抱え込む、ささやかな地獄絵図、何気ない憂鬱。日常の中で不意に耳に入り込んでくる様々な情報、目に映る全ての景色を笹口騒音ハーモニカのシニカルでいてユーモアのある平常心、違和感に対して冷静な文学的発想で描く、悲喜劇妄想が巻き起こす脳内狂騒曲。
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大森靖子、メジャー1stアルバムのリリースが決定! デビューシングル「きゅるきゅる」は勿論、すでにライヴで人気の「デートはやめよう」、映画『ワンダフルワールドエンド』(監督 : 松居大悟 × 音楽 : 大森靖子 × 主演 : 橋本愛、蒼波純)の主題歌「呪いは水色」、TIFにてミスiDのメンバーをコーラスに迎え披露された「イミテーションガール」などの豪華ナンバーを含む全13曲を収録。
LIVE INFORMATION
キクイマホ ◯◯th 生誕祭!
2015年5月22日(金)@新宿Motion
出演 : うみのて / H Mountains / トリプルファイヤー / otori
時間 : open 18:30 / start 18:50
料金 : 前売 2,000円 / 当日 2,500円 (+1drink) [メール予約可]
うみのて 2nd ALBUM『21st CENTURY SOUND TRACK』レコ発超ワンマン!!
2015年6月30日(火)@代官山UNIT
時間 : open 18:30 / start 19:30
料金 : 前売 2,500円 / 当日 3,000円(+1drink)
PROFILE
2010年
初頭 笹口とキクイを中心に結成
4月 新宿JAMにて初ライヴ
5月 鈴木マナ加入 現在の5人編成に
8月 ライヴ音源集『うみの多様性フォビア』発売(廃盤)
9月 高円寺無力無善寺にてホーガン紙、Temple bookとの共同企画を開催
10月 ライヴ音源集『うみのFADE OUT』発売(廃盤) 無期限活動休止
2011年
1月 活動再開
3月 池袋MUSIC.ORGにてH Mountainsとの共同企画を開催
10月 日本ロックフェスティバルに出演
11月 秋葉原CLUB GOODMANにて灰緑とのツーマン・ライヴを敢行 この日の動画が各方面から好評を得る
2012年
3月 竹内道宏×笹口騒音による映画『新しい戦争を始めよう』に出演
映画のオリジナル・サウンドトラック『New war (in the new world)』発売
サントラ収録「もはや平和ではない(Live)」がCRJカレッジチャートで1位を獲得
5月 りんご音楽祭2012春に出演
7月 鈴木マナ脱退
8月 SUMMER SONIC 2012に出演 円庭鈴子加入
9月 ぐるぐる回る2012、AOMORI ROCK FESTIVAL2012~夏の魔物~に出演
12月 1stシングル『もはや平和ではない』をDECKRECよりリリース
下北沢SHELTERにて1st singleのレコ発企画を開催
2013年
3月 1stアルバム『IN RAINBOW TOKYO』発売
4月 渋谷O-NESTにて1st albumのレコ発企画を開催後、初の全国ツアーを敢行
6月 レコ発ツアー・ファイナルとして渋谷WWWにて初のワンマン・ライヴを敢行
ASIAN KUNG-FU GENERATION主催のNANO-MUGEN CIRCUIT仙台公演に出演
8月 UK PROJECT主催のUKFC on the Roadに出演
11月 ミニ・アルバム『UNKNOWN FUTURES(&FIREWORKS)』発売
渋谷O-NESTと新代田FEVERにてMini Albumのレコ発企画を2ヶ月連続で開催